サラブリー駅
表示
サラブリー駅 | |
---|---|
サラブリー駅正面 | |
สระบุรี Saraburi | |
◄バンポックペック (6.11 km) (5.98 km) ノンブア► | |
所在地 |
タイ王国 サラブリー県 ムアンサラブリー郡 |
駅番号 | 2007 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 一等駅 |
所属路線 | 東北本線 |
キロ程 | 113.26 km(クルンテープ駅起点) |
電報略号 | ะร. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線 |
開業年月日 | 1897年5月1日 |
サラブリー駅(サラブリーえき、タイ語:สถานีรถไฟสระบุรี)は、タイ王国中部サラブリー県ムアンサラブリー郡にある、タイ国有鉄道東北本線の駅である。
概要
[編集]サラブリー駅は、タイ王国中部サラブリー県の県庁所在地であり、人口12万人が暮らすムアンサラブリー郡にある。町の中心部に位置する為、利便性が良い。駅の正面側は北向きであるが、南側も市街地でありにぎやかである。サラブリーとはタイ語で池の街という意味である。
バンコクから113.26km地点に位置し、特急列車利用で1時間50分程度である。1日に32本(16往復)の列車が発着する一等駅であり、特急列車を含む全列車が停車する。その内訳は特急1往復、急行6往復、快速5往復、普通4往復である。 又当駅近辺に石油工場、セメント工場があり、これを輸送する為の貨物列車も頻繁に往来している。バンコクから当駅を含むクルンテープ駅 - ケンコーイ駅間は複線(一部3線)区間である。
歴史
[編集]タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅 - アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[1]。その後ナコンラチャシーマに向け路線を延長し、1897年5月1日に当駅が中間駅として開業した。
- 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
- 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - ケンコーイ駅 (54.02km)
駅構造
[編集]単式及び島式2面の複合型ホーム3面4線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。
駅周辺
[編集]国道2号線まで500m程であり、国道沿いにバスターミナル、ショッピングセンター等がある。
- バスターミナル(500m)
- M-150 サラブリー・スタジアム(4km) (サッカークラブ オーソットサパー・サラブリーFCのホームスタジアム)
脚注
[編集]- ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
参考文献
[編集]- 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5