ツンツン節だよ全員集合!!
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ツンツン節だよ全員集合!! | |
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監督 | 渡邊祐介 |
脚本 | 田坂啓、渡邊祐介 |
製作 | 沢村国男、井沢健 |
出演者 |
ザ・ドリフターズ 谷啓 倍賞美津子 左とん平 |
音楽 | 萩原哲晶 |
主題歌 | 『ドリフのツンツン節』 |
撮影 | 荒野諒一 |
編集 | 寺田昭光 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1971年8月7日 |
上映時間 | 88分 |
前作 | 誰かさんと誰かさんが全員集合!! |
次作 | 春だドリフだ全員集合!! |
『ツンツン節だよ全員集合!!』(つんつんぶしだよぜんいんしゅうごう!!)は、1971年に製作・公開されたザ・ドリフターズの『全員集合シリーズ』及び松竹ドリフ映画第7弾。併映は『コント55号とミーコの絶体絶命』。
ドリフのヒット曲をタイトルに織り込むのはこれが最後。マドンナ役は倍賞美津子で、『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』以来のマドンナ。
次作から男はつらいよシリーズとの併映が始まるが、本作ではそれに先駆けて同シリーズから太宰久雄と佐藤蛾次郎が出演している。
ストーリー
[編集]手配師・碇田長吉は、小学校時代以来の友人である「セントラル移動食品」の社長・関新作(谷啓)の頼みで、故郷日蔭村へ人買いに行った。そこで長吉は海女たちに虐められていたヒデオ、山中で獣同然の暮らしをしていた忠次、風太、工作を騙して東京へ連れてきた。
「セントラル移動食品」の実情は、廃業寸前の小さな屋台引き会社であった。豚小屋同然の部屋に閉じ込められた忠次ら4人は奴隷のように働かされる一方、長吉と新作はマダムに会うためにバーへ競うように通い詰めていた。
しかし、実は新作自身も金融ゴロ・熊井寅吉(小松方正)から250万円の借金返済を求められ追い詰められている身であった。借金を返済できず、妹の美代(倍賞美津子)も差し出さない新作に業を煮やした寅吉は、ブルドーザーを引き連れて「セントラル移動食品」を破壊しにくるのだった...
スタッフ
[編集]- 監督:渡邊祐介
- 脚本:田坂啓、渡邊祐介
- 製作:沢村国男、井沢健
- 撮影・荒野諒一
- 美術:森田郷平
- 音楽:萩原哲晶
- 録音:山本忠彦
- 調音:小尾幸魚
- 照明:飯島博
- 編集:寺田昭光
- 監督助手:白木慶二
- 製作主任:内藤誠
- 協力:ミサワホーム
キャスト
[編集]- 碇田長吉:いかりや長介
- 荒井忠次:荒井注
- 高木風太:高木ブー
- 仲本工作:仲本工事
- 加藤ヒデオ:加藤茶
- 関新作:谷啓
- 関美代:倍賞美津子
- 令子:香山美子
- 熊井寅吉:小松方正
- 熊井豹太:左とん平
- 碇田テツ:若水ヤエ子
- 健ちゃん:山本紀彦
- かね:武智豊子
- ため:笠置シヅ子
- 貞子:根岸明美
- 善公:谷村昌彦
- 六助:佐藤蛾次郎
- 藤原:太宰久雄
- 熊寅の子分:須賀良、志村康徳、園田健二、高畑喜三、木村賢治
- 警備員:井山淳、小森英明、尾和義三郎、椿淳司
- ホステス:中村節子、三枝恵美子、原英美
- 海女:浜みんみん、阿里葉子、金子亜子、村上記代、光映子、秩父晴子
- 住人:中川秀人、岡本忠行、江藤孝
- 医者:伴淳三郎
- おでん屋の客:三遊亭圓生
主題歌・挿入歌
[編集]主題歌「ドリフのツンツン節」
作詞:なかにし礼 / 作曲:不詳 / 変詞:渡邊祐介 / 歌:ザ・ドリフターズ
挿入歌「ほんとにほんとにご苦労さん」