ドリフターズですよ!前進前進また前進
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ドリフターズですよ! 前進前進また前進 | |
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監督 | 和田嘉訓 |
脚本 | 松木ひろし |
製作 | 渡辺晋、五明忠人 |
出演者 |
ザ・ドリフターズ 大原麗子 酒井和歌子 松本めぐみ 藤田まこと ザ・タイガース |
音楽 | 山本直純 |
撮影 | 中井朝一 |
編集 | 藤井良平 |
製作会社 | 東宝、渡辺プロ |
配給 | 東宝 |
公開 | 1967年10月28日 |
上映時間 | 88分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
次作 | ドリフターズですよ!盗って盗って盗りまくれ |
『ドリフターズですよ!前進前進また前進』(ドリフターズですよ ぜんしんぜんしんまたぜんしん)は、1967年10月28日に東宝系で公開された日本映画。カラー。シネマスコープ。東宝・渡辺プロ作品。
概要
[編集]松竹の『全員集合!シリーズ』に遅れて開始した、ザ・ドリフターズ主演のコメディ映画『ドリフターズですよ!シリーズ』の第1作。組の解散で行き場を失った三下ヤクザ4名(いかりや・荒井・仲本・高木)が、羽振りの良いチョロ(加藤)を頼って「何でもコンサルタント」を開業したことから騒動が起きる内容。
松竹版に先駆けて、劇中でドリフのチームコントが行われ、そして本作はドリフ映画では珍しくハッピーエンドで終わる結果となる。
いかりや長介死去の時、テレビ東京の深夜映画で追悼として唯一のテレビ放送がなされた。それは、1980年代の「全員集合」シリーズ放送以来の久しぶりの放送だった。
スタッフ
[編集]出演者
[編集]- アンテナの長介:いかりや長介(ザ・ドリフターズ)
- ボーズのブー:高木ブー(同上)
- ハナビのチュー:荒井注(同上)
- フクロのコージ:仲本工事(同上)
- チョロ:加藤茶(同上)
- ヤッコ:松本めぐみ
- ミツコ:大原麗子
- 里子:酒井和歌子
- 芦野公風:財津一郎
- 黒潮輝正:スマイリー小原
- モロコシ:小池朝雄
- 金:天本英世
- 銀:鈴木和夫
- 銅:広瀬正一
- 大河内庄吉:藤田まこと
- 大河内静子:浦島千歌子
- 芸者:藤あきみ
- 部長:上田吉二郎
- スタッフ:なべおさみ
- 救急車の係員:渋谷英男、勝部義夫
- 刑事:伊吹徹
- 警官:由利徹
- 秘書:関田裕
- 若い女A:佐川亜梨
- 若い女B:浦山珠実
- グループ・サウンズ:ザ・タイガース
挿入歌
[編集]- 「シーサイド・バウンド」(ザ・タイガース。歌唱シーンあり)
- 「モナリザの微笑」(ザ・タイガース。歌唱シーンあり)
- 「僕のマリー」(ザ・タイガース)
- 「ドリフターズ行進曲」(ザ・ドリフターズ)
同時上映
[編集]ビデオソフト化・テレビ放送
[編集]- 1980年頃に東宝ビデオからテレビサイズのビデオソフト(VHS・β・U規格)が、主に業務用途向けにリリースされた[1]。
- その後ビデオソフトの再発売は一切なく、2014年現在DVD化・BD化は行われていない。
- 1974年7月18日に日本テレビ系列の『木曜スペシャル』で放送。同年5月9日に同枠で『特訓特訓また特訓』が放送されたのに伴い、同作に代わる日本テレビ木曜プロ野球中継の雨傘番組となり、そして当日予定されていた「巨人×中日」戦の中止に伴い編成された[2]。
- 1999年10月にチャンネルNECOで、他の「ドリフターズですよ!」シリーズと共に放送された[3]。
- いかりや長介追悼企画として2004年4月1日深夜にテレビ東京で放送された[4]。
- 2009年4月に日本映画専門チャンネルで、他の「ドリフターズですよ!」シリーズと共に放送された(「特訓特訓また特訓」は未放送)。
参考資料
[編集]脚注
[編集]- ^ 「1981年東宝ビデオ総合カタログ」1981年、東宝株式会社、p14
- ^ 『下野新聞 縮刷版』下野新聞社、1974年7月18日付テレビ欄・同年7月19日付スポーツ欄。
- ^ http://www.gavza.com/nikoniko/lib/msg00151.html
- ^ http://evolokier.web.fc2.com/backnumber/2009.html