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ちゅらさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴーヤーマンから転送)
連続テレビ小説 > ちゅらさん
ちゅらさん
「民宿こはぐら荘」として使用された住宅。撮影後しばらく空家であったが、現在は居住者がいる。
ジャンル テレビドラマ
脚本 岡田惠和
出演者 国仲涼子
小橋賢児
真野響子
勝野洋
平良とみ
ゴリ
山田孝之
宮良忍
前原絵理
川田広樹
藤木勇人
小西真奈美
丹阿弥谷津子
村田雄浩
菅野美穂
戸田恵子
余貴美子
北村和夫
田中好子
堺正章
ナレーター 平良とみ
オープニング KiroroBest Friend
製作
プロデューサー 菅康弘
制作 NHK放送センター
放送
放送国・地域日本の旗 日本
ちゅらさん
放送期間2001年4月2日 - 9月29日
放送時間月曜日 - 土曜日 8:15 - 8:30(NHK総合での本放送時間)
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数156
ちゅらさん2
放送期間2003年3月31日 - 4月28日
放送時間月曜日 21:15 - 21:58
放送枠月曜ドラマシリーズ
放送分43分
回数6
ちゅらさん3
放送期間2004年9月13日 - 10月11日
放送時間月曜日 21:15 - 21:58
放送枠月曜ドラマシリーズ
放送分43分
回数5
ちゅらさん4
放送期間2007年1月13日 - 1月20日
放送時間土曜日 21:00 - 21:58
放送枠土曜ドラマ (NHK)
放送分58分
回数2
番組年表
前作オードリー
次作ほんまもん
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「シュガーロード」

ちゅらさん』は、2001年度上半期に放送されたNHK連続テレビ小説』のテレビドラマ[1]

岡田惠和脚本を担当した本作は、連続テレビ小説第64作であり、初めて沖縄県小浜島)が主要な舞台となった[2][3]。また、21世紀最初の連続テレビ小説となった[4]

シリーズ化され、続編パート2、3、4も制作された[3]

概要

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沖縄東京を舞台に、八重山諸島の小浜島で育ったヒロイン・古波蔵(上村)恵里国仲涼子)が那覇へ移り住み、やがて上京して看護師を目指す成長物語。恵里と上村文也(小橋賢児)との恋の行方や家族との強い絆、個性的な「一風館[注釈 1]」の住人たち、看護婦として働く職場の人々の人間模様を描いた群像劇

国仲はヒロインオーディションで2,084人の応募者から選ばれ、2000年10月17日の記者会見で発表された[6]

連続テレビ小説では初めて沖縄県出身者をヒロインとして起用し、ガレッジセールや平良とみのように沖縄出身、ゆかり、拠点として活動している芸能人が多数起用された[注釈 2][2]

2001年の地上波での初回放送時の平均視聴率は22.2%で、最高視聴率は29.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であった[7]。また、視聴者からも評価されており[8]、『連続テレビ小説』としては『おしん』に続き2作目となる、全話を収録した完全版VHSDVDが発売された。日本国内における再放送については、2004年4月からBS2で全156話について実施されたのを皮切りに、LaLa TV(2005年4月および2006年4月から)、チャンネル銀河(2009年10月から)、NHK BSプレミアム(2013年9月30日から)およびBS12 トゥエルビ(2020年10月から)でも実施されており、2024年4月からは初回本放送から数えて23年ぶりに総合での全話再放送が行われている。

NHKがテレビ放送50周年を記念して2003年に行った「もう一度見たいあの番組リクエスト」の連続ドラマ部門で、第1位となった[2]

続編については、2003年3月31日から4月28日(3月31日は2本立て)まで総合の「月曜ドラマシリーズ」として『ちゅらさん2』(全6話)が、2004年9月13日から10月11日まで『ちゅらさん3』(全5話)が放送された。これは、NHKのドラマの続編(2作目)としては『私の青空』(2000年放送の『私の青空2002』)以来2作目、続々編(3作目)の制作は史上初であった。さらに2007年1月には「土曜ドラマ」として『ちゅらさん4』(全2話)が放送され、朝ドラの続編制作の記録をさらに更新した[3]

副音声の解説は1作目の『ちゅらさん』のみであり、続編『ちゅらさん2』以降はステレオ放送のみ実施されている。

派生作品として、河あきら作画によるコミック版が双葉社から発売された。

1話あたりの長さ 話数
ちゅらさん(1作目) 14分 156 39時間(1週分は15分×6話で90分)
ちゅらさん2(2作目) 43分 6 4時間18分(朝ドラ換算で約3週分)
ちゅらさん3(3作目) 43分 5 3時間35分(朝ドラ換算で約2.5週分)
ちゅらさん4(4作目) 58分 2 1時間56分(朝ドラ換算で約1.3週分)

「ちゅらさん」という言葉の意味

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タイトルの「ちゅらさん」という言葉は、美しいさま、立派なさまを意味する沖縄方言形容詞終止形。「清(きよ)ら」の方言読みである「ちゆら」に琉球語特有の語尾である「さん」が付加されたもので、直訳すれば「清浄さ」というニュアンスとなる[9]

あらすじ

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沖縄、八重山諸島の小浜島。古波蔵恵里は沖縄が本土復帰した日に誕生した少女。時は1983年11月、11歳の恵里は、両親が始めた民宿「こはぐら荘」に宿泊に来た上村和也・文也兄弟と仲良くなるが、難病の和也は病死する。数日後、上村家が島を去る際に、恵里は文也に「みんさー織り」のお守りを、文也は恵里にスーパーボールを渡し、将来結婚すると約束して別れる。それから7年後の1990年7月、恵里は那覇北高校野球部のマネジャーになっていたが、文也との約束は忘れていなかった。

突然、恵里の長兄である恵尚が帰宅し自作のキャラクター商品「ゴーヤーマン」人形を作って売ることを提案。古波蔵家は必死に人形を売り込むが身内にしか売れず、恵尚は再び失踪。そんな中、恵里は東京の大学に進学することを決め受験勉強に励む。沖縄で知り合った池端容子を頼って上京した恵里は、受験当日に文也の住所を訪ねるが引っ越したあとだった。同じころ小浜島に墓参りに来ていたおばぁのハナは文也と再会。恵里に会えないまま文也は帰京する。その夜恵里は雑踏で文也とすれ違ったと確信する。沖縄に戻った恵里はおばぁから文也の話を聞き上機嫌になるが、受験は不合格。それでも恵里は東京に行きたいと訴える。家族は反対するが、恵里の気持ちを理解し黙って見守る。早朝、恵里は一人で上京。アパート「一風館」の住人となる。

恵里は沖縄料理店「ゆがふ」で働きだす。恵里は昼にランチメニューを出すことを思いつき、おばぁや母親の勝子に教わった沖縄の家庭料理を客にふるまう。店は繁盛するが、常連客が寄り付かなくなり、店主の兼城も望んでいないことを知った恵里はランチ営業を取りやめる。「一風館」の住人の島田が倒れて入院し、恵里は熱心に看病する。病院の看護婦の下柳聡子と話したのをきっかけに、恵里は看護婦になることを決意する。さらに病院で文也に再会するが、文也が自分を「初恋の思い出」としていることにショックを受ける。立ち直った恵里は猛勉強の末看護大学に合格。学生寮に入るため一風館を出る。

看護大学を卒業した恵里は一風館に帰還。文也が研修医を務める病院で看護師として働き始める。文也と打ち解け話す仲になるが、文也の同僚西宮遥は恵里をライバル視する。文也と遥が恵里と同じ内科勤務になる。恵里はついに思いを告白するが文也は答えない。失恋した恵里を城ノ内真理亜が小浜島に連れ出す。そこへ兄との約束を思い出した文也が駆け付け、恵里にプロポーズする。

キャスト

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※名字表記は、基本的に現姓とし、括弧内は劇中で姓が変わる前の旧姓とする。また、〔〕内の数字は出演したシリーズを記す(1は連続テレビ小説版、回想・写真のみの場合は除外する)。

古波蔵家

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古波蔵恵里(こはぐら えり) → 上村恵里(うえむらえり)〔1 - 4〕
演 - 国仲涼子[10](少女時代:浦野未来
本作の主人公。愛称は「えりぃ」。1972年(昭和47年)5月15日生まれ。
人懐っこく、知らぬ間に他者に良い影響を与えていく。多くの困難は持ち前の明るさで乗り越えるが、後先考えずに突っ走り、心で思ったことをそのまま口に出す傾向がある。
小学5年生の時、小浜島の実家「こはぐら荘」に東京から和也の療養のためにやって来た上村家の和也・文也兄弟と仲良くなる。しかし、和也が病死。東京に戻るために島を離れる文也と結婚の約束をする。
高校時代は野球部のマネジャーとして活動。部活動に明け暮れた。
部活を引退後は琉装を着て観光客と記念写真を撮影のアルバイトをする。
「ゴーヤーマン」のゴタゴタや部活動に明け暮れていたことから、高校3年時の部活動引退時には進路を決めていなかった。直後から猛勉強を開始するも、前原琉美子と一緒に受験した東京の大学に不合格。高校卒業後、当初反対していた家族が温かく見守る中、ゼロからスタートするべく「出(ん)じれー旅」として、一人、上京する。
高校時代から上京直後までに、野球部員の与那原誠から惚れられて何度も告白されるが、文也との結婚の約束を理由に断り続ける。
上京後は容子を頼って「一風館」に部屋を借り、沖縄料理店「ゆがふ」でアルバイトを始める。看護学校に入学が決まるまで続ける。
様々な経験を経て成長し、最終的な職業は看護婦を選択。猛勉強の末に看護学校に一発合格し、4年で卒業。勤務先は北栄総合病院になる。
朝起きるのが苦手なため、目覚まし時計をたくさん使っている。
子供の頃に文也からもらったスーパーボールを宝物にしていたが、北栄総合病院にてなくしてしまう。
文也との結婚式にこだわりはないが、打ち合わせをする時にウェディングドレスはちょっと着てみたいと話す。文也から「東京式とか沖縄式とか関係なく、今の自分達に見合ったものにするべきじゃないかなって。お金のことも含めてね。仕事のこともさ。今はそんなに長い間休むべきではないと思う」という提案に同意する。新婚旅行は行かないことにした。
夜勤明けに文也と入籍の届けを出してから、東京の式場で結婚式を挙げる予定だった。式で着るウェディングドレスは容子と真理亜に選んでもらう。しかし多くの食中毒患者が運ばれることになり、結婚式より患者の対応を優先する。式場への到着が遅れてしまったが文也も患者の対応に当たっていたことが分かり、仕事着のまま一緒に式場へ向かう。結婚式の後で「両親にきちんと感謝を言ってなかった」ことを東京在住のメンバーに話し、恵達から「お母さん、本当は琉装の花嫁姿を見たがっていた」と聞くと、静子の後押しで沖縄の古波蔵家で琉装の結婚式を挙げる。
結婚後は文也と一風館で暮らす。
古波蔵 ハナ(こはぐら ハナ)〔1 - 4〕
演 - 平良とみ(ナレーション兼任)(少女時代:浦野未来)
恵里・恵達の祖母、恵文の母で勝子の姑。本編開始時は80歳。旧姓は松原(第76話【おばぁの秘密】初恋相手・佐藤進さんからの手紙の宛名より)。恵文の父で恵里・恵達の祖父である夫は他界しており、物語スタート時点ですでに未亡人である。愛称は「おばぁ」(本来「おばぁ」は自分の祖母に対しての呼称だが、ハナは家族以外からも呼ばれている)。知り合いや顔見知りが非常に多い。曰く「失恋はしたことがない」。
古波蔵家で最も元気かつ精神的にタフ(恵文曰く「殺しても死なない」)。家族からも頼りにされている。息子である恵文に「バカタレ!!」と説教するのが定番だが、逆に説教されると開き直る。
和也が亡くなったあとには「恵里と文也に神様が『命どぅ宝』を教えるために和也を連れて行った」と慰める。
キジムナーの存在を信じているほか、恵里から電話がかかるのを予知する能力も持っている(おばぁになると備わる能力なのか、恵里妊娠後は勝子も予知できるようになった)。さらに「ゴーヤーマン」販売時には催眠術を使えるような描写がある。
「ゼロからスタートするために東京に行きたい」と宣言する恵里の姿をみて、自分の若かりし頃に海の向こうの世界に憧れてサバニで何度も島を出ようとして連れ戻されたことを家族に告白する。上京する恵里のために勝子と作ったサーターアンダギーを近所に配るようにと気を利かせて荷物に忍ばせる。
結婚式で何度踊ったか分からないぐらいだが、一度会場を間違えて知らない人の結婚式で踊ってしまった。しかし終わるまで誰も気付かなかったという。そこで知り合ったおばぁと友達になった。
恵里と文也の那覇(古波蔵家)の結婚式では、ブーケ・トスを受け取った。
パート2の終盤にて再婚するが、相手の男性は本編に全く登場せず、パート3以降も古波蔵姓のまま。
古波蔵 恵文(こはぐら けいぶん)〔1 - 4〕
演 - 堺正章
勝子の夫、恵里・恵達の父で恵尚の継父。愛妻&恐妻家三線と沖縄民謡が得意。普段から泡盛の「八重山美人」を飲む。
1972年5月15日に沖縄返還された時のラジオを聞いて「これは大和から一杯人が来るかもしれないね」という思い付きから、小浜島民宿「こはぐら荘」を開業したがまったく振るわなかった。同日、恵里が生まれると「世界で一番ちゅらさんどー!」と叫んだ。
家族で那覇に引っ越すと、タクシー会社にドライバーとして勤務するも、勤務実績は良くない。
暢気な性格のために普段は頼りないが、時々含蓄のある台詞を口にしては恵里を暖かく励ます。なお、大学進学時には娘への愛ゆえ、あえて反対の立場を取る。
恵尚からは「親父さん」と呼ばれている。
恵里のことが心配でハナの予知通りに電話がかかってくると真っ先に受話器を取ろうとするが、いつも他の人に取られてしまう。そして、自分に代わってもらった時には既に電話が切れている。
浮気性で美人(静子や容子)にめっぽう弱いが、いつもすぐにバレ、勝子とハナから手厳しく叱られてばかりいる。なお、普段は勝子から「文ちゃん」と呼ばれているが、彼女を怒らせると「恵文さん」になる。
高校卒業後、「浪人受験せずに自分を探すために東京に行きたい」という恵里の考えには勝子とともに反対したが、ハナの話を聞いて考えを改める。そして、上京する恵里のために自分の三線演奏を録音したカセットテープ入りのポータブルデッキを荷物に忍ばせた。
恵里が文也と結婚を考えていると知り、一度東京に行って文也の母・静子に挨拶した方がいいと勝子に提案する。勝子も同意して、2人で東京に行く。東京の旅費は仕事で残業をして稼いだお金である。
恵里が家族の前で一人前ではないことや、患者(田所)のことで悩み自信がないと嘆くと、「だったら辞めなさい」と言った。「看護婦の仕事のことは分からないが、恵里が看護婦になると言った時は驚いたが向いていると思った」ことや、「太陽のように明るくて、いつでも空を見れば元気になれる。弱っている人に必要なんだよ。太陽の光が」、「弱っている時は人間はわがままになる」と励ます。
勝子から「駄目なフリが上手い」と言われる。
自称「小浜のジミヘン」。
恵里の結婚に対して、複雑な感情が入り混じっている。東京での恵里の様子を見るうちに、早く結婚するよりゆっくりするのがいいと話す。沖縄に帰るのを嫌がって仮病を使い、恵里と恵達の部屋に滞在しようとするが勝子に注意される。恵里はゆっくり結婚するだろうと思っていたが、「(上司の聡子から)一人前になったと言われた」と報告の電話が来る。勝子、恵尚、ハナが祝福する中で頭を抱えて戸惑う。恵里と文也が結婚式を行う頃には喜んで祝っている。
恵里が結婚することが決まり、勝子が恵里からの電話が来なくて苛立つ姿を見るが何故なのか分からなかった。ハナによると、恵文と結婚する時に既にお腹に恵尚がいて、小浜島に来た時にはお腹が大きくなっていた。古波蔵家でお祝いはしたが比嘉家の親戚に花嫁姿を見せることができなかったことから、恵里の結婚式に夢があると知る。結婚当時に勝子の本心をきちんと聞いていなかったことを反省する。
古波蔵 勝子(こはぐら かつこ)〔1 - 4〕
演 - 田中好子
旧姓は比嘉。恵文の妻で、恵尚・恵里・恵達の母。
働き者でしっかり者。家族の中ではツッコミ役になることが多い。
那覇市に引っ越してからは農連市場で働き始める。
本を読むのが好き。成績も悪くなかったらしいが、和也には「うちの子は本は読まないからね」と話していた。学生時代にはロックにハマっていたらしい。
恵文が彼女にプロポーズした際、別れた恋人の子(恵尚)を身籠っていたために断ったが、恵文からその子を自分の子として育てると言われて結婚を承知した。恵尚からは「お袋さん」と呼ばれている。
恵尚が考案・製作した「ゴーヤーマン」がさっぱり売れないため、実家に赴いて支援購入を嘆願。比嘉家長老が「一人一個買え」と指示した結果、一日で200個売れたことから、比嘉家の一族は200名近くいるらしい。
恵里の東京受験に当初は猛反対していたが、「外に出てみたい」との決意を聞いて承諾。高校卒業後に「東京へ行きたい」と言い出すと大反対するも、ハナの昔話に触発され、自分も中学生時代に教育実習生に恋をして神戸へ家出しようとした過去を家族に打ち明ける。最終的に賛成する形になり、ハナとサーターアンダギーを手作りして持たせて娘を送り出した。
恵里の結婚式に対して夢がある。恵文と結婚する時にはお腹に恵尚がいたが、小浜島に来た時には更にお腹が大きくなりきちんと結婚式ができなかった。古波蔵家でお祝いはしたが、比嘉家の親戚に花嫁姿を見せることができなかった。そんな過去があることから恵里には花嫁衣装を着て貰いたい、沖縄風にして欲しいと思っている。
恵里から電話があり、結婚式は互いの家族とごく親しい人たちだけで東京で行うことや、いつか休みが取れることが来たら沖縄の親戚にも挨拶に来たいという話を聞いた。残念な気持ちではあったが、恵里が文也と話し合って決めて自分達ができる範囲でやろうとする意向を受け入れている。恵里がウェディングドレスを着るのを楽しみにしている。東京で結婚式を挙げるために家族で参加した。
その後沖縄に帰るが古波蔵家で式をするのは一人だけ知らされておらず、恵尚に外に連れ出される。普通に外出しただけと思っており何も疑うこともなく帰宅すると、琉装の恵里と文也を見て感動の余り涙を流す。比嘉家立会いの元で結婚式が行われ、長年抱いていた思いが叶う。
孫が出来てからは電話がかかって来るのを予知する能力も発現した。
古波蔵 恵尚(こはぐら けいしょう)〔1 - 4〕
演 - ゴリ(少年時代:宮谷恵多
恵里・恵達の異父兄。1967年(昭和42年)5月22日生まれ。「はいさい」をよく使う。
高校時代は石垣島生活を送った。勉強は苦手。
日本各地を旅している風来坊。今度こそはとマスコット人形「ゴーヤーマン」を製作して大儲けしようとするも大失敗。在庫の山が残ってしまったため、「ゴーヤーマン」を完売するために各地を渡り歩いている。
彼の名付け親はハナで、結婚の経緯を知った上で恵文から一字取って名づけている。恵文を「親父さん」、勝子を「お袋さん」と呼ぶ。血が繋がっていないにもかかわらず、性格は恵文に一番よく似ており、真理亜が沖縄にやって来た際に惚れてしまう。
那覇の古波蔵家に帰って来てからは働くこともなくゴロゴロする様子を見せ、勝子から「旅に出るのは駄目だよ。真理亜さんと約束したでしょ。せめてゴーヤーマンの借金が無くなるまではちゃんと島袋製作所で働きなさい。あともう少しなんだから」と言われる。のちに借金を返済するも、家族が「また自分が家を出て行くと思っている」ことに戸惑う。島袋には「今までのお前の生き方が悪かったんじゃないの」と言われ、図星であった。恵里や恵達が実家を自分まで出て行くと古波蔵家が寂しくなると考えているが、また旅に出ようとする考えも頭の中にある。
恵里が結婚することが決まり、勝子が恵里からの電話が来なくて苛立つ姿を見るが何故なのか分からなかった。ハナによると、恵文と結婚する時に既にお腹に恵尚がいて、小浜島に来た時にはお腹が大きくなっていた。古波蔵家でお祝いはしたが比嘉家の親戚に花嫁姿を見せることができなかったことから、恵里の結婚式に夢があるのではないかと知る。「じゃあ俺のせいだね」と言うと、恵文から怒られる。
恵里と文也の結婚式が東京で行われるため、式場の待合室で上村家の親族を見て「みんな金持ちそうだね。ビジネスチャンスの宝庫だね」と声に出し、勝子と恵文から注意される。
急遽那覇の古波蔵家でも恵里と文也の結婚式を行うことになるが勝子には秘密にしており、ハナからの指示で準備が整うまでの間、勝子を外に連れ出している。結婚式が終わると「そろそろ旅に出ようかね」と恵文、勝子、ハナに話す。勝子から「あんたはここに居なさい。居たいんでしょ。今は旅に出たくないんでしょ。だったら居ればいいさ。頼りにしてるんだから母さんは」、「旅に出たくなったら出てもいいけど、今は居てちょうだい」と言われる。
「一風館」で柴田と容子が結婚して一緒に住むことになり、空室となった部屋に妻の奈々子と移り住む。
古波蔵 恵達(こはぐら けいたつ)〔1 - 3〕
演 - 山田孝之[11](少年時代:村上雄太
恵里の弟。古波蔵家の中では珍しく、冷静で現実的な性格をしている。恵里にはよく憎まれ口をたたくが、実は大の姉思い。家族に大事な話をしようと思う時は、他の人の話題を優先されて後回しにされることが多い。
小学校低学年の頃は頻繁に恵里から「低学年」とイジられていた。放送委員に所属していたため、帰宅が遅かった。
高1の時、同級の金城ゆかりに恋をする。彼女を尾行して入ったライブハウス「クロスロード」でゆかりがロックファンであることを知り、彼女の気を引きたい一心で同ハウスの経営者・ジョージ我那覇に師事し、ロッカーを目指す。
高校在学中にエレキギターが欲しくて、偶然恵里と同じアルバイト雑誌を買う。恵里と同じ観光地で琉装を着てアルバイトをする。
ゆかりには交際している男性が判明し、初恋が終わる。しかしロックが好きな気持ちは変わらず、高校中退を選択する。
上京すると、「一風館」で恵里と一緒に暮らす。
我那覇猛のプロデュースでバンド「BLACKSUGAR」を結成し、ギターを担当。一度はCDデビューしたが、甥の和也のために作った曲は売れなかった。ギターにゴーヤーマンのキーホルダーをつけている。
パート1では「一風館」では恵里と同室で暮らし、恵里が文也と結婚すると容子の計らいにより、柴田と同部屋(同じ下宿人の島田が引っ越した時に、彼に所持品とともに部屋を譲った)、祥子と結婚すると2人で暮らす。
恵里によると、食べ物の好き嫌いはなく何でも食べる。
恵里の親友で自分の昔からのファンだった祥子と結婚し、パート3にて一児の父となった。パート4ではニューオーリンズに修行の旅に出ており、写真と回想のみの登場。

上村家

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上村 文也(うえむら ふみや)〔1 - 4〕
演 - 小橋賢児(少年時代:山内秀一
恵里の初恋相手で1歳年上。
小学6年生の時に和也の療養で小浜島を訪れ、地元の小学校に編入する。東京の通っていた小学校では、6年生は1クラスが40人ぐらいで5組あり、小浜島では5・6年生が一緒のクラスだと知って驚く。和也の死後は東京へ戻ることが決まり、そのときに恵里にスーパーボールを渡し、結婚の約束もする。
和也の死をきっかけに医者の道を志し、内科医となる。
恵里との約束は「子供の頃の思い出」と捉えていたが、一途に思い続けていた恵里の心に打たれて結婚する。
沖縄の女性と結婚した友人がいるという入院患者・岡部から「大変だぞ、沖縄の人と生活習慣が違うからね。結婚一つとっても、何から何まで」と話を聞くが、この時は何のことかは分かっていなかった。
恵里と結婚式の打ち合わせをするが、沖縄では結婚式に300人は来るのは普通で当たり前であること。親族や友達だけでなく、近所の人や地域の婦人会の人も来るという話を知る。沢山人を呼んで何をするのかを恵里に尋ねると、古波蔵家の場合だとおばぁが友達と踊り、恵文が歌い、勝子の仲間の婦人会の人や、友達や親戚のおじさんが何かやるとなれば3時間はかかると聞き、呆然とする。東京だと式に呼ぶのは100人ぐらいで、次の人も式場を使うので長くても2時間ぐらいという認識であったことから文化の違いに驚く。
一軒家で住んでいたが、伸生が事故で亡くなった後に目黒区中目黒のマンションに引っ越す。結婚するまで実家で静子と暮らした。恵里と結婚後は、静子が寂しがるだろうと実家で恵里と3人で住む予定だった。しかし文也は一人暮らしをしたこともない上、結婚してまで実家で同居することはないし自分の人生なのだからと静子に同居を断られる。「一風館」に引っ越して恵里と暮らす。
医学生の頃、北栄総合病院で男性が紛失したスーパーボールを懸命に探すのを一緒に手伝った。男性はその時に「大切な思い出がある。いや僕じゃなくてね。片思い」と話した。結婚後に「一風館」で恵達、柴田と男ゆんたくしていると、会話の流れでスーパーボールを探した日を思い出し、この時の男性が柴田だと判明する。
パート2以降は小浜島で診療所を開く。
上村 和也(うえむら かずや)〔1 - 4〕
演 - 遠藤雄弥
文也の兄で年子。不治の病に罹り、東京の病院の入院中に屋上で偶然風に乗って飛んできた「こはぐら荘」のポスターを見つけ、小浜島に行きたいと言った。中学1年生の時に小浜島で療養する。
読書が好きで、小浜島での療養時に東京から持ち込んだ『ライ麦畑でつかまえて』を読んでいた。
恵里が通う小学校の先生の父が森で体験したキジムナーに遭った話を聞いてから、存在を信じていた。
古波蔵家と一緒に無人島に出かけており、恵里と文也に「お前たち、いつか結婚しろよ」と持ち掛ける。数日後に体調が悪化し、第1週にて他界。[注釈 3]
死後もしばしば二人の夢枕に現れる。
上村 伸生(うえむら のぶお)〔1〕
演 - 勝野洋
和也と文也の父。貿易会社を経営。仕事の合間を縫って小浜島に息子の顔を見に来ていた。
和也の死から3年後、交通事故のために他界。
上村 静子(うえむら しずこ)〔1 - 4〕
演 - 真野響子[12]
和也と文也の母。和也の希望を叶えれば生きる力になると思い、文也と3人で島に逗留する。小浜島に行く船上では「お母さん、嫌だな。こんな島にずっといるの」と息子たちに言っていた。
和也の病気療養のため、小浜島に居た頃は乗り気ではなく気持ちが落ち込んでいた。恵里が何気なく発した言葉に過剰に反応して怒ることがあった。和也が亡くなってからは現状を受け入れつつも、前を向いて生きていこうとする。
伸生の死後、社長に就任して事業を継続。
恵里と文也が結婚後、文也からマンションに恵里が引っ越してきて同居すると当日に聞いて驚く。文也は一人暮らしをしたこともなく、結婚してまで一緒に住む必要がないし文也の人生なのだからと、文也と恵里に同居を断っている。自身もこれから第2の人生が始まり楽しみたいと思っていて、をしたり、一人で住むにはもったいないから文也の部屋を改装してフラワーアレンジメントの教室をしたいと話す(フラワーアレンジメントの資格を持っている)。
姑の立場になっても恵里とは友達感覚で接する。実は本来の性格は明るいらしいが、それをあまり表に出さない。
文也の結婚を契機にたびたび古波蔵家を訪れる。
上村 和也(うえむら かずや)〔1 - 4〕
演 - 鈴木翔吾 (嬰児期は不明)
恵里と文也の息子(両親の意向で、亡伯父と同じ名前を付けられた)。
4歳の時、路上で財布を見つけ、拾って交番に届けに行く途上に落とし主とその同僚から泥棒扱いされたために精神疾患を発症して話せなくなってしまう。が、小浜島に来た際、病に倒れた恵里を助けるために勇気を出して奮闘して克服した。

一風館

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桐野 みづえ(きりの みづえ)→ 島田 みづえ(しまだ みづえ)〔1 - 4〕
演 - 丹阿弥谷津子
管理人。大のコーヒー好きのため、部屋名はコーヒー豆の銘柄になっている。世界各国の料理が得意。日中は管理人室でうたた寝している。おっとりしているが、家賃の計算はきっちりしている。好奇心は旺盛なほう。基本的にポジティブで、住人たちを前向きな発言で励ます。
裕福な家の出で末っ子。太平洋戦争で夫を失って未亡人となっていた。なお、元々「一風館」は自身の父の持ち物だったとのこと。
島田の息子・大介が突然島田の元にやって来ると、事情は分からないが家族と縁を切っていたと島田が話したと、一風館の住民に明かす。
紆余曲折あって、島田と老いらくの恋を実らせて結婚。
池端 容子(いけはた ようこ) → 柴田 容子(しばた ようこ)〔1 - 4〕
演 - 余貴美子[13]
旅行代理店で働くOL長野県出身。
「こはぐら荘」のパンフレットを入手して那覇までやって来たが、連絡が取れずに途方に暮れる。バスの時刻表を見ていた際に偶然恵里と出会い、その場で友達になる。
容子を頼って上京してきた恵里には姉のように接し、何かと面倒を見ることになる。
サバサバしていて細かいことは余り気にしない性格。他人への包容力があり、ぶっきらぼうな真理亜の心も開かせるほどの気さくで豪快な人柄。よく転び、本人も自覚している(大学受験時にも転倒したらしい)。怪しげな占い師の予言により柴田と結婚した。
自分の行きつけの店へ恵里らを連れていくと携帯電話に連絡が来てしまい、途中で出ていくのが恒例となっている。その時は「この店はツケがきくから安心して食べて」と言う。
極度の近視で、コンタクトレンズがないとキスをするくらいまで近付かないと相手の顔を判別できない。
最初に沖縄にやってきた際、恵文と懇意になり、古波蔵家で一騒動起きた。
結婚式には何度も参加しており、都内の式場はほとんど行ったことがある。
柴田 幸造(しばた こうぞう)〔1 - 4〕
演 - 村田雄浩
製薬会社のサラリーマン。役職は係長代理。北海道出身、実家は牧場。好物はヨーグルト。部屋には北海道の地図のグッズを並べている。ゆんたくでは乳製品を「一風館」の住民に提供している。
「一風館」からの引っ越し作業の最中、新たに入居して来た恵里と遭遇。彼女に一目惚れし、急遽転居をとりやめた。恵里への恋は淡い片思いに終わったが、怪しい占い師の予言により容子と電撃結婚。
温厚で優しい典型的な「いい人」だが、ヴィジュアル性が低いため、存在感がイマイチ希薄で、周囲との懇談時に自分に話が振られずに終わってしまうなど、ぞんざいに扱われることが多い。容子からは昔から「シバタ君」(目下扱い)と呼ばれていた。ちなみに和也は両親が何度注意しても彼を「シバタ」と呼び捨てにする。
住人たちとの懇談中に過去の体験を思い出すと、「似ている…!」と叫び(その際彼にスポットライトが当たる)、その当時のことを舞台役者調で熱弁する癖がある(結婚後は容子に制止されている。また、パート3では島田と遙にも同様のシーンが見られる)。
恵里が結婚した後、文也の実家のマンションに恵里の荷物を運ぶため、後輩に協力をしてもらった。結局文也が実家から出て「一風館」へ引っ越し恵里と同居することが決まると、容子からの依頼で恵達と住む。
恵里がずっと好きなことは文也に秘密にしていたが、会話の流れにより恵達が文也の前で喋ってしまう。
パート4では容子と共に小浜島に移住。
乳製品を多く所持しており、パート1では恵達、文也、島田、和也などと男ゆんたくをしていた。
島田 大心(しまだ だいしん)〔1 - 4〕
演 - 北村和夫
元外科医。北栄総合病院に勤めていたが、本編登場時は清掃員として働いていた。
妻が罹患し、膵臓の手術を執刀して失敗して死なせたショックで医師を辞職。トラウマを抱え、部屋に引き篭もってオペラレコードを聞き、他の住人と全く交流しない孤独な頑固者となっていた。
第7週にて、うっかり落とした恵里のスーパーボールを早朝の散歩に出かけた際に偶然見つけ、夜通しで容子たちと探し続けていた恵里に手渡した(真理亜は「話すところを初めて聞いた」らしい)。
第9週にて心臓病のために恵里らに発見されて救急搬送。彼女が看護婦になるきっかけを作ると同時に他人にも心を開くようになった。次第に「一風館」の住民を家族のように思う。
恵里が看護婦を志した際には自身の過去を語って「病院は人が死ぬところでもある」と厳しい意見を述べた。また恵里の人柄に心打たれて家庭教師役を買って出る。
マイペースで穏やかなみづえと話すようになり、部屋に引き篭もる時間が減ってみづえと一緒にいる時間が増え、性格が穏やかになる。恵達のバンドがデビューでテレビ出演する際には、曲に合わせてリズムを取っていた。
真理亜が入院すると見舞いに訪れ、みづえと購入したというピンクのバラを渡した。
ある日突然、息子(次男)・大介が「一風館」を訪れる。話し合いの末一時は大介の元へ帰って「一風館」を離れるが、5年後に戻りみづえと再婚した。
城ノ内 真理亜(じょうのうち まりあ)〔1 - 4〕
演 - 菅野美穂[14]
メルヘン小説家。東京出身。毒舌で皮肉屋だが、いつも恵里や容子に振り回されて自分のペースを狂わされてしまう。しかも、いつの間か部屋が恵里と容子の溜り場になり、辟易している。本当は面倒見が良く、恵里のことを嫌っている様に見え、実は誰よりも心配していて興味があるのだが、それを素直に表せない所謂ツンデレタイプ。押しに弱く、他人から頼まれると断れない。子供好きで和也には素直に接することができる。
部屋にをかけていない。人が入って来るのを嫌がる素振りを見せるが、中に入れている。「一風館」の住民だけでなく上京してきた古波蔵家まで勝手に入って来ている。
恵里がいないと、かえってスランプに陥る体質。口癖は「あんた、バカぁ?」。恵里には率直な意見を言う。心の中では容子と恵里を姉妹同然に思っている。
美食家。恵里が「ゆがふ」でアルバイトするのを知って以来、一人で店に行く。沖縄料理が好きになる。恵里からサーターアンダギーを貰って以降大好物になり、こっそり取り寄せするほど。ハナが作ったものは特に好き。食べ物を食べる前にクンクン匂いを嗅ぐ癖があったが、パート3と4では直した模様。
那覇の古波蔵家を気に入っており、恵里が仕事で先に東京に戻った後も家族のように寛いでいた。
恵里と文也をモデルにした作品『ガジュマルの樹の下で』を執筆し、完成した原稿を恵里や「ゆがふ」の常連にも見せる。恵里から原稿にサインを求められると「宇宙人へ」と書いた。
恵里と文也の結婚式が人生初めての参加。恵里が着るウェディングドレスを容子と一緒に選んでおり、式に参加するのを楽しみにしていた。
深夜に右下腹部の痛みで倒れて救急車で運ばれる。[虫垂炎]]により、平成8年10月27日北栄総合病院に入院する。
鼻が利く。入院中に「ゆがふ」店長の兼城が見舞いに来ると、服にヤギ汁の匂いがするのを当てている。
本名は「田中久子(たなか ひさこ)」だが、本名で呼ばれることを激しく嫌っている。また、「一風館」には最初から住んでいるメンバー中で唯一の独身だが、こちらも、とある過去の出来事が起因している。父、母、妹の4人家族だが、入院時に恵里に家族のことを聞かれても「いない」と言う。入院時、病室に持ち込んだ本に家族写真を忍ばせる。

小浜島の人々

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先生〔1〕
演 - つちだきくお
小浜小学校教師(複式学級)。国語の授業中、文也の音読を近くで聞いていた恵里から「いや~、先生のと違うね」と言われて「そうさ。どうせ、先生のは八重山標準語さぁ」と答えている。
キジムナーのことを「いたずらが好きだけど本当はいい子」と児童に話していた。また、自身の父が過去に森の中で迷って何時間も彷徨い続け、キジムナーが出てきて付いて行ったところ森の出口に無事に到着し、後ろを見たら誰もいなかった、というエピソードを語っている。
宮良のおばあ〔1〕
演 - 玉城文子
さとうきび畑で働く。文也から東京の小学校の人数を聞いて驚いた恵里が「1200人も、人見たことある?」と声をかけられて「見てないね」と答えている。
帽子を脱いで頭を下げて挨拶をした文也に「おや、とても礼儀正しいねェ」の意味である小浜島の方言で話しかけていた。
医師〔1〕
演 - 東條進
和也が倒れた時に古波蔵家に駆けつける。

那覇の人々

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中学生〔1〕
演 - 長尾陽香松田明矢子
A&Wでジュースを飲んでいたが、ハナとその友人たちが相席しようとすると立ち去ってしまう。
おじさん〔1〕
演 - 玉城満
古波蔵家から聞こえてくる三線の音にあわせて踊る酔っ払った近所の男。
店員〔1〕
演 - 安次富真樹
みやげもの屋の店員。「ゴーヤーマン」のマスコット人形を売ろうとアピールする恵里や恵尚、恵文を迷惑がる。
店員〔1〕
演 - 知花小百合
おみやげ屋の店員。店内で「ゴーヤーマン」のマスコット人形の営業を始めようとするハナを迷惑がる。
比嘉家の長老〔1〕
演 - 平良進
勝子の実家である比嘉家の家長。「ゴーヤーマン」のマスコット人形を親戚一同で購入するよう勝子から頼まれ、了承する。
東京の恵里と文也の結婚式に参加するが、仕事で式場に来るのに時間がかかることが分かり退出する。後日那覇の古波蔵家で行われた結婚式では立会人を務める。
比嘉家のおばぁ〔1〕
演 - 金城フミ宮里常子宮城タケ
勝子の実家である比嘉家のおばぁ。家長と共にみやげ物店を訪れ、「ゴーヤーマン」のマスコット人形を買う。
恵里と文也の結婚式が那覇の古波蔵家で行うために、ハナから協力要請の電話があると参加した。
店員〔1〕
演 - 高宮城実人
みやげ物店の店員。「ゴーヤーマン」のマスコット人形の売れ行きを恵里から尋ねられ、「ゴーヤーマン」を「変な奴」と言った挙句、全く売れていないと話して彼女をがっかりさせる。
店員〔1〕
演 - 天端あえ
比嘉家の家長とおばぁたちが「ゴーヤーマン」のマスコット人形を買ったみやげ物店の店員。
あんだぎー屋のおばぁ〔1〕
演 - 渡辺康子
観光地のあんだぎー屋の店員。東都大学の入学試験に落ちて泣き会う恵里と琉美子にサーターアンダギーを渡して慰める。
店員〔1〕
演 - 那須寿子桜井りえ河村杏理伊東千啓池部雅晴
観光地の店の店員。
カメラマン〔1〕
演 - 島田洋七
観光地で観光客の写真を撮影するカメラマン。撮影中に居眠りしそうになった恵里を叱る。
琉装のアルバイト〔1〕
演 - 持田育恵
恵里と共に、琉装を着て観光客と記念写真を撮影するアルバイト。
バイト先の人〔1〕
演 - 杉浦理史
恵里と恵達がアルバイトする観光地の従業員。恵達のケガの応急処置をする恵里を見た際、2人を姉弟だとは知らずに冷やかす。
みやげ物屋主人〔1〕
演 - 仲嶺真栄
容子が取材のために訪れたみやげ物屋の主人。彼女がひとりで来店した時には相手にしなかったが、恵文から気さくに話しかけられると心を開いて対応する。
惣菜屋のおばぁ〔1〕
演 - 赤道はるか親泊良子
農連市場の惣菜屋で働く勝子の同僚。恵里と恵達がアルバイトしているという話を勝子から聞き、感心する。勝子から「恵里が東京の大学受験する」と聞いた時には「恵里が東京大学合格した」と勘違いし、店の客にもそう伝えてしまう。
お客のおばぁ〔1〕
演 - 藤村幸子
農連市場の惣菜屋の客。恵里が東京大学に合格した、と惣菜屋のおばぁから聞かされる。
料理屋の夫妻〔1〕
演 - 親盛隆司親盛公子
東都大学の入学試験に落ちた恵里を慰めるために古波蔵家の人々が訪れた沖縄料理店の主人とその妻。
おばぁ〔1〕
演 - 金城フミ
ハナの友人。恵達の演奏を聴くためにライブハウス「クロスロード」を訪れるが、ハナと共に弁当を広げたりカチャーシーを踊ったりと自由に振る舞い恵達を困らせる。

恵里の高校およびその関係者

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与那原 誠(よなばる まこと)〔1 - 3〕
演 - 宮良忍(当時DA PUMP
恵里の高校の同級生。野球部のエースかつキャプテン。事あるごとに恵里に言い寄るが、まったく相手にされていない。
卒業後は社会人野球のチームに入るため、大阪の会社に就職したが、程なく右肘を故障したため、東京支社へ転勤して営業に配属されるも、成績はまったく振るわない。
偶然立ち寄った沖縄料理店「ゆがふ」で恵里と再会した際、「東京も東京の人も嫌いだ」と愚痴をこぼし、客として来ていた真理亜から「嫌なら沖縄に帰れ、他人のせいにするな」と厳しく叱責。その言葉に押され、退職・帰郷を決意。その報告で「一風館」に恵里を訪ねた際に「自分と一緒に島に戻ろう」と誘うも断られ、その後、琉美子と結婚。
妄想癖があり、内容は恵里と過ごしているものばかり。悪い癖は結婚後も治らず、恵里と文也が別れて自分が恵里と結婚する不謹慎な妄想を抱いては、よく琉美子に叱られている。
与那原(前原)琉美子(よなばる(まえはら) るみこ)〔1 - 4〕
演 - 前原絵理
恵里の高校の同級生。親友でもある。恵里同様、野球部のマネージャー。
高校時代から誠のことが好きだったが、同時に誠が恵里に片思いしていることにも気付いている。高校卒業後、念願叶って誠の妻となる。
東京の大学を受験したことが恵里が上京を決意するきっかけになったが、恵里とは対照的に第二志望の県内の大学へと進学。結果的に沖縄に残る道を選んだ。
与那原 彩乃(よなばる あやの)〔1 - 4〕
演 - 佐藤琴未
誠・琉美子の娘。和也(恵里の子)と仲が良い。
石嶺 高(いしみね たかし)〔1〕
演 - 具志堅用高
那覇北高等学校の同窓会長。
内間〔1〕
演 - 南雲勇助
那覇北高等学校の校長先生。
教頭先生〔1〕
演 - 村松利史
那覇北高等学校の教頭先生。
宮里〔1〕
演 - 新納敏正
那覇北高等学校野球部顧問。「テーゲー(適当)で」と部員を応援し、いまひとつ士気が上がらない。
部員〔1〕
演 - 中野雅文西村豪起高橋さとる池山孝明上地慶松山邦久羽方順一五十嵐大輔白井雄太
那覇北高等学校の野球部員。卒業式の後、野球部の部室に集まる。

恵尚が出会う人々

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島袋 正一(しまぶくろ しょういち)〔1 - 4〕
演 - 川田広樹ガレッジセール
「島袋製作所」の若社長。恵尚の幼馴染。古波蔵家が那覇市に引っ越してきてからほぼ毎日、古波蔵家を訪ねては勝手に上がり込み、共に食事をしたりしている。しかし、非常に間が悪く、大事な場面に限ってやって来ては場を白けさせてしまう。古波蔵家の人々に無視されたり、言いたい放題言われたり、散々な扱いを受けることが多い。
「ゴーヤーマン」製作に携わっているため、古波蔵家が抱えている借金の債権者でもあるのだが、人が良すぎるので特に督促はしていない。
ゴーヤーマンの借金は後に返済される。恵尚から「家族がまた自分が家を出て行くと思っている」と話を聞くが、「今までのお前の生き方が悪かったんじゃないの」と突っこむ。
恵里が古波蔵家で結婚すると知り、比嘉家のおばぁ達と一緒に手伝いをする。
工員〔1〕
演 - 九太朗
島袋製作所の従業員。「ゴーヤーマン」の製品化を提案するために島袋製作所を訪れた恵尚から島袋の居場所を尋ねられる。
先輩〔1〕
演 - 安田暁
恵尚が働いている宮崎の日本料理店の従業員。厨房で皿を割ってしまった恵尚を叱る。

恵達が出会う人々

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ジョージ 我那覇(ジョージ がなは)〔1 - 3〕
演 - 鮎川誠
恵達のロックの師匠。猛の実の兄。他には姉妹(猛の姉)がいる。那覇在住。ライブハウス「クロスロード」経営者。
自宅にテレビがない生活を送っている。恵達に教えた「ヨロシク!」が口癖。
恵達が店に来ていた頃は高校生で、コーラなどジュースを出していた。恵里が那覇で結婚した時期に再び恵達が挨拶にやって来ており、ビールの缶を渡して一緒に飲む。恵達がデビューシングルを渡すと喜ぶ。
ビルの建て替えで、思い切ってライブハウスも建て替えることに決めた。
我那覇 猛(がなは たけし)〔1 - 3〕
演 - 川平慈英
恵達のバンドのプロデューサー。ジョージの弟。東京在住。
姉がいるらしいが、甥(姉の息子)の出生のときにいなかったことから、未だに「あのときにいなかった叔父ちゃんだよ」と言われている。
金城 ゆかり(きんじょう ゆかり)〔1〕
演 - ベッキー
恵達が思いを寄せた同級生で、ロックを始めたきっかけとなる存在。父がアメリカ人。恵里が結婚した頃にアメリカに帰ることになり、ジョージに別れの挨拶に来ていたところ、偶然、恵達がやってきて再会。恵達が好意を抱いていたことは知っていたようで、恵達の頬にキスをし、「古波蔵恵達に好きだって言われたことあるって、自慢できる男になってよ。それで全米デビューして」と言って別れた。
ロックボーカリスト〔1〕
演 - 正木泉
恵達がゆかりに着いて行って訪れたライブハウス「クロスロード」で歌っていたボーカリスト。
ロックバンド〔1〕
演 - バッカス
恵達がゆかりに着いて行って訪れたライブハウス「クロスロード」で演奏していたバンド。
店のボーイ〔1〕
演 - 猪口卓治
恵達がゆかりに着いて行って訪れたライブハウス「クロスロード」のボーイ。
ギタリスト〔1〕
演 - 高山一也
恵達がゆかりに着いて行って訪れたライブハウス「クロスロード」で演奏していたギタリスト。
店員〔1〕
演 - 関戸将志
恵達がゆかりの気を引くためにギターを購入した楽器店の店員。
バンド〔1〕
演 - sister jet
ライブハウス「クロスロード」で恵達と共に演奏するバンド。
ロッカー〔1〕
演 - 平敷慶吾
長髪で格好いいロッカーの男。ゆかりの肩を抱いて二人で歩いていく様子を恵達は目撃してしまう。
KAZU〔1〕
演 - 加々津ヨシトモ
恵達が所属する我那覇プロデュースのバンド「BLACKSUGAR」のメンバー。ボーカル兼エレキギター担当。
YASU〔1〕
演 - 鎌田康之
バンド「BLACKSUGAR」のメンバー。ベース担当。
バンドのメンバー〔1〕
演 - 藤田和久
バンド「BLACKSUGAR」のメンバー。ドラム担当。

東京の人々

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兼城 昌秀(かねしろ まさひで)〔1 - 4〕
演 - 藤木勇人(沖縄ことば指導を兼任)
雑司が谷の沖縄料理屋「ゆがふ」店長。容子の行きつけの店。本編開始より10年前に上京。
上京した恵里の歓迎会を行なった縁から恵里の最初のアルバイト先になり、「一風館」住人たちのたまり場となっていく。
恵里の提案からランチタイム営業を始め、次々と客が増えてサービスが追いつかなくなるも奮闘。
容子に好意を持っていたが、彼女はその思いに気づくことはなかった。
当初は柴田の扱いが雑だったが、次第に仲を深めていった。
黒島(くろしま)〔1 - 3〕
演 - 比嘉栄昇BEGIN
八重山諸島出身。東京で貧しい生活を送っていた。恵里が自転車に乗って「ゆがふ」の売上金を銀行へ入金に行く途中スーパーボールを落とし、慌てて探そうとバッグを放置したまま離れた間にたまたまその場を通り掛かり、生活苦から魔が差し盗んでしまう。後日、返金と謝罪のために「ゆがふ」を訪れてから常連客となる。後に黒島の友人役(演:上地等島袋優(共にBEGIN))として常に3人セットで登場する。パート2では友人に彼女(演 : 玉城千春金城綾乃(共にKiroro))ができたのに対して、黒島だけ独り身になってしまった。
仲間(なかま)〔1〕
演 - 肥後克広ダチョウ倶楽部
沖縄料理店「ゆがふ」の常連客。
「ゆがふ」常連〔1〕
演 - 平良政幸
真理亜が入院すると見舞いに訪れ、「ここで元気が出る島唄でもやっとくか」と手拍子しながら病室で歌って恵里に注意される。
「ゆがふ」常連〔1〕
演 - 与座嘉秋
会社員。真理亜が執筆した原稿の完成を「ゆがふ」で知り、祝う。
真理亜が入院すると見舞いに訪れ、「早くよくなってよ。真理亜ちゃん」と声をかけた。真理亜が元気になるようにと、三線を演奏して恵里に注意される。
「ゆがふ」常連〔1〕
演 - 桧山豊
会社員。真理亜が執筆した原稿の完成を「ゆがふ」で知り、祝う。
真理亜が入院すると見舞いに訪れ、「みんな待ってるからね」と声をかけた。真理亜が元気になるようにと、三線の演奏に合わせて手拍子するが恵里に注意され、常連の男性から頭を叩かれる。
隣の奥さん〔1〕
演 - 阿知波悟美
かつて上村家が暮らしていた家の隣りに住む女性。伸生が事故で亡くなった後に文也と静子が引っ越していったこと、結婚の約束をした相手が沖縄にいると文也が語っていたことを恵里に話す。
係官〔1〕
演 - 桜金造
東都大学の入学試験の係官。容子からもらったお守りやゴーヤーマンのマスコット人形、スーパーボールなどを机上に出していた恵里に忠告する。
若い男〔1〕
演 - 稲田恵司
柴田の会社の後輩。
「一風館」から引っ越そうとする柴田の手伝いをしていたが、柴田が新しく越してきた恵里を見た途端に引っ越しを取りやめたために困惑する。
恵里が文也の実家で同居することになり、柴田と一緒に恵里の荷物持って行く。しかしすぐに部屋の中に荷物を入れられず、恵里が文也や静子と話し合いをする間は玄関で荷物を持って待機させられる。同居できなくなったことで、再び「一風館」に荷物を持ち帰った。
若い男〔1〕
演 - 横島章
柴田の会社の後輩。「一風館」から引っ越そうとする柴田の手伝いをしていたが、柴田が新しく越してきた恵里を見た途端に引っ越しを取りやめたために困惑する。
北野アナウンサー〔1〕
演 - 佐藤江梨子
沖縄料理店「ゆがふ」をテレビ生中継で取材する。ランチタイム営業を辞めるという恵里の唐突なコメントとお詫びを聞いて中継が終わったあとで力が抜けてしまう。
看護学校の先生〔1〕
演 - 和泉ちぬ
編集者・野村〔1〕
演 - 近藤公園
真理亜の担当編集者で、作品『ガジュマルの樹の下で』の製作に携わっている。
島田 大介(しまだ だいすけ)〔1〕
演 - 田中健三
島田の息子。父とは不仲。会社員。「一風館」を外から覗いており、目撃した恵里から声をかけられる。島田の部屋に案内してもらう。
島田から「一風館」の住民を「家族のような人達だよ」と紹介されるが苦々しく思う。「何が家族だよ。いい年して何言ってんの。あなたの本当の家族は他にいるでしょ。それにいい年して好きな女性がいるなんて。いい加減にいて欲しいね」と声を荒げる。

北栄総合病院

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下柳 聡子(しもやなぎ さとこ)〔1 - 4〕
演 - 戸田恵子
婦長(作中で看護部長に昇進)。独身。看護婦姿の印象が強いため、私服だと患者からは全く気付かれない。
江戸川区小杉在住。
島田の入院時に担当となった縁で恵里と知り合い、第一印象は「変な子」だった。
島田が治っても頻繁にやって来る恵里に「いっそのこと、看護婦になっちゃえば」と冗談を言ったことがきっかけで恵里が看護婦を目指すことになる。
恵里が現われてからは、なぜか肩こりに悩まされている。また、恵里の生霊らしきものを見る描写もあった。
古波蔵(佐々木) 奈々子(こはぐら〈ささき〉 ななこ)〔1 - 4〕
演 - 佐藤藍子
恵里の先輩看護婦。恵里の指導を担当するも、彼女のドジぶりに頭を悩ませて「(私、)ついてない」が口癖になってしまう。先輩として「難しいのは何も言わないで我慢してしまう患者」などと教える。
聡子同様、だんだんと肩こりに悩まされるようになる。タフなようで涙もろい。
奈々子と聡子が恵里を一人前だと認めない故に結婚ができないと入院患者の間で噂が立ち、困惑する。
入院患者・藤田から見合い写真を渡されて最初は断るが、相手の顔を見て好みだったらしく喜んで受け取る。
研修医の遥に声をかけて、一緒に酒を飲みに行こうと誘う。遥の前で恋愛に関して男性が好む女性について本音を話すが、「佐々木さんも辛い目に遭ったんですね」と遥の一言が図星で、涙を流す。過去に辛いことがあったらしい。
パート1の最終回にて突如、恵里の兄・恵尚と結婚。パート2以降は恵尚が売れ残りの「ゴーヤーマン」を完売するために各地を回っているため、「一風館」に在住。
柴田に対しての扱いはぞんざいである。
古波蔵(中町) 祥子(こはぐら〈なかまち〉 しょうこ)〔1 - 4〕
演 - 山口あゆみ
恵里の1歳年下の同期看護婦。恵里とは違い、優秀で成績はオール4(曰く「失敗を恐れるために悪い成績は取らないが、冒険して失敗することを恐れたため5を取ることができない」)。ドジな恵里に興味を抱き、友達になって欲しいと頼む。
口が軽い面があり、酒豪である。
恵達と結婚するまでは実家暮らし。病院に持って来る弁当は母に作って貰っており、恵里から「子供だね〜」と言われる。
遥が恵里を呼び出して密室で話す内容が気になり、何度も聞き耳を立てる。恵里の結婚が決まってからも遥が呼び出したので2人がいる部屋に行こうとするが、奈々子から制止される。
デビュー前から恵達の大ファンだったため、結婚後も夫・恵達の最大の理解者となる。恵達がデビューでテレビ出演しているのを病院で見て、失神する。
篠原 美保(しのはら みほ)〔1〕
演 - 高橋美佳子
恵里の同僚看護婦。
土井(どい)〔1〕
演 - 大定純子
恵里の同僚看護婦。
野口(のぐち)〔1〕
演 - 佐藤匡美
恵里の同僚看護婦。
後藤〔1〕
演 - 岡本易代
横田〔1〕
演 - 氏家恵
横田〔1〕
演 - 広瀬久実
神田 秀美(かんだ ひでみ)〔1 - 4〕
演 - 清水ミチコ
聡子の後任婦長。息子が3人もいる大家族。いつも大きな弁当箱を持参している。
赴任当初は意地悪だったが、実際は気さくなお笑い好きで、それがバレてからは寛大な婦長に転身した。
劇中では自身の出番が少ないことを少なからず気にしており、恵里とは漫才コンビのような関係である。
太田 春子(おおた はるこ)〔1〕
演 - 谷川みゆき
村山 麻衣子(むらやま まいこ)〔1〕
演 - 菊地百合子
第22週に登場。恵里が初めて指導した看護婦。
引っ込み思案のところがあり、明るく振る舞う恵里を見て自信をなくし、一度辞めてしまう。「自分よりもあなたの方が看護婦に向いているから」と、自分が辞める趣旨の恵里の言葉を聞いて思い直して復帰した。
金沢出身。
倉田 りほ(くらた りほ)〔1〕
演 - 橋爪しのぶ
祥子が初めて指導した看護婦。
西宮 遙(にしのみや はるか)〔1 - 3〕
演 - 小西真奈美
外科医。文也の同僚かつ恋人。幼い頃からIQが高かったらしく、研修医となっても成績優秀。
初登場時から文也にアプローチし、恵里の出現後は激しいライバル意識を持っていた。だが、恵里がスーパーボールを紛失した際に偶然拾っており、それが恵里と文也が結ばれるきっかけとなった。
恵里が文也に和也の墓参りに行った様子を話したり、幸せそうにしている様子を陰で見ているのを奈々子に目撃されて、一緒にお酒飲みに行こうと誘われる。
タイプ(綺麗系、背が高くすらっとしている、出来過ぎているために男が近づいて来ない)が自分と同じだと奈々子に言われる。奈々子の分析によると、「男は馬鹿だから古波蔵恵里みたいなタイプが根強い人気を持っている」、「私達と違って庶民的、小柄でタヌキ顔なのが男は好き」、「私馬鹿なのっていう女は分かっててやっているから余計にむかつく。古波蔵恵里は最初は計算高い馬鹿ぶった女かと思っていたけど、あれは本物の天然馬鹿。裏も計算も何にもない。本物の馬鹿はどうしようもないと思う。叶わないもん、勝負に」と言われて納得する。
奈々子に「心のガードが固く、人に弱い所を見せるのが好きではない」のを見透かされ、話しているうちに涙が出る。奈々子からは「遥ちゃん」と呼ばれる。以後自身の気持ちが吹っ切れ、病院で恵里に「おめでとう。するんでしょ。結婚」、「上村のことあんまり困らせるんじゃないわよ」と言って去る。
パート2で「一風館」の住人となるが、パート4で離れた模様(未登場)。

北栄総合病院の入院患者

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藤田〔1〕
演 - 横山あきお
グレーのチェック柄のパジャマを着ている。恵里が一生懸命仕事をする姿を見て応援している。
恵里が一人前になったら結婚するという話を知ってから、上司である奈々子に「結婚させてやってね。恵里ちゃんを」と声をかける。奈々子におせっかいを焼いており見合い写真を渡す。
病院のテレビで恵達のバンドが出演するを見て、微笑んでいた。
安藤 正男(あんどう まさお)〔1〕
演 - 中村まこと
柄やストライプ柄のパジャマを着ている。既婚。藤田・三輪と同室の患者。
恵里が注射を打つのを何度か失敗した。
病院のテレビで恵達のバンドが出演するのを真剣に見ていた。
三輪〔1〕
演 - 花井京乃助
青地に柄のパジャマを着ている。藤田・安藤と同室の患者。
恵里が一人前になったら結婚する話を知ってから、上司である奈々子に「優しくしてやってね」と声をかける。
普段の恵里らの表情や仕草をよく見ており、時に鋭い質問をする。祥子に好きな人がいるのを当てた。
病院のテレビで恵達のバンドが出演するのを見て、体を揺らしリズムを取っていた。メンバーの一人が恵里の弟・恵達だと知ると驚く。
患者〔1〕
演 - 下村彰宏
田所 幸子(たどころ さちこ)〔1〕
演 - 宮村優子
恵里が初めて単独で看護した510号室の患者。腸炎での入院は初めて。商社勤務で一人暮らし。
度々ナースコールを押して呼び出したり、ヒステリーを起こしては恵里を困らせる。恵里に不満があり、相性が良くないため「担当看護師を替えてくれ」と聡子たちに要求するが「治療に支障がないのなら看護師は替えられない」と取り合ってもらえなかった。それ以降、恵里に会っても一切話さなくなり、笑顔を見せないまま「じゃあ」と言って退院。
後日、ケーキの差し入れを持ってお礼を言いに来たことがきっかけで、恵里がその時目指していた一人前と認められることとなる。
岡部 良憲〔1〕
演 - 田山涼成
病室でハンドグリッパーを使って筋トレしている。
文也が治療計画の話で病室に来た際、「(恵里が)一人前の看護婦さんになれたら結婚するらしい」と文也に話しており、この時点では結婚相手が誰なのかは分かっておらず、恵里のことを可愛いと思っている。
沖縄の女性と結婚をした友人がいるらしく、文也が結婚することを知ると「大変だぞ、沖縄の人と生活習慣が違うからね。結婚一つとっても、何から何まで」と助言する。
森田〔1〕
演 - 築出静夫
メガネをかけて、濃いブルーのパジャマを着ている。
病院のテレビで恵達のバンドが出演するのを見て微笑んでいた。
村松〔1〕
演 - 加藤満
山浦〔1〕
演 - 井川哲也
患者〔1〕
演 - 松美里杷
オレンジ色のパジャマを着ている。恵里が結婚する話を知り、「そっちの方こそどうなの。頑張んなさいよ応援しているから」と廊下で恵里に声をかけた。
恵里が廊下で文也に向けて”一人前”になった意味でピースサインをしている様子を目撃。病室を訪れた恵里に「良かったわね」と声をかけて、他の女性の患者と一緒に祝福の拍手を送る。
恵里を見ていると自分の娘を見ているような気持ちになるらしい。恵里が文也と結婚できて良かったとナースステーションにいる聡子に話しに行っている。
患者〔1〕
演 - 磯村千花子
恵里が結婚する話を知り、廊下を歩行器で歩きながら「良かったね」と笑顔で恵里に声をかけた。
患者〔1〕
演 - 岩崎有花
イエローのパジャマを着ている。恵里が結婚する話を知り「おめでとう。結婚できるわね」と声をかけていると文也が病室から現れて、「ラブラブですね」と興奮気味に話す。
患者〔1〕
演 - 坂井あつ子
グリーンで花柄のパジャマを着ている。恵里が結婚する話を知り祝福する。

その他の人々

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女の子〔1〕
演 - 下地さゆり新里奈津子
観光客。恵文が運転するタクシーに乗ろうとする。
女の子〔1〕
演 - 広田愛武富里乃
勝子が勤める農連市場のみやげもの屋に本土から来た観光客。ゴーヤーを見て「かわいい」と話していたことから、恵尚が「ゴーヤーマン」の製品化を思いつく。
中学生〔1〕
演 - 矢嶋里沙大久保綾乃
みやげもの屋の客。「ゴーヤーマン」のマスコット人形をアピールする恵里を気味悪がって店を出てしまう。
客〔1〕
演 - 正木佐和平岩紙
みやげもの屋の客。恵文の芝居を見て「ゴーヤーマン」のマスコット人形を購入する。
客〔1〕
演 - 赤嶺美香
みやげ屋の客。ハナにむりやり「ゴーヤーマン」のマスコット人形を購入させられる。
男〔1〕
演 - 田原雅之
みやげ物屋の客。恋愛成就のためには「ゴーヤーマン」のマスコット人形を相手にプレゼントするといい、と半ば強引に人形を購入するようハナから勧められる。
客〔1〕
演 - 宇堂翔一郎
恵文が運転するタクシーに妻と子どもを連れて乗車した男性。「ゴーヤーマン」のマスコット人形を購入するよう恵文から勧められる。
助手席の女の子〔1〕
演 - 古牧絵理子
恵文が運転するタクシーに乗車した、日焼けした観光客4人のうちのひとり。タンクトップを少しずらして焼けていない肌を恵文に見せる。
観光客〔1〕
演 - 仙北裕規森真由美
琉装の恵里と一緒に記念写真を撮影してもらう観光客。
通行人〔1〕
演 - 塩原啓太
新宿駅の客。東都大学受験当日、新宿駅の切符売場の前で戸惑う恵里を「邪魔邪魔」と言いながら突き飛ばす。
通行人〔1〕
演 - 森康子
新宿駅の客。東都大学受験当日、新宿駅の切符売場の前で大塚駅へ行く方法を恵里から尋ねられる。
いい女〔1〕
演 - 高良奈々
恵文が運転するタクシーの乗客。恵文が東都大学の入学試験を受けるために東京へ行った恵里を案じていた時にタクシーに乗り込む。
観光客〔1〕
演 - 藤田啓而
東京から那覇へやって来た観光客のグループの一人。観光地での写真撮影の際、東都大学の入学試験を受けに東京へ行ってきたばかりの恵里から長々と話しかけられる。
照屋 ウシ〔1〕
演 - にれはらゆい
ハナの旧友でもあるベテラン助産婦。恵里の出産を手伝う。
宮良のおじさん〔1〕
演 - 玉城満
保母〔1〕
演 - 福沢亜希子
占い師〔1〕
演 - 猫田直
その他
演 - 揚田あき麻田かおり芦沢孝子阿南敦子新井量大生部麻衣子石沢敦市川しんぺー一本気伸吾岩手太郎内田ユキオ大内貴弘大塩武大谷武士奥村正小沢悦子小田島隆小野敦子恩田恵美子亀山助清京極歩久保田克典熊谷祐子藏内秀樹小池幸次小宮理英斉藤みどり佐々木睦佐藤淳佐藤誓佐藤真弓里見はるか嶋田豪杉山健一関えつ子高野翔司滝花幸代立原瞳立原勇武棚橋幸代谷本一富樫真戸村美智子中村真知子西田聖志郎猫背椿博田章敬早川亜季柊紅子福井敬之洪仁順前原史松井涼子松尾豊志水口真吾水野純一水野智則三田直弥三井善忠光野亜希子宮島りゅう子武藤陶子山本龍二結城貴史吉家明仁吉武怜朗

スタッフ

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放送日程

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放送週 放送日 サブタイトル 演出
01週 001 - 006 2001年4月02日 - 4月07日 美(ちゅ)ら海の約束 榎戸崇泰
02週 007 - 012 2001年4月09日 - 4月14日 帰ってきた兄(に)ぃ兄(に)ぃ
03週 013 - 018 2001年4月16日 - 4月21日 やまとの誘惑 遠藤理史
04週 019 - 024 2001年4月23日 - 4月28日 ハイサイ!東京
05週 025 - 030 2001年4月30日 - 5月05日 涙のアンダギー 大友啓史
06週 031 - 036 2001年5月07日 - 5月12日 哀愁のオキナワンボーイ
07週 037 - 042 2001年5月14日 - 5月19日 迷子のマブイ(魂) 榎戸崇泰
08週 043 - 048 2001年5月21日 - 5月26日 東京ゆんたく 遠藤理史
09週 049 - 054 2001年5月28日 - 6月02日 暁(あかちち)のアリア 大友啓史
第10週 055 - 060 2001年6月04日 - 6月09日 太陽(てぃだ)、見つけた! 高橋練
第11週 061 - 066 2001年6月11日 - 6月16日 運命の交差点(あじまあ) 藤井靖
第12週 067 - 072 2001年6月18日 - 6月23日 恋しくて肝(ちむ)どんどん 遠藤理史
第13週 073 - 078 2001年6月25日 - 6月30日 おばぁの秘密 高橋練
第14週 079 - 084 2001年7月02日 - 7月07日 ガジュマルの樹の下で 大友啓史
第15週 085 - 090 2001年7月09日 - 7月14日 古酒(くーす)で乾杯! 渡辺一貴
第16週 091 - 096 2001年7月16日 - 7月21日 ちばりよー!一人前 堀切園健太郎
第17週 097 - 102 2001年7月23日 - 7月28日 花嫁美(ちゅ)らさよー 榎戸崇泰
第18週 103 - 108 2001年7月30日 - 8月04日 家族の風(かじ) 大友啓史
第19週 109 - 114 2001年8月06日 - 8月11日 かりゆしの出逢い 渡辺一貴
第20週 115 - 120 2001年8月13日 - 8月18日 めんそーれ ベイビー! 榎戸崇泰
第21週 121 - 126 2001年8月20日 - 8月25日 なんくる 子育て 大友啓史
第22週 127 - 132 2001年8月27日 - 9月01日 お母さん(あんまー)は大忙し 渡辺一貴
第23週 133 - 138 2001年9月03日 - 9月08日 近くにあるカフー(幸せ) 榎戸崇泰
第24週 139 - 144 2001年9月10日 - 9月15日 和也の涙(ナダ) 大友啓史
第25週 145 - 150 2001年9月17日 - 9月22日 美(ちゅ)ら海の願い
第26週 151 - 156 2001年9月24日 - 9月29日 命(ぬち)どぅ宝 榎戸崇泰
  • 放送局:NHK総合NHK衛星第二
  • 放送枠:連続テレビ小説
  • 放送日:2001年4月2日 - 9月29日
  • 放送時間
    • 毎週月曜 - 土曜 7時30分 - 7時45分(NHK衛星第二)
    • 毎週月曜 - 土曜 8時15分 - 8時30分(NHK総合)
    • 毎週月曜 - 土曜 12時45分 - 13時(NHK総合、再放送
    • 毎週土曜 9時30分 - 11時(NHK衛星第二、1週間分一括再放送)
  • 放送回数:全156回
  • 視聴率:平均視聴率22.2%、初回視聴率21.3%、最高視聴率29.3%(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)[7]

特別編・総集編

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ちゅらさん 大百科

  • 放送局:NHK沖縄放送局
  • 放送日:2001年5月1日 - 5月2日
  • 放送回数:全2回

ちゅらさん 海の日特集「美ら海の約束」

  • 放送局:NHK総合
  • 放送日:2001年7月20日(海の日
  • 放送時間:9時30分 - 10時45分
    • 朝ドラの放送中に、部分的な総集編が行われたのはこの作品が初めてである。4月の少女時代編をベースに再構成された。

ちゅらさん 総集編

  • 放送局:NHK衛星第二
    • 放送日:2001年12月3日 - 12月5日
    • 放送時間:毎日 19時35分 - 20時50分
  • 放送局:NHK総合
    • 放送日:2001年12月25日 - 12月27日
    • 放送時間:毎日 19時30分 - 20時45分

※これ以降、NHK総合などで再放送が実施されている。(詳細は後述

  • タイトル
    • 第1回 「美(ちゅ)ら島の出逢い」(第1週 - 第4週)
    • 第2回 「ガジュマルの樹の下で」(第5週 - 第14週)
    • 最終回 「命(ぬち)どぅ宝」(第15週 - 最終週)

※各75分×3回の構成となっている。

ちゅらさん2

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概要

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第1作から半年後の設定。テーマは「夫婦」。

  • 放送局:NHK総合
  • 放送枠:月曜ドラマシリーズ
  • 放送日:2003年3月31日 - 4月28日
  • 放送時間:毎週月曜 21時15分 - 21時58分(初回のみ20時 - 20時43分、続けて第2話放送)
  • 放送回数:全6回
  • 視聴率:平均視聴率11.8%、初回視聴率11.5%、最高視聴率12.7%

※数字は視聴率(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)

キャスト

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※連続テレビ小説からの出演者はパート1を参照

  • 新城 たけし(しんじょう たけし) - 谷隼人
    • 勝子の元恋人で、恵尚の実父。
  • 紺野 真知子(こんの まちこ) - 香川京子
  • 紺野 渉(こんの わたる) - 山本學
    • 真知子の夫。恵里が訪問看護に来ると真知子に言われて出かける。
  • 多恵子(たえこ) - 沢詩奈々子MAX
    • 沖縄料理店「ゆがふ」の従業員。
  • 喜屋武(きゃん) - 辺土名一茶DA PUMP
    • 沖縄料理店「ゆがふ」の客。
  • 玉城(たましろ) - 奥本健(DA PUMP)
    • 沖縄料理店「ゆがふ」の客。
  • 平良(たいら) - 玉城幸也(DA PUMP)
    • 沖縄料理店「ゆがふ」の客。
  • 大浜 豊(おおはま ゆたか) - 山里勇吉
    • おばぁの恋人で琉球民謡の弾き語りが上手。最終回で二人は、那覇に集まった家族と一風館の面々の前で婚約発表した。

スタッフ

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  • 脚本 - 岡田惠和
  • 音楽 - 丸山和範
  • 演奏 - 新音楽協会
  • 三線指導 - 親盛隆司
  • 音響効果 - 山田正幸、畑奈穂子
  • 制作統括 - 菅康弘
  • 制作 - 越智篤志
  • 美術 - 山下恒彦、西之原豪
  • 演出 - 大友啓史、木本一博
  • 制作・著作 - NHK

サブタイトル

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放送回 放送日 サブタイトル
第1回 2003年3月31日 ハイタイ!恵里、元気です
第2回 2003年3月31日 対決!男(いきが)対女(いなぐ)
第3回 2003年4月07日 兄ぃ兄ぃの涙(なだ)
第4回 2003年4月14日 それぞれの出立(んじたち)
第5回 2003年4月21日 太陽(ていだ)のように
最終回 2003年4月28日 おばぁの祝宴(すーじ)

主題歌・挿入歌

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ちゅらさん3

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概要

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テーマは「親子」。

  • 放送局:NHK総合・NHKデジタル総合
  • 放送枠:月曜ドラマシリーズ
  • 放送日:2004年9月13日 - 10月11日
  • 放送時間:毎週月曜 21時15分 - 21時58分
  • 放送回数:全5回
  • 視聴率:平均視聴率10.8%、初回視聴率14.4%、最高視聴率14.4%

※数字は視聴率(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)

キャスト

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※連続テレビ小説からの出演者はパート1を参照

  • 辻内 美帆子(つじうち みほこ) - 奥貫薫
    • 恵里の訪問看護先の患者。
  • 辻内 愛子(つじうち あいこ) - 寉岡萌希
    • 美帆子の娘。

スタッフ

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  • 脚本 - 岡田惠和
  • 音楽 - 丸山和範
  • 演奏 - 新音楽協会
  • 三線指導 - 親盛隆司
  • 制作統括 - 峰島総生
  • 制作 - 六山浩一
  • 美術 - 山下恒彦、清水謙輔
  • 音響効果 - 畑奈穂子、山田正幸、吉田直矢
  • 演出 - 大友啓史、高橋練、石塚嘉
  • 制作・著作 - NHK

サブタイトル

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放送回 放送日 サブタイトル
第1回 2004年09月13日 御(う)祝(ゆ)えーがいっぱい
第2回 2004年09月20日 親子(うやっくわ)の思(うむ)い
第3回 2004年09月27日 太陽(てぃだ)を心に
第4回 2004年10月04日 かりゆしの笑顔
最終回 2004年10月11日 美(ちゅ)ら海がくれた命

主題歌・挿入歌

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ちゅらさん4

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概要

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テーマは「家族の愛・人の絆」。ハイビジョン製作(NHK総合では16:9の画像サイズで放送)。今回では恵里、容子、真理亜の関係にもスポットを当てている。

  • 放送局:NHK総合・NHKデジタル総合・衛星ハイビジョン
  • 放送枠:土曜ドラマ
  • 放送日:2007年1月13日、1月20日
  • 放送時間:18時 - 18時58分(衛星ハイビジョン)、21時 - 21時58分(総合・デジタル総合)
    • このドラマから衛星ハイビジョンでは土曜ドラマの地上波先行放送を実施。
  • 放送回数:全2回

キャスト

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※連続テレビ小説との同キャストはパート1を参照

スタッフ

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  • 脚本 - 岡田惠和
  • 音楽 - 丸山和範
  • 演奏 - 新音楽協会
  • 制作統括 - 菅康弘
  • 制作 - 屋敷陽太郎
  • 演出 - 菅康弘、小林大児
  • 制作・著作 - NHK

主題歌・挿入歌

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サブタイトル

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放送回 放送日 サブタイトル
前編 2007年1月13日 おばぁの涙(なだ)
後編 2007年1月20日 ゆんたく三姉妹

受賞歴

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  • ちゅらさん(2001年)
    • 第30回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
      • 主演女優賞(国仲涼子)
      • 助演女優賞(平良とみ)
      • 新人俳優賞(ゴリ)
      • 脚本賞(岡田惠和)
      • ザテレビジョン特別賞(ゴーヤーマングッズ)

再放送

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ちゅらさん

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  • 総集編(特記なき場合はNHK総合)
    • 2001年12月29日 - 12月31日
    • 2003年3月28日 - 3月30日 ※『ちゅらさん2』放送開始の直前に放送
    • 2004年1月2日 ※再編集版・リクエスト1位記念放送(4月からの完全再放送にも触れている)
    • 2007年1月1日 - 1月3日
    • 2020年10月2日 - 10月16日(NHK BSプレミアム、1回ずつ3週連続)
    • 2022年5月3日 - 5月5日(沖縄本土復帰50周年、『ちむどんどん』放送開始記念として)
    • 2022年5月14日・5月15日(5月13日・5月14日深夜。上記同文。ミッドナイトチャンネルウィークエンドセレクション・イッキ見ゾーンでの放送。14日(13日深夜)は2話分)
  • 完全版
    • 2002年1月7日 - 7月4日(NHK沖縄 / 沖縄ローカル)
    • 2004年3月29日 - 9月24日(NHK衛星第二
      • 金曜日に限り、本放送の金曜・土曜分の二話を連続放送
    • 2005年4月4日 - 9月30日(LaLa TV
    • 2006年4月3日 - 9月28日(LaLa TV)
      • LaLa TVの放送日時は、初回放送分のもの。他にリピート放送がある。
    • 2013年9月30日 - 2014年3月29日(NHK BSプレミアム
    • 2020年10月5日 - 2021年3月29日(BS12)※週1回・6話連続放送
    • 2024年4月1日 - [注釈 4]
      • 2024年4月15日(4月14日深夜)1時11分 - 3時26分の「ミッドナイトチャンネル・イッキ見ゾーン」枠内にて、4月12日までに放送された第1・2週のうち、第9話までをキャッチアップ放送[16][17]

ちゅらさん2

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  • 2004年9月11日 - 9月12日(NHK総合) ※ちゅらさん3放送開始の直前にミッドナイトチャンネル枠として放送。
  • 2006年10月4日 - 10月19日(LaLa TV)
    • LaLa TV の放送日時は、初回放送分のもの。他にリピート放送がある。

再放送の関連イベント

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豆知識

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  • オープニングで登場する島は沖縄県渡名喜村無人島入砂島」である。本作品の舞台となっている小浜島ではなく、入砂島が採用された理由について、当時のディレクターだった遠藤理史(現・NHKメディア総局第3制作センタードラマ統括副部長)は「オープニング映像において、最初は生命の始まりからスタートする演出上、何もない島(無人島)である必要があったことに加え、当時のアナログテレビ画面(4:3)のサイズに収まるなどの条件[注釈 5]に一致したため、入砂島が選定された」と語っている。なお、入砂島は島全体が在日米軍射撃場出砂島射爆撃場)となっているため、一般人は立ち入ることは出来ない[23]
  • オープニングとエンディングは浜辺をやどかりが画面を横切るように歩くシーンが使われているが、物語の展開上、ヒロインがずっこけるような終わり方をした回(53話や59話など)では、やどかりが波にさらわれてこけるシーンを見ることができる。
  • 小浜島には民宿「こはぐら荘」の撮影で使用された家が残されている。本来は民宿ではなく、普通の住宅。2006年に「大盛家住宅 主屋・ヒンプン・石垣・井戸」として国の登録有形文化財に登録されている。
  • 作中で度々使われる島の港は、通常定期船が入港する小浜港ではなく、島の最西端にある細崎港である。
  • 出演者が港へ向かう時や港から帰ってくる時に通称「シュガーロード」という一本道を行き来するシーンが数多く描かれているが、実際は集落から東南へ伸びる道であり、港のある西方面へは通じていない。
  • シュガーロードの先には、「はいむるぶし」という当時島の面積の5分の1を占めた巨大リゾート施設があり、ロケ時には撮影隊のベースとなった。小浜島がロケ地に選ばれたのは、多くのスタッフ・出演者を受け入れることが出来るこの施設の存在が大きい。
  • 作中、古波蔵恵文が乗っていた黄色い車(送迎用ワーゲン)は「はいむるぶし」に長く展示されていたが、潮風のため老朽化が激しく2008年に廃棄処分となった。
  • 実際の小浜島には県立八重山病院小浜診療所に医師が常駐している。なお、重病人が出た時は海上保安庁のヘリコプターで石垣島へ搬送をしている。
  • 恵里と文也が結婚を誓い合うなど、作中で重要な舞台となった「和也の樹」(ガジュマル)だが、初代の樹は台風で倒れ、その後何度か別の樹に植え替えられたが植生が合わないためにその都度枯れてしまい、現存しない。また樹があった場所は私有地のため、立ち入り禁止となっている。この樹を望む場所に設置されたちゅらさん展望台は口蹄疫の侵入防止のため2012年2月1日をもって閉鎖され[24]、同展望台に設置されていた「ちゅらさんの碑」は、小浜島の西大岳展望台に移設されている。
  • 第1話では3人が漁船で来島しているが、観光客は通常高速船(季節により違うが1日20便前後)で訪れることが多い。フェリーは週3回4便が運航されている。
  • 恵里の弟、恵達を演じた山田孝之は、パート3の時は多忙なためスケジュールが合わず出番が少なく、パート4に至っては、回想シーンと写真のみの登場になってしまった。
  • 第14週第80回で恵達が作った曲「ロバにのっていこう」は、ドラマ放送開始前の2001年3月3日にNHK教育テレビで放送したむしまるQゴールドの楽曲である。
  • 妖精(キジムナー)の存在という一般的には非現実的とされることに肯定的な側面がある。いずれも、ユタの存在や土着の民話などの、沖縄で一般的な習俗をもとにしている筋書きといえる。
  • 2001年の『第52回NHK紅白歌合戦』にKiroroが紅組の出場歌手(「Best Friend」を歌唱)、平良とみが審査員、ゴーヤーマンとガレッジセールが応援ゲストとしてそれぞれ出演。また、実現はしなかったものの、国仲涼子堺正章が同紅白の司会の候補に挙がっているとの報道もされていた。
  • 沖縄に縁のある出演者が多いのも特徴。まず、ヒロインを演じた国仲涼子は、ドラマ同様に沖縄県出身である。恵達役の山田孝之は、祖母が沖縄県出身(本人は鹿児島出身)。おばぁ役の平良とみも、沖縄県出身。その他の主要人物では、恵尚役のゴリ&島袋社長役の川田のガレッジセール、沖縄料理店「ゆがふ」店長役の藤木勇人、与那原誠役のSHINOBU、前原琉美子役の前原絵理、我那覇猛役の川平慈英等が沖縄県出身である。また、「ゆがふ」のシーンでは、主題歌を歌う「Kiroro」や「BEGIN」、「ダチョウ倶楽部」の肥後克広といった沖縄出身者が客として多数出演している(「ゆがふ」の売上金を盗む黒島猛役を演じたBEGINの比嘉栄昇は、謝罪の場面(ちゅらさん第41回)で普段は脱がない帽子を脱いだ)。パート2ではDA PUMP、パート3では古謝美佐子、パート4ではMAXが「ゆがふ」の客として出演している。「その他大勢」役には、東京在住の沖縄県人会会員が参加した。
  • 出演者のほとんどが歌手または歌手としてCDデビューを果たしているのも特徴である。ヒロインの国仲涼子はパート2の主題歌「琉球ムーン」で、古波蔵恵尚役のゴリ&島袋社長役の川田のガレッジセールは挿入歌「天下無敵のゴーヤーマン」でそれぞれ歌手デビューを果たしているほか、上村文也役の小橋賢児テレビ東京系アニメ「赤ちゃんと僕」の主題歌「B.B.B.」で、下柳聡子看護部長役の戸田恵子は16歳の時に「あゆ朱美」名義で、金城ゆかり役のベッキーは「ベッキー♪♯」名義で、西宮遙役の小西真奈美は後に小西自身が出演した映画『Sweet Rain 死神の精度』の主題歌「Sunny Day」で劇中の役名である藤木一恵名義で、柴田幸造役の村田雄浩は自身が出演していたTBS系ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』のドラマ内のバンド「渡鬼おやじバンド」の一員としてそれぞれ歌手デビューを果たしている。また、古波蔵恵文役の堺正章は元スパイダース、古波蔵勝子役の田中好子は元キャンディーズ、城ノ内真理亜役の菅野美穂は元桜っ子クラブさくら組で、それぞれグループ解散後は歌手としてソロデビューを果たしている。さらにその他では主題歌を歌うKiroroBEGINDA PUMPMAX古謝美佐子、「シーナ&ロケッツ」のリーダーである鮎川誠といった音楽家や音楽バンド・グループが出演、している。また、肥後克広ダチョウ倶楽部として歌手デビューを果たしているほか、田所幸子役の宮村優子も歌手デビューを果たしている。
  • 古い集合住宅)が舞台、住民(他登場人物)同士による厳しくとも優しい心の交流、ヒロインが天然ボケの美女、いい場面で邪魔が入るなどの展開から、『めぞん一刻』をオマージュしているという声がある。脚本の岡田惠和は『めぞん一刻』のファンであり、後に『めぞん一刻』の実写ドラマ版を手掛けている。
  • 脚本家である岡田惠和の母方の姓が「古波蔵」であるので主人公一家の家名をそのように名付けた。また、堺正章田中好子の役名は、その母方の祖父母の名前をそのまま使っている。
  • パート4で市場のおばぁとして出演している吉田妙子と、西宮遥役の小西真奈美は同じく沖縄を舞台にした日本テレビ系ドラマ『瑠璃の島』にも出演している(こちらは小浜島と同じ八重山列島にある鳩間島が舞台)。
  • ドラマの人気もあいまって、沖縄に住む高齢者女性のことを「オバア」と親しく呼ぶ風習が本土に広がったが、実際には親族が祖母に対し呼びかける言葉であるため、他人の祖母に対して「オバア」と呼びかけるのは大変失礼なことである。
  • 2009年5月NHKオンデマンドで『ちゅらさん』第1話から第6話を無料配信したところ、パソコン新規登録会員数が過去最大を記録したことが、当時NHK会長の福地茂雄の記者会見により明らかにされた。
  • 番組をきっかけに、小浜島では毎年6月中旬の土日、地元を全国にアピールするイベント「ちゅらさん祭り」が催されている。出演した俳優のトークショー、伝統芸能の披露、ミュージシャンなどによるコンサートなどが行われる。前日祭の「小浜節大会」では島の方言で歌われる「小浜節」の歌唱力が競われる。
  • 古波蔵勝子役を演じた田中好子は2011年4月21日に乳癌で亡くなる。同月24日の通夜には『ちゅらさん』で共演した国仲涼子堺正章ゴリ山田孝之も参列した。国仲は、「いろんなものをもらってばかりで、私からは何もしてあげられなかった」「いつもかわいい声で『恵里』って呼んでくれた姿が印象的でした」と涙ながらに報道陣の前で語った。堺は、「朝から夜遅くまで笑顔を絶やさないのが、印象に残っています。役者を長くやっていても、彼女は何色にも染まらず、透明感を持ち続けてました」「もっと生きて欲しかったけど、少しは楽になったのなら良かったのかな」と語り[25][26]ゴリは、「『ちゃんとご飯は食べてる? お腹が空いたら、すぐオカァに電話するんだよ』と、本当の息子のように心配してくれました」「優しい人だから、周りに心配かけまいと、苦しい闘病生活も隠していたんですね。ご冥福を祈ります。ゴリより、そしてアナタの息子ケイショウより」とコメントした[27]平良とみは参列しなかったが、「家族に接するような気持ちで仕事をさせていただきました。今も家族と同じような気持ちでいたので、訃報に接し、驚いています。ドラマへの取り組みが熱心で、真面目な人でした」とマスコミ向けにコメントを出した[28]。のちに平良も2015年に亡くなった。
  • 2024年度に行われている再放送において、直後に放送される『虎に翼』の再放送と合わせて『NHKニュース』を挟んで生放送される『列島ニュース』の冒頭でキャスター陣が感想を述べることがある[29]
  • 劇中キャラクター

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    ゴーヤーマン

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    この番組で、古波蔵恵尚(ゴリ)が考え出した「ゴーヤーマン」という沖縄特産野菜・ゴーヤーをモチーフにしたキャラクターが登場した。劇中では恵尚がそれを売り出そうとしたところほとんど売れず、家族に莫大な借金を残す結果となったが、現実世界ではその後NHKの関連会社・NHKソフトウェア(現在はNHKエンタープライズに合併)からゴーヤーマンのグッズが発売され人気を集めた[30][31]。2010年現在も沖縄県の土産物店ではNHKエンタープライズのゴーヤーマン関連商品が売られている。なお、このキャラクターは、「劇中当時(1991年)では受けないが、2001年現在では人気を集めるようなキャラクター」というコンセプトで考え出されたという。

    また夏休み中の期間に限り、各話のエンディング5秒の「明日もお楽しみに」の映像がゴーヤーマンの映像に変わった(例:茶碗の中に湯が入っていて風呂のように浸かっている・ゴーヤーと共に吊るされている)。また、2001年10月から11月にかけて「天下無敵のゴーヤーマン☆」(歌・ガレッジセール)が『みんなのうた』で放送された。当時沖縄以外の人々にはあまり知られていなかったゴーヤーの知名度を格段に上げた立役者でもある。

    『ちゅらさん』以外では、2022年度前期の連続テレビ小説『ちむどんどん』にゴーヤーマンが登場している。ゴリがタクシー運転手役で最終回に登場し、彼が運転するタクシーのミラーにゴーヤーマンがぶら下がっている[注釈 6]

    城ノ内真理亜

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    また番組内でメルヘン童話作家として登場した城ノ内真理亜(菅野美穂)が、2004年のちゅらさん3の放送をきっかけとして、『ガジュマルの樹の下で』(ポプラ社)で実際に文壇デビューを果たした。書籍の表紙に記された作者は城ノ内真理亜だが、実際に手がけたのは、ちゅらさんの小説ノベライズ版などをはじめ、岡田惠和脚本のノベライズ執筆を多く手がける蒔田陽平。

    撮影地

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    「ちゅらさん2」撮影を記念した植樹(小浜小中学校、写真の樹木はヒロイン・恵里役の国仲が植樹したもの)

    関連商品

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    書籍

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    • NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」ノベライズ本 全3巻(双葉社
    • NHK月曜ドラマシリーズ「ちゅらさん2」ノベライズ本(双葉社)
    • NHK月曜ドラマシリーズ「ちゅらさん3」ノベライズ本(双葉社)
    • NHK土曜ドラマ「ちゅらさん4」ノベライズ本(双葉社)
    • ちゅらさん 新風舎文庫 全7巻(新風舎)
    • ちゅらさん ジュールコミックス 全2巻(双葉社)
    • ちゅらさん NHKドラマガイド(日本放送出版協会
    • ちゅらさんファンブック(双葉社)
    • ちゅらさんファンブック 新装版(双葉社)
    • ガジュマルの樹の下で(ポプラ社
    • NHK連続テレビ小説ちゅらさんの沖縄家庭料理(双葉社)
    • ちゅらさん オリジナルサウンドトラック ピアノソロ曲集(全音楽譜出版社)
    • 連続テレビ小説読本(洋泉社ISBN 978-4800304940
      • NHK、連続テレビ小説の特集本。
      • 第一章の「朝ドラを変えた21世紀の重要作」としてピックアップした5作品の内で「ちゅらさん」を紹介し、国仲涼子のインタビューを収録。
    • 朝ドラの55年 ― 全93作品完全保存版(NHK出版ISBN 978-4144072130
      • NHKドラマ番組部監修で1961年から2015年までの連続テレビ小説93作品を紹介。
      • 「ちゅらさん」からは作品紹介の他、国仲涼子のインタビュー、沖縄県竹富町のロケ地などを掲載。

    CD

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    DVD・ビデオ

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    • ちゅらさん総集編 ビデオ全3巻・DVD3枚組(ポニーキャニオン
    • ちゅらさん完全版 ビデオ全13巻・DVD13枚組(ポニーキャニオン)
    • ちゅらさん2 ビデオ全3巻・DVD3枚組(ポニーキャニオン)
    • ちゅらさん3 DVD2枚組(ポニーキャニオン)
    • ちゅらさん4 DVD (ポニーキャニオン)

    その他

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ 岡田惠和が影響を受けた、高橋留美子の漫画『めぞん一刻』に出てくる「一刻館」からの、命名だという[5]
    2. ^ 山田孝之の母が沖縄出身である。
    3. ^ その後は放送済みの回想シーンに登場していたが、第14週(ガジュマルの樹の下で)では新規収録で登場している。
    4. ^ 本作より連続テレビ小説アンコールは月曜 - 金曜12時30分 - 12時45分に放送(その直後に、総合では朝8時から放送される新作の当日放送分の再放送がある〈2024年度上半期は『虎に翼』〉)[15]
    5. ^ 小浜島では島が大きすぎて、ヘリコプターによる撮影では高度が必要だったことから選ばれなかった。
    6. ^ ゴリ演じるタクシー運転手は最終回で、ヒロイン・比嘉暢子(演 - 黒島結菜)の兄・賢秀(演 - 竜星涼)を客として乗せている。その後すぐ、ある目的のために暢子、賢秀と2人の姉妹(暢子の姉で賢秀の妹)である良子(演 - 川口春奈)の3人を亡き父・賢三(演 - 大森南朋)の墓がある浜へと連れて行く。

    出典

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    1. ^ a b c NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2002』日本放送出版協会、2002年10月31日、144頁。 
    2. ^ a b c 連続テレビ小説 4 平成の連続テレビ小説”. NHKアーカイブス. NHK. 2024年6月25日閲覧。
    3. ^ a b c 5 Ⅳ期 62 作目『私の青空』から81 作目『ウェルかめ』まで” (PDF). メディア研究部. NHK放送文化研究所. p. 14 (2020年1月30日). 2024年6月25日閲覧。
    4. ^ ちゅらさん - NHK
    5. ^ 脚本家・岡田惠和さん「ドラマのセリフを書くときは、原作マンガの世界観とキャラクターに愛情を持って同化したい」◆屋根の上のマンガ読み(第66回) ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館 2015.01.11
    6. ^ ヒロインに国仲涼子さん/NHK朝ドラ「ちゅらさん」 Archived 2015年3月14日, at the Wayback Machine. - 琉球新報、2000年10月18日
    7. ^ a b NHK 連続テレビ小説と視聴者 −“朝ドラ”はどう見られているか −” (pdf). メディア研究部. NHK放送文化研究所. p. 148 (2020年1月30日). 2024年6月25日閲覧。(「付表1 NHK 連続テレビ小説【作品一覧表】」の154頁の64)
    8. ^ 家族のきずな、人気の支え? 「ちゅらさん」4作目に”. asahi.com (2006年11月6日). 2011年7月26日閲覧。
    9. ^ 「命どぅ宝」に込めたテーマ 沖縄ブーム起こした「ちゅらさん」秘話”. 毎日新聞. 毎日新聞社 (2022年5月16日). 2024年6月25日閲覧。
    10. ^ 国仲涼子 - NHK人物録
    11. ^ 山田孝之 - NHK人物録
    12. ^ 真野響子 - NHK人物録
    13. ^ 余貴美子 - NHK人物録
    14. ^ 菅野美穂 - NHK人物録
    15. ^ NHK2024年度番組改定 朝ドラは「ちゅらさん」「オードリー」を再放送 「ブラタモリ」は不定期に 「FIFAワールドカップ 伝説の試合ノーカット」がスタート(産経新聞iza!)
    16. ^ 2024年4月14日深夜0-5時番組表
    17. ^ 【ドラマセレクション】NHKドラマの再放送情報を一挙ご紹介!2024年4月号
    18. ^ 「ちゅらさん」ファンミーティング 出演者が当時の思い出語る”. 沖縄 NEWS WEB. 沖縄放送局 (2024年4月29日). 2024年8月21日閲覧。
    19. ^ 連続テレビ小説「ちゅらさん」ファンミーティング”. 沖縄放送局 (2024年6月28日). 2024年8月21日閲覧。
    20. ^ 「ちゅらさん」で大人気のおばぁ・平良とみさん 出演は「四顧の礼」でようやく実現 ヒロイン国仲も目潤ませ感謝”. デイリースポーツオンライン. デイリースポーツ (2024年6月30日). 2024年8月21日閲覧。
    21. ^ ちゅらさんスクリーンコンサート”. NHKオンライン. NHK (2024年5月13日). 2024年8月21日閲覧。
    22. ^ 国仲涼子 「全然会えてないけど、ずっとつながってる」という俳優 「私が結婚した後に…」”. スポニチ. スポーツニッポン新聞社 (2024年8月12日). 2024年8月21日閲覧。
    23. ^ 仲井間郁江 (2024年4月26日). “朝ドラ「ちゅらさん」SNS上で話題「オープニングがなぜ、あの島なのか」 NHK制作担当者に聞いた 沖縄”. 琉球新報. 2024年4月28日閲覧。
    24. ^ ちゅらさん展望台 口蹄疫侵入防止で閉鎖」『八重山毎日新聞』2012年1月31日。オリジナルの2012年7月22日時点におけるアーカイブ。
    25. ^ ““愛娘”国仲涼子は号泣…「ちゅらさん」ファミリーの固い絆”. ZAKZAK. (2011年4月25日). https://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110425/enn1104251141000-n1.htm 2011年4月30日閲覧。 
    26. ^ “国仲涼子“ちゅらさんファミリー”も涙涙”. デイリースポーツ. (2011年4月25日). オリジナルの2011年4月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110427085726/http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/04/25/0003997619.shtml 2011年4月30日閲覧。 
    27. ^ “ゴリ「東京のお母さん…」田中好子さん死去”. サンケイスポーツ. (2011年4月23日). オリジナルの2011年4月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110426112653/http://www.sanspo.com/geino/news/110423/gnj1104230508019-n1.htm 2011年4月30日閲覧。 
    28. ^ “元キャンディーズ・田中好子さん死去…55歳、乳がん”. スポーツ報知. (2011年4月21日). オリジナルの2011年4月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110426125659/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110421-OHT1T00263.htm 2011年4月30日閲覧。 
    29. ^ NHK高瀬耕造アナ「朝ドラ『虎に翼』略して朝虎と呼び始めてます」,サンケイスポーツ,2024年4月9日。
    30. ^ 「ちゅらさん」のゴーヤーマン人形、売り切れ続出SANSPO.COM、2001年4月29日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    31. ^ ゴーヤーマン大人気で新種が発売、SANSPO.COM、2001年7月4日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)

    関連項目

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    外部リンク

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    NHK 連続テレビ小説
    前番組 番組名 次番組
    オードリー
    (2000年度下半期)
    ちゅらさん
    (2001年度上半期)
    ほんまもん
    (2001年度下半期)
    NHK 月曜ドラマシリーズ
    風子のラーメン
    (2003年2月10日 - 3月10日)
    ちゅらさん2
    (2003年3月31日 - 4月28日)
    麻婆豆腐の女房
    (2003年5月12日 - 6月9日)
    ジイジ〜孫といた夏
    (2004年8月16日 - 9月6日)
    ちゅらさん3
    (2004年9月13日 - 10月11日)
    ねばる女
    (2004年10月18日 - 11月15日)
    NHK 土曜ドラマ
    ウォーカーズ〜迷子の大人たち
    (2006年11月11日 - 12月2日)
    ちゅらさん4
    (2007年1月13日 - 1月20日)
    スロースタート
    (2007年1月27日 - 2月3日)
    NHK BSプレミアム 月曜 - 土曜 23時 - 23時15分 連続テレビ小説・アンコール(夜の部)
    てっぱん
    (2013年度上半期)
    ちゅらさん
    (2013年度下半期)
    -
    (夜の部の枠廃止)
    NHK総合 連続テレビ小説アンコール
    さくら
    (2023年9月4日 -
    2024年2月28日)
    ※同作品までは平日14時台に放送
    ちゅらさん
    (2024年度上半期)
    ※本作品より平日12:30 - 12:45に放送
    -
    NHK総合 平日12:30 - 12:45
    月 - うまいッ!
    火 - いいいじゅー! !
    水 - にっぽん百低山
    木 - サラメシ(再)
    金 - きょうの料理
    ※全て12:20 - 12:43(祝日除き)
    ちゅらさん
    (2024年4月1日 - )
    -
    BS12 トゥエルビ 月曜 19:00 - 20:50
    -
    (枠設置前)
    ちゅらさん
    (2020年度下半期)
    ふたりっ子
    (2021年度上半期)