コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゲランダから転送)
ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち
監督 小中和哉
脚本 長谷川圭一
製作総指揮 円谷一夫
出演者
音楽 矢野立美
主題歌 影山ヒロノブ&前田達也「SHININ' ON LOVE」
撮影 大岡新一
編集 松木朗
製作会社 ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ製作委員会
配給 松竹
公開 1998年3月14日
上映時間 98分[1] [注釈 1]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 4億5,000万円[2]
前作 ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影
次作 ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦
テンプレートを表示

ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』(ウルトラマンティガ アンド ウルトラマンダイナ ひかりのほしのせんしたち)は円谷プロダクション製作による特撮映画作品。テレビ番組『ウルトラマンダイナ』の劇場オリジナル作品である。1998年3月14日全国松竹系で公開。同時上映は『ウルトラニャン2 ハッピー大作戦』。

キャッチコピーは「こんどの敵は、デカスゴだ。

概要

[編集]

ゲームを楽しむような感覚で人類殲滅を企むモネラ星人と地球平和連合TPCの戦いを描く。

平成ウルトラシリーズ初の映画作品。ウルトラシリーズのテレビ作品が、放映中に完全新作映画として公開されるのは本作品が初めてである。

ウルトラマンゼアス』2作品の成功を受けて配給の松竹がウルトラシリーズをプログラムピクチャーとすることを円谷プロダクションに要望し、当初は『ゼアス3』を製作する予定であったが、ティガとダイナの競演というスペシャル要素を重視して、放送中であった『ウルトラマンダイナ』テレビシリーズの拡大版として制作されることとなった[3][4]

当初の企画ではウルトラマンダイナとウルトラマンティガの共演は、本編においてもアスカとダイゴの遭過という形で想定されており、『ティガ』の時代からタイムスリップしたダイゴが変身してダイナを助けるという展開が用意されていた[5]が、ダイゴ役のV6長野博がスケジュールの都合がつかず[5][3][注釈 2]、ストーリーは変更されることになったものの、そのことによってテーマは「アスカの戦士としての成長」へと絞られ[5]、ティガに関しては「人々の心の中にある希望が実体化したものである」と、テレビシリーズの最終回を1歩推し進めた解釈を示すことになった[6]

『ダイナ』が前作『ティガ』最終回から7年後の時代であるという設定を活かし、旧GUTS隊長であるイルマ参謀とアスカの対面を経てティガを登場させており、終盤においてもダイゴとヤズミを除いた旧GUTS隊員が集結・再会するシーンが存在する。旧GUTS隊員は本作品の後にテレビシリーズにも登場するが、本作品製作時点ではイルマ以外TPCを離れているという設定であったため全員私服姿での登場となった[5]

ストーリー

[編集]

宇宙有翼骨獣ゲランダが宇宙空間に出現。ウルトラマンダイナも現れ、戦闘を開始するが、ソルジェント光線の直撃にも耐える敵を前に危機に陥る。しかし次の瞬間、ゲランダは謎の戦艦の砲撃を受けて消滅。ダイナとスーパーGUTSの危機を救ったこの戦艦の正体は、TPCが極秘裏に作った電脳巨艦「プロメテウス」であった。

後日、クリオモス島にてプロメテウスの説明会が開かれた。招かれたアスカたちスーパーGUTSの面々は、そこで開発責任者のキサラギ・ルイ博士に出会う。「人間の思考パターンを読み取ったメインコンピュータが、その人間のとる行動と同様に動かすために無人であり、また圧倒的な破壊力を持つネオマキシマ砲を有する戦艦プロメテウスは、ウルトラマンダイナをも凌ぐ、新たなる人類の希望である」と、プロメテウスへの絶対の自信を語るキサラギ博士に、「大きいだけの戦艦がダイナよりも強力であるはずがない」と憤るアスカ。ヒビキ隊長はそんなアスカを抑えつつも「このような強力な兵器は人類には危険ではないか?」と進言する。キサラギ博士は「時代は常に先へと進む」とヒビキ隊長の言葉を一蹴。その一方で、人間の思考データを用いるという都合上、必要なデータが不足しており、キサラギ博士はそのためにスーパーGUTSの隊員たちの記憶をインプットしようと計画していた。ダイナを例えにしてプロメテウスの優位性を誇示され怒ったアスカは、「こんなデジタル戦艦の能力なんか否定してやる」と自らデータサンプルに志願するのだった。

しかし、データ移植の最中にアスカは意識を失い、過去に戦った怪獣たちとの壮絶な死闘を夢に見る。その中でゲランダとの戦いをも思い出し、ダイナがプロメテウスのネオマキシマ砲を受けて消滅する悪夢に苛まれたアスカは、気を失ってしまった。

マイに介抱してもらっていたアスカ。その時、突如謎の宇宙船がクリオモス島を襲撃する。ヒビキ隊長らがガッツイーグルに乗って迎撃に出るが、マシントラブルで分離出来ず、海上に墜落してしまう。マイとアスカも遅れて駆けつけるが、機嫌の悪いアスカは「足手まといだ」とマイを地下基地へと避難させ、ダイナに変身しようとする。ダイナがプロメテウスに倒される悪夢が脳裏をよぎり、変身を躊躇するアスカだったが、「ダイナは無敵の巨人だ。負けるはずがない」と自身に活を入れて、変身を遂げる。

その時、プロメテウスが出現。しかし宇宙船が照射した光線を浴びたプロメテウスは変形、電脳魔神デスフェイサーに変貌した。

登場人物

[編集]
ススム
K3地区に住む少年。デスフェイサー襲来で避難する途中にアスカと出会い、落ち込んでいたアスカに辛辣な言葉を浴びせつつも励まそうとする。スーパーGUTSのガッツアーマーのレプリカユニフォームを着、兄から貰ったウルトラマンティガのソフビ人形[注釈 3]を宝物にしているなど、ヒーローへの憧れが強い。
兄はかつてティガがガタノゾーアに敗れ石像と化した際に光を与えた世代であり、現在は宇宙飛行士訓練学校で生活している。
ウルトラマンティガ
ススム少年が持っていたティガの人形に、ダイナを助けようとする世界中の人々から放たれた光が宿って本物のティガとなりダイナを助ける[7]。クイーンモネラを倒した後、光となり消滅した。
本作品に登場するティガはあくまで人々の光が実体化したもので、『ティガ』本編で主人公のマドカ・ダイゴが変身したティガとは別の存在。
  • スーツはテレビシリーズのものの流用[8]
マドカ・ヒカリ
ダイゴとレナの娘。火星生まれのスターチャイルド第一世代。事件解決後、レナに連れられイルマに会いに来る。後に『ダイナ』本編の最終章にも登場する。
ウルトラマンダイナ
最終章で父親のダイゴとともに登場。
ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人
本作品から少し成長した姿(演 - 山崎ゆり)で登場。劇中、弟のマドカ・ツバサの存在やTPC所属ということが語られている。劇中での登場は、冒頭のツバサとの通信(声のみ)とツバサが所持するロケットの中の写真のみ。また、劇中にはヒカリとそっくりなマホロバという古代人の女性も登場する。
大決戦!超ウルトラ8兄弟
本作品のヒカリとはパラレルワールド(別世界)の人物という設定ではあるものの、ダイゴとレナの娘(演 - 橋本来留美)として登場。このヒカリは、パラレルワールド(別世界)のハヤタ・シン(ウルトラマン)の孫でもある。

登場怪獣・宇宙人

[編集]
諸元
モネラ星人
ALIEN MONERA[9][10]
別名 宇宙植物獣人
身長 111 cm[出典 1]
体重 44 kg[出典 1]
出身地 モネラ星[出典 2]
宇宙植物獣人 モネラ星人
植物が進化した外骨格を有する植物系宇宙人の知的生命体で、高度な科学力で地球人類の完全抹殺を目論む[11]。話し方は礼儀正しいものの、とてつもなく攻撃的で高慢な性格で「人類に自分たちと対等に会話する資格など無い」「絶望と恐怖しか許されない」「人類自体の存在が目障り」などと語り、人類を愚かで無意味な存在としてしか認識していない。
キサラギの意識を超能力でコントロールして、プロメテウスを建造させ、さらにクリオモス諸島に配備されていたガッツイーグルに予めマシントラブルを引き起こすように細工を施させた。劇中では13体が登場し、最終的に全てがモネラシードと同化しクイーンモネラとなった。
  • デザインは丸山浩による[18]。モチーフは『ウルトラセブン』に登場したチブル星人。ゲランダとの共通項である外骨格を入れている[19][20]
  • 着ぐるみは制作されておらず、CGで表現されている[15]
諸元
ゲランダ
別名 宇宙有翼骨獣
身長 54 m[出典 3]
体重 6万2千 t[出典 3]
出身地 モネラ星の衛星ジーランド[出典 4]
宇宙有翼骨獣 ゲランダ
対ダイナ戦用に生体改造されたモネラ星の衛星ジーランドに住む宇宙怪獣。モネラ星人と同じ遺伝子構造を持つ[21][10]。マッハ9.6の飛行速度で宇宙空間を飛行し[出典 5]、月上空においてガッツイーグルα・β号、さらに月面でウルトラマンダイナと戦った。
ソルジェント光線の直撃にも耐える頑強な外骨格を持ち、怪力と口から発射するジービーム[出典 6]を武器とする。ダイナを頭部の「角骨」と呼ばれる角で貫こうと追い詰めるが、ダイナがダイナスラッシュの構えを取った瞬間にプロメテウスの放ったネオマキシマ砲を受け消滅する。
  • デザインは丸山浩による[22]。モネラ星人同様、外骨格系でまとめている[19][20]
  • 造型はVi-SHOPによる[12][8]。スーツには翼の展開ギミックがあり、飛行シーンでは翼を広げた状態のスーツと飛行用人形が併用された[8][22]
  • 当初の内容では、赤い身体色のゲランダIIがクリオモス諸島を襲撃するという展開が予定されていたが、予算の都合やモネラシードやプロメテウスなども登場するため煩雑と判断され不採用となった[出典 7]
大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』に登場したゲランダ
第12話「襲撃! 宇宙有翼骨獣」に登場。
突然主人公の乗るキングジョーブラックの頭部の前に現れて襲い掛かり、彼らを惑星アヴァルに連れ去る。そしてそこでバトルナイザーの怪獣と戦ったが、倒された。
ステータスはディフェンスとパワーが高めに設定されている。必殺技は劇中使用した「ジービーム」、超高速での体当たり攻撃「マッハクラッシュ」、両腕の爪で敵を切り裂く「ゲランダクロー」が使える。また、ダイナのソルジェント光線に耐えた怪獣だけあって、NEO以降は光属性攻撃への耐性を身につけている。
諸元
モネラシード
MONERA SEED[10]
別名 専用種子船
全長 48 m[出典 8]
全幅 30 m[出典 8]
出身地 モネラ星[10][16]
専用種子船 モネラシード
モネラ星人が宇宙船として使用している宇宙生命体。カブトガニに似た外観をしている。
ガッツイーグルのトルネードサンダーを防ぐほどの強力なシールドを発生することができ、船首から赤色破壊光線シーダー[出典 9]を放ち、これでクリオモス島の無人迎撃システムを破壊した。また、本体下部からは変形光線モルージョン[11][16]を放つことも可能であり、これでプロメテウスをデスフェイサーに変形させた。
土中に潜むことも可能で、デスフェイサーを倒した直後に飛び立ったダイナ・ストロングタイプを触手で捕らえ、その状態で13体のモネラ星人と同化してクイーンモネラへと変貌した。
諸元
デスフェイサー
DEATHFACER[9][10]
別名 電脳魔神
身長 77 m[出典 10]
体重 9万6千 t[出典 10]
出身地
電脳魔神 デスフェイサー
TPCの建造した電脳巨艦プロメテウスが、モネラシードのモルージョンによって構造ごと改造され、再構成した戦闘用ロボット。胸部のネオマキシマ砲[出典 12]に加え、右腕が伸縮自在のデスシザース[出典 13][注釈 4]で、その上部付近にビーム砲を持ち、左腕がガトリングガン[出典 14]になっている。
最初の対決では、ゲランダによってダイナの攻撃データを調査し、アスカ=ダイナの記憶・能力をコピーしていたため、ウルトラマンダイナ・ミラクルタイプのスピード攻撃を完全に見切った。シャイニングジャッジを反射バリヤー・ジェノミラーで跳ね返し、反撃のネオマキシマ砲を発射。この際、ネオマキシマ砲に敗れる悪夢が頭をよぎったダイナが逃亡したため、クリオモス島に直撃、島を破壊してしまう。
2戦目ではウルトラマンダイナ・ストロングタイプと対決。今度は両腕をもぎ取られた挙句、恐怖を乗り越えたダイナにネオマキシマ砲もろとも胸部をダイナックルで貫かれ、スペースダイナマイトで空高く放り投げられるとそのまま爆発した。
テレビ版第46話にも黒い宇宙植物の作り出した幻影として姿を見せている。
  • ネオマキシマ砲は、後に『ダイナ』本編終盤にてクラーコフNF-3000に搭載されることになり、ダイナと人類がスフィアに勝利するための重要な鍵となった。
  • プロットではシルバービショップジェノサイバーなどの名称であった[3][20]
  • デザインは丸山浩による[22]。変形前後のつながりは考えず、ぐちゃぐちゃに変形するイメージのため、表面を無数のパネルラインで覆っている[19][20]。黒い顔には多くの赤いLEDを仕込んで顔文字のように変化させる予定であったが、コミカルになるのを恐れて幾何学模様の表現のみとなった[20]
  • 造型はボンクラフトによる[12][8]。スーツは上下分割式で、両腕も着脱可能となっている[8]。着ぐるみは映画公開後も長く残っていたが、『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』にて、ビートスターに改造された[20]。同作品ではデスフェイサーがそのままロボット怪獣軍団の一体として登場する案もあった[25]
ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 新たなる二つの光』に登場したデスフェイサー
ミッション14「光を超えて」に登場。
大怪獣バトル ULTRA MONSTERS EX』に登場したデスフェイサー
第18話「ダブルモンスロード!」に登場。
惑星ボリスの地中に埋まっており、主人公にゼットンを倒されて弱ったレイブラッド星人が呼び出し、これに憑依する。ストーリー第2部最後の敵であり、桁外れの圧倒的な戦力を誇る。
最大の武器として「ネオマキシマ砲」を装備し、これで主人公たちを消し飛ばそうとするが、ヴィットリオが庇ったことで阻止される。最期は主人公とヴィットリオ、2つのバトルナイザーによるダブルモンスロードで現れた怪獣にレイブラッド星人もろとも倒された。
ステータスはキングジョーブラック並みもしくはそれ以上の高ステータスを誇り、第1部ラストのエースキラーを遥かに上回る。必殺技は劇中通り、「ネオマキシマ砲」、「ガトリングガン連射」、「デスシザーレイ」を使用する。NEO以降、ネオマキシマ砲は光属性が付加されている。
諸元
クィーンモネラ
QUEEN-MONERA[9][10]
別名 超巨大植物獣
全長 258 m[出典 15]
体重 108万 t[出典 15]
出身地 メトロポリスK3地区[出典 16][注釈 5]
超巨大植物獣 クィーンモネラ[注釈 6]
デスフェイサーを倒された13体のモネラ星人が、最後の手段としてモネラシードを核に同化・発育した姿。ティガとダイナの約5倍の巨体を持つ。
触手からは破壊光弾テンタクルボム[出典 17]、開いた頭部からは周囲3キロメートルの地点をリング状に焦土と化す拡散光弾クラウンビーム[出典 18]を発射する。高圧電流QMバースター[出典 19]を使って、腹部の檻に閉じ込めたダイナの光エネルギーを奪って活動を停止させた。しかし、人々の諦めない心が光となって出現したウルトラマンティガが、解放した光のエネルギー(クリスタルパワー)でダイナを蘇らせたため形勢逆転される。上記のテンタクルボムと土中から伸ばした触手でティガとダイナを苦しめたが、触手をスーパーGUTS隊員らの総攻撃で切断され、2大ウルトラマンのフライングダブルパンチを受けて怯む。最後はクラウンビームのチャージ中に、ティガとダイナの合体技・TDスペシャルによって消滅。同時にモネラ星人も全て死滅した。
  • デザインは丸山浩による[18]。造型はVi-SHOPによる[12][8]。触手は造形物とCGを併用している[8]。ミニチュア前提のデザインのため、人が入ることを想定せずにデザインされた[19][20]
  • のちに映画『新世紀ウルトラマン伝説』にも登場した(映像は本作品からの流用)。

キャスト

[編集]

声の出演

[編集]

スーツアクター

[編集]

スタッフ

[編集]

主題歌

[編集]
主題歌「SHININ' ON LOVE」
作詞 - 松井五郎 / 作曲 - 河野陽吾 / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - 影山ヒロノブ&前田達也
イメージソング「君の愛と僕の勇気~もう悲しみなんかない」
作詞 - 松井五郎 / 作曲 - 松原みき / 編曲 - 高梨康治 / 歌 - 影山ヒロノブ&前田達也

映像ソフト化

[編集]
  • VHSおよびDVD(セル、レンタル共通)は1998年12月18日発売。いずれも『ウルトラニャン2 ハッピー大作戦』を同時収録。
  • 2007年11月26日発売の『ティガ ダイナ ガイア メモリアルボックス ザファイナル』および2015年9月25日発売の『ウルトラマンダイナ Complete Blu-ray BOX』に収録されている。こちらには『ウルトラニャン2』は未収録。
  • DVDは2010年1月にファミリーセレクションとしても再発売されている。

テレビ放送

[編集]
初回放送日
1998年12月27日16時から17時24分 MBSTBS系列。
ウルトラマン列伝
2012年12月5日から同年12月26日まで、全4回に分割されて放送された。
ウルトラマン クロニクルZ ヒーローズオデッセイ
2021年3月20日から同年3月27日まで、前後編に分割されてダイジェスト放送された[注釈 7]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 同時上映との合計。
  2. ^ ダイゴは本作品ではイルマとレナの会話で名前が登場するほか、イルマの部屋に飾られている『ティガ』テレビシリーズ最終話のガタノゾーア戦後に撮られた旧GUTSメンバーの写真で姿が確認できる。のちに長野は『ダイナ』テレビシリーズ最終章にダイゴ役でゲスト出演している(ティガに変身する展開はなし)。
  3. ^ それを見たアスカはダイナと間違えた。
  4. ^ 資料によってはデスシザーと記述している[24][10]
  5. ^ 『平成ウルトラ映画全集』では「地球にて発育」と記述している[14]
  6. ^ 資料によっては「クーンモネラ」と表記している[16][19]
  7. ^ 3月20日放送分はAパートで『ウルトラマンZ』第6話のダイジェストを放送したため、本作品の前編はほぼBパートのみである。また、前後編とも諸事情により、アスカの登場シーンはすべてカットされている。

出典

[編集]
  1. ^ FCティガ/ダイナ/ガイア 2001, p. 79.
  2. ^ 「1998年日本映画配給収入」『キネマ旬報1999年平成11年)2月下旬号、キネマ旬報社、1999年、175頁。 
  3. ^ a b c d 平成ウルトラ映画全集 2001, pp. 82–83, 「テレビシリーズの拡大 ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」
  4. ^ HISTORICA 2022, p. 41, 「ウルトラマンダイナ」
  5. ^ a b c d e テレビマガジン特別編集 1998, p. 93, 「映画ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」
  6. ^ 『TIGA・DYNA・GAIA MEMORIAL BOX THE FINAL』解説書より。
  7. ^ UPM vol.22 2021, p. 17, 「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ」
  8. ^ a b c d e f g h 平成ウルトラ映画全集 2001, pp. 90–91, 「特別企画 造形物としてのキャラクター図鑑」
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s FCティガ/ダイナ/ガイア 2001, p. 80, 「劇場用映画(含むウルトラマンナイス)怪獣リスト」
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 画報 下巻 2003, p. 124, 「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m n o パンフレット 1998
  12. ^ a b c d e f g h i テレビマガジン特別編集 1998, p. 57
  13. ^ a b c d e f g 宇宙船YB 1999, pp. 16–17, 「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 平成ウルトラ映画全集 2001, pp. 34–35, 「MONSTER」
  15. ^ a b c d 大辞典 2001, p. 328, 「も」
  16. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 円谷プロ全怪獣図鑑 2013, pp. 259–260
  17. ^ a b c d e f g h i j UPM vol.22 2021, p. 22, 「宇宙球体、スフィア合成獣、強力怪獣、宇宙人」
  18. ^ a b c d e フィギュア王293 2022, p. 49, 「ダイナ怪獣・宇宙人 大図鑑~映画・ビデオ編~」
  19. ^ a b c d e f g デザイン画集 2018, pp. 241, 「丸山浩デザイン解説 ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」
  20. ^ a b c d e f g h i デザイン画集TDG編 2022, pp. 171–176, 「『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』」
  21. ^ a b c d 大辞典 2001, p. 124, 「け」
  22. ^ a b c d e f g h フィギュア王293 2022, p. 48, 「ダイナ怪獣・宇宙人 大図鑑~映画・ビデオ編~」
  23. ^ 「DESIGN WORKS」『ウルトラマンネクサス ヒーローピクトリアル Vol.2 <千樹 憐編>』小学館てれびくんデラックス愛蔵版〉、2005年12月10日、68頁。ISBN 4-09-105106-5 
  24. ^ a b c d e 大辞典 2001, pp. 221–222, 「て」
  25. ^ 『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』解説書より。
  26. ^ a b c d 大辞典 2001, p. 112, 「く」

出典(リンク)

[編集]

参考文献

[編集]
  • 劇場パンフレット
    • 『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』パンフレット 1998年3月14日発行 発行:株式会社 講談社
  • テレビマガジン特別編集(講談社
  • 『宇宙船YEAR BOOK 1999』朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、1999年5月1日。雑誌コード:01844-05。 
  • 『空想特撮映像のすばらしき世界 ウルトラマンティガ / ウルトラマンダイナ / ウルトラマンガイア』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション〉、2001年7月20日。ISBN 4-257-03624-9 
  • 『ウルトラマン大辞典』中経出版、2001年12月21日。ISBN 4-8061-1556-8 
  • 『ウルトラマン画報』 下巻、竹書房、2003年5月9日。ISBN 4-8124-0999-3 
  • 大石真司、江口水基・島崎淳・間宮尚彦『円谷プロ全怪獣図鑑』円谷プロダクション監修、小学館、2013年3月11日。ISBN 978-4-09-682074-2 
  • 『丸山浩ウルトラデザイン画集』洋泉社、2018年11月22日。ISBN 978-4-8003-1596-0 
  • 講談社 編『ウルトラ特撮 PERFECT MOOK』 vol.22《ウルトラマンダイナ》、講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2021年5月26日。ISBN 978-4-06-520949-3 
  • 『ULTRAMAN HISTORICA ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』講談社〈講談社MOOK〉、2022年6月28日。ISBN 978-4-06-528129-1 
  • 『フィギュア王』No.293、ワールドフォトプレス、2022年7月30日、ISBN 978-4-8465-3275-8 
  • 丸山浩『丸山浩ウルトラデザイン画集 光の記憶 ウルトラマンティガ・ダイナ・ガイア編』ホビージャパン、2022年7月27日。ISBN 978-4-7986-2876-9 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]