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[[兵庫県]][[西宮市]][[甲子園]]出身。[[灘中学校・高等学校]]、[[東京大学大学院経済学研究科・経済学部|東京大学経済学部]]を卒業。[[1998年]]に通産省に入省、大臣官房総務課配属。その後、経済産業政策局新規産業室、産業構造課勤務など、[[経済産業省|経産]]官僚を約10年間務めた。 |
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[[2008年]]、[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]の[[三重県第2区|三重2区]]支部長に就任。[[2009年]][[8月30日]]に行われた[[第45回衆議院議員総選挙]]に立候補するが[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]現職の[[中川正春]]に敗れ落選した。 |
2022年8月20日 (土) 08:22時点における版
鈴木 英敬 すずき えいけい (すずき ひでたか) | |
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2019年3月9日 | |
生年月日 | 1974年8月15日(50歳) |
出生地 | 日本 兵庫県西宮市甲子園 |
出身校 | 東京大学経済学部 |
前職 |
国家公務員(通商産業省・経済産業省) 三重県知事 |
現職 | 衆議院議員 |
所属政党 |
(自由民主党→) (無所属→) 自由民主党(安倍派)[1] |
公式サイト | 鈴木英敬 後援会 公式ウェブサイト |
選挙区 | 三重4区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2021年11月3日[2] - 現職 |
第18・19・20代 三重県知事(公選) | |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2011年4月21日 - 2021年9月12日 |
鈴木 英敬(すずき えいけい、1974年〈昭和49年〉8月15日 - )は、日本の政治家、経産官僚。自由民主党所属の衆議院議員(1期)、内閣府大臣政務官。
元三重県知事(公選第18・19・20代)。中央防災会議委員。身長は176cm。
妻は元シンクロ五輪メダリストの武田美保。本名は「すずき ひでたか」だが、政治家としては名前を音読みとしている[3]。
来歴
兵庫県西宮市甲子園出身。灘中学校・高等学校、東京大学経済学部を卒業。1998年に通産省に入省、大臣官房総務課配属。その後、経済産業政策局新規産業室、産業構造課勤務など、経産官僚を約10年間務めた。
2008年、自由民主党の三重2区支部長に就任。2009年8月30日に行われた第45回衆議院議員総選挙に立候補するが民主党現職の中川正春に敗れ落選した。
2011年2月、自由民主党を離党し、同年の三重県知事選挙に立候補する意向を表明[4]。同年4月10日に行われた三重県知事選挙では自民党推薦・みんなの党推薦・公明党三重県本部の支持を受け立候補[5]。37万9472票を獲得し元津市長の松田直久を僅差で下し初当選した。就任時点では、大阪府の橋下徹知事を抜いて、36歳の全国最年少現職知事となった。
戦後の歴代三重県知事は、初当選のときは、田中覚(1955年の知事選挙で日本社会党の推薦で当選)・田川亮三(1972年の知事選挙で民社党・日本社会党の推薦で当選)・北川正恭(1995年の知事選挙で新進党・新党さきがけの推薦で当選)・野呂昭彦(2003年の知事選挙で民主党・社民党の推薦で当選)と全て非自民党系候補として当選している。鈴木は、自由民主党(及びみんなの党・公明党三重県本部)推薦候補として初当選した初の三重県知事となった。
2014年11月21日、2期目への立候補を表明した[6]。2015年4月12日、自民党、公明党、新政みえの推薦を受けて再選を果たした。2019年4月、3期目の当選を果たした。
2021年8月5日、会見で年内に予定される第49回衆議院議員総選挙に三重4区からの立候補を表明。合わせて9月12日付で三重県知事を辞職する意向を示した[7]。投開票の結果、初当選を果たす。11月25日、清和政策研究会に加入する。
2022年8月12日、第2次岸田改造内閣で内閣府大臣政務官(担務は経済再生(物価高騰対策、成長戦略など経済財政政策の司令塔機能)、新しい資本主義、スタートアップ、新型コロナ対策、全世代型社会保障改革、金融庁)に就任。
略歴
- 1987年(昭和63年)3月 - 兵庫県西宮市立南甲子園小学校卒業
- 1990年(平成2年)3月 - 私立灘中学校卒業
- 1993年(平成5年)3月 - 私立灘高等学校卒業
- 1994年(平成6年)4月 - 東京大学文科二類入学
- 1998年(平成10年)
- 2006年(平成18年) - 立命館大学非常勤講師。(〜2008年)
- 2008年(平成20年)
- 1月15日 - 経済産業省を退官。
- 2月 - 自由民主党三重県第二選挙区支部支部長へ就任。
- 2009年(平成21年)8月 - 自由民主党公認で三重2区から出馬したが、落選した。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)10月 - 三重県知事として同県出身のレスリングの吉田沙保里選手の国民栄誉賞の授与を政府(野田内閣)に要望した。[8]
- 2015年(平成27年)4月 - 三重県知事に再選。
- 2019年 (平成31年) 4月 - 三重県知事に三選。
- 2021年(令和3年)
- 4月7日 - 東京オリンピックの聖火リレーの三重県区間の出発式で、第一走者の瀬古利彦のトーチに聖火を点火する役を務めた[9]。妻の武田美保は津市で聖火ランナーを務めた[10]。
- 9月12日 - 任期途中で三重県知事を辞職。
- 10月31日 - 自由民主党公認で第49回衆議院議員総選挙に三重4区から出馬し、初当選を果たす。
政策・主張
外交・安保
経済・財政
憲法改正
その他
- 2020年11月20日、性的少数者(LGBTなど)の同性カップルが婚姻と同等の扱いを受けられる「パートナーシップ宣誓制度」を導入すると発表。2020年度内の制定を目指す「性の多様性条例」に関連規定を盛り込むことを検討すると述べた[12]。同制度は2021年9月1日に開始された[13]。
- 2020年11月20日、菅義偉首相が打ち出した「デジタル庁」の三重県版となる「デジタル社会推進局(仮称)」を2021年度に設置する意向を表明した[14]。
- 女性天皇に反対[11]。
- 皇位継承のあり方について、男系継続と旧皇族復帰を主張している[15]。
政治資金問題
三重県知事に就任する直前まで暴力団員との交友が指摘される砂利砕石業者から顧問料として計330万円を受け取っていたことが分かった[16]。自由民主党三重県第2選挙区支部長を務めていた2010年(平成22年)5月から2011年(平成23年)3月までに顧問料として月30万円を受け取っていた[17]。会社の事業には関与せず、勤務実態はほとんどなかったという[16]。鈴木知事は2012年(平成24年)2月23日に記者会見し「既に確定申告を済ませており、法的には問題ないが、就任前のこととはいえお騒がせしたことは三重県民に申し訳ない」と話した[16]。問題の業者については、暴力団と関わりがある企業であるとの認識は無いとも述べた[17]。この業者は自由民主党の三ツ矢憲生衆院議員にも献金しており、和歌山県警によって暴力団との関わりを指摘されていた[18]。
人物
選挙前の活動
2011年(平成23年)3月11日に起きた東日本大震災による福島第一原子力発電所事故を受けて、3月17日に四日市の中央建設が日本に3台しかない50メートルアームの生コン圧送車を操縦士とともに2台提供できる準備が整っていることを東京電力に仲介して紹介した[19]。生コン圧送車は福島に派遣されたが、3月22日から日本政府が外国から借り上げた生コン車を利用することとしたために三重に引き返させられるなどした後、再び福島に派遣されている[19]。
その他
- 本籍地は祖父の出身地の三重郡菰野町千草。鈴鹿市白子町在住。
- 2007年(平成19年)に武田美保と結婚。
- 2012年(平成24年)6月5日に第1子(長男)が誕生した。これに先立ち、5月9日の定例記者会見で男性の育児参加推進のために育児休暇を取得予定であることを公表した[20]。かつては特別職の育児休暇取得に懐疑的な姿勢を示していた[21]。
- 龍馬プロジェクト全国会・副会長、現在は国会議員参与を務める[22]
- 2015年、イクメン・オブ・ザ・イヤー 2015のイクメン特別賞を受賞[23]。
- 2016年、第35回ベスト・ファーザー イエローリボン賞・政治部門を受賞[24]。
脚注
- ^ 自民・安倍派、95人に 時事通信社 2021年11月25日配信 2021年11月25日閲覧
- ^ 令和3年11月3日三重県選挙管理委員会告示第94号(衆議院小選挙区選出議員選挙における当選人の報告があった旨)
- ^ 7月2日(水)励ます会 ♪レポート♪|自民党 三重2区 鈴木英敬 公式サイト 2008年7月2日
- ^ “民主王国・三重に激震 自民系の全国最年少知事が誕生”. 朝日新聞. (2011年4月11日) 2021年7月2日閲覧。
- ^ 三重県知事選:鈴木氏出馬へ 自・公・みんなに推薦要請 - 毎日jp(毎日新聞)
- ^ 鈴木・三重県知事、再選出馬を正式表明 来春の知事選
- ^ “三重・鈴木知事が辞職表明 衆院選、三重4区から出馬へ”. 日本経済新聞. (2021年8月5日) 2021年8月5日閲覧。
- ^ http://www.asahi.com/sports/update/1003/NGY201210030049.html朝日新聞デジタル2012年10月の記事
- ^ 須江政仁、神尾大樹、鎌田旭昇、杉山果奈美、坂田恵、北浜修、阿部竹虎、高橋信 (2021年4月8日). “快晴の美し国、笑顔の輪 聖火リレー県内1日目”. 中日新聞. 2021年4月8日閲覧。
- ^ 杉山果奈美 (2021年4月8日). “沿道の観客に「感無量」聖火ランナーの武田美保さん”. 中日新聞. 2021年4月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g “第49回衆院選”. 毎日新聞. 2021年11月23日閲覧。
- ^ “三重県が同性カップルを公的に認める「パートナーシップ制度」導入へ”. 中日新聞. (2020年11月20日) 2020年11月24日閲覧。
- ^ 三重県|三重県パートナーシップ宣誓制度が始まります
- ^ “「デジタル庁」三重県版を21年度新設へ 鈴木知事が意向”. 毎日新聞. (2020年11月21日) 2020年11月24日閲覧。
- ^ “三重県知事「男系男子維持すべき」 皇位継承のあり方で”. 伊勢新聞. (2021年4月23日) 2021年4月25日閲覧。
- ^ a b c 三重知事:組員交友業者から顧問料 県民に謝罪- 毎日jp(毎日新聞) 2012年2月23日
- ^ a b “暴力団交友業者から顧問料 就任前に鈴木三重知事”. 共同通信社. 47NEWS. (2012年2月23日) 2013年9月15日閲覧。
- ^ 自民・三ツ矢議員支部に「暴力団関連」2社献金 読売新聞 2012年5月12日
- ^ a b “原発への生コン圧送車遅れた背景に岡田幹事長の政治的駆引き”. 週刊ポスト2011年4月15日号. 小学館 (2011年4月5日). 2011年4月6日閲覧。
- ^ “三重知事育児休暇を取得へ 第1子6月に誕生予定- 毎日jp(毎日新聞)” (2012年5月9日). 2012年6月5日閲覧。
- ^ “区長の育児休暇 英敬ブログ 鈴木英敬(すずきえいけい)OFFICIAL WEBSITE” (2010年5月27日). 2012年6月5日閲覧。
- ^ メンバー紹介 - 龍馬プロジェクト
- ^ “織田信成、長男がフィギュア開始「才能ある」 『イクメン オブ ザ イヤー』で親ばか全開”. ORICON STYLE (2015年10月15日). 2015年10月15日閲覧。
- ^ “ユージ、28歳でベスト・ファーザー賞 息子の手紙に「感動」”. ORICON STYLE. (2016年6月8日) 2016年6月9日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 鈴木英敬 後援会 公式ウェブサイト
- 鈴木英敬 (@eikeisuzuki) - X(旧Twitter)
- 鈴木英敬 (suzukieikei) - Facebook
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