トム・クルーズ
トム・クルーズ(英: Tom Cruise, 1962年7月3日 - )、本名トーマス・クルーズ・メイポーサー4世(英: Thomas Cruise Mapother IV)は、アメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー。ゴールデングローブ賞を3回、アカデミー賞に3回ノミネートされるなど、様々な賞を受賞している。
生い立ち
[編集]曽祖父のトーマス・クルーズ・メイポーサーはウェールズからの移民である[3][4][5]。その他アイルランド・イングランド・ドイツなどの血を引く両親の間に、ニューヨーク州シラキュース市で生まれた[6]。
12歳のときに両親が離婚したため、経済的に苦しい生活を送った。学生時代はスポーツ(主にレスリング)に熱中するが挫折。高校時代、課外活動のミュージカル劇「野郎どもと女たち」のネイサン・デトロイト役で喝采を浴びる喜びを知り[7]、その後演劇に関心を持つようになった。
キャリア
[編集]青春映画の端役を演じた後、『卒業白書』(1983年)の瑞々しい演技で注目され、若手スター候補生「ブラット・パック」のひとりに数えられる。1986年公開の『トップガン』の世界的大ヒットによりトップスターの仲間入りを果たし、次々にヒット作に出演。以前は主に青春映画やヒューマンドラマ、社会派作品や作家性の強いアート系作品などに出演しておりアクションのイメージがほとんど無かったが、2019年5月現在では『ミッション:インポッシブル』シリーズを中心にその大半がアクション映画への出演となっており、実質的にはアクション俳優ともいえる。
『7月4日に生まれて』(1989年)と『ザ・エージェント』(1996年)でアカデミー賞主演男優賞に、『マグノリア』(1999年)では助演男優賞にノミネートされ、名実ともに一流俳優として不動の地位を手に入れた。1992年には長年のビジネスパートナー、ポーラ・ワグナーとともにパラマウント映画内に「クルーズ/ワグナー・プロダクションズ」を設立し、1996年公開の『ミッション:インポッシブル』では初めて映画プロデューサー業にも進出。この作品によりキャリアの転換期を迎え、それまではアクション俳優だと認識されていなかったものの、これ以降はアクション映画にも多数出演するようになった[8]。また、プロデューサーとしても2022年の『トップガン マーヴェリック』(『トップガン』の続編)でコロナ禍の危機にあったハリウッド映画界を興行的に救い、アカデミー作品賞にもノミネートされた。
婚約者をめぐる様々なメディアの報道に対して、パラマウント映画は一方的に14年間に及ぶ契約を打ち切る発表を2006年8月におこなった[9]。同月クルーズの持つ映画製作会社「クルーズ・ワグナー・プロダクションズ」(『ミッション:インポッシブル』シリーズの権利を持っている)に、ダニエル・スナイダー[注 1]らの投資グループが資金を拠出することになった。同年11月、ユナイテッド・アーティスツを再興する形でトム・クルーズとポーラ・ワグナーが映画制作を行う事をメトロ・ゴールドウィン・メイヤーが発表した[10]。またこれは、クルーズのように漠然と出演費が増え続ける俳優に対するハリウッドの転換期とも言われている。
その後、パラマウント映画を傘下にもつバイアコムの会長サムナー・レッドストーンは雑誌『ピープル』誌を通し「彼は素晴らしい友人だった。また友人に戻れることを望んでいる」と語った。また「私は彼を解雇になどしていない。メディアが大げさに書きたてたんだ」などと『ウォール・ストリート・ジャーナル』誌に語ったが、クルーズ本人はその後も沈黙を貫き通していた。
私生活
[編集]- 恋人
結婚前は、メリッサ・ギルバート、レベッカ・デモーネイなどと交際。
- 結婚歴
- ミミ・ロジャース - 1987年にミミ・ロジャースと結婚(初婚)するが、1990年に離婚。
- ニコール・キッドマン - 離婚直後の同年12月にニコール・キッドマンと2回目の結婚。キッドマンとは、おしどり夫婦として有名だったが、2001年に離婚[11]。
- ケイティ・ホームズ - 再々婚前の2006年4月18日、当時婚約者だった映画『バットマン ビギンズ』などに出演した女優ケイティ・ホームズがロサンゼルスで、初めての実子として女児(スリ・クルーズ)を出産[12]。その後、2006年11月25日にイタリアで3回目の結婚[13]。しかしながら2012年6月、ケイティ・ホームズとの離婚申請を発表。7月に和解に達し、正式に離婚した。
- 家族
- 元妻キッドマンとの間には養子が2人(Isabella Jane(1992年生まれ)、Connor Antony(1995年生まれ))
- 前妻ケイティ・ホームズとの間には娘スリ・クルーズが1人。
人物
[編集]幼い頃から学習障害(LD、失読症(Dyslexia:ディスレクシア、具体的にはbとdが区別できなかった)つまり書かれた文字を読む上での障害を持ち、自身、障害者にかかわる映画(『レインマン』)や、この障害の理解を推奨するための映画(『デイズ・オブ・サンダー』)も製作主演している。また、新宗教であるサイエントロジーの活動(「勉強の技術」の実践)によりこの学習障害を克服したと語っている。この経験から学習障害児への支援活動にも取り組んでいる。『ラスト サムライ』の宣伝のために2003年8月に来日した際、首相官邸の小泉純一郎首相を表敬訪問、日本の若者たちにと教祖であるL・ロン・ハバードの著書、『学び方がわかる本』(ニュー・エラ・パブリケーションズ・ジャパン(株)発行、ISBN 4-931223-22-2)を首相に手渡した。2009年1月スペインの雑誌『XLセマナル』の中で「誰も解決策をくれなかったけれど、大人になってサイエントロジーの教育本を読んだことで完ぺきに読解ができるようになった」と語った。
また、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療薬のリタリンの使用に米国社会が依存していることを厳しく非難している。トム自身も1970年に投薬治療を勧められたが、母親がこれを断った。のちにこれを飲んでいたら今の自分はないだろうと語っている(1970年当時はまだ正式にADHDという概念はなかった)。
ニューヨーク・ヤンキースファンである。ちなみにトムが父親役を演じた『宇宙戦争』では、親はヤンキースのファン、息子はライバルチームのボストン・レッドソックスのファンという設定だった。
ファンサービスに熱心なことでも知られ、神対応と評されることもある[14]。
資産
[編集]2007年5月、当時の妻のケイティ・ホームズと、ビバリーヒルズにあるデビッド・ベッカム夫妻の豪邸の近くに約43億円の家を購入した。購入した邸宅は7部屋の寝室と9つのバスルーム、プールとテニス・コートがついている[15]。
2009年10月、BANG Media Internationalによると、愛娘スーリの洋服代としてすでに200万ポンド(日本円で約2億8600万円)を使ったという。トムとケイティの2人はスリが常に最高にかわいく見えるようにしたいと思っており、これまでにジョルジオ・アルマーニ、ドナテラ・ベルサーチ、ロベルト・キャバリ、バーバリーなどの洋服を着ているところを目撃されている。関係者は「ケイティとトムはスリちゃんのためにお金を派手に使っている。二人とも超有名だからトップファッション・デザイナーたちがスリちゃんのためだけに服を作ったりするんだ」と語っていた[16]。
2011年8月、米経済誌『フォーブス』が2010年の5月から2011年5月1日までに「最も稼いだ俳優」のランキングを発表し、2200万ドルを稼いで9位にランクインし[17]、2012年7月には2011年5月から2012年5月までの同ランキングで7500万ドルを記録し、圧倒的数値で1位に立った[18]。
サッカー好き
[編集]トムは元サッカーイングランド代表のデビッド・ベッカムや、ハリー・ケインと親交がある為、サッカーイングランド代表のファンである。 彼はEURO2020の決勝イングランドvsイタリアの試合をデビッドと共に観戦している。[19] [20]
自動車・バイク好き
[編集]派手なアクションのある映画でも原則としてスタントマンを使わず、自らスタントを行うことにこだわりを持っていることで知られる。そのため、車やバイクの運転技術はセミプロ級の腕前に達している。
ドリフト走行は2015年に、元レーサーで現在はスタントドライバーとして活動しているポール・ダレンバック(Paul Dallenbach)[21]から教わって[22]いる。
映画では『トップガン』、「ミッション:インポッシブルシリーズ」などで華麗な運転を見せており、彼のトレードマークになっているといえる。
BBCの自動車番組『トップ・ギア』に2010年ゲスト出演し、有名人が車の運転でタイムを競う人気企画「Star in a Reasonably Priced Car(有名人レース)」番組歴代トップタイム、1分44秒2(第15シーズン終了時点)を記録した[注 2]。このチャレンジの最中、路肩を可能な限りショートカットしようとした結果、図らずも片輪走行をすることになった。
レッドブル・レーシングの招きに応じ、2011年8月15日にはカリフォルニア州のウィロースプリングス・レースウェイにおいて本物のF1マシンをドライブした。デビッド・クルサードのコーチ付きとはいえ、素人ならただドライブするだけでも困難なF1マシンに乗り、最終的には最高速でクルサードの4マイル落ちとなる181mph(約290km/h)を記録した[23]。
他にも飛行機の免許を取得しており、自家用機としてP-51やHondaJetを所持、『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』に出演した際には、ジェームズ・コーデンをP-51やL39アルバトロスのリアシートに乗せフライトする姿を見せている。
エピソード
[編集]共演した子役の事は共演後も気にかけており、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』で共演したキルスティン・ダンストや、『宇宙戦争』で共演したダコタ・ファニングに毎年クリスマスケーキや誕生日プレゼントをずっと贈り続け[24][25]、『ラスト サムライ』で共演した池松壮亮にも来日のたびに声を掛けている[26]。
有名になる前は一般の仕事も経験しており、新聞配達[27]やホテルのベルボーイの経験もある[28]。
日本でのエピソード
[編集]日本には2022年5月時点で24回訪れており[29]、他の俳優と比べても特に来日回数が多い。
2004年には『コラテラル』のプロモーションのため来日し、西武ドームで行われた野球の日本シリーズで始球式を務めた。また、アテネオリンピックの聖火ランナーを務めた。
日本ではパラマウント・ジャパンにより『ミッション:インポッシブル3』のDVDの発売を記念して、10月6日が「トムの日」と制定されていて[30]、空港等での長時間のファンサービスも恒例となっている。さらに2014年6月、ダグ・リーマン監督作品『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のジャパンプレミア時には、大阪、福岡、東京の3都市を半日で回り、原作が日本の小説であることを理由に、特に思い入れの強い作品であることを東京でのジャパンプレミアで公言した[31]。
日本語吹き替えは森川智之(『アイズ ワイド シャット』ソフト版以降、現在までほとんどの作品を担当)、鈴置洋孝(2001年『バニラ・スカイ』までのビデオソフト収録版を多く担当)が主に務めているが、これはクルーズ本人の推薦によるものである[32][33][34]。
『オプラ・ウィンフリー・ショー』事件
[編集]ケイティ・ホームズに対する感情をメディアを通じて何回か表現してきたが、もっとも顕著なのは人気のある『オプラ・ウィンフリー・ショー』で2005年5月23日に起こった「ソファー事件」である。彼はテレビのセットを飛び回り、ソファーに飛び乗り、ひざまづいては新しい恋人に愛の告白をした[35]。"jumping the shark"というイディオムを捩った"jumping the couch"(ソファーをジャンプする)というフレーズは「誰かが公の場で自分の名声を傷つけるのに十分に極端な形で見境を失う」という意味で使用された。これは短い間人気を博し、『アメリカ・スラング歴史辞典』に2005年のスラング・オブ・ザ・イヤーに選ばれたほか[36]、非営利団体のグローバル・ランゲージ・モニターにトップ・フレーズのひとつに選ばれた[37]。
「ソファー事件」は2005年のE!(アメリカ合衆国のエンターテイメント専門のテレビ局)において、最も驚かされる場面のナンバー1に選ばれ[38]、『最終絶叫計画4』のエピローグを含む無数のパロディの対象となった。
スタッフへの叱責
[編集]映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾となる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の撮影中、新型コロナウイルスの感染予防対策を守っていないスタッフを見咎めたトムが、大勢のスタッフを前にして該当する2名を相手にFワードを連発して激しく叱責した。この3分31秒にわたる音声は「The Sun」に掲載され、物議を醸した。
ワーナー・ブラザースのスタジオがある英国では、ソーシャルディスタンスは2メートルが原則であり、距離が保てない場合はマスク着用等の感染対策を取った上で1メートル以上の距離を保つというルールがあった。件の2名のスタッフは、スタジオ内でコンピューターのスクリーンを確認していた際に、このソーシャルディスタンスのルールを守っていなかった。
オリンピックへの登場
[編集]2024年のパリ2024オリンピック・パラリンピックの閉会式において屋根から約50mの高さをケーブルを使って地上に飛び降りるスタントを見せると、選手たちと握手したり記念写真に納まったりしながらステージに上がった。そしてオリンピック旗を掲げたバイクに乗り、詰めかけた選手たちの間を縫ってスタジアムから走り去った。
その後会場に流れた映像ではパリ市内を駆け抜け、飛行機に乗り次回オリンピック開催予定地ロサンゼルスへ行き、ハリウッドサインにいるトムの姿が映された。また、その際の"HOLLYWOOD"の文字の"OO"の文字の上には3つの円が追加され、オリンピックのマークになっていた。
なお、トムは大会期間中、競泳会場でアメリカ代表チームを応援したり、体操のバイルス選手の演技を観戦したりしており、その様子がたびたび目撃されていた。[39][40]
サイエントロジー
[編集]クルーズは宗教哲学であるサイエントロジー教会の熱心な実践者で、現在は教祖に続くナンバー2[41]である。1番目の妻、ミミ・ロジャースを通じて1990年にサイエントロジーに関わるようになった[42]クルーズは公に、サイエントロジー、特にL・ロン・ハバードの提唱した「勉強の技術」が彼がディスレクシア(学習障害)を克服する手助けとなったと発言してきた[43]。人々をサイエントロジーへ導くさまざまなプログラムを支援することに加え、サイエントロジーが完全に宗教として認知されるための活動をしてきた。サイエントロジーは、創設以来、精神医学の思想や治療方法に対して、著しい『人権破壊』をもたらしているとし、根本から反対の立場に立ち精神医学会、及び製薬会社等と対立している。こうした背景からサイエントロジーは時に様々な攻撃を受けてきた過去がある。フランスではカルト、ドイツではビジネスとして未だ認識されている。こうした中でクルーズは各国の政治家たちに対して啓発を行い、『精神医学』の誤りを訴えてきた。2005年に一部のフランス・パリ市議会議員はクルーズがニコラ・サルコジとジャン=クロード・ゴーダンら当局者に働きかけたことを明らかにし、彼をサイエントロジーのスポークスマンであり闘士だと描写し、クルーズと関わることを禁止させた[44][45]。クルーズはハバードの著作に基づくデトックスセラピーをアメリカ同時多発テロの救助隊に提供するため、「ダウンタウン・メディカル」という名の施設に出資し、寄付金を募った。このことは一部の医療の専門家[46]が非難した[47]。しかし、実際には、救助活動中に肺炎を発症したり、呼吸困難に陥ったり、体調を崩す消防隊員、及び警察官等に対して、このデトックスプログラムが提供された。そして、ニューヨーク市警、消防局からは、これらを含むサイエントロジー教会による災害救助活動への協力、貢献に対しての公式な表彰が贈られた。2004年の暮れ、代表のデイヴィッド・ミスキャヴィッジは『サイエントロジー・勇敢なる自由勲章』を授与している。
クルーズが、女優のブルック・シールズが抗うつ薬のパキシルを、2003年初めての娘を生んだ後の産後うつから立ち直るために服用したことを、公に批判したときに論争が沸き起こった。クルーズは「脳内化学物質の不均衡などは存在しない」と主張し、「精神医学は似非科学の一種だ」と断言した。このことにより『トゥデイ』の2005年6月24日放送分でマット・ラウアと激しい議論をすることとなった[48]。医学の専門家たちは「トム・クルーズのコメントは精神障害患者に汚名を着せている」と発言し[49][50]、シールズは「トム・クルーズのコメントの数々は母親たちにとって大変な迷惑である」と述べた[51]。しかし、メディアに追及されたアメリカ精神医学会のスティーブン・シャーフスタイン会長が、2005年7月11日の『People』誌で、「脳内化学物質の不均衡」の証明について、「明確な検査法は存在しません (We do not have a clean-cut lab test.)」と認める事態になった[52]。2006年8月末にクルーズは自らシールズに謝罪し、彼女もこれを受け入れた[53]。クルーズのスポークスマンは彼と彼女は関係を修復したものの、クルーズの抗うつ薬に対する立場は変わっていないことを確かにした[53]。シールズはクルーズとケイティ・ホームズの結婚式のゲストとなった。ところが後にパキシルを含む向精神薬が傷害事件、自殺などとの因果関係が存在することを認める裁判結果の事例が取り沙汰されている。
『エンターテインメント・ウィークリー』誌上でインタビューを受け、精神医学を「ナチズムの科学だ」と発言し、「メサドンの本来の名前はアドルフ・ヒトラーにちなんでアドルフィンと呼ばれていた」という有名な都市伝説を引用した[54]。『デア・シュピーゲル』誌上で彼は「サイエントロジーにはナルコノンと呼ばれる薬物リハビリプログラムがあり、それは世界中で統計学上ただ一つ成功しているものだ」と発言した。ナルコノンは、その成功率は70パーセントを超えると主張している[55][56]、その数字の正確性については議論もされている[57]。
サイエントロジーは主流の精神医学に反対していることでよく知られている。
『デイリー・メール』はアンドリュー・モートンによる伝記『トム・クルーズ: 非公式伝記』が2008年1月に発行されることを明らかにして、その本によるとクルーズは名義上、教会の2番目の指揮官に就いたという。この本は元教会のスタッフメンバーのマーク・ヘッドリィーとともに書かれてきたものである[58]。クルーズの弁護士バート・フィールズは「その本は嘘まみれだ」と発言した[59]。
パリの名誉市民の候補にあがったことがあったが、サイエントロジーを悪質なカルトと見ているフランスの事情もあり、結局はパリの市議会は彼をサイエントロジー信者であるという理由で名誉市民にしなかった。また。米国のアニメ『サウス・パーク』で、サイエントロジー信者としての自身がパロディにされてしまった事に激怒し、再放送、他国での放送をやめるように執拗に制作会社に働きかけたことが知られている。アニメの制作会社の親会社が『ミッション:インポッシブル』シリーズの制作会社であった為に、「もしも再放送したら、『M:I:III』のプロモーション活動には一切協力しない」と言ったことが有名。
また、『ワルキューレ』製作の際、ドイツでは反ナチ運動の英雄として称えられると共に敬虔なカトリック信者としても知られているクラウス・フォン・シュタウフェンベルクを、サイエントロジーの信者であり広告塔と見られているクルーズが演じることに対する強い反発が起こり(ドイツでもサイエントロジーは悪質なカルトと見なされている)、クラウスの息子ベルトルトも「クルーズ氏が演じると聞いた時には宣伝のための冗談と思っていた。彼が演じたら台無しになる。父とは関わらないでほしい。」と批判した[60]。
一時は、ドイツ国防省が事件の舞台であるシュタウフェンベルク街等の国防軍関連施設での撮影を許可しなかった[61](2か月後、『制作者側が「ナチス (Nazi) 支配から解放され、完全なる民主主義国家となった統一ドイツの姿」を作品内に盛り込むことに同意した』として、撮影を許可している)[62]。
IAS 勇敢の自由勲章の祝福動画
[編集]2008年1月15日、クルーズを特集したサイエントロジー教会製のビデオが漏洩し、YouTubeにアップロードされた。彼の映画『ミッション:インポッシブル』のBGMが流れる中、クルーズはサイエントロジー信者であることが彼にとって何を意味するかを論じた[63][64]。『タイムズ』によると、「彼はサイエントロジーの美徳の数々を激賞しているように見え」とあり[65]、『デイリー・テレグラフ』は「インタビューの間、彼は異常者のようにサイエントロジーへの愛を夢中でしゃべっていた」と報じた[66]。
サイエントロジー教会は「YouTubeその他に流出したその動画は略奪・編集されたもので、本来会員のための3時間のビデオだった」と主張した[64][67]。YouTubeはその動画を法的な脅迫のために削除した[68]。2008年2月4日現在、Gawker.comはいまだにその動画を掲載しており、他のサイトは全体のビデオを乗せている[68][69]。サイエントロジー教会の弁護団は動画の削除を要求する文章をGawker.comに送りつけたが、そのウェブサイトのニック・デントンは、クルーズのビデオは報道価値があり削除しないと述べた[70]。
広報係
[編集]トム・クルーズのサイエントロジーに対する開けた態度は、14年間彼に勤めていた広報係のパット・キングスレイの2004年3月の離脱によるものだとされている。トムは広報を妹でサイエントロジー実践者の、リー・アン・ディヴェッテに置き換えた。リーは2005年11月までトムの下で働いた[71]。その後トムは妹を降格させ、広報会社のロジャーズ・アンド・コワンからポール・ブロックを採用する。ディヴェッテはそれについて「リーが広報活動よりも慈善活動を希望したため」と説明した[72]。このリストラはサイエントロジーに対する彼の見解と、逆効果になってしまったケイティ・ホームズとの関係の強調を抑えるための動きだとみなされている[73][74]。何れにしても、これらは精神医学、及び製薬会社との癒着した社会資本構造と、それらに反対するサイエントロジーとの対立を背景とするメディア、及びロビー合戦であるというのが一般的解釈とされている。
フィルモグラフィ
[編集]年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹き替え |
---|---|---|---|---|
1981 | エンドレス・ラブ Endless Love |
ビリー | TBA(ソフト版) 秋元羊介(日本テレビ版) | |
タップス Taps |
デヴィッド・ショーン | 島田敏 | ||
1983 | 爆笑!?恋のABC体験 Losin' It |
ウディ | 日本劇場未公開 | |
アウトサイダー The Outsiders |
スティーヴ | 花輪英司(ソフト版) 井上和彦(フジテレビ版) | ||
卒業白書 Risky Business |
ジョエル・グッドソン | ゴールデングローブ賞 主演男優賞ノミネート | 堀内賢雄(TBS版) | |
トム・クルーズ/栄光の彼方に All the Right Moves |
ステフ | 日本劇場未公開 | 錦織一清(日本テレビ版) | |
1985 | レジェンド/光と闇の伝説 Legend |
ジャック | 関俊彦(テレビ朝日版) | |
1986 | トップガン Top Gun |
ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル 海軍大尉 | 渡辺裕之(フジテレビ版) 高橋広樹(日本テレビ版) 塚本高史(ソフト版[注 3]) 森川智之(テレビ東京版) | |
ハスラー2 The Color of Money |
ビンセント | 堀内賢雄(フジテレビ版) 古川登志夫(機内上映版) | ||
1988 | カクテル Cocktail |
ブライアン・フラナガン | 渡辺裕之(フジテレビ版) | |
レインマン Rain Man |
チャーリー・バビット | 堀秀行(ソフト版) 山寺宏一(TBS版) 井上和彦(機内上映版) | ||
1989 | 7月4日に生まれて Born on the Fourth of July |
ロン・コーヴィック | ゴールデングローブ賞 主演男優賞受賞 アカデミー主演男優賞ノミネート |
鈴置洋孝(VHS版) 森川智之(DVD版) 山寺宏一(テレビ朝日版) |
1990 | デイズ・オブ・サンダー Days of Thunder |
コール・トリックル | 鈴置洋孝(ソフト版・TBS版) 水島裕(機内上映版) | |
1992 | 遥かなる大地へ Far and Away |
ジョセフ・ドネリー | 鈴置洋孝 | |
ア・フュー・グッドメン A Few Good Men |
ダニエル・キャフィ | ゴールデングローブ賞 主演男優賞ノミネート | ||
1993 | ザ・ファーム 法律事務所 The Firm |
ミッチ・マクディーア | 鈴置洋孝(ソフト版) 宮本充(フジテレビ版) | |
1994 | インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア Interview With The Vampire :The Vampire Chronicles |
レスタト・デ・リオンコート | 鈴置洋孝(ソフト版) 江原正士(フジテレビ版) 森田順平(テレビ東京版) | |
1996 | ミッション:インポッシブル Mission: Impossible |
イーサン・ハント | 兼製作 | 鈴置洋孝(ソフト版) 小杉十郎太(フジテレビ版) 森川智之(テレビ朝日版) |
ザ・エージェント Jerry Maguire |
ジェリー・マグワイア | ゴールデングローブ賞 主演男優賞受賞 アカデミー主演男優賞ノミネート |
山寺宏一(ソフト版) 平田広明(日本テレビ版) | |
1999 | アイズ ワイド シャット Eyes Wide Shut |
ビル・ハーフォード | 森川智之(ソフト版) | |
マグノリア Magnolia |
フランク・マッケイ | ゴールデングローブ賞 助演男優賞受賞 アカデミー助演男優賞ノミネート |
山寺宏一 | |
2000 | ミッション:インポッシブル2 Mission: Impossible II |
イーサン・ハント | 兼製作 | 鈴置洋孝(ソフト版) 森川智之(テレビ朝日版) |
2001 | バニラ・スカイ Vanilla Sky |
デヴィッド | 鈴置洋孝 | |
2002 | オースティン・パワーズ ゴールドメンバー Austin Powers in Goldmember |
映画版オースティン | カメオ出演 | 山寺宏一 |
マイノリティ・リポート Minority Report |
ジョン・アンダートン | 堀内賢雄(オフィシャル版) 須賀貴匡(DVD版[注 4]) | ||
IMAX SPACE STATION 3D Space Station 3D |
ナレーター | 鈴置洋孝 | ||
2003 | ラスト サムライ The Last Samurai |
ネイサン・オールグレン | 兼製作 ゴールデングローブ賞 主演男優賞ノミネート |
森川智之(ソフト版・テレビ朝日版) |
2004 | コラテラル Collateral |
ヴィンセント | 森川智之 | |
2005 | 宇宙戦争 War of the Worlds |
レイ・フェリエ | ||
2006 | ミッション:インポッシブル3 M:I-3 |
イーサン・ハント | 兼製作 | 森川智之(ソフト版・フジテレビ版) |
2007 | 大いなる陰謀 Lions for Lambs |
ジャスパー・アービング | 森川智之 | |
2008 | トロピック・サンダー/史上最低の作戦 Tropic Thunder |
レス・グロスマン | ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート | |
ワルキューレ Valkyrie |
クラウス・フォン・シュタウフェンベルク | 兼製作 | ||
2010 | ナイト&デイ Knight and Day |
ロイ・ミラー | 森川智之(ソフト版・テレビ朝日版) | |
2011 | ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル Mission: Impossible – Ghost Protocol |
イーサン・ハント | 兼製作 | 森川智之 |
2012 | ロック・オブ・エイジズ Rock of Ages |
ステイシー・ジャックス | TBA(機内上映版) | |
アウトロー Jack Reacher |
ジャック・リーチャー | 兼製作 | 森川智之 | |
2013 | オブリビオン Oblivion |
ジャック・ハーパー | ||
2014 | オール・ユー・ニード・イズ・キル Edge of Tomorrow |
ウィリアム・ケイジ | ||
2015 | ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション Mission: Impossible - Rogue Nation |
イーサン・ハント | 兼製作 | |
2016 | ジャック・リーチャー NEVER GO BACK Jack Reacher: Never Go Back |
ジャック・リーチャー | ||
2017 | ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 The Mummy |
ニック・モートン | ||
バリー・シール/アメリカをはめた男 American Made |
バリー・シール | |||
2018 | ミッション:インポッシブル/フォールアウト Mission: Impossible - Fallout |
イーサン・ハント | 兼製作 | |
2022 | トップガン マーヴェリック Top Gun: Maverick |
ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル 海軍大佐 | 兼製作 アカデミー賞作品賞ノミネート | |
2023 | ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One |
イーサン・ハント | 兼製作 | |
2025 | ミッション・インポッシブル/ファイナル・レコニング Mission: Impossible – The Final Reckoning |
兼製作 ポストプロダクション |
||
TBA | Untitled Alejandro González Iñárritu's Movie |
プリプロダクション |
プロデュース作品
[編集]出演せずプロデュースのみを担当した作品。すべてクルーズ/ワグナー・プロダクションズ制作。
公開年 | 題名 | 備考 |
---|---|---|
1998 | ラスト・リミッツ 栄光なきアスリート Without Limits |
製作 |
2001 | アザーズ The Others |
製作総指揮 |
2002 | NARC ナーク Narc | |
Hitting It Hard | 製作 | |
2003 | ニュースの天才 Shattered Glass |
製作総指揮 |
2004 | サスペクト・ゼロ Suspect Zero |
製作(クレジットなし) |
2005 | エリザベスタウン Elizabethtown |
製作 |
2006 | Ask the Dust |
日本語吹き替え
[編集]- 森川智之(現在のトム・クルーズ本人公認声優)
- 『アイズ ワイド シャット』のDVD収録用(収録は2001年5月6日)の吹き替え声優を決めるオーディションで合格したことで[75]、以降クルーズの出演作を担当するようになる。2003年公開の『ラスト サムライ』以降はクルーズ本人に公認されたことで専属(フィックス)で担当するようになり、劇場公開や映像ソフト用の吹き替え版が制作されていない『ロック・オブ・エイジズ』以外の全ての作品を担当している[32][33]。『アイズ ワイド シャット』の日本語吹き替えを実際に聞いたクルーズ本人から「(森川の吹き替えは)世界で一番美しい」と絶賛され[32]、海外のプロデューサーからも「日本語が一番良かった」と評価されたことでクルーズが劇中で着用したマスクをプレゼントされたという逸話がある[75]。また、日本で複数回行われたクルーズの主演作のイベントにも参加している。その後もクルーズから映画鑑賞に誘われるなど、交流の機会が増えているという[76][77]。
- なお、森川自身が2016年から野原ひろし(二代目)役としてレギュラー出演しているアニメ『クレヨンしんちゃん』の2024年2月24日放送回『オラと母ちゃんの夢だゾ』の劇中にキャラクターとして登場したトムの声(息遣いのみ)も担当している。
- シリーズ作品およびソフト版のリニューアルで森川版が収録されたものは以下の通り。
- 『ミッション:インポッシブルシリーズ』(2作目『M:i-2』まではテレビ朝日『日曜洋画劇場』版のみ)
- 『トップガンシリーズ』(1作目はテレビ東京『木曜洋画劇場』版、2020年以降のソフトに収録)
- 『ジャック・リーチャーシリーズ』
- 『7月4日に生まれて』(DVD再販時の5.1ch音声版)
- 鈴置洋孝(かつての公認声優)
- 1989年の『7月4日に生まれて』から2001年の『バニラ・スカイ』までのビデオソフト収録版を担当。死去した2006年の時点では上述の森川より多く吹き替えていた。こちらは『7月4日に生まれて』のVHS収録用のオーディション[78]で鈴置のデモテープを聴いたクルーズ本人の推薦で決まった事が始まりのきっかけとされている[34]。森川は後輩にあたり[79][80]、「自分は鈴置さんから引き継がせてもらった」と話しており、若手時代に受けた鈴置からの演技指導や鈴置の癖等をトムを吹き替える際に取り入れて敬意を払っている[要出典]と話している。
- また、世界16ヶ国が参加する国際宇宙ステーション計画を描くドキュメンタリー『IMAX SPACE STATION 3D』(2002年4月25日上映)の日本語版では原語版でクルーズが務めたナレーションも務めた[81]。現在も時折ザ・シネマなどのメディアでクルーズの声優として取り上げられることがある[82][83]。
- 主な担当作品は『ミッション:インポッシブルシリーズ』(2作目『M:i-2』まで)、『デイズ・オブ・サンダー』、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』など。
このほかにも、過去に山寺宏一、堀内賢雄、渡辺裕之、井上和彦、小杉十郎太、堀秀行、高橋広樹、錦織一清なども声を当てたことがある。
関連項目
[編集]- ドリアン・グレイの肖像 - クルーズの若々しい笑顔はアメリカでは「ドリアン・グレイの笑顔」と呼ばれる[84]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ アメリカンフットボールのワシントン・レッドスキンズのオーナーである。
- ^ キア・シードで13人、挑戦した中でのトップタイムである(当時)。第16シーズンのエピソード1で、イギリス人コメディアンのジョン・ビショップが2秒半上回り、記録は更新された(en:Top Gear (series 16)参照)。
- ^ 2005年10月21日発売の「スペシャル・コレクターズ・エディション DVD」に初収録。その後2019年までのBlu-ray Discにも使用されていた(2020年からの映像ソフトからは削除されている)。オンデマンド配信でも使用されている。
- ^ DVDにのみ収録
出典
[編集]- ^ “トム・クルーズ(Tom Cruise)について”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2021年5月8日閲覧。
- ^ “Tom Cruise”. IMDb. 2019年6月9日閲覧。
- ^ Stated on Inside the Actors Studio interview with Cruise, January 11, 2004; can be viewed at “アーカイブされたコピー”. 2012年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月4日閲覧。
- ^ “Genealogy.com: Ancestry of Tom Cruise”. Genealogy.com website. Genealogy.com (2002年8月8日). 2006年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年3月31日閲覧。
- ^ “BBC News: Wales: North East Wales: Cruise's Welsh roots uncovered”. BBC News website (BBC). (2004年1月18日) 2010年3月31日閲覧。
- ^ “Ancestry of Tom Cruise”. Wargs.com. 2009年8月8日閲覧。
- ^ 1998年デアゴスティーニ発行 週刊ザ・ムービー No.27
- ^ Every Tom Cruise Action Movie Ranked from Worst to First
- ^ シネマトゥデイ (2006年8月25日). “トム・クルーズ、パラマウントと決別”. 2009年4月11日閲覧。
- ^ AFPBB News (2006年11月3日). “トム・クルーズ 配給会社ユナイテッド・アーティスツの再興をめざす - 米国”. 2009年4月11日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “トム・クルーズ、アカデミー賞授賞式欠席は元妻ニコール・キッドマンとの鉢合わせ回避のためか”. 日刊スポーツ (2023年3月23日). 2023年7月1日閲覧。
- ^ シネマトゥデイ (2006年4月19日). “トム・クルーズに待望の赤ちゃん誕生、名前はスーリ”. 2009年4月11日閲覧。
- ^ シネマトゥデイ (2006年11月20日). “トム・クルーズ、イタリアの古城で結婚式”. 2009年4月11日閲覧。
- ^ “トム・クルーズ“神対応”ファン400人に写真撮影&投げキス1時間超”. デイリースポーツ online (2022年5月24日). 2022年5月24日閲覧。
- ^ トム・クルーズ夫妻、ベッカム夫妻のご近所に
- ^ ケイティ・ホームズ、3歳のスリちゃんの洋服代に約2億8,600万円
- ^ ハリウッド男優の所得番付トップ10発表!
- ^ トム・クルーズ、米誌「最も稼いだ俳優ランキング」第1位に
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ <driversinc.com> Paul Dallenbach
- ^ <https://www.instagram.com> Drivers Inc. Official Instagram
- ^ Tom Cruise Jumps Into an F1 Car Archived 2011年10月1日, at the Wayback Machine. - レッドブル・レーシング 2011年8月23日
- ^ “トム・クルーズ、キルステン・ダンストに毎年クリスマス・ケーキをプレゼント”. シネマカフェ (2015年12月28日). 2018年9月11日閲覧。
- ^ “トム・クルーズ、10年以上前に共演した子役に誕生日プレゼントを贈り続ける!”. シネマトゥデイ (2016年10月22日). 2018年9月11日閲覧。
- ^ “池松壮亮、髪の毛食べた 映画で狂気感じる怪演”. 西日本新聞 (2018年7月21日). 2018年9月11日閲覧。
- ^ https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/08/11/kiji/K20150811010915390.html
- ^ https://www.cosmopolitan.com/jp/entertainment/celebrity/g20958126/celebrity-first-jobs/
- ^ トム・クルーズ、約4年ぶり24回目の来日 「皆さんに作品を届けることができてうれしい」クランクイン2022年5月23日
- ^ “トムの日”. 日本記念日協会. 2015年11月5日閲覧。
- ^ “トム「アリガトウ!」半日で3都市駆け抜け”. 日刊スポーツ (2014年6月26日). 2014年6月27日閲覧。
- ^ a b c "森川智之&山路和弘『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』日本語吹替え版インタビュー 約20年同じ俳優を演じてきた二人が語る魅力". エンタメ特化型情報メディア スパイス. 1 July 2015. 2017年7月30日閲覧。
- ^ a b "トム・クルーズ公認の声優・森川智之「トム本人からの吹き替えチェックに驚きました!」". HOMINIS. 9 July 2019. 2019年7月9日閲覧。
- ^ a b “あの役とあの役が同じ声!?海外映画の魅力的な吹き替え声優をピックアップ!”. 日本タレント名鑑. 2023年1月23日閲覧。
- ^ Waxman, Sharon (2005年6月2日). “How Personal Is Too Personal for a Star Like Tom Cruise?”. The New York Times (The New York Times Company) 2006年8月26日閲覧。
- ^ “'Jump the couch' is top gun of slang in '05”. 2009年5月6日閲覧。
- ^ “Language Monitor The Top Ten Phrases of 2005”. 2009年5月6日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Top 10 Film Industry News Stories of 2005: #5: Tom Cruise's Crazy Year”. Boxofficeprophets.com. 2008年10月31日閲覧。
- ^ “XユーザーのThe Olympic Gamesさん: “Your mission, should you choose to accept it, is to bring the Olympic flag to Los Angeles.” Tom Cruise:”. X Corp. 2024年8月17日閲覧。
- ^ “パリ五輪閉会式にトム・クルーズ、屋根から飛び降りるスタントで米ロサンゼルスへ - CNN.co.jp”. Cable News Network. A Warner Bros. Discovery Company.. 2024年8月17日閲覧。
- ^ 中国に喧嘩売ったトム・クルーズ最新作「トップガン」 新興カルトという「もう一つの顔」は不撓不屈の愛国心(3/7) | JBpress (ジェイビープレス)
- ^ Cruise lobbies over Scientology BBC News
- ^ “Cruise credits Scientology for his success”. MSNBC. (2005年5月24日) 2008年5月11日閲覧。
- ^ Paris snubs Scientology 'militant' Cruise Irish Examiner
- ^ Tom Cruise ne sera pas citoyen d'honneur de Paris[リンク切れ] (In French)
- ^ Scientologist's Treatments Lure Firefighters, Michelle O'Donnell, NY Times, October 4, 2003
- ^ Friedman, Roger (2006年12月22日). “Tom Cruise Can't Put Out These Fires”. FOX 411 (Fox News Channel) 2006年12月30日閲覧。
- ^ "In tense moment, Cruise calls Lauer 'glib'" MSNBC.COM. (June 28, 2005)
- ^ Pemberton, Max (2006年4月17日). “Alien soul theory is no cure for depression”. The Daily Telegraph 2009年1月20日閲覧。
- ^ “Psychotropic drugs: unhelpful and helpful comments”. Lancet 366 (9480): 96. (2005-07-09). doi:10.1016/S0140-6736(05)66841-9. ISSN 0140-6736.
- ^ Shields, Brooke (2005年7月1日). “War of Words”. New York Times 2009年1月20日閲覧。
- ^ People: Time Inc. July 11, 2005.
- ^ a b Shields: Cruise Gave 'Heartfelt Apology'[リンク切れ]
- ^ CRUISE TRIPPED UP BY MAGAZINE OVER SCIENTOLOGY CLAIMS contactmusic.com
- ^ Actor Tom Cruise Opens Up about his Beliefs in the Church of Scientology
- ^ NARCONON: A NEW LIFE FOR DRUG ADDICTS Archived 2008年1月2日, at the Wayback Machine. Scientology web site
- ^ Narconon's success rates Operation Clambake
- ^ “Kevin and Bean's Podcast”. KROQ-FM (2008年4月8日). 2008年10月26日閲覧。[リンク切れ]
- ^ "Cruise camp rips Morton’s biography as ‘tired old lies", Los Angeles Times, January 8, 2008
- ^ “大ピンチ! トム・クルーズ、ドイツ国防省からサイエントロジーはダメ!”. シネマトゥデイ. (2008年6月27日) 2008年12月28日閲覧。
- ^ “ヒトラー暗殺未遂事件を描いたクルーズ主演作品、ベルリン市での撮影が不許可に”. AFPBB News. (2008年7月5日) 2008年12月28日閲覧。
- ^ “ヒトラー暗殺未遂事件を描く映画に、独政府が国防省内での撮影を許可”. AFPBB News. (2008年9月15日) 2008年12月28日閲覧。
- ^ Warne, Dan (2008年1月24日). “"Anonymous" threatens to "dismantle" Church of Scientology via internet”. APC Magazine (National Nine News) 2008年1月25日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b KNBC Staff (2008年1月24日). “Hacker Group Declares War On Scientology: Group Upset Over Church's Handling Of Tom Cruise Video”. KNBC. オリジナルの2008年8月21日時点におけるアーカイブ。 2008年1月25日閲覧。
- ^ Richards, Johnathan (The Times) (2008年1月25日). “Hackers Declare War on Scientology: A shadowy Internet group has succeeded in taking down a Scientology Web site after effectively declaring war on the church and calling for it to be destroyed.”. FOX News (FOX News Network, LLC.) 2008年1月25日閲覧。
- ^ “Tom Cruise scientology video leaked on the internet: We've always known Tom Cruise is a bit looney, but his latest scientology propaganda video leaked on the internet crosses the line into the downright creepy.”. The Daily Telegraph (News Limited). (2008年1月16日). オリジナルの2008年1月19日時点におけるアーカイブ。 2008年1月25日閲覧。
- ^ FOX News staff (2008年1月23日). “Report: Church of Scientology Slams German Tabloid for Publishing Comments Comparing Tom Cruise to Nazi Minister”. FOX News 2008年1月25日閲覧。
- ^ a b Vamosi, Robert (2008年1月24日). “Anonymous hackers take on the Church of Scientology”. CNET News (CNET Networks, Inc.) 2008年1月25日閲覧。
- ^ Landers, Chris (2008年1月25日). “The Internets Are Going to War”. Baltimore City Paper. オリジナルの2008年1月29日時点におけるアーカイブ。 2008年1月25日閲覧。
- ^ New Zealand Herald staff (2008年1月19日). “Video shows Cruise in rave mode”. New Zealand Herald (APN Holdings NZ Limited) 2008年1月25日閲覧。
- ^ By. “Cruise will go with pro - Entertainment News, Film News, Media - Variety”. Variety.com. 2008年10月31日閲覧。
- ^ Cruise Control Shifts Gears(2006年6月18日時点のアーカイブ)
- ^ Edward Helmore. “Focus: What's eating Tom Cruise? | World news | The Observer”. The Observer. 2008年10月31日閲覧。
- ^ “ABC News: Is Tom's Love Life Cruisin' for a Bruisin'?”. Abcnews.go.com. 2008年10月31日閲覧。
- ^ a b "ふきカエルインタビュー 森川智之さん". ふきカエル大作戦!!. 1 July 2015. 2017年7月30日閲覧。
- ^ "森川智之、トム・クルーズと過ごした"特別な一夜"の興奮を熱弁!宮野真守はサプライズ誕生祝いに歓喜". MOVIE WALKER PRESS. 4 June 2022. 2023年10月22日閲覧。
- ^ "森川智之「実はトムと一緒に」 トム・クルーズとすごしたひととき". 日テレNEWS. 10 August 2023. 2023年10月22日閲覧。
- ^ なお、このオーディションには平田広明(後に『ザ・エージェント』日本テレビ版でクルーズを吹き替えた)も参加していた。『プロフェッショナル13人が語る わたしの声優道』河出書房新社(2019/05発売、インタビュー:藤津亮太)より
- ^ 森川智之さん第二夜 内田夕夜声優インタビュー企画「学び、演じ、伝える」
- ^ thecinema_chのツイート(1162232388363046912)
- ^ "IMAX SPACE STATION 3D". キネマ旬報WEB. 2023年10月22日閲覧。
- ^ thecinema_chのツイート(1705341281059373551)
- ^ thecinema_chのツイート(1705054311057592613)
- ^ Future is coming, but you are not in there.(未来はやって来る。でも、そこに君はいない) | 週刊文春 電子版
参考文献
[編集]- アダム・ネイマン『ポール・トーマス・アンダーソン ザ・マスターワークス』井原慶一郎訳、2021年10月、DU BOOKS
外部リンク
[編集]- Tom Cruise Official website
- Tom Cruise (@TomCruise) - X(旧Twitter)
- Tom Cruise (@tomcruise) - Instagram
- Tom Cruise (officialtomcruise) - Facebook
- Tom Cruise - Tumblr
- トム・クルーズ - 新浪微博
- トム・クルーズ - KINENOTE
- トム・クルーズ - allcinema
- Tom Cruise - IMDb