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アカネ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Rubiaceaeから転送)
アカネ科
アカネ
アカネRubia argyi
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : キク上群 superasterids
階級なし : キク類 asterids
階級なし : asterids I
: リンドウ目 Gentianales
: アカネ科 Rubiaceae
学名
Rubiaceae
Juss. (1789)
下位分類(属)
  • 本文参照

アカネ科(アカネか、学名:Rubiaceae)は、リンドウ目に属する被子植物の一つ。アカネなどを含む。クロンキスト体系ではアカネ目に分類されていた。

形態

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草本または低木で、熱帯に特に多いが温帯にも草本がある。約60010,000以上を含む大きな分類群である。は単葉で対生か(見かけ上)輪生[1]托葉があり[1]アカネ属ヤエムグラ属では葉と同じ形になるため輪生に見える。ギョクシンカ属Tarenna)のように葉にバクテリアが共生し、窒素固定を行うものも見られる[2]合弁花(ただしディアリペタラントゥス・フスケスケンス Dialypetalanthus fuscescens離弁花[3])で5裂するもののほか4裂するものも多い。ほとんどの場合子房下位であり、それと関連して早くから合弁花が形成されるのがほかのリンドウ目と異なる点である[4]虫媒花で虫を誘引するさまざまな機構が見られ、美しい花冠をつけるもの、小さい花が多数集合するもの、強い芳香を出すもの、蜜を分泌する花盤が発達したものが多く[2]、基本的には両性花であるが、中にはコプロスマ属Galopina属・ヤマトグサ属のように花が縮小し同科としては異例の風媒花を発達させた属も存在する[5]。また、開花前に受粉を終え自家受粉する種もまれに存在する[2]。花序は円錐花序集散花序、あるいは密な頭状花序である[1]

生態

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人間との関係

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食用

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本科で世界的にもっとも有名な食用種はコーヒー豆をとるコーヒーノキ属(学名:Coffea)である。コーヒー豆はコーヒーノキ属の種子である。コーヒーノキの果実から果肉を落として種子を取り出し、焙煎のち粉砕し湯や水で抽出したものがコーヒーとして飲まれている。コーヒーノキ属には数十~120種程度が知られるが、商業的に利用されているのはわずか3種であり、それぞれアラビカコーヒーノキCoffea arabica)、ロブスタコーヒーノキC. canephora)、リベリカコーヒーノキC. liberica)と呼ばれる。コーヒーは樹の種類や産地、焙煎時間や程度、抽出温度や方法など様々な条件によって味が変化し、楽しみ方も含めて世界各地で様々なコーヒー文化がある。

所属する種の多さのわりにコーヒーを除いて広く食用とされるものは少ない。日本で見かけるのは健康食品などとしてヤエヤマアオキMorinda citrifolia、ノニという呼び名が有名)の果実くらいである。アフリカに分布するVangueria属(和名未定)などは救荒食物として利用されることもあるという。クチナシの果実は古くから食品用着色料として用いられている。

香料

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Leptactina senegambica Hook.f. の花から、カロ・カロンデアブソリュートを得る。[6]

薬用

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熱帯アジア産のアヘンボクMitragyna speciosa)の葉はタイでは嗜好品とされているが麻薬成分を含み、日本では取り締まりの対象とされている(参照: ミトラガイナ属#薬用)。

木材

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熱帯アフリカ産のバイヤMitragyna ledermannii)の材が有用となる(参照: ミトラガイナ属#木材)。

分類

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アカネ科には大きく3つの系統群が認められ、これらのまとまりは亜科として認められてきたが、基部における系統群の分岐関係については精度が不十分で、ニオイザクラ属(Luculia)やヒョウタンカズラ属(Coptosapelta)のように系統的な位置付けが未確定の属も少数見られる[7]新エングラー体系で独立の科とされていたヘンリクェジア科Henriqueziaceae)はクロンキスト体系以降でアカネ科とされている。またAPG植物分類体系ではディアリペタラントゥス科Dialypetalanthaceae)とヤマトグサ科もアカネ科に含められている。以下に主な亜科・属を示す。連と属の関係性は Stevens (2001-)、分布情報に関してはシノニムに関してはキュー植物園系の POWO (2023) もしくは Govaerts et al. (2022)ミズーリ植物園系の Taylor et al. (2023)リオデジャネイロ植物園系の Flora e Funga do Brasil (2023) による。

subfamily Cinchonoideae (キナノキ亜科)

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キナノキ亜科Cinchonoideae[8]。次の10連、約100属1700種を含む。

tribe Chiococceae

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マリアナクチナシモドキ(キナノキ亜科、Chiococceae)

Chiococceae。和名未定の連。27属230種程度が知られる。

  • Adolphoduckea Paudyal & Delprete
2018年に新設された属であり、南アメリカ西部からブラジル北部にかけて分布する Adolphoduckea maynensis (Poepp. & Endl.) Paudyal & Delprete(シノニム: Exostema maynense Poepp.)1種のみが知られる。
和名未定の属。フィリピンからパプアニューギニアにかけて3種が知られる。
フィリピンから太平洋西部に10種が知られる。幹の火付きがよく蝋燭や松明として使われるという。
アメリカ合衆国南部のフロリダキーズからカリブ海地域にかけて18種程度が知られる。茎に鋭いとげを持つ灌木。
キューバ西部にのみ見られる Ceratopyxis verbenacea (Griseb.) Hook.f. 1種のみが知られる。
熱帯アメリカおよび亜熱帯アメリカに 25種程度が知られる。
少なくとも2種が知られる。
少なくとも2種が知られる。
2種が知られる。
キューバ北東部(シエラ・デル・クリスタル)産の Eosanthe cubensis Urb. 1種のみが知られる属。
フロリダ州南部からカリブ海地域、メキシコ南部からガイアナに分布。
フロリダ州、メキシコから熱帯アメリカにかけて分布し、10種前後が知られる。
少なくとも3種が知られる。
キューバ東部からイスパニョーラ島にかけて分布し、17種程度が知られる。
  • Lorencea Borhidi
メキシコ(ベラクルス州チアパス州)からホンジュラス北部にかけて自生する Lorencea guatemalensis (Standl.) Borhidi(シノニム: Coutaportla guatemalensis (Standl.) Lorence
  • Motleyothamnus Paudyal & Delprete
2018年に新設された属であり、ペルー産の Motleyothamnus corymbosus (Ruiz & Pav.) Paudyal & Delprete(シノニム: Exostema corymbosum (Ruiz & Pav.) Spreng.)1種のみが知られる。
メキシコ(サン・ルイス・ポトシ州イダルゴ州Nernstia mexicana (Zucc. & Mart. ex DC.) Urb. 1種のみが知られる属。
コスタリカ東部からパナマ北西部にかけて分布する Osa pulchra (D.R.Simpson) Aiello 1種のみが知られる属。
米国フロリダ州からカリブ海地域にかけて分布し、22種程度が知られる。
6種が知られるが、その全てがジャマイカに自生する。
  • Ramonadoxa Paudyal & Delprete
2018年に新設された属で、キューバ東部産の Ramonadoxa cubensis (Urb.) Paudyal & Delprete(シノニム: Chiococca cubensis Urb.)1種のみが知られる。
4種が知られる。
  • Salzmannia arborea J.G.Jardim - 2015年に新種記載されたブラジル(バイア州)産の種。
  • Salzmannia naiguatensis (Steyerm.) Paudyal & Delprete - 1970年代初頭にChiococca属の種として記載され、2018年にSalzmannia属に組み替えられたベネズエラ北部産のもの。
  • Salzmannia nitida DC. - 1830年に記載されたブラジル北東部産のタイプ種
  • Salzmannia plowmannii (Delprete) Paudyal & Delprete - 2005年にChiococca属の種として記載され、2018年にSalzmannia属に組み替えられた。
17種が知られるが、その全てがキューバ東部にのみ見られる。
カリブ海地域に分布し、28種が知られる。
3種が知られるが、その全てがキューバ産である。
キューバ西部産の Siemensia pendula (C.Wright ex Griseb.) Urb. 1種のみが知られる属。
メキシコから中央アメリカ、カリブ海地域に分布し、少なくとも14種が知られる。
  • Thiollierea Montrouz.(シノニム: Morierina Vieill.
ニューカレドニアにのみ分布し、20種足らずが知られる。
キューバ東部、ドミニカ共和国 に分布する Thogsennia lindeniana (A.Rich.) Aiello 1種のみが知られる。

tribe Cinchoneae (キナノキ連)

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アカキナノキ(キナノキ亜科キナノキ連

キナノキ連Cinchoneae[8]

2種。
コスタリカから南アメリカ西部にかけて20種以上が自生。
アマゾン盆地に分布する高木 Cinchonopsis amazonica (Standl.) L.Andersson 1種のみの属。
コスタリカからベネズエラ北西およびボリビアに分布、20種足らずが知られる。
コスタリカから熱帯アメリカ南部にかけて分布し、40種足らずが知られる。
ベネズエラ南部(セロ・デ・ラ・ネブリナ英語版)からブラジル(セラ・ピラプク Serra Pirapucú)にかけて分布する木本 Maguireocharis neblinae Steyerm.(Wikispecies) 1種のみの属。
南アメリカ西部に分布する木本 Pimentelia glomerata Wedd. 1種のみの属。
熱帯アメリカ南部に分布し、40種以上が知られる。
4種が知られる。

tribe Guettardeae (ハテルマギリ連)

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ハテルマギリ(キナノキ亜科ハテルマギリ連

ハテルマギリ連Guettardeae[8]。14属750種程度を含む

4種。
メキシコからペルーおよびトリニダード島にかけて分布し、100種以上が知られる。
5種。
メキシコから熱帯アメリカにかけて分布し、80種足らずが知られる。
メキシコから熱帯アメリカにかけて分布し、40種以下が知られる。
熱帯および亜熱帯に分布し、150種足らずが知られる。
中国南東部から海南省、タイから太平洋地域南西部にかけて分布し、30種足らずが分布。
クイーンズランド州南東部からニューサウスウェールズ州北東部にかけて分布する Hodgkinsonia ovatiflora F.Muell. 1種のみの属。
メキシコから熱帯アメリカにかけて分布し、30種以上が知られる。
中央および南部熱帯アメリカからトリニダード島にかけて分布し、40種が知られる。
2種。
キューバからイスパニョーラ島にかけて分布する Ottoschmidtia microphylla (Griseb.) Urb. 1種のみの属。
3種。
メキシコからコロンビアにかけて分布し、15種足らずが知られる。
メキシコ南部から熱帯アメリカにかけて分布し、50種足らずが知られる。
セイシェル、熱帯アジア、亜熱帯アジアから太平洋地域にかけて分布し、190種足らずが知られる。金平 (1933:381) では「かいのき属」とされているが、ウルシ科Pistacia属もカイノキ属と呼ばれることがある[注 3]
2種。

tribe Hamelieae

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ハメリア・パテンス(キナノキ亜科、Hamelieae)

6属170種程度を含む

メキシコ南部からベリーズにかけて分布する Cosmocalyx spectabilis Standl. 1種のみからなる属。
メキシコから中央アメリカにかけて、ブラジルからアルゼンチン北東部にかけて39種が分布する。
熱帯および亜熱帯アメリカに16種が分布する。
115種程度。分布はメキシコから熱帯アメリカにかけて。
3種。

tribe Hillieae

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Hillieae。3属30種程度を含む。

メキシコ中央部からエルサルバドルにかけて自生する Balmea stormiae Martínez 1種のみからなる属で、この種はアカネ科植物としては唯一ワシントン条約の附属書に掲載されている種(附属書I)[25]
4種。
熱帯アメリカに分布する25種からなる属。

tribe Hymenodictyeae (キナモドキ連)

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キナモドキ(キナノキ亜科キナモドキ連)

キナモドキ連Hymenodictyeae[7]。高木、穂状花序から総状花序[26]。2属25種程度を含む。

熱帯および南部アフリカ、マダガスカル、中国南部から熱帯アジアにかけて25種が分布する。

tribe Isertieae

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Isertieae。2属15種程度を含む。

tribe Naucleeae (タニワタリノキ連)

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クビナガタマバナノキ(キナノキ亜科タニワタリノキ連

タニワタリノキ連Naucleeae[8]。基本的に木本だが曲がった腋生の刺を持つつる植物もあり、頭状花序を特徴とする[26]。2014年5月に17属がここに属すとされた[27]。詳細は左記リンク先を参照。

tribe Rondeletieae (ベニマツリ連)

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ベニマツリ(キナノキ亜科ベニマツリ連)

ベニマツリ連[7]Rondeletieae Burnett)。山崎 (1989) ではアカミズキ属Wendlandia)がここに置かれており「アカミズキ連」の和名が与えられているが、Stevens (2001-) はアカミズキ属を Augusteae という連に置いている。8属180種程度を含む。

カリブ海地域に分布し、7種が知られる。
キューバ産の Acunaeanthus tinifolius (Griseb.) Borhidi 1種のみが知られる。
メキシコ南東部からホンジュラスにかけて分布する Blepharidium guatemalense Standl. 1種のみが知られる属。
少なくともキューバ西部産の Mazaea phialanthoides (Griseb.) Krug & Urb. 1種がここに属す。キューバ北東部(オルギン州)産の Mazaea shaferi (Standl.) Delprete はシノニムの Ariadne shaferi (Standl.) Urb. ともされる。
キューバ西部産の Phyllomeria coronata Griseb. 1種のみが知られる属。
メキシコ南東部、カリブ海地域に分布する Rachicallis americana (Jacq.) Kuntze 1種のみが知られる属。
キューバ西部(フベントゥド島)産の Roigella correifolia (Griseb.) Borhidi & M.Fernández 1種のみが知られる属。
158種程度が知られる。分布域はメキシコ南部からペルー、カリブ海地域から南アメリカ北部にかけて。
以下の2種が知られる。
キューバからイスパニョーラ島にかけて7種が知られる。
  • Tainus Torr.-Montúfar, H.Ochot. & Borsch
2017年に新設された属で、木本である Tainus pitreanus (Urb. & Ekman) Torr.-Montúfar, H.Ochot. & Borsch 1種のみが知られる。

tribe Strumpfieae

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Strumpfia maritimaキナノキ亜科、Strumpfieae)

ヒースのような総状花序の低木[26]。次の1属だけを含む単型の連である。

アメリカ合衆国フロリダ州南部からベネズエラ北部にかけて分布する Strumpfia maritima Jacq. 1種だけからなる単型の属である。

連階級なし

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メキシコからペルー、カリブ海地域にかけて分布する Chione venosa (Sw.) Urb. 1種のみからなる属。
セイシェル(Mahé, Silhouette)にのみ見られる Glionnetia sericea (Baker) Tirveng. 1種のみからなる属。
ネパールから中国(雲南省)およびインドシナにかけて分布する Hyptianthera stricta (Roxb. ex Sm.) Wight & Arn. 1種のみの属。
アンダマン諸島およびニコバル諸島に自生する Pubostylus andamanensis Thoth. 1種のみからなる属。

subfamily Ixoroideae (サンタンカ亜科)

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サンタンカ亜科Ixoroideae; シノニム: Dialypetalanthoideae)[7]。27連4000種を含む。

Rydin, Wikström & Bremer (2017)ミトコンドリア遺伝子の解析によれば、キナノキ亜科の Isertieae やキナノキ連(Cinchoneae)がサンタンカ亜科の系統に含まれる[7]

tribe Airospermeae

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単系統群 'Coffeae alliance' の一つ[7]

6種。
フィリピン小スンダ列島に見られる低木 Boholia nematostylis Merr. 1種のみの属。

tribe Alberteae (テイオウサンダンカ連)

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アルベルタ・マグナ(テイオウサンダンカ連)

テイオウサンダンカ連Alberteae[7]。単系統群 'Coffeae alliance' の一つ[7]。3属からなる。

南アフリカ共和国のクワズール・ナタール州にのみ自生する Alberta magna E.Mey. アルベルタ・マグナ[29](別名: テイオウサンダンカアルベルタ[14])1種のみからなる。
  • Nematostylis Hook.f.
マダガスカルに自生する Nematostylis anthophylla (A.Rich. ex DC.) Baill. 1種のみからなる属。
5種が知られるが、その全てがマダガスカルにのみ自生する。

tribe Aleisanthieae

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単系統群 'Vanguerieae alliance' の一つ[7]

tribe Augusteae (アカミズキ連)

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アカミズキ(アカミズキ連)

アカミズキ連Augusteae[7]。単系統群 'Coffeae alliance' の一つ[7]

熱帯アフリカ北東部、熱帯アジアおよび亜熱帯アジアから豪州クイーンズランド州にかけて分布。

tribe Bertiereae

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tribe Coffeeae (コーヒーノキ連)

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アラビカコーヒーノキ(コーヒーノキ連)

コーヒーノキ連Coffeeae[7]。葉にバクテリアを含むこぶが見られる場合がある[26]。単系統群 'Coffeae alliance' の一つ[7]

2種。
熱帯および亜熱帯アジアに23種が分布。
インドからフィリピンにかけて13種が分布。
6種。
熱帯アフリカおよび南部アフリカ、インド洋地域西部に分布。

tribe Cordiereae

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Cordiereae

2003年に新設された属であり、コスタリカから熱帯アメリカ南部にかけて7種が知られる。
メキシコから熱帯アメリカにかけて分布。
メキシコから熱帯アメリカにかけて分布。
2種が報告されていれる。
コスタリカから熱帯アメリカ南部にかけて分布。
4種。
以下の3種が知られる。
熱帯アメリカ南部に分布。
ブラジル(バイア州からリオデジャネイロ州)に分布する Melanopsidium nigrum Colla 1種のみが知られる属。
ブラジル(バイア州南東部からエスピリトサント州)に分布する Riodocea pulcherrima Delprete 1種のみが知られる属。
パナマから熱帯アメリカにかけて分布。

tribe Cremasporeae

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Cremasporeae は1属のみの連。

2種。

tribe Crossopterygeae

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Crossopterygeae は1属のみの連。単系統群 'Vanguerieae alliance' の一つ[7]

熱帯アフリカおよび南部アフリカに分布する Crossopteryx febrifuga (Afzel. ex G.Don) Benth. 1種のみからなる属。

tribe Dialypetalantheae

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Calycophyllum candidissimum(通称: レモンウッド; Dialypetalantheae)

Dialypetalantheae Reveal(シノニム: CalycophylleaeCondamineeae)。米倉 (2019:201) では「クチナシモドキ連」の名が与えられているが、同書で「クチナシモドキ属」とされたBikkia属は Chiococceae の下に置かれている。

メキシコ南部から熱帯アメリカ南部にかけて20種足らずが知られる。
10種程度が知られる。
熱帯アメリカ南部に分布する Bothriospora corymbosa (Benth.) Hook.f. 1種のみが知られる。
メキシコから熱帯アメリカにかけて10種程度が分布する。
熱帯アメリカ南部に分布する Capirona macrophylla (Poepp.) Delprete(シノニム: C. decorticans Spruce)1種のみの属。
熱帯アメリカに10を超す種が知られる。
ペルーからボリビアおよびブラジルにかけて分布する Dialypetalanthus fuscescens Kuhlm. ディアリペタラントゥス・フスケスケンス[3] 1種のみからなる属。
南アメリカ西部からベネズエラ北西部にかけて分布する Dioicodendron dioicum (K.Schum. & K.Krause) Steyerm. 1種のみが知られる属。
南アメリカ西部からベネズエラ北部にかけて分布する Dolichodelphys chlorocrater K.Schum. & K.Krause 1種のみが知られる属。
マレー群島区系中央部から太平洋地域南西部にかけて分布し、30種程度が知られる。
メキシコから熱帯アメリカにかけて20種程度が知られる。
中国中央部および南部からベトナムにかけて分布する Emmenopterys henryi Oliv. 1種のみの属。
熱帯アメリカに20種前後が知られる。
中央アメリカおよび熱帯アメリカ南部に20種足らずが知られる。
  • Holtonia Standl.
コスタリカからベネズエラ北西部およびボリビアに分布する Holtonia myriantha (Standl.) Standl.(シノニム: Elaeagia myriantha (Standl.) C.M.Taylor & Hammel
2020年にコロンビア産の Lintersemina chucuriensis Humberto Mend., Celis & M.A.González の新種記載と共に新設された属。
コロンビアからボリビア西部にかけて分布する Macbrideina peruviana Standl.(Wikispecies) 1種のみの属。
熱帯アメリカに分布し、5種以上が知られる。
モルッカ諸島北部からフィジーにかけて7種が分布する。
以下の2種が知られる。
アマゾン川流域に見られる Parachimarrhis breviloba Ducke 1種のみが知られる属。
熱帯アメリカ中央部および南部に分布し、40種以上が知られる。
アメリカ合衆国南東部産の Pinckneya pubens Michx.(シノニム: P. bracteata (W.Bartram) Raf.)1種のみが知られる属。
以下の3種が知られる。
熱帯アメリカに分布し、20種足らずが知られる。
コスタリカから熱帯アメリカ南部にかけて10種足らずが知られる。
メキシコから熱帯アメリカ南部にかけて分布し、30種以上が知られる。
メキシコからペルーにかけて分布し、10種以上が知られる。
南アメリカ西部からベネズエラにかけて分布する Tammsia anomala H.Karst. 1種のみが知られる属。
熱帯アメリカに7種以上が知られる。
パナマからガイアナおよびペルーにかけて分布する Wittmackanthus stanleyanus (M.R.Schomb.) Kuntze 1種のみの属。

tribe Gardenieae (クチナシ連)

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ハリザクロクチナシ連

クチナシ連Gardenieae[8]。単系統群 'Coffeae alliance' の一つ[7]

熱帯アフリカ、熱帯および亜熱帯アジアから太平洋地域西部にかけて56種が分布。
アンダマン諸島、タイからマレー群島区系西部にかけて分布する Aidiopsis orophila (Miq.) Ridsdale(Wikispecies) 1種のみの属。
2種。
フィリピンから太平洋地域にかけて29種が自生。
熱帯および亜熱帯アジアに19種が分布。
アッサムから中国南中央部およびマレー半島にかけて8種が分布。
熱帯および南部アフリカ、熱帯および亜熱帯アフリカに14種が分布。
中国海南省から熱帯アジアにかけて11種が分布する。
中国南部からインドシナにかけて分布する Duperrea pavettifolia (Kurz) Pit. 1種のみからなる属。
2種。
詳細は上記リンクを参照。
3種。
南スーダンからジンバブエにかけて分布する Heinsenia diervilleoides K.Schum. 1種のみの属。
2種。
3種。
2種。
熱帯アジアに12種が分布。
タイの半島部からマレー群島区系西部および中央部にかけて22種が分布。
1753年の Randia aculeata L.(シノニム: R. mitis L.; フロリダ州南部からカリブ海地域、メキシコから南アメリカ北部にかけて分布)の記載以来この属として世界の様々な地域から続々と新種が記載、あるいは別属として記載されていた種をこの属に組み替える動きが見られたが、1958年に Ronald William John Keay が当時 Randia spinosa (Thunb.) Poir. と分類されていたハリザクロCatunaregam spinosa (Thunb.) Tirveng.)を花粉の特徴や花冠胎座・果実の形態の差異から別属とすることを主張した[40]のを契機にアフリカやアジア産のものが別属とされ始め[41]、現在は熱帯および亜熱帯アメリカ産の種のみがここに属す形となっている。
2016年にクチナシ連内のRandia属の近縁属として新たに設けられたもので[42]、中国(雲南省)からインドシナおよびニューギニアにかけて30種が自生。
熱帯アメリカに4種が分布。
熱帯および南部アフリカ、セイシェルに22種が分布。
3種。
2016年にクチナシ連内のRandia属の近縁属として新たに設けられたもので[42]、タイの半島部からスマトラにかけて分布する Singaporandia macrophylla(Wikispecies) (Hook.f.) K.M.Wong(シノニム: Randia macrophylla Hook.f.Rothmannia macrophylla (Hook.f.) Bremek.ラッパミサオ[11]1種のみからなる属。
  • Tamilnadia Tirveng.
インド亜大陸からインドシナにかけて分布する Tamilnadia uliginosa (Retz.) Tirveng. & Sastre(シノニム: Randia uliginosa (Retz.) Poir.インドハリザクロ[14]1種のみからなる。
2種。

tribe Greeneeae

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Greeneeae。単系統群 'Vanguerieae alliance' の一つ[7]

インドシナからスマトラにかけて分布する9種からなる属。

tribe Henriquezieae

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tribe Ixoreae (サンタンカ連)

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ベニデマリサンタンカ連

サンタンカ連Ixoreae[8]。単系統群 'Vanguerieae alliance' の一つ[7]

熱帯および亜熱帯に573種が分布。

tribe Jackieae

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スルマル(Jackieae)

Jackieae は1属のみの連。単系統群 'Vanguerieae alliance' の一つ[7]

マレー群島区系西部に分布する Jackiopsis ornata (Wall.) Ridsdale(シノニム: Jackia odorata Wall.スルマルマレー語: selumar[14]1種のみからなる属。

tribe Mussaendeae (コンロンカ連)

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コンロンカコンロンカ連

コンロンカ連Mussaendeae[8]

インド洋地域西部に18種が自生する。
5種。
マダガスカル北西部にのみ見られる Landiopsis capuronii Bosser 1種のみの属。
熱帯アフリカ、インド洋地域西部、熱帯および亜熱帯から太平洋にかけて分布。
熱帯アフリカ産の5種からなる属。
中国(雲南省、旧広西省)からインドシナ北部にかけて分布する Schizomussaenda henryi (Hutch.) X.F.Deng & D.X.Zhang(シノニム: S. dehiscens (Craib) H.L.Li)1種のみの属。

tribe Octotropideae

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カフェマロン(Octotropideae)

Octotropideae。単系統群 'Coffeae alliance' の一つ[7]

5種。
3種。
2種。
バングラデシュからマレー群島区系西部および中央部にかけて28種が分布。
4種。
ソマリア南部からタンザニアにかけて分布する Lamprothamnus zanguebaricus Hiern 1種のみの属。
インド(ケーララ州タミル・ナードゥ州)にのみ見られる Octotropis travancorica Bedd. 1種のみからなる属。
熱帯アフリカ、マダガスカルに24種が分布。
2種。

tribe Pavetteae (ギョクシンカ連)

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コブハテマリ(ギョクシンカ連)

ギョクシンカ連Pavetteae[7]。葉にバクテリアを含むこぶが見られる場合がある[26]。単系統群 'Coffeae alliance' の一つ[7]

ジブチから南部アフリカ、インド洋地域西部、アラビア半島南西部にかけて19種が分布。
  • Exallosperma De Block
  • Helictosperma De Block
2018年に新設された属。次の2種からなり、いずれもマダガスカル産[49]
  • Helictosperma malacophyllum (Drake) De Block
  • Helictosperma poissonianum Homolle ex De Block
5種、いずれもマダガスカル産。
  • Kindia Cheek
  • 2018年に新種記載されたギニア産の Kindia gangan Cheek 1種のみの属。
熱帯アフリカおよび南部アフリカに27種が分布。
  • 熱帯アフリカ西部および西中央部にかけて分布する Nichallea soyauxii (Hiern) Bridson 1種のみの属。
ニューギニア方面産の2種からなる属。
5種。
旧世界の熱帯および亜熱帯地域から太平洋地域南部にかけて330種以上が分布。詳細は該当記事を、種の一覧はキダチハナカンザシ属の種の一覧を参照。
  • Pseudocoptosperma De Block
  • 2018年に新種記載されたマダガスカル産の Pseudocoptosperma manabense Capuron ex De Block 1種のみの属[49]
2種、いずれもマダガスカル産で2003年に記載されたもの。
熱帯アフリカに21種が分布。
  • Rutidea fuscescens Hiern - ケニアからジンバブエ東部にかけて分布。
    • Rutidea fuscescens subsp. bracteata Bridson - コンゴ民主共和国東部からケニア南西部にかけて分布する亜種。
    • Rutidea fuscescens subsp. fuscescens - ケニアからジンバブエ東部にかけて分布する基本亜種。
  • Rutidea orientalis Bridson - ケニアから熱帯アフリカ南部にかけて分布。
  • Rutidea smithii Hiern - 熱帯アフリカに分布する。
    • Rutidea smithii subsp. smithii - 熱帯アフリカに分布する亜種。
4種、全てマダガスカル産。
旧世界の熱帯および亜熱帯地域から太平洋地域にかけて分布。
  • ソマリアからタンザニアにかけて分布する Tennantia sennii (Chiov.) Verdc. & Bridson 1種のみの属。
2005年に新設された属で、次の3種からなる。
  • Tulearia De Block
2018年に新種記載されたマダガスカル産の2種からなる属[49]
  • Tulearia capsaintemariensis De Block
  • Tulearia splendida De Block

tribe Posoquerieae

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tribe Retiniphylleae

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tribe Sabiceeae

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tribe Scyphiphoreae (ミツバヒルギ連)

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ミズバヒルギ(ミツバヒルギ連)

ミツバヒルギ連(Scyphiphoreae)[7]。単系統群 'Vanguerieae alliance' の一つ[7]

マダガスカル、熱帯アジアから太平洋西部にかけて自生する Scyphiphora hydrophylacea C.F.Gaertn. ミズバヒルギ[9][注 12](別名: ウミマサキ[11])1種のみからなる属。

tribe Sherbournieae

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Oxyanthus sp.(O. speciosusO. tubiflorus; Sherbournieae)

Sherbournieae。単系統群 'Coffeae alliance' の一つ[7]。以下の4属がここに含まれる。

2種。
5種。
熱帯アフリカおよび南部アフリカに38種が分布する。
熱帯アフリカに13種が分布する。

tribe Sipaneeae

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マグイレオタムヌス・スペキオスス(Sipaneeae)

Sipaneeae

ギアナ高地に2種が自生。

tribe Steenisieae

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tribe Trailliaedoxeae

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Trailliaedoxeae。単系統群 'Vanguerieae alliance' の一つ[7]。次の1属のみからなる連。

中国(四川省南部、雲南省)にのみ見られる Trailliaedoxa gracilis W.W.Sm. & Forrest 1種のみの属。

tribe Vanguerieae (コーヒーダマシ連)

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コバミサオノキ(コーヒーダマシ連)

コーヒーダマシ連Vanguerieae[7]。単系統群 'Vanguerieae alliance' の一つ[7]

エチオピアから南部アフリカにかけて17種が分布。
  • Afrocanthium keniense (Bullock) Lantz(シノニム: Canthium keniense Bullock)- ケニアに見られる。
  • Afrocanthium kilifiense (Bridson) Lantz(シノニム: Canthium kilifiense Bridson)- ケニアに見られる。
  • Afrocanthium lactescens (Hiern) Lantz(シノニム: Canthium lactescens Hiern)- エチオピアから熱帯アフリカ南部にかけて分布。
  • Afrocanthium pseudoverticillatum (S.Moore) Lantz(シノニム: Canthium pseudoverticillatum S.Moore)- ソマリアからモザンビークにかけて分布。
  • Bullockia (Bridson) Razafim., Lantz & B.Bremer
エチオピアから南部アフリカにかけて6種が分布。
  • Bullockia dyscritos (Bullock) Razafim., Lantz & B.Bremer(シノニム: Canthium dyscriton Bullock)- ケニアからタンザニアにかけて自生。
  • Bullockia fadenii (Bridson) Razafim., Lantz & B.Bremer(シノニム: Canthium fadenii Bridson)- ケニアにのみ見られる。
  • Bullockia impressinerva (Bridson) Razafim., Lantz & B.Bremer - タンザニアでのみ確認されている。
  • Bullockia mombazensis (Baill.) Razafim., Lantz & B.Bremer(シノニム: Canthium mombazense Baill.)- ソマリア南部からモザンビークにかけて分布。
  • Bullockia pseudosetiflora (Bridson) Razafim., Lantz & B.Bremer(シノニム: Canthium pseudosetiflorum Bridson)- エチオピアから熱帯アフリカ東部にかけて分布。
  • Bullockia setiflora (Hiern) Razafim., Lantz & B.Bremer(シノニム: Canthium setiflorum subsp. telidosma (K.Schum.) Bridson)- ケニアから南部アフリカにかけて分布。
熱帯アフリカおよび南部アフリカ、熱帯アジアおよび亜熱帯アジアから太平洋地域西部にかけて79種が分布。
熱帯アフリカおよび南部アフリカに39種が分布。
  • Keetia gueinzii (Sond.) Bridson - カメルーンからエチオピアおよび南部アフリカにかけて分布。
  • Keetia venosa (Oliv.) Bridson - 熱帯アフリカに分布。
  • Keetia zanzibarica (Klotzsch) Bridson - 熱帯アフリカに分布。
    • Keetia zanzibarica subsp. zanzibarica - ケニア東部からモザンビーク南東部にかけて分布する基本変種。
熱帯アフリカ北東部および東部、コモロ、熱帯アジアに9種が分布。
  • Meyna spinosa Roxb. ex Link(シノニム: Vangueria spinosa (Roxb. ex Link) Roxb.アルー(インド名: alu)[14] - インド亜大陸からインドシナにかけて分布。
  • Meyna tetraphylla (Schweinf. ex Hiern) Robyns - エチオピアからタンザニア、コモロに分布。
    • Meyna tetraphylla subsp. comorensis (Robyns) Verdc. - ソマリアからタンザニア、コモロに分布する亜種。
    • Meyna tetraphylla subsp. tetraphylla - 南スーダン、エチオピア南部、ウガンダ、ケニアに分布する基本亜種。
2種。
  • Perakanthus longipetalus Y.H.Han & S.S.Zhou - ビルマ北部にのみ見られる。
  • Perakanthus velutinus(Wikispecies) Robyns ex Ridl. - マレー半島にのみ見られる。
熱帯および亜熱帯の旧世界から太平洋地域にかけて分布。
熱帯アフリカおよび南部アフリカ、インド洋地域西部、アラビア半島に68種が分布。
熱帯アフリカおよび南部アフリカ、マダガスカルに82種が分布。
熱帯アフリカおよび南部アフリカ、マダガスカルに58種が分布。
  • Vangueria apiculata K.Schum. - エチオピアから熱帯アフリカ南部にかけて分布。
  • Vangueria gillettii (Tennant) Lantz(シノニム: Pachystigma gillettii (Tennant) Verdc.)- ソマリア南部からケニア北部にかけて分布。
  • Vangueria induta (Bullock) Lantz(シノニム: Rytigynia induta (Bullock) Verdc. & Bridson)- ケニアからタンザニア北部にかけて分布。
  • Vangueria infausta Burch. - カメルーンからスーダンおよび南部アフリカにかけて分布。
    • Vangueria infausta subsp. campanulata (Robyns) Verdc. - カメルーン、ケニアからザンビアにかけて分布する亜種。
    • Vangueria infausta subsp. rotundata (Robyns) Verdc. - スーダンから熱帯アフリカ南部にかけて分布する亜種。
  • Vangueria loranthifolium K.Schum.(シノニム: Pachystigma loranthifolium (K.Schum.) Verdc.)- ケニアからタンザニア北東部にかけて自生。
  • Vangueria madagascariensis J.F.Gmel. ボアバンガ: voa-vanga of Madagascar[14] - 熱帯アフリカおよび南部アフリカ、コモロ、マダガスカルに分布。
  • Vangueria pallidiflora (Bullock) Lantz(シノニム: Lagynias pallidiflora Bullock)- ケニア南東部からタンザニア(ペンパ島を含む)にかけて自生。
  • Vangueria randii S.Moore - ソマリアから南部アフリカにかけて分布。
    • Vangueria randii subsp. acuminata Verdc. - ソマリア南部からタンザニアにかけて分布。
  • Vangueria volkensii K.Schum. - エチオピアから熱帯アフリカ南部にかけて分布。
    • Vangueria volkensii var. volkensii - エチオピアからジンバブエにかけて分布する基本変種。

subfamily Rubioideae (アカネ亜科)

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アカネ亜科[8]。27連7600種を含む。このうち Craterispermeae、Gaertnereae、Mitchelleae(アリドオシ連)、Morindeae(ヤエヤマアオキ連)、Palicoureeae、Prismatomerideae、Psychotrieae(ボチョウジ連)、Schizocoleeae、Schradereae の9連は単系統群 'Psychotrieae alliance' と総称され、しばしば全体で1連と括られる[7]

tribe Anthospermeae (コケサンゴ連)

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コプロスマ・レペンスの雌花(アカネ亜科コケサンゴ連)

コケサンゴ連Anthospermeae[7]。山崎 (1981) ではツルアリドオシ属Mitchella)がここに置かれており「ツルアリドオシ連」の和名が与えられていたが、Stevens (2001-) はツルアリドオシ属を Mitchelleae という連に置いている。 風媒花を咲かせ、雌雄異株の種もある[26]。単系統群 'Spermacoceae alliance' の一つ[7]

熱帯アフリカ、南部アフリカ、マダガスカル、アラビア半島南西部に自生する39種からなる。
旧ケープ州に7種が自生。
アカネ科としては珍しく雌雄異株かつ風媒花を持つ種が多く見られる。詳細は上記リンクを参照。
オーストラリアのクイーンズランド州南東部からニューサウスウェールズ州北東部にかけて自生する Durringtonia paludosa R.J.F.Hend. & Guymer 1種のみの属。
オーストラリア西部(Eyre、Roe)にのみ見られる Eleuthranthes liberiflora (F.Muell.) ined.(シノニム: Opercularia liberiflora F.Muell.)1種のみの属。
風媒花。4種。
オーストラリア南東部、ニュージーランド、アンデスに7種が分布。
南部アフリカに10種が自生。
マダガスカル、熱帯アジア、亜熱帯アジアから太平洋、カリブ海、メキシコから南アメリカ南部、亜南極諸島にかけて10種が知られる。
ニューカレドニアにのみ見られる Normandia caledonica Hook.f. 1種のみの属。
オーストラリアに17種が自生。
2種。
オーストラリアのみに見られる Pomax umbellata Sol. ex A.Rich. 1種のみの属。

tribe Argostemmateae (イリオモテソウ連)

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イリオモテソウ連Argostemmateae[7]。単系統群 'Spermacoceae alliance' の一つ[7]

熱帯アフリカ西部および西中央部、熱帯および亜熱帯アジアに分布。
インドのアッサム地域から中国南部およびインドシナにかけて分布する8種からなる。
4種。
中国南部から熱帯アジアおよび太平洋地域北西部にかけて分布する54種からなる。
3種。

tribe Colletoecemateae

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3種。

tribe Coussareeae

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Coussareeae

メキシコから熱帯アメリカにかけて分布。
7種。
メキシコ南部から熱帯アメリカにかけて分布し、120を超す種が知られる。
熱帯アメリカに30種足らずが知られる。
メキシコから熱帯アメリカにかけて分布。
2種が知られる。
ブラジル産。
チリ中央部・南部からアルゼンチン西中央部・南部にかけて分布する Oreopolus gracialis (Poepp.) Ricardi 1種のみが知られる属。

tribe Craterispermeae

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単系統群 'Psychotrieae alliance' の一つ。

熱帯アフリカ、セーシェル、マダガスカルに30種が分布。

tribe Cyanoneuroneae

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Cyanoneuroneae。次の1属のみからなる連。

5種。

tribe Danaideae

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単系統群 'Spermacoceae alliance' の一つ[7]

tribe Dunnieae

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Dunnieae。単系統群 'Spermacoceae alliance' の一つ[7]。次の1属のみからなる連。

tribe Foonchewieae

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Foonchewieae。次の1属のみからなる連。

  • Foonchewia R.J.Wang
  • 中国南東部(広東省東部、福建省南部)にのみ見られる Foonchewia coriacea (Dunn) Z.Q.Song(シノニム: F. guangdongensis R.J.Wang & H.Z.WenMycetia coriacea (Dunn) Merr.; : 革叶腺萼木)1種のみからなる属。

tribe Gaertnereae

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単系統群 'Psychotrieae alliance' の一つ。

tribe Knoxieae (シソノミグサ連)

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クササンタンカ(アカネ亜科シソノミグサ連

シソノミグサ連Knoxieae[56][7]。単系統群 'Spermacoceae alliance' の一つ[7]

5種。
熱帯アフリカ西部および西中央部、西インド洋地域、熱帯アジアおよび亜熱帯アジアからオーストラリア北部にかけて13種が分布。
熱帯アフリカおよび南部アフリカ、コモロ、マダガスカル、アラビア半島に16種が分布。
2種。

tribe Lasiantheae (ルリミノキ連)

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ルリミノキ連Lasiantheae[7]

詳細は上記リンク先を参照。

tribe Mitchelleae (アリドオシ連)

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アリドオシ連Mitchelleae[7]。刺を持つ低木から匍匐性草本で、胚珠は湾生[26]。単系統群 'Psychotrieae alliance' の一つ。

インドのアッサム州から温帯東アジアにかけて分布する12種が含まれる。
  • Damnacanthus indicus C.F.Gaertn. アリドオシ - アッサムから温帯東アジアにかけて分布。
2種。詳細は上記リンク先を参照。

tribe Morindeae (ヤエヤマアオキ連)

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ヤエヤマアオキ(アカネ科ヤエヤマアオキ連

ヤエヤマアオキ連Morindeae[8]。単系統群 'Psychotrieae alliance' の一つ。

メキシコ南部から熱帯アメリカ南部にかけて分布し、10種以上が知られる。
中国南部からインドシナおよび太平洋地域西部にかけて11種が知られる。
マダガスカル、熱帯アジアおよび亜熱帯アジアから太平洋地域にかけて98種が分布する。
熱帯および亜熱帯に44種が分布する。

tribe Ophiorrhizeae (サツマイナモリ連)

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サツマイナモリアカネ亜科、Ophiorrhizeae)

サツマイナモリ連Ophiorrhizeae[7]

中国南部からマレー群島区系西部にかけて分布する10種からなる。
熱帯および亜熱帯アジアから太平洋にかけて分布する。
熱帯アジアおよび亜熱帯アジアから太平洋地域南西部にかけて分布する32種からなる。

tribe Paederieae (ヤイトバナ連)

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ハクチョウゲ(アカネ亜科ヤイトバナ連

ヤイトバナ連[8](別名: ヘクソカズラ連[7]; Paederieae)。単系統群 'Spermacoceae alliance' の一つ[7]

2種。
アフガニスタンから南日本およびインドシナにかけて47種が分布。
熱帯および亜熱帯に33種が分布。
3種。
中国南部から熱帯アジアにかけて44種が分布。
Serissa japonica (Thunb.) Thunb. ハクチョウゲ 1種のみの属。
インド亜大陸原産の Spermadictyon suaveolens Roxb. 1種のみの属。

tribe Palicoureeae

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ホソバアカクダタマ(アカネ亜科、Palicoureeae)

Palicoureeae。単系統群 'Psychotrieae alliance' の一つ。

熱帯アメリカ中央部および南部原産の24種が知られる。
  • Carapichea ipecacuanha (Brot.) L.Andersson(シノニム: Cephaelis ipecacuanha など) トコン - ニカラグア南東部からブラジルにかけてが原産。
熱帯アフリカから熱帯アジアおよび亜熱帯アジアにかけて108種が分布。
熱帯および亜熱帯に29種が知られる。
メキシコから熱帯アメリカにかけて分布し、100種前後が知られる。
メキシコから熱帯アメリカにかけて692種が分布。

tribe Perameae

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tribe Prismatomerideae

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Prismatomerideae。単系統群 'Psychotrieae alliance' の一つ。

中国南部から熱帯アジアにかけて分布。
  • Prismatomeris khoonmengiana Y.W.Low マライコーヒー[11] - マレー半島西部および南部のみに自生。従来 Coffea malayana Ridl. として知られていたが、Low (2015:135) でこの学名が提唱され、Govaerts (2021) もこれを認めている。
  • Prismatomeris tetrandra (Roxb.) K.Schum. - インド亜大陸から中国南部およびフィリピンにかけて分布。
    • P. tetrandra subsp. malayana (Ridl.) J.T.Johanss.(シノニム: P. malayana Ridl.プリスマトメリス[11] - インド南西部、スリランカ、インドシナ南部からマレー半島、ボルネオ(Kep. Anambas)にかけて分布。

tribe Psychotrieae (ボチョウジ連)

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シラタマカズラ(アカネ亜科ボチョウジ連

ボチョウジ連Psychotrieae[8]。葉にバクテリアを含むこぶが見られる場合がある[26]。単系統群 'Psychotrieae alliance' の一つ。

熱帯および亜熱帯に分布。
  • Eumachia abrupta (Hiern) J.H.Kirkbr.(シノニム: Chazaliella abrupta (Hiern) E.M.A.Petit & Verdc.)- エチオピアから熱帯アフリカ南部にかけて自生。
インドシナから太平洋地域西部にかけて分布。
ベトナムからオーストラリア北部にかけて分布。
熱帯および亜熱帯に分布。詳細は上記リンクを参照。

tribe Putorieae

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プトリア・カラブリカ(アカネ亜科、Putorieae)

Putorieae。単系統群 'Spermacoceae alliance' の一つ[7]

カナリー諸島からインド北西部にかけて37種が分布。

tribe Rubieae (アカネ連)

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シラホシムグラ(アカネ亜科アカネ連

アカネ連Rubieae[56]。15属200種程度を含む。単系統群 'Spermacoceae alliance' の一つ[7]

  • Asperula
  • Callipeltis
  • Crucianella (31 sp)
  • Cruciata (8 sp)
  • Didymaea Hook.f. (8 sp)
  • Galiasperula Ronniger (1 sp)
  • Galium L. (631 sp)
  • Mericarpaea Boiss. (1 sp)
  • Microphysa Schrenk.
中央アジアから新疆にかけて分布する Microphysa elongata (Schrenk.) Pobed. 1種のみの属である。
  • Phuopsis フオプシス属[29]
Phuopsis stylosa (Trin.) フオプシス・スティロサ[29] 1種のみの属である。
83種程度が知られる。
Sherardia arvensis ハナヤエムグラ1種のみの属。
  • Valantia L. (7 sp)

tribe Schizocoleeae

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単系統群 'Psychotrieae alliance' の一つ。

tribe Schradereae

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Schradereae。頭状花序のものも存在し、胚珠は湾生[26]。単系統群 'Psychotrieae alliance' の一つ。

3種。
スリランカ中央部および西南部にのみ見られる着生植物 Leucocodon reticulatum Gardner 1種のみの属。
熱帯アメリカ、タイの半島部からニューギニアにかけて58種が分布。

tribe Spermacoceae (ハリフタバ連)

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ミツバカンチョウジ(アカネ亜科ハリフタバ連

Spermacoceae ハリフタバ連[56]

アメリカ合衆国南部から中央アメリカにかけて分布。
熱帯および亜熱帯アジアから太平洋西部にかけて8種が分布。
インド亜大陸から中華人民共和国南部およびマレー群島区系西部および中央部に8種が分布する。
アメリカ合衆国中央部および東部から熱帯アメリカ、熱帯アフリカにかけて18種が分布。
熱帯および亜熱帯アジアから太平洋西部にかけて22種が分布。
  • Exallage auricularia (L.) Bremek.(シノニム: Hedyotis auricularia L.ヤエヤマハシカグサ[9] - 熱帯および亜熱帯アジアからカロリン諸島にかけて分布。
  • Exallage chrysotricha (Palib.) Neupane & N.Wikstr.(シノニム: Hedyotis chrysotricha (Palib.) Merr.コバンムグラ[56] - 中華人民共和国南部から海南省、韓国全羅南道霊岩郡、日本(九州西部)にかけて自生。
  • Exallage cristata (Willd.) Nandikar & K.C.Kishor(シノニム: E. costata (Roxb.) Bremek.Hedyotis costata (Roxb.) Kurz, nom. illeg.アラゲニオイグサ[11] - ヒマラヤからマレー群島区系西部および中央部にかけて分布。
  • Exallage insularis (Spreng.) Neupane & N.Wikstr.(シノニム: Hedyotis glabra R.Br. ex Wall., nom. superfl.ホソバニオイグサ[11] - インドのアッサム州からマレー半島にかけて自生。
熱帯および亜熱帯アジアから太平洋北西部にかけて分布。
アメリカ合衆国から熱帯アメリカ、熱帯アフリカにかけて15種が分布。
北アメリカに24種が自生。
これまでに太平洋地域で30種が記載・受容されている。
メキシコから熱帯アメリカにかけて分布。
メキシコから熱帯アメリカにかけて分布。
熱帯および亜熱帯アジアに34種が分布。
  • Neanotis hirsuta (L.f.) W.H.Lewis(シノニム: Hedyotis lindleyana var. hirsutaハシカグサ - 熱帯および亜熱帯アジア(日本を含む)に分布。

tribe Theligoneae (ヤマトグサ連)

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ヤマトグサ(アカネ亜科、Theligoneae)

ヤマトグサ連(Theligoneae[7]は草本のみで雌雄同株、風媒花を咲かせ、胚珠湾生[26]。単系統群 'Spermacoceae alliance' の一つ[7]。次の1属のみからなる。

マカロネシアから地中海地方、中国から温帯東アジアにかけて4種が分布。詳細は上記リンク先を参照。

tribe Urophylleae

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Urophylleae

熱帯アフリカ、マダガスカルに51種が分布。
  • Pauridiantha paucinervis (Hiern) Bremek.(シノニム: P. paucinervis subsp. holstii (K.Schum.) Verdc.)- ナイジェリアからケニアおよび熱帯アフリカ南部、マダガスカルにかけて分布。
マレー群島区系のボルネオ、フィリピン、スラウェシに50種が自生する。
中華人民共和国南部から熱帯アジアにかけて分布。

独立連?

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Clarkella Hook.f.

インドのウッタラーカンド州、中国南部からタイ南部にかけて分布する Clarkella nana (Edgew.) Hook.f. 1種のみからなる属。

亜科階級なし

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tribe Coptosapelteae (ヒョウタンカズラ連)

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Coptosapelteae ヒョウタンカズラ連[7]は2属からなる。

インドから中華人民共和国南中央部およびマレー群島区系中央部にかけて42種が分布する。
熱帯および亜熱帯アジアに16種が分布する。

tribe Luculieae (ニオイザクラ連)

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アッサムニオイザクラ

Luculieae ニオイザクラ連[7]

4種。

主な種

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コケサンゴ(アカネ亜科、Anthospermeae)
コプロスマ・カーキー 'ヴァリエガータ'(アカネ亜科コケサンゴ連
クルマバソウ(アカネ亜科アカネ連
バーチェリア・ブバリナ(キナノキ亜科クチナシ連?)

代表的な種には次のようなものがある。

主な分類群

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脚注

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注釈

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  1. ^ 金平 (1933:353) では「ぎよくしんくわもどき」と表記されている。
  2. ^ 金平 (1933:355) では「まりやなくちなしもどき」と表記されている。
  3. ^ なお、米倉 (2019:159) はPistacia属にランシンボク属の和名をあてている。
  4. ^ 山崎 (1989) ではシロミミズTricalysia dubia としてここに置かれており、「シロミミズ属」の和名が与えられていた。しかし Govaerts et al. (2021)Diplospora dubia を正名としている。
  5. ^ 熱帯植物研究会 編 (1996:418) では日本語名として「ガヨボ」が与えられ、パナマコロンビアでの呼称が Guayobo とされている。しかし Grandtner (2005:143) ではパナマとコロンビア(およびコスタリカベネズエラ)でのスペイン語名は guayabo とされており、これをカナ転写するとグアジャボあるいはグアヤボとなる。
  6. ^ かつてはヒジハリノキBenkara sinensis)が Oxyceros sinensis と分類されていたこともあり、山崎 (1989:196) では「ヒジハリノキ属」という和名が与えられている。
  7. ^ この和名の初出は金平 (1933:360) の「なんやうさんたんくわ」である。
  8. ^ Fosberg, F. R.; Sachet, H.-H. (1989). “Three Cultivate Ixoras”. Baileya 23 (2): 84. https://www.google.co.jp/books/edition/Baileya/Tl4mAQAAMAAJ?hl=ja&gbpv=1&bsq=361&dq=361&printsec=frontcover.  は "Ixora casei var. lanceolata Kaneh., Fl. Micr. 361. 1933." としてあたかも金平が命名者であるかのように扱っているが、実際に金平がつけた学名は Ixora pulcherrima var. lanceolata であるため、フォスバーグとサシェによる金平の学名の組み替え((Keneh.) Fosberg & Sachet)となるか、仮にこれが認められない場合は Fosberg, F. Raymond; Sachet, Marie-Hélène; Oliver, Royce L. (1993). “Flora of Micronesia, 5: Bignoniaceae–Rubiaceae”. Smithsonian Contributions to Botany 81: 85. https://www.biodiversitylibrary.org/page/52228466.  でのフォスバーグ、サシェ、オリヴァーの3名による金平の学名の組み替え((Kaneh.) Fosberg, Sachet & R.L.Oliv.)ということになる。
  9. ^ この和名の初出は金平 (1933:369) の「もるつかこんろんくわ」である。
  10. ^ この和名の初出は 金平 (1933:380f) の「なんやうぎよくしんくわ」である。
  11. ^ この和名の初出は 金平 (1933:379) の「まりやなぎよくしんくわ」である。
  12. ^ この和名の初出は金平 (1933:378) の「みづばひるぎ」である。
  13. ^ この和名の初出は金平 (1933:357) の「こばみさをのき」である。
  14. ^ この和名の初出は金平 (1933:368) の「おほつるはながさ」で、米倉・梶田 (2003-) が現代仮名遣いに修正したものである。金平は学名をフィリピン産の Morinda volubilis (Blanco) Merr. [≡ Coelospermum volubile (Blanco) J.T.Johass.] としているが、これは誤同定である。詳細はspecies:Coelospermum salomonienseを参照。
  15. ^ この和名の初出は金平 (1933:359) の「くろばかづら」である。
  16. ^ この和名の初出は金平 (1933:365) の「まりやなはながさかづら」である。
  17. ^ a b c Stevens (2001-) はボチョウジ属Psychotria)のシノニム扱いとしている。
  18. ^ Stevens (2001-) はこの属をフタバムグラ属Hedyotis)のシノニム扱いとしている。
  19. ^ 邑田・米倉 (2012) ではソナレムグラHedyotis strigulosa var. coreana とされており、この属には「ソナレムグラ属」という和名があてられていた。
  20. ^ 邑田・米倉 (2012:256) はこれに「フタバムグラ属」の和名をあてている。
  21. ^ 山崎 (1981) ではクルマバソウAsperula odorata としてここに置かれており、「クルマバソウ属」の和名が与えられていた。しかし Govaerts et al. (2019)ガリウム・オドラツムGalium odoratum)を正名としている。
  22. ^ 牧野 (1940:109) はこれを「やへむぐら」の学名としているが、Govaerts et al. (2021)Galium aparineG. spurium の間にシノニムの関係性を認めていない。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f Kupicha (2005).
  2. ^ a b c 福岡 (1989).
  3. ^ a b プランス (1997).
  4. ^ Ronse De Craene (2010:318).
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参考文献

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日本語:

英語・日本語:

関連文献

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英語:

関連項目

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