アンリ・エルネスト・バイヨン
表示
アンリ・エルネスト・バイヨン(Henri Ernest Baillon、1827年11月30日 - 1895年7月19日)はフランスの植物学者、医師である。1876年から出版された『植物学事典』("Dictionnaire de botanique")の著者である。
カレーで生まれた。パリで医学を学んだ。エコール・サントラルで衛生学や博物学を教えた。1854年に設立されたフランス植物学会(Société botanique de France)の設立メンバーである。1894年にイギリス王立協会の外国人会員に選ばれた[1]。
多くの著書を出版し、『植物学事典』("Dictionnaire de botanique")などで知られる。『植物学事典』は植物画家のオーギュスト・ファゲ(Auguste Faguet)が木版図を製作した。
著書
[編集]- Étude générale du groupe des Euphorbiacées (1858)
- Monographie des Buxacées et des Stylocérée (1859)
- Recherches organogéniques sur la fleur femelle des Conifères (1860)
- Recherches sur l’organisation, le développement et l’anatomie des Caprifoliacées (1864)
- Adansonia, recueil périodique d’observations botaniques (ten volumes, 1866-1870)
- Histoire des plantes (thirty volumes, 1867-1895)
- Dictionnaire de botanique (four volumes, 1876-1892)
- Histoire naturelle des plantes de Madagascar (three volumes)
- Traité de botanique médicale phanérogamique (1883-1884).
出典
[編集]- ^ "Baillon; Henri Ernest (1827 - 1895)". Record (英語). The Royal Society. 2014年9月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、アンリ・エルネスト・バイヨンに関するカテゴリがあります。