2010年ブラジルグランプリ
レース詳細 | |||
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日程 | 2010年シーズン第18戦 | ||
決勝開催日 | 11月7日 | ||
開催地 |
アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ ブラジル サンパウロ | ||
コース長 | 4.309km | ||
レース距離 | 71周(305.909km) | ||
決勝日天候 | 晴れ(ドライ) | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1'14.470 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | ルイス・ハミルトン | ||
タイム | 1'13.851 | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
| ||
2位 | |||
3位 |
2010年ブラジルグランプリは、2010年F1世界選手権第18戦として、2010年11月7日にアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェで開催された。正式名称は2010 FORMULA 1 Grande Prêmio Petrobras do Brasil
予選
[編集]展開
[編集]Q1
[編集]午前中から降りだした雨により路面はウェットの状態でセッションはスタートする。各車インターミディエイトタイヤで燃料を積んで周回を重ねていく中、ウェバー、ベッテルのレッドブル勢が早々に1-2体制を築く。しかし、終盤再度コースインしたフェラーリのアロンソが1'18.987でトップを奪いQ1が終了。以下、スーティル、グロック、トゥルーリ、コバライネン、ディ・グラッシ、クリエン、セナがQ1敗退となった。
Q2
[編集]Q2では雨量は少なくなり、各車インターミディエイトタイヤを履いてコースに出て行く。開始4分ほど経過した時点でウェバーが1'19.694でトップに。その後ろから全くの同タイムでシューマッハが通過。しかし開始10分ほどが経過するとベッテルがトップに立ち、またもレッドブルが1-2体制を築く。残り2分でウェバーがトップに立ちレッドブルが1-2のままセッションは終了。マクラーレンのバトンは最後10番手に入ったが、そのあとから来たマッサが10番手に入り、バトンはノックアウト。また、日本人の小林も12番手となりノックアウト。結果、バトン、小林、ロズベルグ、アルグエルスアリ、ブエミ、ハイドフェルド、リウッツィがQ2敗退となった。
Q3
[編集]迎えたQ3。各車インターミディエイトタイヤでコースインしていく。まずは各車インターミディエイトタイヤでタイムを出し、ハミルトンが1'17.212でトップに立つ。しかし、路面は乾いてきており、クビサを先頭に各車スリックタイヤに変えていく。まずクビサがアタックをしていくが、ターン12などのセクター3は乾いておらずスピンしてしまう。しかし、ウィリアムズのヒュルケンベルグがセクター1をファステスト、セクター2を自己ベストで駆け抜け1'16.373でトップに立った。さらにその後ろから来たハミルトン、アロンソがトップタイムを塗り替えていく。しかし、その後ろからまたもヒュルケンベルグがファステストを叩き出しトップへ。クビサ、ハミルトン、ウェバー、ベッテルが来るもトップタイムは奪えず。この時点でヒュルケンベルグのポールが確定。しかし、その後ろからまだアタックしていたヒュルケンベルグがセクター1、セクター2をファステストでつなぎ、自身のタイムを約1秒も更新する渾身のアタックを決め見事ポールポジションを獲得した。ウィリアムズにとっては2005年ヨーロッパGP以来となるポールポジションであった。
結果
[編集]順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | Grid |
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1 | 10 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ウィリアムズ・コスワース | 1:20.050 | 1:19.144 | 1:14.470 | 1 |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 1:19.160 | 1:18.691 | 1:15.519 | 2 |
3 | 6 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 1:19.025 | 1:18.516 | 1:15.637 | 3 |
4 | 2 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 1:19.931 | 1:18.921 | 1:15.747 | 4 |
5 | 8 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 1:18.987 | 1:19.010 | 1:15.989 | 5 |
6 | 9 | ルーベンス・バリチェロ | ウィリアムズ・コスワース | 1:19.799 | 1:18.925 | 1:16.203 | 6 |
7 | 11 | ロバート・クビサ | ルノー | 1:19.249 | 1:18.877 | 1:16.552 | 7 |
8 | 3 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 1:19.879 | 1:18.923 | 1:16.925 | 8 |
9 | 7 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 1:19.778 | 1:19.200 | 1:17.101 | 9 |
10 | 12 | ヴィタリー・ペトロフ | ルノー | 1:20.189 | 1:19.153 | 1:17.656 | 10 |
11 | 1 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 1:19.905 | 1:19.288 | 11 | |
12 | 23 | 小林可夢偉 | BMWザウバー・フェラーリ | 1:19.741 | 1:19.385 | 12 | |
13 | 4 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:20.153 | 1:19.486 | 13 | |
14 | 17 | ハイメ・アルグエルスアリ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1:20.158 | 1:19.581 | 14 | |
15 | 22 | ニック・ハイドフェルド | BMWザウバー・フェラーリ | 1:20.174 | 1:19.899 | 15 | |
16 | 15 | ヴィタントニオ・リウッツィ | フォースインディア・メルセデス | 1:20.592 | 1:20.357 | 16 | |
17 | 24 | ティモ・グロック | ヴァージン・コスワース | 1:22.130 | 17 | ||
18 | 18 | ヤルノ・トゥルーリ | ロータス・コスワース | 1:22.250 | 18 | ||
19 | 16 | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 1:20.096 | 1:19.847 | 19 | |
21 | 19 | ヘイキ・コバライネン | ロータス・コスワース | 1:22.378 | 20 | ||
22 | 25 | ルーカス・ディ・グラッシ | ヴァージン・コスワース | 1:22.810 | 21 | ||
22 | 14 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 1:20.830 | 22 | ||
23 | 20 | クリスチャン・クリエン | HRT・コスワース | 1:23.083 | 23 | ||
24 | 21 | ブルーノ・セナ | HRT・コスワース | 1:23.796 | 24 |
- No.16は前戦での危険行為で5グリッド降格
- No.14は前戦での危険行為で5グリッド降格
決勝
[編集]結果
[編集]順位 | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイア | Grid | Pts. |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノー | 71 | 1:33'11.803 | 2 | 25 |
2 | 6 | マーク・ウェバー | レッドブル・ルノー | 71 | +4.243 | 3 | 18 |
3 | 8 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | 71 | +6.807 | 5 | 15 |
4 | 2 | ルイス・ハミルトン | マクラーレン・メルセデス | 71 | +14.634 | 4 | 12 |
5 | 1 | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデス | 71 | +15.593 | 11 | 10 |
6 | 4 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 71 | +35.320 | 13 | 8 |
7 | 3 | ミハエル・シューマッハ | メルセデス | 71 | +43.456 | 8 | 6 |
8 | 10 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ウィリアムズ・コスワース | 70 | +1 Lap | 1 | 4 |
9 | 11 | ロバート・クビサ | ルノー | 70 | +1 Lap | 7 | 2 |
10 | 23 | 小林可夢偉 | BMWザウバー・フェラーリ | 70 | +1 Lap | 12 | 1 |
11 | 17 | ハイメ・アルグエルスアリ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 70 | +1 Lap | 14 | |
12 | 14 | エイドリアン・スーティル | フォースインディア・メルセデス | 70 | +1 Lap | 22 | |
13 | 16 | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ・フェラーリ | 70 | +1 Lap | 19 | |
14 | 9 | ルーベンス・バリチェロ | ウィリアムズ・コスワース | 70 | +1 Lap | 6 | |
15 | 7 | フェリペ・マッサ | フェラーリ | 70 | +1 Lap | 9 | |
16 | 12 | ヴィタリー・ペトロフ | ルノー | 70 | +1 Lap | 10 | |
17 | 22 | ニック・ハイドフェルド | BMWザウバー・フェラーリ | 70 | +1 Lap | 15 | |
18 | 19 | ヘイキ・コバライネン | ロータス・コスワース | 69 | +2 Laps | 20 | |
19 | 18 | ヤルノ・トゥルーリ | ロータス・コスワース | 69 | +2 Laps | 18 | |
20 | 24 | ティモ・グロック | ヴァージン・コスワース | 69 | +2 Laps | 17 | |
21 | 21 | ブルーノ・セナ | HRT・コスワース | 69 | +2 Laps | 24 | |
22 | 20 | クリスチャン・クリエン | HRT・コスワース | 65 | +6 Laps | 23 | |
NC | 25 | ルーカス・ディ・グラッシ | ヴァージン・コスワース | 62 | +9 Laps | 21 | |
Ret | 15 | ヴィタントニオ・リウッツィ | フォースインディア・メルセデス | 49 | クラッシュ | 16 |
- No.25はチェッカーフラッグを受けたが、規定周回数の90%を走破していないためリタイア扱い
脚注
[編集]
前戦 2010年韓国グランプリ |
FIA F1世界選手権 2010年シーズン |
次戦 2010年アブダビグランプリ |
前回開催 2009年ブラジルグランプリ |
ブラジルグランプリ | 次回開催 2011年ブラジルグランプリ |