コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

1995年熊本県議会議員選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
1995年熊本県会議員選挙
熊本県
1991年 ←
1995年4月9日
→ 1999年

改選数 56
選挙制度 中選挙区制
有権者数 1,361,150
選挙後の党派別勢力図

投票率 65.36%
  第1党 第2党 第3党
 
党首 北里達之 本田良一 西岡勝成
政党 自由民主党 日本社会党 新党さきがけ
選挙前議席 34 5 3
獲得議席 28 3 3
議席増減 減少6 減少2 増減なし
得票数 309,088 44,851 22,467
得票率 40.72% 5.91% 2.96%

  第4党 第5党 第6党
 
党首 竹口博己 野田毅 稲富正浩
政党 公明党 新進党 日本共産党
選挙前議席 3 1 1
獲得議席 2 1 1
議席増減 減少1 増減なし 増減なし
得票数 31,374 45,691 11,367
得票率 4.13% 6.02% 1.50%

選挙前熊本県知事

福島譲二
無所属

選出熊本県知事

福島譲二
無所属

1995年熊本県会議員選挙(1995ねんくまもとけんかいぎいんせんきょ)は、熊本県議決機関である熊本県議会を構成する議員を全面改選するために行われる選挙で、第13回統一地方選挙の前半戦投票日である4月9日投票が行われた。

概要

[編集]

熊本県議会議員の任期(4年)が満了したことによる選挙である。23選挙区56議席に対し81名が立候補したが、7選挙区では定数と同じ候補者しか立候補せず、9名が無投票当選となり、残る16選挙区72名によって選挙戦が行われた

投票率は過去最低であった前回をさらに1.8%下回り、64.18%と史上最低を記録した。今回の投票率の低さは、有権者の政党離れや政策上の明確な争点がなかったこと、投票日が終日雨であったことが要因とされる[1]

基礎データ

[編集]
  • 選挙事由:任期満了
  • 告示日:1995年3月31日
  • 投票日:1995年4月9日
  • 議員定数:56名
  • 選挙区:23選挙区
  • 候補者数:81名

選挙結果

[編集]
党派別当選者数及び得票数
党派 議席数 得票
改選前 得票数 得票率
自由民主党 27 0 1 34 28 309,088.206 40.72%
新進党 1 0 0 1 1 45,691 6.02%
日本社会党 2 0 1 5 3 44,851 5.91%
公明党 2 0 0 3 2 31,374 4.13%
日本共産党 0 0 1 1 1 11,367 1.50%
新党さきがけ 3 0 0 3 3 22,467 2.96%
  無所属 3 1 14 6 18 294,305.787 38.77%
合計 38 1 17 53 56 759,143.993 100.00%
投票者数(投票率) 772,071 64.18%
有権者数 1,202,977 100.00%

出典:『熊本県の選挙50年の歩み』[2]

当選者

[編集]

 自民党   社会党   さきがけ   公明党   共産党   新進党   無所属 

熊本市 村上寅美 八浪知行 広瀬博美 竹口博己
本田良一 幸山政史 岩下栄一 倉重剛
小杉直 荒木和幸 大西靖一 田上泰寛
中原隆博 馬場三則 沢田一郎 渡辺利男
小池美千代 下田耕士
八代市 田方初美 池田貞俊 小早川宗一郎
人吉市 土屋歳明
荒尾市 岩中伸司 前畑淳治
水俣市 江口隆一
玉名市[3] 大仁田貞夫
本渡市 船田直大
山鹿市 河村修
牛深市[3] 西岡勝成
菊池市[3] 前川收
宇土市 林田博達
宇土郡[3] 篠崎鉄男
下益城郡 鬼海洋一 米原賢士 園村敬二
玉名郡 島田幸弘 島津勇典
鹿本郡 古閑三博 早川英明
菊池郡 荒木詔之 坂本哲志 荒木義行
阿蘇郡 山本靖 堤泰宏 北里達之助
上益城郡 児玉文雄 吉本賢児 河端俊夫
八代郡[3] 坂田孝志 高野誠一
葦北郡[3] 山本秀久
球磨郡 松村昭 高田昭二郎
天草郡上島[3] 杉森猛夫 小谷久爾夫
天草郡下島 池田定行

脚注

[編集]
  1. ^ 熊本県議会事務局 編 2021, p. 1591
  2. ^ 熊本県選挙管理委員会 1999, p. 505
  3. ^ a b c d e f g 立候補者が定数内のため無投票

参考文献

[編集]
  • 熊本県議会事務局 編『熊本県議会史 第九巻』熊本県議会、2021年。 
  • 熊本県選挙管理委員会『熊本県の選挙50年の歩み』熊本県選挙管理委員会、1999年。