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華山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
華山駅
台北地区地下化トンネル東出口
華山
ファーシャン
Huashan
地図
所在地 中華民国の旗 台湾 台北市中正区梅花里林森北路27号
北緯25度2分46.3秒 東経121度31分41秒 / 北緯25.046194度 東経121.52806度 / 25.046194; 121.52806
駅番号 099
所属事業者 台湾鉄路管理局
等級 一等駅
旧名 樺山
種別 貨物駅廃駅
所属路線 縦貫線(旧線)
キロ程 27.2 km(基隆起点)
電報略号 ㄏㄚ
駅構造 地上駅
開業年月日 1937年12月1日
廃止年月日 1986年7月21日
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華山駅
ホーム跡(2011年)
各種表記
繁体字 華山車站
簡体字 华山车站
拼音 huà shān Chēzhàn
通用拼音 huà shan Chējhàn
注音符号 ㄏㄨㄚˋ ㄕㄢ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
発音: ファーシャン チャーヂャン
台湾語白話字 Hoâ-san Chhia-thâu
日本語読み: かざんえき
英文 Huashan Station
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華山貨物駅
中華民国の旗 中華民国 文化資産
駅舎
登録名称華山貨運站
等級歴史建築
文化資産登録
公告時期
2020年3月25日[1]
位置中華民国の旗 中華民国台湾
台北市中正区梅花里林森北路27号
台北地区地下化トンネル東出口(上の写真と反対方向より)

華山駅(かざんえき)はかつて台湾台北市中正区にあった台湾鉄路管理局縦貫線(及び支線専用線)の廃駅)。

1950年代以降の白色テロでは、死刑を免れた受刑者がここから列車で緑島郷台東県)の収容所に移送されていた[2]

駅構造

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広大なヤードを持つ地上駅であった[3]

歴史

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  • 1937年12月1日 - 樺山駅(かばやまえき/当時の表記は樺山驛)として開業[4]。名前は樺山町(初代台湾総督樺山資紀に由来)に有った事から付けられた。
  • 1949年5月1日 - 華山駅と改称。
  • 1986年7月21日 - 廃止。貨物扱いは南港貨物駅に移行し、跡地は華山車場と改名し、縦貫線台北地区地下化の建設資材置場となり、台北駅管理となった。その後、地下化工事終了により廃止された[5](p50)
  • 2019年12月30日 - 台北市政府文化局の審議で駅の歴史建築登録が決定される[6]

廃止前の利用状況

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旅客乗降(人) 貨物積卸(t) 出典
年間計 1日平均 年間計 1日平均
1945 資料なし 301,986 827.4 [注 1]
1946 230,335 631.1
1947 328,216 899.2
1948 409,580 1,119.1
1949 584,804 1,602.2
1950 568,981 1,558.9
1951 736,139 2,016.8
1952 837,762 2,289.0
1953 916,196 2,510.1
1954 1,023,947 2,805.3
1955 1,161,449 3,182.1
1956 14,955 41 1,194,557 3,263.8
1957 12,213 33 1,258,062 3,446.7
1958 11,417 31 1,177,212 3,216.4
1959 12,652 35 1,255,651 3,440.1
1960 17,452 48 1,182,959 3,232.1
1961 87,804 241 1,080,886 2,961.3
1962 8,605 24 993,251 2,721.2
1963 27,844 76 1,034,119 2,833.2
1964 20,631 56 1,033,310 2,823.3
1965 30,414 83 1,167,823 3,199.5
1966 8,300 23 1,087,484 2,979.4
1967 3,775 10 1,154,122 3,162.0
1968 2,158 6 1,193,977 3,262.2
1969 13,826 38 1,145,311 3,137.8
1970 2,738 8 1,043,314 2,858.4
1971 2,995 8 1,055,651 2,892.2
1972 2,842 8 1,182,397 3,230.6
1973 14,197 39 1,180,280 3,233.6
1974 14,170 39 1,135,168 3,110.0
1975 16,906 46 1,050,571 2,878.3
1976 16,830 46 966,173 2,639.8
1977 6,220 17 850,841 2,331.1
1978 21,768 60 765,059 2,096.1
1979 8,486 23 799,731 2,191.0
1980 7,897 22 784,163 2,142.5
1981 23,706 65 713,970 1,956.1
1982 11,752 32 611,632 1,675.7 [5]
1983 6,263 17 637,158 1,745.6
1984 11,060 30 567,503 1,550.6
1985 9,164 25 473,521 1,297.3
1986 6,281 17 245,946 1,223.6
1987 1 0 取扱停止

駅周辺

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隣の駅

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台湾鉄路管理局
縦貫線(旧線)
松山駅 - 新生駅 - 華山駅 - 台北駅
機廠線(台北端廃止)
台北機廠 - 華山駅
三張犁支線(廃止・現 廃鉄道広場公有駐車場)
聯勤44兵工廠 - 華山駅
松山煙草工場専用線(廃止)
救済総署専用線(廃止)
大同興運専用線(廃止)

脚注

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註釈

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  1. ^ 臺灣省政府交通處鐵路管理局各年年報[7](日平均については旅客は小数点以下を、貨物は小数第2位以下を切り捨て)

出典

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  1. ^ 華山貨運站”. 文化部文化資産局 国家文化資産網. 2020年9月9日閲覧。
  2. ^ (繁体字中国語)“重返白色恐怖現場! 促轉會:判生者送華山貨運站”. 自由時報. (2020年7月26日). https://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/3240191 
  3. ^ 華山車站(驛站之旅)
  4. ^ 台湾総督府交通局. 鉄道年報. 第39(昭和12年度). 国立国会図書館デジタルコレクション. p. 50. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114147 
  5. ^ a b (繁体字中国語)王文誠 (2014年). 續修臺北市志 卷五 交通志 鐵公路與航運篇. 臺北市文獻委員會. pp. 61-63. ISBN 9789860469905. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_104_000156  国家図書館
  6. ^ (繁体字中国語)“大巨蛋國父紀念館連通道工程 通過北市文資會”. 聯合報. (2019年12月30日). https://udn.com/news/story/7323/4257687 
  7. ^ (繁体字中国語) 臺北市志 卷六經濟志交通篇 第四章、光復以後 第五項、鐵路 第三目、客貨運. 臺北市文獻委員會. (1988-12). pp. 239-249. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_001_0000304486  国家図書館

関連項目

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外部リンク

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