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国家人権博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国家人権博物館
國家人權博物館
國家人權博物館白色恐怖景美紀念園區,中間人權紀念碑刻有不同年代的政治受難者名錄
地図
施設情報
館長 洪世芳
所在地 中華民国の旗 台湾
新北市新店区復興路131号
白色恐怖景美紀念園区
外部リンク www.nhrm.gov.tw
プロジェクト:GLAM
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国家人権博物館(こっかじんけんはくぶつかん)は中華民国台湾)に設立された国家人権博物館。主な業務である展示、教育、公共サービスに加えて、台北市景美と台東県緑島の2カ所にある不義遺跡を「白色テロ記念園区」の名称とし、その管理センターの役割を担っている。

当博物館は、景美と緑島の両園区の管理のほか、現代の人権理念を実践する組織の発展への協力連携と、国際交流の拡大で、民主、自由、公正という基本的な価値観を示している[1]

歴史

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緑島人権記念碑:長さ10メートルの石壁には、白色テロの下で犠牲になった人々の名前が刻まれている。
国立台湾家庭人権博物館準備室と国立台湾師範大学歴史学部が協力協定を締結
白色恐怖景美紀念園

(出典:[2]

  • 2011年、国家人権博物館準備室が世界人権デーに正式に発足し、緑島と景美の二つの人権文化園区がその管轄となった。
  • 2017年、 国家人権博物館組織法が、立法院(国会)における三度目の審議(三読会)を通過し、可決・成立した[3]。三読会で通過した条文の規定により、文化部(日本の省レベルに相当)は、人権の研究、関連する資料の収蔵・展示、教育の普及を推進するため、国家人権博物館を開設することを決定。
  • 2018年、国家人権博物館が正式にオープン。白色恐怖景美紀念園区中国語版白色恐怖緑島紀念園区を管轄下に置く。
  • 2019年、国際人権博物館連盟アジア太平洋支部(IFHRM-AP)が当館にて設立[4][5]
  • 2022年、旧法務省捜査局安康応接室中国語版が国立人権博物館に移管された。

脚注

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  1. ^ 国家人権博物館”. 中華民国(台湾)文化部 (2023年4月7日). 2024年12月7日閲覧。
  2. ^ (繁体中文)國家人權博物館 本館紹介 ダウンロード資料より”. 2024年12月8日閲覧。
  3. ^ Team, Internet. “立法院、国家人権博物館組織法を可決”. 台北駐日経済文化代表処 Taipei Economic and Cultural Representative Office in Japan. 2024年12月8日閲覧。
  4. ^ Federation of International Human Rights Museums Asia-Pacific - About Us - Who We Are”. fihrmap.nhrm.gov.tw. 2024年12月8日閲覧。
  5. ^ Team, Internet. “国家人権博物館、今年9月に国際人権博物館連盟のアジア太平洋支部に”. 台北駐日経済文化代表処 Taipei Economic and Cultural Representative Office in Japan. 2024年12月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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