群馬県道211号安中榛名湖線
一般県道 | |
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群馬県道211号安中榛名湖線 | |
路線延長 | ? km |
制定年 | 1959年 群馬県認定 |
起点 | 安中市安中 |
終点 | 高崎市榛名山町 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道18号 国道406号 |
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群馬県道211号安中榛名湖線(ぐんまけんどう211ごう あんなかはるなこせん)は、群馬県安中市安中から高崎市榛名湖町の榛名湖畔に至る道路(県道)である。
概要
[編集]安中市の中心市街地と榛名湖を結ぶ県道であり、自動車走行不可の区間を含む群馬県道125号一本木平小井戸安中線を短絡するルートとなっている。
また、高崎市下室田町から榛名湖までの区間は、榛名神社の参道を県道化したものであり、群馬県道29号あら町下室田線や国道406号とともに、高崎市中心部と榛名湖を結ぶメインルートにもなっている。高崎方面と榛名湖を結ぶ路線としては、東側を通る群馬県道28号高崎東吾妻線や群馬県道126号榛名山箕郷線の方が距離は短いが、両路線とも狭隘な山道の区間を含むため、バスを含む大型車は本路線を経由している。また、この区間は榛名神社の参道としての機能も担っている。
路線データ
[編集]- 起点:安中市安中三丁目(群馬県道125号一本木平小井戸安中線交点)[注釈 1]
- 終点:高崎市榛名山町 榛名湖(群馬県道28号高崎東吾妻線交点)[注釈 2]
歴史
[編集]路線状況
[編集]起点は安中市安中四丁目である。旧中山道を継承する群馬県道125号一本木平小井戸安中線との交点が起点で、そこから国道18号と交差するまでわずかの区間は1車線である。
国道18号との交差点から先は、終点まで2車線である。ここから群馬県道215号恵宝沢原貝戸線との交差点までは、安中市中心部と安中市秋間地区・安中榛名駅方面を結ぶ道路の一部を構成し、この区間には乗合バス路線(運行はボルテックスアーク)も設置されている。
恵宝沢原貝戸線との交差点からは雉子ケ尾峠を越える山道となり、急勾配や急曲線があるものの、2車線が確保されている。峠を越えると高崎市に入り、国道406号を越え、昭和橋で烏川を渡り、その先の下村交差点で群馬県道29号あら町下室田線と合流し、西に進路を変えて下室田の中心部にあたる室田交差点に向かう。
室田交差点からは榛名山への登山ルート、かつ榛名神社への参道となり、高崎駅から榛名湖に向かう路線バス(運行は群馬バス)もこのルートを通る。上室田地区で進路を北に変えて榛名山を上るが、途中で群馬県道33号渋川松井田線と合流し、重複区間となる(本路線の路線表示は消える)。そのまま榛名神社、天神峠を経由して榛名湖に至る。
重複区間
[編集]- 群馬県道29号あら町下室田線(高崎市下室田町〈下村交差点〉 - 同〈室田交差点〉)
- 群馬県道33号渋川松井田線(高崎市榛名山町字八本松 - 榛名湖〈終点〉)
道路施設
[編集]- 昭和橋(烏川、高崎市上里見町 - 同市下室田町)
交差する主な道路
[編集]- 群馬県道125号一本木平小井戸安中線 - 安中市安中4(起点)
- 国道18号 - 安中市安中5(城下交差点)
- 群馬県道132号下里見安中線 - 安中市安中(小間入口バス停付近)
- ここから自性寺交差点までの間、下里見安中線と重複
- 群馬県道132号下里見安中線 - 安中市下秋間(自性寺交差点)
- 西毛広域幹線道路(群馬県道132号下里見安中線バイパス) - 安中市下秋間(秋間川橋南交差点)
- 群馬県道215号恵宝沢原貝戸線 - 安中市下秋間字原貝戸
- 国道406号 - 高崎市上里見町(上里見交差点)
- 群馬県道29号あら町下室田線、群馬県道154号新井下室田線 - 高崎市下室田町(下村交差点)
- ここから室田交差点まで、あら町下室田線と重複(路線表示は県道29号のみ)
- 群馬県道29号あら町下室田線 - 高崎市下室田町(室田交差点)
- 群馬県道122号八本松松井田線 - 高崎市榛名山町(掘割バス停付近)
- 群馬県道33号渋川松井田線、群馬県道125号一本木平小井戸安中線 - 高崎市榛名山町(さわらび療育園入口バス停付近)
- ここから終点まで、渋川松井田線と重複(路線表示は県道33号のみ)
- 群馬県道126号榛名山箕郷線 - 高崎市榛名山町(榛名歴史民俗資料館前)
- ここから終点まで、榛名山箕郷線とも重複
- 群馬県道28号高崎東吾妻線 - 高崎市榛名湖町(終点)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 昭和34年の路線認定当初は、安中市大字安中字尻の下634番の1と表記されており、現在この地番表記は変更されている[1]。
- ^ 昭和34年の路線認定当初は、群馬郡榛名町大字榛名山 榛名湖となっている[1]。