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群馬バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社群馬バス
Gunma-bus co.,ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 群バス
本社所在地 日本の旗 日本
370-0073
群馬県高崎市緑町3-2-3
設立 2001年4月12日
業種 陸運業
法人番号 5070001008881 ウィキデータを編集
事業内容 乗合バス事業
貸切バス事業
旅行業
不動産業
駐車場運営管理業
損害保険代理業
広告代理業
物品販売業
ビル清掃業
代表者 代表取締役社長御園生知之
資本金 8000万円
売上高 22億円(2016年3月期)
従業員数 289人
主要子会社 群馬旅行
外部リンク http://www.gunbus.co.jp/
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株式会社群馬バス(ぐんまバス)は、群馬県高崎市を中心に乗合バス貸切バスを運行する会社で、不動産業、旅行業も営む。また前橋・高崎地域のバスで利用できる群馬県共通バスカードぐんネット加盟事業者でもある。

事業所

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  • 本社:群馬県高崎市緑町3-2-3
    • 総務部・旅行営業部・不動産部・事業部・旅行センター
  • 総合バスセンター(乗合・貸切):群馬県高崎市箕郷町西明屋95-1
    • 乗合バス部・運転指導部
  • 貸切バスセンター(貸切):群馬県高崎市箕郷町下芝177
    • 貸切バス部
  • 榛名営業所(乗合・貸切):群馬県高崎市下室田町290-1
  • 本庄営業所(貸切):埼玉県本庄市児玉町吉田林145-1
  • 東京営業所(貸切):東京都八王子市鑓水2-173

会社沿革

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新会社と旧会社は2001年(平成13年)を境に登記・資本関係が連続していないが、ここでは両社を連続して記す。

旧:群馬バス

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  • 1942年(昭和17年)6月11日:群馬合同バス株式会社設立。当時の車両数75輌、営業免許325.7粁、従業員170名。
    • 以下の会社統合により設立
      • 上毛中央自動車株式会社(路線:高崎~前橋、高崎~伊勢崎、前橋~伊勢崎、富岡~秋畑村大字梅木平、富岡~妙義~松井田駅)
      • 満島商事合資会社(路線:高崎~松井田、高崎~清水、安中駅~秋間、安中駅~後閑、倉田村権田~鳥渕村川浦、松井田駅~妙義葡萄園、安中~磯部)
      • ハヤブサ自動車商会(路線:前橋駅~群馬総社駅~上野田)
      • 上毛自動車株式会社(路線:伊勢崎~太田)
      • 平林自動車商会(路線:松井田町~細野村大字土塩、松井田町~坂本)
    • 群馬合同バス株式会社設立後も、 1942年8月鉄道省発表の「乗合自動車事業統合に関する要綱」の影響もあり、以下の群馬県内乗合自動車事業者の買収・吸収を進める。
      • 富士見乗合自動車商会(路線:前橋細ヶ沢町~富士見村石井一本松)
      • 十王自動車株式会社(路線:伊勢崎~山田郡大間々町、大間々~佐波郡境町)
      • 西群馬自動車株式会社(路線:前橋~南新波~板鼻)
      • 榛名合同自動車株式会社(路線:ヤセオネ~榛名湖畔~榛名神社、高崎~室田~榛名、高崎~箕輪~松之沢)
      • 共愛自動車商会(路線:箕郷~前橋)
  • 1945年(昭和20年)10月1日:群馬バス株式会社に社名変更。
  • 1950年(昭和25年)9月6日:会社分割により群馬中央バスが創立。伊勢崎を中心とする一部路線を譲渡。
  • 1957年(昭和32年)6月24日:東京急行電鉄の系列入り[1]。当時の車両数110輌、営業免許405粁、従業員約380名。
  • 1961年(昭和36年)3月1日:群北自動車交通株式会社を系列化。
  • 1961年(昭和36年)5月16日:三和タクシー株式会社を買収系列化。
  • 1963年(昭和38年)12月25日:群馬県下初のワンマン運行を前橋市内循環線で開始。
  • 1967年(昭和42年)8月1日:伊香保ケーブル鉄道株式会社を合併。
  • 1971年(昭和46年)11月10日:株式会社群バスボウル設立。
    • 1972年(昭和47年)3月1日:高崎市日高町に群バス日高ボウル(ボウリング場)オープン。
      • 1980年(昭和55年)1月:株式会社群バスボウル解散。
  • 1972年(昭和47年)10月1日:群バス不動産株式会社設立。
  • 1976年(昭和51年)4月15日:高崎市旭町に群バスビル竣工。
  • 1978年(昭和53年)6月30日:高崎駅前案内所を改築し、ドムドムハンバーガー高崎店をオープン。
  • 1979年(昭和54年)7月20日:前橋駅前案内所跡地に、ドムドムハンバーガー前橋店を新築オープン。[2]
  • 1990年(平成2年)4月26日:高崎駅西口ウエストワンビル竣工。

現:群馬バス

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  • 2001年(平成13年)4月12日:従業員らが出資した高崎バス株式会社設立。
  • 2001年(平成13年)10月1日:群馬バス株式会社が株式会社群馬バス(高崎バス株式会社から社名変更)にバス事業を譲渡。群馬バス株式会社は上毛施設株式会社に社名変更。
  • 2003年(平成15年)5月:埼玉児玉支所開設
  • 2004年(平成16年)6月:本店所在地変更(現所在地)
  • 2005年(平成17年)1月11日:上毛施設株式会社及び100%子会社の群バス不動産株式会社解散[3]
  • 2005年(平成17年)9月:旅行センター開所
  • 2005年(平成17年)10月:本庄営業所竣工・営業所名変更
  • 2006年(平成18年)3月:高渋バイパス線開通
  • 2006年(平成18年)10月:イオン線開通
  • 2008年(平成20年)9月:スターペガサス12人乗り導入
  • 2008年(平成20年)10月:深夜バス運行開始
  • 2008年(平成20年)12月:研修センター開設
  • 2009年(平成21年)1月:下川団地線開通
  • 2010年(平成22年)7月:貸切バスセンター開設
  • 2011年(平成23年)7月:高崎駅西口ペガサス駐車場グランドオープン
  • 2012年(平成24年)6月:スターペガサス22人乗り導入
  • 2012年(平成24年)10月:渋川伊香保線開通
  • 2013年(平成25年)4月:スターペガサス38人乗り導入
  • 2018年(平成30年)6月:前橋駅~日赤病院線新設、亀里JAビル線を日赤病院まで延伸
  • 2018年(平成30年)12月15日:東京営業所開設[4]
  • 2021年(令和3年)12月17日:高速バス「群馬・横浜ニュースター号」(伊香保案内所・水沢・高崎駅東口-六本木ヒルズ横浜駅YCAT)を運行開始。
  • 2022年(令和4年)3月12日:群馬県バス事業協同組合及び東日本旅客鉄道主導により、ICカード「nolbe」を県内バス会社7社と共に導入。
  • 2024年(令和6年)12月1日:ジェイアールバス関東とアライアンス契約を締結し、西東京バスと共同運行で高速バス「ゆめぐり八王子号」運行開始[5]

営業路線

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箕郷営業所
榛名営業所

箕郷営業所(総合バスセンター)

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群馬県農協ビルを脇を走る亀里JAビル-高崎駅東口線

榛名営業所

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権田(権田待合所)

東京営業所

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JRバスカラーで運行するゆめぐり八王子号

ゆめぐり八王子号は、西東京バスと共同運行で2024年12月1日から運行が開始された高速乗合バスである。群馬バスは西東京バスとは異なり、JRバス関東と『アライアンス契約』を締結し運行している。そのため、車両の管理や専従の乗務員への教育などはJRバス関東が全て行っており、予約システムもJRグループのものを利用している。

車両は2024年4月までJRバス東北あぶくま号で使用し、新車導入により余剰となった2011年式の三菱ふそう・エアロエースをJRバス関東が購入し、塗装の一部をマイナーチェンジした車両が専属車として使用されている。

車両

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路線車は自社発注の日野いすゞを主に導入しており、近年は日野・レインボーいすゞ・エルガミオといった中型ノンステップバスが主力となっている。大型車の自社発注車は日野・日産ディーゼル(現:UDトラックス)製、東武バス大阪市交通局(当時)からの移籍車は日野・いすゞの陣容となっている。一部の車両は榛名湖・伊香保温泉方面への運用を考慮し、座席をハイバックシートにしているものがある。

塗装はかつての親会社だった東急バスに準じていたが、グループ離脱後の2007年(平成19年)頃より車体上部と下部に青いラインが入るようになった。

観光車は積極的に新車を導入しており、大型スーパーハイデッカーを中心に、3列シート車や12人乗りの特別仕様車「スターペガサス」も保有している。「スターペガサス」は同社のフラッグシップ車両として位置づけられているため、車両予約の電話番号も専用回線を使用している。

その他

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脚注

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外部リンク

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