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栂池高原スキー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栂池高原スキー場
所在地 〒399-9422
長野県北安曇郡小谷村栂池高原
座標 北緯36度45分2秒 東経137度51分52秒 / 北緯36.75056度 東経137.86444度 / 36.75056; 137.86444座標: 北緯36度45分2秒 東経137度51分52秒 / 北緯36.75056度 東経137.86444度 / 36.75056; 137.86444
標高 1,704 m - 800 m
標高差 904 m
最長滑走距離 5,000 m
最大傾斜 35
コース数 11本
コース面積 196 ha
索道数 20本
テレインパーク ヒットパーク
公式サイト 白馬つがいけ高原スキー場
地図
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栂池ゴンドラリフト株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
399-9422
長野県北安曇郡小谷村大字千国乙12840番地1
法人番号 5100001017326 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役 櫛渕 忠一
資本金 1億円
純利益 2億255万9,000円
(2024年7月期)[1]
総資産 11億2,689万3,000円
(2024年7月期)[1]
決算期 7月末日
主要株主 日本スキー場開発
外部リンク https://www.nippon-ski.jp/about.php
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栂池高原スキー場(つがいけこうげんスキーじょう)は、長野県北安曇郡小谷村栂池高原にあるスキー場である。

概要

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  • 初級から上級コースを備えた本格的スキー場である。馬の背コース、チャンピオンゲレンデは難関コースとして著名。ヘリスキー、ナイター営業を実施。クロスカントリーコースジャンプ台が常設されている。
  • スノーボードは全面滑走可能。
  • 鐘の鳴る丘ゲレンデはコース幅が非常に広い(公称1,200m以上)。その名の通りコース途中に鐘が設置されたとんがり帽子の白い塔がある。この鐘を2人で鳴らすと幸せになれるといわれている。
  • 1982年に設置されたゴンドラリフト「イブ」は、日本初の6人乗りゴンドラリフトで、延長4,120mは当時東洋一であった[2]。かつてはゴンドラリフト「イブ」の中間駅付近に、ケンタッキー・フライド・チキン栂池雪の広場店があり、ゴンドラに乗ったカーネル・サンダース人形がリフトを周回する広告は多数のテレビ番組やメディアに取り上げられていた。
  • 2015年、バーガーキングが店舗を開いた[3]甲信越地方唯一の店舗となっている。
  • ヘリスキーは初春に実施される。天狗原までヘリで登り、そこから一番下まで降りると17 kmのロング滑走となる。
  • 運営は白馬観光開発が行っている。かつて白馬観光開発は東急グループであったが、経営不振などを理由に白馬観光開発が2012年11月1日に日本スキー場開発への売却を発表。同日付で東急グループから離脱した。

沿革

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  • 1948年 - (株)白馬館が川内家萱場に休憩所を作り、同萱場をゲレンデとして整備し、小さなロープトウを架設。鐘の鳴る丘ゲレンデと称した[4]
  • 1949年 - 川内部落の鐘つき堂地籍に小規模ゲレンデを開設[4]
  • 1951年 - 前山スキー場を開業[4]
  • 1955年 - スキー学校の前身が発足。
  • 1960年 - スキーリフト完成[4]
  • 1962年12月1日 - 白馬観光開発(株)によって馬の背コースが開発され、スキーリフト2基、山荘1棟を建設。栂の森、栂池平の山岳スキーと合わせ、現在の栂池高原スキー場へと発展[4][5]
  • 1970年 - 地元民出資により、栂池観光(株)を設立し、チャンピオンゲレンデ、丸山ゲレンデを開業[4]
  • 1982年12月7日 - 日本初の6人乗りゴンドラリフト「イブ」竣工[6]
  • 1983年9月8日 - 栂池ジャンプ台着工[6]
  • 1984年 - 栂池シャッシェ完工(設計は元オリンピック選手の小野学笠谷昌生[2]
  • 1993年2月1日 - 2月5日 - 当スキー場において第42回全国高校スキー大会が開催された[7]
  • 1994年7月20日 - 栂池高原スキー場終点から栂池自然園までを結ぶ「栂池ロープウェイ」が開業[8]
  • 2012年11月1日 - 栂池ゴンドラリフト株式会社ふるさと企業大賞(総務大臣賞)受賞[9]。同日、東急の連結子会社である白馬観光開発の株式を、日本スキー場開発に譲渡し、東急グループより離脱[10]

スキー場データ

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(出典:[11]

  • 総面積 - 196ヘクタール
  • 標高 - 800 m - 1,704 m(標高差 904 m)
  • ゲレンデレベル比率 - 初級者50%、中級者30%、上級者20%
  • 平均入り込み数 - 約27万人

コース

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コースは以下の通り[11]

  • ビギナー向け
    • からまつゲレンデ
    • 親の原ゲレンデ
    • 鐘の鳴る丘ゲレンデ
  • 初心者向け
    • 鐘の鳴る丘ゲレンデ
    • 鐘の鳴る丘ゲレンデ2
    • 丸山ゲレンデ
  • 中級者向け
    • 鐘の鳴る丘ゲレンデ2
    • 丸山ゲレンデ
    • ハンの木コース
    • 白樺ゲレンデ
    • 栂の森ゲレンデ
  • 上級者向け
    • 馬の背コース
    • チャンピオンゲレンデ
  • 前山クロスカントリーコース
  • リフトの数は28本。
    • ゴンドラリフト - 1基→1基
    • クワッドリフト - 10基→9基
    • トリプルリフト - 1基→1基
    • ペアリフト - 11基→7基
    • シングルリフト - 4基→0基
    • 動く歩道 - 1基

交通

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脚注

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  1. ^ a b 栂池ゴンドラリフト株式会社 第41期決算公告
  2. ^ a b 『小谷村誌 社会編』(1993年9月30日、小谷村誌刊行委員会発行)268ページ。
  3. ^ バーガーキングがスキー場に初出店! シーズン中無休で営業”. マイナビニュース (2015年10月15日). 2021年5月20日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 『長野県スキー史』(1978年6月10日、信濃毎日新聞発行)190ページ。
  5. ^ 『小谷村勢要覧資料集2018』(小谷村発行)31頁。
  6. ^ a b 『小谷村誌 社会編』(1993年9月30日、小谷村誌刊行委員会発行)896ページ。
  7. ^ 『小谷村誌 社会編』(1993年9月30日、小谷村誌刊行委員会発行)897ページ。
  8. ^ “栂池高原にロープウェー”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1994年7月1日) 
  9. ^ 『小谷村勢要覧資料集2018』(小谷村発行)46頁。
  10. ^ 当社連結子会社の株式の譲渡について(東京急行電鉄、2024年4月1日閲覧)
  11. ^ a b 栂池高原スキー場基本データ - 栂池高原スキー場公式サイト

関連項目

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外部リンク

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