コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「桐蔭学園高等学校」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
sty
引用を追加
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(79人の利用者による、間の180版が非表示)
1行目: 1行目:
{{出典の明記|date=2021-03}}
{{出典の明記|date=2021-03}}
{{日本の高等学校
{{Infobox 日本の学校
| 校名 = 桐蔭学園高等学校
| 校名 = 桐蔭学園高等学校
| 画像 = Toingakuen highschool.jpg
| 画像 = Toingakuen highschool.jpg
15行目: 15行目:
| 創立者 = [[柴田周吉]]
| 創立者 = [[柴田周吉]]
| 閉校年月日 =
| 閉校年月日 =
| 共学・別学 = [[男女共学]](2018年度以降<ref name="hensei">[http://toin.ac.jp/timeline/gakuen/5179/ » 【重要】中学校・高等学校/中等教育学校の再編成について(2017.4.10発表) | 桐蔭タイムライン]</ref>)
| 共学・別学 = [[男女共学]](2018年度以降<ref name="hensei">[https://toin.ac.jp/timeline/gakuen/5179/ » 【重要】中学校・高等学校/中等教育学校の再編成について(2017.4.10発表) | 桐蔭タイムライン]</ref>)
| 中高一貫教育 = <!--[[日本の中高一貫校#併設型中高一貫校(別クラス型)|別クラス型]](2018年度のみ<ref name="hensei"/>)-->
| 中高一貫教育 = <!--[[日本の中高一貫校#併設型中高一貫校(別クラス型)|別クラス型]](2018年度のみ<ref name="hensei"/>)-->
| 課程 = [[高等学校#全日制の課程|全日制]]
| 課程 = [[高等学校#全日制の課程|全日制]]
21行目: 21行目:
| 設置学科 = [[普通科 (学校)|普通科]]
| 設置学科 = [[普通科 (学校)|普通科]]
| 学科内専門コース = プログレスコース<br />アドバンスコース<br />スタンダードコース
| 学科内専門コース = プログレスコース<br />アドバンスコース<br />スタンダードコース
| 学期 = [[3学期制]](2018年度以降<ref name="3gakki">[http://toin.ac.jp/timeline/gakuen/8448/ » 2018年度以降の3学期制への移行について | 桐蔭タイムライン]</ref>)
| 学期 = [[3学期制]](2018年度以降<ref name="3gakki">[https://toin.ac.jp/timeline/gakuen/8448/ » 2018年度以降の3学期制への移行について | 桐蔭タイムライン]</ref>)
| 高校コード = 14524G
| 高校コード = 14524G
| 郵便番号 = 225-8502
| 郵便番号 = 225-8502
27行目: 27行目:
| 緯度度 = 35 |緯度分 = 34 |緯度秒 = 0.5
| 緯度度 = 35 |緯度分 = 34 |緯度秒 = 0.5
| 経度度 = 139 |経度分 = 31 |経度秒 = 16.9
| 経度度 = 139 |経度分 = 31 |経度秒 = 16.9
| 公式サイト = {{Official website}}
| 公式サイト = https://toin.ac.jp/high/
}}
}}
'''桐蔭学園高等学校'''(とういんがくえんこうとうがっこう)は、[[神奈川県]][[横浜市]][[青葉区 (横浜市)|青葉区]][[鉄町]]に所在する[[私立学校|私立]][[高等学校]]。
'''桐蔭学園高等学校'''(とういんがくえんこうとうがっこう)は、[[神奈川県]][[横浜市]][[青葉区 (横浜市)|青葉区]][[鉄町]]に所在する[[私立学校|私立]][[高等学校]]。


<!--1980年度までは子校だったが、1981年度から・高校とも女子の募集を開始、高2まで男女併学の併設型中高一貫校であったが、-->併設されていた桐蔭学園中学校は[[2021年]]3月31日をもって閉校となり、[[中高一貫教育]]は[[桐蔭学園中等教育学校]]に一本化となった。創立以来男女併学であったが、[[2018年]]度入学生から[[男女共学|共学]]となった(男女併学の形で入学した生徒は、高校卒業までその形をとるので、2023年度まで、共学の高校と男女別高校とが併存することになる)
創立以来女併学であったが[[2018]]入学生から[[男女共|共学]]となった。なお、当校と[[中高一貫教育]]を実施していた桐蔭学園中学校は[[2018年]]度から[[桐蔭学園中等教育学校]]に一本化され、[[2021年]]3月31日をもって閉校となった。


== 概要 ==
== 概要 ==
[[1964年]](昭和39年)4月、[[学校法人桐蔭学園]]設立と同時に桐蔭学園高等学校(普通科)創設。「公教育ではできない、私立ならではの教育」を目指して設立された。「能力別授業」(学力別授業、現:習熟度別)を実施<ref>鵜川昇著「鍛える、伸ばす、育てる 桐蔭学園式全員エリート教育[[プレジデント社]]1994</ref>、生徒が進学したい大学に入れる学校を目指した<ref name="lucky">{{Cite book|和書
[[1964年]](昭和39年)4月、[[学校法人桐蔭学園]]設立と同時に桐蔭学園高等学校(普通科)創設。「公教育ではできない、私立ならではの教育」を掲げ、「真のエリートの育成」を目指して設立された。「能力別授業」(学力別授業、現:習熟度別)を実施<ref>{{Cite book|和書 |author=[[鵜川昇]] |title=鍛える、伸ばす、育てる 桐蔭学園式全員エリート教育 |publisher=[[プレジデント社]] |date=1994-11}}</ref>、生徒が進学したい大学に入れる学校を目指した<ref name="lucky">{{Cite book|和書
|author =
|author =
|title = 2000年 価値ある学校(ラッキースクール)を探そう 首都圏男子校+共学校
|title = 2000年 価値ある学校(ラッキースクール)を探そう 首都圏男子校+共学校
42行目: 42行目:
}}</ref>。また、クラブ活動を奨励し、[[1971年]](昭和46年)には、高校野球において[[全国高等学校野球選手権大会|夏の甲子園]]で初出場・初優勝の快挙を成し遂げた。
}}</ref>。また、クラブ活動を奨励し、[[1971年]](昭和46年)には、高校野球において[[全国高等学校野球選手権大会|夏の甲子園]]で初出場・初優勝の快挙を成し遂げた。


かつては1学年が1600人の[[マンモス校]]で<ref>1学年31クラスは、日本最大級である「東大合格者盛衰史」60年間のランキングを分析する、[[光文社]]、2009年9月20日</ref>、クラス・コース編成を細分化、生徒の進路希望に合わせた授業を展開し、進学実績は急上昇、ピークの[[1992年]](平成4年)では[[東京大学|東大]]合格者114人、[[京都大学|京大]]合格者16人<!--、[[早稲田大学|早大]]、[[慶應義塾大学|慶大]]にそれぞれ400人以上-->を輩出している。かつては神奈川御三家<ref>「中学受験白書」[[ダイヤモンド社]]、2010年4月、p.5<br>「中学受験 パーフェクトガイド」、[[読売新聞社]]、2009年10月、pp.16-21, p.87<br>「中高一貫校の実力」読売新聞社、2010年9月、p.39</ref>にも数えられていた。定員はかつての1学年1600人から漸減されており、2019年度の高等学校入学者数は774人となっている。
かつては1学年が1600人の[[マンモス校]]で<ref>1学年31クラスは、日本最大級である。<br>小林哲夫「東大合格者盛衰史」60年間のランキングを分析する、[[光文社]]、2009年9月20日</ref>、クラス・コース編成を細分化、生徒の進路希望に合わせた授業を展開し、進学実績は急上昇、ピークの[[1992年]](平成4年)では[[東京大学|東大]]合格者114人、[[京都大学|京大]]合格者16人<!--、[[早稲田大学|早大]]、[[慶應義塾大学|慶大]]にそれぞれ400人以上-->を輩出している。かつては神奈川御三家<ref>「中学受験白書」[[ダイヤモンド社]]、2010年4月、p.5<br>「中学受験 パーフェクトガイド」、[[読売新聞社]]、2009年10月、pp.16-21, p.87<br>「中高一貫校の実力」読売新聞社、2010年9月、p.39</ref>にも数えられていた。定員はかつての1学年1600人から漸減されており、2023年度の高等学校全校生徒数は2863人となっている。


量こそ質の経営方針は、2000年代に入り、進学実績が激減という形で現れ([[2017年]]の東大合格者は2人、京大合格者は0人<ref>2017有名大学合格者数、[[サンデー毎日]]、2017年4月3日</ref>)、[[1998年]]から制度化された[[中等教育学校]]を機と見て、[[2001年]]に[[桐蔭学園中等教育学校]]を分離・併設した。これにより、小規模で難関大受験に特化する教育の編成ができた。だが、同一施設内に所在し、校歌も同じで、設備・グランドなども「従来校」と共用、中等6年時には高校女子部の理数コースとの合同の授業も行われ、入試時・在籍時の従来校での成績優秀者は「中等」へ編入可とするなど、事実上は「従来校」との連携が行われていた。
量こそ質の経営方針は、2000年代に入り、進学実績が激減という形で現れ([[2017年]]の東大合格者は2人、京大合格者は0人<ref>2017有名大学合格者数、[[サンデー毎日]]、2017年4月3日</ref>)、[[1998年]]から制度化された[[中等教育学校]]を機と見て、[[2001年]]に[[桐蔭学園中等教育学校]]を分離・併設した。これにより、小規模で難関大受験に特化する教育の編成ができた。だが、同一施設内に所在し、設備・グランドなども「従来校」と共用、中等6年時には高校女子部の理数コースとの合同の授業も行われ、入試時・在籍時の従来校での成績優秀者は「中等」へ編入可とするなど、事実上は「従来校」との連携が行われていた。


マンモス校で、最寄り駅からのバスが不便、また男女共学でないことから、受験生・保護者から敬遠されたとみる受験関係者も多く<ref>「東大合格者盛衰史」60年間のランキングを分析する、小林哲夫、2009年9月20日、[[光文社]]</ref>、これらを打開するため、[[2018年]]度には桐蔭学園高校を男女併学から男女共学にし、理数科を廃止しコース別編成にした<ref>[http://blog.jyukeho.jp/entry/toin/ 桐蔭園が共学化へ 改革3つのポイント 情報新報]</ref>。[[2019年]]度から桐蔭学園中学校の募集を停止([[2021年]]度廃校)、[[桐蔭学園小学]]の卒業生は桐蔭中等教育学校に進学することにした。よって、桐蔭学園高校は高校からのみの募集となる<ref>[http://toin.ac.jp/timeline/gakuen/5179/ » 【重要】中学校・高等学校/中等教育学校の再編成について(2017.4.10発表) | 桐蔭タイムライン]</ref>。
マンモス校で、最寄り駅からのバスが不便、また男女共学でないことから、受験生・保護者から敬遠されたとみる受験関係者も多く<ref>「東大合格者盛衰史」60年間のランキングを分析する、小林哲夫、2009年9月20日、[[光文社]]</ref>、これらを打開するため、[[2018年]]度には桐蔭学園高校を男女併学から男女共学にし、理数科を廃止しコース別編成にした<ref>[https://toin.ac.jp/timeline/gakuen/6641/ » 【高校入試】平成30年度 高等校(男女共学化生徒募集要項〔基準含む〕を公開しました | 桐蔭タイムライン] 2017.09.01</ref>。[[2019年]]度から桐蔭学園中学校の募集を停止([[2021年]]度廃校)、[[桐蔭学園小学]]の卒業生は桐蔭中等教育学校に進学することにした。よって、桐蔭学園高校は高校からのみの募集となる<ref name="hensei"/>。


== 沿革 ==
== 沿革 ==
* [[1964年]]([[昭和]]39年)4月 - [[学校法人桐蔭学園]]設立。桐蔭学園高等学校(普通科)開設<ref>男子部として。当時の制服は[[学生服|学ラン]]。</ref>。
* [[1964年]]([[昭和]]39年)4月 - [[学校法人桐蔭学園]]設立。桐蔭学園高等学校(普通科)開設<ref group="注">男子部として。当時の制服は[[学生服|学ラン]]。</ref>。
* [[1966年]](昭和41年)4月 - 桐蔭学園中学校開設(男子部として)。
* [[1966年]](昭和41年)4月 - 桐蔭学園中学校開設(男子部として)。
* [[1971年]](昭和46年)4月 - 桐蔭学園高等学校に理数科を開設。
* [[1971年]](昭和46年)4月 - 桐蔭学園高等学校に理数科を開設。
* [[1981年]](昭和56年)4月 - 桐蔭学園中学校・高等学校に女子部を開設(高等学校女子部は普通科のみ)<ref>中学校・高等学校は高校2年までは男子部と女子部に分かれており、高校3年では男子部と女子部が合同で志望コース別授業を受講するといった「男女併学」を[[2017年]]度まで採用していた。</ref>、食堂増設<ref>女子部のみ。</ref>。
* [[1981年]](昭和56年)4月 - 桐蔭学園中学校・高等学校に女子部を開設(高等学校女子部は普通科のみ)<ref group="注">中学校・高等学校は高校2年までは男子部と女子部に分かれており、高校3年では男子部と女子部が合同で志望コース別授業を受講するといった「男女併学」を[[2017年]]度まで採用していた。</ref>、食堂増設<ref group="注">女子部のみ。</ref>。
* [[1985年]](昭和60年) - 女子部の校舎が完成<ref name="tgh16">桐蔭学園報第16号(2010年9月)より。</ref>。女子部の鸞鳳祭が始まる<ref name="tgh16" />。
* [[1985年]](昭和60年) - 女子部の校舎が完成<ref name="tgh16">桐蔭学園報第16号(2010年9月)より。</ref>。女子部の鸞鳳祭が始まる<ref name="tgh16" />。
* [[1992年]]([[平成]]4年)4月 - [[ドイツ桐蔭学園]](中等部・高等部)開校。
* [[1992年]]([[平成]]4年)4月 - [[ドイツ桐蔭学園]](中等部・高等部)開校。
60行目: 60行目:
* [[2018年]](平成30年)4月 - この年度の外部からの新入生より高等学校が男女共学化。普通科にプログレス・アドバンス・スタンダードの3コース制を導入する。高等学校理数科の募集停止。
* [[2018年]](平成30年)4月 - この年度の外部からの新入生より高等学校が男女共学化。普通科にプログレス・アドバンス・スタンダードの3コース制を導入する。高等学校理数科の募集停止。
* [[2019年]](平成31年)4月 - 中学校と中等教育学校を中等教育学校に一本化するために、中学校(男子部・女子部)の募集停止。
* [[2019年]](平成31年)4月 - 中学校と中等教育学校を中等教育学校に一本化するために、中学校(男子部・女子部)の募集停止。
* [[2021年]]([[令和]]3年
* [[2021年]]([[令和]]3年)4月 - 桐蔭学園中学校閉校。
**3月31日 - 桐蔭学園中学校閉校。
**4月 - 桐蔭学園中学校を廃止。


== 編成 ==
== 編成 ==
[[2018年]]度より[[男女共学|共学]]となりコース制へと変更した<ref name="hensei"/>。
[[2018年]]度から[[男女共学|共学]]とコースを改編した<ref name="hensei"/>。なお、在学中のコース間生徒移動はなく、入学時のコースで3年次まで学ぶこととなる
*プログレスコース:・京大・医学部進学を目標とする。
* プログレスコース:難関国公立学および医学部進学に対応する。
*アドバンスコース:難関国公立大学進学を目標とする。
* アドバンスコース:国公立大学および早慶等の難関私立大学進学に対応する。最も入学定員が多い
*スタンダードコース:難関私立大学進学を目標とする。
* スタンダードコース:国公立大学および難関私立大学進学に対応する。


== カリキュラム ==
== カリキュラム ==
*2018年度より[[3学期制]]となる<ref name="3gakki"/>。
* 2018年度より[[3学期制]]となる<ref name="3gakki"/>。
*定期試験の成績により習熟度別授業クラス(レッスンルームと呼ぶ)の入れ替えが科目ごとに行われる。ホームルームは3年間同じる。
* 定期考査の成績により2年からは習熟度別授業クラス(レッスンルームと呼ぶ)の入れ替えが一部科目行われる。ホームルームは1年から2年に進級するときの1回だけクラス替えが行われる。3年においては、ホームルーム受け授業はない
*定期考査において、「到達度方式」と呼ばれる方式を採用してい。60点未満だと補習、課題提出、追試験の対象となる。
* 2022年度入学生より新学習指導要領に準拠し観点別評価に移行。定期考査や課題、小テスト、出席状況などを勘案し、知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度の3観点の合計点で評定算出・単位認定を行っている。以前は、定期考査において、「到達度方式」と呼ばれる方式を採用してい。60点未満だと補習、課題提出、30点未満だと追試験の対象となるものであった
* 総合的な探究の時間を「未来への扉(通称:みらとび)」と呼んでおり、1年でホームルーム単位で基礎を学んだあと、2年からゼミに所属し、論文を執筆する。


== 進学実績 ==
== 進学実績 ==
2019の主な合格実績は、国公立大では東大1名、一橋大2名、東工大2名、首都大学東京13名、横浜国立大9名、横浜市立大8名、東京学芸大学6などである。私立大では・慶大46名、上智53名、東京理科大55名、明治大87名、青山院大64名、立教大43名、中大75名、法政大65名などである
2023年の主な進学実績は、国公立大では東学3名、京都大学1名、一橋大学4名、東学6名、横浜国立大学13名、東京都立大学18名、横浜市立大学11名、東京学芸大学9名、筑波学6名、北海道大学4名など。

私立では早稲田大学57名、慶應義塾大学51名、上智大学46名、東京理科大学51名、明治大学127名、中央大学104名、立教大学51名、青山学院大学80名、法政大学126名などを輩出している。


== 象徴 ==
== 象徴 ==
=== 建学の精神・校訓 ===
=== 建学の精神・校訓 ===
;建学の精神
;建学の精神
*社会連帯を基調とした、義務を実行する自由人たれ。
* 社会連帯を基調とした、義務を実行する自由人たれ。
*学問に徹し、求学の精神の持ち主たれ。
* 学問に徹し、求学の精神の持ち主たれ。
*道義の精神を高揚し、誇り高き人格者たれ。
* 道義の精神を高揚し、誇り高き人格者たれ。
*国を愛し、民族を愛する国民たれ。
* 国を愛し、民族を愛する国民たれ。
*自然を愛し、平和を愛する国際人たれ。
* 自然を愛し、平和を愛する国際人たれ。

;校訓
;校訓
*すべてのことに「まこと」をつくそう。
* すべてのことに「まこと」をつくそう。
*最後までやり抜く「強い意志」を養おう。
* 最後までやり抜く「強い意志」を養おう。


=== 校風 ===
=== 校風 ===
かつて校則が厳しい学校として知られていたが、近年は大幅に緩和され、生徒の自主性は高くなっている。また、校外での芸能活動などを実質的に禁止としていたが、ここ数年は芸能活動を認めている。
かつて校則が厳しい学校として知られていたが、近年は緩和され、生徒の自主性は高くなっている。また、校外での芸能活動などを実質的に禁止としていたが、ここ数年は芸能活動を認めている。


=== 校章 ===
=== 校章 ===
98行目: 100行目:
=== 学園歌 ===
=== 学園歌 ===
学園内のそれぞれの学校の校歌は学園歌と呼称し[[1970年]]に制定された。
学園内のそれぞれの学校の校歌は学園歌と呼称し[[1970年]]に制定された。
*作詞:[[加藤楸邨]]
* 作詞:[[加藤楸邨]]
*作曲:荒川よう
* 作曲:荒川よう


=== 制服 ===
=== 制服 ===
制服は開校当時、男子部は金ボタン5個の学ラン、女子部はブレザーと棒ネクタイ([[1988年]]春の選抜高校野球出場当時)だったが、現在は男子部・女子部共にブレザー、男子部はネクタイ、女子部はリボンに改訂され、[[2015年]]度から制服もモデルチェンジされた。2018年度からはバッグメーカー[[anello]]とコラボしたスクールバッグを展開。
制服は開校当時、男子部は金ボタン5個の学ラン、女子部はブレザーと棒ネクタイ([[1988年]]春の選抜高校野球出場当時)だったが、現在は男子部・女子部共にブレザー、男子部はネクタイ、女子部はリボン・ネクタイに改訂され、[[2015年]]度から制服もモデルチェンジされた。2018年度からはバッグメーカー[[anello]]とコラボしたスクールバッグを展開。女子はスラックス型も選択できる


== キャンパス ==
== キャンパス ==
キャンパスは36万km{{sup|2}}と広大であり、勉学・スポーツ・情操教育のためのものとなる施設を含め、様々なものがある。[[丹下健三]]らによる設計である。
キャンパスは43万km{{sup|2}}と広大であり、勉学・スポーツ・情操教育のためのものとなる施設を含め、様々なものがある。[[丹下健三]]らによる設計である。
*キャンパス中央には、1,700席以上を誇る芸術ホール「桐蔭学園シンフォニーホール(旧称:鵜川メモリアルホール)」がある。ここは音楽、演劇、映画、講演など各種の催事に対応できる多目的ホールで、学園内で生徒たちが様々な芸術・文化に直に接することができる。
* キャンパス中央には、1,700席以上を誇る芸術ホール「桐蔭学園シンフォニーホール(旧称:鵜川メモリアルホール)」がある。ここは音楽、演劇、映画、講演など各種の催事に対応できる多目的ホールで、学園内で生徒たちが様々な芸術・文化に直に接することができる。[[NHK交響楽団|N響]]や[[ウィーン少年合唱団]]、[[ディズニー・オン・クラシック]]等の演奏会などが開催されている。貸ホール事業は行っておらず、公演はクローズド・貸切公演として行う。学園関係者以外が立ち入ることができる機会は学校説明会や学園祭等に限られる。
* 食堂は3ヶ所設置されている。高校生が主に使用するのは1ヶ所。2018年度より男女共学に伴い昼食時の食堂の利用も男女共用になった。寮生対応のため、朝や夜も営業。直営の桐蔭学園食堂部により運営されていたが、2023年度より外部委託している。2024年12月より「VICTORY DINING」としてメニューがリニューアルされた。
*桐蔭学園シンフォニーホールでは、過去に[[NHK交響楽団|N響]]や[[ウィーン少年合唱団]]等の演奏会などが開催されていた。
* 売店は桐蔭学園前バス停付近にヤマザキYショップが1店舗、校舎内にニューヤマザキデイリーストアを含む2店舗設置されている。運営はいずれも食堂と同一の業者に委託している。ヤマザキYショップは校舎外に立地しているため、学園関係者以外も利用できる。制服等の修繕も行っている。
*食堂は校舎ごとに設置されている。2018年度より男女共学に伴い昼食時の食堂の利用も男女共用になった。
* 保健室のほか診療所があり、学園の卒業生や保護者が内科・耳鼻科・眼科・整形外科・外科・精神科等の診察を行っている。
*自宅外生の受け入れも行っており、鉄町の学園敷地内と学園の近隣数ヶ所に学生寮を有している。
* 図書館は4ヶ所あり、高校生は桐蔭横浜大学内の大学図書館も一部制限があるが利用できる。学園全館でOPACを導入。電子図書館も展開している。学園全館の蔵書数は約40万冊、閲覧席数は1000席を超える。
* 運動部の自宅外生の受け入れも行っており、鉄町の学園敷地内と学園の近隣数ヶ所に学生寮を有している。
* 人工芝のラグビー場、サッカー場、多目的グラウンドが各1面あり、授業や部活動、大会で利用されている。野球場は内野土・外野人工芝が1面、天然芝のサブ野球場が1面。その他、テニスコート等も多数設置されている。


== 交通 ==
== 交通 ==
* [[東急田園都市線]][[市が尾駅]]よりバス「桐蔭学園前」行き10分、終点下車
*東急田園都市線[[青葉台駅]]よりバス「桐蔭学園前」行き10分、終点下車
*東急田園都市線[[あざみ野駅]]よりバス「すすき野団地」行き・「虹が丘営業所」行き・「新百合ヶ丘駅」行き10分、「もみの木台」下車徒歩15分
*東急田園都市線[[たまプラーザ駅]]よりバス「すすき野団地」行き20分、「もみの木台」下車徒歩15分
* [[小田急小田原線|小田急線]][[新百合ヶ丘駅]]よりバス「あざみ野駅」行き・「あざみ野ガーデンズ」行き25分、「もみの木台」下車徒歩15分
*小田急線[[柿生駅]]よりバス「桐蔭学園」行き・「市が尾駅」行き15分、終点または「桐蔭学園入口」下車徒歩3分
*JR[[横浜線]][[中山駅 (神奈川県)|中山駅]]よりバス「桐蔭学園前」行き45分、終点下車



== 学園祭 ==
<ref>{{Cite web|和書 |title=交通アクセス |url=https://toin.ac.jp/info/access/ |publisher=桐蔭学園高等学校 |accessdate=2024-03-23}}</ref>
{| class="wikitable" style="font-size:95%"
!乗車駅!!系統!!下車停留所!!運行事業者
|-
![[東急田園都市線]][[市が尾駅]]
|[[東急バス虹が丘営業所#市が尾中山線|市43]]<ref group="注">中山駅北口発着便も存在し、JR[[横浜線]]中山駅、[[横浜市営地下鉄グリーンライン]]中山駅・川和町駅からも乗車可能</ref>・直行・青27
| rowspan="2" |「桐蔭学園前」
| rowspan="3" |{{Color|red|■}}[[東急バス|東急]]
|-
!東急田園都市線[[青葉台駅]]
|[[東急バス青葉台営業所#成合線|青27・青28]]
|-
!東急田園都市線・[[横浜市営地下鉄ブルーライン]][[あざみ野駅]]
|[[東急バス虹が丘営業所#あざみ野線|急行・た26・あ27]]<ref group="注">た26のみ東急田園都市線[[たまプラーザ駅]]からも乗車可能。ただし1日1往復の運行であるため、通学では利用が難しい。</ref>
| rowspan="2" |「もみの木台」、徒歩15分
|-
![[小田急小田原線]]・[[小田急多摩線|多摩線]][[新百合ヶ丘駅]]
|[[小田急バス新百合ヶ丘営業所#新百合ヶ丘駅 - 真福寺 - あざみ野駅方面|新21・新23]]
| rowspan="3" |{{Color|crimson|■}}[[小田急バス|小田急]]
|-
! rowspan="2" |小田急小田原線[[柿生駅]]
|[[小田急バス新百合ヶ丘営業所#柿生駅 - 下麻生 - 桐蔭学園方面|柿22]]・急行
|「桐蔭学園」
|-
|[[小田急バス新百合ヶ丘営業所#柿生駅 - 下麻生 - 桐蔭学園方面|柿23]]
|「桐蔭学園入口」、徒歩3分
|}
いずれの系統も登下校時間には約2-6分間隔で運行しており、通学の便宜が図られている。

桐蔭学園前発着の各系統では、学校行事開催時や、生徒の登下校時間帯が異なる日等には、学園より要請を受け、混雑状況をみて臨時便を運行することがある<ref>{{Cite web |title=2023鵬翔祭 - バス |url=https://sites.google.com/gst.toin.ac.jp/2023hoshofes/access/bus?authuser=0 |website=sites.google.com |access-date=2025-01-03 |language=ja}}</ref>。なお、長期休み期間中は、市が尾駅 - 桐蔭学園前間の直行便は全便運休、青28系統と柿22系統は減便を伴う臨時ダイヤ運行実施の措置がとられている<ref>{{Cite web |title=冬季休校にともなう臨時ダイヤについて {{!}} お知らせ |url=https://www.tokyubus.co.jp/news/003375.html |website=東急バス |access-date=2024-12-26 |language=ja}}</ref>。

桐蔭学園前停留所は各方面ごとに乗車位置が分かれている<ref>{{Cite web |title=桐蔭学園前(とういんがくえんまえ) 系統一覧/バス停時刻表検索 {{!}} 東急バス |url=https://transfer.navitime.biz/tokyubus/pc/diagram/BusCourseSearch?busstopId=00241048 |website=transfer.navitime.biz |access-date=2025-01-03}}</ref>。また、A棟正面入口前に3台停車可能な折返場を有している。

登校時間帯のあざみ野駅停留所(3番のりば)、下校時間帯のもみの木台停留所(あざみ野駅方面)では停留所に運賃箱を設置し東急バス社員を派遣、中扉から乗車可能とすることで乗車時間の削減を図っている。

市が尾駅・柿生駅では登校時間帯専用ののりばを設けており、市が尾駅では10番のりば、柿生駅では臨時のりば(タイムズマルエツ柿生店第2を閉鎖して使用)を設置している。

急行・直行を含むすべての系統で学園関係者以外も利用できる。

== 学校行事 ==
以前、夏と冬に行われていた団体訓練は廃止された。

=== 学園祭 ===
2017年までは男女別であったが、2018年より、男子部中高・中等で用いられていた、'''鵬翔祭(ほうしょうさい)'''を用いる。
2017年までは男女別であったが、2018年より、男子部中高・中等で用いられていた、'''鵬翔祭(ほうしょうさい)'''を用いる。
* 1974年、高校男子10期生の生徒を中心に学園祭開催の要望が出され、学校側は「日常生活の反映」、「独創性の発揮」、「全員参加」の3原則に沿って開催することを要請した<ref name="tgh16" />。生徒たち自身からの要請により文化祭の開催が実現するというきわめてまれな経緯により、生徒たちがこの3原則の下文化祭の計画を立て、翌1977年に第1回を開催した<ref name="tgh16" />。中学は1990年、中等は2001年から開催している<ref name="tgh16" />。
*中等教育学校ともにこの名称を用いている。
*1974年、高校男子10期生の生徒を中心に学園祭開催の要望が出され、学校側は「日常生活の反映」、「独創性の発揮」、「全員参加」の3原則に沿って開催することを要請した<ref name="tgh16" />。生徒たち自身からの要請により文化祭の開催が実現するというきわめてまれな経緯により、生徒らはこの3原則をもと文化祭の計画を立て、翌1977年に第1回が開催された<ref name="tgh16" />。中学は1990年、中等は2001年から開催されている<ref name="tgh16" />。
** 改革の末、2010年(第34回鵬翔祭)より模擬店企画が主に高校2年普通科で復活した。
** 改革の末、2010年(第34回鵬翔祭)より模擬店企画が主に高校2年普通科で復活した。


;鸞鳳祭(らんほうさい)
;鸞鳳祭(らんほうさい)
*女子部の学園祭は「鸞鳳祭」と呼ばれていた。
* 女子部の学園祭は「鸞鳳祭」と呼んでいた。
*女子高校、中にこの名称を用ている。別名R祭ともいわれる。
* 中等化された学年同様の名称を使ている。
*当初は男子部の校舎を間借りして行っていたが、[[1985年]]に女子部の校舎が完成したときに第1回が開催された<ref name="tgh16" />。
* 当初は男子部の校舎を間借りして行っていたが、[[1985年]]に女子部の校舎が完成したときに第1回が開催された<ref name="tgh16" />。


== 運動部実績 ==
=== 体育祭 ===
2022年まではスポーツ競技会とされていたが、2023年より'''鳳舞祭(ほうぶさい)'''として高校で正式に開催された<ref name=":0">桐蔭学園報第153号(2023年5月)</ref>。
運動部においては野球部、サッカー部、ラグビー部、柔道部、剣道部などが全国的な活躍をしている。
* 2022年、高校共学の有志の生徒を中心に体育祭開催の要望が出され、翌2023年に第1回を開催した<ref name=":0" />。


== 部活動 ==
[[1971年]]([[昭和]]46年)、[[硬式野球]]部が[[日本の高校野球#全国大会|甲子園]]に初出場、初優勝という快挙を成し遂げ、創立間もないが一躍全国に知られることとなった。
運動部においては硬式野球部、サッカー部、ラグビー部、柔道部、剣道部、テニス部、陸上部(リレー種目)などが全国優勝の実績がある。


[[1971年]]([[昭和]]46年)、硬式野球部が[[日本の高校野球#全国大会|夏の甲子園]]に初出場・初優勝という快挙を成し遂げ、創立間もないが一躍全国にその名が知られることとなった。
サッカー部、野球部、ラグビー部、柔道部、剣道部、テニス部などが全国優勝している。


== 部活動 ==
=== 部活動実績 ===
部活動における生徒の活躍は目覚ましい。
*硬式野球部
* 模擬国連部
*:高等学校に[[1966年]]設置。[[第53回全国高等学校野球選手権大会|昭和46年夏の甲子園]]([[1971年]])に初出場で初優勝を成す。以来、甲子園出場は春6回、夏6回を数える。
*:元々は部活ではなく、一部の生徒による自主的活動であったが、生徒たちの強い希望により部活動になった。特に桐蔭学園中等教育学校の[[模擬国連]]部は、他の[[渋谷教育学園幕張中学校・高等学校|渋谷教育学園幕張]]などと並んで模擬国連の強豪である。過去にはニューヨークの国連本部で行われた国際大会で優勝したことがある。
*:
*サッカー
* 硬式野球
*:高等学校に[[1966年]]設置。[[奇本芳雄]]監督の下、[[大塚喜代美]]と[[土屋恵三郎]]の活躍で[[1971年]]夏([[第53回全国高等学校野球選手権大会|第53回]])に初出場で初優勝を成す。以来、甲子園出場は春6回、夏6回を数える。
*:全国屈指の名門で[[東京ヴェルディ1969|ヴェルディ川崎]](総監督)などで指揮を執った[[李国秀]]が長らく監督を務めていたことでも知られる。李監督の下[[1989年]]に全国選手権大会初出場を果たした。戦績の最高は[[全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会|インターハイ]]優勝([[2011年]]<ref>{{Cite web|url=https://www.jfa.or.jp/match/matches/2011/0803koukou_soutai/index.html|title=平成23年度全国高等学校総合体育大会(サッカー競技) 日本サッカー協会|accessdate=2021-08-31|publisher=日本サッカー協会}}</ref>)。多数のプロ選手を輩出。[[FIFAワールドカップ|W杯]]、[[オリンピックのサッカー競技・日本代表選手|五輪]]にも[[戸田和幸]]、[[森岡隆三]]らを送り込んだ。[[水嶋ヒロ]]も同校サッカー部出身であり、[[第81回全国高等学校サッカー選手権大会|冬の選手権]]にも出場している。全国高等学校サッカー選手権には[[第82回全国高等学校サッカー選手権大会|2003年度大会]]以降10年以上遠ざかっていたことから、2015年3月に李監督が復帰するも、一部週刊誌に李監督によるパワハラ騒動が報じられる<ref>{{Cite news|title=名門・桐蔭高サッカー部 元J監督パワハラ騒動|newspaper=週刊朝日|date=2015-04-16|url=https://dot.asahi.com/wa/2015041500085.html?page=1|accessdate=2021-08-31}}</ref>などした結果、2017年度にチーム内の分裂騒動が発生。下級生から徹底強化する名目で李が指導するAチームは1、2年生のみで編成され、[[高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ]]の都道府県リーグに当たる神奈川県U-18サッカーリーグ1部に参加、顧問の蓮見理志が監督を務めるBチームは3年生全員と自らの意思でBチームに加わった2年生3人で編成され、神奈川県U-18リーグには3部リーグに参加した<ref>{{Cite news|title=分裂、逆境乗り越えた桐蔭学園「23人でやれる限界感じた」森山2発も実らず|newspaper=ゲキサカ|date=2018-01-03|url=https://web.gekisaka.jp/news/detail/?235173-235173-fl|accessdate=2021-08-31}}</ref>。結局県リーグは、1部リーグは18試合全敗23得点102失点と惨敗<ref>不戦敗による0-9となった1試合含む</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.kanagawa-fa.gr.jp/u-18/league/2017/div1/standings.htm|title=2017年度 神奈川県U-18サッカーリーグ K1 ≫ 順位表|accessdate=2021-08-31|publisher=神奈川県サッカー協会}}</ref>、一方3部リーグに参加したBチームは9試合7勝2引き分け無敗の46得点2失点とグループ2位となった<ref>{{Cite web|url=https://www.kanagawa-fa.gr.jp/u-18/league/2017/div3/index.htm#group_b|title=2017年度 神奈川県U-18サッカーリーグ K3 ≫ Bグループ ≫ 順位表|accessdate=2021-08-31|publisher=神奈川県サッカー協会}}</ref>。Bチームは練習すらできないことや練習ができてもグラウンドの端しか使用できない時期もあり、3年生にとって最後の大会となる選手権にも一時は李が率いるAチームが[[全国高等学校サッカー選手権大会神奈川県大会|選手権予選]]に出場する予定だったものの、学校側の後押しで3年生中心のBチームで出場することが叶い、決勝でPK戦の末、[[桐光学園中学校・高等学校|桐光学園高校]]に競り勝ち、14年ぶりの[[第96回全国高等学校サッカー選手権大会|全国選手権]]への出場を決めた<ref>{{Cite news|title=【高校選手権展望】<桐蔭学園>「苦しい3年間」だったからこそ…覚悟のサッカー、真価を大舞台で|newspaper=サッカーキング|date=2017-12-27|author=安藤隆人|url=https://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/hs/20171227/691160.html|accessdate=2021-08-31}}</ref>。その後2018年3月に監督交代が報じられ、OBの八城修が監督に就任した<ref>{{Cite web|url=https://sgrum.com/web/toin-fc/staff/|title=スタッフ・選手紹介 桐蔭学園高等学校サッカー部|accessdate=2021-08-31|publisher=桐蔭学園高等学校サッカー部}}</ref><ref>{{Cite news|title=“内部分裂”から「やっと普通のチーム」に…総体敗退の桐蔭学園、情熱的指揮官とのリスタート|newspaper=ゲキサカ|date=2018-06-09|url=https://web.gekisaka.jp/news/detail/?246735-246735-fl|accessdate=2021-08-31}}</ref>。また、かつて存在した桐蔭学園中学は[[2008年]]の[[全国中学校サッカー大会]]で優勝を果たした<ref>{{Cite web|url=https://www.jfa.or.jp/match/matches/2008/chugaku_taiiku/index.html|title=第39回 全国中学校サッカー大会 日本サッカー協会|accessdate=2021-08-31|publisher=日本サッカー協会}}</ref>。
*ラグビー部
* サッカー部
*:全国屈指の名門で[[東京ヴェルディ1969|ヴェルディ川崎]](総監督)などで指揮を執った[[李国秀]]が長らく監督を務めていたことでも知られる。李監督の下[[1989年]]に全国選手権大会初出場を果たした。戦績の最高は[[全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会|インターハイ]]優勝([[2011年]]<ref>{{Cite web|和書 |title=平成23年度全国高等学校総合体育大会(サッカー競技) 日本サッカー協会 |url=https://www.jfa.or.jp/match/matches/2011/0803koukou_soutai/index.html |publisher=日本サッカー協会 |accessdate=2021-08-31}}</ref>)。多数のプロ選手を輩出。[[FIFAワールドカップ|W杯]]、[[オリンピックのサッカー競技・日本代表選手|五輪]]にも[[戸田和幸]]、[[森岡隆三]]らを送り込んだ。[[水嶋ヒロ]]も同校サッカー部出身であり、[[第81回全国高等学校サッカー選手権大会|冬の選手権]]にも出場している。全国高等学校サッカー選手権には[[第82回全国高等学校サッカー選手権大会|2003年度大会]]以降10年以上遠ざかっていたことから、2015年3月に李監督が復帰するも、一部週刊誌に李監督によるパワハラ騒動が報じられる<ref>{{Cite news |title=名門・桐蔭高サッカー部 元J監督パワハラ騒動 |url=https://dot.asahi.com/articles/-/107456?page=1 |newspaper=週刊朝日 |date=2015-04-16 |accessdate=2021-08-31}}</ref> などした結果、2017年度にチーム内の分裂騒動が発生。下級生から徹底強化する名目で李が指導するAチームは1、2年生のみで編成され、[[高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ]]の都道府県リーグに当たる神奈川県U-18サッカーリーグ1部に参加、顧問の蓮見理志が監督を務めるBチームは3年生全員と自らの意思でBチームに加わった2年生3人で編成され、神奈川県U-18リーグには3部リーグに参加した<ref>{{Cite news |title=分裂、逆境乗り越えた桐蔭学園「23人でやれる限界感じた」森山2発も実らず |url=https://web.gekisaka.jp/news/detail/?235173-235173-fl |newspaper=ゲキサカ |date=2018-01-03 |accessdate=2021-08-31}}</ref>。結局県リーグは、1部リーグは18試合全敗23得点102失点と惨敗<ref>不戦敗による0-9となった1試合含む</ref><ref>{{Cite web|和書 |title=2017年度 神奈川県U-18サッカーリーグ K1 ≫ 順位表 |url=https://www.kanagawa-fa.gr.jp/u-18/league/2017/div1/standings.htm |publisher=神奈川県サッカー協会 |accessdate=2021-08-31}}</ref>、一方3部リーグに参加したBチームは9試合7勝2引き分け無敗の46得点2失点とグループ2位となった<ref>{{Cite web|和書 |title=2017年度 神奈川県U-18サッカーリーグ K3 ≫ Bグループ ≫ 順位表 |url=https://www.kanagawa-fa.gr.jp/u-18/league/2017/div3/index.htm#group_b |publisher=神奈川県サッカー協会 |accessdate=2021-08-31}}</ref>。Bチームは練習すらできないことや練習ができてもグラウンドの端しか使用できない時期もあり、3年生にとって最後の大会となる選手権にも一時は李が率いるAチームが[[全国高等学校サッカー選手権大会神奈川県大会|選手権予選]]に出場する予定だったものの、学校側の後押しで3年生中心のBチームで出場することが叶い、決勝でPK戦の末、[[桐光学園中学校・高等学校|桐光学園高校]]に競り勝ち、14年ぶりの[[第96回全国高等学校サッカー選手権大会|全国選手権]]への出場を決めた<ref>{{Cite news |author=安藤隆人 |title=【高校選手権展望】<桐蔭学園>「苦しい3年間」だったからこそ…覚悟のサッカー、真価を大舞台で |url=https://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/hs/20171227/691160.html |newspaper=サッカーキング |date=2017-12-27 |accessdate=2021-08-31}}</ref>。その後2018年3月に監督交代が報じられ、OBの八城修が監督に就任した<ref>{{Cite web|和書 |title=スタッフ・選手紹介 桐蔭学園高等学校サッカー部 |url=https://sgrum.com/web/toin-fc/staff/ |publisher=桐蔭学園高等学校サッカー部 |accessdate=2021-08-31}}</ref><ref>{{Cite news |title=“内部分裂”から「やっと普通のチーム」に…総体敗退の桐蔭学園、情熱的指揮官とのリスタート |url=https://web.gekisaka.jp/news/detail/?246735-246735-fl |newspaper=ゲキサカ |date=2018-06-09 |accessdate=2021-08-31}}</ref>。また、かつて存在した桐蔭学園中学は[[2008年]]の[[全国中学校サッカー大会]]で優勝を果たした<ref>{{Cite web|和書 |title=第39回 全国中学校サッカー大会 日本サッカー協会 |url=https://www.jfa.or.jp/match/matches/2008/chugaku_taiiku/index.html |publisher=日本サッカー協会 |accessdate=2021-08-31}}</ref>。
* ラグビー部
*:[[全国高等学校ラグビーフットボール大会]]には17回出場し、2010年度の[[第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会|第90回大会]]で初優勝([[東福岡自彊館中学校・東福岡高等学校|東福岡高校]]との引き分けによる両校優勝)。2019年度の[[第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会|第99回大会]]決勝戦で[[奈良県立御所実業高等学校|御所実業高校]]と対戦し23-14(前半3-14)で勝利し9年ぶり2回目(単独では、7回目の決勝進出で初)の優勝となり、翌2020年度の[[第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会|第100回大会]]でも決勝戦で[[京都成章高等学校|京都成章高校]]に32-15(前半10-10)で勝利し2連覇を達成(大会史上9校目の連覇)。また、2017年の[[全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会|第18回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会]]でも初優勝しており、2019年までに3連覇を達成した。中学は全国大会5位と東日本優勝がこれまでの最高成績。
*:[[全国高等学校ラグビーフットボール大会]]には17回出場し、2010年度の[[第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会|第90回大会]]で初優勝([[東福岡自彊館中学校・東福岡高等学校|東福岡高校]]との引き分けによる両校優勝)。2019年度の[[第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会|第99回大会]]決勝戦で[[奈良県立御所実業高等学校|御所実業高校]]と対戦し23-14(前半3-14)で勝利し9年ぶり2回目(単独では、7回目の決勝進出で初)の優勝となり、翌2020年度の[[第100回全国高等学校ラグビーフットボール大会|第100回大会]]でも決勝戦で[[京都成章高等学校|京都成章高校]]に32-15(前半10-10)で勝利し2連覇を達成(大会史上9校目の連覇)。また、2017年の[[全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会|第18回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会]]でも初優勝しており、2019年までに3連覇を達成した。中学は全国大会5位と東日本優勝がこれまでの最高成績。
*陸上部
* 陸上競技
*:全国大会出場、全国高校総体2006年大阪・4×100Mリレー優勝、2007年佐賀・4×100Mリレー優勝(2連覇)など。
*:全国大会出場、[[全国高等学校総育大会陸上競技大会|全国高校総体]]2006年大阪・4×100Mリレー優勝、2007年佐賀・4×100Mリレー優勝(2連覇)など。
*剣道部
* 剣道部
*:全国大会出場、最高は全国優勝。
*:全国大会出場、最高は全国優勝。
*柔道部
* 柔道部
*:2005年・2017年[[全国高等学校柔道選手権大会|全国高校選手権]]優勝、2005年[[金鷲旗高校柔道大会]]優勝、最高は2006年全国高校総体団体戦で優勝。五輪選手輩出。
*:2005年・2017年[[全国高等学校柔道選手権大会|全国高校選手権]]優勝、2005年[[金鷲旗高校柔道大会]]優勝、1996年・2006年・2017年[[全国高等学校総合体育大会柔道競技大会|全国高校総体]]団体戦で優勝。五輪選手輩出。
*少林寺拳法部
* 少林寺拳法部
*:全国大会出場、最高は全国4位。関東大会優勝。
*:全国大会出場、最高は全国4位。関東大会優勝。
*水泳部
* 水泳部
*:五輪選手(高校在学時)輩出。
*:五輪選手(高校在学時)輩出。
*テニス
*軟式野球
*:[[全国高等学校軟式野球選手権大会]]7回出場、最高成績はベスト4。[[国民体育大会高等学校野球競技]](現国民スポーツ大会)2回出場、[[第51回国民体育大会]]優勝。春季関東大会6回出場、最高成績は準優勝。秋季関東大会6回出場、最高成績は優勝、県内最多優勝回数を誇る(3回)。
*:全国大会出場、最高は全国優勝。
*ダンス部
* 硬式テニス部
:全国大会出場、最高は全国優勝。
*:中学校・高等学校女子部に設置。「全国中学校・高等学校ダンスコンクール」3位入賞(中学校部門では[[2006年]]、高校部門では[[2003年]])、「[[全日本高校・大学ダンスフェスティバル]](神戸)」創作コンクール部門NHK賞受賞(準優勝)([[1997年]]・2006年・2008年)、などの成績を残す。
* ソフトボール部
*囲碁部
* ソフトテニス部
* 卓球部
* ハンドボール部
* バスケットボール部
* バドミントン部
* 弓道部
* 体操部
* ラクロス部
* アウトドア部
* ダンス部
*:「全国中学校・高等学校ダンスコンクール」3位入賞(中学校部門では[[2006年]]、高校部門では[[2003年]])、「[[全日本高校・大学ダンスフェスティバル]](神戸)」創作コンクール部門NHK賞受賞(準優勝)([[1997年]]・2006年・2008年)、などの成績を残す。
*ストリートダンス同好会
* 囲碁部
*:[[全国高校囲碁選手権大会]]に連続出場。個人戦全国大会出場、最高は全国1位。団体戦全国大会出場、最高は全国1位。
*:[[全国高校囲碁選手権大会]]に連続出場。個人戦全国大会出場、最高は全国1位。団体戦全国大会出場、最高は全国1位。
*将棋部
* 将棋部
*:個人戦全国大会出場、最高は全国3位。団体戦全国大会出場、最高は全国3位。
*:個人戦全国大会出場、最高は全国3位。団体戦全国大会出場、最高は全国3位。
*鉄道研究部
* 鉄道研究部
*:[[鉄道模型コンテスト|全国高等学校鉄道模型コンテスト]]全国大会入賞、最高は理事長特別賞。ハイスクール国際ジオラマグランプリ入賞、最高は準グランプリ。
*:全国大会入賞
*:部活動では珍しい[[5インチゲージ]]の製造・整備を行っており、学園祭や学外のイベント会場で運行している。
*吹奏楽部
* 吹奏楽部
*:2017年に第23回[[東関東吹奏楽コンクール]]B編成で金賞を受賞。その翌年にも金賞を受賞した。
*:2017年に第23回[[東関東吹奏楽コンクール]]B編成で金賞を受賞。その翌年にも金賞、日本管楽合奏コンテスト全国大会最優秀賞を受賞した。以降、A編成でも毎年上位大会に進出している。
このように部活動における生徒の活躍が目覚ましい。
*:2022年、2023年には東関東アンサンブルコンテストに出場。銀賞を受賞している。
*:2023年にかながわ新人コンクールで最優秀賞と首都圏学校交歓演奏会への推薦を受賞。翌年の首都圏学校交歓演奏会では銀賞を受賞した。
*:2024年には横浜代表として第25回東関東選抜吹奏楽大会に推薦され、金賞を受賞している。
*器楽部
*混声合唱部
*筝曲部
*軽音楽部
*和太鼓部
*写真部
*天文部
*生物部
*化学部
*美術部
*書道部
*文芸部
*競技かるた部
*数楽研究会
*インターアクトクラブ


;事件・事故
;事件・事故
176行目: 251行目:


== 著名な出身者 ==
== 著名な出身者 ==
{{See also|Category:桐蔭学園高等学校出身の人物}}
=== 政治・経済 ===
=== 政治・経済 ===
* [[椎名毅]](元[[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]、[[弁護士]]、[[税理士]])
* [[椎名毅]](元[[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]、[[弁護士]]、[[税理士]])
181行目: 257行目:
* [[伊藤俊輔 (政治家)|伊藤俊輔]](衆議院議員)
* [[伊藤俊輔 (政治家)|伊藤俊輔]](衆議院議員)
* [[早川尚秀]]([[栃木県]][[足利市]]長)
* [[早川尚秀]]([[栃木県]][[足利市]]長)
* [[山崎和之]]([[ジュネーブ]][[政府代表部]][[特命全権大使]]、元[[外務審議官]]、元[[外務省大臣官房]]長、元[[内閣総理大臣秘書官]])
* [[山崎]]([[財務省]][[主計局]][[主計官]]、元[[内閣官房副長官]][[秘書官]])
* [[佐藤伸樹]]([[内閣府]]政策[[統括官]]付[[参事官]])
* [[山﨑和之]]([[国連大使]]、元[[外務審議官]]、元[[外務省大臣官房 (日本)|外務省大臣官房]]長、元[[内閣総理大臣秘書官]])
* [[木原正裕]]([[みずほフィナンシャルグループ]]社長兼グループCEO)
* [[小池聡]]([[ネットイヤーグループ]]創業者・元CEO)
* [[小池聡]]([[ネットイヤーグループ]]創業者・元CEO)
* [[三津原庸介]]([[日本調剤]]社長、[[日本ジェネリック]]社長)
* [[小林茂 (日本ガイシ)|小林茂]][[日本ガイシ]]社長)
* [[三津原庸介]]([[日本調剤]]社長、[[日本ジェネリック]]社長、[[メディカルリソース]]会長、元[[長生堂製薬]]会長)

=== 学術 ===
==== 医療 ====<!--
*小西清貴([[順天堂大学]]教授) 独立記事未作成 -->
* [[天野修]]([[明海大学]]歯学部教授、組織学・解剖学)<ref name="meikai">{{Cite web |title=Amano |url=http://www.dent.meikai.ac.jp/dept/Anatomy/amano.html |accessdate=2014-01-04|url-status=dead|url-status-date=2023-09-19}}</ref>
* [[清水準一 (看護学者)|清水準一]]([[東京医療保健大学]]教授、看護学)<!--
* [[岩室紳也]](泌尿器科医、性教育) 独立記事未作成 -->
* [[武部貴則]]([[東京医科歯科大学]]教授、[[日本学術振興会賞]]、[[日本学士院学術奨励賞]])

==== 文系・芸術 ====
* [[遠藤乾]]([[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学大学院法学政治学研究科]]教授、[[読売・吉野作造賞]])
* [[都留泰作]]([[京都精華大学]]マンガ学部准教授)
* [[佐々木茂]](東洋大学国際観光学部教授)
* [[吉原真里]]<ref>{{Cite news |url=http://www.mariyoshihara.com/bio-j.html |title=略歴 |date= |publisher=吉原真里ウェブサイト |accessdate=2015-11-13}}</ref>([[ハワイ大学システム|ハワイ大学]]アメリカ文化研究学部教授)
* [[助川幸逸郎]]([[岐阜女子大学]]教授)
* [[原淳一郎]]([[山形県立米沢女子短期大学]]日本史学科教授、近世旅行史・山岳信仰史)

==== 理系・その他 ====<!--
*岡田達明([[宇宙開発研究機構|JAXA]]准教授) 独立記事未作成 -->
* [[関口晃司]]([[高知工科大学]]工学部教授、専門は可換代数学)


=== スポーツ ===
=== スポーツ ===
196行目: 296行目:
* [[関川浩一]]
* [[関川浩一]]
* [[小桧山雅仁]]
* [[小桧山雅仁]]
* [[大久保秀昭]](引退後は、[[JX-ENEOS野球部|JX-ENEOS]]監督、[[慶應義塾体育会野球部|慶應義塾大学野球部]]監督)
* [[大久保秀昭]](引退後は、[[ENEOS野球部|JX-ENEOS/ENEOS]]監督、[[慶應義塾体育会野球部|慶應義塾大学野球部]]監督)
* [[髙木大成]]
* [[髙木大成]]
* [[副島孔太]]
* [[副島孔太]]
210行目: 310行目:
* [[栂野雅史]]
* [[栂野雅史]]
* [[川相拓也]]
* [[川相拓也]]
* [[加賀美希昇]](横浜DeNAベイスターズ退団後→社会人[[JR西日本硬式野球部]])
* [[加賀美希昇]](横浜DeNAベイスターズ退団後→社会人[[JR西日本硬式野球部|JR西日本]])
* [[鈴木大地 (野球)|鈴木大地]]([[東北楽天ゴールデンイーグルス]])
* [[鈴木大地 (野球)|鈴木大地]]([[東北楽天ゴールデンイーグルス]])
* [[井領雅貴]]([[中日ドラゴンズ]])
* [[井領雅貴]]
<!-- * [[藤岡雅俊]]([[福井ミラクルエレファンツ]]) --><!-- 独立記事未作成 -->
<!-- * [[藤岡雅俊]]([[福井ミラクルエレファンツ]]) --><!-- 独立記事未作成 -->
* [[茂木栄五郎]](東北楽天ゴールデンイーグルス)
* [[茂木栄五郎]](東北楽天ゴールデンイーグルス)
* [[齊藤大将]]([[埼玉西武ライオ]])
* [[齊藤大将]]([[福岡ソフトバクホークス]])
* [[若林晃弘]]([[読売ジャアンツ]])
* [[若林晃弘]]([[北海道日本ハムファターズ]])
* [[山野辺翔]](埼玉西武ライオンズ)
* [[山野辺翔]]([[埼玉西武ライオンズ]]
* [[森敬斗]]([[横浜DeNAベイスターズ]])
* [[森敬斗]]([[横浜DeNAベイスターズ]])
* [[伊禮海斗]]([[オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ]])
* [[柿崎颯馬]]([[神奈川フューチャードリームス]])
* [[相澤白虎]](読売ジャイアンツ)


===== アマチュア野球・指導者 =====
===== アマチュア野球・指導者 =====
* [[土屋恵三郎]](元桐蔭学園高校硬式野球部監督、高野連[[育成功労賞]]受賞)
* [[土屋恵三郎]](元桐蔭学園高校硬式野球部監督→[[星槎国際高等学校|星槎国際湘南]]監督、高野連[[育成功労賞]]受賞)
* [[善波達也]]([[明治大学野球部]]監督、2015[[侍ジャパン]]大学代表監督)
* [[善波達也]]([[明治大学硬式野球部|明治大学野球部]]監督、2015[[侍ジャパン]]大学代表監督)
* [[萩原康]](元[[シダックス]]選手・コーチ、[[桐蔭横浜大学]]元助監督)
* [[萩原康]](元[[シダックス硬式野球部|シダックス]]選手・コーチ、[[桐蔭横浜大学]]元助監督)
* [[村上純平]]([[鷺宮製作所硬式野球部|鷺宮製作所]]選手)
* [[村上純平]]([[鷺宮製作所硬式野球部|鷺宮製作所]]選手)
* [[石井章夫]](元[[東京ガス硬式野球部]]選手・監督)
* [[石井章夫]](元[[東京ガス硬式野球部|東京ガス]]選手・監督)
* [[志村亮]](元慶應大学野球部選手/三井不動産
* [[志村亮]](元慶應大学野球部選手)
* [[平野貴志]](元JX-ENEOS)
* [[平野貴志]](元JX-ENEOS)


235行目: 338行目:
* [[井上渉]]([[鹿児島ユナイテッドFC]])
* [[井上渉]]([[鹿児島ユナイテッドFC]])
* [[原田慎太郎 (サッカー選手)|原田慎太郎]](デイトン・ダッチライオンズ)
* [[原田慎太郎 (サッカー選手)|原田慎太郎]](デイトン・ダッチライオンズ)
* [[中野大輔 (サッカー選手)|中野大輔]]([[佐川印刷SC]])
<!--* [[中野大輔 (サッカー選手)|中野大輔]]([[佐川印刷SC]])-->
* [[小澤司]]([[水戸ホーリーホック]])
* [[小澤司]]([[水戸ホーリーホック]])
* [[森英次郎]]([[いわてグルージャ盛岡|グルージャ盛岡]])
* [[森英次郎]]([[いわてグルージャ盛岡|グルージャ盛岡]])
246行目: 349行目:
* [[廣長優志]](ヴェルディ川崎など・[[1996年アトランタオリンピック]]代表)
* [[廣長優志]](ヴェルディ川崎など・[[1996年アトランタオリンピック]]代表)
* [[金子誠 (サッカー選手)|金子誠]]([[ヴァンフォーレ甲府]])
* [[金子誠 (サッカー選手)|金子誠]]([[ヴァンフォーレ甲府]])
* [[戸田和幸]]([[清水エスパルス]]など・日韓ワールドカップ代表)
* [[戸田和幸]]([[SC相模原]]監督・日韓ワールドカップ代表)
* [[米山篤志]]([[FC町田ゼルビア]]コーチ・[[栃木SC]]など)
* [[米山篤志]]([[カマタマーレ讃岐]]監督・[[栃木SC]]など)
* [[阿部祐大朗]]([[ガイナーレ鳥取]]など・[[2003 FIFAワールドユース選手権|2003 FIFAワールドユース]]代表)
* [[阿部祐大朗]]([[ガイナーレ鳥取]]など・[[2003 FIFAワールドユース選手権|2003 FIFAワールドユース]]代表)
* [[戸倉健一郎]](ヴェルディ川崎・[[湘南ベルマーレ]]など)
* [[戸倉健一郎]](ヴェルディ川崎・[[湘南ベルマーレ]]など)
* [[福永泰]]([[ベガルタ仙台]]コーチ)
* [[福永泰]]([[浦和レッドダイヤモンズ]]ユースコーチ)
* [[栗原圭介]]([[福島ユナイテッドFC]]元監督)
* [[栗原圭介]]([[福島ユナイテッドFC]]元監督)
* [[渡邉晋]](前ベガルタ仙台監督)
* [[渡邉晋]]([[モンテディオ山形]]監督)
* [[松川友明]]([[京都サンガF.C.|京都パープルサンガ]]など)
* [[松川友明]]([[京都サンガF.C.|京都パープルサンガ]]など)
* [[加賀見健介]]([[FC東京]]など)
* [[加賀見健介]]([[FC東京]]など)
* [[三上和良]]([[大宮アルディージャ]]など)
* [[三上和良]]([[大宮アルディージャ]]など)
* [[一木太郎]]([[ソニー仙台FC|ソニー仙台]]など)
* [[一木太郎]]([[ソニー仙台FC|ソニー仙台]]など)
* [[小林慶行]](元ベガルタ仙台コーチ・元U-22日本代表候補)
* [[小林慶行]]([[ジェフユナイテッド市原・千葉]]監督・元U-22日本代表候補)
* [[内田潤]]([[アルビレックス新潟]]など)
* [[内田潤]]([[アルビレックス新潟]]など)
* [[小野智吉]]([[横浜FC]]コーチ)
* [[小野智吉]]([[横浜FC]]コーチ)
263行目: 366行目:
* [[村田教生]]([[水戸ホーリーホック]]など)
* [[村田教生]]([[水戸ホーリーホック]]など)
* [[松田典子]]([[浦和レッドダイヤモンズ・レディース]]など)
* [[松田典子]]([[浦和レッドダイヤモンズ・レディース]]など)
* [[青戸翔]]([[カマタマーレ讃岐]]など)
* [[若林龍]]([[SC相模原]])
* [[遠藤雅己]]([[水戸ホーリーホック]])


==== 柔道 ====
==== 柔道 ====
282行目: 388行目:
* [[嶺井美穂]](世界ジュニア2014 63キロ級 金メダル)
* [[嶺井美穂]](世界ジュニア2014 63キロ級 金メダル)
* [[関根聖隆]](世界ジュニア2018 100キロ級 金メダル)
* [[関根聖隆]](世界ジュニア2018 100キロ級 金メダル)
* [[村尾三四郎]](世界ジュニア2018 90キロ級 銀メダル)
* [[村尾三四郎]](パリ五輪2024 90キロ級 銀メダル)
* [[江口凛]](世界カデ2019 57キロ級 金メダル)
* [[江口凛]](世界カデ2019 57キロ級 金メダル)


==== ラグビー ====
==== ラグビー ====
* [[四宮洋平]](元[[ラグビー]]日本代表)
* [[四宮洋平]](元[[ラグビーユニオン|ラグビー]]日本代表)
* [[高忠伸]](ラグビー選手 [[近鉄ライナーズ|近鉄]])
* [[高忠伸]](ラグビー選手 [[近鉄ライナーズ|近鉄]])
* [[山下大悟]](元ラグビー選手)
* [[山下大悟]](元ラグビー選手)
315行目: 421行目:
* [[祝原涼介]](ラグビー選手 サントリー)
* [[祝原涼介]](ラグビー選手 サントリー)
* [[眞壁照男]](ラグビー選手 東芝)
* [[眞壁照男]](ラグビー選手 東芝)
* [[石田楽人]](ラグビー選手 クボタ)
* [[石田楽人]](ラグビー選手 NEC)
* [[栗原由太]](ラグビー選手 リコー)
* [[栗原由太]](ラグビー選手 リコー)
* [[床田聖悟]](ラグビー選手 [[日野レッドドルフィンズ|日野]])
* [[床田聖悟]](ラグビー選手 [[日野レッドドルフィンズ|日野]])
* [[麻生典宏]](ラグビー選手 BR東京)
* [[細木康太郎]](ラグビー選手 サントリー)
* [[原田衛]](ラグビー選手 東芝)
* [[山本耕生]](ラグビー選手 NEC)
* [[田村魁世]](ラグビー選手 トヨタ)
* [[小西泰聖]](ラグビー選手 [[浦安D-Rocks]])
* [[伊藤峻祐]](ラグビー選手 [[静岡ブルーレヴズ]])
* [[平石颯]](ラグビー選手 横浜キヤノン)
* [[伊藤大祐]](ラグビー選手 [[早稲田大学ラグビー蹴球部|早稲田大学]])
* [[江川剛人]](ラグビー選手 [[立命館大学ラグビー部|立命館大学]])
* [[床田淳貴]](ラグビー選手 [[明治大学ラグビー部|明治大学]])
* [[佐藤健次]](ラグビー選手 早稲田大学)
* [[青木恵斗]](ラグビー選手 [[帝京大学ラグビー部|帝京大学]])
* [[矢崎由高]](ラグビー選手 早稲田大学)


==== その他 ====
==== その他 ====
324行目: 444行目:
* [[岸田真幸]]([[2008年北京オリンピックの日本選手団|北京オリンピック]]競泳出場)
* [[岸田真幸]]([[2008年北京オリンピックの日本選手団|北京オリンピック]]競泳出場)
* [[天野美沙]]([[2004年アテネオリンピックの日本選手団|アテネオリンピック]]競泳出場)
* [[天野美沙]]([[2004年アテネオリンピックの日本選手団|アテネオリンピック]]競泳出場)
* [[巽宇宙]](総合格闘家)
* [[山本徳郁]]([[総合格闘家]])※高等学校途中まで在籍
* [[山本徳郁]]([[総合格闘家]])※高等学校途中まで在籍
* [[堀内和一朗]]([[躰道]]選手、[[ファウストボール]]選手、医師。[[フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト|Ph・F・フォン・シーボルト]]の昆孫)
* [[堀内和一朗]]([[躰道]]選手、[[ファウストボール]]選手、医師。[[フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト|Ph・F・フォン・シーボルト]]の昆孫)
* [[西山誠人]](キックボクサー)
* [[西山誠人]](キックボクサー)
* [[三井愛梨]] (競泳選手、[[2024年パリオリンピックの日本選手団|2024年パリオリンピック]]日本代表)


=== マスコミ ===
=== マスコミ ===
333行目: 455行目:
* [[小倉淳]] - [[フリーアナウンサー]]・[[江戸川大学]]客員教授、元[[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本のアナウンサー|アナウンサー]]
* [[小倉淳]] - [[フリーアナウンサー]]・[[江戸川大学]]客員教授、元[[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本のアナウンサー|アナウンサー]]
* [[多昌博志]] - 元日本テレビアナウンサー
* [[多昌博志]] - 元日本テレビアナウンサー
* [[向井政生]] - [[TBSテレビ|TBS]]アナウンサー
* [[向井政生]] - [[TBSテレビ|TBS]]アナウンサー
* [[近藤敏之]] - [[日本放送協会|NHK]]アナウンサー
* [[近藤敏之]] - [[日本放送協会|NHK]]アナウンサー
* [[上野速人]] - NHKアナウンサー
* [[上野速人]] - NHKアナウンサー
* [[高橋雄一 (日本テレビ)|高橋雄一]] - 元日本テレビアナウンサー
* [[高橋雄一 (日本テレビ)|高橋雄一]] - 元日本テレビアナウンサー
* [[竹島知郁]] - [[秋田テレビ]]アナウンサー
* [[竹島知郁]] - [[秋田テレビ]]アナウンサー
* [[江田亮]] - 元[[CBCテレビ|CBC]]アナウンサー
* [[西川典孝]] - NHKアナウンサー
* [[西川典孝]] - NHKアナウンサー


===== 女性 =====
===== 女性 =====
* [[林佳緒里]] - 元[[仙台放送]]アナウンサー
* [[岡田友香]] - フリーアナウンサー([[フォニックス (芸能プロダクション)|フォニックス]]所属)、元[[仙台放送]]アナウンサー
* [[岡田友香]] - フリーアナウンサー([[フォニックス (芸能プロダクション)|フォニックス]]所属)、元仙台放送アナウンサー
* [[林佳緒里]] - 元仙台放送アナウンサー
* [[丸山蘭那]] - 元[[CBCテレビ|中部日本放送]]アナウンサー
* [[丸山蘭那]] - 元CBCアナウンサー
* [[中村仁美]] - フリーアナウンサー([[アミューズ]]所属)、元[[フジテレビジョン|フジテレビ]]アナウンサー
* [[中村仁美]] - フリーアナウンサー([[アミューズ]]所属)、元[[フジテレビジョン|フジテレビ]]アナウンサー
* [[鈴江奈々]] - 日本テレビアナウンサー
* [[鈴江奈々]] - 日本テレビアナウンサー
* [[中野涼子 (アナウンサー)|中野涼子]] - 元アナウンサー([[四国放送]]→[[千葉テレビ放送]]→ [[北海道文化放送]]
* [[中野涼子 (アナウンサー)|中野涼子]] - 元[[四国放送]]→[[千葉テレビ放送]]→ [[北海道文化放送]]アナウンサー
* [[壽老麻衣]] - フリーアナウンサー([[TBSスパークル]]所属)、元[[RKB毎日放送]]アナウンサー
* [[壽老麻衣]] - フリーアナウンサー([[TBSスパークル]]所属)、元[[RKB毎日放送]]アナウンサー
* [[長澤彩子]] - フリーアナウンサー、元アナウンサー([[福島テレビ]]→[[テレビ神奈川]])
* [[長澤彩子]] - フリーアナウンサー、元[[福島テレビ]]→[[テレビ神奈川]]アナウンサー
* [[増田美香]] - [[WOWOW]]アナウンサー、元[[とちぎテレビ]]アナウンサー
* [[増田美香]] - [[WOWOW]]アナウンサー、元[[とちぎテレビ]]アナウンサー
* [[入江美寿々]] - [[MRO北陸放送]]アナウンサー
* [[入江美寿々]] - [[北陸放送]]アナウンサー
* [[本行慶子]] - [[琉球放送]]アナウンサー、元[[さくらんぼテレビジョン]]→[[テレビ信州]]アナウンサー


==== ジャーナリスト ====
==== ジャーナリスト ====
359行目: 483行目:
===== 男性 =====
===== 男性 =====
* [[織田裕二]]
* [[織田裕二]]
* [[水嶋ヒロ]] ※在学中はサッカー部に所属し、[[第81回全国高等学校サッカー選手権大会]]ではレギュラーとしてベスト4に出
* [[水嶋ヒロ]] ※在学中はサッカー部に所属し、[[第81回全国高等学校サッカー選手権大会]]ではレギュラーとして出場し、ベスト4に出。
* [[堀内正美]]
* [[堀内正美]]
* [[山下規介]]
* [[山下規介]]
* [[田島優成]]
* [[田島優成]]
* [[水野真典]] ※途中転校し[[クラーク記念国際高等学校]]卒業
* [[水野真典]] ※途中転校し[[クラーク記念国際高等学校]]卒業
* [[平泉陽太]](元俳優)


===== 女性 =====
===== 女性 =====
371行目: 496行目:
* [[山崎丹奈]]
* [[山崎丹奈]]


==== タレント・モデル・お笑い など ====
==== タレント・モデル・お笑い ====
{{colbegin|2}}
* [[小林まさひろ]](元[[ザ・ハンダース]]メンバー)
* [[小林まさひろ]](元[[ザ・ハンダース]]メンバー)
* [[ゆきりぬ]] ([[Youtuber]])
* [[ゆきりぬ]][[YouTuber]]
* [[西川史子]]([[タレント]]・[[医師]])
* [[西川史子]]([[タレント]]・[[医師]])
* 高木晋哉([[ジョイマン (お笑いコンビ)|ジョイマン]])
* 高木晋哉([[ジョイマン (お笑いコンビ)|ジョイマン]])
* [[喜久亭寿楽]]([[落語家]])中退
* [[喜久亭寿楽]]([[落語家]])中退
* [[立川志らら]](落語家)
* [[椿鬼奴]]([[芸人]])
* [[椿鬼奴]]([[芸人]])
* [[立川志らら]](落語家)
* [[ファンタジスタさくらだ]](元・[[あやまんJAPAN]]メンバー)
* [[ジーニー堤]](ものまねタレント・ラジオMC)
* [[ジーニー堤]](ものまねタレント・ラジオMC)
* [[澤宥紀]](モデル)
* [[澤宥紀]](モデル)
* [[ナナオ (YouTuber)|ナナオ]] (YouTuber)<!--
* [[へきほー]] ([[YouTuber]])
* [[明石光輝]](タレント)-->
* [[さもあんすがい]] ([[タレント]])
{{colend}}


=== 音楽 ===
=== 音楽 ===
* [[デーモン閣下]]([[アーティスト]])
* [[デーモン閣下]]
* [[野田洋次郎]]([[RADWIMPS]][[ボーカル]]&[[ギター]])
* [[野田洋次郎]]([[RADWIMPS]][[ボーカル]]&[[ギター]])
* [[五十嵐公太]](元[[JUDY AND MARY]][[ドラマー]])
* [[五十嵐公太]](元[[JUDY AND MARY]][[ドラマー]])
* [[グローバー (ミュージシャン)|グローバー義和]]([[ミュージシャン]])
* [[グローバー (ミュージシャン)|グローバー義和]]([[ミュージシャン]])
* [[KEN THE 390]]([[ヒップホップMC]])
* [[KEN THE 390]]([[ヒップホップMC]])
* [[佐野まり]](アーティスト)
* [[佐野まり]]
* タケヒト([[彩冷える]]ギター)
* タケヒト([[彩冷える]]ギター)
* インテツ(彩冷える[[ベース (弦楽器)|ベース]])
* インテツ(彩冷える[[ベース (弦楽器)|ベース]])
* たら(176BIZ、[[the Riotts.]]ベース)
* たら(176BIZ、[[the Riotts.]]ベース)
* 木村至信([[医師]]・ミュージシャン・[[木村至信BAND]])
* 木村至信([[医師]]・ミュージシャン・[[木村至信BAND]])
* [[和太鼓グループ彩 -sai-]](プロ和太鼓集団)<!--
* [[和太鼓グループ彩 -sai-]](プロ和太鼓集団)
* [[映秀。]](ミュージシャン)
* MIYABI ([[ディスクジョッキー|DJ]])<!--
* [[岩波慶]](アーティスト・実業家)
* [[岩波慶]](アーティスト・実業家)


400行目: 532行目:
* 対木寿夫([[日本銀行]]課長) 独立記事未作成
* 対木寿夫([[日本銀行]]課長) 独立記事未作成
* 小野寺修([[経済産業省]]参事官) 独立記事未作成
* 小野寺修([[経済産業省]]参事官) 独立記事未作成
* [[山崎和之]]([[外務省大臣官房]]長、[[内閣総理大臣秘書官]])<ref>[http://mainichi.jp/articles/20170209/org/00m/010/014000c 毎日フォーラム・課長補佐時代外務省官房長・山崎和之(56)]毎日新聞2017年2月10日</ref> 独立記事未作成 -->
* [[山崎和之]]([[外務省大臣官房]]長、[[内閣総理大臣秘書官]])<ref>[https://mainichi.jp/articles/20170209/org/00m/010/014000c 毎日フォーラム・課長補佐時代外務省官房長・山崎和之(56)]毎日新聞2017年2月10日</ref> 独立記事未作成 -->

=== 学術 ===
==== 医療 ====<!--
*小西清貴([[順天堂大学]]教授) 独立記事未作成 -->
* [[天野修]]([[明海大学]]歯学部教授、組織学・解剖学)<ref name="meikai">{{Cite web|url=http://www.dent.meikai.ac.jp/dept/Anatomy/amano.html |title=Amano |accessdate=2014-01-04}}</ref>
* [[清水準一 (看護学者)|清水準一]]([[首都大学東京]]健康福祉学部准教授、看護学)<!--
* [[岩室紳也]](泌尿器科医、性教育) 独立記事未作成 -->
* [[武部貴則]]([[東京医科歯科大学]]教授)

==== 文系・芸術 ====
* [[遠藤乾]]([[北海道大学大学院法学研究科・法学部|北海道大学大学院法学研究科]]教授)
* [[都留泰作]]([[京都精華大学]]マンガ学部准教授)
* [[佐々木茂]]([[高崎経済大学]]経済学部教授、マーケティング)
* [[吉原真里]]<ref>{{Cite news|url=http://www.mariyoshihara.com/bio-j.html|title=略歴|date=|publisher=吉原真里ウェブサイト|accessdate=2015-11-13}}</ref>([[ハワイ大学システム|ハワイ大学]]アメリカ文化研究学部教授)
*大谷尚(名古屋大学名誉教授 名古屋大学大学院教育発達科学研究科特任教授、テクノロジーの教育利用・質的研究方法論)
* [[助川幸逸郎]](岐阜女子大教授)

==== 理系・その他 ====<!--
*岡田達明([[宇宙開発研究機構|JAXA]]准教授) 独立記事未作成 -->
* [[関口晃司]]([[高知工科大学]]工学部教授、専門は可換代数学)


=== 文化 ===
=== 文化 ===
* [[中川龍太郎]]([[映画監督]]、[[脚本家]]、[[詩人]])
* [[宮崎大祐]]([[映画監督]])
* [[中川龍太郎]](映画監督、[[脚本家]]、[[詩人]])
* [[やくみつる]]([[漫画家]])
* [[やくみつる]]([[漫画家]])
* {{要出典範囲|date=2017-05|title=リンク先では長期間出典提示無し|[[志名坂高次]](漫画家)}}
* {{要出典範囲|date=2017-05|title=リンク先では長期間出典提示無し|[[志名坂高次]](漫画家)}}
* [[篠原哲雄]]([[映画監督]]
* [[篠原哲雄]](映画監督)
* [[大宮エリー]](脚本家、CMディレクター)
* [[大宮エリー]](脚本家、CMディレクター)
* [[わぐりたかし]]([[放送作家]]、大阪府公立学校長)
* [[わぐりたかし]]([[放送作家]]、大阪府公立学校長)
435行目: 548行目:
* [[早見和真]]([[小説家]])
* [[早見和真]]([[小説家]])
* [[堀川淳一]](芸術社会学者)
* [[堀川淳一]](芸術社会学者)
* [[平泉陽太]](元俳優)
* [[岩波慶]](実業家)
* [[岩波慶]](実業家)
* [[ゆきりぬ]](YouTuber) 
* [[明石光輝]](タレント)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}

=== 出典 ===
{{Reflist}}
{{Reflist}}


451行目: 565行目:


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://toin.ac.jp/ 学校法人桐蔭学園]
* [https://toin.ac.jp/ 学校法人桐蔭学園]
** [http://toin.ac.jp/high/ 桐蔭学園高等学校]
** [https://toin.ac.jp/high/ 桐蔭学園高等学校]
* {{Googlemap|桐蔭学園高等学校}}
* {{Googlemap|桐蔭学園高等学校}}


{{School-stub|pref=神奈川県}}
{{学校法人桐蔭学園}}
{{学校法人桐蔭学園}}
{{Navboxes
{{Navboxes
470行目: 583行目:
{{全国高等学校総合体育大会剣道競技大会男子団体戦優勝校}}
{{全国高等学校総合体育大会剣道競技大会男子団体戦優勝校}}
{{全国高等学校剣道選抜大会男子優勝校}}
{{全国高等学校剣道選抜大会男子優勝校}}
{{全国中学校サッカー大会優勝校}}
}}
}}

{{デフォルトソート:とういんかくえんこうとうかつこう}}
{{DEFAULTSORT:とういんかくえんこうとうかつこう}}
[[Category:横浜市の私立高等学校]]
[[Category:横浜市の私立高等学校]]
[[Category:学校法人桐蔭学園|こうとうかつこう]]
[[Category:学校法人桐蔭学園|こうとうかつこう]]
478行目: 593行目:
[[Category:全国高等学校サッカー選手権大会出場校]]
[[Category:全国高等学校サッカー選手権大会出場校]]
[[Category:全国高等学校ラグビーフットボール大会出場校]]
[[Category:全国高等学校ラグビーフットボール大会出場校]]
[[Category:横浜市青葉区の学校]]
[[Category:全国高等校選抜ラグビーフットボール大会出場校]]
[[Category:全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会出場校]]
[[Category:1964年設立の教育機関]]
[[Category:全日本少年軟式野球大会出場校]]
[[Category:全国中学校サッカー大会出場校]]
[[Category:高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会出場チーム]]
[[Category:横浜市青葉区の高等学校]]
[[Category:学校記事]]
[[Category:学校記事]]

2025年1月3日 (金) 14:19時点における最新版

桐蔭学園高等学校
A棟(旧:高等学校男子部1・2年校舎)
地図北緯35度34分0.5秒 東経139度31分16.9秒 / 北緯35.566806度 東経139.521361度 / 35.566806; 139.521361座標: 北緯35度34分0.5秒 東経139度31分16.9秒 / 北緯35.566806度 東経139.521361度 / 35.566806; 139.521361
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人桐蔭学園
設立年月日 1964年(昭和39年)
創立者 柴田周吉
共学・別学 男女共学(2018年度以降[1]
課程 全日制
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学科内専門コース プログレスコース
アドバンスコース
スタンダードコース
学期 3学期制(2018年度以降[2]
学校コード D114310000357 ウィキデータを編集(高等学校)
C114310000304 ウィキデータを編集(中学校)
高校コード 14524G
所在地 225-8502
外部リンク https://toin.ac.jp/high/
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

桐蔭学園高等学校(とういんがくえんこうとうがっこう)は、神奈川県横浜市青葉区鉄町に所在する私立高等学校

創立以来男女併学であったが2018年度入学生から共学となった。なお、当校と中高一貫教育を実施していた桐蔭学園中学校は2018年度から桐蔭学園中等教育学校に一本化され、2021年3月31日をもって閉校となった。

概要

[編集]

1964年(昭和39年)4月、学校法人桐蔭学園設立と同時に桐蔭学園高等学校(普通科)創設。「公教育ではできない、私立ならではの教育」を掲げ、「真のエリートの育成」を目指して設立された。「能力別授業」(学力別授業、現:習熟度別)を実施[3]、生徒が進学したい大学に入れる学校を目指した[4]。また、クラブ活動を奨励し、1971年(昭和46年)には、高校野球において夏の甲子園で初出場・初優勝の快挙を成し遂げた。

かつては1学年が1600人のマンモス校[5]、クラス・コース編成を細分化、生徒の進路希望に合わせた授業を展開し、進学実績は急上昇、ピークの1992年(平成4年)では東大合格者114人、京大合格者16人を輩出している。かつては神奈川御三家[6]にも数えられていた。定員はかつての1学年1600人から漸減されており、2023年度の高等学校全校生徒数は2863人となっている。

量こそ質の経営方針は、2000年代に入り、進学実績が激減という形で現れ(2017年の東大合格者は2人、京大合格者は0人[7])、1998年から制度化された中等教育学校を機と見て、2001年桐蔭学園中等教育学校を分離・併設した。これにより、小規模で難関大受験に特化する教育の編成ができた。だが、同一施設内に所在し、設備・グランドなども「従来校」と共用、中等6年時には高校女子部の理数コースとの合同の授業も行われ、入試時・在籍時の従来校での成績優秀者は「中等」へ編入可とするなど、事実上は「従来校」との連携が行われていた。

マンモス校で、最寄り駅からのバスが不便、また男女共学でないことから、受験生・保護者から敬遠されたとみる受験関係者も多く[8]、これらを打開するため、2018年度には桐蔭学園高校を男女併学から男女共学にし、理数科を廃止しコース別編成にした[9]2019年度から桐蔭学園中学校の募集を停止(2021年度廃校)、桐蔭学園小学校の卒業生は桐蔭中等教育学校に進学することにした。よって、桐蔭学園高校は高校からのみの募集となる[1]

沿革

[編集]
  • 1964年昭和39年)4月 - 学校法人桐蔭学園設立。桐蔭学園高等学校(普通科)開設[注 1]
  • 1966年(昭和41年)4月 - 桐蔭学園中学校開設(男子部として)。
  • 1971年(昭和46年)4月 - 桐蔭学園高等学校に理数科を開設。
  • 1981年(昭和56年)4月 - 桐蔭学園中学校・高等学校に女子部を開設(高等学校女子部は普通科のみ)[注 2]、食堂増設[注 3]
  • 1985年(昭和60年) - 女子部の校舎が完成[10]。女子部の鸞鳳祭が始まる[10]
  • 1992年平成4年)4月 - ドイツ桐蔭学園(中等部・高等部)開校。
  • 1997年(平成9年) - 新校舎竣工、男子部にも食堂増設。天体ドーム撤去。
  • 2001年(平成13年)4月 - 桐蔭学園中等教育学校開設(男子4クラスを分離した)。
  • 2012年(平成24年)4月 - ドイツ桐蔭学園(中等部・高等部)閉校。
  • 2018年(平成30年)4月 - この年度の外部からの新入生より高等学校が男女共学化。普通科にプログレス・アドバンス・スタンダードの3コース制を導入する。高等学校理数科の募集停止。
  • 2019年(平成31年)4月 - 中学校と中等教育学校を中等教育学校に一本化するために、中学校(男子部・女子部)の募集停止。
  • 2021年令和3年)4月 - 桐蔭学園中学校閉校。

編成

[編集]

2018年度から共学としコースを改編した[1]。なお、在学中のコース間生徒移動はなく、入学時のコースで3年次まで学ぶこととなる。

  • プログレスコース:難関国公立大学および医学部進学に対応する。
  • アドバンスコース:国公立大学および早慶等の難関私立大学進学に対応する。最も入学定員が多い。
  • スタンダードコース:国公立大学および難関私立大学進学に対応する。

カリキュラム

[編集]
  • 2018年度より3学期制となる[2]
  • 定期考査の成績により2年からは習熟度別授業クラス(レッスンルームと呼ぶ)の入れ替えが一部科目で行われる。ホームルームは1年から2年に進級するときの1回だけクラス替えが行われる。3年においては、ホームルームで受ける授業はない。
  • 2022年度入学生より新学習指導要領に準拠し観点別評価に移行。定期考査や課題、小テスト、出席状況などを勘案し、知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度の3観点の合計点で評定算出・単位認定を行っている。以前は、定期考査において、「到達度方式」と呼ばれる方式を採用していた。60点未満だと補習、課題提出、30点未満だと追試験の対象となるものであった。
  • 総合的な探究の時間を「未来への扉(通称:みらとび)」と呼んでおり、1年でホームルーム単位で基礎を学んだあと、2年からゼミに所属し、論文を執筆する。

進学実績

[編集]

2023年の主な進学実績は、国公立大では東京大学3名、京都大学1名、一橋大学4名、東京工業大学6名、横浜国立大学13名、東京都立大学18名、横浜市立大学11名、東京学芸大学9名、筑波大学6名、北海道大学4名など。

私立では早稲田大学57名、慶應義塾大学51名、上智大学46名、東京理科大学51名、明治大学127名、中央大学104名、立教大学51名、青山学院大学80名、法政大学126名などを輩出している。

象徴

[編集]

建学の精神・校訓

[編集]
建学の精神
  • 社会連帯を基調とした、義務を実行する自由人たれ。
  • 学問に徹し、求学の精神の持ち主たれ。
  • 道義の精神を高揚し、誇り高き人格者たれ。
  • 国を愛し、民族を愛する国民たれ。
  • 自然を愛し、平和を愛する国際人たれ。
校訓
  • すべてのことに「まこと」をつくそう。
  • 最後までやり抜く「強い意志」を養おう。

校風

[編集]

かつて校則が厳しい学校として知られていたが、近年は緩和され、生徒の自主性は高くなっている。また、校外での芸能活動などを実質的に禁止としていたが、ここ数年は芸能活動を認めている。

校章

[編集]

桐蔭学園の校章は、「五三の桐」である。桐には瑞鳥・鳳凰が宿るとされ、鳳凰が千里万里を天翔る前に、その力を養うのが桐樹の蔭である。これは、歴代理事長の母校である、旧制東京高等師範学校東京教育大学を経た、現在の筑波大学)に因んだ校章となっている。

学園歌

[編集]

学園内のそれぞれの学校の校歌は学園歌と呼称し1970年に制定された。

制服

[編集]

制服は開校当時、男子部は金ボタン5個の学ラン、女子部はブレザーと棒ネクタイ(1988年春の選抜高校野球出場当時)だったが、現在は男子部・女子部共にブレザー、男子部はネクタイ、女子部はリボン・ネクタイに改訂され、2015年度から制服もモデルチェンジされた。2018年度からはバッグメーカーanelloとコラボしたスクールバッグを展開。女子はスラックス型も選択できる。

キャンパス

[編集]

キャンパスは43万km2と広大であり、勉学・スポーツ・情操教育のためのものとなる施設を含め、様々なものがある。丹下健三らによる設計である。

  • キャンパス中央には、1,700席以上を誇る芸術ホール「桐蔭学園シンフォニーホール(旧称:鵜川メモリアルホール)」がある。ここは音楽、演劇、映画、講演など各種の催事に対応できる多目的ホールで、学園内で生徒たちが様々な芸術・文化に直に接することができる。N響ウィーン少年合唱団ディズニー・オン・クラシック等の演奏会などが開催されている。貸ホール事業は行っておらず、公演はクローズド・貸切公演として行う。学園関係者以外が立ち入ることができる機会は学校説明会や学園祭等に限られる。
  • 食堂は3ヶ所設置されている。高校生が主に使用するのは1ヶ所。2018年度より男女共学に伴い昼食時の食堂の利用も男女共用になった。寮生対応のため、朝や夜も営業。直営の桐蔭学園食堂部により運営されていたが、2023年度より外部委託している。2024年12月より「VICTORY DINING」としてメニューがリニューアルされた。
  • 売店は桐蔭学園前バス停付近にヤマザキYショップが1店舗、校舎内にニューヤマザキデイリーストアを含む2店舗設置されている。運営はいずれも食堂と同一の業者に委託している。ヤマザキYショップは校舎外に立地しているため、学園関係者以外も利用できる。制服等の修繕も行っている。
  • 保健室のほか診療所があり、学園の卒業生や保護者が内科・耳鼻科・眼科・整形外科・外科・精神科等の診察を行っている。
  • 図書館は4ヶ所あり、高校生は桐蔭横浜大学内の大学図書館も一部制限があるが利用できる。学園全館でOPACを導入。電子図書館も展開している。学園全館の蔵書数は約40万冊、閲覧席数は1000席を超える。
  • 運動部の自宅外生の受け入れも行っており、鉄町の学園敷地内と学園の近隣数ヶ所に学生寮を有している。
  • 人工芝のラグビー場、サッカー場、多目的グラウンドが各1面あり、授業や部活動、大会で利用されている。野球場は内野土・外野人工芝が1面、天然芝のサブ野球場が1面。その他、テニスコート等も多数設置されている。

交通

[編集]

[11]

乗車駅 系統 下車停留所 運行事業者
東急田園都市線市が尾駅 市43[注 4]・直行・青27 「桐蔭学園前」 東急
東急田園都市線青葉台駅 青27・青28
東急田園都市線・横浜市営地下鉄ブルーラインあざみ野駅 急行・た26・あ27[注 5] 「もみの木台」、徒歩15分
小田急小田原線多摩線新百合ヶ丘駅 新21・新23 小田急
小田急小田原線柿生駅 柿22・急行 「桐蔭学園」
柿23 「桐蔭学園入口」、徒歩3分

いずれの系統も登下校時間には約2-6分間隔で運行しており、通学の便宜が図られている。

桐蔭学園前発着の各系統では、学校行事開催時や、生徒の登下校時間帯が異なる日等には、学園より要請を受け、混雑状況をみて臨時便を運行することがある[12]。なお、長期休み期間中は、市が尾駅 - 桐蔭学園前間の直行便は全便運休、青28系統と柿22系統は減便を伴う臨時ダイヤ運行実施の措置がとられている[13]

桐蔭学園前停留所は各方面ごとに乗車位置が分かれている[14]。また、A棟正面入口前に3台停車可能な折返場を有している。

登校時間帯のあざみ野駅停留所(3番のりば)、下校時間帯のもみの木台停留所(あざみ野駅方面)では停留所に運賃箱を設置し東急バス社員を派遣、中扉から乗車可能とすることで乗車時間の削減を図っている。

市が尾駅・柿生駅では登校時間帯専用ののりばを設けており、市が尾駅では10番のりば、柿生駅では臨時のりば(タイムズマルエツ柿生店第2を閉鎖して使用)を設置している。

急行・直行を含むすべての系統で学園関係者以外も利用できる。

学校行事

[編集]

以前、夏と冬に行われていた団体訓練は廃止された。

学園祭

[編集]

2017年までは男女別であったが、2018年より、男子部中高・中等で用いられていた、鵬翔祭(ほうしょうさい)を用いる。

  • 1974年、高校男子10期生の生徒を中心に学園祭開催の要望が出され、学校側は「日常生活の反映」、「独創性の発揮」、「全員参加」の3原則に沿って開催することを要請した[10]。生徒たち自身からの要請により文化祭の開催が実現するというきわめてまれな経緯により、生徒たちがこの3原則の下文化祭の計画を立て、翌1977年に第1回を開催した[10]。中学は1990年、中等は2001年から開催している[10]
    • 改革の末、2010年(第34回鵬翔祭)より模擬店企画が主に高校2年普通科で復活した。
鸞鳳祭(らんほうさい)
  • 女子部の学園祭は「鸞鳳祭」と呼んでいた。
  • 中等の共学化された学年も同様の名称を使用している。
  • 当初は男子部の校舎を間借りして行っていたが、1985年に女子部の校舎が完成したときに第1回が開催された[10]

体育祭

[編集]

2022年まではスポーツ競技会とされていたが、2023年より鳳舞祭(ほうぶさい)として高校で正式に開催された[15]

  • 2022年、高校共学の有志の生徒を中心に体育祭開催の要望が出され、翌2023年に第1回を開催した[15]

部活動

[編集]

運動部においては硬式野球部、サッカー部、ラグビー部、柔道部、剣道部、テニス部、陸上部(リレー種目)などが全国優勝の実績がある。

1971年昭和46年)、硬式野球部が夏の甲子園に初出場・初優勝という快挙を成し遂げ、創立間もないが一躍全国にその名が知られることとなった。

部活動実績

[編集]

部活動における生徒の活躍は目覚ましい。

  • 模擬国連部
    元々は部活ではなく、一部の生徒による自主的活動であったが、生徒たちの強い希望により部活動になった。特に桐蔭学園中等教育学校の模擬国連部は、他の渋谷教育学園幕張などと並んで模擬国連の強豪である。過去にはニューヨークの国連本部で行われた国際大会で優勝したことがある。
  • 硬式野球部
    高等学校に1966年設置。奇本芳雄監督の下、大塚喜代美土屋恵三郎の活躍で1971年夏(第53回)に初出場で初優勝を成す。以来、甲子園出場は春6回、夏6回を数える。
  • サッカー部
    全国屈指の名門でヴェルディ川崎(総監督)などで指揮を執った李国秀が長らく監督を務めていたことでも知られる。李監督の下1989年に全国選手権大会初出場を果たした。戦績の最高はインターハイ優勝(2011年[16])。多数のプロ選手を輩出。W杯五輪にも戸田和幸森岡隆三らを送り込んだ。水嶋ヒロも同校サッカー部出身であり、冬の選手権にも出場している。全国高等学校サッカー選手権には2003年度大会以降10年以上遠ざかっていたことから、2015年3月に李監督が復帰するも、一部週刊誌に李監督によるパワハラ騒動が報じられる[17] などした結果、2017年度にチーム内の分裂騒動が発生。下級生から徹底強化する名目で李が指導するAチームは1、2年生のみで編成され、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグの都道府県リーグに当たる神奈川県U-18サッカーリーグ1部に参加、顧問の蓮見理志が監督を務めるBチームは3年生全員と自らの意思でBチームに加わった2年生3人で編成され、神奈川県U-18リーグには3部リーグに参加した[18]。結局県リーグは、1部リーグは18試合全敗23得点102失点と惨敗[19][20]、一方3部リーグに参加したBチームは9試合7勝2引き分け無敗の46得点2失点とグループ2位となった[21]。Bチームは練習すらできないことや練習ができてもグラウンドの端しか使用できない時期もあり、3年生にとって最後の大会となる選手権にも一時は李が率いるAチームが選手権予選に出場する予定だったものの、学校側の後押しで3年生中心のBチームで出場することが叶い、決勝でPK戦の末、桐光学園高校に競り勝ち、14年ぶりの全国選手権への出場を決めた[22]。その後2018年3月に監督交代が報じられ、OBの八城修が監督に就任した[23][24]。また、かつて存在した桐蔭学園中学は2008年全国中学校サッカー大会で優勝を果たした[25]
  • ラグビー部
    全国高等学校ラグビーフットボール大会には17回出場し、2010年度の第90回大会で初優勝(東福岡高校との引き分けによる両校優勝)。2019年度の第99回大会決勝戦で御所実業高校と対戦し23-14(前半3-14)で勝利し9年ぶり2回目(単独では、7回目の決勝進出で初)の優勝となり、翌2020年度の第100回大会でも決勝戦で京都成章高校に32-15(前半10-10)で勝利し2連覇を達成(大会史上9校目の連覇)。また、2017年の第18回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会でも初優勝しており、2019年までに3連覇を達成した。中学は全国大会5位と東日本優勝がこれまでの最高成績。
  • 陸上競技部
    全国大会出場、全国高校総体2006年大阪・4×100Mリレー優勝、2007年佐賀・4×100Mリレー優勝(2連覇)など。
  • 剣道部
    全国大会出場、最高は全国優勝。
  • 柔道部
    2005年・2017年全国高校選手権優勝、2005年金鷲旗高校柔道大会優勝、1996年・2006年・2017年全国高校総体団体戦で優勝。五輪選手輩出。
  • 少林寺拳法部
    全国大会出場、最高は全国4位。関東大会優勝。
  • 水泳部
    五輪選手(高校在学時)輩出。
  • 軟式野球部
    全国高等学校軟式野球選手権大会7回出場、最高成績はベスト4。国民体育大会高等学校野球競技(現国民スポーツ大会)2回出場、第51回国民体育大会優勝。春季関東大会6回出場、最高成績は準優勝。秋季関東大会6回出場、最高成績は優勝、県内最多優勝回数を誇る(3回)。
  • 硬式テニス部
全国大会出場、最高は全国優勝。
  • ソフトボール部
  • ソフトテニス部
  • 卓球部
  • ハンドボール部
  • バスケットボール部
  • バドミントン部
  • 弓道部
  • 体操部
  • ラクロス部
  • アウトドア部
  • ダンス部
    「全国中学校・高等学校ダンスコンクール」3位入賞(中学校部門では2006年、高校部門では2003年)、「全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)」創作コンクール部門NHK賞受賞(準優勝)(1997年・2006年・2008年)、などの成績を残す。
  • ストリートダンス同好会
  • 囲碁部
    全国高校囲碁選手権大会に連続出場。個人戦全国大会出場、最高は全国1位。団体戦全国大会出場、最高は全国1位。
  • 将棋部
    個人戦全国大会出場、最高は全国3位。団体戦全国大会出場、最高は全国3位。
  • 鉄道研究部
    全国高等学校鉄道模型コンテスト全国大会入賞、最高は理事長特別賞。ハイスクール国際ジオラマグランプリ入賞、最高は準グランプリ。
    部活動では珍しい5インチゲージの製造・整備を行っており、学園祭や学外のイベント会場で運行している。
  • 吹奏楽部
    2017年に第23回東関東吹奏楽コンクールB編成で金賞を受賞。その翌年にも金賞、日本管楽合奏コンテスト全国大会最優秀賞を受賞した。以降、A編成でも毎年上位大会に進出している。
    2022年、2023年には東関東アンサンブルコンテストに出場。銀賞を受賞している。
    2023年にかながわ新人コンクールで最優秀賞と首都圏学校交歓演奏会への推薦を受賞。翌年の首都圏学校交歓演奏会では銀賞を受賞した。
    2024年には横浜代表として第25回東関東選抜吹奏楽大会に推薦され、金賞を受賞している。
  • 器楽部
  • 混声合唱部
  • 筝曲部
  • 軽音楽部
  • 和太鼓部
  • 写真部
  • 天文部
  • 生物部
  • 化学部
  • 美術部
  • 書道部
  • 文芸部
  • 競技かるた部
  • 数楽研究会
  • インターアクトクラブ
事件・事故

2007年11月28日午前3時頃、柔道部所属の1年生男子部員が飲酒で酔った状態で「金を出せ」と路上で女性が所持していた鞄を奪い、被害女性の首を掴み10分程度住宅街を連れ回していた所、青葉署員が強盗容疑の現行犯で逮捕。取り調べに対し男子生徒は「寮で上級生と飲酒していた」と供述[26]

2015年8月14日、柔道部所属の1年生男子部員(当時16歳)が部活動中に倒れ、コーチの通報で緊急搬送。翌々日熱中症による多臓器不全で搬送先病院で死亡[27]

著名な出身者

[編集]

政治・経済

[編集]

学術

[編集]

医療

[編集]

文系・芸術

[編集]

理系・その他

[編集]

スポーツ

[編集]

野球

[編集]
プロ野球
[編集]

※名前の後ろに球団名明記の選手は現役

アマチュア野球・指導者
[編集]

サッカー

[編集]

柔道

[編集]

ラグビー

[編集]

その他

[編集]

マスコミ

[編集]

アナウンサー

[編集]
男性
[編集]
女性
[編集]

ジャーナリスト

[編集]

芸能

[編集]

俳優

[編集]
男性
[編集]
女性
[編集]

タレント・モデル・お笑い

[編集]

音楽

[編集]

文化

[編集]

その他

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 男子部として。当時の制服は学ラン
  2. ^ 中学校・高等学校は高校2年までは男子部と女子部に分かれており、高校3年では男子部と女子部が合同で志望コース別授業を受講するといった「男女併学」を2017年度まで採用していた。
  3. ^ 女子部のみ。
  4. ^ 中山駅北口発着便も存在し、JR横浜線中山駅、横浜市営地下鉄グリーンライン中山駅・川和町駅からも乗車可能
  5. ^ た26のみ東急田園都市線たまプラーザ駅からも乗車可能。ただし1日1往復の運行であるため、通学では利用が難しい。

出典

[編集]
  1. ^ a b c » 【重要】中学校・高等学校/中等教育学校の再編成について(2017.4.10発表) | 桐蔭タイムライン
  2. ^ a b » 2018年度以降の3学期制への移行について | 桐蔭タイムライン
  3. ^ 鵜川昇『鍛える、伸ばす、育てる 桐蔭学園式全員エリート教育』プレジデント社、1994年11月。 
  4. ^ 『2000年 価値ある学校(ラッキースクール)を探そう 首都圏男子校+共学校』旺文社、1999年7月26日。ISBN 4-01-008952-0 
  5. ^ 1学年31クラスは、日本最大級である。
    小林哲夫「東大合格者盛衰史」60年間のランキングを分析する、光文社、2009年9月20日
  6. ^ 「中学受験白書」ダイヤモンド社、2010年4月、p.5
    「中学受験 パーフェクトガイド」、読売新聞社、2009年10月、pp.16-21, p.87
    「中高一貫校の実力」読売新聞社、2010年9月、p.39
  7. ^ 2017有名大学合格者数、サンデー毎日、2017年4月3日
  8. ^ 「東大合格者盛衰史」60年間のランキングを分析する、小林哲夫、2009年9月20日、光文社
  9. ^ » 【高校入試】平成30年度 高等学校(男女共学化)の生徒募集要項〔基準含む〕を公開しました | 桐蔭タイムライン 2017.09.01
  10. ^ a b c d e f 桐蔭学園報第16号(2010年9月)より。
  11. ^ 交通アクセス”. 桐蔭学園高等学校. 2024年3月23日閲覧。
  12. ^ 2023鵬翔祭 - バス”. sites.google.com. 2025年1月3日閲覧。
  13. ^ 冬季休校にともなう臨時ダイヤについて | お知らせ”. 東急バス. 2024年12月26日閲覧。
  14. ^ 桐蔭学園前(とういんがくえんまえ) 系統一覧/バス停時刻表検索 | 東急バス”. transfer.navitime.biz. 2025年1月3日閲覧。
  15. ^ a b 桐蔭学園報第153号(2023年5月)
  16. ^ 平成23年度全国高等学校総合体育大会(サッカー競技) 日本サッカー協会”. 日本サッカー協会. 2021年8月31日閲覧。
  17. ^ “名門・桐蔭高サッカー部 元J監督パワハラ騒動”. 週刊朝日. (2015年4月16日). https://dot.asahi.com/articles/-/107456?page=1 2021年8月31日閲覧。 
  18. ^ “分裂、逆境乗り越えた桐蔭学園「23人でやれる限界感じた」森山2発も実らず”. ゲキサカ. (2018年1月3日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?235173-235173-fl 2021年8月31日閲覧。 
  19. ^ 不戦敗による0-9となった1試合含む
  20. ^ 2017年度 神奈川県U-18サッカーリーグ K1 ≫ 順位表”. 神奈川県サッカー協会. 2021年8月31日閲覧。
  21. ^ 2017年度 神奈川県U-18サッカーリーグ K3 ≫ Bグループ ≫ 順位表”. 神奈川県サッカー協会. 2021年8月31日閲覧。
  22. ^ 安藤隆人 (2017年12月27日). “【高校選手権展望】<桐蔭学園>「苦しい3年間」だったからこそ…覚悟のサッカー、真価を大舞台で”. サッカーキング. https://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/hs/20171227/691160.html 2021年8月31日閲覧。 
  23. ^ スタッフ・選手紹介 桐蔭学園高等学校サッカー部”. 桐蔭学園高等学校サッカー部. 2021年8月31日閲覧。
  24. ^ ““内部分裂”から「やっと普通のチーム」に…総体敗退の桐蔭学園、情熱的指揮官とのリスタート”. ゲキサカ. (2018年6月9日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?246735-246735-fl 2021年8月31日閲覧。 
  25. ^ 第39回 全国中学校サッカー大会 日本サッカー協会”. 日本サッカー協会. 2021年8月31日閲覧。
  26. ^ 部員逮捕で年内の活動自粛/桐蔭学園高柔道部 神奈川新聞社 2007年11月29日
  27. ^ 柔道部活中に熱中症、死亡 桐蔭学園高1男子 日刊スポーツ 2015年8月20日
  28. ^ Amano”. 2014年1月4日閲覧。[リンク切れ]
  29. ^ “略歴”. 吉原真里ウェブサイト. http://www.mariyoshihara.com/bio-j.html 2015年11月13日閲覧。 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]