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| 上映時間 = 109分
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2021年8月17日 (火) 23:11時点における版

オール・ザ・キングスメン
All The King's Men
ポスター(1949)
監督 ロバート・ロッセン
脚本 ロバート・ロッセン
原作 ロバート・ペン・ウォーレン
『すべて王の臣』
製作 ロバート・ロッセン
出演者 ブロデリック・クロフォード
音楽 モリス・W・ストロフ
撮影 バーネット・ガフィ
編集 アル・クラーク
配給 アメリカ合衆国の旗 コロンビア ピクチャーズ
日本の旗 IP
公開 アメリカ合衆国の旗 1949年11月8日
日本の旗 1976年9月25日
上映時間 109分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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左から、マーセデス・マッケンブリッジ、ウォルター・バーク、ジョン・アイアランド (予告編から)

オール・ザ・キングスメン』(: All The King's Men)は、ロバート・ロッセン製作・監督・脚本の1949年制作のアメリカ映画ロバート・ペン・ウォーレンの小説『すべて王の臣』(原題: All The King's Menハンプティ・ダンプティの詩の一部に由来)の映画化で、野心家の地方政治家が権力欲の虜となって自滅していく様を描く硬派のドラマ作品である。第22回アカデミー賞で、作品賞主演男優賞助演女優賞の3部門を獲得した。

また、2006年には同じ原作小説にもとづく同名映画(主演:ショーン・ペン)が公開されている。

あらすじ

語り手である若い記者とスタークは知己になる。スタークは、虎視眈々と当選を狙う田舎の政治家志望者だ。ある講演をきっかけにのしあがってゆく。

キャスト

主な受賞歴

アカデミー賞

受賞
アカデミー作品賞
アカデミー主演男優賞ブロデリック・クロフォード
アカデミー助演女優賞マーセデス・マッケンブリッジ
ノミネート
アカデミー監督賞ロバート・ロッセン
アカデミー助演男優賞ジョン・アイアランド
アカデミー脚色賞
アカデミー編集賞

日本での受容

アカデミー賞受賞作品でありながら、1949年当時、連合国軍占領下の日本では公開されなかった。アメリカにおける政治腐敗を描いた作品であるために、GHQの指示で公開が見送られたといわれる[1][2]。日本国内では27年後の1976年9月になって、岩波ホールで初めて公開された[1]ロッキード事件での田中角栄元首相逮捕と偶然に時期が重なったため、「映画の内容がまるでそっくり」と騒がれたという[3]

脚注

  1. ^ a b “映画 「堕落する革新」を突く アメリカ オール・ザ・キングスメン”. 朝日新聞(夕刊): p. 7. (1976年9月27日) 
  2. ^ 谷川建司『アメリカ映画と占領政策』京都大学学術出版会、2002年6月15日、108, 446-447頁。ISBN 4-87698-443-3 
  3. ^ 高野悦子『私のシネマライフ』岩波書店岩波現代文庫〉、2010年9月16日、126頁。ISBN 978-4-00-602174-0 

関連項目

外部リンク