「北海道第4区」の版間の差分
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2020年11月1日 (日) 09:47時点における版
北海道第4区 | |
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行政区域 |
札幌市西区(発寒・発寒北・八軒・八軒中央の各連合町内会管内)・手稲区、小樽市、石狩市、後志総合振興局管内 (2024年1月1日現在) |
比例区 | 北海道ブロック |
設置年 |
1994年 (2017年・2022年区割変更) |
選出議員 | 大築紅葉 |
有権者数 |
402,399人 1.795 倍(一票の格差・鳥取1区との比較) (総務省・2024年9月登録日) |
北海道第4区(ほっかいどうだい4く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
区域
- 札幌市
- 手稲区
- 西区(発寒・発寒中央・八軒・八軒中央の各連合町内会管内)
- 八軒1条東1-5丁目、八軒1条西1-4丁目、八軒2条東1-5丁目、八軒2条西1-4丁目、八軒3条東1-5丁目、八軒3条西1-5丁目、八軒4条東1-5丁目、八軒4条西1-6丁目、八軒5条東1-5丁目、八軒5条西1-6・8-11丁目、八軒6条東1-5丁目、八軒6条西1-11丁目、八軒7条東1-5丁目、八軒7条西1-11丁目、八軒8条東1-5丁目、八軒8条西1-10丁目、八軒9条東1-5丁目、八軒9条西1-7・9-11丁目、八軒10条東1-5丁目、八軒10条西1-6・9-13丁目、発寒1条2-4丁目、発寒2条1-5丁目、発寒3条1-6丁目、発寒4条1-7丁目、発寒5条2-8丁目、発寒6条3-5・7-13丁目、発寒7条4・5・7-13丁目、発寒8条5・7・9-13丁目(13丁目14番を除く)、発寒9条9-13丁目(13丁目5-7番を除く)、発寒10条1-6・11-14丁目、発寒11条1-6・11・12・14丁目、発寒12条1-5・11-14丁目、発寒13条2-5・11-14丁目、発寒14条1-5・11-14丁目、発寒15条1-4・12-14丁目、発寒16条1-4・12-14丁目、発寒17条3・4・13・14丁目
- 小樽市
- 後志総合振興局管内
2017年の小選挙区改定により札幌市西区の一部が1区から4区へ移行。
歴史
1996年の小選挙区比例代表並立制導入から2回の選挙では自民党の佐藤静雄が当選したが、2003年(平成15年)の選挙からはかつて北海道8区から出馬しており、2003年4月の北海道知事選挙に落選していた民主党の鉢呂吉雄がこの選挙区に国替えして3回連続で当選を重ねた。
2012年(平成24年)の選挙では、民主党への逆風と鉢呂の東日本大震災被災地での不適切な言動への批判によって、自民党で元北海道議の中村裕之が当選した。鉢呂は比例復活も果たせず落選することになった。2014年(平成26年)の選挙では、鉢呂が前回より票を伸ばすも、再び中村が当選し、鉢呂は二回連続の完全落選となり、次期衆議院選挙への不出馬を表明した(その後第24回参議院議員通常選挙北海道選挙区へ出馬し当選)。
2017年(平成29年)の選挙では鉢呂に代わって、札幌市出身で埼玉12区で活動していた本多平直が国替えして立憲民主党から出馬するも中村が三度目の当選。本多は所属する立憲民主党が比例で3議席確保したため比例復活を果たした。
小選挙区選出議員
選挙名 | 年 | 当選者 | 党派 |
---|---|---|---|
第41回衆議院議員総選挙 | 1996年(平成8年) | 佐藤静雄 | 自由民主党 |
第42回衆議院議員総選挙 | 2000年(平成12年) | ||
第43回衆議院議員総選挙 | 2003年(平成15年) | 鉢呂吉雄 | 民主党 |
第44回衆議院議員総選挙 | 2005年(平成17年) | ||
第45回衆議院議員総選挙 | 2009年(平成21年) | ||
第46回衆議院議員総選挙 | 2012年(平成24年) | 中村裕之 | 自由民主党 |
第47回衆議院議員総選挙 | 2014年(平成26年) | ||
第48回衆議院議員総選挙 | 2017年(平成29年) |
選挙結果
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:373655[1]人 最終投票率:61.94[1]% (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 中村裕之 | 56 | 自由民主党 | 前 | 104,054票 | 45.92% | ―― | 公明党・新党大地推薦 | ○ |
比当 | 本多平直 | 52 | 立憲民主党 | 元 | 90,619票 | 39.99% | 87.09% | ○ | |
高橋美穂 | 52 | 希望の党 | 元 | 31,941票 | 14.09% | 30.70% | ○ |
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:305717[2]人 最終投票率:57.74[2]%(前回比:▲2.4%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 中村裕之 | 53 | 自由民主党 | 前 | 77,690票 | 45.36% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
鉢呂吉雄 | 66 | 民主党 | 元 | 70,049票 | 40.90% | 90.16% | 新党大地推薦 | ○ | |
酒井隆裕 | 40 | 日本共産党 | 新 | 23,532票 | 13.74% | 30.29% |
- 鉢呂は第24回参議院議員通常選挙に北海道選挙区より出馬し当選。
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:310552[3]人 最終投票率:60.14[3]%(前回比:▲13.87%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 中村裕之 | 51 | 自由民主党 | 新 | 79,588票 | 44.22% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
鉢呂吉雄 | 64 | 民主党 | 前 | 53,217票 | 29.57% | 66.87% | 国民新党推薦 | ○ | |
苫米地英人 | 53 | 新党大地 | 新 | 25,778票 | 14.32% | 32.39% | ○ | ||
菊地葉子 | 61 | 日本共産党 | 新 | 21,379票 | 11.88% | 26.86% |
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:316523[4]人 最終投票率:74.01[4]%(前回比:1.93%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 鉢呂吉雄 | 61 | 民主党 | 前 | 149,697票 | 65.47% | ―― | ○ | |
宮本融 | 44 | 自由民主党 | 新 | 75,029票 | 32.81% | 50.12% | ○ | ||
鶴見俊蔵 | 55 | 幸福実現党 | 新 | 3,923票 | 1.72% | 2.62% |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日
当日有権者数:323470[5]人 最終投票率:72.08[5]%(前回比:7.29%) (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 鉢呂吉雄 | 57 | 民主党 | 前 | 108,023票 | 47.18% | ―― | ||
佐藤静雄 | 63 | 自由民主党 | 元 | 100,170票 | 43.75% | 92.73% | ○ | ||
琴坂禎子 | 69 | 日本共産党 | 新 | 20,766票 | 9.07% | 19.22% |
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日
当日有権者数:324521[6]人 最終投票率:64.79[6]% (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 鉢呂吉雄 | 55 | 民主党 | 元 | 100,883票 | 49.04% | ―― | ○ | |
佐藤静雄 | 62 | 自由民主党 | 前 | 83,994票 | 40.83% | 83.26% | ○ | ||
琴坂禎子 | 68 | 日本共産党 | 新 | 20,827票 | 10.12% | 20.64% |
- 鉢呂は前回まで8区で活動していた。
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 佐藤静雄 | 58 | 自由民主党 | 前 | 88,825票 | 42.93% | ―― | ○ | |
池田隆一 | 55 | 民主党 | 元 | 81,805票 | 39.54% | 92.10% | ○ | ||
琴坂禎子 | 64 | 日本共産党 | 新 | 36,257票 | 17.53% | 40.82% |
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 佐藤静雄 | 55 | 自由民主党 | 前 | 58,371票 | 30.72% | ―― | ○ | |
鈴木康司 | 50 | 新進党 | 新 | 53,332票 | 28.07% | 91.37% | |||
池田隆一 | 51 | 民主党 | 前 | 51,714票 | 27.22% | 88.60% | ○ | ||
大和時也 | 60 | 日本共産党 | 新 | 26,562票 | 13.98% | 45.51% |
- 鈴木は新進党分党後に民主党へ、第42回の比例単独候補となり次点で落選。