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「広島県第3区」の版間の差分

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* 塩村は2019年の[[第25回参議院議員通常選挙]]において[[東京都選挙区]]から[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]公認で出馬し当選。
* 塩村は2019年の[[第25回参議院議員通常選挙]]において[[東京都選挙区]]から[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]公認で出馬し当選。
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2020年11月1日 (日) 09:37時点における版

日本の旗広島県第3区
行政区域 広島市安佐南区安佐北区安芸区安芸高田市山県郡
(2024年1月1日現在)
比例区 中国ブロック
設置年 1994年
2022年区割変更)
選出議員 斉藤鉄夫
有権者数 417,690人
1.863 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2024年9月登録日)
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広島県第3区(ひろしまけんだいさんく)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域

広島市の新興住宅地である安佐南区安佐北区と芸北地方の山間部を範囲とし、都市部と農村部の両方の顔を併せ持った選挙区である。

歴史

小選挙区制導入後、2度にわたり、県議出身で自民党の河井克行新進党出身の増原義剛が激しく争ってきた。1996年の選挙では河井が初当選したが2000年の選挙では無所属で出馬した増原が初当選した。その後、増原が自民党入りしたことから両者の間でコスタリカ方式での立候補が定められた。2003年は増原、2005年には河井が小選挙区で当選した。

民主党は2005年の選挙に中村哲治政策秘書で、元は科学技術庁の職員であった橋本博明を擁立し選挙に臨んだが、小泉旋風と準備期間の短さもあり落選した。しかし2009年の総選挙では一転して大差で増原を破り、初当選した。民主党がこの選挙区を制するのは2009年の総選挙が初となる。しかし2012年の総選挙では民主党への逆風もあり河井が橋本を破り自民党が再び議席を奪還した。

小選挙区選出議員

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 河井克行 自由民主党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 増原義剛 無所属
第43回衆議院議員総選挙 2003年 自由民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年 河井克行
第45回衆議院議員総選挙 2009年 橋本博明 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 河井克行 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年
第48回衆議院議員総選挙 2017年

選挙結果

第48回衆議院議員総選挙2017年(平成29年)10月22日 広島県第3区

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:36万2243人 最終投票率:49.93%(前回比:増加0.48%) (全国投票率:53.68%(増加1.02%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
河井克行54自由民主党82,998票
47.37%
――公明党推薦
塩村文夏39無所属61,976票
35.37%
74.67%民進党公認候補、社会民主党広島県連合・日本共産党推薦、連合広島推薦×
今枝仁47日本維新の会23,779票
13.57%
28.65%
野村昌央35幸福実現党2,720票
1.55%
3.28%
玉田憲勲60無所属1,978票
1.13%
2.38%×
西本昭彦72無所属1,753票
1.00%
2.11%×
第47回衆議院議員総選挙2014年(平成26年)12月14日 広島県第3区

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:35万3319人 最終投票率:49.45%(前回比:減少6.29%) (全国投票率:52.66%(減少6.66%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
河井克行51自由民主党85,311票
50.67%
――公明党推薦
橋本博明44民主党66,549票
39.52%
78.01%
清水貞子67日本共産党16,514票
9.81%
19.36%
  • 橋本は比例中国ブロックで次点で繰り上げ当選の可能性があったが、2015年1月、不祥事により離党。比例名簿から抹消された。
  • 中丸は次世代の党公認で広島4区から立候補したが落選。
第46回衆議院議員総選挙2012年(平成24年)12月16日 広島県第3区

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:35万2969人 最終投票率:55.74%(前回比:減少12.85%) (全国投票率:59.32%(減少9.96%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
河井克行49自由民主党87,993票
46.18%
――公明党推薦
橋本博明42民主党51,666票
27.12%
58.72%
比当中丸啓49日本維新の会36,993票
19.42%
42.04%
藤井敏子59日本共産党13,875票
7.28%
15.77%
第45回衆議院議員総選挙2009年(平成21年)8月30日 広島県第3区

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:35万705人 最終投票率:68.59% (全国投票率:69.28%(増加1.77%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
橋本博明39民主党133,994票
56.81%
――
増原義剛64自由民主党96,065票
40.73%
71.69%
日高順子46幸福実現党5,825票
2.47%
4.35%
第44回衆議院議員総選挙2005年(平成17年)9月11日 広島県第3区

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 (全国投票率:67.51%(増加7.65%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
河井克行42自由民主党94,017票
42.09%
――
橋本博明35民主党59,576票
26.67%
63.37%
石橋良三57無所属31,792票
14.23%
33.82%×
金子哲夫57社会民主党26,269票
11.76%
27.94%
大西理39日本共産党9,892票
4.43%
10.52%
二見順子62無所属1,824票
0.82%
1.94%×
  • 石橋は自民党県議であったが亀井静香に近く、自民党が郵政民営化反対派に刺客を立てたことに抗議し出馬した。
第43回衆議院議員総選挙2003年(平成15年)11月9日 広島県第3区

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(減少2.63%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
増原義剛58自由民主党106,972票
60.21%
――
金子哲夫55社会民主党53,382票
30.05%
49.90%
大西理37日本共産党17,318票
9.75%
16.19%
第42回衆議院議員総選挙2000年(平成12年)6月25日 広島県第3区

時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(増加2.84%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
増原義剛55無所属82,012票
41.17%
――×
河井克行37自由民主党65,805票
33.04%
80.24%
比当金子哲夫51社会民主党36,478票
18.31%
44.48%
大植和子46日本共産党14,896票
7.48%
18.16%
  • 当選後、増原義剛は自民党に入党。事実上の自民対決となった。
第41回衆議院議員総選挙1996年(平成8年)10月20日 広島県第3区

時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(減少8.11%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
河井克行33自由民主党65,928票
38.30%
――
増原義剛51新進党57,516票
33.41%
87.24%
辻駒啓三40新社会党18,714票
10.87%
28.39%
片山春子66社会民主党16,476票
9.57%
24.99%
田中富範36日本共産党13,506票
7.85%
20.49%

関連項目