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2020年11月1日 (日) 09:24時点における版
さくらがわし 桜川市 | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 関東地方 | ||
都道府県 | 茨城県 | ||
市町村コード | 08231-7 | ||
法人番号 | 8000020082317 | ||
面積 |
180.06km2 | ||
総人口 |
36,120人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||
人口密度 | 201人/km2 | ||
隣接自治体 |
笠間市、石岡市、つくば市、筑西市 栃木県:真岡市、 芳賀郡益子町、茂木町 | ||
市の木 | サクラ | ||
市の花 | ヤマユリ | ||
市の鳥 | ウグイス | ||
桜川市役所 | |||
市長 | 大塚秀喜 | ||
所在地 |
〒309-1293 茨城県桜川市羽田1023 北緯36度19分38.3秒 東経140度5分26秒 / 北緯36.327306度 東経140.09056度 | ||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||
ウィキプロジェクト |
地理
- 市北部は商業地帯であり、市南部の筑波山、市東部の安産子育ての雨引観音は観光地としても有名である。
- 気候は比較的温暖である。
- 市名は市内に発し市域を縦断して霞ヶ浦へ注ぐ河川・桜川に由来する。ちなみに茨城県内には稲敷郡に桜川村(桜川市発足の約半年前に合併で稲敷市となる)が存在したが、旧・桜川村はこの川との関係はない。
- 山:筑波山、足尾山、加波山、高峯、富谷山、羽田山、御嶽山、雨引山、燕山、丸山、きのこ山
- 河川:桜川
- 湖沼:つくし湖(南椎尾調整池)、上野沼
行政
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初 - 2代 | 中田裕 | 2005年10月30日 | 2013年10月29日 | 元・岩瀬町長 |
3 - 4代 | 大塚秀喜 | 2013年10月30日 | 現職 |
庁舎
- 大和庁舎(本庁舎)
- 〒309-1242 桜川市羽田1023番地
- 真壁庁舎
- 〒300-4417 桜川市真壁町飯塚911番地
- 岩瀬庁舎
- 〒309-1211 桜川市岩瀬64番地2
市議会
- 任期:2018年9月24日~2022年9月23日
- 議長
- 初代 - 今井房之助(元・大和村議)
- 2代目 - 小林正紀(元・真壁町議長)
- 3代目 - 増田昇
- 4代目 - 相田一良
- 5代目 - 林 悦子
- 6代目 - 潮田新正
- 副議長
- 初代 - 塚本明(元・真壁町議)
- 2代目 - 高田重雄(元・岩瀬町議)
- 3代目 - 潮田新正
- 4代目 - 小高友徳
- 5代目 - 川那子秀雄
- 6代目 - 飯島重男
- 会派(議席):無所属(16)、公明党(1)、日本共産党(1)
予算
- 2001年(3町村合計額)
- 歳入 - 17,085,108千円
- 歳出 - 16,347,963千円
警察
- 桜川警察署(旧・真壁警察署)
消防
- 筑西広域市町村圏事務組合消防本部(筑西市・結城市・桜川市)
- 桜川消防署 〒309-1213 桜川市西桜川2-29
- 大和分署 〒309-1242 桜川市羽田1000
- 真壁分署 〒300-4406 桜川市真壁町山尾793
- 桜川消防署 〒309-1213 桜川市西桜川2-29
なお、119番は全て筑西市内の消防本部通信司令室で受信されていたが、平成28年より順次、いばらき消防指令センターにて県内各地から集中的に受信する方式に変わった。
広域行政
衆議院
参議院
県議会
2010年の県議選からは、定数1の桜川市選挙区として実施される。
- 旧・真壁町域、旧・大和村域
- 旧・岩瀬町域
2010年の県議選、新桜川市選挙区(定数1)
- 白田信夫(自由民主党)
隣接している自治体
歴史
沿革
桜川市発足前
- 1889年(明治22年)1月16日 - 水戸鉄道(現在の水戸線)が開業。
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道122号(現在の国道50号)が制定。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 筑波鉄道筑波線が廃止。
桜川市発足後
- 2005年(平成17年)10月1日 - 西茨城郡岩瀬町、真壁郡真壁町・大和村が合併して、桜川市(さくらがわし)が誕生(新設合併)。
- 2008年(平成20年)4月12日 - 北関東自動車道桜川筑西ICが供用開始。
行政区域変遷
- 変遷の年表
桜川市市域の変遷(年表) | ||
---|---|---|
年 | 月日 | 現桜川市市域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の町村が発足。[1][2] |
1925年(大正14年) | 1月1日 | 西那珂村が町制施行改称し岩瀬町となる。 |
1954年(昭和29年) | 1月22日 | 雨引村・大国村が合併し大和村が発足。 |
11月2日 | 真壁町は長讃村の一部(源法寺)を編入。 | |
12月1日 | 真壁町・紫尾村・谷貝村・樺穂村が合併し、真壁町が発足。 | |
1955年(昭和30年) | 3月31日 | 岩瀬町・北那珂村・東那珂村が合併し岩瀬町が発足。 |
1957年(昭和32年) | 岩瀬町の一部(中泉の一部)は大和村に編入。 | |
1980年(昭和55年) |
| |
2005年(平成17年) | 10月1日 | 岩瀬町・大和村・真壁町が合併し桜川市が発足。 |
- 変遷表
桜川市市域の変遷表(※細かな境界の変遷は省略) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |||
茨城郡 (西茨城郡) |
西新田 | 明治11年 岩瀬村 |
西那珂村 | 大正14年1月1日 岩瀬町に町制改称 |
昭和30年3月31日 岩瀬町 |
平成17年10月1日 桜川市 |
桜川市 | ||
木新田 | |||||||||
岩瀬村 | |||||||||
大岡村 | |||||||||
富田村 | |||||||||
鋨田村 | |||||||||
飯淵村 | |||||||||
久原村 | |||||||||
大泉村 | |||||||||
西小幡村 | 明治11年 長友村 | ||||||||
西小幡村新田 | |||||||||
上野新田 | |||||||||
上野原地新田 | |||||||||
飯田村 | 明治元年 西飯田村 | ||||||||
堤上村 | |||||||||
本郷村 | |||||||||
下泉村 | |||||||||
中泉村 | |||||||||
犬田村 | |||||||||
亀岡村 | 北那珂村 | 北那珂村 | |||||||
大月村 | |||||||||
小塩村 | |||||||||
平沢村 | |||||||||
池亀村 | |||||||||
坂本村 | |||||||||
間中村 | |||||||||
福崎村 | |||||||||
山口村 | |||||||||
入野村 | |||||||||
中里村 | |||||||||
富谷村 | |||||||||
飯田村 | 明治元年 南飯田村 | ||||||||
門毛村 | |||||||||
加茂部村 | 東那珂村 | 東那珂村 | |||||||
高幡村 | |||||||||
猿田村 | |||||||||
松田村 | |||||||||
木植村 | |||||||||
曽根村 | |||||||||
今泉村 | |||||||||
水戸村 | |||||||||
友部村 | |||||||||
青柳村 | |||||||||
小塙村 | 明治元年 西小塙村 | ||||||||
友部村 | |||||||||
磯部村 | |||||||||
谷中村 | 明治11年 上城村 | ||||||||
橋本村 | |||||||||
稲村 | |||||||||
真壁郡 | 東飯田村 | 明治9年 東飯田村 |
雨引村 | 雨引村 | 昭和29年1月22日 大和村 | ||||
西飯田村 | |||||||||
本木村 | |||||||||
阿部田村 | |||||||||
大曾根村 | |||||||||
羽田村 | |||||||||
青木村 | 大国村 | 大国村 | |||||||
高森村 | |||||||||
大国玉村 | |||||||||
高久村 | |||||||||
金敷村 | |||||||||
町屋村 | 明治14年 真壁町 |
真壁町 | 真壁町 | 昭和29年12月1日 真壁町 | |||||
山尾村 | |||||||||
古城村 | |||||||||
飯塚村 | |||||||||
田村 | |||||||||
伊佐々村 | |||||||||
亀熊村 | |||||||||
塙世村 | |||||||||
原方村 | 樺穂村 | 樺穂村 | |||||||
長岡村 | |||||||||
白井村 | |||||||||
桜井村 | |||||||||
上小幡村 | |||||||||
下小幡村 | |||||||||
細柴村 | 谷貝村 | 谷貝村 | |||||||
東矢貝村 | |||||||||
上谷貝村 | |||||||||
下谷貝村 | |||||||||
大塚新田 | |||||||||
羽鳥村 | 紫尾村 | 紫尾村 | |||||||
上椎尾村 | 明治11年 椎尾村 | ||||||||
下椎尾村 | |||||||||
東山田村 | |||||||||
酒寄村 | |||||||||
源法寺村 | 長讃村 の一部 |
長讃村の一部 | 昭和29年11月2日 真壁町に編入 |
人口
桜川市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
経済
産業
- 主な産業:商業、農業、石材業、窯業
- 真壁地区では「福来(ふくれ)みかん」が特産品となっている[3]。
- 市北部の羽黒地区、南部の真壁地区はそれぞれ日本有数の採石地であり、石材業が盛んである。特に真壁地区は「日本三大石材産地」とされ、産出される真壁御影石を加工した「真壁石燈籠」は国の伝統工芸品に指定されている。
就業人口
- 平成12年(3町村合計値)
- 第1次産業 2,451人
- 第2次産業 10,945人
- 第3次産業 11,649人
地域
教育
- 高等学校
- 中学校
- 桜川市立岩瀬東中学校
- 桜川市立岩瀬西中学校
- 桜川市立大和中学校
- 桜川市立桜川中学校
- 義務教育学校
- 小学校
- 桜川市立岩瀬小学校
- 桜川市立坂戸小学校
- 桜川市立南飯田小学校
- 桜川市立羽黒小学校
- 桜川市立猿田小学校
- 桜川市立雨引小学校
- 桜川市立大国小学校
- 桜川市立谷貝小学校
- 桜川市立樺穂小学校
その他
つくば市・下妻市・筑西市など県南・県西地域13市町に参加。他のナンバー地域は2006年10月10日に導入されるも、つくばナンバーのみ、茨城県の新県税システムの導入時期に合わせ、2007年2月13日から導入された。
交通
鉄道
なお、桜川市が誕生する前には岩瀬駅から真壁を経由して土浦駅まで筑波鉄道筑波線が走っていた(1987年廃止)。
バス
2011年4月から2016年9月30日まで乗合バス路線を持たなかった。そのため、旧真壁町地域では公共交通機関を利用することができなくなり、予約制のデマンド型乗合タクシーに頼らざるを得なかった。
広域連携バス(桜川市バス)「ヤマザクラGO」[4]
2016年10月1日から2017年3月31日まで、桜川市とつくば市を結ぶ広域連携バスの実証実験運行が行われた。運行は関鉄パープルバスが担当した。2017年4月1日以降については、実証実験の状況を踏まえて検討するとし[5]、結果、9月30日まで実証実験が延長された。
2017年10月1日より本格運行が開始され桜川市岩瀬庁舎まで延伸され[6]、かつての筑波鉄道筑波線の筑波-岩瀬間のルートが2008年4月以来9年半ぶりにバスで結ばれた。
- 筑波山口 - 桜川市役所真壁庁舎 - 真壁城跡 - (雨引観音) - 岩瀬駅 - 桜川市役所岩瀬庁舎 - 岩瀬高校南
- 筑波山口 - 桜川市役所真壁庁舎 - 真壁城跡 - (雨引観音) - さくらがわ地域医療センター - 岩瀬駅 - 桜川市役所岩瀬庁舎
2010年4月運行開始の予約制のデマンド型乗合タクシー[7]も、65歳以上および登録を行った障がい者限定で引き続き運行されている。
桜川市内巡回ワゴン「ヤマザクラGOミニ」[8]
2020年4月より、桜川市によって運行が開始された。運行は株式会社ワイドツーリストが担当している。なお、実証実験期間中である(2023年3月まで)。
平日のみの運行で、主に「ヤマザクラGO」が運行していない地区を運行している。高齢化により免許返納が増え、日常生活の移動手段確保のためとされる。
- 友部・猿田ルート(月・水)
- 西小塙・高幡ルート(水・金)
- 平沢・山口ルート(月・金)
- 南飯田・門毛ルート(月・水)
- 富谷・大泉ルート(月・金)
- 長方・本郷ルート(水・金)
- 犬田・青木ルート(火・木)
- 高久・原方ルート(火・木)
- 上谷貝・金敷ルート(火・木)
- 源法寺・下谷貝ルート(火・木)
高速バス「桜川・筑西ライナー」
2019年7月23日より岩瀬駅、岩瀬中央公民館入口、ゆららの湯から筑西市内を経由して東京駅鍛冶橋駐車場を結ぶ高速バス「桜川・筑西ライナー」を茨城交通が1日3往復運行している。
なお、2009年より、北関東自動車道を通る茨城交通と関東自動車が共同運行する高速バス(北関東ライナー)があるが、市内に停留所はない。
広域連携バス運行以前
真壁地区(真壁駅)と、つくば市・土浦市を結ぶ路線バスが運行されていたが、2011年3月31日を以って運行終了。同年4月以降、筑西市と共に毎日運行されている路線バスの路線を持たない市だった。なお、2010年2月から3月にかけて社会実験として地域間連結バスが運行された[9]。
急行バス「わかば号」
2014年7月22日から、大学生の春休み・夏休み期間の平日に限り、茨城県運転免許試験場に向かう高速バス「急行わかば号」が桜川市および筑西市を経由する新たなルートで運行を開始。定期運行のバスが久々に運行されることになったが、のちに運休となり、2020年2月1日に廃止された[10]。
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
- 桜川のサクラ(世阿弥の謡曲桜川の舞台)
- 雨引観音
- 真壁城跡
- 真壁の町並み(国の重要伝統的建造物群保存地区、104棟が国の登録有形文化財)
- つくばりんりんロード
- 富谷観音
- 伝正寺
- 岩瀬城総合娯楽センター
- 全国緑化行事発祥の地(林業遺産)[11]。
博物館・美術館
- 岩瀬石彫展覧館「ROCK MUSEUM」
- あまびき美術館
- 桜川市歴史民俗資料館
- たばこ資料館
温泉
- 伝正寺温泉
伝統祭事
- 真壁祇園祭
- マダラ鬼神祭(日本二大鬼祭)
- 大飯祭
- 火渉祭
芸術文化
- 真壁2002天降
- 桜川03 04龍走
- 現代野外彫刻展「雨引の里と彫刻」
- アーティスト・イン・レジデンス 石彫千年の交感
- 真壁プロジェクト in 井田照一
- アーティストキャンプ in IBARAKI
- 戦国アート合戦絵巻(常世の国 こくぶん祭)
- アースワーク土舞台
- 宮島達男 Art in You
- 元気なアートコラボラボ 桜川芸術祭
町おこし催事
- 真壁のひなまつり
出身・在住・ゆかりの著名人・芸能人
- 安達勇人 - 歌手、俳優、声優
- 雨谷一樹 - 競輪選手
- 飯田貴敬 - プロサッカー選手(京都サンガF.C.)
- 市川厚一 - 病理学者。山極勝三郎と共に世界初の人工癌発生に成功。
- 久保三郎 - 日本社会党衆議院議員
- 小杉美佳 - 歌手、タレント
- 長谷川大紋 - 自由民主党参議院議員
- 広沢吉平 - 農業経済学者
- 永瀬義郎 - 版画家、画家
- 浅賀正治 - 石彫家。桜川市在住、出身は山形県。
- イサム・ノグチ - 彫刻家。1960年来日、真壁町にて作品制作。
- 出町光識 - 陶芸家・美術家。桜川市在住、出身は東京都豊島区。
- 有村直吉 - 元力士
- ダイナソー拓真 - KAIENTAI DOJO所属、プロレスラー
- 櫻川めぐ - 歌手、声優
- 伊沢拓司 - YouTuber、タレント、起業家、QuizKnockCEO
ロケが行われたドラマ
脚注
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
- ^ 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より
- ^ 名物・お土産> 福来みかん(ふくれみかん)桜川市観光協会(2019年6月21日閲覧)。
- ^ “桜川市バス「ヤマザクラGO」の運行について | 桜川市公式ホームページ”. www.city.sakuragawa.lg.jp. 2020年5月22日閲覧。
- ^ 桜川市とつくば市を結ぶ広域連携バスの実証実験運行について(10月1日~)
- ^ (平成29年10月1日~)桜川市・つくば市間広域連携バスの運行について
- ^ 桜川市デマンド型乗合タクシー
- ^ “桜川市内巡回ワゴン「ヤマザクラGOミニ」の運行について | 桜川市公式ホームページ”. www.city.sakuragawa.lg.jp. 2020年5月22日閲覧。
- ^ 地域間連結バス運行事業結果報告
- ^ 免許センター直行バスの廃止について関鉄グリーンバス・関鉄パープルバス 2020年2月29日閲覧
- ^ “2013年度林業遺産(No.3) 全国緑化行事発祥の地”. 日本森林学会. 2020年2月1日閲覧。
- ^ まだまだあります 茨城ロケ作品 茨城フィルムコミッション 2020年2月3日閲覧