「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」の版間の差分
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『'''HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD'''』(ハイアンドロー ザ・ゲーム・アナザー・ワールド)は「HiGH&LOW」シリーズ初の[[iOS (アップル)|iOS]]・[[Android]]用[[ゲーム]][[アプリケーションソフトウェア|アプリ]]。2019年10月28日配信開始。キャッチコピーは「'''ゲームでも全員主役。'''」<ref>{{Cite web|title=ゲームでも全員主役!「HiGH&LOW」アプリ秋配信、公式サイトにコブラら集結|publisher=映画ナタリー|url=https://natalie.mu/eiga/news/327915|date=2019-04-14|accessdate=2019-10-24}}</ref>。 |
『'''HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD'''』(ハイアンドロー ザ・ゲーム・アナザー・ワールド)は「HiGH&LOW」シリーズ初の[[iOS (アップル)|iOS]]・[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]用[[ゲーム]][[アプリケーションソフトウェア|アプリ]]。2019年10月28日配信開始。キャッチコピーは「'''ゲームでも全員主役。'''」<ref>{{Cite web|title=ゲームでも全員主役!「HiGH&LOW」アプリ秋配信、公式サイトにコブラら集結|publisher=映画ナタリー|url=https://natalie.mu/eiga/news/327915|date=2019-04-14|accessdate=2019-10-24}}</ref>。 |
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2020年9月6日 (日) 08:47時点における版
HiGH&LOW 〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
企画 | EXILE HIRO |
監督 | 久保茂昭 |
出演者 |
EXILE TRIBE E-girls 山田裕貴 窪田正孝 林遣都 遠藤雄弥 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル ZEN 永瀬匡 遠藤要 阿部亮平 大屋夏南 早乙女太一 SWAY ANARCHY 井浦新 稲葉友 柳俊太郎 前田公輝 武田航平 ゴールデンボンバー 小島藤子 工藤綾乃 城戸愛莉 中村達也 西岡徳馬 松澤一之 平田薫 天野浩成 豊原功補 YOU 小泉今日子 |
製作 | |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
公式ウェブサイト | |
シーズン1 | |
放送期間 | 2015年10月22日 - 12月24日 |
放送時間 | 木曜1:29 - 1:59(水曜深夜) |
放送分 | 30分 |
回数 | 10 |
シーズン2 | |
放送期間 | 2016年4月24日 - 6月26日 |
放送時間 | 日曜0:55 - 1:25(土曜深夜) |
放送分 | 30分 |
回数 | 10 |
THE WORST EPISODE.O | |
出演者 | 川村壱馬 吉野北人 前田公輝 佐藤流司 神尾楓珠 龍 鈴木昂秀 福山康平 うえきやさとし 中島健 一ノ瀬ワタル 清原翔 青木健 陳内将 泉谷しげる 藤田朋子 山田裕貴 |
ナレーター | 立木文彦 |
放送期間 | 2019年7月18日 - 9月5日 |
放送時間 | 木曜 0:59 - 1:29(水曜深夜) |
各話の長さ | 30分 |
回数 | 8回[注 1] |
『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』(ハイアンドロー ザ・ストーリー・オブ・スウォード)は、2015年10月22日 - 12月24日および2016年4月24日 - 6月26日に、2期にわたって放送された日本テレビ系列のテレビドラマ[1][2]。山王連合会・White Racals・鬼邪高校・RUDE BOYS・達磨一家、5つのチームの頭文字をとって「SWORD地区」と呼ばれている一帯で起こる、不良たちの抗争や仲間同士の友情を描く。通称は、ハイロー[3]。
本項では、2016年から続いている日本映画のシリーズ作品・およびそれらを主軸とした総合エンターテインメントプロジェクトである『HiGH&LOWシリーズ』[1]についても併せて説明する。
概要
EXILE TRIBEの総合エンタテインメントプロジェクトとして企画・制作され、テレビドラマ・映画・漫画・ネット配信・音楽・ライブツアー・SNS・イベント・フラッシュアニメ・ソーシャルゲームなど様々なメディアで展開する完全オリジナル作品[1]。EXILE TRIBEのメンバーをはじめ、E-girlsやLDH所属アーティスト以外からも多数キャスティングされており[4]、企画者であり総合プロデュースも務めるEXILE HIROは「HiGH&LOW」シリーズの構想について、「アーティストとして表現するメンバーも役者として活躍するメンバーもいて、いつか両方に光を当てる作品を作っていきたいと思っていた」と語っている[5]。キャッチコピーは「全員主役」[6]。
ストーリー
ティザーストーリー
物語は、過去に遡る。かつてムゲンという伝説のチームがこの地区一帯を支配していた。そのムゲンの勢力によりかえってその一帯は統率が取れていた。だが、ムゲンに唯一屈することなくたった2人で互角に渡り合った兄弟がいた。雨宮兄弟である。だが、ある事件をきっかけに突如ムゲンは解散。雨宮兄弟も姿を消した。
ムゲン解散後、その地区に5つのチームが頭角を現した。
山王街二代目喧嘩屋 山王連合会
誘惑の白き悪魔 White Rascals
漆黒の凶悪高校 鬼邪高校
無慈悲なる街の亡霊 RUDE BOYS
復讐の壊し屋一家 達磨一家
各チームの頭文字を取ってその地区はSWORD地区と呼ばれ、各チームもG-SWORDと恐れられた。そして、新たに謎の勢力 MIGHTY WARRIORSが出現。時はムゲン解散から1年後。男達のそれぞれのプライドを掛けた戦いの幕が上がる。
HiGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.ドラマ シーズン1 (2015年)
鬼邪高校に転校したばかりでルールを知らなかったチハルは、暴行を受けていた生徒を助けようとしてナンバー2である古屋英人を殴ってしまう。そのせいで次の標的として追い回されていたところを、偶然居合わせた山王連合会のヤマトに助けられる。チハルは山王連合会に加わりたいと懇願するが鬼邪高校との諍いを起こせば微妙なバランスで保たれているSWORD地区の均衡が崩れると考えたリーダーのコブラを含めたメンバー達に拒絶される。その後も逃げ回ってばかりいたチハルだがヤマトが「いつか自分で決着をつけなければならないが、その時は助けてやりたい」と言っているのを聞き、ケジメを付けるべく単身鬼邪高校に戻る覚悟を決める。それを知ったヤマトやコブラたちも鬼邪高校に乗り込み、チハルが古屋と一対一で決着をつけるのを助け、このままではしめしがつかないと言う鬼邪高校の番長・村山良樹とも拳でけじめをつけることでその場を収める。戦闘終結後チハルは山王連合会の仲間として迎え入れられる。そして、SWORDの均衡は静かにだが着実に崩れ出していく。
山王連合会のダンとテッツはナンパにでかけ、声を掛けた女の子に誘われてクラブに行く。そこで使いを頼まれて店内にいた男にSDカードを渡そうとするが、横から現れた何者かに奪われてしまう。そのクラブはWhite Rascalsが拠点とする店「クラブheaven」で、取引を邪魔されたとクレームを受けたリーダーのROCKYは山王連合会が盗みに関わっていると考え、山王連合会の拠点である洋食屋「ITOKAN」に乗り込み報復として店内を破壊する。店は荒らされ今度はWhite Rascalsと揉めることになってしまい呆然とするコブラやヤマト達の前に、かつての仲間ノボルが現れる。ノボルは九龍グループの家村会の構成員になっており、山王連合会に家村会の傘下に入るよう迫る。家村会ではSWORD地区を勢力下に置くことを画策しており、SWORD各チームの交渉役として抜擢されたのがノボルだった。ノボルは大学でできた彼女・ミホを輪姦し自殺未遂に追いやった男たちに報復をし刑務所に入っていたが、そこで知り合った家村会幹部・二階堂の誘いで家村会に加わっていた。
ダンは仲間にこれ以上迷惑はかけられないと、ハニートラップを仕掛けてきた女を自力で捜しだす。女の正体はRUDE BOYSのリーダー・スモーキーの妹、ララだと判明。そこでRUDE BOYSの本拠地・無名街で新型ドラッグ「レッド・ラム」の製造工場を発見し、そこにチハルが出入りしているのを目撃しまう。一方、ITOKANの後片付けをしていたヤマトは偶然チハルの上着からダンが強奪されたと訴えたSDカードを見つける。ヤマトは「heaven」に行き、ROCKYにSDカードを渡し山王連合会は本件に一切関係ないと告げる。ROCKYたちはSDカードの中身をあらため、そこにレッド・ラムの顧客リストが記録されていることを知る。レッド・ラムはWhite Rascalsが仕切る繁華街一帯にも出回り、女たちが餌食となっていた。女を守ることを信条とするROCKYは激昂する。
無名街から戻ったダンからレッド・ラムやチハルのことを聞いたヤマトは、真偽を確かめようと単身で無名街に乗り込む。そこでチハルから、父親の借金の取立てにより困ってるいる時にノボルに助けられ、その代わりにレッド・ラムの工場で働きながら山王連合会の動きを報告するという内通者の役目を引き受けたのだと聞かされる。レッド・ラムの工場は家村会とRUDE BOYSのシオンが極秘裏で稼動させたものだったが、シオンは家村会に黙ってレッド・ラムを捌き金を着服するようになっているのだと言う。SDカードを奪ったのも、その事を知ったノボルに命じられてのことだった。ノボルの目的はまずheavenで騒ぎを起こしてWhite RascalsとRUDE BOYSを揉めさせ共倒れさせることであったのだが、想定外のことにダンが関わってしまったことで山王連合会まで巻き込むことになり三つ巴の状態となってしまったのだヤマト達は工場に乗り込み、手当たり次第に破壊を始める。その騒ぎを聞きつけてスモーキーたちもやってくる。White RascalsもRUDE BOYSへの制裁のために乗り込んできて、三者は一触即発の状態となる。ヤマトが全ては仕組まれたことでここで争えば家村会の思惑通りになると説得して、その場を収める形で三つ巴の抗争は回避された。
計画が露呈し、レッド・ラム工場も破壊されたことでノボルは二階堂から激しく責められる。家村会では、次の策として刑務所に収監中の達磨一家頭・日向紀久を釈放させることにする。「狂犬」とあだ名される日向を暴れさせることで、SWORDを壊滅状態に追い込むのがその狙いだ。日向は兄たちが築いた日向会が九龍グループに見捨てられ解散に追い込まれたことを恨み、九龍グループへの復讐を目論んでいるが、一旦はSWORDを束ねて人数を揃えてからのほうが良いと考え家村会の要求を飲む。日向は挨拶回りとしてSWORD各チームに襲撃を指示した後に、同じく日向会を解散に追い込んだムゲンの残党がいる山王連合会に戦いを挑む。コブラは真の敵は家村会であり達磨一家とは戦う意志がないことを伝えるが、日向は一切聞く耳を持たない。White Rascals、鬼邪高校、RUDE BOYSも集まり戦況を見守る中、二階堂から最後通告をされたノボルが現れる。銃を突きつけながら家村会の傘下に入るよう迫るが、コブラは突如として山王連合会を解散すると宣言する。山王連合会はノボルが戻ってくる場所として組織されたチームであり、そのノボル本人が「いらない」と言うならこれ以上存在する理由はなかったのだ。コブラはさらに説得を続け、遂にはノボルを改心させる。その様子を見ていた日向も「山王連合会は落ちた。次は九龍グループを潰す為にSWORDを獲る」と言い残し去っていき、戦いは終結した。しかしその結果、コブラとヤマトは大きな代償を払うことになるのだった。
HiGH&LOW ドラマ シーズン2 (2016年)
昔、琥珀と龍也の2人がバイクチームとしてムゲンを結成した。仲間を必要とせず一人でバイクを走らせていた九十九も、琥珀に命を助けられたことで仲間の大切さを知りムゲンに加入。龍也の地元の後輩のコブラ・ヤマトらも加わり、仲間は徐々に増えていく。最高のチームへと昇華したムゲンとなってから龍也はその後、自身の夢であった洋食屋「ITOKAN」をオープンさせるためにチームを去り、メンバーの太田と古西もまた自分たちの夢のためにチームを抜けることとなる。琥珀はそんな彼らを「仲間を見捨てた」と苦々しく思っていた。そんな折、家村会が勢力拡大とムゲン壊滅を目論み傘下の日向会をムゲンに差し向けた。日向会を撃退したムゲンは一帯に名を轟かせ、来る者を拒まない琥珀の方針によりさらにメンバーが増えていった。やがて見ず知らずの者までがムゲンを騙り好き勝手な事をし始めたことに龍也は危機感を抱き、琥珀に苦言を呈する。「仲間を見捨てたお前には関係ない」と、最初は聞く耳を持とうとしなかった琥珀だが、龍也に「捨てたんじゃない、変わっていくんだ」と説かれ、ムゲンのあり方について思い悩むようになる。さらに、新入りたちの横柄な態度が原因で最強の兄弟で名高い雨宮兄弟との戦いが始まってしまう。やがて自らの名を語り悪さをするムゲンの末端の悪事を成敗したことで自らの考え方の誤りに気づき、その事を伝えようと龍也と九十九の元に向かうが、2人は琥珀の目の前で車に轢かれてしまう。龍也は即死・九十九は意識不明の植物状態となった。琥珀に恨みをもつムゲンの末端の仕業だったと知り、責任感とショックを払拭できないまま琥珀はムゲンを解散させ消息を断つ。
そんな過去の出来事を繰り返すように、達磨一家との戦闘終結後にノボルが何者かによって車に轢かれ瀕死の重傷を負う。家村会の仕業に違いないと考えた山王連合会のは復讐しようと息巻くが、コブラに「家村会に関わればまた誰かが犠牲になる。憎しみの連鎖を止めなければいけない」と制止される。コブラがノボルの病室を見舞っていると、長い間行方不明だったミホが現れる。父親の多額の借金のため、スカウト集団DOUBTの元で働かされていたが逃げ出してきたのだという。ミホはその後、コブラの助力によりWhite Rascalsの元で身を隠すこととなる。
鬼邪高校では全日制に転校してきた轟が全日制トップクラスの実力を誇る辻と芝マンを配下につけ、村山率いる定時制に下克上を目論んでいた。だが村山はコブラとの戦いに負けたあと自らのアイデンティティに疑問を抱き目標を見失っていたため、取り合おうとしない。周囲が「番長失格だ」と村山を批判する中、村山は答えを求めコブラを訪ねる。事情を話しコブラの考えを聞くうち、鬼邪高校と山王連合会の違いは仲間の存在だと気づく。鬼邪高校に戻り轟と対峙した村山は、轟に過去の自分自身を重ね合わせ、負ける気がしないと確信する。そして、戦いの末倒れた轟に「強いのは認めるが拳が強いだけでは駄目だ」と説く。自分自身も、仲間がいるだけでは駄目で自分が変わらなければ世界は変わらないのだと思い知る。
意識を取り戻したノボルは、コブラからミホの手紙を受け取り「過去に囚われず、自由になって」という決別の言葉を受け入れる。九十九も1年以上の昏睡状態から目覚め、コブラから今までの経緯を教えられる。「琥珀さんのことは俺に任せてくれ」と言い残し、病院から姿を消した九十九は龍也の墓参りに訪れ琥珀との再会を果たす。そして墓前に「何があっても琥珀さんについていく」と誓う。その後、ノボルの快気祝いの場でコブラは山王連合会の復活を宣言。ノボルの受け皿としての山王連合会だからという理由の他に、仲間の結束を固め家村会の脅威から街を守りたいという思いがコブラの中で強くなっていた。時を同じくして、SWORDを潰す目的で出所させた日向の失踪を知り業を煮やした家村会が方針を転換、土地の買収を進めると共にSWORDの各地区への襲撃を始める。
HiGH&LOW THE MOVIE (映画第1作) (2016年)
無名街で突如、爆発が起こり街は炎に包まれる。同じ頃、山王街がDOUBTからの襲撃を受け、達磨一家やWhite Rascals、鬼邪高校も琥珀と九十九、MIGHTY WARRIORSらの襲撃によって壊滅状態となる。SWORD地区の再開発の利権を狙うコリアンマフィア張城の李と手を組んだ琥珀が湾岸地区のチームを率いてSWORD地区の制圧に乗り出したのだ。
一方、無名街の爆破がMIGHTY WARRIORSの仕業であるとの情報を得たRUDE BOYSは、湾岸地区に乗り込む。だが、そこには劉によって罠が仕掛けられており、RUDE BOYSは劣勢に立たされる。雨宮広斗の介入により窮地は脱したものの、スモーキーが劉に切りつけられ大怪我を負う。広斗は医者を用意しスモーキーの手当てをさせ、行方不明になっている兄の情報を聞き出そうとするが、スモーキーはDOUBTにさらわれた妹のララを救い出してくれと交換条件を出す。スモーキーやララの家族愛に心を動かされた広斗はその要求を受け入れる。
襲撃が断続的に繰り返され疲弊していく中、コブラとヤマトは琥珀に呼び出される。久しぶりの再会を喜んだのも束の間、琥珀から山王連合会は自分の指示で動くようにと命令される。さらに一連の襲撃が琥珀の仕業だったと知り衝撃を受け抵抗するが、琥珀に力で捻じ伏せられてしまう。琥珀がこんな強硬手段に出たのには何か訳があるはずだ、と考えるコブラの元に、退院後行方を晦ませていた九十九が現れ、琥珀が2日後に"湾岸連合軍"を指揮してSWORDへの総攻撃を仕掛ける予定だと警告し、琥珀の暴挙については龍也を殺した九龍グループへの復讐の一環だと教えられる。ノボルの調査の結果、家村会だけでなく九龍グループ全体が再開発のために動いており、いずれ琥珀のバックについている張城との抗争になることは明白で、お互いに潰し合わせることこそが琥珀の狙いであることがわかる。だがそれを許せば街は取り返しのつかない状況に陥ってしまうと考え、コブラは琥珀を阻止するためにメンバーを集める。同様に、自分たちの大切なものを守るためSWORDの各チームも集結し、琥珀のいるMIGHTY WARRIORSの本拠地へと向かう。待ち受けていたMIGHTY WARRIORSとDOUBTの"湾岸連合軍"との戦いとなるが、数で劣るSWORDは苦戦を強いられる。
そんな戦いのさなか、琥珀が九龍グループと刺し違えて死ぬ覚悟でいることに気づいた九十九は、思い直すよう説得を試みる。だが、龍也を死なせてしまったことへの後悔と罪悪感に縛られ、復讐への妄執に囚われた琥珀は聞く耳を持とうとせず、九十九に「俺の邪魔をするな」と襲い掛かる。コブラとヤマトも2人の元にたどり着き、襲い掛かってくる琥珀に立ち向かう。3人で必死に語りかけるうち、琥珀はかつて自らが仲間を諭し宥めていた言葉の数々を思い出し、心に迷いが生じ始める。それを見計らい、コブラは龍也から預かったものだといって琥珀に鍵を渡す。それは九十九の入院費捻出のために琥珀が売り払ったバイクの鍵で、生前に龍也が買い戻し九十九に託していたものだった。そのバイクで自由に走れ、というのが龍也の想いだと悟った琥珀はやっと呪縛から解き放たれる。琥珀が戦意を失ったことで戦いは終結し、MIGHTY WARRIORSも金にならない喧嘩は意味がないと撤退する。捕らわれていたララも雨宮兄弟によって無事救出された。SWORDは真の敵は九龍グループと張城であることをお互いに確認し、それぞれの居場所へと戻っていった。
HiGH&LOW THE RED RAIN(映画第2作/スピンオフ) (2016年)
雨宮兄弟の雅貴と広斗は、行方不明となった兄・尊龍を探し続けているが、いまだその姿はどこにもみつからない。スモーキーからは「尊龍は2人の知っている尊龍とは別人になっている」と言われるが、2人は諦めきれずにいる。両親の命日には毎年3人で墓参りをしていたため、その日こそ会えるかもしれないと期待して墓地に向かう。そこで九龍グループの一角である上園会に追われていた成瀬愛華という少女を助ける。話を聞くと彼女もまた突然姿を消した尊龍を探しに来たのだという。愛華の案内で訪ねた尊龍の部屋は、壁一面にカジノ計画とそれに伴うSWORD地区の再開発関連の記事が貼り付けられており、尊龍がこの件を熱心に調べていたことが窺える。その中に愛華の父・成瀬幸雄が自殺したという記事もあるが、愛華は父は自殺ではなく上園会に殺されたのだと話す。成瀬は弱者の弁護を引き受ける弁護士で、依頼の中には上園会の案件もあり、調べているうちに重大な秘密の入ったUSBを手に入れたのだという。成瀬は危険を察知し、愛華に知り合いの弁護士を頼れと言ってUSBを託し、その直後に亡くなった。愛華は頼ろうとした弁護士が九龍グループを恐れ助けてはくれず路頭に迷う。それを助け匿ったのが、上園会に潜入し構成員として活動していた尊龍だった。USBは暗号化されており解読できなかったが、尊龍はそのUSBを持って姿を消し連絡もつかないのだという。そこに、尊龍からUSBの暗号の解除を頼まれたという女・古野から連絡が入る。USBにはトラップが仕掛けられており手に負えないことから、古野のハッカー仲間である山王連合会のノボルを頼ることになる。コブラは雨宮兄弟にはいろいろ借りがあるが、これで貸し借り無しだ、と依頼を承諾し山王連合会のメンバーはこれまでの経緯も知ることとなる。
解読ができるまでの間、3人は父親の営んでいた工場跡へ向かう。そこで、広斗は尊龍と雅貴の父親の再婚相手の連れ子で、最初は反発していたものの徐々に打ち解けていったことや、両親が亡くなった際には自暴自棄になった広斗を尊龍が必死に窘め、そこで本物の兄弟になると誓い合ったことを愛華に語る。雅貴は過去を回想するうち、両親が借金をしていた相手が上園会の上園龍臣であったことを思い出す。尊龍の部屋にあった切抜きの数々と照らし合わせ、両親を死に追いやったのは地区の再開発のために地上げを行っていた上園であり、それに勘付いた尊龍は復讐のために上園会に潜入したのだと推測する。
尊龍の携帯を盗聴していた古野は、尊龍がリトルアジア地区で上園会と取引するつもりでいることをつかむ。また、USBの解読にも成功し、中には九龍グループがカジノ計画に関連して、闇献金を行っている政治家や警察幹部、大企業の社長などのリストと、地上げの情報が保存されているのを発見する。その頃、尊龍は廃墟となった教会で上園と対峙していた。USBを渡せと迫る上園に、尊龍は上園になぜ両親を殺したのか尋ねる。上園の「よく覚えていない」というあやふやな返答に激高した尊龍は上園に拳銃を向けるが、護衛の人間たちに守られた上園を殺すことはできず、逆に銃火器で武装した多数の構成員たちに追い詰められていく。その隙に上園は尊龍が持っていたUSBを取り戻し去っていく。雅貴と広斗も駆けつけるが尊龍はついに銃弾に倒れてしまう。尊龍は両親は自殺ではなく上園に殺されたのだと語り、潜入して証拠を得ようと潜入した結果、他にも両親と同じように地上げの犠牲になる人々を目の当たりにし、ただ上園だけを潰せばいいのではなく元から根絶させなければ意味がないことに気づいたのだという。そんな時に上園会や九龍グループの命運を握るUSBの存在を知り、それを利用すれば誰も巻き込まずに一人で決着をつけられると考えたのだとも語る。そして、雅貴と広斗に「強く生きろ」と言い残したのを最期に尊龍は息を引き取った。最愛の兄を失い怒り狂った雅貴と広斗は上園会の本拠地に襲撃し武装した構成員たちをことごとく倒していく。捕らえた上園は「俺を殺したところで、お前達の憎しみは永遠に消えない」と開き直るが、雅貴は怒りに任せて上園に拳を振るう。だが、尊龍の「拳は大事なものを守るために使え」という言葉が脳裏をよぎり、とどめを刺すことはなかった。
その後、カジノ推進法案は本会議で可決され、複合施設の整備が一層加速することは確実となる。九龍グループの会合の席で上園は「計画は滞りなく進んでいる」と嘯くが、今回の件のしめしがつかないとして劉にあっけなく殺害される。そして、上園に代わり劉が九つの龍の一角となった。
結局、いまだカジノ法案の裏側を暴露する報道はされていない。雅貴は「USBは一番信頼できる奴に預けた」と広斗に語る。USBは琥珀の手に握られていた。
HiGH&LOW THE MOVIE2/END OF SKY(映画第3作) (2017年)
カジノ計画進行に伴い他の地区から流入する余所者に、SWORDの各チームは手を焼いている。事態を憂慮したコブラはSWORDの各リーダーを招集し、九龍グループが近々崩壊することやその後も張城をはじめとする海外マフィアが台頭し今後も地上げは続くことなどを説明し、"SWORD協定"を結びお互いの利害のために協力し合うことを提案する。だが、それぞれの抱える事情や思惑により、鬼邪高校の村山以外から同意は得られず物別れに終わる。山王連合会内部でも、カジノ計画に伴う再開発で街が建て直せると考えていたダンやテッツたちが、九龍グループとの対立姿勢を強めるコブラやヤマトたちとの考え方の違いに葛藤するようになっていく。
コブラは話し合いの場でのRockyの様子から不穏なものを感じ取り、何度もクラブHeavenを訪れRockyと話し合いの場を持とうと試みるうち、羅千刑務所からDOUBTのリーダー・林蘭丸が出所したことを知る。女を金を生む道具としてしか見ていない蘭丸は、過去にWhite Rascalsと対立し羅千地区・黒白堂駅で激しい戦いを繰り広げた因縁がある。Rockyは蘭丸がまた女たちを餌食になることと同時に常軌を逸した蘭丸の牙が万が一SWORD協定を締結することになった場合他のチームに向かう可能性を危惧し今度こそ自分たちの手で決着をつけなければならないと考え、コブラから再三にわたりSWORD協定への参加を要請されても首を縦に振らずにいたのだった。そんな折、SWORD地区の掌握を目論むDOUBTは手始めとして、プリズンギャングと呼ばれるJESSEとその一派を使いWhite Rascalsを襲撃する。
その頃、雅貴からUSBを託されていた琥珀は尊龍が命掛けで守りぬいたUSBは兄弟である雅貴と広斗の手で公表すべきであると考え、USBを返すため2人の元へ向かっていた。だがUSBの存在に気づいた九龍グループが放った暗殺者・黒崎会若頭九鬼源治らに襲われ、激しい追跡劇を繰り広げることとなる。間一髪のところで雅貴の手でUSBのデータはネット上に公開され、カジノ建設担当大臣である篠原は失脚し、カジノ計画自体も白紙撤回となる。九龍グループの総裁・九世龍心も贈賄容疑で逮捕され、そのニュースを聞き喜ぶコブラたち。だが良い結果だけでは終わらず、その後山王街では再開発が立ち消えとなった影響で閉店する店が相次ぐ。先行きに不安を感じたダンやテッツは、「あくまでも自分たちの街は自分たちがなんとかする」というコブラに反感を抱き、遂に山王連合会の内部分裂が始まってしまう。ダン達の気持ちを察しつつも目先の利益に囚われてはいけないことを必死に諭すコブラだったが、何を聞かれてもその場しのぎの答えしか返さず九龍グループとの戦いにばかり注力して自分達の意見に耳を貸さない態度や今をどうにかしたい気持ちを否定するような物言いに不安と我慢が限界に達しているだけでなく、今の生活に気持ちをすり減らしている彼らにそのような理屈は通じなかった。
一方、ジェシーらによって大ダメージを負ったWhite Rascalsは抗争を長引かせることを厭い、決着を付けるため因縁の地・黒白堂駅でDOUBTと対峙する。だが、金で雇われた一党を引き連れたDOUBTとの圧倒的な人数差により、苦戦を強いられる。敗北を覚悟した時、苺美瑠狂からの連絡でWhite Rascalsの窮状を聞きつけた山王連合会が加勢し、さらに鬼邪高校やRUDE BOYSも駆けつけ、形勢は逆転する。最後に、蘭丸からSWORD壊滅への協力を打診されていた日向も「仲間を切り捨てるような奴は信用できない」として達磨一家を率いてDOUBTに宣戦布告する。それまで事態を静観していたICE率いるMIGHTY WARRIORSがJESSEのピンチに際し参戦したことで、戦いはさらに激化していく。だが劉からの連絡を受けたICEと共に突如MIGHTY WARRIORSは撤退し、それと入れ替わるように九龍グループの善信会が乗り込んでくる。会長の善信吉龍は「お前たちが騒ぐせいでまとまるものもまとまらない」と、戦いを引き起こした元凶である蘭丸に激しい暴行を加える。さらに龍也暗殺への関与をほのめかした上で「お前らが何人死のうがなかったことにできる」と脅し、SWORDに対してこの場から逃げるか九龍グループに服従するかの選択を迫る。コブラはそんな善信を蹴りつけ、「これが俺たちの答えだ」と善信の要求を拒絶する。
HiGH&LOW THE MIGHTY WARRIORS(DVD&Blu-ray作品/スピンオフ)(2017年)
MIGHTY WARRIORSの歴史は、リトルアジア地区に住まう1人の少年から始まった。彼の名はICE。後のMIGHTY WARRIORSのリーダーとなるのだが、この頃は貧困街に兄弟と共に住まうただの浮浪児だ。ある日、ICEは1枚のアナログのドーナツ盤を見つける。試しに聴いてみるとそこにはICEの荒んだ心を潤し魂を震わす音楽が。ストリートで喧嘩や己に力を知らしめる事しか頭になかったICEにとって自身のターニングポイントにもなった瞬間だった。この日からICEは世界中の様々な音楽を知りたいと思うようになり、その為に金が必要だと考え、自らの能力を活かせるであろう傭兵になる道を選ぶ。多国籍軍に入隊したICEはそこでも新たな出会いが待っていた。パールと9。後にMIGHTY WARRIORSの創設メンバーとなる2人だ。彼らもリトルアジア地区出身だがICEとは別のコロニーの生まれだ。2人も音楽好きが興じて大金を稼ぐ為傭兵になる道を選んだのだ。3人は意気投合し、同じ戦場で修羅場を駆け巡った。邂逅してから十数年後のある日、退役を目前にしたICEは2人に"リトルアジア地区に戻ったらやりたいことがある。また集まらないか"と声をかける。2人には勿論断る理由などなかった。
多国籍軍退役後リトルアジア地区に戻ったICEは、パールと9や2人の仲間のコンピュータ関連に強いバーニー、ミステリアスな雰囲気漂う劉、実弟のディディー、ICE達にファッションの素晴らしさを教えてくれたジェシーが仲間に加わり、"かつての自分達みたいに夢も希望もなく途方に暮れている人達に平等に夢と希望を与える"ことをモットーとして"音楽とファッションを軸にした俺たちが俺たちらしく生きることが出来る理想郷"を創設する為に動き出した。"金があるから人生が変わるんじゃねえ、人生を変える為に金が必要なんだ"と。そんなICE達を人々は"MIGHTY WARRIORS"と呼ぶのであった。
ある日、ICE達は湾岸地区でクルーザーを襲撃した時人身売買されかけていた女と出会う。彼女の名はセイラ。過去の悲惨な出来事から心を閉ざし、"音楽で世界を救えるなら、あたしみたいな女はとっくに救われてる"とICE達の想いを否定する。それでもICEはどん底から這い上がり今に至った経緯やこれまでの様なやさぐれた自分に戻ることを恐れていた。共にいることでICEの強い想いが本物だと知ったセイラもまたMIGHTY WARRIORSに魅了されていった。
チームとして仕事が軌道に乗り始めた頃、湾岸地区でアジトとしてレンタルハウスを貸し出していた張城の李からかつてない大規模な仕事を依頼されることになる。内容は、"SWORD地区の制圧とSWORDを潰すこと"。仕事が成功した暁には望がままの報酬を与える、と。夢が自分達の目前に迫った彼らがこの話に飛びつかないはずはなかった。SWORD地区の琥珀・羅千地区のDOUBTと共にSWORD地区を襲撃し、自分達の理念をテーマにした巨大クラブFUNK JUNGLEをオープン。理想郷創設の夢はもう目前だった。だが、予想だにできなかった。琥珀が戦いを放棄し大敗北を喫したのだ。大金も手に入れられず夢の実現もまた振り出しに戻ってしまったことにメンバー達は落胆する。
"コンテナ街の戦い"と呼ばれる先の抗争の後、新たに別の拠点を築いたMIGHTY WARRIORSは音楽活動に専念していた。そこに新たな出会いと再会が舞い込んでくる。サンキングス刑務所に収監されていたジェシーが舞い戻ったのだ。そんなジェシーは謎の男を連れてきた。目的は、彼をMIGHTY WARRIORSのメンバーとして迎え入れたいということだった。名前はフォー。同じリトルアジア地区出身でジェシーの仲間。当然ICEは断る理由はなくフォーのメンバー入りが決定する。
そしてMIGHTY WARRIORSは新たなステージに向けて足を踏み出しつつあった。
HiGH&LOW THE MOVIE3/FINAL MISSION(映画第4作) (2017年)
- この世界は絶望か。
- この世界を絶対に守り抜く。
九龍グループに徹底抗戦の構えを見せた SWORDだったが、九龍グループの力は予想を超えて遥かに強大なものだった。逮捕された九龍グループ総裁・九世龍心は証拠不十分により釈放されてしまう。九龍グループは機密情報や告発自体をうやむやにし闇へと葬り去ったのだ。追い打ちを掛ける形で、釈放された龍心はSWORDの頭は発見次第潰せ・SWORD地区を制圧せよ、その方法は強硬手段も辞さないと命じる。善信の宣言と共に九龍グループ全勢力の手によるSWORD地区壊滅行動が始まった。遂に九龍グループが本気でSWORDに牙を剥いたのだ。
無名街に重機が入り無名街の住人達を次々と連れ去り、容赦なく街を破壊して行く。九龍グループが日本政府による無名街からの強制退去をお題目に街を破壊・住人達を拉致しているのだ。いよいよ国規模の問題へと発展し事が自分達の考えているレベルの先に行くほどの大事になってしまったことに無名街では衝撃が走る。家族に危険が及ぶと判断したスモーキーは、プライドを捨て遂に無名街から脱出するよう伝え、RUDE BOYSと無名街の家族を守るために殿として残る覚悟を決めた。九龍グループの構成員を引き連れた家村会の幹部・二階堂がスモーキーと対峙する。二階堂は無名街の元住人でかつてシオンの兄貴分でもあった男だった。九龍グループ絡みの悪事に家族を巻き込んだことに怒るスモーキーに対し、上からの命令だから自分の最大の汚点である無名街を破壊するのだと二階堂は開き直る。スモーキーはこれまでの自分と無名街で仲間や家族と出会えたことを最高の人生を送れたことと彼らを守れることを誇りに思い、九龍グループの構成員達相手にたった1人対峙する。
山王連合会も僅かながらも機能しており、"九龍グループは確実に相手を仕留める為、少数規模で凶器武装をして闇討ちを仕掛けてくる"という情報を元に末端を相手に得意のゲリラ戦を展開して対抗。その最中対立していたダン・テッツ・チハル達が傷だらけで姿を現し、九龍グループと全面抗争になったことで山王街が襲撃されたと怒りを向け、コブラ・ヤマト・ノボル達と完全決別を口走ってしまう。山王連合会をはじめとする若者達は破壊された山王街に見せしめとして吊るし上げられてしまったのだ。「たとえ間違っていたとしても、自分を信じて着いてくる仲間がいることを忘れるな」。ダンが山王連合会脱退の意思を伝えた後に嘆いた言葉によりコブラは焦りと怒りで自棄になり、SWORD地区郊外で九龍グループの一角克也会の会長克也龍一郎を単身で強襲。だが相手は九龍グループの中でも少数精鋭の武闘派にして修羅場をくぐり抜けている猛者の集まり。たった1人での襲撃が成功するはずもなく拉致監禁され、激しい拷問を受けることになってしまう。
White Rascalsも本拠地・クラブheavenを金の力で追い立てられ、鬼邪高校も達磨一家の本拠地も襲撃・破壊されてしまう。SWORDそれぞれの思いや今までの戦いも虚しく、SWORD地区は着実に破壊されていった。
襲撃を受けたのはSWORD各チームやSWORD地区だけでは留まらず、機密情報告発後に黒双地区で潜伏していた琥珀・九十九・雅貴・広斗までもが九龍グループに命を狙われる。広斗も狙撃の的になるが、予想だにしない人物に庇われる形で救われた。それは山王連合会や雅貴たちから忌み嫌われ、九龍グループの協力者の中にいた裏切り者モグラとしてマークされていた刑事西郷であった。これまでの到底自分達の味方とは思えない行動を繰り返してきた西郷が突然自分達を助け出す行為に4人は動揺するも命からがら逃げ出した。そこで4人は九龍グループの完全なる組織崩壊の鍵となる日本政府との癒着の真実を知った。
数十年前、日本政府主導により今は無名街となっている場所で行われた薬品製造の不正・それによる公害を隠蔽するために、日本政府と九龍グループは秘密裏に通じており、不正の証拠が地下で眠っている無名街そのものを完全に消し去り、その跡地にカジノ建設をすることで国家規模の不正そのものを闇に葬ることを目論んでいたのだ。さらに日本政府・九龍グループ主導により、カジノ建設のために無名街を見せしめ・カジノ法案スタートの名目で無名街爆破セレモニーと称して、無名街を破壊することを決断する。
ところが九龍グループでは、龍心がこれまでの無理が祟り遂に容体が急変してしまう。九龍グループが時間がないと焦っていたのはこのことだったのだ。さらには同時期にカジノ計画に関わっていたある人物が今回の一件の一切から手を引くこととなり、善信を筆頭に善信に同調する植野龍平・藤森龍生らも自身らの組織の安全と九龍グループの未来を考え作戦の離脱を宣言、更に総裁権限代行にして龍心の妻梨花子に身を案じられた劉も梨花子の進言により席を立った。いよいよ九龍グループ内での内部分裂が始まってしまった。残された会長達の中で、黒崎はコブラとの邂逅・龍心の残したメッセージに関して深く考えるようになっていた。黒崎は今回の一件を最後まで見届けると梨花子に告げ、克也・源・家村も黒崎と同意見であると告げた。
琥珀と九十九はSWORD地区VS九龍グループの全面戦争が起こった最中にコブラが消息不明になってることを知り、コブラが拷問されていた九龍グループの隠しアジトに乗り込みコブラを救出するが、スモーキーの命が狙われていることを知りすぐに無名街へと走る。だが一足遅く、スモーキーはRUDE BOYSや無名街の家族達に囲まれて既に息を引き取っていた。コブラは次々と九龍グループの手により破壊されていくSWORD地区と九龍グループと対峙する自分達の現状、そして自分の未熟さを痛感してこれまでの判断が甘かったことを悟り、拳でのやり合いでは九龍グループには勝てないと無力感に打ちのめされ絶望してしまう。そんなコブラのもとへ駆けつけたのはヤマト・ノボル・他のSWORDのリーダー達、そして決別を宣言したはずのダン達だった。琥珀・九十九・雨宮兄弟そしてSWORDは一挙にして集い、九龍グループと政府上層部の野望に完全に終止符を打つべく、隠蔽を暴くための不正・公害の証拠となる極秘資料・不正・公害の真実を知る者・公害に被害に遭った公害犠牲者を探し出すFINAL MISSIONに挑む。死んだスモーキーは公害犠牲者だったことで九龍グループからの殺害対象となっていたのだ。だがもう1人の公害犠牲者で無名街の少女エリが九龍グループに命を狙われていることを知り、 コブラはエリを探しに行き、琥珀達は公害の真実を知る当時の製造工場責任者馬場元を探し出す。そして九龍グループの猛攻を阻止すべく、White Rascals・鬼邪高校が九龍グループの迎撃を開始する。再び刺客として現れた源治も雅貴・広斗の連携の前に敗れ、エリもコブラの手で無事救出された。だが爆破セレモニー会場の近辺でもさらに九龍グループの構成員達が配備されており、琥珀・コブラ達だけでは突破出来なかったが達磨一家が捨て身の特攻により道が開かれた。
無名街の爆破セレモニーの会場に琥珀・雅貴・広斗、そしてエリと馬場が現れたことに加えて証拠資料の公開で爆破セレモニーは一気に日本政府の癒着と国民に隠された真実を暴かれる暴露の場へと変わっていく。SWORDの勝利・九龍グループ敗北の瞬間であった。コブラは黒崎たち九龍グループの前に立ち塞がり、SWORDの勝利を宣告する。これを見て黒崎は"再生には破壊が付き物だ"と述べて潔く九龍グループの敗北を認め、自分に属する会長達と共に去っていった。大臣を含む政治家達は公害を隠そうとしたことで非難の的となってしまう。「カジノ計画は公害の隠蔽工作じゃない!!この国の未来のために...」。どこまでも往生際の悪い態度に琥珀たちには最早怒りは存在しなかった。黒崎・克也・源・家村らが一斉検挙。善信・植野・藤森・劉らが離脱。完全に崩壊した九龍グループを恐れる者はもうこの国にはいなかった。警察が九龍グループ一斉検挙・家宅捜査のため本家を尋ねると哀しげな表情の劉が応対した。「話ならいくらでもする。今は家族だけにして下さい」と言い警察を追い払う。本家の一室には冷たくなって横たわる龍心、枕下で夫を見守る梨花子、そして息子の劉。3人は家族だったのだ。
全てを見届けて役目は終わったと言うように琥珀達は表舞台から姿を消し、SWORDのメンバーたちも次なるステージに向けて進むために動き出した。
一方、黒白堂から消息を絶っていたMIGHTY WARRIORSのメンバー達はジェシーから黒白堂の戦いの報酬を受け取ったがICEとセイラはジェシーから不穏な雰囲気を察した。そしてジェシーは"バルジ"という謎のスポンサーからサンキングス刑務所出所条件として"SWORDを潰すこと"と"九龍グループと協力して裏切り者"モグラ"を探し出せ"と言われていたことを明かした。ICEはバルジという存在に興味を持ち始める。MIGHTY WARRIORSはバルジに会うためFUNK JUNGLEから旅立つのだった。
日本政府と九龍グループによるSWORD地区再開発とカジノ建設計画に中枢として関わり、ジェシーをも操っていた巨大で謎に包まれた存在"バルジ"。次なる計画が始まっていることを仄めかす謎のメッセージを残して、物語は幕を閉じる。
DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW (映画第5作/スピンオフ) (2018年)
- アクションなし、笑い80、感動20。
山王連合会のムードメーカートリオ・DTC(ダン・テッツ・チハル)の3人の物語。
SWORDによるFINAL MISSIONから数ヶ月後。
SWORDや湾岸地区との喧嘩やさらには日本政府の隠蔽工作まで暴いてしまい、刺激的な日々からそれぞれの仕事や生活に精を出す平和な日常がそれぞれに訪れていた。だがその時間がダン・テッツ・チハルの3人を満たしてくれる訳ではなく、寧ろ謎の違和感の様な心を満たす何か物足りないものモヤモヤ感を感じていた。ある日同じ山王街の伊集院甲・たて笛尾沢からなるたて笛兄弟が尾沢の父親が計画したコンサートを敢行することになったが自信が持てず応援メンバーとしてDTCに助けを求めてきたが3人は取り合わなかった。しかしそんな2人が一生懸命で楽しそうであると気づいた3人は今だからできることは何かを考えに考え、高鳴る鼓動と青春(と女子)を求めて行く先も決めずにバイク旅に出ることにする。
山王街を後にした3人の旅は楽しいものだったが、現実はそこまで甘いはずはなく出立して数日で軍資金が底をつきガソリン補給も手が回らない状態に陥ってしまう。そこで訪れた上下温泉街で日雇いかつ泊まり込みの仕事を探す。偶然訪れたスナックのオーナーからの紹介で旅館森田屋の客室係として働くことになる。さらに珍客として"たて笛兄弟"がコンサートを敢行すべく森田屋へやって来ていた。DTCの3人は応援メンバーとして力を貸し、歌と踊りとリコーダーで余興を乗り切った。更に、慰安旅行で偶然森田屋に訪れたWhite Rascalsの若手メンバーSMGに加え、出張のため上下温泉街に屋台営業でやってきた達磨一家の若手メンバー達磨ベイビーズに出会い旅は珍道中となってしまう。
慣れない旅館業に苦戦する中、森田屋の若女将マリと一人娘のメグミと出会う。夫と死別し娘を育てながら切り盛りするマリに一目惚れし恋心を募らせる必死で気を引こうとするチハルだが、マリと旅館の番頭
3人はマリ・宮崎そしてメグミを幸せにすべく、たて笛兄弟に加えSMGと達磨ベイビーズに協力を要請。SMGが今回の企画の演出とメインとなる宮崎達をプロデュースし、達磨ベイビーズが企画会場となる旅館街近郊のイベントホールで設置・飾り付けを開始、そしてDTCは今回の企画の全面プロデュースを開始する。女子供を幸せにする為、プロポーズという祭を盛り上げる為、そしてマリ・宮崎・メグミのプロポーズを成功させる為。DTCが考えた3人を幸せにする企画とは、宮崎がマリに想いを伝える場所を提供するサプライズ企画だったのだ。
いよいよ本番当日。宮崎とDTCが中心となりマリとメグミを招き準備も万端。しかしメグミは心に閉じ込めていた想いが爆発して会場からいなくなってしまう。DTCと宮崎達はメグミを探すべく奔走し、なんとかダンがメグミを見つけるに至った。メグミはダンに亡くなった父がよく乗せてくれた車のことを話し2人はドライブに出かけた。ダンが車の中であるカセットテープを見つけセットすると、そこから今は亡きメグミの父の声が流れ始める。"愛と書いてメグミ。名前を呼ばれる度に愛されているということを感じて欲しい"。父の想いを知ったメグミは会場に戻ることを決意し、ドレスアップしたDTCと共に会場へ向かう。
そして遂にミュージカルショーが始まり、DTCと宮崎が自分達の気持ちと想いを歌にし、宮崎はマリとメグミの元へと歩み寄っていく。すると宮崎はメグミに寄り添いメグミにプロポーズした。今回のショーは宮崎とマリのプロポーズではなく3人を幸せにすると同時にメグミを喜ばせることが本当の目的だったのだ。 "僕は君のパパには勝てない。でも君のパパに負けないように頑張る。僕たちもパパのことを忘れない。メグミちゃんもパパのことを忘れないで"。そしてメグミは"私のパパになってください"と自分の想いを伝えて無事にサプライズは成功する。3人が幸せになるためのサプライズパーティーDPDことドッキリプロポーズ大作戦は成功したのだった。
1週間後。無事に軍資金も貯まったDTCはマリと宮崎に挨拶して森田屋を後にする。旅立つ前メグミが現れダンに別れを告げる。「またね。一八」。ダンは少し照れていたが嬉しそうでもあった。そして3人はたて笛兄弟の2人と合流して、たて笛兄弟のコンサートに同行するための新たな旅が始まったのであった。
しかし物語は終わらない。旅の行き先を決める時チハルだけがある街だけは避けて迂回した方がいいと警戒の色を見せた。その街には"鳳仙"と呼ばれるスキンヘッドの高校があり、自分達のような輩が行けば揉め事が起きるのは必至だと警告した。そして、その鳳仙なる集団がSWORD地区に新たなる抗争の火種を生むことになる。
HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O ドラマSP(2019年)
HiGH&LOW THE WORSTの前日談となるストーリーである。
時は、コンテナ街の戦い終結直後まで遡る。湾岸地区との抗争から一時的に鬼邪高校では平穏が訪れており村山良樹ら定時制は退屈な日々を送っていた。その一方で全日制は新入生の編入シーズンであり、定時制では"全日ステークス"なる伝統の賭け事を開催。それは全日制で一番強い男は誰なのかを賭ける博打だった。全日制2学年のダークホースと畏怖されていた高城司は完全に鳴りを潜めていた。全日制最強の轟洋介と行動を共にする辻と芝マン。1学年では期待のルーキーと称される中越大が1学年制圧を目論み暗躍。更に2学年に他校で凶暴コンビとして名を馳せていた西川泰志と横山清史の"泰・清コンビ"が転入。全日制では轟が頭として統率を取ることでこれまで目立った争い事はなく均衡が保たれていたのだが、全日制の頭をつけ狙う派閥が乱立し始めたことで轟の支配体制にも陰りが見え始める。
司は自分をリーダーと慕う仲間たちに蜂起を呼びかけられるも一切相手にしようとはしなかった。1年前、同じ団地で育ち共に鬼邪高校で天下を取ろうと誓ったものの入学して一ヶ月足らずで家族の都合で祖父のいる田舎へ転向してしまったかつての相棒・花岡楓士雄のことを考えていたからだ。元々群れるのが苦手な司が鬼邪高校に来たのは楓士雄が鬼邪高校のテッペンを獲るという野望のサポートの為に過ぎず、突然自分を頭にして担ぎ上げる仲間たちのやり方も快く思っていなかった。そして司は相棒・目的・闘志を失った喪失感から鬼邪高校退学という決断をする。
そして時はSWORD地区を守る為に立ち上がったSWORD協定による黒白堂の戦い前夜へ。
泰志はかつて因縁のある司の元へ出向くが人が変わったかの如く闘志を失った司に落胆する。清史は全日制最強の轟を潰すべく行動するも轟の仲間にこちらも因縁のある辻と芝マンがいると分かり時期早々と判断して撤収する。泰・清一派は放送室から鬼邪高校全日制に点在する全グループに対して自分達以外のグループを完全に叩き潰すという意味を込めて宣戦布告をする。その直後に轟・辻・芝マンに遭遇し全日制の頭を賭けたタイマンを申し出るも轟からは"これからはお前らが頭だ"と相手にされなかった。これが自分たちのことなど一切眼中にないという轟の挑発であることに泰・清一派は怒りを露わにする。そんな中、泰・清一派が凶器で武装した謎の集団に襲撃され、清史も"当時の同級生"と偽って接近してきた女に唆され負傷する事態が発生し、鬼邪高校内では緊張が走る。ただしその騒動も中越一派の末端が仕掛けたことと分かり収束する。轟の目の先にいるのは常に、鬼邪高校のトップである村山だった。転校してぶつかったあの日からずっと村山を倒すことだけを考えていた。だから全日制など眼中にない。"あんたを倒さないと全日制がゴタゴタしてる"と定時制に愚痴りに来たが、村山はそんな轟の態度に初めて怒りを見せる。"お前の悪いところはそういうところだ。俺の相手する前に今自分がやるべきことを知れ。もっと周りを見ろ"と轟を突き放す。
司は現在の鬼邪高校のトップである村山に頭についてを問いた。そこで村山は「リーダーとボスの2つのタイプがあって、頭ってのはリーダーじゃないとダメだ。司は誰かを頭にして自分はNo.2になるタイプと頭になろうとした結果No.2になったのだとどっちがいい?お前は自分で限界を決めつけてるだけじゃねえのか?」と問い正した。その後司一派が泰・清一派と衝突したことを知った司は泰志たちに報復しようとするが、手下のジャム男がそれを止める。「俺たちには司さんがいる。体はめちゃくちゃ痛いし楽しいことなんてないけど、勝った時の気持ちを考えただけでワクワクする。皆司さんの為に立ち上がったのがすごい嬉しいんです」とジャム男は感動していた。司もジャム男達がただ自分を祭り上げているのではなく、心の底から自分を慕っていることに衝撃を受ける。皆の真意を知った司は己の器を図る為にSWORD地区を離れ、楓士雄が越した街へと向かった。そこには最愛の祖父を亡くし無気力となった楓士雄が佇んでいた。悲しき雨が降りしきる中楓士雄VS司のタイマン勝負が繰り広げられる。
そして定時制がSWORDとして九龍グループに宣戦布告した後、鬼邪高校では定時制が襲撃され、定時制が消えた。定時制の生徒達が消えたことと喧嘩騒動がなくなったことにより平穏ではない静寂が訪れた鬼邪高校はかつてない不気味な空気が漂う。それから数カ月経って九龍グループとの争いが終結し、政府の陰謀を暴いた定時制は再び元の日常を過ごす。しかし定時制が巻き込まれた"SWORD VS 九龍グループ"の全面戦争と"FINAL MISSION"の影響によりSWORDと全日制内部との戦いのレベルの違いを思い知らされる形になり、全校生徒が戦意喪失。全日ステークスもとい全日制の覇権争いは完全に収束していた。完全に怖気付いた全日制の様子を聞いた村山は鬼邪高校の頭として「お前たちは何のために鬼邪高校に来たのか?」と放送で全ての生徒に呼びかける。全日制の生徒に向けて発破をかけ、"今後一切SWORDの案件に全日制を巻き込まない"という宣言を行う。これは、SWORDのOは"鬼邪高校定時制"のみを表すこととなり"鬼邪高校全日制"はSWORDには含まれないということを意味していた。こうして定時制と全日制は完全に分断されたことで再び活気と闘志を取り戻した全日制生徒たちにより、全日制は群雄割拠の戦国時代へと突入した。
HiGH&LOW THE WORST(映画第6弾/スピンオフ) (2019年)
- 鬼邪高校、戦国時代。
SWORDの一角・鬼邪高校をメインとした物語。
SWORDの"O"である鬼邪高校では定時制と全日制に分かれ定時制の村山良樹が鬼邪高校初代番長として君臨しているが、先日の番長宣言で定時制と全日制に分断されたことで全日制ではこれまでのパワーバランスが崩壊し、"轟一派"・"司一派"・"泰・清一派"・"中・中一派"の四大勢力が群雄割拠する鬼邪高校戦国時代へと突入していた。村山の番長宣言により分断された全日制は新たに頭を必要とすることになるのだが、これまで統率を取っていた轟の下には仲間は集まらなかった。集まるはずがない、これまで鬼邪高校の頭は村山ただ1人だったのだから。それなのに今回は定時制と全日制に分かれてしまったのだから。村山の番長宣言に不服を感じた轟洋介が再び村山にタイマン勝負を申し出るも結果は惨敗する。
鬼邪高校に帰還した嵐を呼ぶ男花岡楓士雄は全日制を制圧し、村山にタイマン勝負を挑む野望を掲げていた。親友の凱旋に高城司率いる"司一派"と楓士雄をリスペクトする中越率いる全日制最大勢力"中・中一派"といった四大勢力の2つが楓士雄の元に合流したことで全日制は沸いていた。"泰・清一派"の泰志・清史、"轟一派"の辻・芝らと対峙した時楓士雄は幼少期の頃から地元の希望ヶ丘団地で世話になっていた"サダばあ"が亡くなったことを告げ、自分達はサダばあに恥ずかしくない生き方をしないとと告げる。
楓士雄の地元・希望ヶ丘団地の仲間で秀才校に通う桐原誠司と女子高に通う白井マドカ、土建屋で働く尾々地真也・正也らオロチ兄弟がサダばあの葬式で久々の再会の中、同じ仲間の前川新太が最近高校を辞めたこととガラの悪い連中とつるんでいるなど悪い噂が絶えない話を聞く。マドカも自身の学校の同じ部活のチームメイト・上田唯が学校にも来ず部活もサボっていることで悩んでおり、久々に顔を出した唯を説得して話を聞くと、唯もガラの悪い連中とつるんでいたり近頃誰かに尾けられているなど穏やかではない話で持ちきりになる。下校時に案の定唯に絡んでくるチンピラ集団と出くわしたが、その時唯のストーカーを自称する男が集団をたった1人で撃退する。だが唯はその男が兄上田佐智雄と同じ"鳳仙学園"の生徒であることを知る。
SWORD地区の隣町の"戸亜留市"にて佐智雄を番長とする鳳仙学園では小田島有剣・沢村正次・仁川英明・志田健三ら鳳仙四天王"小沢仁志"による最強の布陣を揃えていた。唯を救ったのは四天王の1人・沢村で佐智雄からの指示で万が一唯に何かあった時に備えて見守っていたのである。佐智雄も唯の悪い話を聞いていたことで"母さんを悲しませるようなことだけはするな"と凶弾する。
鬼邪高校では全日制に編入した生徒の何人かが隠れて「レッド・ラム」を売り捌いている話が持ちきりとなり村山が全校生徒を集めて"SWORDではドラックは御法度だ"と警告する。鳳仙学園でも佐智雄は唯を付け狙う連中がレッド・ラムに関与している話を聞き情報通のサバカンに調べさせていたが足取りは掴めなかった。土建屋のオロチ兄弟も会社の同僚がレッド・ラム取引に関わっていたのを快く思わず、かつて湾岸地区から出回った経緯からDOUBTが今回の件に絡んでいるのではと考え、昔の仲間・山王連合会のチハルを訪ねるも、"レッド・ラムは自分も関わっていたがある一件で無名街にあった製造工場がリトルアジア地区に移って以降足取りは途絶えた。それ自体に関わっていた九龍グループもゴタゴタで手が回らず、DOUBTも黒白堂の戦い後に表舞台から姿を消した"といい詳しい情報は掴まずじまいだった。
ある日の晩のこと。"泰・清一派"の泰志が、沢村・サバカンら鳳仙学園のグループが襲撃される。泰志は頭を縫っただけで済んだものの相手が鳳仙学園であることを知り全日制では動揺が走る。沢村が意識不明の重症を負い、サバカンらは襲われる直前に集団が鬼邪高校と名乗ったことで犯人を特定。お互いの仲間がやられたことで双方は殺気だっていき全面抗争は避けられない状況となっていく。決戦の舞台は鬼邪地区の河原。数は互角でも、戦闘力・統率力は圧倒的に鳳仙学園の方が上で、全日制の敗北は明らかだった。だが村山率いる定時制と満身創痍のサバカンが乱入してきて今回の一件の真相を告げるのであった。沢村は意識を失う直前襲撃者の顔を見ていた。その中には唯を襲ったチンピラが混じっていたとのことで、鬼邪高校や鳳仙学園の制服を纏い双方を襲撃することで潰し合わせていたのではという。村山自身も独自の調査で過去に因縁のある金平兄弟が絡んでいることを知った。定時制の乱入の目的はピンチになった全日制への援軍ではなく、双方の抗争を停戦させることにあった。結果的に自分たちの敵が他にいることを知った鳳仙学園は戦闘を停止して引き上げていった。
今回の抗争を仕組んだ牙斗螺は、廃墟と化した希望ヶ丘団地を根城としておりそこでレッド・ラム製造と売買に関与していた。その中にはDOUBTの元メンバーも。だからレッド・ラムの取引が広範囲に渡ったのだ。今回の鬼邪高校と鳳仙学園をぶつけさせた真意としては、沢村や楓士雄たちによって周辺でレッド・ラム取引が潰されたことによる腹いせだった。そこで考えたのが、お互いの身内を双方のフリをして襲撃し抗争を煽ることだった。沢村を襲った男もだが、その中には新太の姿もあった。今回の目論見が失敗に終わり、SWORDの内情を知る新太は"鬼邪高校は真犯人が分かったら必ず俺たちに報復してくる"と警告するが自分達への意見が気に食わない金平兄弟らに制裁を加えられる結果となってしまう。
楓士雄たちも新太に関する情報を掴んでいた。新太が高校を辞めたのは末期癌の母親の入院費用を稼ぐ為、借金までして大金を作れるようになったのは牙斗螺にメンバーとして迎え入れられたから。一方、誠司も学校にて暴力沙汰を起こしてしまう。理由は楓士雄たち仲間を馬鹿にされたことからだった。教師側の配慮から誠司は厳重注意のみの処分となったが、それでも尚教師まで鬼邪高校を始めとする不良たちを"クズ"・"ゴミ"という発言を繰り返すことから誠司は怒りからありのままの本心を発した。「俺の仲間に、クズもゴミもいない‼︎」。
汚い金を手にしてまで自分を正当化しようとする新太を止める為、仲間を救おうとする楓士雄の為全日制が一つになった。そして、仲間の敵討ちの為に鳳仙学園も立ち上がる。共通の敵を目の前に、史上最強の"鬼邪高・鳳仙連合軍"が牙斗螺に挑む。だが牙斗螺の面々はクスリの影響からか良心を遺脱する戦い方を繰り広げることで全日制や鳳仙学園らは驚愕する。そんな彼らの援軍に駆けつけたのは、SWORDとして今回の揉め事を快く思わない村山達定時制と村山のバイトの先輩であるオロチ兄弟であった。楓士雄が駆けつけると、ボロボロになった新太が金庫から金を強奪している現場に遭遇。壊滅寸前の牙斗螺に見切りをつけた新太は金だけ奪って逃げようとしていたのだ。楓士雄の必死の説得で新太は自分が間違っていたことに気づかされる。新太は再び仲間の元へ帰ってきたのだった。
騒動は終わって、楓士雄たちは鬼邪高校を離れ戸亜留市に来ていた。場所は、鈴蘭高校。ここはあの鳳仙学園ですら一目置く不良高校でかつて誰も番長として君臨したことがない場所だった。そこではあの佐智雄ですら勝てなかった男がいると聞き確かめに来ていた。全日制と正式に友好関係となった鳳仙学園では、沢村が唯と付き合うこととなり、楓士雄と佐智雄がタイマン勝負が実現することとなったが結果は佐智雄の勝利となり、楓士雄の野望はまだまだ叶わぬ夢となった。
新たな物語が始まるということは、これまでの物語が終わることを意味する。村山良樹・古屋英人・関虎太郎が正式に鬼邪高校を退学することとなった。既に同じ仲間から親友の関係とまでなっていた3人は夢だったバイクを駆り立ててSWORD地区を去っていくのだった。
登場人物
名前の下の欄にて空欄は初期設定および初期からの登場、初登場欄はその作品からの途中参加という表記とする。ドラマ・MOVIE・MOVIE2・MOVIE3は山王連合会、RED RAINは雨宮兄弟、DTC・湯けむり純情篇ではDTCの3人、g-swordでは、雨宮兄弟と山王連合会、THE MIGHTY WARRIORSではMIGHTY WARRIORS、WORST・EPISODE.Oでは鬼邪高校を主軸・メインとしていく。
ムゲン
後に"SWORD地区"と呼ばれることになる一帯を支配していた伝説のライダーチーム。元々は創設者の龍也・琥珀がバイクチームとして立ち上げ、"二人で走る時間が無限に続けばいい"という思いを込めて「ムゲン」と名付けられた。ムゲンの全盛期でもあったのが7人時代で、かつて敵対し合っていた格闘家コンビの太田と古西が、過去の因縁で琥珀と敵対した九十九、そして後に山王連合会を結成する龍也の地元の後輩コンビのコブラ・ヤマトが加入する。
数年後に龍也がITOKAN経営の為、太田・古西がプロを目指すべく渡米する為ムゲンを脱退するのだが琥珀はその現実を受け入れようとせずムゲンとしての勢力を維持する為に周辺の腕の立つ者を次々とスカウトする様になる。その最中で日向会と抗争するハメになり、結果的には日向会を壊滅に追い込んだもののそれがムゲンの勢力と悪い噂を増幅させる引き金となり、100人を超える大規模集団になったことで琥珀が総長を名乗り、初期メンバーの九十九たちは幹部扱いされる様になる。しかし、大人数になったことに加えて琥珀を含めた初期メンバーが彼らを育てたり見極めることを怠っていたために統率が取れなくなり、勝手にムゲンの威光や琥珀の名前を使って悪事を働く者も現れ、結果的に街の住人からも嫌われるようになる。さらにムゲンの下っ端の絡みが原因で雨宮兄弟と揉めることになるが、その最中で龍也と九十九が交通事故に巻き込まれて龍也が即死・九十九が意識不明の植物状態に陥ったことが決定打となり、琥珀の手でムゲンは解散する。
『ドラマ・シーズン2』では、過去編としてムゲンが結成から解散に至るまでが描かれている。ムゲン解散後もムゲンの名を語る者がいるなど散々な状況だった様子である。
テーマソング - 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE / 『MUGEN ROAD』[7]
- 琥珀(こはく)/美浦龍臣(みうら たつおみ)[8]・本作の主要登場人物
- 演 - AKIRA(EXILE/EXILE THE SECOND)、横山歩(幼少期)
- テーマソング - KUBO-C,P-CHO & JAY'ED / 『Hell On Earth』[7]
- ムゲン総長、創設者。
- 圧倒的な戦闘力とチームを統率する頭としての器を兼ね備えた最強の伝説の男。強者を惹きつけるカリスマ性も備えている[9]。中学時代に喧嘩で倒された際に瓶の破片が左目に刺さって負傷して以来、琥珀色の義眼をしている。幼少期は今の姿から想像もつかないがいじめられっ子であり、龍也に救われたことを機に親友となる。がたいに似合わず手先がかなり器用でバイクのパーツにムゲンのチームシンボルを彫りだしたり、ITOKANのガラス瓶のシャンデリアは琥珀が拾ってきたガラス瓶で拵えた。
- 『ドラマ・シーズン1』では端役で登場し九十九を植物状態に陥れた原因を作ったことを悔やむ姿や得体の知れない不気味なオーラを醸し出していた。
- 『ドラマ・シーズン2』の過去編では、龍也との出会いからムゲンを解散させるまでが描かれており、幼い頃にいじめられっ子だった頃に出た仲間意識から自分の仲間が次々といなくなっていくことを現実として受け止められず苦痛と憎悪のようなものを抱いており、特に龍也がムゲンを脱退することに至っては心の底から認めていなかった。ムゲンをチームとして維持する為に地区一帯の腕の立つ若者に声をかけるなどムゲンの仲間に黙って汚い仕事もしていた様子。現代編では、無事に復活した九十九と共にある目的の為に動き出す。その目的がMOVIEにて明らかとなる。
- 『MOVIE』では、メインヴィランとして登場。張城の李が買収したMIGHTY WARRIORSとDOUBTらによる"湾岸連合軍"を率いてSWORDを襲撃する。SWORD襲撃では九十九と共に達磨一家を襲撃し戦力を半減させる。ムゲン解散後初めてコブラ・ヤマトと再会し、SWORDを全滅させることを宣言して返り討ちにし、山王連合会は今後自分の指示で従うよう警告する。SWORDの湾岸地区侵攻を察知しICE達に迎撃を指示する。しかしそこに至るまでの間に精神は限界を迎えており、九龍グループ殲滅と同時自らも死ぬ腹づもりであった。今作では敵役キャラクターだが完全に悪に堕ちた訳ではなく龍也を死に追いやったのが自分だと自分自身をずっと責め続けていた。
- 『RED RAIN』では、カメオ出演。心の傷も癒えた様子であった。
- 『g-sword』では、アントニオ猪木の物真似が得意であることが判明。[10]アントニオ猪木を崇拝するコブラと絶妙なコンビネーションを披露している。
- 『MOVIE2』では、短髪からロングヘアになっている[11]。自分を信じてくれた雅貴や命をかけて自分を止めてくれた九十九やコブラたち、そして必死に説得してくれた龍也の為に"二度と間違いを犯したくない"という思いを胸に抱き機密情報告発の為に動き出す。告発自体は雅貴たちに託して自分はサポートに回ることを伝える。告発後数年振りにITOKANを訪れ、龍也のケジメをつけてきたとナオミに報告する。
- 『MOVIE3』では、告発後国双地区で潜伏していたがすぐに九龍グループの襲撃を受ける。本作では道を誤った者や筋を通さない者には敵味方関係無く厳正に接しており、SWORD壊滅行動に打ちのめされているコブラにも「九龍グループの一部に喧嘩を売っても意味は無い」と厳しく諭し、公害の不正を暴かれて言い逃れをしている政治家達にも「この国を本当に思うなら、逃げも隠れもせず、正しく生きろ」と吐き捨てており、九龍グループ共々改心と和解を望む様子は無かった。ムゲンアジト跡地にて集結したSWORD全チームと九十九・雨宮兄弟ら"SWORD地区連合軍"の指揮を取る。戦力を三分させ雨宮兄弟・RUDE BOYSらで責任者・馬場元を探し出すべく九龍グループが取り仕切る検疫所に乗り込む。日本政府転覆後、雨宮兄弟たちと共に表舞台から去った。
- 鷹村九十九(たかむら つくも)[12]
- 演 - 青柳翔(劇団EXILE)
- テーマソング - 青柳翔 / 『Maria』[7]
- 琥珀の相棒で、琥珀が総長の時はNO.2として琥珀を支えていた。琥珀と出会う前は身寄りがない一匹狼で、誰彼構わず喧嘩を売っていたが、琥珀の優しさに触れて仲間の大切さを知り、ムゲンのメンバーとなった[9][13]。
- 『ドラマ・シーズン1』では、過去の事故により意識不明の植物状態となっている。
- 『ドラマ・シーズン2』の過去編では、ムゲンに加入してから、事故で昏睡状態に陥るまでが描かれており、琥珀との因縁でバイク勝負したところ琥珀諸共大怪我を負った。更には琥珀が自分のバイクを売り払って自分の治療費まで負担してくれたことを知り、ムゲンに加入することとなる。並以下の頭の悪さが露見しメンバーからいじられており(本人に自覚は無い)、ヤマトからITOKANで仕事はさせられないと本気で疑われ、コブラからは掛け算を仕掛けられてパニックを起こしている。ムゲンの勢力拡大時には琥珀の暴走を止めるべく1人奔走するもうまくいかず、龍也がかつて琥珀が売り払ったバイクを買い戻したことを知り、決意を新たにするも龍也諸共ムゲンの下っ端の逆恨みにより事故に巻き込まれることとなる。現代編では1年の昏睡状態から無事に復活して"何があっても琥珀のそばにいてやってくれ"という龍也からの遺言を遂行する為コブラ・ヤマトの前から姿を消す。
- 『MOVIE』では、琥珀と共に達磨一家を襲撃。戦況を見て無名街で無関係の人達が死んでいく様子を見て今回の琥珀の行動に疑問を感じるようになり、罪悪感と警告も兼ねて山王街を訪問しコブラ・ヤマトに湾岸連合軍が再びSWORD襲撃を行うことを警告する。また龍也と自身の事故の真相を語りコブラ・ヤマト・ナオミを驚愕させることとなる。その後琥珀の真の目的が九龍グループの復讐と同時に差し違えて死ぬことと知り必死で止めようとコブラ・ヤマトと共に奔走する。
- 『LIVE』では、回想で登場する。
- 『MOVIE2』では、琥珀と共に潜伏していたところをUSBを持って現れた雅貴に機密情報告発を依頼されたことで"また九龍グループと戦う気なのか?"と身を案じている。今作で"車がダメだ"と苦手意識や嫌いを仄めかす発言をしているが、過去に車で撥ねられた経緯や車に関してロクな思い出がない現れである。
- 『MOVIE3』では、西郷に助けられて公害隠蔽の真実を聞いた際は西郷の事を信用しておらず、「ウイルスの話から全く話を聞いてなかった」と称している。"FINAL MISSION"では山王連合会と行動し息の合ったコミカルなやり取りを見せている。
- 龍也(たつや)※故人・本作のキーマン
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 井浦新、野嵜豊(青年期)
- ムゲン創設者。
- 琥珀の無二の親友でナオミの兄[9]。
- 劇中では既に故人。[14]山王地区出身。
- 『ドラマ・シーズン2』では、ムゲン創設から死亡するまでが描かれている。若い頃はかなり血の気の多い様子だがムゲン脱退後は穏健派となりムゲンが日向会と揉めた時は自分が話をして抗争を止めようとしていた。琥珀に恨みを持つムゲンの下っ端の手により九十九諸共事故に巻き込まれ死亡する。
- 『MOVIE』では、回想・幻覚として登場しており、過去の苦痛に苦しむ琥珀の前に幻覚として現れ"何でいうことを聞かなかったんだ"と琥珀を攻める言葉を残している。九十九の発言と李の情報により犯人の状態が九龍グループが琥珀がムゲンを解散させる見せしめとして暗殺されたことが明らかとなった。琥珀が昔乗っていたバイクを探して買い戻しており、その鍵を九十九に託していた。その際に「アイツならその内わかる」とも言っており、最後まで親友として琥珀を信じ続けていた。
- 太田(おおた)
- 演 - 高谷裕之(総合格闘家)
- ムゲンの特攻隊長で伝説の喧嘩師。かつて龍也・琥珀とライバルとして敵対していたが同じくバイク好きだったことがきっかけで古西と共にムゲン入りした。国双地区出身。ムゲン脱退後、海外に渡り格闘家として活躍している[9]。
- 古西(こにし)
- 演 - 岡見勇信(総合格闘家)
- ムゲンの怪力番長。国双地区出身。ムゲン脱退後、太田と同じく渡米し格闘家としてリングに上がっている[15]。
- コブラ/緋野盾兵(ひの じゅんぺい)
(ドラマ・シーズン2 → 山王連合会)
- ヤマト/朝日奈大和(あさひな やまと)
(ドラマ・シーズン2 → 山王連合会)
雨宮兄弟
圧倒的な力で一帯を支配していたムゲンが唯一潰せなかった最悪最強の極悪兄弟。SWORD地区の隣町に位置する国双地区の住人で、100人を超える勢力のムゲンを相手に互角に渡り合う戦闘力を誇る[9]。銃器・武器を持った相手と戦う際は近接格闘術のゼロレンジコンバットを使う[16]。尊龍・雅貴兄弟と広斗は血縁関係がない義兄弟である[17]。
ムゲンの勢力拡大時に旧SWORD地区を流していたところをムゲンの下っ端連中に絡まれたところを撃退したことからムゲンとの因縁が始まる。だが長男・尊龍が仕事中に突如2人の前から消息を経ったことで行方を追って街から出ずっぱりだったこともあって、姿を消したと思われていた。基本的に裏稼業として得意のバイクを駆使して運び屋として生計を建てている。極悪兄弟と謳われているが、これはあくまでムゲンと対等にやり合ったことで悪い印象が伝わっただけであり、3人共痛みを知り他人を思いやることのできる優しい心の持ち主である。基本的に自分から攻撃を仕掛けることはほとんど無いが、向かってくる者や目的を阻む者・身内を傷付ける者は自分達の敵であると見なし、全て正面から迎え討つ。兄弟3人共アイスキャンディーが好物。
『MOVIE』では、無名街で尊龍の目撃情報を察知し急行するもそこで湾岸連合軍による無名街爆破に関わることになり、さらにはララを救出する為に湾岸連合軍の敵としてコンテナ街の戦いに乱入することになる。
『LIVE』では、2人共愛車のハーレーに乗って乱入する。
『RED RAIN』では、スピンオフとして主人公を務めており今作はこの2人を中心に物語が進んでいく。本作では3人それぞれ得意とする格闘術があるもの、兄弟共通でゼロレンジコンバットを用いた近接格闘術を駆使できるなどと他のストリートギャング系のキャラクター陣とは一線を超えた存在であることが判明する。
テーマソング - ACE OF SPADES feat. 登坂広臣 / 『SIN』[7]
- 雨宮雅貴(あまみや まさき)・RED RAINの主人公
- 演 - TAKAHIRO(EXILE/ACE OF SPADES)、小野寺晃良(少年期)
- テーマソング - ACE OF SPADES / 『Louder』[7]
- 雨宮兄弟の次男[18]。
- 普段は誰にでも寛容な明るいお調子者で、三兄弟の中で最も穏やかな性格である。女性が好きで、よくナンパをしている。キレると歯止めの聞かない弟を止める役目を担うこともあって争い事は好まないが、自身もキレると口調が荒くなり、場合によっては広斗以上に暴れ回る。喧嘩では空手とキックボクシングを主軸とした蹴り技を多用するスタイルを得意としている[9]が、拳の勝負でも十二分の強さを誇る。
- 普段はオープンな性格だが、これは本質は家族や心を許せると信用した相手にしか心を開かない人格の現れである。道を誤った者や筋を通さない者には琥珀と同じで誰であっても厳しく接しており、公害の責任者である馬場に対しても自分で責任を果たせと叱責し、街もスモーキーも救えずに打ちのめされているコブラにも本人の行いの結果だと見なしていたのか、励ましたりフォローを入れることは全くしなかった。当時最強だった琥珀でも倒しきれないほどの強者で最後まで決着が着かなかった。戦いでは琥珀に並んで最強と言っても過言ではない無類の強さの持ち主だが、それ以外の日常では隙だらけであり、特に女性絡みでは滅法弱い。面倒を持ってくる広斗の尻拭いや自分の性格故にトラブルに遭うことも多い苦労人でもある。好きなアイスキャンディーはグレープ。嫌いな食べ物はしいたけで味も食感も見た目全てが受け付けないと称しているが、家族が丹精込めて作ってくれたしいたけご飯は一生懸命に食べている、ら[19]
- 『MOVIE』では、尊龍捜索でSWORD地区を訪問するも無名街爆破の惨状を見てすぐに撤収する。ここでは1人女に振り回され、挙げ句の果てに慣れない街でバイクを路駐した結果駐車違反で没収されてしまう。何とか取り戻すも今度は広斗がスモーキーからララの救出を依頼され、コンテナ街に乱入することになる。
- 『RED RAIN』では、新たな敵として九龍グループの存在と同時にかつて両親を死に追いやったのが上園龍臣であることを知り、尊龍の復讐阻止の為奔走することになる。また終盤に手に入れた九龍グループ崩壊の鍵となるUSBを"信頼できる男"に託していたことが明らかになる。
- 『MOVIE2』では、琥珀がいくら待てど機密情報告発をしない為痺れを切らして召集すると琥珀から告発は兄貴の為にもお前達がすべきだと悟られる。
- 『MOVIE3』では、西郷に助けられて公害隠蔽の真実を聞いた際は西郷の事を信用しておらず、「俺達は歴史の授業を聞きに来たんじゃない」と称している。
- 雨宮広斗(あまみや ひろと)・RED RAINの主人公
- 演 - 登坂広臣(三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、吉澤太陽(少年期)
- テーマソング - PKCZ feat. 登坂広臣 / 『CHAIN BREAKER』[7]
- 雨宮兄弟の三男。
- 喧嘩ではボクシングを軸とした格闘スタイル。良くも悪くも感情的になりやすいため、兄達に比べると精神的にやや未熟な面がある。また、好戦的な性格でもある[9]。ボクシング風の一撃必殺のパンチや一対多数のアクロバットを駆使した戦闘スタイルを用いる。普段は喧嘩や日常生活でも常に良くも悪くもマイペースで、冷酷に見えるほどクールな性格だが、実際は短気かつ激情家で、一度キレると雅貴でも手が付けられなくなる[20]。喧嘩時は状況によっては舌舐めずりをしながら笑みを浮かべる凶暴とも言えるスタイルで戦っていたが、RED RAIN中盤からこれは徐々に無くなっていく。好きなアイスキャンディーはソーダ。
- 『MOVIE』では、無名街での尊龍の目撃情報を元にスモーキーに接触を図るもコンテナ街で負傷しRUDE BOYSと共に撤退する。手術後に意識を取り戻したところで現状と尊龍について聞き出すもそこでララの救出を懇願される。コンテナ街に乱入後因縁のできたICEとほぼ優劣の関係ない互角のタイマン勝負を繰り広げる。だが勝負に熱くなりすぎたおかげで湾岸連合軍の主戦力が戦線にいないままSWORD側の勝利が決まり、ICEとの決着がつくことは無かった。騒動後に無事にララを救出し、スモーキーの元に送り届ける。ここで、ララとはお互いの兄について語り合うなども交流もあった。
- 『RED RAIN』では、ヒロイン・成瀬愛華と良くも悪くも対立しながらもお互いを認め合いながら行動していた。そこで、自身が尊龍・雅貴とは一切血縁関係のない兄弟であることを告げる。
- 『MOVIE3』では、序盤で九龍グループ暗殺部隊の狙撃の的になりかけるも、西郷が身を挺して庇ってくれたお陰で事なきを得た。
- 雨宮尊龍(あまみや たける)※故人
- 初登場 - HiGH&LOW THE RED RAIN
- 演 - 斎藤工[21]、濱田龍臣(少年期)
- 雨宮兄弟の長男。
- 近接戦闘術のゼロレンジコンバットを得意戦法としており、実力は弟を凌駕する。クールな佇まいとは裏腹によく熱いことを言う熱いハートの持ち主[20]。ドラマやMOVIEには一切登場せず、"雅貴や広斗よりも強い"・"最近話を聞かなくなった"など謎のベールに包まれたキャラクターだったが、MOVIEエンドロール後に遂に初登場。幼少期からゼロレンジコンバットの主軸ともいえるウェーブや合気道の類を会得しており、相手の隙や油断の急所を的確に潰す殺人格闘術スタイルを用いる。好きなアイスキャンディーはチョコ。
- 『RED RAIN』では、雅貴達の元から消息を絶った後確実な証拠を掴む為に上園会に構成員として潜り込んで情報収集しており、そこで勿論上園本人を暗殺することも考えていたがその中で被害にあっていたのが自分達家族だけではないことを知り、本当に復讐するのであれば上園を仇として殺すのではなく上園会や九龍グループを根本的に壊滅に追い込むしかないと考えるようになる。その最中で逃亡中の愛華と出会い、自身の寝ぐらに匿うことになる。そして愛華が九龍グループ崩壊の鍵とも言える機密情報のUSBを持っていると知り、ハッカー・古野に解析を依頼する。雅貴達と再会しことの全てを話すと上園会の猛攻にたった1人奮戦するも上園を殺すことはできず、銃撃戦で致命傷を負う。最後は雅貴と広斗に、「何と言われようと俺達は本当の兄弟だ」と言い残し、2人に看取られながら息を引き取った。遺体は国双地区内の教会の両親と同じ墓地に埋葬された。
山王連合会
S.W.O.R.D.の"S"にあたるチーム。通称"山王"。SWORD地区北東部に位置する山王地区の商店街「山王街」を本拠地にしている。 ムゲンの解散から1年後にチームメンバーであったコブラやヤマトが、表向き山王街の治安維持の為に山王地区の若者が集まって結成されたトラブルシューターチーム。コブラたちがムゲンの流れを受け継いでいることから"山王町二代目喧嘩屋"の異名で恐れられている。一方でムゲンの残党が率いる集まりというイメージも持たれているため、ムゲンを嫌う者達からは根強く恨まれている。劇中で山王連合会結成の本当の目的が道を誤ったノボルが"帰ってこれる場所"として用意したことが判明した。ドラマではノボルが出した要求に反する形でコブラとヤマトが山王連合会解散を宣言するが、その後ノボルの復帰と仲間たちからの呼びかけで山王連合会は再結成する運びになる。
『LIVE』では、チンピラ勢を倒すべく抗争の場に乱入する。
『MOVIE2』では、九龍グループに対抗する意思を見せたコブラ・ヤマトを中心とする"徹底抗戦派"と都市開発により街の経済復興を期待するダン・テッツを中心とする"開発賛成派"にチームが分裂してしまい、黒白堂の戦いも主要メンバーの大半が不在のまま戦力が半減化した状態で参戦する羽目になってしまう。
『MOVIE3』では、九龍グループに歯向かったことで山王街諸共チームは壊滅してしまうが、再びメンバー全員が再集結したことでチームは復活した。FINAL MISSIONでは、爆弾解除に帆走する。
『湯けむり純情篇』では、DTCの3人が初めて山王地区を出てバイク旅に出ることになる。
『WORST、EPISODE.O』・『WORST』では、時系列は湯けむり純情篇より前にあたる為、DTCの3人はまだ山王街にいる。
テーマソング - DOBERMAN INFINITY / 『Do or Die』[7]
- コブラ/緋野盾兵(ひの じゅんぺい)[22]・本作の主要登場人物
- 演 - 岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)
- 山王連合会総長、ムゲンの元メンバー。[23]
- ファイトスタイルは打撃技とプロレス技を絡めていく。幼少期の喧嘩にてコブラツイストで相手を10人倒したことから「コブラ」と呼ばれるようになった[9]。
- 口数が少ないクールな性格だが面倒見がよく、山王街を守るという気持ちは誰よりも強い熱い男[24]。ヤマト・ノボルとは幼馴染であり強い信頼を持っており、ノボルに対しては自分たちにはない希望を見出し、ある種尊敬の念を抱いている。実家はガソリンスタンド「緋野石油」を営んでいる。かなり酒癖が悪く、普段の無口な性格から打って変わり饒舌になり、悪絡みしてくる。トイレで用を足す時はプロレス雑誌を持って籠る癖がある。リーダーの器はあるが、ムゲン時代の出来事から先を見据えて動く傾向が強く、仲間や敵の心中を読み切れないこともある。さらに、事態を性急に解決しようとして報復されることを考えない脇の甘さや、全て独力で済ませようとするなどの閉鎖的な考えも多く、九龍グループなどの奸智に長けた勢力に出し抜かれやすい一因になっている。琥珀との対決を経て吹っ切れたように見えたが実際はまだ乗り越えておらず、特に『MOVIE2』以降はそれらの欠点が顕著に出てしまう。
- 『ドラマ・シーズン1』では、SWORDの均衡が崩れる事を恐れチハルを拒絶する。
- 『MOVIE』では、自分達や山王街だけでなく、他のチームまでも襲撃に遭っている様子から死人が出てる可能性も捨てきれないかつてない大規模な抗争を予測していた。ムゲン解散後に行方不明となっていた琥珀に呼び出されるも今回の主犯格であることに激昂したが返り討ちに遭う。ノボルや九十九からの話により琥珀の真意を知ったことで、ヤマトと共にムゲンの仲間として琥珀を止めるべく湾岸地区に乗り込む。琥珀に龍也からのメッセージを伝え、琥珀が自分達のところに帰ってくるのをずっと待っていると涙ながら必死に説得を試みる。
- 『RED RAIN』では、雨宮兄弟に協力を申し出た者とされており、コンテナ街の戦いで勝利に導いたとして借りを返すべくITOKANを貸し切りにし愛華を匿う。
- 『MOVIE2』では、"SWORD協定"を提案しつつ山王連合会内では"徹底抗戦派"に属し、SWORD協定を結ぶために奔走する。しかし、ダン達都市開発賛成派の意見には全く耳を傾けていないどころか街の方針に関しても「何とかする」の一点張りで打開策も見出せず、チハルの「何の為に山王連合会は戦っているのか」という質問にも答えられずにいた為、とうとうダンやテッツ達からも愛想を尽かされてしまう。黒白堂駅の戦いにはヤマト・ノボルを含めた少数のメンバーと共に参戦し、ジェシーと対決するが、彼とMIGHTYWARRIORSの関係を知らなかったことが災いして形勢逆転を許してしまい、ジェシーやICE達にも一方的に闘いを打ち切られ逃げられてしまう。
- 『MOVIE3』では、ノボルの情報を元にゲリラ戦を展開するもその最中現れた負傷したダン達(中立の立ち位置にいたメンバーも含む)から激しい怒りをぶつけられ、ダンの言葉により自暴自棄に落ち入り単身克也会を強襲するも返り討ちに遭い拷問を受けることになる。琥珀達の手で救出されるも、これまで信念として掲げていた"拳のケンカ"ではどうしようも出来ないことに絶望し、琥珀からもこれまでの判断を厳しく咎められて涙を流しながら自分の未熟さを痛感するが、離れていた仲間達が駆けつけてくれたことを機に再び立ち上がる。"FINAL MISSION"では、九龍グループの会長達の前に現れ勝利宣言する。
- 『WORST』や『EPISODE.O』では、直接登場していないが村山からの愚痴を電話で聞くなど交友は続いている模様。また、世間からは九龍グループに真っ向から喧嘩を吹っかけたとんでもない野郎と称されている。
- ヤマト / 朝比奈大和(あさひな やまと)
- 演 - 鈴木伸之(劇団EXILE)
- 山王連合会のNO.2に位置するチームの中心メンバーで、ムゲンの元メンバー。普段は実家の板金工場「朝日奈整備」で働いている。屈強な体格を生かした重いパンチを得意とする[9]。
- 『ドラマ・シーズン1』では、鬼邪高校のルールも知らずに揉め事を起こしてしまい自暴自棄になっているチハルをどうしても見捨てられず、大規模抗争が起きる危険を承知で彼を助ける為に帆走する。SDカードの一件では、レッドラム製造工場に出入りするチハルの話を聞き真偽を確かめるべくこちらも仲間たちには一切知らせず単身無名街に潜り込む。覗き目的でテッツの実家の銭湯の番頭のバイトを目論んだがテッツの手により男性客限定営業の日にシフトを入れられた。
- 『RED RAIN』では、コブラと打って変わりかつての因縁が再発したかの如く雨宮兄弟に敵対心を露わにしていた。
- 『MOVIE2』では、九龍グループがSWORD地区に関わってる限り街にも自分たちにも未来はないと考え"徹底抗戦派"に属する。一方でテッツ達の家業も救いたいと気にかけていたが、結局どっち付かずなままで曖昧な言葉しかかけられず、仲間割れを引き起こしてしまう。
- 『湯けむり純情篇』では、端役で登場しバイク旅に出る3人へのエールを込めてDTCのシンボルを各自のヘルメットに彫っている。
- ノボル / 原田登(はらだ のぼる)[25]
- 演 - 町田啓太(劇団EXILE)
- コブラとヤマトの幼馴染で親友。かつては弁護士になることを目指して大学に進学するなど将来を嘱望されていた[9]。山王連合会きっての頭脳派[26]。
- 「ドラマ・シーズン1』開始前に大学に在学途中に恋人の美保が自殺未遂に追い込まれた後犯人達を襲撃し殺人未遂の前科で逮捕される。刑務所内で家村会の幹部である二階堂で出会っておりそこで家村会にスカウトされる。釈放後は構成員として極道の世界に入り、下積みを経験してIT関連の仕事を任せられるまでの地位に昇り詰める。その後SWORD統括として山王連合会の為にも穏健にことを進めるべくSWORD全チームに傘下に加わるよう交渉するも全て失敗に終わったことで、家村会から用済みと看做され自決用の拳銃を託されることになる。結果それを持ってSWORDが集まった抗争の場に乱入するもコブラ達の説得で思い留まり足を洗う決意を固める。
- 『ドラマ・シーズン2』の現代編では、騒動後に車に撥ねられて意識不明の重体となっており後に危篤状態に急変するも仲間達の呼びかけで復活する。退院後に美保が自責の念から自分の元を去った事を知るも無事に回復し、山王連合会に参加すると同時に情報収集面のサポートを行う事を決める。
- 『MOVIE』では、未だ骨折が完治しておらず杖をついて歩いている為コンテナ街の戦いには不参加。今回の一件には九龍グループが関係していることと琥珀に絡んでいるのが、九龍グループではない外部の裏社会勢力であることを感づいていた。
- 『RED RAIN』では、雨宮兄弟・愛華の協力者である古野の仕事仲間とされており、USBのハッキングと解析を共同で行なっていく。USBだけでなく、リトルアジア地区の監視カメラのハッキングを行い、尊龍が横流しの武器を手にしたことを告げる。
- 『MOVIE2』では、今こそ九龍グループを潰す千載一遇のチャンスだと発言し"徹底抗戦派"に属する。今作では怪我から無事に復帰したとされており、プリズンギャングのフォー相手に劣勢ながらも接戦を繰り広げている。
- ダン / 壇一八(だん かずや)[27]・湯けむり純情篇の主人公
- 演 - 山下健二郎(三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)
- 山王連合会の3人組「DTC」のD。
- 関西弁で喋るチームのムードメーカー。普段は実家である酒屋・コンビニの雰囲気を持つ何でも屋「壇商店」の店長として働いている[9]。山王連合会の中では唯一の高卒のメンバーで、高校在学時は補欠ながら硬式野球部に所属していた。また、愛称の通り名前ではなく名字で呼ばれることがほとんどの為名前で呼ばれると照れ隠しする癖がある。
- 『ドラマ・シーズン1』では、直接的ではないがララに闇取引の運び屋として利用されてしまいWhite Rascalsと敵対する原因を作り出してしまう。また、万が一コブラ・ヤマトがいない際は代行として山王連合会に招集をかけている。覗き目的でテッツの実家の銭湯の番頭のバイトを目論んだがテッツの手により定休日のメンテナンス日にシフトを入れられた。
- 『MOVIE』では、コブラ・ヤマトが2人だけで湾岸地区に乗り込もうとするのを咎め、中町の為にも自分達も戦うと宣言する。
- 『DTC』では、雨宮兄弟へのリスペクトも込めて彼らのエンブレムに似せたTシャツを拵えている。
- 『MOVIE2』では、九龍グループに対する恐怖心と街が復興できる可能性の期待から"開発賛成派"に属する。また、コンテナ街の戦いや機密情報のUSBの件から自分達がただ街を守るだけの為に喧嘩していただけに過ぎず、自分達の敵が九龍グループである事や自分達の周りで起きている話が考えている以上に大事になってきた事からこれ以上巻き込まれたくないという恐怖心を抱くようになる。山王連合会分裂時も「山王連合会はノボルの為に作られた組織だから何も知らずに加入した俺たちは関係ない」・「協定を自分から断った奴を助けに行く道理はない」などとやり場のない怒りや自暴自棄同然の発言で多くのチームメイトと敵対する。
- 『MOVIE3』では、九龍グループの猛攻から命からがら逃げ出してコブラ達と合流して山王街ごと山王連合会が全滅したことを告げ、コブラ達と決別を口走ってしまうが、テッツの父の言葉を受けて再びチームに復帰する。
- 『湯けむり純情編』では、DTCとしてバイク旅に出立し資金難に陥り上下温泉街の森田屋で住み込みのアルバイトとして働く事になる。今作で家庭環境についてが語られており、幼少期に両親が離婚してシングルマザーになった母親に育てられたが、男癖が悪い人物だったようで毎晩夜な夜な違う男を家に連れ込んでいたそうだが、それでも今日に至るまで再婚には至っていないという。また、ダンが不良行為や山王連合会に加わる行いも母親への反抗の一環だという。女性にモテない理由について今作監督の平沼紀久氏は「邪念が丸出しなため絶対モテない」とCLAMPとの対談の中で述べている[28]。
- 普段着はJ.S.B.を愛用している。
- 伊集院甲(いじゅういん かぶと)
- 演 - 八木将康(劇団EXILE)
- 実家は床屋ピューマ。パチンコばかりしている伊集院家の次男。渾名は"カニ男"。小学校時代に劇でカニの役をお面なしでやったというトラウマから「カニ」と言われると我を忘れて大暴れしてしまう[9]。デュオ「縦笛兄弟」のメンバー[29]。遊び歩いているため、街の外の情勢や社会的知識が豊富である。本人曰く喧嘩は苦手という一面から知られていないが戦闘力はコブラやヤマトを凌駕する山王連合会最強の男でDOUBTのメンバー数人をたった1人で相手に渡り合うことも可能。1人だけ原動機付自転車に乗っておりそのことを指摘されると不機嫌になる。他にも酒は必ずカクテル系を頼んだり、チーズケーキ好きや前述の通り原付に名前をつけて愛用するなど、自分のこだわりを多数持っている。
- 『MOVIE2』では、家業のことも考えて"開発賛成派"に属する。
- テッツ / 井上鉄平(いのうえ てっぺい)[30]・湯けむり純情篇の主人公[31]
- 演 - 佐藤寛太(劇団EXILE)
- 「DTC」のT。
- チームの特攻隊長。喧嘩の際は積極的に敵陣に突っ込んでいく。山王街の同年代の若者達を仕切っている若者で、コブラとヤマトに憧れて仲間になった[9]。趣味はInstagram。実家は銭湯「山乃湯」を営んでいる。ドレッドでお調子者な態度だが、言動や感性は常識的である。頭の良さはノボルに劣るものの山王連合会きっての頭脳派で、ダンが闇取引の運び屋として利用されただけでなく、White Rascalsとの揉め事が何者かに仕組まれているのではと勘付く。仁花への誕生日のプレゼントや合コンのセッティングに関してダンに相談するのは不安だと称して話を通さないなど頭が切れる。銭湯の従業員としての手腕もあり、ダンやヤマトの覗き目的による番頭のバイトもシフトを調整して阻止している。
- 『DTC』では、心機一転しドレッドヘアをやめている。
- 『MOVIE2』では、これまでトレードマークだったドレッドヘアを"モテない"という理由で短髪にしている。内心はコブラやヤマトと同じく"徹底抗戦派"の考えだが、家業のことで考えが揺らいでいた。山王連合会分裂時のコブラの発言にショックを受けてダンと共に離れてしまう。
- 『湯けむり純情編』では、騒動終結後に家業は廃業せずに済んだものの後継ぎ問題を考えててフリーター状態となっている。今作監督の平沼紀久氏は「DTCの三人の中では一番モテる。テッツは女性に対してそこまで邪念がない」と述べている[28]。
- 普段着はFULL-BKを愛用している。
- チハル / 片岡千晴(かたおか ちはる)[32]・湯けむり純情篇の主人公
- 演 - 佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)
- 「DTC」のC。
- 山王連合会のニューフェイスにして、元・鬼邪高校の生徒[9]。趣味はInstagram。希望ヶ丘団地出身。普段はテッツと一緒に行動することが多く仲も良いが、同時に仁花との関係を気にしてもいる。酒より白湯療法を好む傾向がある。父親と2人暮らし。普段は、山王地区近郊の介護施設で臨時職員として働いている。
- 『MOVIE2』では、唯一の山王街外部からのメンバーということで中立の立ち位置におり、"開発賛成派"に属するメンバー達の足止めとしてコブラから指示されていた。
- 『MOVIE3』では、九龍グループの猛攻を受けコブラ達の判断が正しいと思えなくなったことからダンと共に怒りの矛先を向ける。
- 『湯けむり純情篇』では、森田屋の女将・マリに一目惚れしたものの番頭・宮崎と相思相愛だと知り身を引くことと同時に宮崎に相異相愛だからこそマリ・メグミ親子に自身の気持ちをちゃんと伝えるべきだとアドバイスし、さらに"やらなかったら一生後悔する"と宮崎に発破をかける。今作では、山王連合会唯一の余所者であることからSWORD地区外の近況に詳しい一面も出ており、そこで"戸亜留市"と"スキンヘッドの高校・鳳仙学園"の情報を伝える。
- 『WORST』ではオロチ兄弟の地元の友達として登場しており、SWORDの状況やレッドラム絡みの話を聞きにきた2人の対応をすることになる。
- 普段着は24karatsを愛用している。
- ケン
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE
- 演 - 岩谷翔吾(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
- テッツの紹介でチーム入りした後輩メンバー。
- 『MOVIE』から登場していたが、『WORST.EPISODE.O』にて初めて台詞を発言する。『MOVIE3』ではヒカルと共に復帰して"FINAL MISSION"に参加する。
- ヒカル
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE
- 演 - 山本彰吾(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
- ケンと同じくテッツの後輩メンバーで、共にチームの次世代を担う。
- チームでの立ち位置を考えており、下の位置にいることからあまり深く相手にされないことから山王連合会分裂時にはダン達とは違う方向から脱退する意思を固めていた。『MOVIE3』ではケンと共にチームに復帰する。
White Rascals
S.W.O.R.D.の"W"にあたるスカウト集団。通称"ラスカルズ"。 男に傷つけられた女達を守ることを信条とし、闇に落ち黒に染まらないことへの決意表明でチームのテーマカラーでもある白の服を身に纏い、傷ついた女達にはもう一度人を信じる勇気と生きる術を与えるスカウトを行い、女達を搾取する男や女性に暴力を振るう男には容赦なく制裁を行うことから"誘惑の白き悪魔"の異名を持つ。リーダーであるROCKYがかつてDOUBTが支配していたSWORD地区の西部に位置する阿来地区(あらい)の繁華街で経営するクラブ「heaven」を根城にしている[9]。チーム全体は基本的に武器を使った戦い方を得意とするが、素手による格闘戦も可能。
『MOVIE2』では、過去に黒白堂で激突した林蘭丸が刑期を終えてシャバに出てきたことで過去の因縁に火をつくことを恐れて直接的にSWORD協定を断りheavenを閉店、さらには今回の騒動に巻き込まないようheavenの女たちや元メンバーたちも自分たちと一切の関わりを持たないとした。
『MOVIE3』では、九龍グループに歯向かったことでheaven諸共チームは壊滅してしまうが、ROCKYの蜂起でチームが復活する。FINAL MISSIONでは、陽動部隊として九龍グループを相手に奮戦する。劇中終盤では、売却・立ち退きとなった為新しいテナントを新たにheavenとすることに決め、前回の店の規模より大規模となっており今回は店はまだ開店せず、スカウト業をメインに行なっていくことになった。
『湯けむり純情篇』では、SMGの4人がheavenの女たちと共にボディーガードを名目に森田屋へ慰安旅行に訪問。そこでDTCと達磨ベイビーズと"DPD"を行なっていくことになる。
テーマソング - PKCZ feat. EXILE SHOKICHI / 『WHITEOUT』[7]
- ROCKY(ロッキー) / 六ツ木(むつぎ)[33]
- 演 - 黒木啓司(EXILE/EXILE THE SECOND)
- White Rascalsリーダー、創設メンバー。
- 常にステッキを所持している。戦闘もステッキを用いる[9]。感情が掴みにくく、装いから誤解されることも多いが本来は女子供を大切にする優しい性格の持ち主である[24]。感情表現しないタイプだが、万年の笑みを浮かべた時のROCKYは本気の状態を表している。おっちょこちゃい。[34]現在のクラブheavenの理念も"女達に人を信じる勇気と生きる術を与える"と称した自分達も女を守る存在であることの意思表示であることを示した。また、クラブheavenもあくまで通過点に過ぎず、新たな野望は"孤児たちの養護施設の設立"を目論んでいる。それには"女だけではなく子供が希望を持てない世の中に未来はない"という考えから来ている。KOO曰く"酒は強いが、しっちゃかめっちゃかになる"とのこと。
- 『ドラマ・シーズン2』では、彼の過去が明らかになっており幼少期は家は貧しく、リストラにあった父親は昼間から酒を飲み日頃から母親や姉に暴力を振るう悲惨な環境だった。ある日、家族3人の一家無理心中の現場の第一発見者となったことで感情表現に障害が出てしまうことと、この日を境に自らの命を犠牲にしてでも女を守り抜くことを心に誓う。大人になった後はSWORD地区近郊でフリーのスカウトマンとして活動しており、その最中DOUBT時代のKIZZY達と邂逅している。
- 『LIVE』では、"アルティメットROCKY"ヴァージョンの特別な衣装を着て乱入する。
- 『MOVIE2』では、開始前に蘭丸釈放の情報を掴んでおり遠回しにSWORD協定を拒否し、heavenの女達やチームを離れた仲間達に危害が及ばぬよう無関係として隔離する対策を取る。
- 『MOVIE3』では、琥珀と昔ながらの馴染みであることが明らかになっており本名の苗字で呼ばれることを忌み嫌っている。エピローグでは、新しくこれまでより広いテナントを新たな"クラブheaven"とすることにした。
- KOO(コウ)
- 演 - 遠藤雄弥
- チームのNO.2で、ROCKYの右腕。常にポーカーフェイスで執事のように物腰が柔らかく、紳士風のキャラクター[9]。チームの中で特に髪型・服装の身だしなみに気を使う[26]。その反面敵と見定めた相手には凶暴な言葉をも使う好戦的な性格やクラブheavenのおいてルール違反となる行為と分かっていても揉め事の発端となった真相を掴もうとするなど、単に堅物なキャラクターではない。また、KIZZYを女として気を遣って、戦闘中に"今日は非番だ"など軽口を叩くなどユーモアのセンスもある。
- KIZZY(キジー)
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 稲葉友
- White Rascals創設メンバー。
- ROCKYと共にWhite Rascalsを結成した最初期メンバーで、DOUBTの元・構成員。
- 当時、フリーのスカウトマンだったROCKYと対峙した際に心が女性であることを見抜かれ、以来DOUBTを抜けてROCKYのサポートに回る。身も心も女性になるためにKAITOと共に海外へ渡っていたが、DOUBTに対する対抗手段としてROCKYに呼び戻される[15]。
- 『MOVIE2』では、SWORD協定に関しては当初肯定側の考えだったが、因縁のあるDOUBTの蘭丸がシャバに出てきたことを知り、コブラ達に"他のチームに被害が及ぶ危険性もあるから万が一でもSWORD協定として協力し合うことはできない"と語る。
- KAITO(カイト)
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 栁俊太郎
- White Rascals創設メンバー。
- KIZZYと同じくDOUBTの構成員だったが、ROCKYと出会い共にWhite Rascalsの最初期メンバーとなった。KIZZYとは公私に渡るパートナー。寡黙で感情を滅多に出さないが、高い凶暴性と戦闘力を持ち合わせている[9]。
- クラブheavenのダンサー達
- 演 - CYBERJAPAN
- クラブheaven DJ
- 演 - DJ HAL[35]
- ヴィジュアル組
- チームの中でも曲者揃いで、狂気じみたSHIMURAと無口で凶暴なENARI、軽口や軽い態度を取るBITOとそれらをまとめる比較的まともなAIZAWAで成り立っている。コンテナ街の戦いの後、バンド結成を夢見てチームを脱退[36]。『MOVIE2』では、BITOとSHIMURAが危険を承知で無名街に応援要請したことでRUDE BOYSにも蘭丸の存在が知られることとなる。
- SMG
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- ヴィジュアル組4人の脱退による戦力ダウンを補強するため、KOOが揃えた選りすぐりの若手の4人組[36]。名前の由来は、ROCKYが幼少期、母と見ていた「世界名作劇場」の頭文字と彼らの名も作品・キャラクターから取られている。ただし4人共作品をよく知らない為ROCKYから叱咤されることもしばしば。SMGの別の意味で"サブマシンガン"というものもある。
- 『湯けむり純情篇』では、私服姿ということもあって全員J.S.B.を好んでいる。
鬼邪高校(おやこうこう)
S.W.O.R.D.の"O"にあたる"漆黒の凶悪高校"の異名を持つ不良校。通称"鬼邪高"。SWORD地区の北西部で昔から治安が悪いことで有名な鬼邪地区に創設された私立高等学校。私立の学校なので、金さえ払えば誰でも入学・転入・転校・卒業・留年が可能な為学校の経営体制も"悪"と言われている。15歳から18歳までの通常の高校制度を用いた男子校制の"全日制"と18歳以上の夜間学校制を用いた男女共学の"定時制"に別れている。全日制・定時制合わせて百名規模というSWORDで最大勢力を誇り、また卒業生には家村会幹部・川田を始め、現在もヤクザとして活動する年長者も多い事からSWORDでは最古参の勢力でもある。ただし、村山が番長となるまでは鬼邪高校をまとめ上げる者が居らず無法地帯だったため、チームとして見た場合は山王連合会や達磨一家同様新参と言える立場にある。全日制と定時制共に不良ばかりだが、特に定時制は全国から集まった20歳超えの荒くれ者の生徒が多数在籍する、「拳100発に耐え続ければ頭になる」の伝統がある[9]。世間からも「極道からのより良いスカウトを待つ場所」や「ヤクザの予備軍」など悪い目で見られることが多い。直接登場していないが、学食はかなりのものらしく"全日ステークス"に於いて金銭の賭博が禁止されている代わりに学食の食券を掛けて定時制内でやりとりが行われている。
『ドラマ・シーズン2』では、転校してきた轟の手で全日制が制圧され、定時制の存在を知った轟らに村山の不在中に強襲される。村山VS轟のタイマン勝負は接戦ながらも村山が勝利。及び今回の全日制との一件は不問とされた。
『MOVIE』では、MIGHTY WARRIORSに強襲され開校史上壊滅的大敗北を喫することになり、村山・古屋・関が自主退学することになったが、コンテナ街の戦いの後に退学は取り消され復学することになる。
『MOVIE2』では、山王連合会の提唱した"SWORD協定"に唯一賛成する勢力として、SWORD協定やSWORDを守る為に村山たちが独自に動き回るなど初登場と比べるとかなり考え方や行動パターンが変わっている。また、コンテナ街の戦いの影響から村山が初めての番長宣言を発令し、"定時制の揉め事に全日制は巻き込まない"というルールが制定された為以降全日制は姿を表さなくなる。
『MOVIE3』では、九龍グループに歯向かったことで鬼邪高校諸共定時制は壊滅してしまうが、再びメンバー全員が再集結したことでチームは復活した。FINAL MISSIONでは、陽動部隊として九龍グループを相手に奮戦する。
『WORST EPISODE.O』では、スピンオフとして今作の主人公格グループを務めており、コンテナ街の戦い後からFINAL MISSION後まで(MOVIE終了後からMOVIE3終了後)が描かれており、定時制は九龍グループとの戦争中は鬼邪高校には誰1人顔を出さなかった。全日制はコンテナ街の戦いの後は、轟率いる"轟一派"と司を頭とする"司一派"、泰・清コンビ率いる“泰・清一派"、中越率いる1学年グループ"中越一派"が中立・対立し合う様になる。その後村山の番長宣言により、鬼邪高校は定時制と全日制で完全に分裂することになり、全日制の均衡が完全に崩壊する。
『WORST』では、スピンオフとして今作の主人公格グループを務めており、楓士雄が復学したことで司一派と中・中一派が合流するのだが、その最中戸亜留市の鳳仙学園と敵対することになる。一連の騒動に決着をつけた後、全日制と鳳仙学園は友好関係を築くことになり、定時制では村山・古屋・関が定時制を退学する。[37]
テーマソング - DOBERMAN INFINITY / 『JUMP AROUND ∞』[7]
定時制
- 村山良樹(むらやま よしき)[38]
- 演 - 山田裕貴(D-BOYS)
- 鬼邪高校初代番長、定時制頭。
- 選りすぐりの粗暴者たちから拳100発を受ける荒行に耐え抜き、鬼邪高校を初めて統一した男[9]。小柄で華奢な体格だが並外れたタフネスと強靭なスタミナを持ち、どれだけダメージを受けてもゾンビのように立ち上がる[39]。しかし、組織の頭らしかぬ浮き沈みの激しい気分屋な一面や頭としての責任感の欠如から、事実上のお飾りの大将状態であった。自身より歳下メンバー達から"村山"と呼び捨てにされることが多く(主にチハルや轟など)、"村山さんな"とツッコミを入れるがこれは自分のことを舐めていることへの戒めという訳ではなく、自分達と同じ存在・対等の仲間として見られていることの露われであり、本人も自覚していることから怒ることはなくツッコむだけで信頼関係を築いている。酒も人並みだが、飲むより食べることを優先する。好物はアメリカンドッグで、好きな酒は緑茶ハイ。
- 『ドラマ・シーズン2』では、コブラとのタイマンに敗北後は無理感・無気力状態に支配されており、轟からの宣戦布告も一切応じることなく定時制勢からは"番長失格"・"てめえに着いていく俺たちの身はどうなる"と顰蹙を喰らってしまう。休校中の最中に轟達全日制に定時制が襲撃されたことで轟とのタイマン勝負に挑み接戦ながらも勝利。そこで轟に"お前は俺より強い、でも喧嘩が強いだけじゃ鬼邪高校じゃやってけねえ"と言い、自らも鬼邪高校の番長である自覚と覚悟を決めることとなる。
- 『MOVIE』では、開校史上壊滅的大敗北を喫したことで自分達は本当に数が多いだけの寄せ集めであることの無力さを思い知らされ、これ以上仲間を危険に晒すまいと鬼邪高校を自主退学して湾岸地区に乗り込む。
- 『MOVIE2』では、唯一SWORD協定肯定側の人間として登場しSWORD協定締結に向けて個人で暗躍する。達磨一家本拠地に単身乗り込み日向にタイマン勝負を申し出るなど大胆さは変わらない。
- 『MOVIE3』では、陽動部隊として九龍グループを迎撃し、雨宮兄弟やRUDE BOYS達の足止めを行う。騒動終結後は大型二輪の購入を検討しており、相談の為山王街を訪問するもコブラから無免許であることを指摘され、免許取得後にまた相談に来るといい山王街を去った。
- 『WORST』では、コンテナ街から黒白堂さらには"FINAL MISSION"を得て人間としてもさらに強くなったことで轟の再戦を受けるも快勝する。普段は定時制に通う学生である一方フリーターとしてバイトを掛け持ちしているが、劇中序盤で鬼邪高校生であることが露見して失業する事態に陥る。関の伝で彼の実家の建設会社で勤務することになり、仕事ぶりから過去にも同様の仕事をしていた経験がある模様。レッド・ラム騒動が発覚し、全校生徒を集めて集会を開き"鬼邪高校ではドラッグの類は禁止されている"と怒り口調で警告する。独自の調査で全日制と鳳仙学園の対立に、定時制編入前に騒動を起こした金平兄弟とそれらが創設した牙斗螺が絡んでいることを知り、抗争の場に乱入し双方の戦闘を停戦させたり、終盤の戦いにも定時制を率いて乱入する。楓士雄からの愛称は"村っち"。
- 古屋英人(ふるや ひでと)
- 演 - 鈴木貴之
- 村山に敗北するまでは負けなしで、過去には荒行で98発の拳に耐え続けたこともあり、生徒同士のケンカを仕切っていた。村山が荒行で99発目まで到達した時はルール違反の凶器を使うが、逆に返り討ちにあう。以降、番長となった村山をサポートする[9]。元々は秀才高校に行けるほどの頭脳の持ち主だが、己の力を知らしめる為鬼邪高校に編入した遍歴がある。大型自動車第一種運転免許所有者。[40]
- 関虎太郎(せき こたろう)
- 演 - 一ノ瀬ワタル
- プロレスラーのような体格を誇る鬼邪高校の最年長(25歳)。怪力の持ち主で、戦闘の前には体の前で組んだ両手をくねらせる特徴的な仕草を見せる[39]。村山を心から慕っている[26]。喧嘩が強そうな見た目に反して腕っ節はそこまでではなく、自分より格下の生徒達に指示して自分は確実に相手を倒せる時でしか喧嘩をしない一面もある。カラオケでも村山のウケ狙いで女装したことがある。
- 『WORST』では、希望ヶ丘団地の戦いは腹痛の為不参加。[41]
- 三中トリオ
- チハル/片岡千春(かたおか ちはる)
(ドラマ・シーズン1 → 山王連合会)
全日制
- 花岡楓士雄(はなおか ふじお)・WORSTの主人公[42]
- 初登場 - HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O
- 演 - 川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
- 希望ヶ丘団地"首吊棟"の元住人。鬼邪高校全日制に進学したが、祖父の都合で2週間で田舎に転校した。1年後、鬼邪高校に復学し、親友・司率いる"司一派"と協力関係になる。木札の文字は「天」。
- 並外れたパワー・スピードと高い身体能力の持ち主。性格は天真爛漫・好奇心旺盛な上に感情豊かで思ったことはすぐ口に出し、誰とでもすぐに仲良くなれる。リーダーの器と周りを惹きつける魅力も併せ持っているが、強者相手には誰であっても腕試ししようとする危うい一面もある。[39]。その裏表ない態度や猛者達やその他の人間の心を鷲掴みにするなど人を寄せ付けるムードメーカーでもあり、皆の士気を高め集団を統率すべく鼓舞するなどカリスマとしても描かれている。親しいと感じた人間にはあだ名呼びする癖がある。
- 轟一派
- 構成は轟・辻・芝の僅か3人のみながらも全日制最強勢力。放送室を拠点としている。
- テーマソング - EXILE THE SECOND / 『Ain't Afraid To Die』[43]
- 轟洋介(とどろき ようすけ)
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 前田公輝
- 轟一派リーダー。
- 不良たちから恐喝されたことをきっかけに不良という存在を激しく嫌悪し、対抗する力を手に入れるために自身を徹底的に鍛え上げた[44]。以後、「不良狩り」と称して喧嘩を仕掛け倒した相手の写真を撮ることに快感を覚えるようになり、自身の築き上げた強さで名誉と栄光を手に入れて成り上がろうと、全国の不良が集まる鬼邪高校に転校してきた。鬼邪高校や不良らしくない・メガネを掛けてローファーの革靴・学ランをキチンと着こなすなど見た目は優等生らしいが、人格としては前述の不良狩りの影響からかピアスをつけたり、SWORDを獲ると息巻くも鬼邪高校内の定時制と全日制の学科の存在も知らないなど軽薄な一面もある。激昂すると普段のクールな性格から一変して大声を上げ、周りからビビられることが多い。
- 『WORST』では、相変わらず全日制最強の座に君臨しつつも全体を傍観し村山を倒すことに執着して逆に村山から突き放される。"FINAL MISSION"時は相変わらず全体を傍観しつつも姿を消した村山の身を案じる様子も見られた。村山の番長宣言に不服を感じ再度タイマンを申し入れると前回と打って変わった村山に完膚なきまで叩き潰される大敗北を喫する。しかし、この敗北が全日制の均衡を完全に崩す引き金となる。評判もイマイチで、司からは"全日制で一番強いが、轟の下に着き頭にするとなると話が変わってくる"と評されており、人望は辻・芝マン以外は無いに等しい。今作では、楓士雄の話相手になる面倒見の良い一面も見せる。楓士雄からの愛称は"ドロッキー"。
- 辻(つじ)
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 鈴木昂秀(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
- 轟の転入当時に芝マンと共に全日制の頭として君臨していた生徒[9]。コーンロウの髪型が特徴。轟に敗れた後、その座を明け渡し頭となった轟を"右足"としてサポートする。希望ヶ丘団地"殺人棟"出身。
- 『WORST』では、髪を伸ばして虹色に染めている。司から"コバンザメ"と称されて激怒している。
- 芝龍(しば りゅう)
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 龍(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
- 轟の転入当時に辻と共に全日制の頭として君臨していた生徒。金髪の坊主頭が特徴。苺美瑠狂の芝の弟で、"芝マン"と称される[9]。辻と共に轟を"左足"としてサポートする。希望ヶ丘団地"殺人棟"出身。
- 司一派
- 元々は楓士雄・司コンビだったものが、楓士雄転校後に1人また1人と人数が増えていき、ジャム男を筆頭に司をリーダーとするようになった勢力。全日制校舎の屋上を拠点としている。
- 高城司(たかじょう つかさ)
- 初登場 - HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O
- 演 - 吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
- 司一派リーダー。
- 全日制2学年の生徒で、かつて花岡楓士雄と同じ団地に住んでいた同級生であり、かつての相棒。楓士雄と共に鬼邪高校でテッペンを取るべく鳴り物入りで入学したのだが、楓士雄の転校後に親友のいなくなった喪失感からテッペンを取ることに疑問を抱くようになる。ジャム男達がただ自分をリーダーとして祭り上げているのではなく、心の底から司という人間を慕ってくれていることを知り楓士雄とのタイマン後に正式にグループを立ち上げることになる。楓士雄の全日制復学後は意気揚々とした表情を見せ、真っ先にグループを合流させ自らはサポート役に回る。希望ヶ丘団地"幽霊棟"出身。
- ジャム男(ジャムお)
- 初登場 - HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O
- 演 - 福山康平
- 司一派サブリーダー。
- 全日制1学年の生徒で、司の腰巾着。情報通で助平。普段は腰巾着姿勢で喧嘩も強くないが、楓士雄・司をリスペクトしている。初登場時は普通のヘアスタイルだったが、一念発起かつ自分と同じく司を慕う仲間達を蜂起させるべく覚悟を決めパンチパーマに仕上げる。"FINAL MISSION"時に定時制と共に喧嘩騒動が消え失せ不気味な静寂が訪れたのを目の当たりにして"こんな静かな鬼邪高校は初めてだ"と恐れ慄いていた。希望ヶ丘団地"幽霊棟"出身。"ジャム男"の仇名の由来はジャムパンが好物なことから。
- 信田(しのだ)
- 演 - 六車勇登
- 北林(きたばやし)
- 演 - 高品雄基
- 泰・清一派(やすきよいっぱ)
- 近隣の"暁高校"で凶悪コンビとして恐れられていた"泰・清コンビ"が率いる勢力。泰・清コンビの名を知る生徒たちが次々とこの派閥に加わった。2学年の一教室を拠点としている。
- テーマソング - DOBERMAN INFINITY / 『まだ足りねえ』[43]
- 西川泰志(にしかわ やすし)[45]
- 初登場 - HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O
- 演 - 佐藤流司
- 泰・清一派リーダー。
- 全日制2学年に転入してきた生徒。狂った戦い方で恐れられる"泰・清一派"のリーダー格の1人で"狂気の喧嘩師"と渾名されている。楓士雄・司とは別の中学だが、当時から清史と共に暴れ回っていたため2人とは因縁が多い。"FINAL MISSION"時にSWORDの戦いに完全に怖気付いてしまう。希望ヶ丘団地"放火棟"出身。
- 『WORST』では、鬼邪高校VS鳳仙学園の火種として、鳳仙学園の生徒に化けた牙斗螺の集団により負傷するが、頭を縫う怪我で済んだため、その後の戦いにも参加する。
- 横山清史(よこやま きよし)[46]
- 初登場 - HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O
- 演 - うえきやサトシ
- 泰・清一派リーダー。
- 全日制2学年に転入してきた生徒で、"泰・清一派"を泰志と共に仕切り、"血に飢えた狂犬"と渾名されている。希望ヶ丘団地"放火棟"出身。渾名や人柄の割に、轟からの発破もグループ内で1人だけ激怒していたり、泰志が蹴り飛ばした生徒が屋上から転落したと勘違いして泰志を攻めるなど、常識的な一面もある。"FINAL MISSION"時に自分達全日制と定時制の戦いのレベルが違いすぎることを目の当たりにして戦意喪失してしまう。
- 下田(しもだ)
- 演 - 草川直弥
- 阿部(あべ)
- 演 - 福井巴也
- 中・中一派(ちゅんちゅんいっぱ)
- かつて1学年を制圧しそのまま2学年に昇級した中越と1学年を制圧した中岡らが率いる全日制最大勢力。1学年の一教室を拠点としている。
- テーマソング - SWAY / 『On Fire』[43]
- 中越大(なかごし だい)
- 初登場 - HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O
- 演 - 神尾楓珠
- 中・中一派リーダー。
- "五中"を仕切っていた札付きのワルで期待のルーキーとして"クレイジーボーヤ"と呼ばれる。大のヒップホップ好き。中学時代に楓士雄とタイマン勝負を繰り広げたこともあり腕も立ち人望も厚い楓士雄をリスペクトしており、全日制に復学したことを知った途端に掌を返すかの様に自らのグループを楓士雄の元に合流させる。全日ステークス史上最速で1学年を制圧した記録保持者となる。札付きのワルなオーラやカリスマな一面で恐れられているが、本人は卑劣な行為や凶器を用いた喧嘩を忌み嫌っており、喧嘩は拳でやるというプライドを持っている。"FINAL MISSION"時にコブラが善信を蹴り飛ばした噂を聞きつけとんでもないことをしでかしたと恐怖していた。楓士雄からの愛称は"ごっしゃん"。
- 中岡昌平(なかおか しょうへい)
- 初登場 - HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O
- 演 - 中島健
- 中・中一派リーダー。
- 全日制に編入後すぐに1学年を制圧し、1学年を引き連れて中越一派に合流。中越を"先輩"と慕っており、中越と同じくヒップホップ好き。中越の1学年制圧記録を更新した。楓士雄とは面識はなく、話を聞いていた程度だった。
- 益田(ますだ)
- 演 - 阿部周平
- 羽佐間(はさま)
- 演 - 一條恭輔
- 石原(いしはら)
- 演 - 久保雅樹
- 澤(さわ)
- 演 - 石橋弘毅
- 天寺(あまでら)
- 演 - 下田壮良
RUDE BOYS
S.W.O.R.D.の"R"にあたる集団。通称"ルード"。 全員身軽でアクロバティックな動き、例としてフリーランニングを得意とする。深い闇を抱えた者達が集まってできた治外法権のスラム街「無名街」を守護する街の浮浪児達で組織された義勇軍・自警団の様な集団。 余所者に厳しく、無名街に足を踏み入れた者を一瞬で刈り取ることから、"無慈悲なる街の亡霊"の異名を持つ[9]。 無名街に住む者は名前を持たず身寄りがない者が多いために互いを「家族」として扱い生活しており、それ故に絆が強く、家族のために廃墟と化した無名街を再建することを生きる目標としている。SWORDの中では特に少数精鋭勢力として見られている。個々のメンバーの戦闘力も各チームの面々を凌駕している等他のチームからも一目置かれており、MIGHTYWARRIORSなどの精鋭を除いては多くの敵勢力を圧倒している。
『MOVIE』では、湾岸連合軍の手で無名街が爆破・破壊され、死傷者を大勢出すなど壊滅的被害を被る(MOVIE3では、九龍グループが日本政府の陰謀により貴重鉱石採掘場を爆破したことが明らかとなっている)。
『MOVIE2』では、満身創痍のスモーキーに代わってタケシとピーがリーダー代行としてチームを指揮している。
『MOVIE3』では、無名街の爆破解体が公に決まったことでスモーキーがRUDE BOYSを含む全住民に避難するよう指示する。スモーキーの死後は二代目リーダーとしてタケシが正式にチームを指揮していくこととなる。SWORDの中では唯一MOVIE3以降の動向が不明の勢力である。
テーマソング - GENERATIONS from EXILE TRIBE / 『RUN THIS TOWN』[7]
- スモーキー ※故人・本作のキーマン
- 演 - 窪田正孝[47]、荒木飛羽(幼少期)
- RUDE BOYS初代リーダー。
- 無名街に住む家族を誰よりも大切に思い、家族を傷つける者には容赦はしない[9]。街の住人や仲間も含め自他共に厳しくそっけない態度でドライな言い回しが多いが、RUDE BOYSのメンバーのことはただの仲間ではなく家族として大事に考えており、リーダーとしての自覚と併せて柔軟な思考も持ち合わせている。咳をするように血を吐く持病を患っており無名街を危険にさらす危険性を考慮して街の外の医者のもとへは行こうとしない頑固な一面もある。SWORDの頭としては、戦闘力や身体能力の高さも加えて統率能力・判断力も間違えなくトップであると一目置かれているが前述の持病持ちの面からあまり表立って行動できないでいる。戦闘時はその身軽さを活かしたアクロバティックな動きを使うが、さらに強烈なキックを中心に絞め技などを駆使し、スピードやパワーも申し分なく総合的な戦闘力はヤマトを圧倒する(劉との戦いは発作の発生の為カウントせず)。前述の体の弱さからSWORDの頭の中では唯一コンテナ街・黒白堂駅の戦いに参加できていない。酒もかなり弱く、一口飲んだだけで内臓が受け付けず発作を起こすほど。また、食べると咳き込んでしまうので辛い物も苦手との事。
- 『ドラマ』では、万が一仲間や家族に裏切り者がいたらすぐに始末するとまで豪語するほど信頼を寄せていたシオンが自分にまで秘密裏に家村会と結託していたことを知り自身の無力さを思い知らされることとなりシオンに危険を避ける為無名街から出ることを進言する。その後も病気が悪化していく。[48]
- 『MOVIE』では、多くの無名街の住人が死傷したことに怒り狂いチームを率いて湾岸地区に乗り込む。DOUBTの卑怯な戦法に苦戦するも、メンバーを鼓舞し最初は優勢に戦う。しかし劉との対決では発作による体調悪化もあり追い詰められ、青龍刀により背中に重傷を負い、RUDE BOYSメンバーと広斗に助けられる形で撤退を余儀なくされる。雨宮尊龍とは面識があった模様で広斗に話を聞かれていた。またその最中でララが連れ去られたことで広斗にララの救出を懇願する。
- 『MOVIE2』では、更なる病気の悪化からリーダーをタケシに代行してもらうなど日常生活もままならない状態で登場し、病気の影響で髪の毛は銀色に変色し瞳が白濁するという症状を見せている。
- 『MOVIE3』では、この持病が重大なキーポイントとなっており、病気の原因は政府が隠蔽した薬品・産業廃棄物による空気・土壌汚染によるもので公害犠牲者の1人であることが判明。SWORD壊滅行動では真っ先に九龍グループに命を狙われる。視力もほぼ失った状態であり自身の死期を悟っていた。日本政府による無名街強制退去と爆破解体のニュースを知り、全住民とチームメンバー全員に無名街から出る様進言し、自身は殿として九龍グループと対峙する覚悟を決める。その後に家村会幹部・二階堂率いる構成員達の手で命を落とす(直接的な死因は明かされていない)。そのような渦中でも無名街とその仲間・住人、そして家族への感謝の想いを抱きながらその生涯を終え、遺体はRUDE BOYSの仲間達によって無名街の外れにある陽の光のあたる場所に埋葬された。
- タケシ
- 演 - 佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
- RUDE BOYS二代目リーダー。
- ブレイクダンスのような動きを得意とするメンバー。ダンスが好きで踊りながらビートを刻むことからタケシ(「ビートたけし」にかけたシャレ)と呼ばれるようになった[9]。戦闘力はテッツを圧倒する。兄のような存在であるスモーキーの身を案じており、彼の力となるために尽力する。
- 『MOVIE2』では、日常生活もままならなくなったスモーキーの代理としてチームを指揮している。
- 『MOVIE3』では、スモーキーの意思と想いを引継ぎ、RUDE BOYSを率いる新たなリーダーとしての覚悟を決め、"俺たちは絶対に諦めない"と決意表明する。
- ピー
- 演 - ZEN (パルクールパフォーマー)[49]
- チームの中でも特にアクロバティックな動きに長けたメンバー。幼い頃は泣き虫でいつもピーピー泣いていたことからピーと呼ばれるようになった[9]。戦闘力はダンを圧倒する。
- 『LIVE』では、スモーキーとタケシの代わりにRUDE BOYSを率いて乱入してくる。
- 『MOVIE2』では、チームを指揮するタケシのサポート役を担当する。
- シオン
- 演 - 永瀬匡
- RUDE BOYSで主要メンバーで、幹部的ポジションでスモーキーからも絶大な信頼を得ていたが仲間にすら秘密裏に家村会と結託し外れの工場を使ってレッド・ラム製造工場を稼働してレッド・ラム売買取引を行い、更には自身も金を着服していた。そのことが露見したことでスモーキーから自決するか無名街から出ていくことを進言され、消息を絶つ。
- 『MOVIE』以降は再び無名街から消息を絶ったのだが、行方不明もしくは死亡したとのこと。
- ユウ
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 佐野岳
- 無名街に流れ着いた元・余所者。かなりの自信家で態度も口調もふてぶてしいが、その俊敏な運動能力は誰にも引けを取らず、華麗な足技で敵を蹴散らす[24]。
- 無名街の住人
-
- ララ
- 演 - 藤井夏恋(Happiness/ShuuKaRen/E-girls)
- スモーキーの妹。スモーキーと血は繋がっていないが、幼少期に無名街に捨てられた日が同じで兄妹として育ってきたため、絆は強い[24]。
- 『ドラマ』では、スモーキーの治療代を稼ぐ為に独断で無名街から出てダンにハニートラップを仕掛けさせている。
- 『MOVIE』では、スモーキーを救ってくれた広斗とお互いの兄についての持論を語り合っている。DOUBTに連れ攫われるも広斗達に救出されことなきを得る。
- 『MOVIE3』では、"FINAL MISSION"時にエリもスモーキーと同じ咳をすることが多かったことからエリも公害犠牲者なのではないかと助言し、九十九・山王連合会と共にエリの救出を図る。RUDE BOYSには劣るものの軽やかな身のこなしを見せる。
- エリ
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 鈴木梨央
- スモーキーと同じ様に咳が出る病を患っている少女[26]。この咳の症状が重要な鍵であることが判明し、スモーキーの死後に公害犠牲者として九龍グループに命を狙われる。公害の告発時に自らの体を検体として調べて自分達の様に苦しんでいる人達を助ける様訴えている。
達磨一家
S.W.O.R.D.の"D"にあたるチーム。通称"達磨"。[50] かつてムゲンによって滅ぼされた、九龍グループの傘下組織「日向会」の日向四兄弟の四男・日向紀久を筆頭に、ムゲンに恨みをもつ極悪コンビ「饕餮兄弟(とうてつきょうだい)」[51]や加藤鷲らによって結成された比較的新しい武闘派チーム。勝ち負けに関係なく復讐という目的を達成するまで何度でも戦いを仕掛けてくることから"復讐の壊し屋一家"と呼ばれ怖れられている。戦闘時も太鼓で開始を告げる、太鼓の撥を武器とするなど和や祭りを意識したところが目立つ。SWORD地区一帯の祭の利権を牛耳る組織でもあり、様々な祭り事を主催し闘鶏・花札・喧嘩賭博などを資金源としている[26]。SWORDの5チームでは特に他勢力に敵対心を露わに見せている勢力として恐れられており、村山は"達磨一家と関わったら死ぬまで戦争になる。絶対に関わるな"と警告し合い、ROCKYもその執拗に抗争を仕掛けてくる姿勢を危険視、またRUDE BOYS内でも"復讐の為なら何を仕掛けてくるか分からない"などと恐れられている。
『ドラマ・シーズン1』では、劇中前で日向が羅千刑務所に収監されており、チーム自体は活動休止状態となっており表沙汰に動いていない様子だったが、家村会の手で釈放されたことでチームが復活。手始めに右京一派・左京一派・加藤一派の三方向に分かれて"達磨一家復活の挨拶回り"と称して各チームを襲撃。その後達磨一家全勢力で山王連合会を潰すべく山王町を強襲。だが、ここで山王連合会解散を宣言されたことで戦いを放棄し撤収する。
『ドラマ・シーズン2』では、山王連合会との抗争直後に日向が謎の失踪を遂げており、再びチームは活動休止となっている。
『MOVIE』では、SWORD襲撃によりチームがほぼ半壊する。
『MOVIE3』では、九龍グループに歯向かったことで賭博場諸共チームは壊滅してしまうが、再びメンバー全員が再集結したことでチームは復活した。FINAL MISSIONでは、陽動部隊として九龍グループを相手に奮戦する。
『湯けむり純情篇』では、達磨ベイビーズが出張営業の為上下温泉街を訪問しており、そこでDTCとSMGと"DPD"を行なっていくことになる。
テーマソング - DJ DARUMA from PKCZ / 『VOICE OF RED feat. GS』[7]
- 日向紀久(ひゅうが のりひさ)[52]
- 演 - 林遣都
- 達磨一家頭。
- 喧嘩や祭好きな性格で、祭り事や喧嘩を自分で仕切りたがる[24]。自身が死んでも構わないという覚悟を兼ね備えている[26]。物語開始前に兄達率いる日向会が九時グループから破門追放処分を受けたことに激怒し、九龍グループ構成員を狙った襲撃を繰り返しておりそこで捕まってしまい、幾度も羅千刑務所と外を行ったり来たりという状態で、その最中で左京達現在の達磨一家の主要メンバーと出会うことになる。
- 『ドラマ』では、家村会の手で出所し念願のSWORD制圧に動き出しSWORD狩りと称して各チームの襲撃を指示する。そこでは各チームから警戒される危険人物であると同時に自らの命を引き換えにでも兄達の仇を取る為に九龍グループを潰す覚悟を見せつける。コブラとのタイマン勝負で勝敗を喫さないまま撤収する。だが、前述のコブラの言葉により自ら宿願としていた兄達の敵討ちの為に行動している事に疑問と迷いが生まれ、加藤達にチームを託して家村会の監視を振り切って失踪していた。[53]
- 『MOVIE』では、加藤の手で半壊状態のチームに戻るも仲間を傷つけたことや自分達の縄張りを荒らされたことに怒りを露わにし、再びチームを率いて湾岸地区に乗り込む。コンテナ街の戦いでは、かつて敵対していたコブラと共闘することになる。
- 『MOVIE2』では、SWORD協定に対しては"そもそもSWORDとはつるみ合う仲ではない"と拒否しているも、黒白堂では考えが変わり自らを"SWORD協定"と名乗りを上げていた。また、DOUBTの蘭丸からWhite Rascalsを潰す為に協力を打診されていたが、"仲間をすぐに切り捨てる奴の事は信用するに値しない"とDOUBTに宣戦布告する。
- 『MOVIE3』では、姿を晦まし潜伏していたが達磨一家・本拠地の賭博場諸共壊滅した事で自分がどういう敵を相手にしようとしていたのか思い知らされることになってしまう。"FINAL MISSION"では、陽動部隊として祭で用いる打ち上げ花火を使った攻撃で九龍グループ相手に派手な特攻作戦を決行する。
- 右京(うきょう)
- 演 - 遠藤要
- 達磨一家幹部クラスの主要メンバー。凶暴とも言える喧嘩スタイルを危険視されムゲンを破門になったムゲンの元メンバーである饕餮兄弟の一人で、白を基調としたストリートギャング風の風貌である。相棒の左京と共にムゲンの元メンバーたちを襲撃した時に日向と知り合い、そのままつるむようになった。凶暴な男だがその半面、戦意喪失した山王連合会を目の前に撤収を促したり、コンテナ街ではRUDE BOYSの身を案じて退避するよう促すなど、義理人情で動く性格。
- 『MOVIE』以降の動向は不明。[54]
- 左京(さきょう)
- 演 - 阿部亮平
- 達磨一家幹部クラスの主要メンバー。饕餮兄弟の一人で右京の相棒[26]。右京と同じく凶暴な男だがその反面思慮深い一面もあり、達磨一家を利用してSWORDの均衡を崩すことを目論む家村会の思惑にいち早く勘付きSWORD統括がうまくいかず焦りの色を露わにしていることを感知、賭博場が大盛況の中ただ1人カジノ計画による影響を危惧するなどSWORDの面々や武闘派集団の達磨一家の中では珍しい頭脳派な性格。
- 加藤鷲(かとう しゅう)
- 演 - 小澤雄太(劇団EXILE)
- 達磨一家幹部クラスの主要メンバー。達磨一家結成時のメンバー。
- 日向より歳上で、特にチームの下のメンバー達の全体的な指揮を行う役目や日向の兄達から暴走気味の弟の後見人としてチームに加わった[24]。チーム全体を鼓舞するポジションの立ち位置にいる。
- 『ドラマ・シーズン2』では、日向の立ち位置を理解した上で"自分達は達磨一家だ。這い上がることもできずに地に落ちた日向会と違う"とこれまでのような復讐に身を落とす戦い方はしないことを宣言する。
- 『湯けむり純情篇』では、直接登場しないが達磨ベイビーズの面々が法被の色が違う事について考えていた彼らに自分達の祭を見つけるよう促し、SWORD地区の外に出すきっかけをあたえていた[55]。
- 達磨ベイビーズ
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 達磨一家の門番兼賭場の門番・雑務を行う若手の白法被集団。通り名は達磨入りする際門番としての覚悟を表す意味も込めて付けたもの。
九龍グループ
日本の裏社会を支配する"九つの龍"と呼ばれる九つの直参団体からなる極道連合組織。通称"九龍"。[56]構成組織の頭領は皆名前に「龍」がついていることが特徴。"九龍に失敗はない。失敗は死を意味する"を鉄の掟とする。九龍グループ初代総裁の九世龍心が任侠の世界に身を投じ、たった一代で日本の極道の頂点・巨大極道組織を作り上げた。一組織の勢力も強大で、その傘下組織も多いが組織同士での覇権争いが激しく、互いにせめぎ合っているため、それぞれが協力し合うことはほとんど無く、むしろ対立関係にある。組織全体を考える黒崎とそれに従う"黒崎側"と目的の為なら強行手段も辞さない"善信側"に分かれている。組織としても、一組織の壊滅もしくは解体になったところで勢力が半減化する訳ではなく、"九つの龍"として相応しい人間が昇格し新たな組織を束ねる頭として君臨する為組織壊滅は不可能に近い。
ドラマ共通で家村会が水面下で動いてきたが終盤ではSWORD地区都市再開発に伴い土地売買事業にも手を出し始める。
『MOVIE』では、龍也暗殺とムゲン解散に裏から関わっていたことが判明し、九龍グループ壊滅を目論む琥珀・張城の李から狙われる。終盤からSWORD地区統括の為九龍グループの全勢力が動き出すこととなる。ただし、SWORD襲撃やコンテナ街の戦いにはほとんど関わっていない為今作では全体を傍観する姿勢をとる。
『RED RAIN』では、家村会以外の上園会・黒崎会なる組織の存在も明らかとなり、上園会は雨宮兄弟と対決の末に構成員も組織も壊滅し1人逃げ帰ってきた上園が用無しと判断され、死亡した上園にとって代わり、本家構成員・劉龍人が新たなる九つの龍の一角となる。
『MOVIE2』では、本家勢力の他に善信会・克也会・源会・植野会・藤森会、そして劉率いる劉会が登場し、ここで九龍グループが組織として黒崎側と善信側に二分された状態であることが明らかになる。終盤で黒白堂に善信会が乱入し、SWORDとDOUBTに脅しをかける。
『MOVIE3』では、SWORDが宣戦布告の構えを見せたことで遂に九龍グループもSWORDの5チームと共にそれに関わる場所ごと壊滅させる。また、劇中で総裁・九世龍心の逝去と"バルジ"の作戦離脱により善信・植野・藤森・劉らが九龍グループの指揮系統から離脱。さらにFINAL MISSIONが成功したことで黒崎・克也・源・家村らが一斉検挙。これにより九龍グループは完全に崩壊することとなった。これ以降の九龍グループの動向の一切は不明であるが、組織崩壊はしたものの完全に消滅はしていない模様で、『WORST』では日本政府との隠蔽工作の後始末問題や頭を失ったことによる跡目問題に追われている模様。
テーマソング - EXILE THE SECOND / 『One Time One Life』[7]
- 九世龍心(くぜ りゅうしん) ※故人
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 津川雅彦[57]
- 九龍グループ本家初代総裁。
- 九つの龍である9人の会長たちをまとめる首領であり、他の会長や部下達の生殺与奪権も握っている。太平洋戦争後の混乱期から任侠の世界に身を投じ、一代で巨大な極道組織を作り上げた日本の裏社会を牛耳るフィクサー。高齢で口調は落ち着いてはいるものの、数々の修羅場を潜り抜けてきた貫禄とオーラで圧倒する[24]。最初は黒崎を含む同志数十名と共に"弱気を助け強気を挫く"を信条とした組織"九龍会"として組織・創設したのだが時代の変化に伴い今の様な"弱き者たちから恐れられ奪う存在"となってしまったことを嘆いており、特に現代の暴力団対策法により国からうまいように利用される立場も考え、今の九龍グループに必要なことは現在の勢力を維持し続けることではなく、組織全体が一度壊滅することではないのかと自問自答する様になる。
- 『MOVIE3』では、釈放後SWORD壊滅行動を厳命した後に逝去する。
- 九世梨花子(くぜ りかこ)
- 初登場 - HiGH&LOW THE RED RAIN
- 演 - 飯島直子
- 九龍グループ総裁権限代行。
- 九世龍心の妻。龍心不在時は、総裁権限代行として会長達に命令・指示することが出来る唯一の存在で、龍心に代わり、他の会長達に向けて啖呵を切る[20]。歳の差婚だが夫の龍心を心から愛し、血の繋がらない息子の劉のことも息子として身を案じている。
- 九龍グループ・家村会
- 『ドラマ』から登場する直参組織。
- 九龍グループの中では比較的新しい勢力で、SWORD統括にも真っ先に名乗りを上げた[24]。国双地区を拠点に湾岸地区全域・四暗地区・羅千地区を支配しており、跡目争いに名乗りを上げるためにSWORD地区を統括し勢力の拡大を狙っている。
- 『MOVIE3』では、組織の影響力が半減したのか他の勢力より劣っているのかは不明だが、黒崎側に着いている。立ち位置もかなり弱く散々な言われようであり、植野からは「家村んとこの若い衆は仕事が雑だ」・藤森からは「あいつのとこは仕事が雑過ぎて合わない」と組織・会長・構成員諸共酷評されている。
- 家村龍美(いえむら たつみ)[58]
- 演 - 中村達也(LOSALIOS/FRICTION/MUNNISH BOYS)
- 家村会会長。
- 他の構成員たちに敬語で話すなど穏やかな性格のように振る舞うが、本性は凶暴である[9]。ノボルや幹部を含む他の構成員たち相手には上機嫌な時は敬語口調だが、苛立ちを抑えられない時や九つの龍の会合の場ではヤクザ口調かつ怒鳴り声や罵声を浴びせる。新入りのノボルにも「君の活躍は素晴らしい。期待してるよ」と優遇するものの「裏切りと失敗は決して許されない」と脅しをかける。この事に関しては身内だけでなく他の会長達にも同等の考えを持っており、上園の件に関しては「ガキ相手に派手にやられてきやがって示しがつかねえだろうが」とライバルを煽る一方失敗に憤慨する一面も見せた。
- 石井(いしい)
- 演 - 西岡徳馬
- 家村会幹部。
- 川田(かわだ)
- 演 - 松澤一之
- 家村会幹部。鬼邪高校OB。
- 二階堂(にかいどう) / カイン
- 演 - 橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)
- 家村会幹部。
- 武闘派である一方、韓国語・北京語といった外国語に堪能[24]。経緯は不明だが何らかの失敗で刑務所に入っており、そこで殺人未遂で収監されたノボルと出会っている。そこから"失敗"を恐れる執着心を見せつけていた。
- 『MOVIE3』では、実は生粋の極道ではなく無名街出身の浮浪児でかつてシオンの兄貴分であったカインという男であることが明らかになっており、無名街が存在する限り自分の過去を消し去る事は出来ないと言い、家村会構成員に無名街の破壊・スモーキー暗殺を指示する。
- キリンジ
- 演 - 小野塚勇人(劇団EXILE)
- 家村会幹部※初登場は構成員。
- 常に苛立っている[26]。俗に言う、チンピラからヤクザになったタイプの男で上昇志向が高く己以外の人間はライバルもしくは敵と見做している。ノボルの失敗で二階堂がリンチをしている時1人ほくそ笑んでいる腹黒い一面がある一方、自身の失敗が明らかになりノボルの二の舞になることを恐れで許しを求めるなど青二才な一面も目立つ。経緯は不明だが、MOVIEからMOVIE2間で構成員から幹部に昇格した模様。
- 江藤(えとう)※初登場は役名なし
- 演 - 白石朋也
- 家村会幹部。
- 福田(ふくだ)※初登場は役名なし
- 演 - 荒木秀行
- 家村会幹部。
- 九龍グループ・上園会 ※現在は壊滅
- 『RED RAIN』から登場する直参組織で、かつて九龍グループの一角であった。政治家の篠原と手を組み、SWORD地区にカジノの建設計画を画策しており、篠原からカジノ法案反対派の人間の暗殺を任されている。家村会と同じで九龍グループの中では新参組織だが異端の新勢力と恐れられ、家は七代続く由緒ある極道組織で、近年九龍グループの傘下に加わり九つの龍へとのし上がった。九龍グループの中では異端と恐れられているだけあり、"忠誠の証"として白装束のスーツを纏っている。終盤で、組織・構成員共に壊滅状態となり、上園も暗殺された事により事実上上園会は壊滅した。
- その後は残存構成員達は全員新設された劉会に移籍。表向きは"シノギの失敗により、本家より絶縁宣言を食らった"とされている。
- 上園龍臣(かみぞの たつおみ)※故人
- 初登場 - HiGH&LOW THE RED RAIN
- 演 - 石黒賢
- 上園会会長。
- 目的のためなら邪魔者を殺すことも厭わない、冷酷な性格の持ち主[20]。RED RAINのメインヴィラン。愛華の父、そして雨宮兄弟の両親を死に追いやった仇敵である。表向きの性格は紳士かつ言動は穏やかだが、やはり同格の家村と同じく本性は狡賢こく、自らの傷口を抉られるような話になると激昂する凶暴な一面もある。雨宮兄弟の噂を聞いて構成員達には組織の頭上侮りを見せるなど厳命するも、自身は大した警戒心も抱いておらず、心の油断が今回組織壊滅の決定打になったとも言える。終盤で組織も構成員も全滅し自身も雅貴に完膚なきまでに叩きのめされ、生恥を晒したという理由から龍心からも用無しと見なされ、劉の手で暗殺される(表向きは、本家との絶縁直後の事故死とされる)。
- 林(はやし)※故人
- 初登場 - HiGH&LOW THE RED RAIN
- 演 - 三浦誠己
- 上園会構成員。
- 上園の第一の側近で、上園からの信頼も厚い。上園を逃す為に殿となり雨宮兄弟を殺そうとするも、尊龍と相討ちになる形で死亡する。
- 八木(やぎ)
(MOVIE2 → 劉会)
- 九龍グループ・黒崎会
- 『RED RAIN』から登場する直参組織。
- 九龍グループの九つの龍の中でNO.2の地位にあたり、九龍グループ二大派閥の1つ。SWORD地区の統括に積極的に動く家村会や上園会に比べて一歩引いた存在である。
- 黒崎君龍(くろさき きみたつ)
- 初登場 - HiGH&LOW THE RED RAIN
- 演 - 岩城滉一[59]
- 黒崎会会長。
- 九龍グループ二代目総裁最有力候補。
- 落ち着いた物腰ながらも威圧感があり、周りを俯瞰しながら穏やかだが厳しい言葉を浴びせる[20]。
- 龍心を慕い、苦楽を共にし任侠の世界を学んできた為彼のために九龍グループ組織全体を第一に考えて精力的に行動する。政治の交渉にも長けており、体調不良の龍心に変わってカジノ推進派の政治家や官僚と裏で接触する[26]。跡目争いには積極的ではなく、強硬・過激派ともいえる善信に「手柄を上げて、そこまでして跡目になりたいのか?」と苦言している。政治家達と積極的に接触する一方、暴力団対策法を用いて政府に利用される形で生き残っている九龍グループの存在意義についても考えていた。
- 『MOVIE3』では、黒革スーツ姿でも登場している。また、龍心のメッセージや九龍グループの未来について自問自答し、"FINAL MISSION"成功による日本政府転覆が明らかとなった際は一切抵抗することなく、自分達の完全敗北を認める。
- 九鬼源治(くき げんじ)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 小林直己 (EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)
- 黒崎会若頭。
- 黒崎に並々ならぬ忠誠を誓っており、黒崎に全てを捧げ命令を完遂することを最高の喜びとする。無表情で寡黙な強面の顔・プロの殺し屋としての戦闘能力と身体能力から「始末人(ターミネーター)」の異名を持つ[24]。圧倒的な存在感や異常なオーラを醸しつつも台詞は出演2作共々一言だけである(全てライバル関係でもあった劉に発した台詞で、MOVIE2では「出世したな」・MOVIE3では「自殺にならねえだろうが」)。峰打ちや軽傷で済ますことのできない、峰が鋸状の日本刀を装備して琥珀達に牙を剥く。
- 九龍グループ・劉会
- 『MOVIE2』から登場する直参組織。
- 上園龍臣を劉が暗殺したことで、九世龍心の側近から九つの龍の1人として昇格して空白の座を受け持つ形となって組織された[24]。幹部・構成員達の一部も、上園会の残党が在籍している[26]。
- 劉龍人(リュウ たつひと)
- 演 - 早乙女太一
- 劉会会長(MOVIE2)。極東系のMIGHTY WARRIORSのメンバー(ドラマ)で、九龍グループ本家構成員(RED RAIN)。
- 若くして九つの龍の1人となったサラブレッド。実は総裁・九世龍心の息子で、他の血筋と上園を暗殺したことで後釜に着いた。九龍グループ本家直属の構成員・暗殺者で、MIGHTY WARRIORSでもあり、九龍グループでもある謎の多い人間。物静かな性格でよく読書をし、時折詩人のように抽象的な言い回しをする[9]が、敵対する者には後述のように非常に慇懃無礼な物言いが多い。青龍刀を武器として所持しており、身体能力・格闘能力・耐久力もずば抜けている。
- 単独活動時はギャンブルを行う。
- 『MOVIE』では、DOUBTを率いてRUDE BOYSを迎撃し「無名街はよく燃えますね」・「街がゴミならそこに住む人間もゴミ」と煽っている。スモーキーとの対決では彼を凌駕する身体能力で背中を斬りつけて負傷させ、加勢に来た広斗の攻撃を喰らっても平然としているなど、生半可な実力者ではないことを見せつけたが、途中で潮時と見做して1人コンテナ街から立ち去る。終盤では九龍グループ本家構成員としてSWORD地区の現状を報告する。
- 『RED RAIN』では、総裁の側近・暗殺者として行動しており上園龍臣を暗殺し空白の座となった"九つの龍"の座の末席として君臨することになる。
- 『MOVIE2』では、組織を率いる頭として登場し、同業である源治と相対している。ICE達との交流は続いており、彼らが巻き込まれないように根回しを行いながら活動している。
- 『MOVIE3』では、九世龍心の実の息子であることが発覚。龍心逝去時は、今まで見たことのない哀しげな表情と涙を堪えるかの様子を見せていた。九龍グループ崩壊後の動向は不明。
- 八木(やぎ)
- 初登場 - HiGH&LOW THE RED RAIN
- 演 - 渡邉紘平
- 上園会構成員(『RED RAIN』)、劉会幹部(『MOVIE2』)。
- 『RED RAIN』では、上園の第二の側近として行動しており実働部隊の指揮官をも務めていた。雨宮兄弟による上園会本拠地襲撃による数少ない生き残りである。
- 『MOVIE2』では、上園暗殺により上園会壊滅後に新設された劉会の幹部となる。
- 九龍グループ・善信会
- 『MOVIE2』から登場する直参組織。
- 九龍グループの九つの龍の中でNO.3に当たり、九龍グループ二大派閥の1つ。根っからの武闘派勢力で皆血の気が多く、構成員数100名を超える九龍グループの中で最大勢力を誇る組織。
- 善信吉龍(ぜんしん よしたつ)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 岸谷五朗
- 善信会会長。
- 好戦的でイケイケな性格[24]で、九龍グループの九つの龍最凶の暴君と恐れられている。出立は龍心のフィクサー風や黒崎の仁侠道風から見ると、マフィアのそれに近い。格闘能力や身体能力もピカ一で、コブラに喰らわされた蹴り[60]を痛たがるフリをしつつコブラに立てなくなるほどの蹴りを返している。そのオーラは覇気と呼べるほど圧巻でコブラが冷や汗が止まらなくなるほどである。
- 『MOVIE3』では、黒崎と共に政治家に接触しているものの自分達極道を暴力団対策法を盾にいいように扱う政府に対して怒りにも似た感情を抱いている。作戦離脱の際は「九龍グループの火をここで潰すわけにはいかない」と組織の安全と今後を考える本心を告げる。
- 吉田景虎(よしだ かげとら)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 武田幸三
- 善信会若頭。
- 会長・善信に負けず劣らずな好戦的な性格[24]。
- 宇高真一(うだか しんいち)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 黒石高大
- 善信会若頭補佐。
- 九龍グループ・克也会
- 『MOVIE2』から登場する直参組織。
- リトルアジア地区を本拠地とする。他の組織と比較すると構成員数は十数名とかなり少ないが、九龍グループでは少数精鋭の武闘派組織として名を轟かしており、構成員達もリトルアジア地区出身者が多く、その中でも特に選りすぐりの猛者達で構成されている。
- 九龍グループ・植野会
- 『MOVIE2』から登場する直参組織。
- 九龍グループの金庫番を務める組織で、劇中では土地売買事業や裏方専門部隊として動く。
- 九龍グループ・源会
- 『MOVIE2』から登場する直参組織。
- 多くのヒットマンやスナイパーを抱えており、主に九龍グループにおける邪魔者を消す暗殺部隊として活動している。
- 源龍海(みなもと りゅうかい)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 高嶋政宏
- 源会会長。
- 黒崎側の人間。
- 九龍グループ暗殺部隊隊長も兼任している。与えられた任務を遂行しきれなかった部下に対し失敗を責めることなく優しい態度を見せたかと思うと態度を激変させ踏みにじる、少しのことで激昂する危うさがある[24]。それ以外にも常に表情や口調を変化させる場面が多く、精神異常・情緒不安定の気がある。
- 大城戸健(おおきど けん)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 尚玄
- 源会若頭。
- 暴走しがちな会長・源を支える暗殺作戦の現場指揮官。類稀なる肉体の持ち主で、無口で物静かな性格ながら格闘スキルはかなりのもの[26]。
- 九龍グループ・藤森会
- 『MOVIE2』から登場する直参組織。
- 主に九龍グループ絡みの刑事事件が起きた際に、証拠を一切残さず後始末を行う証拠隠滅専門の掃除屋・「スイーパー部隊」として活動している。
張城 (チャンソン)
『MOVIE』にて登場。SWORD地区や湾岸地区で暗躍するコリアンマフィア。日本でも活動領域を拡大しており、勢力とシマの拡大のため、SWORD地区の支配を目論む。同じくSWORD地区の支配を目論む九龍グループとは表向きは友好的に振る舞っているが、実際は敵対関係にある[9]。MOVIE以降の動向は不明。
- 張(チャン)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE
- 演 - 白竜
- 張城総裁。
- 張城ボスにして、李の父親。日本の利権を狙い、SWORD地区に目を付けた[9]。
- 李(リー)
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - V.I(BIGBANG)
- テーマソング - PKCZ feat. V.I from BIGBANG / 『WE RUN DIS』[7]
- 張城の御曹司。自身の筋書き通りにことが進んでいくのを何よりの愉悦と感じている[9]。戦闘能力は不明だが、ナイフテクニックやシャドーボクシングをするなど近接戦闘に長けた気がある。下部組織を利用した情報収集能力や人心掌握術にも長けており、ムゲン解散の真実を琥珀に伝えた上で琥珀に復讐心を煽るなど、性格は狡猾である。唯一自分の予測通りに動かない九十九に対しては危険分子と判断し、琥珀に処理させている。
MIGHTY WARRIORS
新鋭勢力で音楽とファッションの力で自分たちの理想郷を作ることを目的としており、本作の象徴とも言えるチームである。SWORD地区の隣町に位置する湾岸地区を本拠地に表舞台には立たず水面下で活動している。ルールに縛られることを極端に嫌い、目的のためならば手段は選ばない凶暴な集団ではあるが、その反面厳しい環境を生き抜いてきた者同士が多いため、チーム内の仲間意識は格段に強い[9]。金を原動力としている為金銭が絡む案件には積極的に暗躍するが、逆に金にならない案件にはメリット・デメリット関係なく手を引くこともある。通称"マイティ"。規模は僅か十数名規模という少数精鋭勢力だがICEを筆頭とする傭兵やジェシーらストリートで名を轟かせた多数の猛者が集っている為個々の実力は高く、SWORDの主力メンバーたちでは1人を相手にするだけで精一杯であり、『MOVIE3』時点で対等な勝負を行えたのは雨宮広斗のみ。反面、一般人や戦えない者を襲撃することは無く、金の強奪も悪党のみを対象としており、SWORDの敵対勢力ではあるが、チームの根本は悪ではない集まりである。また、十数年前の回想で現在とほぼ容姿が変わっていないことから、SWORDの面々より歳上であることが分かる。
『MOVIE』では、大金を得る為買収される形で張城の支配下に入り、琥珀が指揮する"湾岸連合軍"の筆頭戦力として活動。SWORD襲撃では二手に分かれ、クラブheavenと鬼邪高校を襲撃する。コンテナ街の戦いではSWORDを相手は筆頭戦力として奮戦。コンテナ街の戦い敗北後は大金を手に入れられなくなったことから行方を晦ます。
『MOVIE2』では、FUNK JUNGLEでの音楽活動に専念しており傭兵業は休業せざるを得ない状況である。劇中で創設メンバーのジェシーが復帰。更にジェシーからのスカウトでフォーがメンバー入りを果たす。黒白堂の戦いでは、ジェシーとフォーのピンチに伴い乱入し、SWORDとDOUBTを同時に攻撃して戦いを撹乱させながらSWORD側の優勢を阻止したが、戦いの最中に劉から善信会乱入の報告を受け撤収する。
『MOVIE3』では、無事に黒白堂から逃げ延びておりそこから"バルジ"なる存在を知る。そしてバルジに興味を持ったICEの呼び掛けで再び活動を再開、湾岸地区を後にする。
スピンオフでは、各メンバーの過去と出会いとMIGHTY WARRIORS結成までが描かれている。ICE・パール・9は十数年前の多国籍軍に傭兵として従軍しており、軍の駐屯地で同じ部隊に所属して交流を深めたという。従ってこの3人は近接格闘術だけではなく、銃火器の扱いも明るい(傭兵として所属していた時のみで、本作では使用する場面はない)。ほとんどのメンバーがICEの顔見知りとして知り合った。
テーマソング① - PKCZ feat. AFROJACK,CRAZYBOY,ANARCHY,SWAY,MIGHTY CROWN(MASTA-SIMON & SAMI-T) / 『MIGHTY WARRIORS』[7]
テーマソング② - MIGHTY WARRIORS / 『DREAM BOYZ』
- ICE(アイス)
- 演 - ELLY(三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE)
- MIGHTY WARRIORSリーダー、創設メンバー。
- アメリカ系のメンバーの多国籍軍従軍経験のある元傭兵で、同業者だった親友を失った過去がある。リトルアジア地区にあるアメリカ海軍のベースキャンプという極めて治安の悪い貧困街の出身。幼少期に、捨てられた一枚のアナログのドーナツ盤と出会い救われたことで、音楽とファッションの力を信じており、過去の自分と同じような夢も希望も持てない境遇の人たちに夢と希望をもたらすことを糧に金を稼ぐようになった[9]。基本的な性格は冷静沈着かつ大胆不敵で言動も穏やか、さらに頭脳派の如く取引打合せの案件には自ら出向き有意義に交渉を進めるなど人心掌握術にも長けている。本性は生粋のストリートファイターで、強者とのタイマン勝負に生きがいを感じる熱い心の持ち主で、いざ戦いになると笑みが溢れるほどである。戦闘力は雨宮広斗とほぼ互角。また、広斗とのタイマン勝負時では決着をつけることができず、挙げ句の果てにタイマンに夢中になるあまり自分達の大敗を知らされる形となり初めて言葉に出せない怒りを露わにした。
- 単独活動時は賭けボクシングを行う。
- 『MOVIE』では、SWORD襲撃やRUDE BOYS迎撃さらには広斗とタイマン勝負など理想郷実現の王手に差し掛かったところで進んで前線部隊かつ筆頭戦力として行動するも先述の性格が災いして自らの知らないところで戦いに敗北していたことを知り激昂する。広斗とは決着がつかなかったものの自身の最高のライバルと認めて去っていった。
- 『MOVIE2』では、傭兵業を一時的に休業しており代わりにFUNK JUNGLEでのパフォーマンス業に専念している。黒白堂の戦いではジェシーのピンチに突如乱入するも、劉からの緊急連絡で潮時と判断してそのまま撤収する。
- 『MOVIE3』では、ジェシーの行動に不信感を覚え初めて仲間を疑う言動を発し、そこで知った"バルジ"なる存在に興味を示すことになる。
- SARAH(セイラ)
- 演 - 大屋夏南
- チーム内で唯一の女性で、ブラジル系のメンバー。幼少期は悲惨な家庭で育ち、DOUBTに人身売買されかけていたところを強奪中のメンバーたちに偶然にも救われる。当初はチームの理念も「窃盗団」と見なし懐疑的であったが、ICEの語る思いに惹かれて仲間に加わった。華麗な足技を使って戦う[15]。メンバーの中ではクールかつ大金を目の前にしても浮かれず、怒りが治らないICEを宥めるなどチームでは紅一点でありつつもチーム全体の抑え役でもあり、根は穏健な性格である。戦闘力も男性陣に引けを取らず、アクロバティックな動きと足技を使ったスタイルを駆使する。
- 単独活動時はバーで酒飲みを行うなどかなりの酒豪でもある。
- 劉龍人(リュウ たつひと)
(MOVIE → 九龍グループ)
- PEARL(パール)
- 演 - 野替愁平(劇団EXILE/DOBERMAN INFINITY/HONEST BOYZ)
- テーマソング - SWAY & ANARCHY / 『BBFL』
- MIGHTY WARRIORS創設メンバー。
- 多国籍軍従軍経験のある元傭兵で、チームのラッパーにしてムードメーカーの日系のメンバー。リトルアジア地区出身。愛称は「P(パールの頭文字をとって)」。9と共に作詞作曲をしており、FUNK JUNGLEのライブパフォーマンスではラッパーとしても活動している。よくアメリカンジョークを口にしたりと、普段は陽気な性格。運び屋の仕事で金を稼ぐ。喧嘩は鍛えられた肉体を活かしたパワフルな総合格闘技スタイルで獰猛に戦う[15]。戦闘力はヤマト・ダンを相手に互角に渡り合う程。
- 単独活動時は運び屋の仕事を行う。
- BERNIE(バーニー)
- 演 - 白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)
- MIGHTY WARRIORS創設メンバー。
- チームのDJとシステムエンジニア・ハッカーを担当するフィリピン系のメンバー。クラッキングやハッキングなどコンピュータ操作に長けている[9]。趣味はInstagram。リトルアジア地区出身。愛称は「B(バーニーの頭文字をとって)」。戦闘力はコブラとほぼ互角。
- 単独活動時はネットバンキングなどコンピュータ・ネットを使ったITビジネス関連を行う。
- MIGHTY WARRIORSに参加する前は、コンピューター技術をモノにする為レコード店で働きながらその傍ら腕を磨いていた。また、女や金には困っていなかった様子。
- 9(ナイン)[61]
- 演 - ANARCHY[62]
- テーマソング - SWAY & ANARCHY / 『BBFL』[7]
- MIGHTY WARRIORS創設メンバー。
- 多国籍軍従軍経験のある元傭兵で、ラップ口調と関西弁が特徴の日系のメンバー。生粋のストリートファイターで、ICE同様に音楽を愛しラッパーとしてメンバーと共に音楽に興じており、リリック作りが得意。FUNK JUNGLEでのライブパフォーマンスではラッパーとして活動している。自動車やモーターボート等あらゆる運転に長けており、また喧嘩では並外れた格闘センスと身体能力を存分に発揮する[15]。少ない相手には素手で挑むも大人数を相手では凶器を使った攻撃も辞さず、相手を完全に戦闘不能に追い込むまで戦い続けるなど攻め手に一切の容赦が無いチームの中で一番凶暴な戦闘スタイル。
- 単独活動時はヒップホップやクラブミュージックの作曲を行う。
- JESSE(ジェシー)[63]
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - NAOTO (EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE/HONEST BOYZ
- MIGHTY WARRIORS創設メンバー。
- 日系のメンバー。口調は軽快で常に余裕ある態度で接する。金髪とタトゥーが特徴で、左胸に"Eat to live,and not live to eat"(生きるために食べろ。食べるために生きるな。)という言葉のタトゥーを入れている。ファッションに関しては精通した知識を持っており、MIGHTY WARRIORSのファッションを担当している。ICEにファッションを教えた親友[26]。パールやバーニーとも愛称で呼び合う仲で、九龍グループに移った劉とも面識がある。身寄りが無く、リトルアジア地区の治外法権の街で出身であるため、苦楽を共にした仲間以外は何一つ信用していない。そのため、劉がチームを抜けたことをICEから聞いた際も露骨に嫌悪感を見せていた。 『MOVIE2』の時点でプリズンギャングを結成しており、かなりの筋肉質な体躯とずば抜けた格闘スキルを誇り、自分以上の巨漢も難なく倒す実力者で、サン・キングス刑務所のプリズンファイトでも負け無しの強さを見せつけていた。刑務所に入った経緯は描かれていないが、ICE達によれば信用していた人物に嵌められたとのことで、最初は羅千刑務所に送られる。その者はICE達に制裁されて金も取り戻し、後にジェシー本人も再会して復讐を果たし、サン・キングス刑務所に移された(チームが悪党から金を強奪するようになったのもこの事件が原因である)。背が低いことを気にしており、指摘されるとかなり不機嫌になる。敵対者には親しかった者であっても一切情けはかけず、相手を煽るのも得意でSWORDのメンバーのことも意に介していないが、戦いではDOUBTのような卑劣な戦法や凶器を使う攻撃は行わず、あくまで自分の五体のみの正攻法で挑む。黒白堂駅の戦いでは筆頭戦力として活動し、後から来たコブラと対決する。アザをつけられる攻撃を受けたり、コブラから仲間との結束を「寄せ集め」と全否定されても動じずに優位に立ったまま戦うが、善信会が来る報告を聞くとDOUBTを見捨てて勝ち逃げする形で撤退する。
- 『MOVIE3』では、自身の釈放や黒白堂の戦いの案件の全てが"バルジ"なる存在に仕組まれたことで自身やICE達は掌で踊らされていたことを明かした。さらに、その人物の指示で九龍グループ内に潜り込んでいたスパイを探していたことと、雨宮兄弟の狙撃にも加わっていたことも明らかになった(ただし狙撃に関してはスパイ探しの最中で藤森と同行していただけ)。
- PHO(フォー)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 関口メンディー (EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE/HONEST BOYZ)
- ナイジェリア系のメンバー。かなりの巨漢で、見た目に違わぬパワーを誇る[24]。リトルアジア地区出身[26]。かつて明るい性格で子供達と一緒に貧しいながらも幸せに暮らしていたが、誘拐現場を目撃し犯人達を惨殺したことで羅千刑務所に収監される。その影響で寡黙かつ無表情・威圧的な言動で喋る様になってしまった(笑い方に違和感があるのもその影響)。[64]それでも子ども好きには変わりなく、子供が好きかどうかで敵味方を区別しており、ジェシーも彼に子どもが嫌いだと言わないよう仲間に念を押している。MIGHTY WARRIORSの中で唯一、スカウトでチームに参加した。
- DIDIY(ディディー)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - LIKIYA (THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
- ICEの実弟。リトルアジア地区出身。
- MOVIE以前にもMIGHTY WARRIORSに所属しているのだがジェシーの影響でファッションを学ぶ為に湾岸地区を離れていた。その後知り合ってディクシーと共にMIGHTY WARRIORSに参加する。
- DIXIE(ディクシー)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 祐真キキ
- ディディーの彼女で片時も離れず隣に寄り添っている美女[24]。湾岸地区から旅立っていたディディーと出会い、MIGHTY WARRIORSに参加する。思ったことは誰であってもハッキリ口にする性格。
- スピンオフでは、視聴者と同じ視点でメンバー達の過去やMIGHTY WARRIORSが創設された経緯を知ることとなる。
DOUBT
湾岸地区で活動する女を強引にスカウトしようとする極悪スカウト集団。主に人身売買を生業としているが、九龍グループの後ろ盾があるのをいいことにドラッグを売ったり飲ませようとする、金を騙し取るなどのあくどい仕事にも手を出している[9]。羅千地区出身の蘭丸・高野・平井を中心に結成されており、かつては圧倒的勢力により羅千地区・湾岸地区・阿来地区(現在のWhite Rascalsの本拠地となる地区)を支配していた。女を守ることを心情とするWhite Rascalsとは対極・敵対関係にある。
『MOVIE』では、MIGHTY WARRIORSと共に大金を得る為買収される形で張城の支配下に入り、琥珀が指揮する"湾岸連合軍"の戦力として活動。SWORD襲撃では山王街を襲撃する。コンテナ街の戦い敗北後逃亡。
『MOVIE2』では、創設者の蘭丸が羅千刑務所から出所、更には腕試しと称したメンバーの首切りが行なわれる。
『MOVIE3』以降は登場しない為同行の一切は不明だが、『WORST』のチハルの台詞から完全に表舞台から姿を消したことが明らかとなっている。
テーマソング - EXILE THE SECOND / 『ASOBO!! feat.Far East Movement』[7]
- 林蘭丸(はやし らんまる)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 中村蒼
- DOUBTリーダー、創設者。
- 金と力以外何も信用せず、暴力により人を傷つけることを快感とし、暴力により人を束ねる狂気のカリスマ。羅千地区出身。幼少期は水商売で生計を立てていた母親にDVを受ける悲惨な家庭環境で育っており、またそこで家族全員が一家心中している過去がある。金や女、そして自らの力に固執するあまり自らの母親と何ら変わらない人格になってしまった。その凶暴さは日向以上に恐れられており、White Rascalsの面々がSWORD協定を拒否したのも蘭丸出所の情報を掴んでおり、万が一他のチームや一般人が危害が加えられることを恐れた処置であったとも言える。ROCKYからは「人間誰しもが躊躇する境界線を何の蟠りもかく躊躇なく超える危険な男」と称されていた。日常生活も壊滅的で料理は一切できず、簡単に素早く食べれるインスタント食品を好む。喧嘩の腕は2,3人相手に対等に渡り合うも、その手段では凶器を用いたり同じチームのメンバーを捨て駒に使うなど戦い方は凶悪極まりない。組織の頭としては"チームに弱い奴はいらない"・"全ては力と金だ"と称し兵隊の数は多いに越したことはないと言う一方弱い人間を食わせる程器は大きくなく、チーム内のメンバー切りとプリズンギャングのパフォーマンスとしてDOUBT内の大規模な首切りを行う。黒白堂の戦いで敗北後に潰そうと目論んでいた九龍グループに取り入ってもらおうとするも聞き入れられることなく、善信に叩きのめされた。
- 高野真人(たかの まさと)
- 演 - 秋山真太郎(劇団EXILE)
- DOUBT幹部。
- 刑務所に収監されていた蘭丸に代わってチームを指揮していた。スキンヘッドの男。羅千地区出身。
- 『MOVIE2』では、金髪の姿で登場。黒白堂の戦いではKIZZYと戦う。善信会の乱入では蘭丸を見捨てて真っ先に逃亡する。
- 平井(ひらい)
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 武田航平
- DOUBT幹部。
- 隙あらば女を誘拐して、売り飛ばすことを狙っている[9]。羅千地区出身。飄々としつつも老人から金を騙し取ったり、RUDE BOYSのスモーキーの妹・ララの誘拐など倫理的に問題がある行動を躊躇いなく行う。戦闘の際に黒の手袋をする。
- 黒白堂の戦いではKAITOと戦う。善信会の乱入ではこれまでの態度と打って変わり、恐怖心を露わに動揺を隠さないでいた。
- KIZZY(キジー)
(ドラマ・シーズン2 → White Rascals)
- KAITO(カイト)
(ドラマ・シーズン2 → White Rascals)
山王街
- ナオミ
- 演 - 藤井萩花(Flower/ShuuKaRen)
- 洋食屋「ITOKAN」を店長として切り盛りする、ヤマトの幼馴染。龍也の妹。男勝りな性格で、料理の腕前も高い姉御肌気質の持ち主である。店は山王連合会や苺美瑠狂の溜まり場となっており、集会などはこの店で行われる[9]。
- 『ドラマ・シーズン1』では、やられたらやり返すというコブラやヤマト達の考えに異論を示し、"やられたらやり返すのは、負の連鎖が続く"という言葉が山王連合会の理念に影響する。
- 『ドラマ・シーズン2』の過去編では、兄・龍也をサポートする形でITOKANの店員として働く。現代編では、店長として店を軌道に乗せるべく経営者らしい一面も見せている。
- 『MOVIE2』では、本心はコブラやヤマト達と同じく"徹底抗戦派"の考えだったが、ダンやテッツらの立ち位置もよく分かると言う考えで、どちらにつけばいいのかわからず困り果てている状態であったが、このどっち付かずの曖昧な態度も仲間割れの一因になってしまう。
- 『MOVIE3』では終盤まで登場しない。[65]
- 朝比奈寿子(あさひな ひさこ)
- 演 - YOU(若い頃:石井杏奈 (E-girls))
- ヤマトの母親。若い頃は苺美瑠狂の二代目総長だった伝説のレディースで現在の苺美瑠狂のメンバーから慕われている[9]。息子を始めとする山王連合会や苺美瑠狂など山王街の若者達に発破を掛けることで姉御肌としても名が知られている。パチンコばかりして食事もろくに作らないが、得意料理のおにぎりは特別でノボルが涙を流して食し大人になった今でも好んで食べるほど評判がいい。
- カジノ法案が白紙になった時は残念そうにしており、肯定的な考えだった。
- 小竹(おだけ)のママ[66]
- 演 - 小泉今日子
- コブラ達の行きつけのバー「小竹」のママ。寿子とは親友の間柄。コブラ達を含め山王街の若者の良き相談相手でもある[9]。
- 尾沢新太郎(おざわ しんたろう)
- 演 - 天野浩成
- "縦笛尾沢"とあだ名されるコブラ達の先輩。周囲から全く先輩扱いされない[9]。デュオ「縦笛兄弟」のメンバー[29]。調子のいいところがある他、話を盛っていることが多い。たて笛の所以については本人は「過去にたて笛のコンクールで賞を総なめにしていたためだが、現在は引退している」と吹聴していたが、実際は小学生時代に当時のクラスの女子全員のリコーダーを総舐めしていたから。先輩扱いされないことやタメ口扱いするを悩んでいるもの中々改善されない(一時とはいえ、山王街に来たてのチハルと可憐な性格の仁花は敬語で話したことがある)。実家は不動産屋かつ金持ちで本人は無職。
- テッツの父親
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE3 FINAL MISSION
- 演 - 渡辺裕之
- テッツの父親で、銭湯「山乃湯」店主。
- "開発賛成派"であり、先が見えない家業より未来が見えている再開発・カジノ建設に期待している。その反面下町人情ある男で、息子やその仲間達に「仲間や絆の代わりはない」と発破をかけて、ダン達がチームに復帰するきっかけを作り出す。
- 伊集院殻人(いじゅういん かくと)
- 演 - 加藤歩 (ザブングル)
- 床屋ピューマを切り盛りする伊集院家の長男。
- 伊集院仁花(いじゅういん にか)
- 演 - 坂東希(Flower/E-girls)
- 伊集院家の長女。エラの張っている兄二人とは似ても似つかない細面の美女で「山王の七不思議」の一つとして数えられている[9]。よく実家の店を手伝っているが、後に社会勉強としてITOKANでバイトをするようになり、姉御肌のナオミと共にITOKANの看板娘となる。可憐な美女だが、たまに普段と打って変わるかの如くの毒舌口調になる。
- 苺美瑠狂(いちごみるく)
- 山王街を拠点とするレディースチーム。ピンク色の特攻服に身を包み改造バイクを乗り回すなどツッパってはいるが、根は普通の女の子たちで集会ではよく恋愛談義に花を咲かせている。
- 『LIVE』では、芝・押上・ノノリキと共に1日限定としてナオミら4人で乱入してくる。
- 『DTC』以降、純子達がいなくなったことで活動に陰りが見えていたが、新たにバーを開くというメンバー達の目標の為に新たな活動目的を持って動くことになる。
- テーマソング - E-girls / 『STRAWBERRY サディスティック』[7]
- 純子(じゅんこ)
- 演 - 小島藤子
- 苺美瑠狂総長
- イケメン好きで惚れっぽく、中でもコブラに思いを寄せているが、気が強くツッパってしまうため恋愛は苦手で、押しにも弱い[9]。イシカワの様にかつては敵チームだった女子やノノリキの様に純子に憧れる女子がいるなど女性陣からは慕われている様子。苺美瑠狂の初代総長の娘。
- 『MOVIE』以降に彼氏が出来たとのことで以降集会に顔を出さなくなる。
- 明日香(あすか)
- 演 - 工藤綾乃
- 苺美瑠狂副総長
- 純子を慕っているがちゃっかり者で、純子に内緒で芝や押上と合コンに参加したことがある[9]。しかしこの合コンがレッド・ラム騒動の鍵となる。苺美瑠狂の初期メンバーの娘。
- 『MOVIE』以降に彼氏が出来たとのことで以降集会に顔を出さなくなる。
- 芝楓(しば かえで)
- 演 - 楓(Happiness/END-girls)
- 身長が高い女性コンビ「ツインタワー」の一人で、別名「東京タワー」。普段は押上と共に壇商店で働いている[9]。希望ヶ丘団地から山王街に越してきた。鬼邪高校全日制の芝マンは実弟。押上と共にYouTube投稿も行っており、登録者10万人以上・再生回数約100万回を超える実力者である。
- 押上(おしあげ)
- 演 - 佐藤晴美(Flower/E-girls)
- 芝同様にツインタワーの一人で、別名「スカイツリー」。鬼邪高の村山に思いを寄せている[9]。芝と共にYouTube投稿を行っており、YouTuberを目指すテッツに辛口アドバイスをする。
- ノノリキ[67]
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 山口乃々華(E-girls)
- 普段は鬼邪高校定時制に通う数少ない女子生徒[9]。鬼邪高校の内情などの情報源。
- イシカワ
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 城戸愛莉
- ノノリキと同時期にチーム入りしたメンバー。元々違うレディースチームの総長だったが、苺美瑠狂に敗北したのと純子に惚れたことをきっかけにチームを解散させチーム入りした。
- 苺美瑠狂 初代総長
- 演 - Dream Ami
- 苺美瑠狂 二代目総長
- 演 - 石井杏奈(E-girls)
- 後に伝説のレディースと呼ばれるほどチームを発展させていく。
政治家関係者
- 篠原芳雄(しのはら よしお)※故人
- 初登場 - HiGH&LOW THE RED RAIN
- 演 - 長谷川初範
- SWORD地区都市再開発計画賛成派として携わる政治家[20]。
- 『RED RAIN』では、カジノ建設計画とSWORD地区都市再開発計画を推進する政治家として登場し、法案可決に邪魔となる政治家や官僚更には大企業関係者の裏処理を上園会に依頼していた。
- 『MOVIE2』では、カジノ建設担当大臣として黒崎会と接触。琥珀達による機密情報告発により失脚する。
- 『MOVIE3』序盤で機密情報告発により九龍グループから用無しと見なされ自殺に見せかけて暗殺される(表向きは、告白の事態収束中の精神を病んでとされる)。
- 伊藤(いとう)
- 初登場 - HiGH&LOW THE RED RAIN
- 演 - 近江谷太朗
- 篠原の私設秘書。篠原に代わり闇取引を一手に担う人物で、雨宮三兄弟にも運び屋の仕事を依頼していた[20]。
- 飛田(ひだ)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE3 FINAL MISSION
- 演 - 矢島健一
- 篠原の後任でカジノ建設担当大臣となった政治家[26]。終盤で、公害隠蔽疑惑により逮捕される。
警察関係者
- 西郷(さいごう)
- 初登場 - ドラマ・シーズン2
- 演 - 豊原功補
- 山王警察署捜査第一課の刑事で、階級は警部補。
- 家村会から賄賂を受け取り便宜を図る悪徳警官[9]。SWORD地区の面々とは顔見知りであるものの、地域住民からの信頼は得られず、コブラからは「あてにするだけ無駄」・雅貴からは「てめえらの力なんか借りねえよ」・ヤマトからは「使えねえ」と酷評されるあたりから、普段は業務中の仮眠と偽って車で昼寝をしたり、山王街の住民の目の前で「こんな街に居座って何の意味がある」と馬鹿にするなど警察官らしくない行動が目立つ。その行動の裏では九龍グループ側の人間として裏で通じており、龍也・九十九の事故やノボルの家村会への制裁の裏工作を行う形で便宜を図っている。
- 『MOVIE2』では、正式に警察官僚直属の部下として九龍グループに紹介される。
- 「MOVIE3』では、これまでの行動と打って変わり狙撃の的になった広斗の身代わりに撃たれる形で助け出し、琥珀達と共に逃亡する。そこで日本政府転覆・九龍グループ崩壊のアキレス腱となる公害隠蔽の情報を教えて、自分の代わりにこれに必要となるものを探しだすことを懇願する。そもそも警察上層部から監視されるほど今回の様な情報を集めており、九龍グループの協力者となったのも情報を掴む為だけでなく上層部から殺害対象として摘み出されていた可能性もある。正体が判明するまでは前述のような態度で振る舞い、家村会から賄賂を受け取る、雨宮兄弟を牽制するなどかなりの役者振りを見せていたが、狙撃されそうになった広斗を救った時は必死な表情を見せたり、公害の不正が暴かれた際も琥珀や雨宮兄弟に感謝するように笑みを浮かべるなど、本来の彼は不正を憎む警察官である。
- 波多野榮一(はたの えいいち)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 堀部圭亮
- 警察官僚。九龍グループ側の人間で、カジノ法案には賛成の立場で、カジノ建設担当大臣の篠原と九龍グループ・黒崎会会長の黒崎と裏では繋がっており、カジノ法案による利益を手中に収めようと企む。また、SWORD地区の治安の悪さに手を焼いており、九龍グループがSWORD地区を支配することで治安維持が出来ると考え、権力を用いて潰そうと企む[24]。
- 『MOVIE3』終盤で、公害隠蔽疑惑により逮捕される。
- 菊地(きくち)
- 初登場 - HiGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY
- 演 - 池上幸平
- 山王警察署捜査第一課の刑事で、階級は巡査長。西郷のサポート役。銃撃により銃創を負った西郷の止血処置を行うなど応急処置の知識も明るい。
それぞれの作品の登場人物
ドラマ
- 美保(みほ)
- 演 - 平田薫
- ノボルの元恋人。大学時代にノボルと出会い、コブラ達とも顔見知りになった[9]。偶然参加したパーティーで男達にレイプされたことから塞ぎ込んでしまい、自宅でリストカットによる自殺未遂を図る。なんとか精神的にも回復するも今度は父親の借金返済の肩代わりをする羽目になり、DOUBTが保有する店でキャバ嬢として働かざるを得ない状態となってしまう。その最中でノボルが事故にあった意識不明の状態であることを知り監視を振り切り逃げ出し、コブラの手でクラブheavenに匿われる。ノボルの惨事を目の当たりにしたことで、自分にはもうノボルに会う資格はないと知り、コブラにノボルへのこれまでの行い・ノボルをこんな目に合わせてしまったことの負い目・謝罪や自分のことは忘れて前を進んで生きてほしいという別れの内容の手紙を渡して姿を消す。
- 日向会
- 当時名の通っていた「日向四兄弟」の3人を中心とした九龍グループの傘下組織で、極道組織ではなくギャングチームの様な勢力。特に家村会の指示で動いていた。旧SWORD地区への進出を目論んでいた家村会に認められるために、当時頭角を現していたムゲンに宣戦布告するが、ムゲンの6人に全滅させられ失墜し、九龍グループに用無しと判断され、見捨てられる形で破門されてしまう。3人の末弟は、後に3人の兄たちの敵討ちの為に達磨一家を創設する日向紀久である。
MOVIE
- FUNK JUNGLE DJ
- 演 - DJ DARUMA(PKCZ)
- 闇医者
- 演 - 中嶋しゅう
- スモーキーの手術を行った医者で広斗が無名街に呼び寄せた。ただし風貌は医者には見えないらしく、さらにはアルコール依存症の気がある(広斗には"余計なことを言うな"と口止めしている)。
RED RAIN
- 成瀬愛華(なるせ あいか)・RED RAINのヒロイン
- 演 - 吉本実憂
- 父譲りの正義感の強い性格。危険を省みない強気かつ無鉄砲な一面もある。上園会の秘密を掴んだために殺された父から機密情報が入ったUSBを託され、逃げていた最中に尊龍に助けられる。騒動終結合後は、父と同じく弁護士の道を目指す為国双地区から旅立った。
- 古野(ふるの)
- 演 - 中井ノエミ
- リトルアジア地区を本拠地とする凄腕のハッカー[20]。尊龍の協力者としてUSBの解析を依頼されるもUSB内部のセキュリティから機密情報の危険性を察知し、最初は愛華からの頼みを断るもその熱意に再び心を動かされる。また、家村会時代のノボルと仕事のやり取りで知り合った同業者であることが判明。ハッキングやクラッキング面から雨宮兄弟や山王連合会の手助けを行う。
- 『MOVIE2』では、再び雨宮兄弟の協力者として登場する。機密情報公開後は九龍グループからの追跡から逃れる為消息を絶っている。
- 成瀬幸雄(なるせ ゆきお)※故人
- 演 - 矢野浩二
- 愛華の父で弁護士。正義感に溢れ、不当な地上げや違法な借金に苦しむ経済的に弱い人間のために仕事をしてきたが、上園会の重大な機密情報が入ったUSBを手にしたことで、上園から命を狙われる。
- 雨宮壮介(あまみや そうすけ)※故人
- 演 - 小木茂光
- 雨宮兄弟の父で、尊龍・雅貴の実父。前妻が病死したことと息子達のこれからを考えていたところを祥子と知り合ったことで再婚に至った。広斗のことも実の息子として可愛がっていた。国双地区にある雨宮鉄製所の社長で、上園会から多額の借金を抱えながらも家族と幸せに暮らしていた。
- 雨宮祥子(あまみや しょうこ)※故人
- 演 - 片岡礼子
- 雨宮兄弟の母で、広斗の実母。シングルマザーだった頃に壮介と知り合い再婚に至った。広斗と同様に尊龍・雅貴も実の息子として可愛がった。
MOVIE2 END OF SKY / MOVIE3 FINAL MISSION
- プリズンギャング・ジェシー一派
- 羅千刑務所に収監されていた最も凶悪かつ凶暴な囚人達で組織された戦闘集団。羅千刑務所内のリトルアジア地区出身の囚人たちで結成された派閥で、個々のメンバーたちの格闘センスはかなり高く、蘭丸の“首切り”も高野や平井よりも先に余裕で勝ち抜けた。同じ過酷な環境で育った者同士のため、信頼と絆は強い。MIGHTY WARRIORSと勘違いされるほどの威圧感と凶暴とも言える戦闘スタイルで他者を圧倒する猛者たちである。そもそも羅千刑務所内ではこの様な集団が乱立し合っており、その中で最も強かったのがジェシー率いるこの一派だった。SWORDの様なギャングチームでも、九龍グループの様な極道でも、DOUBTの様な寄せ集めのチンピラではない、刑務所服役経験のある生粋の服役囚である。
- テーマソング - HONEST BOYZ / 『要!』[68]
- ジェシー
(MOVIE2 → MIGHTY WARRIORS)
- フォー
(MOVIE2 → MIGHTY WARRIORS)
- 馬場元(ばば はじめ)
- 演 - 斉藤洋介
- かつて無名街にあった薬品工場の現場責任者。日本政府・自治体・警察組織が結託してみ消したとある事実を知る者で、責任を逃れるために無名街に潜伏して、行方をくらませていた[26]。RUDE BOYSからの説得と、雅貴からの厳しい叱責を受けて逃げることをやめて自ら証拠資料を公の場で告発することを告げる。
DTC 湯けむり純情篇
- 旅館・森田屋
-
- 宮崎有起(みやざき ゆうき)・湯けむり純情篇のキーマン
- 演 - 駿河太郎
- 旅館「森田屋」の番頭。女将であるマリと相思相愛だが、メグミの気持ちを考えプロポーズ出来ない状況である。歌やギターが得意など仕事一筋なだけでなく音楽好きな一面もある[29]。
- 森田マリ(もりた マリ)・湯けむり純情篇のヒロイン
- 演 - 笛木優子
- 旅館「森田屋」の若女将で、シングルマザー。5年前に不慮の事故で夫を亡くし、女将として森田屋を切り盛りしている。宮崎のことを信頼し好意を持っているがメグミのことを考え再婚に踏み切れないでいる[29]。
- 森田メグミ(もりた メグミ)・湯けむり純情篇のヒロイン
- 演 - 新井美羽
- マリの娘。母と宮崎の親密な関係を知っているも、母が父の事を忘れてしまう事を恐れて心を閉ざしてしまう[29]。
- 森田誠一郎(もりた せいいちろう) ※故人
- 演 - 小林且弥
- マリの夫でメグミの父。今作の5年前に不慮の事故で他界している。友人の結婚式用スピーチのテープに録音されたメッセージがメグミを奮い立たせるきっかけとなる。
- スナック「風下」のオーナー
- 演 - 立木文彦[69][70]。
- アキ
- 演 - 村川絵梨
- スナック「風下」のホステス。
- サウナの客達
- 会社の先輩・後輩で登場し、先輩は35歳で人生の帰路に着いたことを悟ったらしい。後輩は現在29歳でローンで持ち家を購入し現在妻と娘の3人暮らし。
THE WORST / WORST EPISODE.O
- 鳳仙学園
- 戸亜留市と呼ばれる不良校・チームの群雄割拠地帯に古くから存在する名門不良高校。学校内の頂点に君臨する"番長"が存在する。学校としては珍しいグレーカラーの学ランと幹部以外は全員スキンヘッドというルールが定められており、"スキンヘッドの殺し屋軍団"とも畏怖されている。初代番長の寺門仏陀から遡り、美藤真喜雄・鳴海大我・美藤竜也・美藤秀幸・金山丈・月本光政・三國勇京など猛者をOBとしてとり、現在の上田佐智雄率いる鳳仙学園は史上最強と恐れられている。現時点では、鈴蘭男子高校以外のほとんどの高校と不可侵協定と称した停戦協定を結んでおり、劇中では一部の生徒がそれを破って七森工業と戦争間近だったが佐智雄の対応で回避されている。過去に鈴蘭高校や他の勢力との大規模な抗争を経験したことのある為全日制でもその存在を恐れられているもその一方で、鬼邪高校との抗争前は定時制が出てきたら自分達に勝ち目がないなど鬼邪高校に対しても畏怖の念も抱いていた。騒動終結後は、鬼邪高校全日制とはこれまでの高校の不可侵協定の関係ではなく、友好関係として信頼関係を築く様になる。
- テーマソング - EXILE THE SECOND / 『Top Down』[71]
- 上田佐智雄(うえだ さちお)
- 演 - 志尊淳(D-BOYS)
- 鳳仙学園番長。
- 鳳仙学園3年。パワー・スピード・喧嘩スタイル・頭としての器・判断力全てが鳳仙学園の歴史上最強と謳われている現任の頭。性格は冷静沈着かつ穏やかで度が過ぎるほど自他双方に厳しく、頭としての責任感も強いストイックさがある。求道者の一面もあり、自分が頭として本当にふさわしいのか常に自問自答を繰り返している。基本的に争い事は好まないが、仲間に危害を加えた者は全力で迎え討つ。母と妹の3人暮らしで父に代わり家族を守りたいと考えている[39]。楓士雄とは初めて会った時はお互いを"いい奴"と称したが、敵対時に相対した時その感情が敵意に変わる。だが、自分達の敵がお互いに共通であることを知り再び友情を取り戻す。若干シスコンの気もある様子で、妹・唯に彼氏ができたことを知った時ショックで失神していた。楓士雄からの愛称は"サッチー"。
- 小田島有剣(おだじま ゆうけん)
- 演 - 塩野瑛久(男劇団 青山表参道X)
- 鳳仙四天王"小沢仁志"
- 鳳仙学園3年。金髪と色の薄いサングラスが特徴。クールな策士タイプで佐智雄の相談役。志田とは幼馴染。性格は冷静かつ軽薄だが沢村が重症を負わされた時は流石に素の状態ではいられなかった模様。戦いでは轟と対決する。
- 沢村正次(さわむら しょうじ)
- 演 - 葵揚
- 鳳仙四天王"小沢仁志"
- 鳳仙学園3年。坊主頭の無骨な性格で、中学時代に佐智雄と喧嘩してから親友となり、その関係から佐智雄の指示で唯を見守っていた。最初は本人やマドカから逆にストーカーと勘違いされてしまうも、牙斗螺の面々が唯を襲ったのを撃退したことをきっかけに誤解が解けて親しくなった。中盤で鬼邪高校VS鳳仙学園の火種として、鬼邪高校の生徒に化けた牙斗螺の集団により負傷し意識不明になる。意識回復後に唯が動画を撮られて脅されていることを知り、佐智雄には知られぬよう極秘裏に対応する様仁川に依頼していた。抗争の最中に目が覚めてサバカンを通して佐智雄達に真相を伝えた。騒動終結後は正式に唯と交際することになる。
- 仁川英明(じんかわ えいめい)
- 演 - 小柳心
- 鳳仙四天王"小沢仁志"
- 鳳仙学園3年。強面の面・巨漢の図体とは裏腹に情に厚く、仲間たちの面倒見もいい。佐智雄とは鳳仙の頭をかけて闘い、敗北するが強い絆で結ばれ、No.2となった。沢村の意識回復後に唯を救う為の密命を受ける。
- 志田 健三(しだ けんぞう)
- 演 - 荒井敦史(D-BOYS)
- 鳳仙四天王"小沢仁志"
- 鳳仙学園3年。鳳仙最強の武闘派で特攻隊長。通称"シダケン"。小田島とは幼馴染。
- サバカン
- 演 - 坂口涼太郎
- 鳳仙学園2年。2年生ながら幹部である。
- 小学生の頃に近所のスーパーでサバ缶を万引きしたことからサバカンと呼ばれている。鳳仙学園では情報網として重宝されており、各校事情に詳しい。佐智雄と沢村の中学からの後輩[39]。沢村の巻き添えで負傷するが、抗争の最中に佐智雄に真相を伝えた。戸亜留市出身ではなく、SWORD地区近郊の街の出身。
- オロチ兄弟
- かつて楓士雄が住んでいた希望ヶ丘団地出身の兄弟。楓士雄とは幼馴染で幼い頃から苦楽を共にした仲で絆は深い。母子家庭育ち[39]。
- テーマソング - GENERATIONS from EXILE TRIBE / 『SNAKE PIT[72]
- 尾々地真也(おおち しんや)
- 演 - 中務裕太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
- オロチ兄弟長男。22歳。中学までは正也と共に喧嘩三昧の日々を送っていたが、現在は建設会社の関組の作業員として働く。自分達を育ててくれた母と正也の3人で暮らす家を建てるのが夢でその費用を貯金している。口数が少ない強面[39]で山王連合会のチハルからは"何を考えているか分からない"と苦手意識を持たれているが、性格は温厚かつ義理堅く、村山を「よっちゃん」と愛称を付けて呼んだり、新太の母親の入院費用のカンパには就職当時から貯めていた300万円規模の金額の通帳を躊躇なく出していた(正也から止められていたが、「また頑張って稼げばいいじゃん」と称している)。マドカに密かに想いを寄せており、騒動決着後に距離は縮まったらしく、見ていた楓士雄たちを驚かせた。木札の文字は「修」。
- 尾々地正也(おおち まさや)
- 演 - 小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)
- オロチ兄弟次男。20歳。兄とは対照的におしゃべりで社交的な性格。関組の作業員。目標を見つけた真也の後を追って同じ職場で働き始める。現場を仕切る職長で、仕事を含む規律や上下関係にも厳しく、短期バイトで入ってきた鬼邪高校の村山に対して経験年数からの敬語口調を要求している。山王連合会のチハルとは同じ団地で過ごした古い付き合い[39]。木札の文字は「生」。
- 希望ヶ丘団地
- SWORD地区郊外にあるマンモス公営団地の通称。団地全体に蔓延る貧乏・治安悪化などの悪循環や殺人・放火・自殺・心霊などの不可解な事件が多発した為世間からは"絶望団地"と呼ばれるようになる。現在は廃墟となっており、一部の棟は牙斗螺の根城となっている。
- 桐原誠司(きりはら せいじ)
- 演 - 白洲迅
- 18歳。頭が良く、常に成績トップである。有名進学校・秀徳高校の生徒[39]。秀才校の生徒の表面の裏で故郷の影響から喧嘩はそれなりの腕があり、終盤で校内で楓士雄達を侮辱されたことに激怒して暴力沙汰を起こしてしまう。教師側の配慮により"厳重注意"のみの処分で済んだが教師側までも同じ態度を見せたことに更に激怒し、そこで"俺も本当はあいつらと同じ立ち位置でいたかった"と自分の本心を曝け出す。木札の文字は「間」。
- 石井マドカ(いしい マドカ)
- 演 - 富田望生
- 18歳。勝ち気でお転婆な性格で曲がったことが大嫌いな強い正義感の持ち主。腕っぷしも強く、男相手でも怯まず立ち向かうほどだが、その事を心配した両親の勧めでお嬢様学校・清邦女子校に通う。吹奏楽部のキャプテンで佐智雄の妹・唯の先輩。幼馴染5人からは「ドカ」と呼ばれている[39]。木札の文字は「鬼」。
- 前川新太(まえかわ あらた)・WORSTのキーマン
- 演 - 矢野聖人
- 19歳。内気で心優しい性格だが、悩みを打ち明けられず中に溜め込む傾向があり、仲間達を心配させている。高校を中退し現在は無職となっており、最近はガラの悪い奴らとつるんでいるなど悪い噂が絶えない[39]。実は、母親が末期癌の為入院しており治療費を稼ぐ為に高校を中退せざるを得なくなったが借金までに手を出さないといけないほど金に困っていた。そんな折にかつての故郷であった希望ヶ丘団地の廃墟棟を隠れアジトとして提供することとSWORD地区にてレッド・ラムの売人として牙斗螺に雇われることで大金を手にしていた。金平兄弟に自分達が鬼邪高と鳳仙をぶつけたことがバレたことを警告するも聞き入れてもらえず、挙句少ない金だけ渡されて用済みとばかりに切り捨てられてしまう。
- 終盤で牙斗螺に見切りをつけて金庫の金を奪って出て行こうとしたところを自分を連れ戻しに来た楓士雄と遭遇し、一騎討ちの末に敗北。彼の言葉からようやく自分の間違いを認めて仲間のもとへ帰っていった。母の入院費は仲間達のカンパで解決した。木札の文字は「地」。
- 牙斗螺(きどら)
- 希望ヶ丘団地の廃虚棟を拠点にしながら、主にドラッグ業に手を染めており、SWORD地区や戸亜留市近郊でレッド・ラムの売買や闇取引に深く関わっている。WORSTにて鬼邪高校と鳳仙学園をぶつけさせた主犯格。金平兄弟を中心に活動しており、DOUBTに所属していた元メンバーもいる為、DOUBTの残党が牙斗螺として活動しているものと見られる。やり口も殆どがDOUBT紛いの卑劣かつ悪辣な手段を好んで使う。また、メンバーの数名が隠れてレッド・ラムを服用しているからか、薬物中毒症状からの影響で精神・肉体異常の者も多い。
- テーマソング - PKCZ / 『KIDRA』
- 金平優斗(かねひら ゆうと)
- 演 - 市川知宏
- 金平兄弟の長男で青髪。以前村山良樹との喧嘩で因縁があり「クズ」と吐き捨てられている。気に入らないことがあるとすぐに暴力を振るう稚拙な性格。村山が定時制を率いて乱入してきた時は過去の因縁が蘇り味方諸共定時制を攻撃した。
- 金平秀斗(かねひら しゅうと)
- 演 - 落合モトキ
- 金平兄弟の次男で金髪。舌足らずな話し方で喋る。
- 南(みなみ)
- 演 - 前田瑞貴
- 赤髪で左の眉毛を剃り下ろしている男。鬼邪高校VS鳳仙学園の引き金となる、鬼邪高校の姿で沢村達鳳仙学園のグループを襲撃した。佐智雄の妹・唯を動画で脅していた張本人であり、そのことを知った仁川に制裁された。
- 大橋(おおはし)
- 演 - 高野光希
- 鬼邪高校VS鳳仙学園の引き金となる、鳳仙学園の姿で全日制の泰志を襲撃した。
- 花岡哲二(はなおか てつじ) ※故人
- 演 - 泉谷しげる
- 花岡楓士雄の祖父。
- 楓士雄の生き方に影響を与える言動を次々と残していく好々爺で楓士雄にとっても尊敬する祖父。劇中で容態が急変し病死する。
- 花岡ミキ(はなおか ミキ)
- 演 - 藤田朋子
- 花岡楓士雄の母。
- パルコ / 春山孝一(はるやま こういち)
- 演 - 塚本高史
- 焼き鳥屋を開業させ大盛況させている実業家。過去に建築現場で働き、自身の新たな夢である焼き鳥屋に向けて資金を貯めた。関組を退職した今でも自社ビル建設依頼を関に依頼するなど、関係は良好[39]。
- クローズの登場人物。戸亜留市の"県南の五人組"や"パルコ・アンド・デンジャラース"と呼ばれるグループの1人。かつては戸亜留市の不良校連合軍"黒焚連合"や"スネイク・ヘッズ"など数々のチームと抗争を繰り広げていた。(詳細はクローズ#県南の五人組:パルコ / 春山 孝一)
- 関雅虎(せき まさとら)
- 演 - 小沢仁志
- 関虎太郎の父。建設会社"関組"の社長。迫力のある強面の顔だが、オロチ兄弟の2人を一人前の男に育て上げてパルコの夢を応援するなど懐が深い[39]。その強面から村山からは"辞めるときに指詰めろとか言わねえだろうな"と称されていた。また、村山に"子供と大人の違いは、子供は夢を見ることだけしかできねえが、大人は夢を叶えることができる存在だ"と教える。
- 上田唯(うえだ ゆい)
- 演 - 箭内夢菜
- 上田佐智雄の妹。反抗期気味で兄に反発して勝手をやることが多い。マドカと同じく清邦女子高校の吹奏楽部に所属しているが、最近不登校・部活をサボるなどトラブルが続いている[39]。抗争終結後は沢村と付き合うことになり、見ていた兄を気絶させた。
- サダ婆 ※故人
- 劇中序盤で亡くなり、回想で登場する。楓士雄達希望ヶ丘団地出身の登場人物達が幼少期から世話になり、楓士雄達6人に木札のペンダントを渡すなど、これまでの人格に影響している郊外で自営業を営んでいた女性。成長した今でも多大な影響力があり、司・辻・芝・泰志・清史は亡くなったことを知りかなり動揺していた。
- ラオウ
- 鈴蘭男子高校で現時点でトップクラスの男で愛称のみの登場で本名や姿は不明。実力は高いようで、佐智雄ですら敵わなかったとのこと。
その他の人物
- バルジ
- ジェシーを釈放させ、龍心の妻・梨花子などの口から語られるのみで姿は一切不明の謎の存在。カジノ建設関連から撤退すると判明した途端に途端に九龍グループの分裂が決定打となった。『MOVIE3』でも姿は見られなかったが、エンドロール後にこの人物から次の計画をほのめかすメッセージが現れて物語は終わる。
用語・世界観
地域
- SWORD地区
- 本作の主要舞台となるG-SWORDが治める架空の巨大都市の総称。世間一般では、"犯罪発生率が極めて高い治安悪化地区"・"古い風習が残る廃れた街"という印象で見られている。SWORDが誕生する前のムゲンが結成された当時を"旧SWORD地区"と呼ぶ。SWORD地区の利権を得るために都市開発計画を進める九龍グループや、勢力拡大のためにSWORD地区の支配を目論む張城といった反社会的勢力に狙われている。RED RAINでは、日本政府が進める経済政策"カジノ建設計画"のカジノ建設地に正式に決定し、注目を集めた。MOVIE2では、カジノ建設計画の影響からか更なる土地の利権やSWORDにとって変わろうと企む外部の余所者の往来で更に治安が悪化している。劇中では台詞のみだが、後述の"SWORD協定"の締結によりSWORD地区で史上初と言って良い地区全体の治安維持行動が起きSWORD地区の治安が初めて安定した。
- 山王地区
- 山王連合会の本拠地である地区で、SWORD地区の北東部に位置する。この街が古い街並みの印象がもたれる。山王商店街など古き情緒溢れる下町と同時に時の流れが止まったと見られることも多い。過去に大型ショッピングモールの建設計画も立ち上がったが、商店街全体の反対運動や治安の悪さ故に計画は頓挫している。
- 山王商店街(山王連合会本拠地)
- ○ITOKAN
- ○朝日奈ガレージ
- ○山乃湯
- ○壇商店
- ○床屋ピューマ
- ○緋野石油
- ○AMAZING COFFEE山王店
- ●山王第一高等学校
- ●ショッピングモール跡地
- ●私鉄山王駅
- ●山王警察署
- ●ダンとテッツがいた釣り堀
- ●チハルのバイト先の介護施設
- 無名街(RUDE BOYS本拠地)/カワミ地区
- スラム街である無名街がある地区で、犯罪を犯し身元を隠す犯罪者・行き場を失ったホームレスや捨てられた孤児など身分の類いが存在しない人間が集まって出来た。SWORD地区の中央部にかつて埋め立てられた空き地である。無名街が存在しなかった頃は巨大な湖も周辺に製薬会社の工場があったが後述の薬物製造汚染の影響による公害発生により周辺地区一帯の完全閉鎖と湖をコンクリートで埋め立てられたのだが、そこかま空き地になったことを言い方に浮浪者達が行き着いて無名街としてコロニーを独自に作り出してしまった。MOVIEでは、公害に関わっていた箇所が九龍グループの手により爆破処分されている。MOVIE3では、日本政府が正式に"無名街爆破セレモニー"と称した無名街爆破処分と不正居住している住人達を強制退去に追い込むことを発表した。
- 阿来(あらい)地区
- 主に風俗街・繁華街となる、SWORD地区の北西部に位置する。街の至る所がWhite Rascalsのシマである。
- CLUB HEAVEN(White Rascals本拠地)
- 天道(てんどう)地区
- SWORD地区の南西部に位置する。
- ●達磨一家本拠地の荒寺
- ●達磨一家本拠地の賭博場
- 鬼邪(おや)地区
- SWORD地区の北西部に位置する。WORSTの舞台ともなっている。
- ●私立鬼邪高等学校
- ●私鉄鬼邪大寺前駅
- 湾岸地区
- SWORD地区に隣接する地区。MOVIEの舞台ともなる。SWORD地区より小規模な都市で、SWORD地区の東部に位置する。DOUBTの活動拠点で、家村会が地域一帯を支配しているが、MIGHTY WARRIORSのように水面下で活動し勢力を伸ばしているような組織もいる。SWORD地区とは違い在日外国人による国際犯罪が横行している治安悪化地区である。
- コンテナ街
- 在日アメリカ海軍ベースキャンプ
- 国双(こくそう)地区
- SWORD地区に隣接する地区。RED RAINの舞台ともなる。SWORD地区と比べると自然が残る都市で治安もそれほど悪くはないが、SWORD地区都市再開発計画に伴う再開発エリアとなっているなど、九龍グループの影がないわけではない。雨宮兄弟・太田や古西ら格闘家コンビの出身地で、家村会の本拠地でもある。
- リトルアジア地区
- 湾岸地区に隣接する地区。RED RAINの舞台ともなる。フィリピンやタイといった東南アジア風の町並みの外国人街でアジア系の在日外国人が住み着いている。昔から九龍グループが裏で牛耳っている地区で、特に湾岸地区と同等の犯罪多発地帯であることやどんな事件が起きたところで治外法権で警察も動かないことから、九龍グループの処刑場とも称されている。克也会の本拠地でもある。MIGHTY WARRIORSやプリズンギャングのメンバー達の出身地である。
- 羅千(らせん)地区
- SWORD地区に隣接する地区。MOVIE2の舞台ともなる。山王地区に隣接しており、現在は羅千地区の一部の街が山王地区に合併統合している。羅千刑務所があり、DOUBTがかつて支配していた地区である。DOUBTのメンバー数名の出身地である。過去に黒白堂駅でWhite RascalとDOUBTが一般市民や警察をも巻き込んだ大規模抗争を起こしており、その影響で路線や駅諸共周辺の街が封鎖されている。
- 黒白堂駅跡地
- 羅千刑務所
- 上下(かみしも)温泉街
- SWORD地区より遠くにある街。湯けむり純情篇の舞台ともなる。SWORD地区や近郊の地区一帯とは打って変わり、ギャングチームや反社会勢力の類が一切存在しない温泉街で比較的平和な街である。
- 希望ヶ丘団地
- SWORD地区近郊にある巨大マンモス公共団地。現在は廃墟棟となっている。WORSTの舞台ともなっている。所得が低い世帯の定住を目的に作られたのだが、それぞれの棟内で不可解な事件が多発したことをきっかけに"絶望団地"と渾名される様になる。現在一部の廃墟棟を牙斗螺が占拠している形になる。
- ●殺人棟/辻・芝姉弟
- ●幽霊棟/高城司・ジャム男
- ●放火棟/横山泰志・西川清史
- ●首吊棟/花岡楓士雄・前川新太
- 戸亜留(とある)市
- SWORD地区に隣接する町(本作ではクロスオーバー作品として、隣町同士という設定である)。WORSTの舞台ともなっている。鳳仙学園のような不良高校が数多く点在しており、他にもギャングチームが各地に点々としているなど、SWORD地区にも似た環境の街である。
- 高橋ヒロシ氏原作の不良漫画の金字塔『クローズ』・『WORST』の舞台である。
- ●鳳仙学園高校
- ○武装戦線
- ●河田第二高校(鳳仙と不可侵協定を締結)
- ●焚八商業高校(鳳仙と不可侵協定を締結)
- ●黒咲工業高校(鳳仙と不可侵協定を締結)
- ○狂屋
- ○百鬼
- ●竜胆高校(鳳仙と不可侵協定を締結)
- ●百合川南高校(鳳仙と不可侵協定を締結)
- ●七森工業高校(鳳仙と不可侵協定を締結)
- ●塚本高校(鳳仙と不可侵協定を締結)
- ○慚愧の虎
- ●鈴蘭男子高校
- その他
- ・四暗地区(九龍グループが収める地区)
- ・武呂地区(雨宮兄弟のバイクのナンバープレート)
- ・青衝地区(九龍グループの車のナンバープレート)
- ・雷霆地区(九龍グループの車のナンバープレート)
勢力
- G-SWORD
- SWORD地区に鎮座している5大勢力の頭文字を取って渾名され、SWORDと略称されている。それぞれの街に鎮座しているだけあって勢力も強大で、もしSWORDの均衡が崩れた場合SWORD地区全域を巻き込んだ巨大抗争が勃発することが予測される為、どんな手を使ってでも均衡を崩さない様穏健に行動する山王連合会を中心に、均衡が崩れることなど意に介さず自らの宿願達成の為に進んで抗争を仕掛ける達磨一家、女達を守る為・看板や己の器を高める為・家族の為だけをスローガンとするWhite Rascalsや鬼邪高校・RUDE BOYSなど均衡が崩れることに関心を持たないチームなどで性質はチームごとに違ってくる。唯一の共通点として、SWORD内でドラッグに関わることは御法度という暗黙のルールが存在しており、これに関してはRUDE BOYS内では家族に危険を及ぼす為万が一手にしてしまった場合はチーム内で処罰する決まりがあったり、鬼邪高校内では全校生徒集合の元集会が行われるなど各チームで警戒している。
- 『MOVIE』におけるSWORD襲撃とコンテナ街の戦いにて初めてSWORD同士が団結しあったことで交流が増え、『MOVIE2』序盤にてSWORD同士で協力し合う為の協定までも作られることになった。
- ●山王連合会
- ●White Rascals
- ●鬼邪高校(定時制のみで全日制は含まれない)
- ●RUDE BOYS
- ●達磨一家
- 湾岸連合軍
- 『MOVIE』にて登場するメインヴィランにあたる勢力。琥珀が龍也の仇を討つ為に張城の李が琥珀の私兵としてMIGHTY WARRIORSとDOUBTを買収して支配下においたものである。少数精鋭で各自が圧倒的戦力を誇るMIGHTY WARRIORSと兵隊の数であれば圧倒的なDOUBTによる連合軍である。九十九はSWORD襲撃やRUDE BOYS迎撃時にはこちら側の陣営だったが、勢力としては含まれていない。
- ●琥珀
- ●MIGHTY WARRIORS
- ●DOUBT
- DOUBT・プリズンギャング連合軍
- 『MOVIE2』にて登場するメインヴィランにあたる勢力。DOUBTの林蘭丸がSWORD地区とSWORD及びWhite Rascalsを壊滅させるべく羅千刑務所で知り合ったジェシー一派を雇い入れたものである。劇中の黒白堂の戦いではMIGHTY WARRIORSの乱入によりDOUBTがプリズンギャング諸共攻撃を受ける羽目になる。
- ●DOUBT
- ●プリズンギャング
- SWORD地区連合軍
- 『MOVIE3』にて登場する勢力で、琥珀と九十九の元ムゲンコンビと雨宮兄弟、そしてSWORD全チームが一挙したかつて類を見ない勢力。FINAL MISSIONにあたる"公害の証拠資料"・"公害の真相を知る者"・"公害犠牲者"の3つを探し出すことにある。琥珀が全面総指揮の下、琥珀・雨宮兄弟・RUDE BOYS分隊が"証拠資料"と"真相を知る者"を、九十九・山王連合会分隊が"公害犠牲者"のエリの捜索と爆弾起爆阻止の為、White Rascals・鬼邪高校・達磨一家は各自陽動部隊として分かれた。
- ●琥珀
- ●九十九
- ●雨宮兄弟
- ●山王連合会
- ●White Rascals
- ●鬼邪高校定時制
- ●RUDE BOYS
- ●達磨一家
- 鬼邪高・鳳仙連合軍
- 『WORST』にて登場する勢力で、敵討ちと仲間の為に敵対し合っていた鬼邪高校全日制と鳳仙学園が団結して牙斗螺の本拠地に乗り込んだものである。援軍としてオロチ兄弟と鬼邪高校定時制が乱入するがこの勢力には含まれていない。
- ●鬼邪高校全日制
- ●鳳仙学園
ストーリーワード
- レッド・ラム
- 『ドラマ・シーズン1』と『WORST』から登場するキーワード。所謂非合法・違法ドラッグの類で、赤い粉末状で使用することで人間に幻覚症状・無気力症さらには薬物依存の危険性を見せる。九龍グループが製薬工場・DOUBTがクスリの取引等で暗躍した為湾岸地区及びSWORD地区という広範囲に広まった。かなり金になるらしく一般人までもが所有している事態であった。無名街に製薬工場があったが、シーズン1内での騒動で工場は閉鎖しリトルアジア地区に移転、さらにはDOUBTが表舞台から姿を消し、九龍グループ壊滅後に完全に姿を消す。
- 『WORST』では、DOUBTの残党達が主軸として構成された牙斗螺の手により再び製薬・取引が行われ、SWORD地区・戸亜留市内に範囲が広まった。騒動終結後に再び姿を消した。
- SWORD地区都市再開発・カジノ建設計画
- 『ドラマ・シーズン2』から登場する重要なキーワード。本作の物語の主軸とも言える。内容は、日本政府主体の元行なわれる経済復興政策として行なわれる所謂経済安定化法案である。SWORD地区都市再開発計画は主に山王地区や無名街一帯地区を中心とした古い街並みを一度更地にし、周辺一帯の街も一から新しく作り替える計画である。SWORD地区カジノ建設計画は主に都市再開発に成功したSWORD地区に合法カジノ・リゾートホテルなどを建設することで雇用促進・兆円規模の経済効果をもたらす事が予測される経済安定・復興法案である。ただし、候補地のSWORD地区の悪い噂を知る者からは反対の声が多いのも事実。その黒く悪い噂が後述のUSBとして収められている。
- 『MOVIE2』から『MOVIE3』にかけて、雨宮兄弟による機密情報告発や琥珀達による政府による公害隠蔽工作の露見に伴い、これらの法案・計画は全て白紙撤回・頓挫する。
- 機密情報の入ったUSB
- 『RED RAIN』から登場する重要なキーワード。RED RAIN、MOVIE2においてSWORD地区VS九龍グループの戦いを大きく左右することとなる。内容は主に九龍グループが主体で進めているSWORD地区都市再開発計画とSWORD地区カジノ建設計画に関する機密情報で、法案に賛同した政治家をはじめ官僚・警察・公安・自治体・さらには有力企業上層部関係者のデータや法案に反対した者たちのリスト、闇献金や違法な地上げの調書までも入っていた。世間に表沙汰になれば九龍グループはおろか日本政府自体が根本から経済崩壊しかねない危険な代物である。はじめは、成瀬幸雄が仕事の最中偶然手に入れた情報として出てきてそれを専門家の手で簡単には情報漏洩出来ない様細かい細工が仕掛けられており、特に素人がいじるとUSBはおろか使用者のコンピュータをクラッキングするシステムまで備わっている。娘の愛華から雨宮尊龍、そこから経由されハッカー・吉野の手に渡り行き詰まったことで山王連合会のノボルと共同で解析する。その後USBは雨宮兄弟から琥珀の手に渡る。
- 『MOVIE2』では、雅貴・広斗と協力者の吉野、サポーターの琥珀と九十九の手でUSB内の全てが報道機関に公表されることとなら、法案や計画は一時的に凍結され、九龍グループ総裁・九世龍心逮捕に追い込む。しかし九龍グループの手で情報公開がもみ消されてしまう。
- SWORD協定
- 『MOVIE2』から登場するキーワード。MOVIEにおけるコンテナ街の戦いによる湾岸連合軍の猛攻・九龍グループや張城といった反社会勢力から狙われる土地性、更に九龍グループ壊滅後に現れるであろうSWORD地区を狙う勢力に対抗する為SWORDの5大勢力がこれまでの因縁や理念を払拭しSWORD地区を自衛する為に協力し合うべくコブラ・ノボルが提唱したSWORD地区全域への終戦協定である。ただし、これには各チームの理念やチームとしての想いを捨てかねない事態も想定された為提唱時には可決されなかった。後に劇中で達磨一家の日向紀久が自分達をSWORD協定だと名乗りを上げる。
- 『MOVIE3』劇中で、"FINAL MISSION"に挑むべく"SWORD地区連合軍"として団結し、終戦後は正式にSWORD協定が可決された。
- 提唱賛成派
- ●コブラ・ノボル・テッツ(山王連合会)、村山良樹(鬼邪高校)、KIZZY(White Rascals)
- 提唱反対派
- ○ROCKY(White Rascals)、日向紀久・左京・加藤鷲(達磨一家)、タケシ(RUDE BOYS)
- 隠蔽された公害
- 『MOVIE3』にて登場する重要なキーワード。本作全体で動いているカジノ建設計画とSWORD地区都市再開発計画の真相と言える。琥珀や雨宮兄弟達が生まれる数十年前のSWORD地区でとある製薬会社があるウイルスに効果をもたらす特効薬を研究開発していた。だが研究の結果ウイルスに効果はあるものの薬を投与すれた患者は半年から1年以内に100%死亡する副作用があることが判明し、金銭や社会援助を失った製薬会社は倒産した。しかし本当の問題は、製造時発生する有害物質が工場があった地区一帯の土壌・空気、そしてその近辺の巨大な湖の水質まで環境汚染を及ぼしたことで政府はこれが公害であるという事態に立たされ、政府だけでなく、警察機関・地方自治体・そして九龍グループを使って工場のあった周辺地区一帯を閉鎖・水質汚染した湖を埋め立てる形で証拠を隠蔽した。だが、その地区の地下である貴重鉱物の採掘場があり、作業中に作業員が鉱物と共に環境汚染を及ぼした有害物質が長い年月をかけて固体化した結晶を掘り出してしまい、その口封じも兼ねて無名街の一部とその採掘場を爆破・破壊した。つまりその湖を埋め立てた後に出来たのが無名街だったのだ。日本政府が根本的に崩壊しかねない証拠が眠る無名街一帯を破壊・消し去りその跡地にカジノを建設することで公害自体を完全に隠蔽しようと企んでいた。
- 全日ステークス
- 『WORST EPISODE.O』にて登場するキーワード。鬼邪高校伝統行事で、全日制に毎年ごとに新入する生徒や転校してくる編入生徒らをダービーに例えて行われる、誰が一番強いのかを決める賭博で定時制内で行われている。ただし学校内のルールとして現金を用いた賭け事は禁じられている為定時制は学食の食券を使用する。劇中では轟一派を形成する3人や"泰・清コンビ"・創設史上最短で1学年を制圧した中越や動きを見せていなかった司らが賭けの対象となった。ところが事態は急変し『MOVIE3』における九龍グループによるSWORD地区壊滅行動や"FINAL MISSION"の影響で全日制全体が怖気ずいたことで騒動が完全に沈黙し、全員の戦意喪失から今年度の賭け事はノーゲームという扱いになった。
ロケ地等
- 山王街(たかさき中央銀座商店街)群馬県高崎市
- ITOKAN(高崎市地域活性化センター)群馬県高崎市
- 朝日奈ガレージ(AUTOTIVE OSADA)山梨県笛吹市
- 壇商店(たつきや)神奈川県綾瀬市
- 山乃湯(浩乃湯)埼玉県和光市
- CLUB HEAVEN(ELE TOKYO)東京都麻布十番
- 鬼邪高校(桐生私立北中学校跡)群馬県桐生市
- 無名街(昭和電工横浜事業所)神奈川県横浜市
- 達磨一家本拠地の荒寺(二岡神社)静岡県御殿場市
- 山王連合会とスクラッパーズが抗争を繰り広げた駅(東葉高速鉄道北習志野駅)千葉県船橋市
- 山王連合会と達磨一家が抗争を繰り広げた廃墟(千葉パートスクエア)千葉県中央区
- 山王第一病院(井上医院スタジオ)埼玉県富士見市
- 山王警察署(筑波海軍航空隊記念館)茨城県笠間市
- SWORD協定を提案した廃墟・無名街地下工場跡地・新たなCLUB HEAVEN会場等(ヘレナ国際ホテル)福島県福島市
- 家村会本拠地(ヘルメスビル)東京都恵比寿
- 上園会本拠地(河口湖ハウス)山梨県富士河口湖町
- 九龍グループ本家外観(清浄光寺)神奈川県藤沢市
- 無名街爆破セレモニー会場(テレコムセンター)東京都江東区
- コンテナ街(大阪府内の埠頭で撮影が行われた)
- 黒白堂駅(北九州地区にある貨物入換駅で撮影が行われた)
- 国双地区(フィリピン・関東近郊で撮影が行われた)
- リトルアジア地区(フィリピン・関東近郊で撮影が行われた)
- 上下温泉街(静岡県内で撮影が行われた)
初期・裏設定等
- 初期設定とチーム名が変わったり、キャラクターが変わった設定もある。
- ●地区
- ○白甲斐山王(RED RAIN中の新聞記事に登場するが、反対から読むと"いがらし"となる)
- ○国双地区(MOVIE3では、"黒双"表記になっている)
- ○戸亜留市・鳳仙学園・鈴蘭高校 → (本作とのクロスオーバー作品であり、SWORD地区に隣接する町という設定)
- ●その他設定
- ○『ドラマ・シーズン2』の山王街に実在するAMAZING COFFEE移動店舗バンが停車している。
- ○『MOVIE』のFUNK JUNGLE内部ステージは、その後『EXTREME BEST』収録のPV『UNITED DANCE NATION in FUNK JUNGLE』でも使用されている。
- ○『湯けむり純情篇』にて、出演していたキャスト陣の数名が24karats・J.S.B.・FULL-BKなどのアパレル服を身につけている。
スタッフ(テレビドラマ)
シーズン1、2
- 企画プロデュース:HIRO
- 総監督:久保茂昭(シーズン1)
- 監督:千村利光(シーズン1)、久保田博紀(シーズン1)、山口雄大、中茎強(シーズン2)、辻本貴則(シーズン2)
- 助監督:長尾くみこ(シーズン2)
- プロデュース:植野浩之、藤村直人、平沼紀久、中林千賀子、坂下哲也(シーズン2)
- 製作総指揮:黒崎太郎、森雅貴
- エグゼクティブプロデューサー:古野千秋、森広貴
- コ・エグゼクティブプロデューサー:関佳裕
- ナレーション:立木文彦
- 音楽:中野雄太
- 脚本:Team HI-AX、牧野圭祐(シーズン2)、村山貴子(シーズン2)
- 撮影監督:古野達也(シーズン2)
- 撮影:長野泰隆(シーズン1)、カトウジュンイチ(シーズン2)
- 照明:児玉淳
- 録音:照井康政(シーズン1)、日下部雅也(シーズン2)
- 美術:橋本創(シーズン1)、畦原唱平(シーズン2)
- 装飾:岩間洋(シーズン1)、田中宏(シーズン2)
- 編集:鈴木理
- 整音:加籐大和(シーズン1)、岩名路彦(シーズン2)
- 音響効果:小島彩(シーズン1)、西村洋一(シーズン2)
- アクション監督:大内貴仁(シーズン1)、富田稔(シーズン2)、園村健介(シーズン2)
- アクション監督補:鈴村正樹(シーズン1)
- コスチュームプロデューサー:小川哲史
- ビッュアルアートディレクター:溝口基樹
- ビッュアルア制作:井上浩一
- スクリプター:笹本千鶴
- 助監督:高土浩二
- 監督助手:太田裕子、齊藤進之介
- スケジュール:久保朝洋(シーズン1)、日高貴士(シーズン2)
- 制作担当:岡本健志(シーズン1)、森崎太陽(シーズン2)
- 制作:八木元
- 制作統括:川田真太郎
- 協力プロデューサー:田中正(シーズン1)、森田美桜(シーズン2)
- 製作:日本テレビ放送網 / LDH
- 制作協力:日活 / ブースタープロジェクト
- 企画制作:HI-AX
THE WORST EPISODE.O
- 企画プロデュース:HIRO
- 総監督:久保茂昭
- 監督:平沼紀久、市原直、増本庄一郎
- アクション監督:大内貴仁
- 音楽:中野雄太
- 脚本:平沼紀久、増本庄一郎、渡辺啓、福田晶平
- 作画:高橋ヒロシ
- ナレーション:立木文彦
- 企画制作:HI-AX
放送日程
シーズン1(放送日程)
各話 | 放送日 | サブタイトル | 監督 |
---|---|---|---|
エピソード1 | 2015年10月22日 | 山王連合会 | 久保茂昭 |
エピソード2 | 10月29日 | 鬼邪高校 | |
エピソード3 | 11月 | 5日山王連合会 VS 鬼邪高校 | |
エピソード4 | 11月12日 | White Rascals | 千村利光 |
エピソード5 | 11月19日 | ノボル | |
エピソード6 | 11月26日 | RUDE BOYS | 千村利光、久保田博紀 |
エピソード7 | 12月 | 3日チハル | 久保田博紀 |
エピソード8 | 12月10日 | 家村会 | |
エピソード9 | 12月24日[73] | 達磨一家 | 山口雄大 |
エピソード10 | 痛みの先 |
- 12月17日は前夜の『FIFAクラブワールドカップ2015 準決勝 バルセロナ VS 広州恒大』に伴う特別編成のため休止。
- 12月24日の最終回でシーズン2を翌年春から放送することが発表された[74]。
- 特別番組
-
- 「これを見れば貴方も虜になる! 話題沸騰の『HiGH&LOW』ここが凄い! スペシャル」(2015年12月27日 0:00 - 0:25 ※一部地域除く)[73]
- 総集編
シーズン2(放送日程)
各話 | 放送日 | 監督 |
---|---|---|
エピソード・ゼロ | 2016年4月17日 | 久保茂昭 |
エピソード1 | 4月24日 | 中茎強、山口雄大 |
エピソード2 | 5月 | 1日|
エピソード3 | 5月 | 8日中茎強 |
エピソード4 | 5月15日 | 辻本貴則 |
エピソード5 | 5月22日 | 中茎強 |
エピソード6 | 5月29日 | |
エピソード7 | 6月 | 5日辻本貴則 |
エピソード8 | 6月12日 | |
エピソード9 | 6月19日 | 中茎強 |
エピソード10 | 6月26日 |
- エピソード・ゼロはシーズン1の総集編。
- 特別番組
THE WORST EPISODE.O(放送日程)
各話 | 放送日 | 監督 |
---|---|---|
#1 | 2019年7月18日 | 市原直 |
#2 | 7月25日 | 平沼紀久 |
#3 | 8月 | 1日増本庄一郎 |
#4 | 8月 | 8日|
#5 | 8月15日 | 平沼紀久 |
#6 | 8月22日 | 市原直 |
- 特別番組
-
- HiGH&LOW THE WORST EPISODE.BUS(前編・後編)(2019年8月29日・9月5日)
HiGH&LOW THE BEST BOUT(総集編)
- 映画『THE WORST』公開記念として、シーズン1〜映画『FINAL MISSION』までのシリーズ各作品から厳選されたアクション映像を、未公開映像も含めたシリーズ総集編『HiGH&LOW THE BEST BOUT』が、2019年10月3日(2日深夜)から全8話で放送される[76]。
- HiGH&LOW THE BEST BOUT(放送日程)
各話 | 放送日 | 初出 | 備考 |
---|---|---|---|
第1話 | 2019年10月 | 3日SEASON1 ep1、3 | |
第2話 | 10月10日 | ||
第3話 | 10月17日 | ||
第4話 | 10月24日 | ||
第5話 | 10月31日 | ||
第6話 | 11月 | 7日||
第7話 | 11月14日 | ||
第8話 | 11月21日 |
ネット局
シーズン1(ネット局)
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送時間 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ | 2015年10月22日 - 12月24日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜)[注 2] | 日本テレビ系列 | 制作局 |
宮城県 | ミヤギテレビ | 同時ネット | |||
長野県 | テレビ信州 | ||||
静岡県 | 静岡第一テレビ | ||||
近畿広域圏 | 読売テレビ | ||||
広島県 | 広島テレビ | ||||
徳島県 | 四国放送[1] | 2015年10月22日 - 12月31日 | |||
福岡県 | 福岡放送 | 2015年10月22日 - 12月24日 | |||
長崎県 | 長崎国際テレビ | ||||
北海道 | 札幌テレビ | 木曜 1:34 - 2:04(水曜深夜) | 5分遅れ | ||
中京広域圏 | 中京テレビ[2] | 2015年10月22日 - 2016年1月7日 | 木曜 2:15 - 2:45(水曜深夜) | 遅れネット | |
熊本県 | くまもと県民テレビ | 2015年10月24日 - 12月26日 | 土曜 1:35 - 2:05(金曜深夜) | ||
富山県 | 北日本放送 | 土曜 2:00 - 2:30(金曜深夜) | |||
大分県 | テレビ大分 | 2015年10月27日 - 2016年1月5日 | 火曜 2:19 - 2:49(月曜深夜) | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 | |
石川県 | テレビ金沢 | 2015年10月28日 - 2016年1月6日 | 水曜 2:08 - 2:38(火曜深夜) | 日本テレビ系列 | |
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ | 2015年10月29日 - 2016年1月14日 | 木曜 2:07 - 2:37(水曜深夜) | ||
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | 2015年10月30日 - 2016年1月22日 | 金曜 1:35 - 2:05(木曜深夜) | ||
福井県 | 福井放送 | 2015年10月31日 - 2016年1月16日 | 土曜 1:28 - 1:58(金曜深夜) | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
香川県・岡山県 | 西日本放送 | 土曜 2:30 - 3:00(金曜深夜) | 日本テレビ系列 | ||
岩手県 | テレビ岩手 | 2015年11月6日 - 2016年1月15日 | 金曜 1:24 - 1:54(木曜深夜) | ||
山口県 | 山口放送 | 2015年11月6日 - 2016年1月29日 | 金曜 2:19 - 2:49(木曜深夜) | ||
秋田県 | 秋田放送 | 2015年11月7日 - 2016年1月16日 | 土曜 2:00 - 2:30(金曜深夜) | ||
宮崎県 | テレビ宮崎 | 2015年11月8日 - 2016年1月17日 | 日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
高知県 | 高知放送 | 2015年11月11日 - 2016年1月6日 | 水曜 1:24 - 1:54(火曜深夜) | 日本テレビ系列 | |
沖縄県 | 琉球放送 | 2015年11月14日 - 2016年1月23日 | 土曜 1:45 - 2:15(金曜深夜) | TBS系列 | |
新潟県 | テレビ新潟 | 2015年11月15日 - 2016年1月31日 | 日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) | 日本テレビ系列 | |
愛媛県 | 南海放送 | 2015年11月15日 - 2016年1月10日 | 日曜 3:05 - 3:35(土曜深夜) | ||
山梨県 | 山梨放送 | 2015年11月29日 - 2016年1月31日 | 日曜 2:45 - 3:15(土曜深夜) | ||
山形県 | 山形放送 | 2015年12月27日 - 12月31日[3] | 27日・28日 0:40 - 1:40(26日・27日深夜) 29日 - 31日 1:15 - 2:15(28日 - 30日深夜) | ||
福島県 | 福島中央テレビ | 2016年1月7日 - 3月10日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | ||
青森県 | 青森放送 | 2016年1月10日 - 3月13日 | 日曜 0:55 - 1:25(土曜深夜) |
- 一部ネット局は、第9話・最終話を分けて放送。
- 注釈
シーズン2(ネット局)
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送時間 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
宮城県 | ミヤギテレビ | 2016年4月21日 - 6月23日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | 日本テレビ系列 | 3日先行 |
静岡県 | 静岡第一テレビ | ||||
広島県 | 広島テレビ | ||||
北海道 | 札幌テレビ | 木曜 1:34 - 2:04(水曜深夜) | |||
中京広域圏 | 中京テレビ | 木曜 2:15 - 2:45(水曜深夜) | |||
関東広域圏 | 日本テレビ | 2016年4月24日 - 6月26日 | 日曜 0:55 - 1:25(土曜深夜) | 制作局 | |
青森県 | 青森放送 | 同時ネット | |||
長崎県 | 長崎国際テレビ[1] | ||||
近畿広域圏 | 読売テレビ | 2016年4月25日 - 6月27日 | 月曜 1:32 - 2:02(日曜深夜) | 遅れネット | |
大分県 | テレビ大分 | 2016年4月26日 - 6月28日 | 火曜 2:24 - 2:54(月曜深夜) | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 | |
徳島県 | 四国放送 | 2016年4月28日 - 6月30日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | 日本テレビ系列 | |
福岡県 | 福岡放送 | ||||
富山県 | 北日本放送 | 2016年4月30日 - 7月2日 | 土曜 2:00 - 2:30(金曜深夜) | ||
熊本県 | くまもと県民テレビ | 土曜 2:05 - 2:35(金曜深夜) | |||
香川県・岡山県 | 西日本放送 | 土曜 2:30 - 3:00(金曜深夜) | |||
宮崎県 | テレビ宮崎 | 2016年5月1日 - 7月3日 | 日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
愛媛県 | 南海放送 | 日曜 3:05 - 3:35(土曜深夜) | 日本テレビ系列 | ||
岩手県 | テレビ岩手 | 2016年5月3日 - 7月5日 | 火曜 1:24 - 1:54(月曜深夜) | ||
山梨県 | 山梨放送 | 2016年5月4日 - 7月6日 | 水曜 1:25 - 1:55(火曜深夜) | ||
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ | 2016年5月5日 - 7月7日 | 木曜 2:07 - 2:37(水曜深夜) | ||
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | 2016年5月6日 - 7月8日 | 金曜 1:35 - 2:05(木曜深夜) | ||
福井県 | 福井放送 | 2016年5月7日 - 7月9日 | 土曜 1:28 - 1:58(金曜深夜) | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
長野県 | テレビ信州 | 土曜 1:35 - 2:05(金曜深夜) | 日本テレビ系列 | ||
沖縄県 | 琉球放送 | 土曜 1:45 - 2:15(金曜深夜) | TBS系列 | ||
秋田県 | 秋田放送 | 土曜 2:00 - 2:30(金曜深夜) | 日本テレビ系列 | ||
新潟県 | テレビ新潟 | 2016年5月8日 - 7月10日 | 日曜 1:40 - 2:10(土曜深夜) | ||
石川県 | テレビ金沢 | 2016年5月10日 - 7月12日 | 火曜 2:16 - 2:46(月曜深夜) | ||
山口県 | 山口放送 | 2016年5月20日 - 7月22日 | 金曜 2:19 - 2:49(木曜深夜) | ||
高知県 | 高知放送 | 2016年5月25日 - 7月27日 | 水曜 1:24 - 1:54(火曜深夜) | ||
福島県 | 福島中央テレビ | 2016年6月2日 - 8月4日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | ||
山形県 | 山形放送 | 2016年6月17日 - 7月15日 | 金曜 0:54 - 1:54(木曜深夜)[2] |
- 注釈
THE WORST EPISODE.O(ネット局)
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送時間 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ | 2019年7月18日 - 8月22日 | 木曜 0:59 - 1:29(水曜深夜) | 日本テレビ系列 | 制作局 |
広島県 | 広島テレビ | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | 遅れネット | ||
福岡県 | 福岡放送 | 2019年7月19日 - 8月23日 | 金曜 2:15 - 2:45(木曜深夜) | ||
北海道 | 札幌テレビ | 2019年7月20日 - 8月24日 | 土曜 2:31 - 3:01(金曜深夜) | ||
中京広域圏 | 中京テレビ | 2019年7月24日 - 8月28日 | 水曜 1:59 - 2:29(火曜深夜) | ||
近畿広域圏 | 読売テレビ | 2019年7月25日 - 8月29日 | 木曜 1:34 - 2:04(水曜深夜) | ||
静岡県 | 静岡第一テレビ | 2019年8月8日 - | 木曜 2:04 - 2:34(水曜深夜) |
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映画
ROAD TO HiGH&LOW
ROAD TO HiGH&LOW | |
---|---|
監督 | 久保茂昭 |
脚本 | Team HI-AX |
出演者 |
岩田剛典 鈴木伸之 町田啓太 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2016年5月7日 |
上映時間 | 95分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 3億600万円[77] |
『ROAD TO HiGH&LOW』は、2016年5月7日から2週間限定で劇場公開された日本の映画。ドラマシーズン1の総集編で、未公開シーンやコブラ、ヤマト、ノボルの三人の友情なども描かれている[78]。
HiGH&LOW THE MOVIE
HiGH&LOW THE MOVIE | |
---|---|
監督 | 久保茂昭 |
脚本 | 渡辺啓 、平沼紀久 、Team HI-AX |
出演者 |
EXILE TRIBE E-girls 山田裕貴 窪田正孝 林遣都 井浦新 遠藤雄弥 稲葉友 柳俊太郎 ゴールデンボンバー 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル 前田公輝 ZEN 永瀬匡 遠藤要 阿部亮平 V.I(BIGBANG) 大屋夏南 早乙女太一 SWAY ANARCHY 武田航平 中村達也 西岡徳馬 松澤一之 豊原功補 天野浩成 小島藤子 工藤綾乃 城戸愛莉 白竜 YOU 小泉今日子 |
音楽 | 中野雄太 |
主題歌 | HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike / EXILE TRIBE |
撮影 | 鯵坂輝国 |
制作会社 | 日活 、ブースタープロジェクト |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 (日本テレビ放送網 、LDH) |
配給 | 松竹 |
公開 |
2016年7月16日 2016年11月4日 |
上映時間 | 130分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 21.1億円[79] |
次作 | HiGH&LOW THE RED RAIN |
『HiGH&LOW THE MOVIE』は、2016年7月16日公開の映画。配給は松竹。HiGH&LOWシリーズ映画第1弾。
ドラマのキャストが出演するほか、映画のみのキャストも登場。2016年7月4日に東京国際フォーラムのホールAで行われた完成披露試写会では男性出演者のみの史上最多50人登壇の舞台挨拶を行った[80]。興行収入21億円、観客動員数160万人以上を記録した[81]。キャッチコピーは「共に闘い、共い悲しみ、共に強くなる。」[82]。
- スタッフ
-
- 監督:久保茂昭
- 脚本:渡辺啓、平沼紀久、TEAM HI-AX
- 脚本協力:入江悠、継田淳
- 企画プロデュース:EXILE HIRO
- 製作総指揮:黒崎太郎、森雅貴
- 製作:山田克也、森広貴、大角正、戸口真吾、藪下維也、長澤一史、坂本健、井上肇
- エグゼクティブプロデューサー:八木元、関佳裕
- プロデューサー:植野浩之、藤村直人、平沼紀久、中林千賀子
- 製作統括:川田真太郎
- 配給統括:吉田繁暁
- 協力プロデューサー:田中正
- ラインプロデューサー:鶴賀谷公彦
- アクション監督:大内貴仁
- 撮影:鯵坂輝国
- 照明:平野勝利
- 録音:照井康政
- 美術:橋本創
- 音楽:中野雄太
- 音楽プロデューサー:佐藤達郎
- コスチュームプロデューサー:小川哲史
- 配給:松竹
- 企画制作:HI-AX
- 製作著作:「HiGH&LOW」製作委員会(HI-AX、松竹、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ(現:エイベックス・エンタテインメント)、讀賣テレビ放送、HJホールディングス、ローソン、パルコ、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
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HiGH&LOW THE RED RAIN
HiGH&LOW THE RED RAIN | |
---|---|
監督 | 山口雄大 |
脚本 | 松田裕子、牧野圭祐、平沼紀久、渡辺啓[83] |
製作総指揮 | 黒崎太郎、森雅貴 |
出演者 |
TAKAHIRO 登坂広臣 斎藤工 吉本実憂 石黒賢 中井ノエミ 長谷川初範 近江谷太朗 小野寺晃良 吉澤太陽 濱田龍臣 小木茂光 片岡礼子 矢野浩二 三浦誠己 岩田剛典 鈴木伸之 町田啓太 山下健二郎 佐藤寛太 佐藤大樹 中村達也 早乙女太一 岩城滉一 飯島直子 |
音楽 | 中野雄太 |
主題歌 | ACE OF SPADES×PKCZ® feat. 登坂広臣『TIME FLIES』[84] |
撮影 | 福本淳 |
編集 | 堀善介 |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 |
2016年10月8日 2016年11月4日 2016年10月19日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 11.9億円[85] |
前作 | HiGH&LOW THE MOVIE |
次作 | HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY |
『HiGH&LOW THE RED RAIN』は、2016年10月8日公開の映画。配給は松竹。主演はTAKAHIRO、登坂広臣。HiGH&LOWシリーズ映画第2弾で、雨宮兄弟を主役としたスピンオフ作品。
斎藤工が雨宮兄弟の長男尊龍役[83]、ヒロインの成瀬愛華役で吉本実憂が本作より登場[86]。また、今作品は海外でも上映され、台湾プレミアと韓国プレミアが開催された。キャッチコピーは「強く、生きろ」、「この絆、永遠。」[87]。
- スタッフ
-
- 監督:山口雄大
- アクション監督:匠馬敏郎
- 脚本:松田裕子 、牧野圭祐、平沼紀久 、渡辺啓
- 製作総指揮:黒崎太郎、森雅貴
- エグゼクティブプロデューサー:山田克也、森広貴、関佳裕、八木元
- 企画プロデュース:EXILE HIRO
- 企画制作:HI-AX
- 製作統括:川田真太郎
- プロデューサー:植野浩之、藤村直人、平沼紀久、中林千賀子、坂下哲也
- 撮影:福本淳
- 美術:畦原唱平
- 装飾:鈴木伸弥
- 音楽:中野雄太
- 音楽プロデューサー:佐藤達郎
- 録音:原川慎平
- 音響効果:小島彩
- 照明:松本憲人
- 編集:堀善介
- 衣装:井手珠美
- コスチュームプロデューサー:小川哲史
- メイク:宮内三千代
- 選曲:佐藤啓
- ラインプロデューサー:阿久根裕行
- 制作担当:吉田信一郎
- 助監督:久保朝洋
- VFXスーパーバイザー:市原直
- 特殊造形:百武朋
- 配給:松竹
- 制作プロダクション:日テレアックスオン、イメージフィールド
- 企画制作:HI-AX
- 製作著作:「HiGH&LOW」製作委員会(HI-AX、松竹、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ(現:エイベックス・エンタテインメント)、讀賣テレビ放送、HJホールディングス、ローソン、パルコ、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
2017年8月11日、金曜ロードSHOW!で『HiGH&LOW THE MOVIE特別版 from THE RED RAIN 』がTV放映された。視聴率は3.8%であった[88]。
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HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY
HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY | |
---|---|
監督 | 久保茂昭、中茎強 |
脚本 | 平沼紀久、渡辺啓、福田晶平、上條大輔、Team HI-AX |
出演者 |
EXILE TRIBE E-girls 山田裕貴 窪田正孝 林遣都 遠藤雄弥 稲葉友 柳俊太郎 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル ZEN 佐野岳 阿部亮平 水野勝 田中俊介 中村蒼 武田航平 岩永ジョーイ 武尊 城戸康裕 大屋夏南 SWAY ANARCHY 祐真キキ 城戸愛莉 鈴木梨央 中井ノエミ 岩城滉一 岸谷五朗 加藤雅也 笹野高史 高嶋政宏 木下ほうか 中村達也 早乙女太一 豊原功補 長谷川初範 堀部圭亮 津川雅彦 |
主題歌 | HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike / EXILE TRIBE |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2017年8月19日 |
上映時間 | 124分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 13.4億円[89] |
前作 | HiGH&LOW THE RED RAIN |
次作 | HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION |
『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』は、2017年8月19日公開の映画。HiGH&LOWシリーズ映画第3弾。2017年2部作構成の前編である。キャッチコピーは「この空の下、願う希望。その想いが、俺たちをひとつにした-。」[90]。
- スタッフ
-
- 監督:久保茂昭、中茎強
- 脚本:平沼紀久、渡辺啓、福田晶平、上條大輔、Team HI-AX
- 企画プロデュース:EXILE HIRO
- アクション監督:大内貴仁
- 音楽:中野雄太
- 製作総指揮:黒崎太郎、森雅貴
- 製作:山田克也、森広貴、大角正、小野展稔、谷和男、長澤一史、竹増貞信、井上肇、坪内弘樹、和田俊哉、三沢明彦、大鹿紳、小櫻顕、丸尾龍彦
- エグゼクティブプロデューサー:八木元、関佳裕
- プロデューサー:植野浩之、藤村直人、平沼紀久、中林千賀子
- 制作プロデューサー:森田美桜、阿久根裕行、平林勉
- 製作統括:川田真太郎
- 配給統括:吉田繁暁
- 企画制作:HI-AX
- 製作:「HiGH&LOW」製作委員会(HI-AX、松竹、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ、讀賣テレビ放送、HJホールディングス、ローソン、パルコ、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
- 配給:松竹
- スピンオフ
-
- HiGH&LOW THE MIGHTY WARRIORS
- 今までの作品の中から抜粋されたMIGHTY WARRIORSのシーンに、新たに彼らの出会いの場面を追加し1つの物語としてまとめられた。テレビ放送や劇場公開はなく、DVD・Blu-rayのみの作品[91]。
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HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION
HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION | |
---|---|
監督 | 久保茂昭、中茎強 |
脚本 | 平沼紀久、渡辺啓、福田晶平、上條大輔、Team HI-AX |
出演者 |
EXILE TRIBE E-girls 山田裕貴 窪田正孝 林遣都 遠藤雄弥 稲葉友 柳俊太郎 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル ZEN 佐野岳 阿部亮平 水野勝 田中俊介 鈴木梨央 岩城滉一 岸谷五朗 加藤雅也 笹野高史 高嶋政宏 木下ほうか 中村達也 早乙女太一 飯島直子 津川雅彦 大屋夏南 SWAY ANARCHY 祐真キキ 豊原功補 城戸愛莉 天野浩成 長谷川初範 堀部圭亮 矢島健一 斉藤洋介 渡辺裕之 YOU 小泉今日子 |
主題歌 | HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike / EXILE TRIBE |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2017年11月11日 |
上映時間 | 118分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 13.1億円[89] |
前作 | HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY |
次作 | DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW |
『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』は、2017年11月11日公開の映画。HiGH&LOWシリーズ映画第4弾。2017年2部作構成の後編である。キャッチコピーは「この世界を絶対に守り抜く―。」[90]。
- スタッフ
-
- 監督:久保茂昭、中茎強
- 脚本:平沼紀久、渡辺啓、上條大輔、福田晶平、Team HI-AX
- アクション監督:大内貴仁
- 音楽:中野雄太
- 企画プロデュース:EXILE HIRO
- 製作総指揮:黒崎太郎、森雅貴
- 製作:山田克也、森広貴、大角正、小野理念、谷和男、長澤一史、竹増貞信、井上肇、坪内弘樹、和田俊哉、三沢明彦、大鹿紳、小櫻顕、丸尾龍彦
- エグゼクティブプロデューサー:八木元、関佳裕
- プロデューサー:植野浩之、藤村直人、平沼紀久、中林千賀子
- 制作プロデューサー:森田美桜、阿久根裕行、平林勉
- 製作統括:川田真太郎
- 配給統括:吉田繁暁
- 企画制作:HI-AX
- 製作:「HiGH&LOW」製作委員会(HI-AX、松竹、エイベックス・ミュージック・クリエイティブ、読売テレビ放送、HJホールディングス、ローソン、パルコ、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
- 配給:松竹
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DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW
DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW | |
---|---|
監督 | 平沼紀久 |
脚本 | 渡辺啓、福田晶平、上條大輔、平沼紀久 |
出演者 |
山下健二郎 佐藤寛太 佐藤大樹 八木将康 天野浩成 村川絵梨 新井美羽 小林且弥 廣瀬智紀 松田凌 西川俊介 西村一輝 水野勝 田中俊介 守屋光治 井澤勇貴 鈴木伸之 広岡由里子 村田雄浩 木村了 立木文彦 駿河太郎 笛木優子 |
主題歌 | 「YOU & I」 / DOBERMAN INFINITY |
制作会社 | イメージフィールド |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2018年9月28日 |
上映時間 | 102分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 2.7億円[92] |
前作 | HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION |
次作 | HiGH&LOW THE WORST |
『 DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』は、2018年9月28日公開の映画[93]。主演は山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹[93]。HiGH&LOWシリーズ映画第5弾で、DTCを主役としたスピンオフ作品[93]。アクションエンタテイメント作品の過去作とは一転して青春ドラマが展開される[93]。また、本作は「HiGH&LOW」シリーズの脚本を手がけてきた平沼紀久の初の長編映画監督作品となった[93]。キャッチコピーは「アクション0、笑い80、感動20」[94]。
- スタッフ
-
- 監督:平沼紀久
- 脚本:平沼紀久、渡辺啓、福田晶平、上條大輔
- 企画プロデュース:EXILE HIRO
- エグゼクティブプロデューサー:伊藤響、八木元、関佳裕
- 製作総指揮:山田克也、今村司、森雅貴、森広貴
- プロデューサー:植野浩之、藤村直人、木口洋介
- 主題歌:DOBERMAN INFINITY/「YOU & I」
- オープニングテーマ:EXILE SHOKICHI/「Futen Boyz」[95]
- コスチュームプロデューサー:小川哲史
- 音楽プロデューサー:佐藤達郎、門田吉穂
- 製作統括:川田真太郎
- 配給統括:吉田繁暁
- 撮影:鈴木雅也
- 照明:佐藤宗史
- 録音:照井康政
- 美術:橋本創
- 装飾:西村徹
- 衣装:加藤みゆき
- メイク:内城千栄子
- ダンス監修:SEVA、NABE
- 編集:和田剛
- 音響効果:小島彩
- 選曲:佐藤啓
- スクリプター:頓所麻奈美
- 助監督:上條大輔、船谷純矢
- 制作担当:倉又由一
- キャスティング:木暮こず江
- 配給:松竹
- 企画制作:HI-AX
- 製作:「HiGH&LOW」製作委員会
- 製作
- 当初、平沼はSWORD地区内での設定で脚本を書き進めていたが、HIROからのアドバイスを基にSWORD地区外での物語に変更した[96]。モラトリアムな状態であるSWORDから飛び出したことで、結果的に世界を広げキャラクターの成長にも繋げることができたと語っている[96]。野宿やキャンピングカーで旅をするなどの案が出る中、最終的にはバイクでの旅が採用され、立ち寄る場所も温泉と決まった[96]。また、SMGと達磨ベイビーズの出演にあたり、役作りのためにそれぞれの前日譚となる脚本も書かれた[96][97]。
- プロモーション
-
- 2018年8月21日に幕張メッセ国際展示場ホールで、PKCZと「HiGH&LOW」シリーズのコラボライブイベント第3弾となる「PKCZ×DTC-湯けむり純情篇-from HiGH&LOW 完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOW」が開催された[98]。本作の試写会ののち開かれたライブでは、山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹らが登場し、トークやパフォーマンスを披露した[98]。
- 封切り
- 2018年9月28日に公開され、興行通信社の映画動員ランキングでは第9位となった[99]。また、当初の公開期間は3週間限定の予定だったが、期間を延長し10月19日からも全国27の劇場で上演されることとなった[100]。
-
- DVD・Blu-ray
-
- 「DTC-湯けむり純情篇- from HiGH&LOW」Blu-ray(2019年2月20日発売、rhythm zone)
- 「DTC-湯けむり純情篇- from HiGH&LOW」DVD(2019年2月20日発売、rhythm zone)
HiGH&LOW THE WORST
HiGH&LOW THE WORST | |
---|---|
監督 | 久保茂昭 |
脚本 | 高橋ヒロシ、平沼紀久、増本庄一郎、渡辺啓 |
原作 | 「HiGH&LOW」/「WORST」 |
出演者 |
川村壱馬 吉野北人 前田公輝 福山康平 鈴木昂秀 龍 佐藤流司 うえきやサトシ 神尾楓珠 中島健 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル 清原翔 青木健 陳内将 塩野瑛久 葵揚 小柳心 荒井敦史 坂口涼太郎 白洲迅 中務裕太 小森隼 富田望生 矢野聖人 市川知宏 落合モトキ 佐藤寛太 佐藤大樹 塚本高史 小沢仁志 志尊淳 山田裕貴 |
主題歌 | SWAG & PRIDE / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE |
制作会社 | イメージフィールド |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2019年10月4日 |
上映時間 | 125分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 12.5億円[103] |
前作 | DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW |
『 HiGH&LOW THE WORST』は、2019年10月4日公開の日本映画。主演は川村壱馬。HiGH&LOWシリーズ映画第6弾で、鬼邪高校を主役としたスピンオフ作品であり、高橋ヒロシの漫画作品であるWORSTとの実写コラボレーション作品[104]。
- スタッフ
-
- 監督:久保茂昭
- 脚本:高橋ヒロシ、平沼紀久、増本庄一郎、渡辺啓
- アクション監督:大内貴仁
- 企画プロデュース:EXILE HIRO
- 主題歌: SWAG & PRIDE / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
- 音楽:中野雄太
- 音楽プロデューサー:佐藤達郎
- コスチュームプロデューサー:小川哲史
- 美術プロデューサー:橋本創
- 配給:松竹
- 製作:『HiGH&LOW』製作委員会、イメージフィールド
- 企画制作:HI-AX
- 製作著作:「HiGH&LOW」製作委員会
- プロモーション
- 封切り
- 2019年10月4日に公開され、全国322スクリーンで上映された[107]。土日2日間での動員は12万1000人、興収は1億6400万円をあげ、興行通信社の映画動員ランキングでは第3位となった[108]。
- 応援上映
- 2019年10月12日の東京・愛知・大阪・兵庫での開催を皮切りに、順次全国で開催された[109]。2019年11月23日にはOSシネマズ神戸ハーバーランドにてマサラ上映が行われた[110]。
ネット配信
- Hulu特別連続ドラマ
- テレビドラマ放送後に動画配信サイトHuluではディレクターズカットを加えた特別版を全話独占配信[111]。
- 特別長編予告
- 2016年3月5日から7月16日までの毎週土曜日午前6:00に20週連続でYouTubeにて特別映像を公開[112]。
HiGH&LOW THE DTC
Huluで2017年8月11日から3週連続で9月10日までの期間限定にて配信されたショート・コメディである[113]。
放送リスト
話数 | 配信開始日 | サブタイトル |
---|---|---|
Episode1 | 2017年8月11日 | 俺たちDTC |
Episode2 | お湯 | |
Episode3 | DTCのテーマ曲 | |
Episode4 | 2017年8月18日 | ユーチューバーになろう |
Episode5 | ニックネーム | |
Episode6 | チーズインハンバーグ | |
Episode7 | クイズ | |
Episode8 | 2017年8月25日 | ユーチューバーへの扉 |
Episode9 | チハル先生のケーキ占い | |
Episode10 | 苺談義 | |
Episode11 | たてぶえきょうだい |
音楽作品
コンピュレーションアルバム
- V.A.『HiGH&LOW ORIGINAL BEST ALBUM』(2016年6月15日)
シングル
- ACE OF SPADES×PKCZ® feat. 登坂広臣「TIME FLIES」(2016年10月12日)
- MIGHTY WARRIORS 「HiGH&LOW THE MIGHTY WARRIORS」(2017年10月25日)
- DOBERMAN INFINITY 「YOU & I」 (2018年9月26日)
- EXILE SHOKICHI 「Futen Boyz」 (2018年10月3日)
- GENERATIONS from EXILE TRIBE「EXPerience Greatness」(2019年9月25日)
- THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「SWAG & PRIDE」(2019年10月2日)
- DOBERMAN INFINITY 「We are the one/ずっと」(2019年11月27日)
配信シングル
- Valentine feat. Rui & Afrojack「Break into the Dark」(2017年8月16日)
- HONEST BOYZ 「要!」(2017年11月7日)
- HONEST BOYZ 「BEPPING SOUND feat. HIROOMI TOSAKA」(2018年6月16日)
- SWAY 「ON FIRE」(2019年10月2日)
- 数原龍友「Nostalgie」(2019年10月3日)
- EXILE THE SECOND「Ain't Afraid To Die」(2019年10月4日)
- EXILE THE SECOND「Top Down」(2019年10月4日)
アルバム
- SALU「Gifted」(2019年12月4日)
映像作品
- HiGH&LOW THE LIVE(2017年3月15日)
- HiGH&LOW THE MIGHTY WARRIORS(2017年10月25日)
未音源化曲
- MIGHTY WARRIORS (ANARCHY, SWAY & CRAZYBOY) 「Welcome Back」
- DTC (山下健二郎・佐藤寛太・佐藤大樹) 「traffic light」(『DTC -湯けむり純情篇-』劇中歌)
- DTC (山下健二郎・佐藤寛太・佐藤大樹) with 縦笛兄弟 (天野浩成・八木将康) 「IIKOTO」(『DTC -湯けむり純情篇-』劇中歌)
- 「修羅BANBAN」(『DTC -湯けむり純情篇-』劇中歌)
- PKCZ「KIDRA」(『THE WORST』)
ライブ
- HiGH&LOW THE LIVE(2016年)[114]
- 7月22日、7月23日、7月24日:京セラドーム大阪
- 8月19日、8月20日、8月21日:福岡ヤフオク!ドーム
- 8月26日、8月27日、8月28日:京セラドーム大阪
- 9月03日、9月04日:ナゴヤドーム
- 9月07日、9月08日、9月14日、9月15日:東京ドーム
- 10月1日、10月2日、10月3日:京セラドーム大阪
イベント
- HiGH&LOW THE BASE
- 2016年7月5日 - 8月31日:超☆汐留パラダイス!
- 日テレ×LIVE in SUMMER YOKOHAMA PKCZ×HiGH&LOW PREMIUM LIVE SHOW
- 2016年8月5日:赤レンガパーク
- HiGH&LOW THE LAND / HiGH&LOW THE MUSEUM
- 2017年6月14日 - 9月10日:よみうりランド
- PKCZ×HiGH&LOW 完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOW
- 2017年11月6日 - 11月7日:横浜アリーナ
- PKCZ×DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW 完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOW
- 2018年8月21日:幕張メッセ 国際展示場・ホール1、2、3
- HiGH&LOW THE WORST VS THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 完成披露試写会&PREMIUM LIVE SHOW
- 2019年9月17日 - 9月18日:幕張メッセ
- HiGH&LOW THE WORST VS THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 大ヒット御礼応援上映会&PREMIUM LIVE SHOW
- 2019年12月26日:横浜アリーナ
漫画
HiGH&LOW | |
---|---|
ジャンル | 不良 |
漫画:HiGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D. | |
原作・原案など | Team HI-AX |
作画 | 細川雅巳 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 別冊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオン・コミックス・エクストラ |
発表号 | 2015年11月号 - 2016年10月号 |
巻数 | 全3巻 |
漫画:HiGH&LOW g-sword | |
原作・原案など | HI-AX |
作画 | CLAMP |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊少年マガジン |
レーベル | ワイドKC |
発表号 | 2017年16号 - 36・37合併号 |
巻数 | 全1巻 |
漫画:HiGH&LOW THE WORST鳳仙学園日誌 | |
原作・原案など | 高橋ヒロシ、HI-AX |
作画 | アメノ |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 月刊チャンピオン |
発表号 | 2020年5月号 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
- HIGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.
- 細川雅巳によるコミカライズが、『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2015年11月号から2016年10月号まで連載。
- HiGH&LOW g-sword
- CLAMPによるコミカライズが、『週刊少年マガジン』(講談社)にて2017年16号から36・37合併号まで連載。
- 『DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』の公開を記念して、DTC主役のストーリーにて週刊少年マガジン2018年43号に掲載される。
- 「DTC」オリジナルアナザーストーリー
- 平本アキラによるコミック版「DTC」オリジナルアナザーストーリーが、『週刊少年マガジン』(講談社)にて2018年9月26日発売号、10月3日発売号の2週間にわたって掲載される[115]。
- 書誌情報
-
- 細川雅巳 『HIGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.』 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス・エクストラ〉、全3巻
- 2016年7月8日発売 ISBN 978-4-253-13131-5
- 2016年7月8日発売 ISBN 978-4-253-13132-2
- 2016年10月7日発売 ISBN 978-4-253-13133-9
- CLAMP(著) HI-AX(原案) 『HiGH&LOW g-sword』 講談社〈ワイドKC〉、全1巻
- 2017年10月17日発売 ISBN 978-4-06-510250-3
- 『アニメーションDVD付き特装版』 同日発売 ISBN 978-4-06-510643-3
- 2017年10月17日発売 ISBN 978-4-06-510250-3
- 細川雅巳 『HIGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D.』 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス・エクストラ〉、全3巻
アニメ
漫画「HiGH&LOW g-sword」のフラッシュアニメ作品。漫画 「HiGH&LOW g-sword」特装版には実写版キャスト本人が声を担当したフラッシュアニメDVDが付属している、2017年10月17日発売[117]。
収録内容は、日本テレビ系「スッキリ!!」にて、2017年3月27日から31日までオンエアされた「雨宮兄弟編」、イベントスペース「HiGH&LOW THE LAND」で上映された「山王連合会編」、NO MORE 映画泥棒とのコラボアニメ[118]、5分の完全新作オリジナルアニメ「SWORD+MIGHTY編」が収められる。
『HiGH&LOW g-sword』アニメーションDVD付き特装版 フラッシュアニメDVD (総尺20分)
- 「スッキリ!!」放送「雨宮兄弟編」 5分
- HiGH&LOW THE LAND上映「山王連合会編」 5分
- 完全新作オリジナルアニメ「SWORD+MIGHTY編」 5分
- 映画「END OF SKY」公開記念NO MORE映画泥棒コラボアニメ 5分
- スタッフ
-
- 脚本・キャラクター原案:CLAMP
- 監督:作田ハズム、竹谷和真
- 作画:CLAMP、松村理恵子
- アニメーション:佐藤ゆう、鷹の葡萄園、ポエ山、古性史織、井上美弦、山中一也
- 音響効果:吉村広幸、伊藤信仁
- アニメーションプロデューサー:坪井大輔、藤田周文
- アニメーション制作:BigFace
- アニメーション制作協力:シュガーレスファクトリー
登場人物
- 雨宮雅貴 (声 - TAKAHIRO)
- 雨宮広斗 (声 - 登坂広臣)
- コブラ (声 - 岩田剛典)
- ヤマト (声 - 鈴木伸之)
- ノボル (声 - 町田啓太)
- ダン (声 - 山下健二郎)
- テッツ (声 - 佐藤寛太)
- チハル (声 - 佐藤大樹)
- ROCKY (声 - 黒木啓司)
- KOO (声 - 遠藤雄弥)
- スモーキー (声 - 窪田正孝)
- タケシ (声 - 佐野玲於)
- ピー (声 - ZEN)
- ララ (声 - 藤井夏恋)
- 村山良樹 (声 - 山田裕貴)
- 古屋英人 (声 - 鈴木貴之)
- 関虎太郎 (声 - 一ノ瀬ワタル)
- 日向紀久 (声 - 林遣都)
- 加藤鷲 (声 - 小澤雄太)
- アイス (声 - ELLY)
- パール (声 - 野替愁平)
- バーニー (声 - 白濱亜嵐)
ゲーム
ジャンル | アクションRPG |
---|---|
対応機種 |
iOS Android |
販売元 | enish |
人数 | 1人(PvPあり) |
運営開始日 | 2019年10月28日 |
利用料金 |
基本プレイ無料 |
対象年齢 |
年齢制限指定17+(iOS版) 年齢制限指定12+(Android版) |
必要環境 |
iOS端末:9.0以降 |
その他 | 公式サイト |
『HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD』(ハイアンドロー ザ・ゲーム・アナザー・ワールド)は「HiGH&LOW」シリーズ初のiOS・Android用ゲームアプリ。2019年10月28日配信開始。キャッチコピーは「ゲームでも全員主役。」[119]。
この節の加筆が望まれています。 |
書籍
- 『HiGH&LOW THE BOOK』月刊EXILE別冊、LDH、2016年7月19日
受賞
- 第4回ジャパンアクションアワード[120]
- ベストアクションシーン賞 最優秀賞:(HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜 Season1 Episode 6「RUDE BOYS」)
- ベストアクション監督賞(大内貴仁)Season1)
- ベストアクション作品賞 (Season1)
- 第6回ジャパンアクションアワード[121]
- ベストアクションシーン賞最優秀賞:(END OF SKY(カースタントでの格闘))
- ベストアクション監督賞(大内貴仁)(END OF SKY)
その他
- 2017年11月28日、劇中に登場するチーム「MIGHTY WARRIORS」が音楽ユニットとして、日本テレビ系にて放送される音楽特番「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2017」に出演[122]。
- 2018年4月より放送されている日清食品・カップヌードルのテレビCMについて、当作品と同じ出演者が登場している他、世界観や衣装に至るまで酷似していることから、話題となった[123]。
- 2019年子供向け人気テレビアニメ『妖怪ウォッチ!』内にて、本作をオマージュした『HiGH&妖(ヨー)』が6話に渡って放送された。アニメ内に登場するチームもSWORDや雨宮兄弟、ムゲンがオマージュ元だと思われる。
関連書籍
- 『ローリングストーン日本版スペシャルエディション 完全保存版『HiGH&LOW』の世界~EXILE TRIBEの飽くなき挑戦~』株式会社パワートゥザピープル、2016年7月5日、ISBN 978-4860084837
- 『別冊サイゾー 想像以上のマネーとパワーと愛と夢で幸福になる、拳突き上げて声高らかに叫べHiGH&LOWへの愛と情熱、そしてHIROさんの本気を本気で考察する本』2017年1月号臨時増刊、サイゾー、 2016年12月15日
- 『別冊サイゾー HiGH&LOW THE FAN BOOK~俺たちはみんな、HIROさんに夢見させてもらっていた』サイゾー2018年1月号臨時増刊、2017年12月6日、サイゾー
脚注
注釈
出典
- ^ a b c “EXILE・HIRO企画「HiGH&LOW」ドラマ版豪華追加キャスト発表!”. Cinemacafe.net (2015年9月23日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “「HiGH&LOW」ドラマ第2期放送決定、映画版特報でAKIRAとTAKAHIROがバトル”. 映画ナタリー (2015年12月24日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “AKIRA 岩田剛典に対し「ビジュアルだけじゃない努力家」”. NEWSポストセブン. 小学館 (2017年11月12日). 2019年9月25日閲覧。
- ^ “EXILE TRIBE新ドラマ「HiGH&LOW」豪華追加キャスト発表”. モデルプレス. (2015年9月23日) 2015年12月29日閲覧。
- ^ “EXILE、三代目JSBメンバー気合い十分!「HiGH&LOW」ついに本格始動”. 映画ナタリー (2015年10月20日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “EXILE・HIRO、"全員主役"の『HiGH&LOW』始動に「みんな気合が入ってる」”. マイナビニュース. (2015年10月21日) 2017年3月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q “EXILE TRIBE総出演「HiGH&LOW」<20週連続企画まとめ>”. モデルプレス. ネットネイティブ (2016年3月19日). 2020年7月6日閲覧。
- ^ 劇中で本名で呼ばれることは一度もない。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw “HiGH&LOW公式サイト THE MOVIEキャラクター”. 2019年10月28日閲覧。
- ^ 演じるAKIRAのモノマネレパートリーから。
- ^ 初期設定では同じく長髪だった。
- ^ 苗字読みで呼ばれることはない。
- ^ 初期設定は女好き・趣味はナンパ。
- ^ 『ドラマ・シーズン2』まで公に存在を発表されておらず、ムゲン創設者・初代総長とのみ称されていた。
- ^ a b c d e 『HiGH&LOW THE BOOK』月刊EXILE別冊、LDH、2016年7月19日
- ^ “『HiGH&LOW THE RED RAIN』山口雄大監督&脚本・平沼紀久氏インタビュー【後編】”. SPICE. (2016年10月25日) 2019年10月28日閲覧。
- ^ TAKAHIRO、登坂広臣 (2 June 2017). "<EXILE TAKAHIRO&三代目JSB登坂広臣インタビュー>兄・斎藤工とカラオケへ…何を歌った?プライベートでも"雨宮兄弟"はそのまま!?" (Interview). Interviewed by modelpress編集部. 2019年11月3日閲覧。
{{cite interview}}
: 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ 初期設定では九州弁を話す予定だった。
- ^ 『EXILE GENERATIONS』内のコーナー「QUESTION EXILE」内でのトーク。
- ^ a b c d e f g h “公式サイト THE RED RAINキャラクター”. 2019年10月28日閲覧。
- ^ 演じる斎藤工も一視聴者として本作を視聴しており、出演決定と役柄を聞いた時は腰を抜かすほど驚愕したとコメントしている。
- ^ 劇中で本名で呼ばれることは一度もない。
- ^ 初期設定では、黒髪・舌舐めずりをする凶暴な性格であった。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “公式サイト END OF SKY キャラクター”. 2019年10月29日閲覧。
- ^ 初期設定では、苗字が"山下"だった。原田の苗字も名刺で出てくるのみ。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “公式サイト FINAL MISSION キャラクター”. 2019年10月30日閲覧。
- ^ 劇中で本名で呼ばれることはない。
- ^ a b 『週刊少年マガジン』2018年43号、講談社、2018年9月26日、93-94頁。
- ^ a b c d e “HiGH&LOW公式サイト DTCキャラクター”. 2019年10月30日閲覧。
- ^ 劇中で本名で呼ばれることは一度もない。
- ^ 役名は、株式会社LDH kitchenの役員・井上鉄大氏の名前からとられている。初期設定では、苗字が"黒崎"だった。
- ^ 劇中で苗字呼びは一度もない。
- ^ 役名は源氏名・本名も含め演じる黒木の苗字からとられている。
- ^ 『EXH 〜EXILE HOUSE〜』内の「新メンバーさんいらっしゃい」でのトーク。
- ^ 主にDOBERMAN INFINITYでライプパフォーマンスを行うDJである。
- ^ a b “黒木啓司ら「HiGH&LOW」新チームビジュアル解禁 金爆に変わる新メンバーも”. モデルプレス. (2017年6月4日) 2019年11月2日閲覧。
- ^ 公のニュースで報道されるレベルで、演じる山田・一ノ瀬の多忙化と鈴木の活動拠点を海外に移したことによる多忙化によるものである。ただし、山田は「鬼邪高校は卒業したけど、HiGH&LOWは卒業してないのでHIROさん今後ともよろしくお願いします」とコメントしている。
- ^ 初期設定での名前は"良騎"だった。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “公式サイト THE WORSTキャラクター”. 2019年10月28日閲覧。
- ^ 『WORST EPISODE.0』では、"時間が早い為まだ登校していない"・"ダンプカーを用意している"と称され一度も登場しないが、演じる鈴木の多忙化と活動拠点を海外に移したことによるスケジュールニアミスによる影響である。
- ^ 希望ヶ丘団地にて登場しないが、演じる一ノ瀬の多忙化による影響。
- ^ 初期設定では、"富士雄"という役名だったが演じる川村壱馬考案と川村自身幼少期に通っていた空手道場師範のリスペクトの意味合いも込めて変更された。
- ^ a b c “『HiGH&LOW THE WORST』劇中歌一部が明らかに EXILE THE SECOND、SWAYら担当”. リアルサウンド (realsound.jp). (2019年7月18日) 2020年7月6日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報NEXT』Vol.28、キネマ旬報社、2019年9月26日、35頁。
- ^ 役名は、西川きよし・横山やすしから。
- ^ 役名は、西川きよし・横山やすしから。
- ^ 演じる窪田正孝はEXILE第1章時代からの筋金入りのファンで、出演とEXILEとの共演が決定した時は感極まってしまったとコメントしている。
- ^ 『シーズン2』では、演じる窪田の多忙化により回想シーンのみの登場である。
- ^ 本作がZENの俳優デビュー作である。
- ^ 初期設定では、"達磨愚連隊"というチーム名だった。
- ^ 初期設定では、"ニコニコ丸"というコンビ名だった。
- ^ 役名は、本作の脚本担当の平沼紀久とチームテーマ楽曲を担当したDJ DARUMAの本名から取られている。初期設定での名前は"大作"だった。
- ^ 『シーズン2』では、演じる林の多忙化の為回想シーンのみの登場である。
- ^ 演じる遠藤要の諸事情により、左京や加藤が過去に発信・行動した設定となっている。
- ^ Audition blue 2018年10月号. 白夜書房
- ^ 初期設定では、"九龍興業"という組織名だった。
- ^ 演じる津川雅彦はLDH制作映画「たたら侍」にも出演しており、そこで本作プロデューサーのEXILE HIROの心意気に驚愕したという。その経緯で本作の出演オファーが来た時は快く承諾したという。
- ^ 役名は、株式会社LDH stage代表取締役・家村昌典氏の名前からとられている。
- ^ 演じる岩城滉一は元々日本のアクション映画については独特の持論をもっていたが、本作をMOVIEから視聴したことで度肝を抜かれたとコメントしており、RED RAINの出演もそれを見据えてと交流もあったEXILE TAKAHIROからのオファーもあり快く承諾したという。
- ^ 演じる岸谷五朗はコブラ演じる岩田に対して「やるからには手加減せず本気で蹴り飛ばす様に」と念を押したアドバイスをしたという
- ^ 役名は、演じるANARCHYの所属レーベル『CLOUD 9』からきている。
- ^ 本作の出演オファーはICE演じるELLYからのものであり、その後ANARCHYオリジナルアルバム「BLKFLG」でELLYもフューチャリングアーティストとして参加している。
- ^ 役名は当初"ジェーン"だったが、演じるNAOTO考案により変更された。
- ^ 初期設定では、感情表現が苦手かつ片言でしか喋らない設定だったが、演じる関口メンディー考案により変更された。
- ^ 演じる藤井萩花は2017年をもって芸能界を引退して為今後本作には登場しない。
- ^ 役名は、作曲家の小竹正人氏からとられている。
- ^ 役名は、演じる山口乃々華のニックネームからきている。命名したのはEXILEのMATSUで、週刊EXILE収録時に決定した。
- ^ “HONEST BOYZ®、映画『HiGH&LOW』の“ジェシーのテーマ”こと「要!」を配信&アナログ盤発売”. リアルサウンド (Real Sound). (2017年10月31日) 2020年7月6日閲覧。
- ^ ナレーションとして本作の企画発表段階時から本作に関わっているが、顔出し出演は本作が初である。
- ^ “声優・立木文彦『HiGH&LOW』新作スピンオフ映画に出演!ファンどよめき”. シネマトゥデイ. (2018年8月22日) 2019年10月25日閲覧。
- ^ “志尊淳と川村壱馬がにらみ合う「HiGH&LOW THE WORST」鳳仙学園トレイラー”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2019年8月26日) 2020年7月6日閲覧。
- ^ “「HiGH&LOW」オロチ兄弟が暴れる新トレイラー公開、GENERATIONSの新曲も”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年8月14日) 2020年7月6日閲覧。
- ^ a b c d “ドラマ「HiGH&LOW」一挙放送&特別番組OA、EXILE TRIBEメンバーによる座談会も”. 映画ナタリー. (2015年12月14日) 2015年12月14日閲覧。
- ^ “ドラマ「HiGH&LOW」シーズン2放送決定、映画特報でAKIRA&TAKAHIROが壮絶バトル”. エキサイトニュース. (2015年12月24日) 2016年1月7日閲覧。
- ^ a b c “特番OA情報”. (2016年7月8日) 2016年7月19日閲覧。
- ^ “HiGH&LOWシリーズからドラマ・映画のベストファイトだけを凝縮した、シリーズ総集編 「HiGH&LOW THE BEST BOUT」が日本テレビにて10月クールに放送決定!”. 公式サイト. 2019年10月2日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2017年3月下旬号、42頁
- ^ “「ROAD TO HiGH&LOW」予告第2弾、コブラ、ヤマト、ノボルの友情描く”. 映画ナタリー (2016年4月16日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ 2016年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
- ^ EXILE TRIBE、50名の舞台挨拶! 4,000人の歓声にAKIRAが”神対応”
- ^ “【オリコン】EXILE TRIBE総出演『HiGH & LOW THE MOVIE』 DVD・BD同時総合首位”. オリコン. (2017年1月25日) 2017年1月25日閲覧。
- ^ “『HiGH&LOW THE MOVIE』4DX版日本映画史上、最高で最強のアクション体験!”. AbemaTIMES (AbemaTV). (2018年8月23日) 2019年10月25日閲覧。
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- ^ 『キネマ旬報』2017年9月下旬号、149頁。「2016年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟」に「11.8億」とあるのは2017年1月時点の途中成績のため。
- ^ “『HiGH&LOW』第2弾ヒロインは吉本実憂 雨宮兄弟・長男につながるキーパーソン”. ORICON STYLE. (2016年8月22日) 2016年8月22日閲覧。
- ^ 山口雄大、平沼紀久 (25 October 2016). "『HiGH&LOW THE RED RAIN』山口雄大監督&脚本・平沼紀久氏インタビュー【前編】『珍遊記』監督と"ミスターHiGH&LOW"の絆" (Interview). Interviewed by 藤本洋輔. 2019年10月26日閲覧。
{{cite interview}}
: 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ 週間高世帯視聴率番組10 VOL.33 2017年 8月7日(月)~8月13日(日)
- ^ a b 2017年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
- ^ a b “『HiGH&LOW』新作映画から2つのポスタービジュアルを解禁 岩田剛典、窪田正孝らの変化した姿&九龍会の新たな顔ぶれも明らかに”. SPICE (イープラス). (2017年5月16日) 2019年10月26日閲覧。
- ^ “まるでドキュメンタリー!? HiGH&LOWスピンオフ『THE MIGHTY WARRIORS』の新しさ”. Real Sound (2017年11月16日). 2020年1月9日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2019年3月下旬特別号 p.48
- ^ a b c d e “「HiGH&LOW」新作はDTC主役、アクションなし!「湯けむり純情篇」9月公開”. 映画ナタリー (2018年6月16日). 2019年10月24日閲覧。
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- ^ a b c d e “平沼紀久監督が語る、『DTC-湯けむり純情編- from HiGH&LOW』制作秘話 「DTCだからこそ“外に出す”ことができた」”. Real Sound (2018年10月7日). 2019年10月24日閲覧。
- ^ “「DTC」山下健二郎が“メグミ”の手紙にデレデレ、監督は黒木啓司からの許可明かす”. 映画ナタリー (2018年9月29日). 2019年10月24日閲覧。
- ^ a b “HiGH&LOW、DTC&縦笛兄弟が「IIKOTO」披露!カニ男がSHOKICHIへ「お兄ちゃん」”. 映画ナタリー (2018年8月22日). 2019年10月24日閲覧。
- ^ “『劇場版 夏目友人帳〜』が初登場1位を獲得!『散り椿』は3位、『クワイエット・プレイス』は5位スタート(9月29日-9月30日)”. 興行通信社 (2018年10月1日). 2019年10月24日閲覧。
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- ^ “「HiGH&LOW」新作10月公開!川村壱馬と吉野北人が鬼邪高全日に、脚本は高橋ヒロシ”. 映画ナタリー (2019年2月20日). 2019年10月17日閲覧。
- ^ “『月刊プリンセス』で『HiGH&LOW THE WORST』ミニ写真集が別冊付録に”. Real Sound (2019年10月4日). 2019年10月25日閲覧。
- ^ “「HiGH&LOW」がDHCとコラボ、DTC+KHがテーマソング歌う短編コメディ公開”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年10月11日) 2019年10月25日閲覧。
- ^ “国内映画ランキング : 2019年10月5日~2019年10月6日”. 映画.com (2019年10月7日). 2019年10月24日閲覧。
- ^ “『ジョーカー』が1位を獲得!『HiGH&LOW 〜』が3位、『蜜蜂と遠雷』が4位、『ジョン・ウィック〜』が5位に初登場(10月5日-10月6日)”. 興行通信社 (2019年10月7日). 2019年10月24日閲覧。
- ^ “「HiGH&LOW THE WORST」全国で応援上映開催、きゅうり持ち込みは禁止”. 映画ナタリー (2019年10月9日). 2019年10月24日閲覧。
- ^ “パーッと派手にいきましょう!「HiGH&LOW THE WORST」神戸でマサラ上映決定”. 映画ナタリー (2019年11月13日). 2019年11月14日閲覧。
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外部リンク
- HiGH & LOW - 公式ウェブサイト
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