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「シフクノオト」の版間の差分

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シフクノオト
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| Name = シフクノオト
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2020年7月12日 (日) 05:20時点における版

Mr.Children > シフクノオト
『シフクノオト』
Mr.Childrenスタジオ・アルバム
リリース
録音 OORONG TOKYO STUDIO
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
プロデュース 小林武史
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[1]
  • 2004年4月度月間2位(オリコン)
  • 2004年度年間2位(オリコン)
  • オリコン歴代アルバムランキング156位
ゴールドディスク
  • ミリオン(日本レコード協会
  • Mr.Children アルバム 年表
    IT'S A WONDERFUL WORLD
    2002年
    シフクノオト
    (2004年)
    I U
    2005年
    『シフクノオト』収録のシングル
    1. Any
      リリース: 2002年7月10日
    2. HERO
      リリース: 2002年12月11日
    3. 掌/くるみ
      リリース: 2003年11月19日
    ライブ映像(公式)
    「天頂バス」 (2004)
    「タガタメ」 (2015)
    - YouTube
    テンプレートを表示

    シフクノオト』は、日本バンドMr.Childrenの11枚目のオリジナルアルバムである。2004年4月7日トイズファクトリーより発売された。

    概要

    前作『IT'S A WONDERFUL WORLD』から約1年11ヶ月ぶりのアルバムで、初回限定盤にはメンバーのインタビューとレコーディング風景を収めたドキュメンタリーDVDが付属されている。それまでは海外で行なわれることが多かったマスタリングが本作から国内で行われるようになった。

    仮タイトルは『コミックス』で、アルバムタイトルには「至福の音」という意味や、ありのままを聴いて欲しいという意味で「私服の音」「至福ノート(譜面)」など複数の意味が込められている。ジャケットはSMAPなど数々のアーティストのCDジャケットを制作してきたデザイナーの佐藤可士和が手掛けた。より個人的な、日常に近いところから生まれた楽曲が多くなっている。

    前作以降のシングルに収録された曲のうち、23rdシングル「Any」のカップリング曲「I'm sorry」は未収録となった。

    初動売上はオリジナルアルバムでは7thアルバム『DISCOVERY』以来3作ぶりに80万枚を突破し、2004年に発売されたオリジナルアルバムでは最高記録となった。また、Mr.Childrenが2000年代以降に発売したオリジナルアルバムでは最高の売上となっている。

    収録曲

    1. 言わせてみてぇもんだ [3:49]
      仮タイトルは「身から出た錆」。
      wonederful world on DEC 21』以降、なかなか活動を再開したがらない鈴木英哉に向けて書かれた曲。
      本作のアルバムツアーでは演奏されず、翌年の『MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥ U"』でライブ初披露となった。
    2. PADDLE [4:44]
      NTTドコモFOMA900iシリーズCMソング
      仮タイトルは「ほんの束の間」。
      2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」アンケートでは15位に選ばれた[2][3]
      前曲の余韻が僅かに残っている。
      36thシングル「ヒカリノアトリエ」では2016年10月14日開催の熊本県立劇場演劇ホールでの公演の音源が収録されている。
    3. [5:04]
      25thシングル「掌/くるみ」1曲目。
    4. くるみ [5:30]
      25thシングル「掌/くるみ」2曲目。
    5. 花言葉 [3:24]
      仮タイトルは「はなことば」。
      初回限定盤付属のDVDに収録されているレコーディング風景では、「コスモスの花言葉に揺れながら」の部分を「コスモスの花言葉が突き刺さった」と歌っている。
    6. Pink 〜奇妙な夢 [6:43]
    7. 血の管 [3:01]
      君が代」をイメージして作られた曲。ピアノオーボエのみの編成で、演奏時間も約3分と本作では最も短い曲。
      イントロは、桜井が小林に「葬式みたいなイントロにしたい」と注文して作られた。
    8. 空風の帰り道 [4:08]
      24thシングル「HERO」のカップリング曲
      前曲の余韻がわずかに残っており、厳密に言うとアルバムバージョンである。
    9. Any [5:08]
      23rdシングル。
    10. 天頂バス [6:23]
      仮タイトルは「1st song 118」。
      タイトルの「天頂」には「転調」や「店長」など別の言葉の意味も込められており、イントロに店長として「へい、いらっしゃい」という台詞が入っている (その後に「お勘定」という台詞も入っている)。
      本作のCMでは桜井がペンキの中へ飛び込むところでこの曲が流れるという内容で、その撮影で桜井が肋骨を骨折してしまうハプニングもあった。
    11. タガタメ [6:51]
      日清食品カップヌードル "NO BORDER"」CMソング。後に2005年に開催された愛・地球博国際赤十字・赤新月パビリオン」イメージソングとしても使用された。
      演奏時間は7分近くと本作では最も長い曲である。後に発売されたベスト・アルバムMr.Children 2001-2005 <micro>』にも収録された。
      2003年9月1日からラジオ限定で解禁され、テレビでは桜井がソロで出演した『クリスマスの約束2003』にて初披露となった[4]。また、2004年2月20日放送の『筑紫哲也NEWS23』ではバンドとして出演し、フルで演奏している。
      仮タイトルは「パッパラパー」でカントリー調の曲であったが、今の壮大なアレンジに大きく変更された。後に原曲に近いアレンジのものが「タダダキアッテ」というタイトルで、2008年9月3日発売の33rdシングル「HANABI」のカップリング曲として収録された。
    12. HERO [5:40]
      24thシングル。

    参加ミュージシャン

    • 小林武史:Keyboards
    • 吉田誠:Computer Programming
    • 安達練:Computer Programming, Assistant Engineer
    • 四家卯大ストリングス:Strings (#4,#9,#11,#12)
    • 山本拓夫:Sax (#1,#9)
    • 吉田治:Sax (#11)
    • 西村浩二:Trumpet (#9,#11)
    • 大石真理恵:Glockenspiel (#4)
    • 庄司さとし:Oboe (#7)
    • 村田陽一:Trombone (#9,#11)

    ライブ映像作品

    シングル曲については各作品の項目を参照

    言わせてみてぇもんだ

    作品名 備考
    MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥ U" 〜FINAL IN TOKYO DOME〜

    PADDLE

    作品名 備考
    Mr.Children Tour 2004 シフクノオト
    ap bank fes '10

    花言葉

    作品名 備考
    Mr.Children Tour 2004 シフクノオト 特典映像
    Mr.Children [(an imitation) blood orange] Tour

    Pink 〜奇妙な夢

    作品名 備考
    Mr.Children Tour 2004 シフクノオト
    Mr.Children [(an imitation) blood orange] Tour

    血の管

    作品名 備考
    Mr.Children Tour 2004 シフクノオト

    天頂バス

    作品名 備考
    Mr.Children Tour 2004 シフクノオト
    Mr.Children [(an imitation) blood orange] Tour

    タガタメ

    作品名 備考
    Mr.Children Tour 2004 シフクノオト
    Mr.Children "HOME" TOUR 2007
    Mr.Children Stadium Tour 2015 未完

    脚注

    1. ^ シフクノオト Mr.Children”. ORICON NEWS. 2020年4月19日閲覧。
    2. ^ 映画「Mr.Children REFLECTION」 劇場公開パンフレット
    3. ^ 6thアルバム『BOLERO』収録の「幸せのカテゴリー」と同数
    4. ^ この時は小田和正とのデュエットで、「言葉にできない」「HERO」とメドレーでの披露であった。

    外部リンク