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[[中選挙区]]制度における旧[[東京都第11区 (中選挙区)|東京都第11区]]時代より、長年[[自由民主党 (日本)|自民党]]の[[伊藤公介]]が議席を守ってきたが、[[第44回衆議院議員総選挙]]直後の[[2005年]]11月頃発覚した[[構造計算書偽造問題]]以降、伊藤自身の企業癒着や[[政治資金]]絡みなど諸問題が相次いだこと、また自民党に対する全国的な逆風の影響もあり[[第45回衆議院議員総選挙]]で[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[櫛渕万里]]に敗れ、[[比例復活]]も出来ず小選挙区移行以来の議席を失った。民主党は[[石毛鍈子]]が過去2回比例復活(当選4回のうち2回は[[比例東京ブロック]]単独立候補)当選しているが、小選挙区での勝利は2009年が初めてであった。 |
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[[第46回衆議院議員総選挙]]では保守陣営が伊藤公介に代わって自民党の公認を得た[[小倉將信]]と、[[日本維新の会 (2012-2014)|日本維新の会]]の公認を得た伊藤公介の息子である俊輔などに分裂したが、小倉が前職の櫛渕、伊藤らを破り初当選。その後の[[第47回衆議院議員総選挙]]でも当選を果たしている。 |
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2020年7月11日 (土) 21:23時点における版
東京都第23区 | |
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行政区域 |
町田市 (2024年1月1日現在) |
比例区 | 東京ブロック |
設置年 |
1994年 (2017年・2022年区割変更) |
選出議員 | 伊藤俊輔 |
有権者数 |
362,493人 1.599 倍(一票の格差・鳥取1区との比較) (総務省・2023年9月1日) |
東京都第23区(とうきょうとだい23く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
区域
2017年の区割り変更により、多摩市の一部が本区から21区へ移行した。
歴史
中選挙区制度における旧東京都第11区時代より、長年自民党の伊藤公介が議席を守ってきたが、第44回衆議院議員総選挙直後の2005年11月頃発覚した構造計算書偽造問題以降、伊藤自身の企業癒着や政治資金絡みなど諸問題が相次いだこと、また自民党に対する全国的な逆風の影響もあり第45回衆議院議員総選挙で民主党の櫛渕万里に敗れ、比例復活も出来ず小選挙区移行以来の議席を失った。民主党は石毛鍈子が過去2回比例復活(当選4回のうち2回は比例東京ブロック単独立候補)当選しているが、小選挙区での勝利は2009年が初めてであった。
第46回衆議院議員総選挙では保守陣営が伊藤公介に代わって自民党の公認を得た小倉將信と、日本維新の会の公認を得た伊藤公介の息子である俊輔などに分裂したが、小倉が前職の櫛渕、伊藤らを破り初当選。その後の第47回衆議院議員総選挙でも当選を果たしている。
小選挙区選出議員
選挙名 | 年 | 当選者 | 党派 |
---|---|---|---|
第41回衆議院議員総選挙 | 1996年 | 伊藤公介 | 自由民主党 |
第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 | 伊藤公介 | 自由民主党 |
第43回衆議院議員総選挙 | 2003年 | 伊藤公介 | 自由民主党 |
第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 | 伊藤公介 | 自由民主党 |
第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 | 櫛渕万里 | 民主党 |
第46回衆議院議員総選挙 | 2012年 | 小倉將信 | 自由民主党 |
第47回衆議院議員総選挙 | 2014年 | 小倉將信 | 自由民主党 |
第48回衆議院議員総選挙 | 2017年 | 小倉將信 | 自由民主党 |
選挙結果
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:45万5437人 最終投票率:55.79%(前回比:0.25%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 小倉將信 | 36 | 自由民主党 | 前 | 110,522票 | 44.95% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
比当 | 伊藤俊輔 | 38 | 希望の党 | 新 | 76,450票 | 31.09% | 69.17% | ○ | |
松村亮佑 | 37 | 日本共産党 | 新 | 58,929票 | 23.96% | 53.32% |
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:46万6399人 最終投票率:56.04%(前回比:-8.25%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 小倉將信 | 33 | 自由民主党 | 前 | 104,709票 | 41.16% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
櫛渕万里 | 47 | 民主党 | 元 | 63,706票 | 25.04% | 60.84% | 緑の党グリーンズジャパン推薦 | ○ | |
伊藤俊輔 | 35 | 維新の党 | 新 | 50,836票 | 19.98% | 48.55% | ○ | ||
松村亮佑 | 34 | 日本共産党 | 新 | 35,166票 | 13.82% | 33.58% |
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:46万3214人 最終投票率:64.29%(前回比:-4.49%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 小倉將信 | 31 | 自由民主党 | 新 | 87,192票 | 30.16% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
櫛渕万里 | 45 | 民主党 | 前 | 63,969票 | 22.12% | 73.37% | 国民新党推薦 | ○ | |
伊藤俊輔 | 33 | 日本維新の会 | 新 | 59,166票 | 20.46% | 67.86% | ○ | ||
白川哲也 | 31 | みんなの党 | 新 | 39,676票 | 13.72% | 45.50% | ○ | ||
松村亮佑 | 32 | 日本共産党 | 新 | 21,006票 | 7.27% | 24.09% | |||
石井貴士 | 39 | 日本未来の党 | 新 | 18,125票 | 6.27% | 20.79% | 新党大地推薦 | ○ |
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:46万1006人 最終投票率:68.78%(前回比:+0.83%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 櫛渕万里 | 41 | 民主党 | 新 | 168,346票 | 54.40% | ―― | ○ | |
伊藤公介 | 67 | 自由民主党 | 前 | 108,528票 | 35.07% | 64.47% | 公明党推薦 | ○ | |
古橋良恭 | 48 | 日本共産党 | 新 | 27,699票 | 8.95% | 16.45% | |||
松尾洋平 | 30 | 幸福実現党 | 新 | 4,885票 | 1.58% | 2.90% |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日
当日有権者数:44万5766人 最終投票率:67.95%(前回比:+6.84%) (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 伊藤公介 | 63 | 自由民主党 | 前 | 162,351票 | 54.72% | ―― | ○ | |
石毛鍈子 | 67 | 民主党 | 前 | 107,136票 | 36.11% | 65.99% | ○ | ||
室谷友英 | 56 | 日本共産党 | 新 | 27,232票 | 9.18% | 16.77% |
- 石毛は第45回は比例東京ブロック単独候補として当選。46回は不出馬だったが47回に再度比例東京単独候補として名簿登載(落選)。
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日
当日有権者数:43万7355人 最終投票率:61.11%(前回比:-1.82%) (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 伊藤公介 | 62 | 自由民主党 | 前 | 126,221票 | 48.47% | ―― | ○ | |
比当 | 石毛鍈子 | 65 | 民主党 | 前 | 110,266票 | 42.34% | 87.36% | ○ | |
今村順一郎 | 44 | 日本共産党 | 新 | 23,943票 | 9.19% | 18.97% |
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日
当日有権者数:41万3515人 最終投票率:62.93%(前回比:+5.05%) (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 伊藤公介 | 58 | 自由民主党 | 前 | 100,271票 | 39.58% | ―― | ○ | |
比当 | 石毛鍈子 | 61 | 民主党 | 前 | 87,232票 | 34.43% | 87.00% | ○ | |
佐藤洋子 | 55 | 日本共産党 | 新 | 36,113票 | 14.25% | 36.02% | |||
長尾彰久 | 58 | 自由党 | 新 | 20,986票 | 8.28% | 20.93% | ○ | ||
塚原光良 | 35 | 無所属 | 新 | 6,172票 | 2.44% | 6.16% | × | ||
山口裕 | 53 | 自由連合 | 新 | 2,570票 | 1.01% | 2.56% |
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 最終投票率:57.88% (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 伊藤公介 | 54 | 自由民主党 | 前 | 85,035票 | 38.37% | ―― | ○ | |
北里槙男 | 62 | 新進党 | 新 | 46,821票 | 21.13% | 55.06% | |||
佐瀬順二郎 | 42 | 民主党 | 新 | 45,182票 | 20.39% | 53.13% | ○ | ||
黒沢肇 | 54 | 日本共産党 | 新 | 40,870票 | 18.44% | 48.06% | |||
峰村芳夫 | 60 | 自由連合 | 新 | 3,686票 | 1.66% | 4.33% | ○ |