「大相撲平成24年3月場所」の版間の差分
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|[[千代の国憲輝|千代の国]]||3勝10敗2休||||前頭8||[[豪風旭|豪風]]||9勝6敗|| |
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2020年6月23日 (火) 01:13時点における版
大相撲平成24年3月場所(おおずもうへいせい24ねん3がつばしょ)は、2012年3月11日(日)から3月25日(日)まで、大阪府立体育会館で開催された大相撲本場所。
場所前の話題など
この年の2月、大阪場所担当部長に貴乃花親方が就任してそのPR活動が世間の注目を浴びており、観客動員数が増えることが期待された。
前場所で初めて優勝した大関把瑠都の横綱昇進がかかっており、その結果が期待された。
関脇鶴竜が前場所までの2場所に関脇の地位で連続10勝をあげており、結果次第では場所後の大関昇進の可能性もあるということで、その結果が期待された。
番付・星取表
東 | 成績 | 結果 | 番付 | 西 | 成績 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
白鵬 | 13勝2敗 | 優勝 | 横綱 | |||
把瑠都 | 10勝5敗 | 大関 | 日馬富士 | 11勝4敗 | ||
稀勢の里 | 9勝6敗 | 大関 | 琴欧洲 | 8勝7敗 | ||
大関 | 琴奨菊 | 9勝6敗 | ||||
鶴竜 | 13勝2敗 | 優勝同点、殊勲賞、技能賞 | 関脇 | 安美錦 | 7勝8敗 | |
臥牙丸 | 6勝9敗 | 小結 | 栃煌山 | 5勝10敗 | ||
妙義龍 | 7勝8敗 | 前頭1 | 栃乃若 | 5勝10敗 | ||
時天空 | 3勝12敗 | 前頭2 | 嘉風 | 3勝10敗2休 | ||
旭天鵬 | 5勝10敗 | 前頭3 | 栃ノ心 | 5勝10敗 | ||
豊ノ島 | 11勝4敗 | 技能賞 | 前頭4 | 阿覧 | 9勝6敗 | |
若荒雄 | 7勝8敗 | 前頭5 | 豊真将 | 11勝4敗 | ||
松鳳山 | 7勝8敗 | 前頭6 | 豪栄道 | 12勝3敗 | 敢闘賞 | |
髙安 | 10勝5敗 | 前頭7 | 豊響 | 9勝6敗 | ||
千代の国 | 3勝10敗2休 | 前頭8 | 豪風 | 9勝6敗 | ||
隠岐の海 | 8勝7敗 | 前頭9 | 雅山 | 8勝7敗 | ||
佐田の富士 | 6勝9敗 | 前頭10 | 碧山 | 8勝7敗 | ||
朝赤龍 | 5勝10敗 | 前頭11 | 天鎧鵬 | 6勝9敗 | ||
大道 | 7勝8敗 | 前頭12 | 富士東 | 5勝10敗 | ||
北太樹 | 9勝6敗 | 前頭13 | 若の里 | 8勝7敗 | ||
宝富士 | 6勝9敗 | 前頭14 | 勢 | 5勝10敗 | ||
玉鷲 | 7勝8敗 | 前頭15 | 寶智山 | 4勝11敗 | ||
翔天狼 | 9勝6敗 | 前頭16 | 隆の山 | 4勝11敗 |
優勝争い
綱取り大関把瑠都は4日目に大関取りを狙う関脇鶴竜に敗れて土。6日目には全勝は横綱白鵬と鶴竜の2人となり、それを稀勢の里を除く4大関と平幕4人の8人が追う展開となった。7日目にはそのうちの把瑠都と翔天狼を除く6人が敗れ、前半戦終了時点で早くも全勝2人、1敗2人という展開になっていた。
中日に鶴竜は稀勢の里に敗れて土がつき、白鵬と1敗2人はそれぞれ白星だったが、翌9日目に白鵬は鶴竜に敗れて土がつき、1敗4人と2敗が3人という優勝争いに変わった。10日目も1敗4人は変わなかったが、把瑠都と翔天狼は11日目からともに連敗し、12日目終了時点では1敗2人を大関日馬富士が追う展開へと変化した。13日目白鵬は稀勢の里に敗れて2敗、日馬富士は把瑠都に敗れて3敗にそれぞれ後退したが、鶴竜は1敗を守り単独トップ。翌14日目も鶴竜、白鵬が共に勝って優勝争いは千秋楽にもつれ込んだ。
千秋楽、鶴竜が先に土俵へ上がり、勝てば14勝1敗で初優勝が決まるところだったが、平幕の豪栄道にあっさりと敗れて2敗。白鵬は把瑠都に勝って2敗をキープしたため、この2人による優勝決定戦が行われることになった。優勝決定戦は上手投げで白鵬の勝ち。白鵬が千秋楽逆転で2場所ぶり22回目の幕内最高優勝となった。
各段優勝・三賞
- 幕内最高優勝 白鵬翔 13勝2敗(2場所ぶり22度目)
- 十両優勝 皇風俊司 12勝3敗
- 幕下優勝 海龍玄氣 7戦全勝
- 三段目優勝 希帆ノ海勇樹 7戦全勝
- 序二段優勝 碧己真己樹 7戦全勝
- 序ノ口優勝 大翔栄勇人 7戦全勝
トピック
場所後に関脇鶴竜の大関昇進が正式に決まり、綱取り大関把瑠都は10勝5敗で綱取りに失敗したため、史上初の6大関時代へと突入することになった。
場所後の2012年4月25日に元小結垣添と元幕内剣武が現役を引退した。垣添は年寄押尾川を襲名し、藤島部屋付き年寄となった。[1]
脚注
- ^ 元小結垣添、元幕内剣武が引退 日体大相撲部で同級生 スポニチアネックス 2012年4月25日(2012年11月30日閲覧)
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