コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「牛久保駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m 構造: 微修正
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
19行目: 19行目:
|起点駅 = [[豊橋駅|豊橋]]
|起点駅 = [[豊橋駅|豊橋]]
|所在地 = [[愛知県]][[豊川市]]牛久保町城跡55
|所在地 = [[愛知県]][[豊川市]]牛久保町城跡55
|座標 = {{ウィキ座標2段度分秒|34|48|32|N|137|22|55.3|E|region:JP}}{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=200|type=point}}
|座標 = {{ウィキ座標2段度分秒|34|48|32|N|137|22|55.3|E|region:JP}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=200|type=point}}
|駅構造 = [[地上駅]]
|駅構造 = [[地上駅]]
|ホーム = 2面2線
|ホーム = 2面2線

2020年2月15日 (土) 03:09時点における版

牛久保駅
駅舎(2005年9月)
うしくぼ
Ushikubo
CD03 小坂井 (2.2 km)
(2.1 km) 豊川 CD05
地図
所在地 愛知県豊川市牛久保町城跡55
北緯34度48分32秒 東経137度22分55.3秒 / 北緯34.80889度 東経137.382028度 / 34.80889; 137.382028
駅番号 CD  04 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CD 飯田線
キロ程 6.6 km(豊橋起点)
電報略号 クホ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
877人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1897年明治30年)7月15日
備考 業務委託駅(夜間無人駅
みどりの窓口
テンプレートを表示

牛久保駅(うしくぼえき)は、愛知県豊川市牛久保町城跡にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。駅番号CD04

概要

牛久保駅は、豊橋駅(愛知県)と辰野駅長野県)を結ぶ飯田線の中間駅(途中駅)の一つであり、豊川市の南部にあたる牛久保地区に位置する。1日あたり約800人の乗車客数があり、飯田線では少数派の有人駅である。

1897年明治30年)に、豊川鉄道という私鉄の駅として開業したのを始まりとする。1943年昭和18年)の国有化を経て、1987年(昭和62年)からJR東海の運営に移行している。

IC乗車券サービスの対応駅の一つであり、「TOICA」や相互利用が可能なその他ICカードの利用が可能である。

構造

2面2線の地上駅である。北側が1番線、南側が2番線である。また、2番線からホームを挟んで反対側(南側)の場所に、上下列車対応の3番線(待避線)があった[1] が、2018年4月現在、下り方面の設備は撤去されている。[2]撤去に伴って3番線下り方面の安全側線も撤去された。

1番線(下りホーム)に駅舎があり、上下ホームは跨線橋で接続する[3]有人駅(ただし夜間は無人駅[4])ではあるが業務委託駅である[4]管理駅駅長配置駅)である豊川駅の管理下にある[4]みどりの窓口設置駅。

番線 路線 方向 行先
1 CD 飯田線 下り 豊川飯田方面[5]
2 上り 豊橋方面[5]

歴史

牛久保駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部にあたる豊橋・大海間を運営していた私鉄である。1897年7月、同鉄道線が豊橋から豊川まで開通した際に、当時唯一の途中駅として開設された。

1943年8月、豊川鉄道線は買収・国有化され国有鉄道飯田線が成立する。これによって牛久保駅も国有鉄道の駅となった。1971年(昭和46年)には開業時からの貨物営業が廃止されて旅客専用の駅となり、そのまま1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に継承されている。

年表

利用状況

旅客

2017年度の乗車人員は合計32万0022人で、1日あたりでは877人であった[10]

1950年度から2010年度までの1日平均の乗車人員は、下の表の通りに推移している。1950年度以降1日平均2,000人台を保ち、1966年度には1日平均2,570人の最大値を記録するが、1969年度以降は2,000人を割り込むまでに減少した。その後も利用客は減少し続けたため1984年度以降は1,000人をも下回っている。

1日平均の乗車人員の推移
年度 乗車人員 出典
1950年度 2,284人 [11]
1951年度 2,429人 [12]
1952年度 2,377人 [13]
1953年度 2,428人 [14]
1954年度 2,404人 [15]
1955年度 2,375人 [16]
1956年度 2,438人 [17]
1957年度 2,300人 [18]
1958年度 2,224人 [19]
1959年度 2,311人 [20]
1960年度 2,406人 [21]
1961年度 2,419人 [22]
1962年度 2,372人 [23]
1963年度 2,501人 [24]
1964年度 2,411人 [25]
1965年度 2,499人 [26]
1966年度 2,570人 [27]
1967年度 2,354人 [28]
1968年度 2,192人 [29]
1969年度 1,974人 [30]
1970年度 1,879人 [31]
1971年度 1,711人 [32]
1972年度 1,618人 [33]
1973年度 1,576人 [34]
1974年度 1,576人 [35]
1975年度 1,513人 [36]
1976年度 1,387人 [37]
1977年度 1,307人 [38]
1978年度 1,183人 [39]
1979年度 1,120人 [40]
1980年度 1,100人 [41]
1981年度 1,045人 [42]
1982年度 1,124人 [43]
1983年度 1,041人 [44]
1984年度 943人 [45]
1985年度 843人 [46]
1986年度 809人 [47]
1987年度 831人 [48]
1988年度 910人 [49]
1989年度 914人 [50]
1990年度 890人 [51]
1991年度 908人 [52]
1992年度 900人 [53]
1993年度 981人 [54]
1994年度 995人 [55]
1995年度 998人 [56]
1996年度 989人 [57]
1997年度 960人 [58][59]
1998年度 916人 [60][59]
1999年度 927人 [61][59]
2000年度 919人 [59]
2001年度 924人 [59]
2002年度 896人 [62]
2003年度 915人 [62]
2004年度 878人 [62]
2005年度 840人 [62]
2006年度 808人 [62]
2007年度 865人 [62]
2008年度 865人 [63]
2009年度 830人 [63]
2010年度 799人 [63]
2011年度 815人 [64]
2012年度 801人 [64]
2013年度 799人 [65]
2014年度 790人 [65]
2015年度 854人 [65]
2016年度 877人 [10]
2017年度 877人 [10]

貨物

1950年度から、取り扱いが一旦廃止された1971年度までの貨物取扱量(発送・到着トン数)は、以下の通りに推移していた。

貨物取扱量の推移
年度 発送 到着
1950年度 7,956t 3,628t
1951年度 5,236t 3,640t
1952年度 3,483t 4,030t
1953年度 4,229t 5,844t
1954年度 4,546t 6,199t
1955年度 4,474t 5,852t
1956年度 4,229t 6,852t
1957年度 3,774t 4,498t
1958年度 3,823t 4,508t
1959年度 5,705t 5,198t
1960年度 8,737t 7,039t
1961年度 10,980t 7,096t
1962年度 6,656t 7,712t
1963年度 10,001t 7,075t
1964年度 5,054t 6,260t
1965年度 3,779t 3,264t
1966年度 1,966t 3,263t
1967年度 8,994t 2,782t
1968年度 21,008t 3,040t
1969年度 17,823t 2,825t
1970年度 18,186t 2,742t
1971年度 9,260t 1,263t
※出典は乗車人員の推移に同じ。

停車列車

普通列車は、豊橋行きの上り列車・豊川方面行きの下り列車ともに1時間あたり概ね3・4本(ラッシュ時はそれ以上)設定されている。また、上りのみに1日2本ある快速列車も停車する。一方、飯田線で運行される特急伊那路」は通過。

駅周辺

路線バス

豊鉄バス
  • 当駅より南へ500mの県道400号上に牛久保南停留所が設置されている。
    • 豊橋駅前行き/豊川市民病院・豊川駅前・新城駅口経由 新城富永行き

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速(上りのみ運転)・普通
小坂井駅 (CD03) - 牛久保駅 (CD04) - 豊川駅 (CD05)

関連項目

脚注

  1. ^ 『東海道ライン全線・全駅・全配線』第4巻、6-7頁(配線図)・45頁。方角は配線図と実際の地図との対照から補記。
  2. ^ 少なくとも2014年10月までは残存確認
  3. ^ 『東海道ライン全線・全駅・全配線』第4巻、45頁
  4. ^ a b c 『東海旅客鉄道20年史』、732頁
  5. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
  6. ^ a b 『停車場変遷大事典』1、156頁
  7. ^ a b c d 『停車場変遷大事典』2、98頁
  8. ^ 『タイムスリップ飯田線』、90頁
  9. ^ 『飯田線百年ものがたり』、128頁
  10. ^ a b c 『豊川市の統計』平成30年版
  11. ^ 『愛知県統計年鑑』(以下「県統計」と省略)昭和27年度刊、327頁
  12. ^ 県統計28年度刊、311頁
  13. ^ 県統計29年度刊、330頁
  14. ^ 県統計30年度刊、306頁
  15. ^ 県統計31年度刊、304頁
  16. ^ 県統計32年度刊、320頁
  17. ^ 県統計33年度刊、336頁
  18. ^ 県統計34年度刊、380頁
  19. ^ 県統計35年度刊、293頁
  20. ^ 県統計36年度刊、261頁
  21. ^ 県統計37年度刊、325頁
  22. ^ 県統計38年度刊、297頁
  23. ^ 県統計39年度刊、299頁
  24. ^ 県統計40年度刊、263頁
  25. ^ 県統計41年度刊、239頁
  26. ^ 県統計42年度刊、263頁
  27. ^ 県統計43年度刊、193頁
  28. ^ 県統計44年度刊、197頁
  29. ^ 県統計45年度刊、205頁
  30. ^ 県統計46年度刊、229頁
  31. ^ 県統計47年度刊、237頁
  32. ^ 県統計48年度刊、217頁
  33. ^ 県統計49年度刊、215頁
  34. ^ 県統計50年度刊、221頁
  35. ^ 県統計51年度刊、225頁
  36. ^ 県統計52年度刊、217頁
  37. ^ 県統計53年度刊、231頁
  38. ^ 県統計54年度刊、233頁
  39. ^ 県統計55年度刊、221頁
  40. ^ 県統計56年度刊、227頁
  41. ^ 県統計57年度刊、239頁
  42. ^ 県統計58年度刊、223頁
  43. ^ 県統計59年度刊、223頁
  44. ^ 県統計60年度刊、241頁
  45. ^ 県統計61年度刊、235頁
  46. ^ 県統計62年度刊、223頁
  47. ^ 県統計63年度刊、223頁
  48. ^ 県統計平成元年度刊、225頁
  49. ^ 県統計2年度刊、223頁
  50. ^ 県統計3年度刊、225頁
  51. ^ 県統計4年度刊、229頁
  52. ^ 県統計5年度刊、221頁
  53. ^ 県統計6年度刊、221頁
  54. ^ 県統計7年度刊、239頁
  55. ^ 県統計8年度刊、241頁
  56. ^ 県統計9年度刊、243頁
  57. ^ 県統計10年度刊、241頁
  58. ^ 県統計11年度刊、241頁
  59. ^ a b c d e 『豊川市の統計』平成14年版、74頁
  60. ^ 県統計12年度刊、239頁
  61. ^ 県統計13年度刊、240頁
  62. ^ a b c d e f 『豊川市の統計』平成20年版、50頁
  63. ^ a b c 『豊川市の統計』平成23年版、52頁
  64. ^ a b 『豊川市の統計』平成25年版
  65. ^ a b c 『豊川市の統計』平成28年版

参考文献

  • 愛知県(編)『愛知県統計年鑑』 各年度版。 
  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6 
  • 笠原香・塚本雅啓著『タイムスリップ飯田線』大正出版、2007年。ISBN 978-4-8117-0657-3 
  • 川島令三『東海道ライン全線・全駅・全配線』 第4巻 豊橋駅-名古屋エリア、講談社、2009年。ISBN 978-4-06-270014-6 
  • 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年。 
  • 東海旅客鉄道飯田支店(監修)『飯田線百年ものがたり』新葉社、2005年。 
  • 豊川市(編)『豊川市の統計』 各年版、豊川市。