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東映アニメーションで初めて美少女ゲームを取り扱った作品である<ref>[http://web.archive.org/web/20041123170019/http://air2004.com/staff01.htm 劇場版AIR 公式サイト]、東映アニメーション、プロデューサー東伊里弥のスタッフコメント。(2004年11月23日時点の[[インターネット |
東映アニメーションで初めて美少女ゲームを取り扱った作品である<ref>[http://web.archive.org/web/20041123170019/http://air2004.com/staff01.htm 劇場版AIR 公式サイト]、東映アニメーション、プロデューサー東伊里弥のスタッフコメント。(2004年11月23日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。2002年1月30日から同年3月27日まで[[フジテレビジョン|フジテレビ]]と[[関西テレビ放送|関西テレビ]]で全13話が放送されたほか、後日談としてDVD全巻購入者特典の特別編1話が制作されている。映像フォーマットは[[NTSC]]アナログ放送。 |
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京都アニメーションで再アニメ化されたことから、「フジKanon」と呼ばれることがある。キャラクターデザインは原作独特の絵柄を大幅に変えることなく、かつアニメーション風に表現したものとなっている。実体を持たない「魔物」を怪物のように描写した<ref group="注">これは視覚的な演出上のものであり、実際にその実体が主人公達に見えていたかははっきりと明示されてはいない。</ref>。音楽は担当の[[神津裕之]]による本作オリジナル楽曲と原作楽曲を神津がアレンジしたものが混在する。オリジナル楽曲は主に本作オリジナルの主題歌アレンジと、メインヒロイン5人のオリジナルイメージ曲で構成されている。原作の歌唱曲は最終回の挿入歌・エンディングのみ登場する。オープニング映像は1話と最終回のみフルで、それ以外の回ではアバン映像にシナリオの一部を読み上げるパターンから、相沢祐一をはじめとする主要キャラクターに1人ずつズームしていく構成である。 |
京都アニメーションで再アニメ化されたことから、「フジKanon」と呼ばれることがある。キャラクターデザインは原作独特の絵柄を大幅に変えることなく、かつアニメーション風に表現したものとなっている。実体を持たない「魔物」を怪物のように描写した<ref group="注">これは視覚的な演出上のものであり、実際にその実体が主人公達に見えていたかははっきりと明示されてはいない。</ref>。音楽は担当の[[神津裕之]]による本作オリジナル楽曲と原作楽曲を神津がアレンジしたものが混在する。オリジナル楽曲は主に本作オリジナルの主題歌アレンジと、メインヒロイン5人のオリジナルイメージ曲で構成されている。原作の歌唱曲は最終回の挿入歌・エンディングのみ登場する。オープニング映像は1話と最終回のみフルで、それ以外の回ではアバン映像にシナリオの一部を読み上げるパターンから、相沢祐一をはじめとする主要キャラクターに1人ずつズームしていく構成である。 |
2017年9月5日 (火) 02:45時点における版
Kanon | |
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ジャンル | 恋愛アドベンチャー |
ゲーム | |
対応機種 | Windows95/98(CD版) Windows98/Me/2000/XP(DVD-ROM版) Windows2000/XP/Vista/7 (PCメモリアルエディション) ドリームキャスト、PlayStation 2 PlayStation Portable Android、iOS |
ゲームエンジン | AVG32(16M)(PC18禁)[1] AVG32(17M)(PC全年齢)[1] RealLive(PC版Standard Edition以降) |
発売元 | Key/ビジュアルアーツ(PC/Android/iOS) NECインターチャネル(DC/PS2) プロトタイプ(PSP[注 1]、PS2[注 2]) |
発売日 | 1999年6月4日(PC18禁)[2] 2000年1月7日(PC全年齢)[2] 2000年9月14日(DC)[3][4] 2002年2月28日(PS2) 2004年11月26日(PC18禁DVD-ROM版)[5] 2004年12月22日(PS2廉価版)[6] 2005年1月28日(PC全年齢DVD-ROM版)[2] 2007年2月15日(PSP版)[7] 2009年10月9日(PSPダウンロード版)[8] 2010年4月30日(PCメモリアルエディション) |
レイティング | 18禁(PC18禁の2版) 全年齢対象(PC18禁/PS2廉価版を除く) B 12才以上対象(PS2版) |
コンテンツアイコン | 恋愛(PS2版) 恋愛・言葉・その他(PSP版) |
キャラクター名設定 | 可(PSP版は不可) |
画面サイズ | 640×480 16bit |
キャラクターボイス | なし(PC・モバイル版) フルボイス(DC・PS2版) パートボイス(PSP版) |
アニメ:(第1作) | |
原作 | Key / ビジュアルアーツ |
シリーズディレクター | 伊藤尚往(※チーフディレクター) |
シリーズ構成 | 山口亮太、中村誠 |
キャラクターデザイン | 大西陽一 |
音楽 | 神津裕之 |
アニメーション制作 | 東映アニメーション |
製作 | 東映アニメーション、ムービック フジテレビ |
放送局 | フジテレビ、関西テレビ |
放送期間 | 2002年1月30日 - 3月27日 |
話数 | 13話[9]+特別編1話 |
アニメ:(第2作) | |
原作 | Key / ビジュアルアーツ |
監督 | 石原立也 |
シリーズ構成 | 志茂文彦 |
脚本 | 志茂文彦 |
キャラクターデザイン | 池田和美 |
音楽 | 折戸伸治、麻枝准、OdiakeS |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
製作 | 百花屋 |
放送局 | BS-i、TBSチャンネル |
放送期間 | 2006年10月5日 - 2007年3月15日 |
話数 | 24話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 美少女ゲーム系・アニメ・漫画・ライトノベル |
ポータル | ゲーム・アニメ・漫画・文学・ラジオ |
『Kanon』(カノン)は、ゲームブランド・Keyが1作目に制作した恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを原作としてメディアミックス的展開がなされたアニメやコミックなどの作品群のことをいう。少年少女の恋愛劇にファンタジーなどを絡めたアドベンチャーゲームであり、シナリオが感動に特化した泣きゲーとして支持を集めた。
概要
『Kanon』は、18禁パソコン用ソフトとして1999年6月4日にKeyより発売された。性的要素だけでなく、シナリオに「泣き」「感動」の要素を取り入れた、いわゆる「泣きゲー」と呼ばれるジャンルの先駆けとなった作品で「泣きゲーの金字塔」と呼ばれ[10][要出典]、以後の恋愛アドベンチャーゲームに多大な影響を与えた。また、感動要素に隠れがちではあるものの、ビジュアルアーツ社長の馬場隆博は、日常描写に楽しさを持ち込んだ点を大きく評価している[11]。
追加要素等を加えての再発売だけでなく、パソコン用ソフトとしての枠を超えてコンシューマゲーム機やモバイルデバイスにも広く移植されており、テレビアニメや小説、漫画といったメディアミックス的な展開が行われている。
ゲーム展開
- パソコン向け
- 当初の18禁版より、追加のイベントやCGなどを加えた全年齢対象版が2000年1月7日に発売された。2004年11月26日には再び、全年齢版での追加要素を加えた18禁DVD-ROM版が「Kanon Standard Edition」の名称で発売された。2005年1月28日に、全年齢を対象としたDVD-ROM版が「Kanon Standard Edition 全年齢対象版」の名称で発売された。2010年4月30日には、Windows Vista/7対応版(全年齢対象)が「Kanon メモリアルエディション全年齢対象版」の名称で発売された。
- コンシューマ向け
- 2000年9月14日にNECインターチャネルよりドリームキャスト版が発売されたほか、さまざまな家庭用ゲーム機にも移植された。2002年2月28日にはPS2版が発売された。2004年12月22日にはPS2版(CEROレーティング12歳以上対象)も廉価版として発売された。2007年2月15日にはPSP版(CEROB区分)が発売された。
- モバイルデバイス向け
- 携帯電話ゲームではソフトバンクモバイルのSoftBank 3G端末とNTTドコモのFOMA向けにも配信された[12]。2012年には全年齢版、成人版がAndroid向けに、2013年4月4日には、全年齢向がiOS版で発売されている[13]。
メディアミックス
『Kanon』は今までにゲームのほかにも、さまざまなメディアミックス的展開がなされてきた。
テレビアニメは、2002年と2006年に2度製作された。1度目は2002年にフジテレビ系列2局にて13話が、2度目は2006年にBS-iにて24話が製作された。フジテレビ版は東映アニメーション、TBS版は『AIR』に続き京都アニメーションが制作を担当。
小説は清水マリコ著によってパラダイムより、各ヒロインを中心に据えた18禁版が全5巻刊行され、2009年から2011年まで新たな加筆修正を加えた全年齢版(文庫サイズ)が全6巻で刊行された。
漫画は2002年から2003年に森嶋プチ画で月刊コミック電撃大王で連載された全2巻が刊行され、2006年から2007年には霜月絹鯊画でドラゴンエイジピュアで連載された全2巻が刊行された。
さらに、原作で描かれていなかった部分を独自に描いたドラマCD、ゲーム・アニメなどを原作とした公式/非公式アンソロジーコミックなど関連商品も多数発売された。シナリオライターの1人である久弥直樹が同人活動で出版した、非公式のアナザーストーリーもある。
ストーリー
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
家庭の事情により北国(「雪の街」)の叔母の家に居候することになった相沢祐一。7年前まではよく訪れていたにも関わらず、彼には当時のことが思い出せずにいた。そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、幼い頃の大切な記憶を取り戻していく。
まず、両親の海外赴任に伴い、叔母の水瀬家に居候させてもらうことになり、「雪の街」へ7年ぶりに帰ってくる。そこで「水瀬名雪」に再会する所から物語は始まる。
名雪との関わりあいから、他の各ヒロインに出会っていく流れである。また、様々な事情により、水瀬家に居候をするヒロインも存在する。そして、各ヒロインのルートにおけるストーリーへと繋がっていく。
それから、ヒロインを通じて、過去の記憶を戻していき、その絆を深めていく。また、名雪自身についても、とある事件によるエピソードから信頼関係を戻していくストーリールートもある。
ゲームのルートにおける性質上、詳細は「登場キャラクター」の項目を参照。
登場キャラクター
パソコン版、携帯ゲーム、スマートフォン版は声が収録されていないため、それ以外の声優を記載。
- 相沢 祐一(あいざわ ゆういち)[注 3]
- 声 - 私市淳(テレビアニメ(第1作)/CDドラマ)/ 杉田智和(テレビアニメ(第2作)/PSP版)
- 少年時代の声 - 安田美和(テレビアニメ(第1作))
- 身長173cm、体重64kg。本作の主人公(名前はデフォルトのもので変更可能。ただしPSP版では変更不可)。高校2年生。
- 16、17歳[要出典]。少年時代は長期休暇を利用して物語の舞台となる「雪の街」へよく訪れていた。ここ数年は親交が途絶えていたが、両親の海外赴任に伴い、叔母の水瀬家に居候させてもらうことになり、7年ぶりに帰ってくる[注 4]。なぜか「雪の街」で過ごした少年時代の出来事をほとんど覚えていないが、夢を通じて段々と記憶を取り戻していく。少し皮肉屋で、ヒロイン達からはよく「意地悪」「極悪人」などと評されるが根は優しい、意地悪を言うのは照れ隠しか愛情の裏返しでもある。甘いものが好きではないと語るが、たい焼きは食べられる様子。小学生の頃に柔道をやっていたと語っているが、それが活かされた場面はない。料理の腕前についてはシナリオライターによって異なるため不明確だが、少なくとも焼きそばを作ることはできる様子。名雪と商店街に来ていて買い物などの用事があって「ここで待ってて」と言っても用事の最中にあゆと出くわして、そのままあゆに付き合ってしまい(食い逃げ中とか探し物探しを手伝うなど)逆に名雪を待たせていることが多い。
- 目覚まし時計は元々名雪の所有物だった声が録音できるものを使っており、毎朝録音された名雪の声で起きている。
- 月宮 あゆ(つきみや あゆ)
- 声 - 堀江由衣
- 1月7日生まれ。血液型はAB型。身長154cm、体重41kg。スリーサイズはB80/W52/H79。左利き。
- 本作のメインヒロイン。17歳[要出典]。夕暮れの商店街で7年ぶりに主人公と再会する。
- 夕暮れの「雪の街」に現れる少女。7年前に冬休み中「雪の街」に遊びに来ていた祐一と出会い、友達になる。祐一とは別の学校に通っているらしく、いつも私服姿でいる。[注 5]。また平日でも街をうろうろしていることがあり、祐一にさぼり扱いされる。「うぐぅ」が口癖で、一人称は「ボク」。明るく元気いっぱいで喜怒哀楽が豊かな性格。肩までの髪に真っ赤なカチューシャを付け、白いダッフルコート、ミトンの手袋、羽の生えたリュックサックを愛用している。たいやきが大好きで、その情熱は諸事情(財布を忘れたことでパニックになったなど)により食い逃げをしてしまうほどである。
- 暗い所や怖い話が大の苦手。ドジな面があり、祐一には「小学生くらいの男の子みたい」などとよくからかわれている。祐一とは7年前にまた会う約束をしており、それをずっと信じていた。街でよく捜し物をしているが、なぜか本人もそれが何か覚えていない。
- テーマ曲[注 6]は「日溜まりの街」。
- 水瀬 名雪(みなせ なゆき)
- 声 - 國府田マリ子
- 12月23日生まれ。血液型はB型。身長164cm、体重47kg。スリーサイズはB83/W57/H82。
- 祐一の従姉妹で2年生。17歳[要出典]。「雪の街」で最初に再会した少女。片親で、母親の秋子によって女手一つで育てられた。マイペースでのんびり屋。普段はおっとりした性格だが、一途で芯の強い一面も併せ持っている。よく語尾に「だよ」や「もん」とつける癖がある。祐一と同じクラスで席も隣同士。低血圧で朝が弱く、目覚まし時計を何十個も所有しているがあまり効果はない。母親譲りの料理上手で、昔は学校に弁当を持参していたが、今は朝起きられないため断念している。好物は母手作りの「普通の」イチゴジャムと百花屋のイチゴサンデー。苦手なものは母手作りの甘くないジャム。また大の猫好きだが重度の猫アレルギー。他にもカエルが好きで、カエル柄のパジャマやカエルのぬいぐるみの「けろぴー」を大事にしているが、あくまでデフォルメされたカエルが好きで、本物は苦手。のほほんとした外見とは裏腹に陸上部部長である。陸上部所属なので足が速く、のんびりしていて遅刻しそうなときもその脚力で全力で走ることで何とか遅刻を免れている。ゲームパッケージではあゆと並んで描かれている。
- テーマ曲は「雪の少女」。
- 川澄 舞(かわすみ まい)
- 声 - 田村ゆかり
- 1月29日生まれ。血液型はO型。身長167cm、体重49kg。スリーサイズはB89/W58/H86。
- 祐一の上級生で3年生。17歳[要出典]。夜の学校で祐一と出会った、クールで謎めいた少女。自分のことを「魔物を討つもの」と称して剣で武装し、深夜の学校でたった一人で「魔物」と対峙している。感情表現が苦手で普段は無口で無表情のため誤解されがちだが、本当は心優しい性格。成績は優秀だが、「魔物」との戦いによる校舎の傷痕やガラスの破損の犯人と見なされ、周囲から不良・問題児として白眼視されている。舞の真の優しさを知っている佐祐理だけは親友として付き合っているため、佐祐理に対して危害を加えようとする者には激昂する。好物は牛丼。動物好きな一面もある。素直に「好き」と言えず、物事や人に対する好意は「嫌いじゃない」と表現する。祐一の提案により、イエスノーの意思を「はちみつくまさん」と「ぽんぽこたぬきさん」を使って示すこともある(祐一が忘れた頃に言い出す)。
- テーマ曲は「少女の檻」。
- 美坂 栞(みさか しおり)
- 声 - 小西寛子(DC版/PS2版)/ 佐藤朱(テレビアニメ/CDドラマ/PSP版)
- 2月1日生まれ。血液型はAB型。身長157cm、体重43kg。スリーサイズはB79/W53/H80。
- 祐一の下級生で1年生。15歳[要出典]。祐一とあゆが商店街の外れで偶然出会ったはかない笑顔が印象的な少女。好物はアイスクリームで、真冬の雪国においてもバニラアイスを平気で食べられる。反対に辛いものは「人類の敵」とまでいうほど嫌いで、カレーを食べることができない。口癖は「そういう(そんな)こと言う(する)人、嫌いです」。幼い頃から体が弱く、現在も学校を長期欠席しているが、ときおり普段着のまま学校に忍び込んでくる。控えめで目立たないが、芯と意志は強い。趣味でスケッチをするが、人物画は苦手。また、もぐら叩きをやっても一回も叩けないなど反応速度が非常に鈍い。反面、洞察力は鋭い方で祐一が何を言うか読み取れる事も出来る。攻略対象のキャラの中では栞だけが過去の祐一と繋がりが無い。
- テーマ曲は「笑顔の向こう側に」。
- 沢渡 真琴(さわたり まこと)
- 声 - 飯塚雅弓
- 1月6日生まれ。血液型は不明。身長159cm、体重46kg。スリーサイズはB81/W55/H79。
- 年齢不詳(外見16、17歳前後[要出典])。突然祐一の前に現れ、過去の恨みを晴らすと言って襲いかかった身元不明の少女。記憶喪失で、自分の名前しか覚えていない。「あぅーっ」が口癖。理由を思い出せないもののなぜか祐一を憎んでおり、つきまとったあげく倒れてしまい、水瀬家に居候することになる。祐一の寝込みを襲いイタズラを繰り返すが、返り討ちに合うのが常である。祐一の安眠を妨害する上、返り撃ちに合ったとき、驚いて大声で叫んだりして秋子などの周囲の人物を起こしてしまう等、実に迷惑である(秋子はそれほど迷惑がってはいない)。好物は肉まん。漫画を読み出すと没頭する。そのため、漫画を読んでいる最中、祐一が「肉まんもらうぞ」と言ったとき、適当に「うん」と言ったことから祐一が肉まんを勝手に食べたと怒ったことがある。後に猫の「ぴろ」を拾うことになる。
- テーマ曲は「the fox and the grapes」。
- 倉田 佐祐理(くらた さゆり)
- 声 - 川上とも子
- 5月5日生まれ。血液型はA型。身長159cm、体重45kg。スリーサイズはB84/W55/H82。
- 18歳[要出典]。舞の親友で「あははーっ」が口癖のお嬢様。成績が良く、舞とは対照的にいつも笑顔で人当たりが良く社交的な事から、学校では人気者。天然気味で、時に祐一をハラハラさせるほどの胆力とツッコミを見せる。料理上手で舞のお弁当係を自認する。快活だが物腰が非常に丁寧で、後輩である祐一に対しても「さん」付けし、舞以外の人間に対しても常に丁寧語で話す。一人称は「佐祐理」。頭に付けているとても大きな、緑色のチェック柄のリボンがチャームポイント。
- なお、舞のシナリオでエンディングを迎えた後、特定の選択肢を選ぶと彼女を主体にした隠しシナリオへ分岐する。
- 水瀬 秋子(みなせ あきこ)
- 声 - 皆口裕子
- 9月23日生まれ。血液型はO型。身長165cm、体重50kg。スリーサイズはB86/W57/H83。
- 祐一の母方の叔母で、名雪の母親。性格は穏やかで寛大、聡明にして豪胆。普通なら頼みにくいことでも「了承」の一言で何でも1秒で引き受けてくれる。そのため、ときに祐一にとってはやっかいなことまで許してしまう。記憶喪失で帰る場所を覚えておらず、行く当てもなかった真琴を同居させたのがその一つである。職業不明で、娘の名雪ですら知らない。年齢不詳で、大きな娘がいるとは思えないほど若々しい。料理の腕は天才的である。手製のイチゴジャムは名雪の大好物であるが、秋子曰く「甘くないジャム」もあり、その独創的な味は他者を絶句させる[注 7]。娘の名雪ののんびりした性格は母親譲り。
- 美坂 香里(みさか かおり)
- 声 - 川澄綾子
- 3月1日生まれ。血液型はB型。身長164cm、体重48kg。スリーサイズはB83/W55/H81。
- 16歳[要出典]。名雪の親友で祐一のクラスメイト。祐一や名雪に対するツッコミ役で委員長を務める学年一の秀才。名雪のモノマネをするなどお茶目な一面もある。美坂栞の姉らしいのだが、本人は妹はいないと言って否定している。部活に所属しているが、作中では明らかにされない[注 8]。ある昼休みの昼食後に部室に用があると言って一緒に食堂で昼食をとった名雪と祐一が香里を待っていた時に名雪が祐一に教えかけた。しかし、香里がすぐに戻ってきたため、何の部か言わぬままうやむやにされた。明確な口癖は明らかになっていないが、「言葉通りよ」というセリフを多用している。
- 水瀬家と祐一以外の第三者で、唯一秋子が作る甘くないジャムの存在を知っている人物。
- 北川 潤(きたがわ じゅん)
- 声 - 関智一
- 4月18日生まれ。血液型はB型。身長175cm、体重61kg。
- 17歳[要出典]。祐一のクラスメート[注 9]。明るいムードメーカーでツッコミ的存在。教室では、祐一のすぐ後ろの席に座っている。公式サイトでは「恋愛系は奥手らしい」という記述があるが、作中でそれらしい描写はない。作中では「北川」という姓しか出てこず、「潤」という名は、『Kanon』発売後約半年ほど経過して、雑誌媒体などで初めて公表された。メインキャラクターの中で彼のみ立ち絵が1種類だけとなっている。
- 天野 美汐(あまの みしお)
- 声 - 坂本真綾
- 12月6日生まれ。血液型はA型。身長159cm、体重44kg。スリーサイズはB80/W53/H79。
- 16歳[要出典]。祐一の下級生で1年生。無愛想でクラスメイトとは打ち解けられず、孤独な学園生活を送っている。言動が祐一に「おばさんくさい」と評されている(本人は「物腰が上品だと言ってください」と反論している)。真琴の正体を知っている。
- 久瀬(くぜ)
- 声 - 神谷浩史(DC版/PS2版/テレビアニメ(第1作)/CDドラマ)/ 野島健児(テレビアニメ(第2作))
- 祐一が通う学校の生徒会長[注 10]。学校の風紀を乱す者を嫌う生徒会長を地で行く性格で、舞を目の敵にして処罰しようとする一方、佐祐理に対しては生徒会への取り込みを謀っている。ゲーム版では姿が出現しないが、アニメ版では描かれている。
- ぴろ
- 真琴が拾ってきた子猫。名前の由来はロシアの料理「ピロシキ」から。シャムネコのような外見をしているが、実際の品種は不明。一緒にいるときはたいてい、真琴の頭の上に乗っている。
- 倉田 一弥(くらた かずや)
- 声 - 矢島晶子
- 佐祐理の弟、原作の佐祐理ルートでは名前のみの登場。
- 病弱で佐祐理から折檻同然の扱いを受けていた。
- 佐祐理自身その事を悔いており、彼の死がきっかけで佐祐理は愛想笑いをするようになった。
- アニメ第2作では声付きで登場している。
主題歌・音楽
- オープニングテーマ「Last regrets」
- 作詞・作曲 - 麻枝准(Key) / 編曲 - 高瀬一矢(I've) / 歌 - 彩菜
- エンディングテーマ「風の辿り着く場所」
- 作詞 - 麻枝准(Key) / 作曲 - 折戸伸治 / 編曲 - 高瀬一矢(I've) / 歌 - 彩菜
- 『Kanon』初回限定版のみ、特典CD『anemoscope』が同梱されており、フル版が収録されたこのゲームを求める人々によって数万円の値を付けられる事さえあった。
- このため、「Last regrets」、「風の辿り着く場所」のショート/アレンジ版が収録されたI'veの初アルバム、『regret』[注 11]は爆発的な人気を呼び、収録されたほかの作品の曲と合わせてアダルトゲームの主題歌/挿入歌が一つのジャンルの商品として独立していくきっかけになった。
- また、主題歌のフル版と、新たにアレンジされたBGMを収録したCD『Kanon "Last regrets/Place of wind which arrives"』がイベント通販された。
- 2002年に発売された「Kanon ORIGINAL SOUNDTRACK」にショート版、フル版共に収録、アニメ版でも2002年に関西テレビ放送・フジテレビ系にて放送された東映アニメーション制作版にて「Last regrets」は最終回挿入歌、「風の辿り着く場所」は最終回エンディングテーマとして使用された後、2006年のBS-i(現:BS-TBS)にて放送された京都アニメーション制作版では、それぞれオープニングとエンディングテーマに起用され、同年の12月28日にシングルカットされた。ゲームサントラ収録のそれぞれのフルコーラスバージョンとバージョン、ミックス共に同じ。
製作スタッフ
テレビアニメ(東映アニメーション版)
東映アニメーションで初めて美少女ゲームを取り扱った作品である[14]。2002年1月30日から同年3月27日までフジテレビと関西テレビで全13話が放送されたほか、後日談としてDVD全巻購入者特典の特別編1話が制作されている。映像フォーマットはNTSCアナログ放送。
京都アニメーションで再アニメ化されたことから、「フジKanon」と呼ばれることがある。キャラクターデザインは原作独特の絵柄を大幅に変えることなく、かつアニメーション風に表現したものとなっている。実体を持たない「魔物」を怪物のように描写した[注 12]。音楽は担当の神津裕之による本作オリジナル楽曲と原作楽曲を神津がアレンジしたものが混在する。オリジナル楽曲は主に本作オリジナルの主題歌アレンジと、メインヒロイン5人のオリジナルイメージ曲で構成されている。原作の歌唱曲は最終回の挿入歌・エンディングのみ登場する。オープニング映像は1話と最終回のみフルで、それ以外の回ではアバン映像にシナリオの一部を読み上げるパターンから、相沢祐一をはじめとする主要キャラクターに1人ずつズームしていく構成である。
シナリオは原作のエピソードができるだけ詰め込まれ、かつ一本の話としてまとめ上げられている。メインとなる月宮あゆ、水瀬名雪シナリオは、あゆのシナリオを下地にしながら名雪の心情や成長を描く構成になっている[注 13]。また、その他のヒロインについても各シナリオにおけるサブキャラクターとの交流が主軸とされ、特にラスト部分で原作と異なる表現・展開がなされた。
特別編の14話「風花」(かざはな、テレビ未放送)は、最終回のラストシーンの補足と各ヒロインのその後が描かれたオリジナルエピソードで、特典にして重要な役割を持つエピローグである。この作品はDVD全巻購入者特典であり、DVD-BOXには収録されていない。
作中、「CLANNAD」の文字がプリントされたパーカーを登場人物の北川潤が着ているシーンがあり、当時開発中であったCLANNADの存在を明らかにしていた。
スタッフ(第1作)
- 原作 - Key / Visual Art's
- チーフディレクター - 伊藤尚往
- シリーズ構成 - 山口亮太、中村誠
- キャラクター原案 - 樋上いたる(Visual Art's)
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 大西陽一
- 美術デザイン - さわだえいこ
- 音楽 - 神津裕之
- 原曲 - 折戸伸治 with Key(Visual Art's)、OdiakeS
- プロデューサー - 横田守(スタジオライブ)
- 制作協力 - 東映
- 製作 - 東映アニメーション、ムービック、フジテレビ
主題歌(第1作)
- オープニングテーマ「florescence」
- 作詞 - こさかなおみ / 作曲 - 上野浩司 / 編曲 - 神津裕之 / 歌 - 藤原美穂
- エンディングテーマ「flower」
- 作詞 - こさかなおみ / 作曲 - 鎌田雅人 / 編曲 - 神津裕之 / 歌 - 藤原美穂
- 最終回挿入歌「Last regrets」
- 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 高瀬一矢 / 歌 - 彩菜
- 最終回エンディングテーマ「風の辿り着く場所」
- 作詞 - 麻枝准 / 作曲 - 折戸伸治 / 編曲 - 高瀬一矢 / 歌 - 彩菜
各話リスト(第1作)
サブタイトルは一部を除いて原作のBGMのタイトルを用いている。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 雪の少女 | 山口亮太 外山浩明 STAFF WHY |
伊藤尚往 | 岡村正弘 | |
第2話 | 日溜まりの街 | 伊藤尚往 | 藤瀬順一 | 石井久志 | |
第3話 | たった一つの小さな記憶 | 山内重保 | 増田信博 | ||
第4話 | 夜へ | 角銅博之 | 竹田欣弘 | ||
第5話 | the fox and the grapes | 山口亮太 | 門田英彦 | 大河原晴男 | |
第6話 | 彼女たちの見解 | 山口亮太 外山浩明 STAFF WHY |
伊藤尚往 | 岡村正弘 | |
第7話 | 舞踏会 | 中村誠 平松詩乃 |
伊藤尚往 | 伊藤尚往 清水潔一 |
飯飼一幸 |
第8話 | 少女の檻 | 山内重保 | 竹田欣弘 | ||
第9話 | 笑顔の向こう側に | 横手美智子 | 小坂春女 | 増田信博 | |
第10話 | 冬の花火 | 山口亮太 | 伊藤尚往 | 広嶋秀樹 | 大河原晴男 |
第11話 | 約束 | 中村誠 平松詩乃 |
角銅博之 | 宮田奈保美 | |
第12話 | 夢の跡 | 山口亮太 | 門田英彦 | 大河内忍 | |
第13話 | 風の辿り着く場所 | 伊藤尚往 | 竹田欣弘 | ||
第14話 (特別編) |
風花 | 中村誠 山口亮太 |
大西陽一 |
放送局(第1作)
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ | 2002年1月30日 - 3月27日 | 水曜 26:25 - 26:55 | フジテレビ系列 | [注 14] |
近畿広域圏 | 関西テレビ | 2002年2月12日 - 5月14日 | 火曜 26:45 - 27:15 |
フジテレビ 水曜26:25枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
Kanon(アニメ第1作)
|
VHS・DVD
- 第1巻(第1話収録) 2002年4月1日発売 VHS(MAVP-1101)/DVD(MABP-7001)
- 第2巻(第2 - 3話収録) 2002年5月5日発売 VHS(MAVP-1102)/DVD(MABP-7002)
- 第3巻(第4 - 5話収録) 2002年6月7日発売 VHS(MAVP-1103)/DVD(MABP-7003)
- 第4巻(第6 - 7話収録) 2002年7月5日発売 VHS(MAVP-1104)/DVD(MABP-7004)
- 第5巻(第8 - 9話収録) 2002年8月2日発売 VHS(MAVP-1105)/DVD(MABP-7005)
- 第6巻(第10 - 11話収録) 2002年9月6日発売 VHS(MAVP-1106)/DVD(MABP-7006)
- 第7巻(第12 - 13話収録) 2002年10月2日発売 VIDEO(MAVP-1107)/DVD(MABP-7007)
- ファンディスク 2003年8月13日発売 DVD(初回限定版MABP-7012/通常版MABP-7013)
- 以上、販売元:パイオニアLDC、発売元:ムービック
- DVD-BOX(7巻セット、全13話収録) 2004年12月22日発売 DVD(FCBC-9001)[15]
- 販売元:フロンティアワークス、ジェネオンエンタテインメント
- 発売元:東映アニメーション、フロンティアワークス
テレビアニメ(京都アニメーション版)
2006年10月5日から2007年3月15日までBS-i(現BS-TBS)で全24話が放送された。映像フォーマットはISDB-Sデジタルハイビジョン。キャラクターデザインは原作のイメージを念頭に置きつつ、樋上いたるの現在の絵柄に寄ったアレンジが成された。シナリオについても原作が特に意識されており、1枚絵で表現されたシーンを再現する演出が数多く取り入れられ、主題歌・BGMも、Keyスタッフ作曲のもの(半分は、原作で使用され、オリジナルサウンドトラックに収録されているもので、ほかに『anemoscope』、アレンジベストアルバム『recollections』、ピアノアレンジアルバム『Re-feel』、コンピレーションミニアルバム『Ma-Na』から)が使用されている。また、前作よりも話数が多いこともあり、原作のエピソードをより多く組み込んでいる。
一方では原作が発売されてから7年が経過していることから、情勢の変化により世界観は多少古い。また重要なエピソードの合間では独自の表現が押し出されることもあり、主に主人公や北川潤については大胆に改変された部分もある。この改変部分には、原作シナリオ担当である麻枝准の要請によるものも多数含まれる。他、ゲームには登場しない、オリジナルキャラとして過去に主人公が好きだったお姉さん「沢渡 真琴(さわたり まこと)」(ヒロインの沢渡 真琴とは別人)が登場する。
なおDVD初回限定版の特典として、原作スタッフのコメンタリーが収録されている。麻枝がアニメのどこを監修したかなどを語っているほか、ビジュアルアーツ社長も出演している。
スタッフ(第2作)
- 原作 - Key / Visual Art's
- 監督 - 石原立也
- シリーズ構成 - 志茂文彦
- キャラクター原案 - 樋上いたる(Visual Art's)
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 池田和美
- 美術監督・美術設定 - 篠原睦雄
- 色彩設計 - 竹田明代
- 撮影監督 - 中上竜太
- 編集 - 坂本雅紀
- 音楽 - 折戸伸治、麻枝准、OdiakeS
- 音響監督 - 鶴岡陽太
- プロデューサー - 中山佳久(TBS)、中村伸一(ポニーキャニオン)、太布尚弘(ムービック)、八田陽子(京都アニメーション)
- アニメーション制作 - 京都アニメーション
- 製作 - 百花屋(TBS、ポニーキャニオン、ムービック、京都アニメーション)
主題歌(第2作)
- オープニングテーマ「Last regrets」
- 作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 高瀬一矢 / 歌 - 彩菜
- エンディングテーマ「風の辿り着く場所」
- 作詞 - 麻枝准 / 作曲 - 折戸伸治 / 編曲 - 高瀬一矢 / 歌 - 彩菜
各話リスト(第2作)
サブタイトルには全て音楽用語が用いられている。
話数 | サブタイトル[16] | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 白銀の序曲〜overture〜 | 志茂文彦 | 石原立也 | 坂本一也 | 池田晶子 |
第2話 | 雪の中の入祭唱〜introit〜 | 石立太一 | 西屋太志 | ||
第3話 | 記憶のない組曲〜partita〜 | 北之原孝将 | 門脇聡 | ||
第4話 | 休日の奇想曲〜caprice〜 | 吉岡忍 | 米田光良 | ||
第5話 | 魔物たちの小夜曲〜serenade〜 | 山本寛 | 高橋博行 | ||
第6話 | 謎だらけの嬉遊曲〜divertimento〜 | 武本康弘 | 堀口悠紀子 | ||
第7話 | 家出と仔猫の遁走曲〜fuga〜 | 坂本一也 | 池田晶子 | ||
第8話 | 追憶の幻想曲〜fantasia〜 | 石立太一 | 西屋太志 | ||
第9話 | 子狐の子守歌〜berceuse〜 | 北之原孝将 | 門脇聡 | ||
第10話 | 丘の上の鎮魂歌〜requiem〜 | 三好一郎 | 吉岡忍 | 米田光良 | |
第11話 | 光と影の間奏曲〜intermezzo〜 | 山本寛 | 高橋博行 | ||
第12話 | 異形の円舞曲〜waltz〜 | 武本康弘 | 堀口悠紀子 | ||
第13話 | あぶなげな三重奏〜trio〜 | 坂本一也 | 池田晶子 | ||
第14話 | ひびわれた協奏曲〜concerto〜 | 石立太一 | 西屋太志 | ||
第15話 | かくれんぼの小奏鳴曲〜sonatine〜 | 北之原孝将 | 門脇聡 | ||
第16話 | 真夜中の聖譚曲〜oratorio〜 | 吉岡忍 | 米田光良 | ||
第17話 | 姉と妹の無言歌〜lieder ohne worte〜 | 三好一郎 | 高雄統子 | 高橋博行 | |
第18話 | 消え去りゆく緩徐楽章〜adagio〜 | 武本康弘 | 植野千世子 | ||
第19話 | ふれあいの練習曲〜étude〜 | 坂本一也 | 池田晶子 | ||
第20話 | 別れの夜想曲〜nocturn〜 | 石立太一 | 西屋太志 | ||
第21話 | 君のいない輪舞曲〜ronde〜 | 北之原孝将 | 門脇聡 | ||
第22話 | 追想の交響楽〜symphony〜 | 吉岡忍 | 米田光良 | ||
第23話 | 茜色の終曲〜finale〜 | 坂本一也 | 高橋博行 | ||
第24話 | 夢の果ての追復曲〜kanon〜 | 石原立也 | 武本康弘 | 池田和美 |
放送局(第2作)
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
日本全域 | BS-i | 2006年10月5日 - 2007年3月15日 | 木曜 25:00 - 25:30 | BSデジタル放送 | |
TBSチャンネル | 2008年6月6日 - 12月5日 | 金曜 22:30 - 23:00 | CS放送 | ||
キッズステーション | 2015年1月5日 - 2月5日 | 月曜 - 金曜 23:30 - 24:00 | リピート放送あり |
BS-i 木曜25:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
Kanon(アニメ第2作)
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怪物王女
(約1か月の空きあり) |
DVD
- 『Kanon PRELUDE』(プロモーション・クリップ、スタッフインタビューなど) 2006年8月25日発売 PCBX-50812
- 『Kanon 第1巻』(第1 - 3話収録) 2007年1月1日発売 PCBX-50813
- 『Kanon 第2巻』(第4 - 6話収録) 2007年2月21日発売 PCBX-50814
- 『Kanon 第3巻』(第7 - 9話収録) 2007年3月7日発売 PCBX-50815
- 『Kanon 第4巻』(第10 - 12話収録) 2007年4月4日発売 PCBX-50816
- 『Kanon 第5巻』(第13 - 15話収録) 2007年5月2日発売 PCBX-50817
- 『Kanon 第6巻』(第16 - 18話収録) 2007年6月6日発売 PCBX-50818
- 『Kanon 第7巻』(第19 - 21話収録) 2007年7月4日発売 PCBX-50819
- 『Kanon 第8巻』(第22 - 24話収録) 2007年8月1日発売 PCBX-50820
Blu-ray BOX
- 『Kanon Blu-ray Box』(全話収録) 2009年12月16日発売 PCXE-60004
- 『Kanon コンパクト・コレクション』(全話収録・上下2枚組構成) 2014年10月11日発売 DVD PCBE-4534 Blu-ray PCXE-50416
書籍
- 記録全集 Kanon memorial(ロマンアルバム) 出版社: 徳間書店(2009-4-3) ISBN 978-4197202645
ラジオ番組
Kanon -The snow talks memories- 雪降る街の物語
2000年10月6日から2000年12月29日まで放送されていた、ドリームキャスト版Kanonのタイアップ番組。パーソナリティは田村ゆかりと川上とも子。全13回。
水瀬さんち(皆口さんち)
水瀬さんち参照。
小説
著者は清水マリコ。
- 18禁版
-
- Kanon 〜雪の少女〜(名雪編)ISBN 4-89490-058-0
- Kanon 〜笑顔の向こう側に〜(栞編)ISBN 4-89490-076-9
- Kanon 〜少女の檻〜(舞編)ISBN 4-89490-084-X
- Kanon 〜the fox and the grapes〜(真琴編)ISBN 4-89490-090-4
- Kanon 〜日溜まりの街〜(あゆ編)ISBN 4-89490-094-7
- 全年齢対象版
-
- Kanon Vol.1 〜雪の少女〜(名雪編)ISBN 978-4-89490-623-5
- Kanon Vol.2 〜笑顔の向こう側に〜(栞編)ISBN 978-4-89490-624-2
- Kanon Vol.3 〜少女の檻〜(舞編)ISBN 978-4-89490-625-9
- Kanon Vol.4 〜the fox and the grapes〜(真琴編)ISBN 978-4-89490-626-6
- Kanon Vol.5 〜日溜りの街〜(あゆ編)ISBN 978-4-89490-627-3
- Kanon Vol.6 〜彼女たちの見解〜(佐祐理編) - VA文庫書下ろし作品 ISBN 978-4-89490-628-0
漫画
- Kanon
- 『月刊コミック電撃大王』にて2000年2月号から2002年7月号まで連載。作画:森嶋プチ
- アニメ版と同じく一本の連続した話だが、「栞編」「真琴編」など、一応ヒロインごとにエピソードが分けられている。あゆ以外のヒロインはエピソードのラストまで描かれていない。また、名雪は個別のエピソードがない代わりに常に祐一と行動を共にしており、原作での他のヒロインのシナリオで祐一が果たした役割を2人で担当している。
- 2000年9月発売 ISBN 4-8402-1678-9
- 2002年7月27日発売 ISBN 4-8402-2130-8
- Kanon ホントの想いは笑顔の向こう側に
- 『ドラゴンエイジPure』にてVOL.2からVOL.6まで連載。作画:霜月絹鯊
- 電撃大王版やアニメ版とは異なり、ヒロイン視点でのオムニバスストーリー。原作のエピソードを基にしつつ、短い話数の中でストーリーを構成している。
- 『月刊ドラゴンエイジ』にも、祐一と名雪をメインにした中でヒロイン達が集合する番外編が2話掲載され、コミックス1巻に収録されている[注 15]。
- 2007年4月1日発売 ISBN 978-4-04-712490-5
- 2007年12月8日発売 ISBN 978-4-04-712521-6
カードゲーム
ゲーム関連書籍
- Kanonビジュアルファンブック PCエンタテイメント書籍編集部 (編集)、 エンターブレイン (2000-06) ISBN 978-4757700390
- Kanon公式原画・設定資料集―The\ultimate art collection of "Kanon" (Magical cute) Key著、エンターブレイン; 第2版 (2000-11) ISBN 978-4757702448[注 16]
影響
アニメ版(京都アニメーション版)でのあゆが鯛焼きを食べるシーンが海外での鯛焼き普及のきっかけのひとつになった、とNHK「所さん! 大変ですよ」で2016年11月10日の放送で取り上げられ、2017年3月9日の放送で再び取り上げた時は、所とあゆが会話するシーンが放映された[17][18]。
脚注
注釈
- ^ 2009年11月9日よりPlayStation Storeにて配信予定
- ^ 2008年以降出荷分より。CD-ROMからDVD-ROMに変更されている。
- ^ 裕一などと誤植される事が多い。
- ^ 公式の設定ではないが、久弥直樹の同人小説では転校前は『ONE 〜輝く季節へ〜』の舞台となる学校に通っており、主人公たちと同じクラスだった。
- ^ あゆの通っている高校は制服がなく、私服登校が許されているため
- ^ 主にキャラクターの登場シーン等で再生される。
- ^ 通称「謎ジャム」と呼ばれており成分などは不明。Key作品においてお約束と言っていいほどヒロインやその関係者が、主人公を絶句させる食べ物や飲み物(架空の物や変わった味の物など)を好んで食べたり飲んだりしている。
- ^ 公式の設定ではないが、久弥直樹の同人小説では演劇部の部長である。
- ^ 原画担当の樋上いたるによると、もともとKeyマスコットキャラの麻宮姫里・麻宮空の兄という設定でデザインされた。
- ^ 作中で生徒会長と明言される場面はなかったが、設定資料集やアニメで明らかにされた。
- ^ 「Last regrets」、「風の辿り着く場所」のショート版が収録する事をキャッチフレーズにしていた。
- ^ これは視覚的な演出上のものであり、実際にその実体が主人公達に見えていたかははっきりと明示されてはいない。
- ^ アニメ公式HPの感想書き込みページに最終回の名雪がかわいそう、扱いが悪いなどのコメントが多数書かれることになり、「風花」は名雪の話を補完するために作りましたとの公式からコメントが出された
- ^ 9週間の放送期間(実際には放送機器メンテナンスのため1週休止があり8週間)しかなかったため、2話連続放送を3回(2月14日・2月21日・3月21日)行い、最終週は3話連続放送を行った。その際、連続放送のアナウンスを本作のキャラクターが(次回予告の代わりに)行ったが、これはDVDなどに収録されていない。
- ^ 収録内容が「名雪編」と「番外編」のみだったため、作者も自身のHPにて「一巻はぶっちゃけ名雪本」と述べている。
- ^ 国会図書館サーチでは2001.1発行で登録されている
出典
- ^ a b 実行ファイルのプロパティに記載。
- ^ a b c “Kanon Key Official HomePage”. Key. 2007年11月30日閲覧。
- ^ “Kanon”. Amazon.co.jp. 2013年4月24日閲覧。
- ^ “深い雪に覆われた街で語られる、小さな奇跡の物語”. セガ. 2013年5月31日閲覧。
- ^ “Kanon Standard Edition”. Visual Art's. 2015年8月27日閲覧。
- ^ “インターチャネル Kanon(ベスト版)”. Interchannel. 2007年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月6日閲覧。
- ^ “Kanon”. PROTOTYPE. 2012年12月8日閲覧。
- ^ “Kanon”. PROTOTYPE. 2013年1月25日閲覧。
- ^ “各話あらすじ”. 東映アニメーション. 2013年4月26日閲覧。
- ^ 電撃G's magazine[要ページ番号]、コンプティーク[要ページ番号]、IT系NEWSサイト「IT-Media」他多数。
- ^ 電撃リトルバスターズ(メディアワークス)。
- ^ 滝沢修 (2006年11月1日). “プロトタイプ、恋愛AVG2タイトルが携帯に登場 iモード「SNOW」、Yahoo! ケータイ「Kanon」”. GAME Watch / Impress Watch Corporation.. 2013年11月26日閲覧。
- ^ “iPhone&iPad用『Kanon 全年齢対象版』発売開始!”. Key. 2013年5月25日閲覧。
- ^ 劇場版AIR 公式サイト、東映アニメーション、プロデューサー東伊里弥のスタッフコメント。(2004年11月23日時点のアーカイブ)
- ^ “DVD情報”. 東映アニメーション. 2013年5月31日閲覧。
- ^ “TVアニメ「Kanon」公式HP”. TBS. 2009年6月9日閲覧。
- ^ 所さん!大変ですよ「不思議すぎるクールジャパン」NHK
- ^ 海外のたいやき人気は「Kanon」の影響!? NHK「所さん! 大変ですよ」で「不思議すぎるクールジャパン」ねとらぼ、2017年03月08日
関連項目
外部リンク
- Key公式サイト 18歳未満閲覧禁止ページへのリンクあり
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- 1999年のアダルトゲーム
- アニメ作品 か
- ファンタジーアニメ
- 恋愛アニメ
- フジテレビの深夜アニメ
- BS-TBSの深夜アニメ
- BS独占本放送の深夜アニメ
- 東映アニメーション
- 京都アニメーションのアニメ作品
- 2002年のテレビアニメ
- 2006年のテレビアニメ
- テレビアニメ化されたアダルトゲーム
- 漫画作品 か
- 月刊コミック電撃大王の漫画作品
- ドラゴンエイジピュア
- ポニーキャニオンのアニメ作品
- ムービックのアニメ作品