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* 市内中心部を通るのは秩父鉄道だが、秩父鉄道から都心にアクセスするには一度熊谷方面(高崎線)か羽生方面([[東武伊勢崎線]])に出る必要がある。市内中心部からは[[吹上駅 (埼玉県)|吹上駅]]まで朝日バス、行田駅まで市内循環バスが出ている。 |
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中心となる駅:'''[[行田市駅]]'''(秩父鉄道) |
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2016年11月15日 (火) 16:17時点における版
ぎょうだし 行田市 | |||
---|---|---|---|
| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 関東地方 | ||
都道府県 | 埼玉県 | ||
市町村コード | 11206-2 | ||
法人番号 | 2000020112062 | ||
面積 |
67.49km2 | ||
総人口 |
76,272人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||
人口密度 | 1,130人/km2 | ||
隣接自治体 |
加須市、熊谷市、鴻巣市、羽生市 群馬県:邑楽郡千代田町、邑楽郡明和町 | ||
市の木 | イチョウ | ||
市の花 | キク・古代蓮 | ||
その他 |
市の日:5月3日 市の歌:「行田市歌」(NCS-263) 歌:ボニー・ジャックス | ||
行田市役所 | |||
市長 | 行田邦子 | ||
所在地 |
〒361-8601 埼玉県行田市本丸2番5号 北緯36度8分20秒 東経139度27分20.3秒 / 北緯36.13889度 東経139.455639度 | ||
外部リンク | 行田市 | ||
ウィキプロジェクト |
行田市(ぎょうだし)は、埼玉県北部にある人口約8万2000人の市である。旧・武蔵国埼玉郡。映画「のぼうの城」の舞台にもなった。
地理
北は利根川を境に群馬県と接する。ほぼ全域が利根川と荒川の沖積平野であり、土地の高低差がほとんどない平らな地形である。
- 河川:利根川、忍川、旧忍川、元荒川、星川、奈良川、福川
- 用水路:武蔵水路、見沼代用水、埼玉用水路、北河原用水、酒巻導水路、玉野用水、新郷用水路
- 排水路:関根落、長野落、小針落、四号落堀悪水路、野悪水路、前谷落、がんがら落、青木堀、さすなべ落
- 池沼:埼玉沼(小針沼)、小埼沼、長善沼、しのぶ池、大池
歴史
近世以前
行田市大字埼玉(さきたま)は、古くは『万葉集』に「さきたまの津」という記述があり、『風土記』にも「武蔵国埼玉郡(さきたまごおり)」とあるように、「埼玉県」という地名の発祥地であるとされる。
古墳時代には稲荷山古墳などが造成され、これらからは金文字の入った金錯銘鉄剣など貴重な文化財が出土している。
室町時代には忍城(おしじょう)が築かれ、成田氏を中心とする武士団の本拠地として周辺に勢力を拡大していた。
戦国時代には後北条氏と結んだため、豊臣秀吉の小田原征伐の際には石田三成に攻撃を受けることとなる(忍城の戦い)。
江戸時代には阿部氏、後に松平氏の城下町。石高は十万石。江戸時代中期より、下級武士の内職として足袋の生産が始まり、明治時代を迎えて機械化され一大産地となる。戦後は洋装化が進んだため衰退したが、今でも生産は行われているほか、足袋から転じた繊維産業が地場産業として一定の地位を占めている。
近代以後
- 1869年(明治2年)1月28日 (旧暦) - 武蔵知県事・宮原忠治の管轄区域をもって大宮県が発足(県庁は日本橋馬喰町)。ほか旧市域では忍県・前橋県に属した村もあり。
- 1869年(明治2年)9月29日 (旧暦) - 県庁が浦和に移転し、大宮県から浦和県に改称。
- 1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) - 浦和県・忍県・岩槻県の3県が合併して埼玉県が誕生。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 北埼玉郡成田町・行田町・佐間村が合併し、忍町(おしまち)となる。
- 1902年(明治35年)6月 - 行田馬車鉄道が創業。
- 1910年(明治43年)9月 - 行田電灯が設立。
- 1937年(昭和12年)4月1日 - 北埼玉郡長野村・星河村・持田村が忍町に編入合併。
- 1949年(昭和24年)4月23日 - 市章を制定する。[1]
- 1949年(昭和24年)5月3日 - 忍市として市制施行、即時改称し行田市となる。
- 1954年(昭和29年)
- 1955年(昭和30年)
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 北足立郡吹上町から堤根・樋上および下忍の一部が分離し、行田市に編入される。
- 1957年(昭和32年)3月31日 - 北埼玉郡太田村が行田市に編入合併。
- 2001年 - さいたま市の合併の際に行田市は「埼玉」という地名の発祥の地は行田市内の旧埼玉村であることを理由として「さいたま市」という新市名に難色を示した。
- 2006年(平成18年)1月1日 - 北埼玉郡南河原村が行田市に編入合併。
人口
行田市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
歴代首長
代(旧忍町) | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
初 | 村上多熊 | 1889年5月8日 | 1890年12月28日 |
2 | 古市直之進 | 1891年3月24日 | 1899年4月11日 |
3 | 村上多熊 | 1899年5月4日 | 1903年5月3日 |
4 | 吉田謹蔵 | 1903年8月26日 | 1911年9月11日 |
5 | 森脩 | 1911年11月8日 | 1913年4月7日 |
6 | 古市直之進 | 1913年10月11日 | 1921年10月18日 |
7 | 水谷麻之助 | 1921年11月9日 | 1928年1月24日 |
8 | 高城駿 | 1928年1月25日 | 1945年12月15日 |
9 | 原田俊郎 | 1946年3月8日 | 1946年12月24日 |
10 | 奥貫賢一 | 1947年4月5日 | 1949年5月2日 |
代(市) | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
初 | 奥貫賢一 | 1949年5月3日 | 1951年4月5日 |
2 | 馬場秀夫 | 1951年4月24日 | 1955年4月30日 |
3 | 奥貫賢一 | 1955年5月1日 | 1959年4月30日 |
4 - 11 | 中川直木 | 1959年5月1日 | 1991年4月30日 |
12 - 14 | 山口治郎 | 1991年5月1日 | 2003年4月30日 |
15 | 横田昭夫 | 2003年5月1日 | 2007年4月30日 |
16 | 工藤正司 | 2007年5月1日 | 現職 |
経済
- 当市内に本社を置く主な企業
- 当市内に工場・営業所を置く主な会社
姉妹都市・提携都市
桑名市とは1973年(昭和48年)に姉妹都市提携をしていたが、1998年(平成10年)11月9日に白河市を含めて、改めて姉妹都市提携。江戸時代の三方領知替えにちなむ。
公共施設
市の施設
- 行田市役所
- 南河原支所
- 保健センター
- 環境課
- 小針クリーンセンター
- 環境センター
- 勤労会館
- 商工センター
- 行田市立図書館(教育文化センター「みらい」内)
- 教育研修センター(教育文化センター「みらい」内)
- 中央公民館(教育文化センター「みらい」内)
- 行田市斎場
- 老人福祉センター大堰永寿荘
- 老人福祉センター南河原荘
- 老人ホーム大寿荘
- 障害者福祉センター
- 児童センター
- 行田市産業文化会館
- 男女共同参画推進センターVIVAぎょうだ
- 郷土博物館
- 古代蓮会館
- 地域交流センター
- 南河原隣保館
- コミュニティセンターみずしろ
- コミュニティセンター南河原
- 南河原公民館
- 地域文化センター
- 太田公民館
- 下忍公民館
- 太井公民館
- 星宮公民館
- 埼玉公民館
- 北河原公民館
- 児童交通公園
- 須加公民館
- 荒木公民館
- 持田公民館
- 星河公民館
- 長野公民館
- 佐間公民館
- 忍・行田公民館
- 史料館
- 総合体育館(行田グリーンアリーナ)
- 市民プール
- はにわの館
- 教育研修センター(下忍分室)
- 学校給食センター(ひまわり)
県の施設
- 埼玉県立総合教育センター
- 利根地域振興センター
- 行田県税事務所
- 行田県土整備事務所
- 荒川左岸北部下水道事務所
- 埼玉県企業局行田浄水場
- 水質管理センター
- 熊谷建築安全センター行田駐在
国の施設
- 行田税務署
- 行田労働基準監督署
- 行田公共職業安定所
その他施設
消防
警察
広域行政
- 一部事務組合
- 鴻巣行田北本環境資源組合(当市と鴻巣市、北本市の3市で可燃ごみの処理を行っている)
- 妻沼南河原環境施設組合(熊谷市妻沼地区と当市南河原地区の2市でし尿処理を行っている)
- 荒川北縁水防事務組合(熊谷市、当市、鴻巣市の3市で水防事務を行っている)
- 協議会
- 熊谷市・行田市消防通信指令事務協議会:熊谷市(熊谷市消防本部)と行田市(行田市消防本部)で119番通報の受付及び各消防署等への指令業務を共同で行っている。
教育
大学
私立
専修学校(専門学校)
私立
高等学校
中学校
小学校
特別支援学校
住宅団地
- 佐間団地
- 行田下忍住宅
- 行田佐間住宅
- 行田持田住宅
- 行田門井住宅
- 行田第二地産団地
交通
鉄道
- 市内南西のはずれを高崎線が通っており、行田駅がある。都心方面への直接アクセスは主に高崎線が担っている。
- 市内中心部を通るのは秩父鉄道だが、秩父鉄道から都心にアクセスするには一度熊谷方面(高崎線)か羽生方面(東武伊勢崎線)に出る必要がある。市内中心部からは吹上駅まで朝日バス、行田駅まで市内循環バスが出ている。
- 行田駅(JR東日本)と行田市駅(秩父鉄道)は駅名が似ているが、異なる駅である。鉄道会社も異なり、また事実上徒歩連絡できないほど両駅が離れている(約5km)ため注意を要する。
中心となる駅:行田市駅(秩父鉄道)
- 2017年3月に持田駅 - 熊谷駅(熊谷市)間に「ソシオ流通センター駅」を開業予定[2]。予定地は熊谷市内であるが、行田市との境界に接しており、行田市も駅建設費を折半して負担したり、アクセス道路を整備することになっている。
バス
タクシー
タクシーの営業区域は県北交通圏で、熊谷市・深谷市・本庄市・加須市・羽生市などと同じである。
道路
観光
観光地
- 忍城御三階櫓
- 古代蓮の里
- 埼玉古墳群(埼玉県立さきたま史跡の博物館・さきたま古墳公園)
- 日本航空館
- 水城公園
- 忍城の堀跡の南端部を整備して1964年4月に開園した公園。
- 蔵
- 中条堤
- 市北東部の熊谷市との境界に存在する。江戸時代、利根川が氾濫することによる江戸地域の洪水や水害を防ぐために造られた人工堤防。
祭事
ご当地グルメ
ご当地キャラクター
- こぜにちゃん
- フラべぇ
- うきしろちゃん(NPO法人魅力創造倶楽部)
- ニニギン&コノハちゃん(世界遺産サポーターの会)
- 行田豆吉(行田在来青大豆商品開発・販売促進協議会)
- グリーナ(行田グリーンアリーナ)
- ウィルビー(行田市産業・文化・スポーツいきいき財団)
- ゼリ子ちゃん&ゼリ男くん(行田ゼリーフライ研究会)
- ケンケン&幸ちゃん(保健センター)
- 行田ろくでなしキャラズ隊(非公認)
行田市を主な舞台・モデルとした作品
出身有名人
- 小宮山友晴(戦国武将)
- 小宮義孝(寄生虫学者。野口英世記念医学賞受賞)
- 根本要(音楽グループ「スターダストレビュー」メンバー)
- 矢内理絵子(将棋女流棋士)
- 飯島俊行(モータージャーナリスト、写真家)
- 猪爪義治(元プロ野球投手)
- 高松あい(女優)
- 河原和寿(プロサッカー選手、愛媛FC)
- 東翔(プロスイマー)
- 濱梨花枝(歌人・作詞家)
- 細川貂々(漫画家・イラストレーター)
- 内田英輔(お笑い芸人・あかいらか)
- 潮崎ひろの(シンガーソングライター・行田ゼリーフライ大使)
- 盧山初雄(空手家・極真館館長)
ゆかりのある人物
- 小泉平三郎吉綱 - 旗本代官として忍藩領以外の江戸幕府天領を治めた。
- 松平忠敬 - 武蔵国忍藩10万石最後の藩主。子爵。
- 安岡力也 - 俳優。当市育ち。
- 村田ひろゆき - 漫画家。工業哀歌バレーボーイズ作者。埼玉県立行田工業高等学校卒業。
脚注
- ^ 図典 日本の市町村章 p73
- ^ 新駅は「ソシオ流通センター駅」 秩父鉄道、17年3月に開業予定(埼玉新聞、2016年3月25日(金))
外部リンク
熊谷市 | 群馬県邑楽郡千代田町 | 群馬県邑楽郡明和町 羽生市 |
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熊谷市 | 羽生市 加須市 | |||
行田市 | ||||
熊谷市 | 熊谷市 鴻巣市 | 加須市 鴻巣市 |