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「広島県第1区」の版間の差分

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[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]では自民党に猛烈な逆風が吹き荒れ、民主党の[[菅川洋]]が岸田を猛追したが、約8千票差で岸田が菅川を下し、広島県の小選挙区で唯一、自民党が議席を獲得した(菅川は[[比例復活]])。広島1区では比例復活を含め、自民党以外の政党に所属する議員が議席を獲得したのは第45回が初めてである。
[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]では自民党に猛烈な逆風が吹き荒れ、民主党の[[菅川洋]]が岸田を猛追したが、約8千票差で岸田が菅川を下し、広島県の小選挙区で唯一、自民党が議席を獲得した(菅川は[[比例復活]])。広島1区では比例復活を含め、自民党以外の政党に所属する議員が議席を獲得したのは第45回が初めてである。


2012年の[[第46回衆議院議員総選挙]]を巡り、[[一票の格差]]が問われた訴訟で、[[2013年]][[3月25日]]、[[広島県第2区|広島2区]]と共に戦後初の選挙無効判決が[[広島高等裁判所]]から下された<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2504F_V20C13A3MM8000/ 昨年の衆院選「広島1、2区は無効」 広島高裁判決 国政選挙やり直しは戦後初
2012年の[[第46回衆議院議員総選挙]]を巡り、[[一票の格差]]が問われた訴訟で、[[2013年]][[3月25日]]、[[広島県第2区|広島2区]]と共に戦後初の選挙無効判決が[[広島高等裁判所]]から下された<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2504F_V20C13A3MM8000/ 昨年の衆院選「広島1、2区は無効」 広島高裁判決 国政選挙やり直しは戦後初 。] - 日本経済新聞 2013年3月25日</ref>。同月29日に[[最高裁判所 (日本)|最高裁]]に上告した<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20130330k0000m040053000c.html 1票の格差:広島県選管が最高裁に上告へ] - 毎日新聞 2013年3月29日</ref>。その後同年[[11月20日]]に最高裁判所の大法廷は、一票の格差が是正されない状態で選挙が行われた問題については「違憲状態」としながらも、選挙自体は有効であるとする判決を下し無効判決が下った[[広島県第2区|広島2区]]や[[岡山県第2区|岡山2区]]とともに選挙無効は免れた。
。] - 日本経済新聞 2013年3月25日</ref>。同月29日に[[最高裁判所 (日本)|最高裁]]に上告した<ref>[http://mainichi.jp/select/news/20130330k0000m040053000c.html 1票の格差:広島県選管が最高裁に上告へ] - 毎日新聞 2013年3月29日</ref>。その後同年[[11月20日]]に最高裁判所の大法廷は、一票の格差が是正されない状態で選挙が行われた問題については「違憲状態」としながらも、選挙自体は有効であるとする判決を下し無効判決が下った[[広島県第2区|広島2区]]や[[岡山県第2区|岡山2区]]とともに選挙無効は免れた。


== 小選挙区選出議員 ==
== 小選挙区選出議員 ==

2016年11月15日 (火) 13:42時点における版

日本の旗広島県第1区
行政区域 広島市中区東区南区安芸郡府中町海田町坂町
(2024年1月1日現在)
比例区 中国ブロック
設置年 1994年
2022年区割変更)
選出議員 岸田文雄
有権者数 408,240人
1.821 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2024年9月登録日)
テンプレートを表示

広島県第1区(ひろしまけんだい1く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域

歴史

第1次安倍改造内閣福田康夫内閣内閣府特命担当大臣[1]を歴任し、第2次安倍内閣以降外務大臣を務めている岸田文雄が祖父の代から3代続く強固な地盤を背景に連続7選している。このため、民主党など自民党以外の党が議席を獲得する傾向が多い1区であり、なおかつ都市型選挙区であるにも関わらず、これまで自民党以外は小選挙区の議席を獲得したことがない選挙区である。

2009年第45回衆議院議員総選挙では自民党に猛烈な逆風が吹き荒れ、民主党の菅川洋が岸田を猛追したが、約8千票差で岸田が菅川を下し、広島県の小選挙区で唯一、自民党が議席を獲得した(菅川は比例復活)。広島1区では比例復活を含め、自民党以外の政党に所属する議員が議席を獲得したのは第45回が初めてである。

2012年の第46回衆議院議員総選挙を巡り、一票の格差が問われた訴訟で、2013年3月25日広島2区と共に戦後初の選挙無効判決が広島高等裁判所から下された[2]。同月29日に最高裁に上告した[3]。その後同年11月20日に最高裁判所の大法廷は、一票の格差が是正されない状態で選挙が行われた問題については「違憲状態」としながらも、選挙自体は有効であるとする判決を下し無効判決が下った広島2区岡山2区とともに選挙無効は免れた。

小選挙区選出議員

選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 岸田文雄 自由民主党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 岸田文雄 自由民主党
第43回衆議院議員総選挙 2003年 岸田文雄 自由民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年 岸田文雄 自由民主党
第45回衆議院議員総選挙 2009年 岸田文雄 自由民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 岸田文雄 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年 岸田文雄 自由民主党

選挙結果

第47回衆議院議員総選挙2014年(平成26年)12月14日 広島県第1区

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:31万7223人 最終投票率:47.30%(前回比:減少6.23%)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
第46回衆議院議員総選挙2012年(平成24年)12月16日 広島県第1区

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:31万4600人 最終投票率:53.53%(前回比:減少12.1%)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
第45回衆議院議員総選挙2009年(平成21年)8月30日 広島県第1区

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:31万1170人 最終投票率:65.63%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
第44回衆議院議員総選挙2005年(平成17年)9月11日 広島県第1区

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
第43回衆議院議員総選挙2003年(平成15年)11月9日 広島県第1区

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
  • 柿沼は第44回以降、群馬3区に国替えし第45回で初当選。
第42回衆議院議員総選挙2000年(平成12年)6月25日 広島県第1区

時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
第41回衆議院議員総選挙1996年(平成8年)10月20日 広島県第1区

時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複

脚注

  1. ^ 沖縄及び北方対策、規制改革、国民生活、再チャレンジ、科学技術政策担当
  2. ^ 昨年の衆院選「広島1、2区は無効」 広島高裁判決 国政選挙やり直しは戦後初 。 - 日本経済新聞 2013年3月25日
  3. ^ 1票の格差:広島県選管が最高裁に上告へ - 毎日新聞 2013年3月29日

関連項目