「2010年日本における口蹄疫の流行」の版間の差分
国の補償金額は528億円、対象農家は1,379戸 |
POVにつきコメントアウト。ノートにて |
||
12行目: | 12行目: | ||
口蹄疫が疑われる場合または発生した場合、[[家畜伝染病予防法]]・口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針<ref>{{PDFlink|[http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_bousi/pdf/fmdsisin.pdf 口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針]}}</ref>に沿って対応が実施される。[[家畜伝染病予防法]]は都道府県の[[法定受託事務]]にあたり、国の関与が制限される(詳しくは[[地方分権一括法]]を参照)。 |
口蹄疫が疑われる場合または発生した場合、[[家畜伝染病予防法]]・口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針<ref>{{PDFlink|[http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_bousi/pdf/fmdsisin.pdf 口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針]}}</ref>に沿って対応が実施される。[[家畜伝染病予防法]]は都道府県の[[法定受託事務]]にあたり、国の関与が制限される(詳しくは[[地方分権一括法]]を参照)。 |
||
==検証報告== |
<!--==検証報告== |
||
:2010年11月24日、農林水産省の口蹄疫対策検証委員会の報告書が発表され、お粗末な宮崎県の防疫の実態や政府の判断ミスを批判している<ref>2010年12月7日日本経済新聞夕刊2面</ref>。特に畜産基地として発展した宮崎県の畜産インフラ整備の不備が指摘されている。 |
:2010年11月24日、農林水産省の口蹄疫対策検証委員会の報告書が発表され、お粗末な宮崎県の防疫の実態や政府の判断ミスを批判している<ref>2010年12月7日日本経済新聞夕刊2面</ref>。特に畜産基地として発展した宮崎県の畜産インフラ整備の不備が指摘されている。 |
||
::指摘した内容の改善策を提言している。(11月29日に韓国が再流行を発表しており急速に拡大中である。政権も国会も混乱気味であるので、間に合うかどうか心配されている。) |
::指摘した内容の改善策を提言している。(11月29日に韓国が再流行を発表しており急速に拡大中である。政権も国会も混乱気味であるので、間に合うかどうか心配されている。) |
||
23行目: | 23行目: | ||
::*4 5月19日の国の対策が遅かった。 |
::*4 5月19日の国の対策が遅かった。 |
||
::*5 宮崎県の種牛の特例救済は間違いであった。 |
::*5 宮崎県の種牛の特例救済は間違いであった。 |
||
::*6 牛豚等疾病小委員会の対応や開催頻度には問題があったと考えられる。(p7)(検証委員会に当時の小委員会メンバーは入っていない)また国、県、市町村の対策や連絡体制の不備が指摘されている。 |
::*6 牛豚等疾病小委員会の対応や開催頻度には問題があったと考えられる。(p7)(検証委員会に当時の小委員会メンバーは入っていない)また国、県、市町村の対策や連絡体制の不備が指摘されている。--> |
||
== 経緯 == |
== 経緯 == |
2010年12月20日 (月) 22:15時点における版
このページのノートに、このページに関する注意喚起と記録があります。 注意喚起と記録の要約:2010年5月25日午前3時前に「赤松大臣がマスコミに風評被害対策を依頼したという国会答弁」の記述が削除されました。詳細はトーク#2010年5月25日に発生した「赤松大臣発言」の削除についてにて |
この記事に雑多な内容を羅列した節があります。 |
2010年日本における口蹄疫の流行(2010ねんにほんにおけるこうていえきのりゅうこう)では、2010年(平成22年)の春から夏にかけて、日本の宮崎県南部を中心に広まった口蹄疫の流行について記述する。
2010年3月頃発生し、2010年7月4日の終息確認まで、宮崎県で発生した牛、豚、水牛の口蹄疫の流行である。28万8643頭を殺処分した。畜産関連の損失は1400億円、関連損失を950億円とした[1]。宮崎大学の根岸裕孝准教授(地域経済)は年間426億円の損失で3-5年続くとしている[2]。
国の補償対象は計1,379戸。補償額528億円の内訳は、感染農家が288億円で、ワクチン接種農家が240億円[3]。
口蹄疫が疑われる場合または発生した場合、家畜伝染病予防法・口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針[4]に沿って対応が実施される。家畜伝染病予防法は都道府県の法定受託事務にあたり、国の関与が制限される(詳しくは地方分権一括法を参照)。
経緯
地図外部リンク | |
---|---|
宮崎県口蹄疫発生状況 | |
口蹄疫発生マップ 農林水産省のプレスリリースに基づく | |
口蹄疫消毒ポイントマップ 宮崎県庁のプレスリリースに基づく | |
地図の不具合を報告 | |
3月
4月
- 4月9日
- 都農町の和牛1頭に口腔びらん等の症状を確認。開業獣医師(青木淳一[13])から宮崎家畜保健衛生所に病性鑑定を依頼。宮崎家畜保健衛生所の家畜防疫員(獣医師)が当該農場の立入検査を実施したところ、症状がある牛が1頭のみで現時点では感染力が強いといわれている口蹄疫とは考えにくいため、経過観察とした(この段階では疑似患畜としては確認されず、公表もされていない。何の病性鑑定の依頼があったのかも不明)[14]。また、口中のかさぶた状の潰瘍と発熱、食欲不振、わずかなよだれはあったが、口蹄疫特有の水疱や激しいよだれが見られず、しかも発熱は1日で治まってすでに4日が経過していたことからも口蹄疫とは診断できなかった。口蹄疫ウイルスの潜伏期間は、牛の場合で約1週間であるため、獣医師は12日まで毎日往診したが、異常のある牛は見つからなかった[10][15]。
- 4月16日
- 夕方、同じ症状の牛がみられるという報告。
- 4月17日
- 再度、立入検査を実施したところ、別の2頭に同様の症状があることを確認。同日、病性鑑定を開始。
- 防疫指針には「発症家畜が複数である場合には至急、動物衛生課に電話で連絡する」とあり、その対応を批判する声もある[16](3月31日の時点で4頭に異常が見られたとの報道もある)。
- (※指針によれば上記の報告は、“所有者、獣医から口腔や蹄などに水疱の形成等の異常が見られたと通報を受けた場合”を前提として(3)都道府県畜産主務課の措置 ア異常畜報告時 の項目に記載されており、イ 本病が否定される場合と続くため、獣医師の診断とは無関係)(家畜防疫員は所有者、獣医師等から“口腔や蹄などに水疱の形成等の異常が見られる”と通報があった場合に家畜保健衛生所長、都道府県畜産主務課へ報告するとの記述もある)(詳しくは「口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針[17]」第2防疫措置を参照)
- 4月19日
- 4月20日
- 4月21日
- 精液ストローのほぼ全量(年15万本)を生産する県家畜改良事業団が供給停止した。流通在庫は約2ヶ月分、在庫は約1年分。
- 赤松農林水産大臣が規格外の野菜販売促進の為、東京都内にあるジャスコ品川シーサイド店野菜売り場を視察する[23]。
- 4月22日
- 4月23日
- 4月25日
- 新たに4頭の感染が確認。殺処分予定は1108頭に上り、この時点で過去100年間で最多の口蹄疫流行となることが確定。
- 宮崎県が感染疑い農場周辺を通る県道307号尾鈴川南停車場線の一部区間(1.5km)を一時封鎖[30]。
- 4月27日
- 4月28日
- 国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Organization、FAO)は、日本と韓国における最近の口蹄疫発生(outbreaks)に関し、「4ヶ月に3件の発生は非常に懸念すべき事態」と指摘して、口蹄疫の脅威増加を警告[32]。また、日本と韓国から2001年に南アフリカ、英国、欧州で起きた口蹄疫蔓延の惨事が繰り返される可能性と、その被害が数百万ドルに達する可能性に言及し、国際的監視強化(heightened international surveillance)を呼びかけた[33]。(5月21日、5月26日を参照)
- 10例目の感染を確認。農林水産省は第2回口蹄疫防疫対策本部を開催し[34]隣接県全域での全額国庫負担による消毒薬散布、宮崎県における迅速な殺処分等の防疫措置を支援する獣医師などの増員等を決定した。また当初の感染例から約70km離れた宮崎県えびの市でも感染が疑われる牛が確認された(9例目)ため、「口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づきえびの市の発生農場にも移動・搬出制限区域の設定などの防疫対策が行われた。なお、えびの市の発生農場は疫学関連農場であった。
- 自民党の谷垣禎一総裁が現地視察のためJA尾鈴(川南町)などを訪問。
- 4月30日
5月1日から15日
- 5月1日
- 5月2日
- 感染累例15例、殺処分対象数8974頭。
- 5月4日
- 5月5日
- 5月6日
- 5月7日
- 民主党の小沢一郎幹事長が宮崎県を訪れるが、具体的対策の提示はなかった[46]。
- 5月8日
- 5月9日
- 舟山大臣政務官が外遊から帰国。
- 5月10日
- 新たに川南町の11農家の牛と豚に感染の疑いがあると発表。新たに殺処分対象となった牛と豚は合計1万2498頭、殺処分される牛と豚は計7万6852頭となる[49]。殺処分される豚は川南町全体の約半分になった。
- 農水省は、香港当局から口蹄疫発生に伴い、設定された移動制限区域及び搬出制限区域以外で生産された豚肉の輸入を認めたとの連絡を受け、香港への豚肉輸出手続きを再開することを発表[50]。
- 赤松農相が口蹄疫発症後の宮崎県を初めて訪問し、東国原知事、農業団体長、自治体長らと会見。赤松農相は「権限の問題ですべてを国がやれないのが宿命だが、大事なのはまず収めること。この難局は力を合わせてあたっていくしかない」[51]、「全く問題ない。万全の態勢でやってきた」「幸いにして3キロ圏内に封じ込められている」などの認識を述べた。自民党の古川禎久衆院議員(宮崎3区)が「現場は災害。何度も農水省、官邸に対策を申し入れている。今日、回答が出ると期待して来たのではないか」と赤松農相に発言すると、無所属で民主党会派に所属する川村秀三郎衆院議員(宮崎1区)が「具体的に回答している。PRしたって駄目だ」と赤松農相を援護したため、口論となった[52]。
- 5月11日
- 5月13日
- 農林水産委員会が開かれる[54](視聴可能)。
- 新たに川南町の9ヶ所と、えびの市の1ヶ所の農場で、合わせて18頭の牛と豚に感染の疑いがあると発表。これで宮崎県内で処分の対象となった家畜は86例8万200頭余りになり、この10日間で9倍近くに増える[55]。
- 5月13日 - 14日、宮崎県の畜産業にとって特に重要なエース級の種牛6頭を24km離れた西都市尾八重農場跡地(制限区域内)に移動。移動したのは「福之国(ふくのくに)」、「勝平正(かつひらまさ)」、「忠富士(ただふじ)」、「秀菊安(ひできくやす)」、「美穂国(みほのくに)」、「安重守(やすしげもり)」の6頭。
- 「宮崎大学口蹄疫対策本部」(4月21日発足)が開催した「学内口蹄疫防疫対策説明会」に221名参加[25]。
- 5月14日
- 5月15日
5月16日から 31日
- 5月16日
- 5月17日
- 宮崎県立農業大学校(高鍋町)で感染確認[64]。高鍋町で2例目。そのほか、新富町でも乳牛が感染の恐れ(その後確認)、殺処分開始[65]。
- 宮崎市の宮崎市フェニックス自然動物園が感染予防のため無期限臨時休園[66]。
- 鳩山首相は17日昼に赤松農相に対し、口蹄疫防疫対策に2010年度の予備費から1000億円充てるように指示[67](ただし、同日夕刻の野田佳彦財務副大臣の財務省の記者会見で「額は確定していない。1000億円という数字が出てくるとは思えない」と述べ、1000億円の拠出に否定的な考え[68]。同日夕刻のぶら下がり取材にて、鳩山首相は額は決まっていないと発言)。政府の口蹄疫防疫対策本部の本部長を赤松農相から鳩山首相に格上げし、夕刻開催した。山田正彦農林水産副大臣を長とし小川勝也首相補佐官も加わる対策チーム(スタッフ19人、農水省からは平尾豊德消費・安全局長ほか)が現地に常駐し、3チームで行動予定[69]。政府は特別措置法を検討中であり、財政当局は100 - 200億円規模を予定[70]。
- 感染累例126例、殺処分対象数11万4177頭(牛・水牛8564頭、山羊4頭、豚10万5519頭)。
- 5月18日
- 東国原知事が非常事態宣言を発令[71][72]。
- 農水省専門家委員会で全頭処分とワクチン接種を検討し、県に非公式に打診。内容は半径10km圏で全頭ワクチン接種後処分、半径20km圏で全頭買い上げ後食肉加工して廃棄処分する計画[73]。
- 農水省が川南町・高鍋町・新富町の農場で新たに感染の疑いがある家畜が確認されたと発表(公表資料112例目~126例目[74]、127例目~131例目[75])。新富町では初の事例[8]。
- 北海道ホルスタイン農業協同組合が全国最大規模の総合畜産共進会(9月)の開催を来年に延期決定[76]。
- 兵庫県が但馬牛種牛12頭の半分程度と冷凍精液2ヶ月分を加西市から朝来市へ移す方針を決定[77]。
- 宮崎県は肉用牛産肉能力検定所(高原町)が飼育する生後1年前後の種牛候補の牛16頭を、高千穂町へ避難させた。
- 千葉県旭市農水産課によると、消石灰を1500袋4月30日に配布した以後、手に入らない状況が続いている[78]。
- 感染累例131例、殺処分対象数11万8164頭、処分未完了約6万頭。
- 5月19日
- 政府口蹄疫対策本部が「基本的対処方針」を公表[79]。主な感染地域から半径10キロメートル内の全頭をワクチン接種後殺処分することを発表。対象となる牛・豚は30万頭を超える見込み[80]。
- 自民党の浜田靖一国会対策委員会副委員長は、「4月30日に赤松農相に対して、『対応策を練るために海外出張を取りやめたらどうか』と申し入れたが、振り切って海外に行ってしまった」ことを明かした[81][82]。
- 衆議院外務委員会(15号)で、小野寺五典[83](自由民主党・無所属の会)は、赤松農水相の外遊について質問。小野寺はメキシコ、キューバ、コロンビアの3国とも不要不急[84]の訪問であったとして、この外遊は「社会主義の先輩の国のカストロさんと会うこと、これが赤松さんの最大の目的」であり、日本政府ではなく赤松農水相にとって個人的に大事な用件[85]だったと主張し、「口蹄疫で泣いている宮崎の農家の皆さんのことを差しおいて」外遊を強行したことを批判した。
- 鹿児島県、貴重な県産ブランド牛「鹿児島黒牛」の種牛12頭を鹿児島市から約100キロ離れた口永良部島(屋久島町)や種子島などに分散避難させる方針を固める[86]。精液の一部も分散保管決定(保管先は公表しない)。
- 5月20日
- ワクチン接種および発生10km圏内の全頭殺処分の「基本的対処方針」について、山田農水副大臣と、川南町など宮崎県の2市7町の首長が会談。首長側は、方針が地元を無視した形で一方的に決定された上に、具体的な損失補償の内容が示されていない現状では地元の同意が得られないとして、畜産農家との協議と具体的な補償内容の明示を要望。山田副大臣は前日の記者会見で住民の同意を重視する趣旨の発言をしたが、会談後には理解を得たいとしつつも、「(ワクチン接種は)地元の同意がなくても可能」と発言。同席した東国原知事は「鳩山首相には大枠でいいので地元が納得のいくような補償を明示してほしい」と語り、法的には同意がなくてもワクチン接種は可能だが、全自治体から同意を得なければ実行は困難であるとの見解を示した[87][88]。
- 民主党、全頭処分の対象となる畜産農家に対し、肉専用牛1頭当たり5万9000円、肥育豚1頭当たり1万2000円などの経営再開支援金を支払う方向で検討に入る[89]。
- 自民党、被害拡大中に外遊を続けた赤松農相に対する不信任決議案を、来週にも衆議院に提出する方針を固める[90][91]。石破茂政調会長や浜田靖一国対副委員長も相次いで批判。衆院決算行政監視委員会でも阿部俊子衆院議員が、自民党議員らの進言を振り切って外遊に出かけた赤松農相を批判。赤松農相は「対処に問題は無かった」として、「外遊を物見遊山で責任放棄したように言われるのは非常に心外だ」と答弁した。連立与党の社民党からも、重野安正幹事長が口蹄疫拡大の責任を『第一に赤松、第二に福島』と表現し、所管大臣と臨時代理の初動に不十分さがあったのなら責任は取らねばならないとの見解を示した[92]。
- 自民党は家畜を殺処分した畜産農家に対し、国が損失を全額補償するとした「緊急措置法案」を、来週中に国会に提出することを決定[93]。
- 感染累例159例、殺処分対象数13万258頭、殺処分完了7万2776頭(56%)、未完了5万7482頭。
- 衆院本会議にて江藤拓議員が赤松大臣に口蹄疫について質疑を行う[94](視聴可能)。
- 国道10号の日向市と都農町境界付近と、JA日向美々津支店付近に消毒マットを設置[95]
- 5月21日
- 日本政府は、国連食糧農業機関(FAO)からの宮崎県で拡大している口蹄疫封じ込めのために専門家チームを送るという提案を断った[96]。
- 民主党は家畜を殺処分された生産者に対し、国が損失を(評価額ベースで)全額補償するとした「特別措置法案」を来週中に国会に提出することを決定[97]。
- 西都市尾八重牧場跡地に避難中のエース級種牛6頭のうちトップ(6頭の精液の内4分の1を供給する)「忠富士(ただふじ)」(7歳、BMS7.3)がPCR陽性反応(19日分と20日分の2回が陽性)、処分決定。残りの5頭は経過観察(19日分と20日採取分の2回が陽性)[98](気性が荒いためこの牛だけ「2m(1部屋置いて)離れた」別室で飼育[99])。
- 通例ならば、同施設で飼育されている全頭が殺処分対象となる所だが、残りの5頭も殺処分となると宮崎県産子牛は完全に根絶やしになるため、特例措置が設けられた。
- 感染地域が西都市(2例)と木城町(1例)にも拡大。制限区域を新たに設定。
- 北海道が口蹄疫侵入防止対策本部(本部長・高原陽二副知事)を発足[100]。
- 熊本県山都町で500リットルの消毒液が入るプラスチック製口蹄疫消毒用タンクに穴。県は誰かが故意に開けたものとみて警察に被害届[101]。
- 感染累例171例、殺処分対象数13万3011頭(牛1万7370頭、山羊5頭、豚11万5636頭)。
- 5月22日
- 5月23日
- 5月24日
- 5月25日
- 赤松農水相が「反省していないとは言っていない。結果としてこれだけ被害が広がったことは申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と発言[110]。
- 209例、147,894頭(牛19,720頭、豚128,159頭、山羊7頭、羊8頭)、川南、都農、新富、木城(きじょう)の9件。
- Yahooボランティアインターネット募金、20,820,108円、募金人数41,563人。
- 5月26日
- 国連食糧農業機関(FAO)が宮崎県の口蹄疫流行は「世界的にみても過去10年間では最大規模の発生となっている」として、日本政府に、他国に感染させないよう全国規模で感染を封じ込める対策を徹底するように要求。農林水産省は、日本政府が要請すれば国際的な専門家を派遣するというFAOの意向に対し、現時点で受け入れる考えはないと伝えていたことを明らかにした[111]。
- 218例、152,357頭(牛22,438頭、豚129,903頭、山羊8頭、羊8頭)川南町6、都農町1。ワクチン接種済みが10頭含まれる。
- ProMED Mail - 国際感染症学会のArnon Shimshonyは、ワクチン接種者による感染拡大という危険が心配されるとコメントしている。[112][113]
- 自民党の法案を基に、被害拡大を防ぐための特別措置法案が衆議院農林水産委員会で可決。民主・自民・公明の合意による議員立法で、2年間の時限立法である。主な内容は国の責任で未感染家畜の殺処分や埋設が強制的に実施可能として、被害農家手当金や処分費用を国の負担とすることなどで、予算は1000億円とされた。この法案で民主党が歩み寄ったため、自民党は赤松農水相不信任決議案の提出をいったん見送った[114]。
- ワクチン接種の99.5%が終了(接種対象125,200頭中124,698頭)した。まだ12農家の同意が得られていない(3人1組の接種チームを80チームまで増強)[115]。
- 新宿みやざき館KONNNEでの募金が300万円以上、「ふるさと納税」も急増、昨年度計約400万円だったが、今年は今月7~24日だけで2800万円を突破。同県川南町にも、既に昨年度の約7倍に当たる355万円が寄せられた[116]。
- 5月27日
- 宮崎県口蹄疫被害義援金、27日現在総額4億7710万5,204円。
- 221例、152,403頭(牛22,484頭、豚129,903頭、山羊8頭、羊8頭、殺処分完了91,846頭(60%)、未完了60,557頭(うち埋却地未定約8,000頭[117])。1日の殺処分5,856頭)
- 愛媛県が宮崎県に派遣した職員による講習会を開く。「4人がかりで牛1頭を殺処分した。薬品が十分に効いていなかった牛に蹴られてけがをした防疫員がいた」などの内容もあった[118]。
- 5月28日
- 特別措置法案が参議院を全会一致で通過、成立する口蹄疫対策特別措置法案 全文。
- 処分農家への補償金の概算払いが始まる[119]。
- Yahoo ボランティア募金額2482万5,418円、募金人数5万0,088人
- 224例、155,182頭(牛22,547頭、豚132,619頭、山羊8頭、羊8頭)(新規は川南町と高鍋町)。
- 自由民主党、公明党、みんなの党、たちあがれ日本の4野党は、赤松農水相の不信任決議案を衆院に提出[120]。
- 山田対策本部長が九州農政局で知事らと意見交換し「隣県に飛び火する可能性は高くなっている。消毒、防御をしっかりやっていただきたいとお願いした。(感染が広がったときに)県有地を用意し、即座に埋却処分できるような体制を整えておいていただきたい」と述べた[121]。
- 2000年に動物衛生研究所主任研究官として宮崎で診断や抗体検査、防疫対策を対応した岐阜大学猪島康雄准教授が「前回のウイルスは伝染力が弱く、抑え込めたため、今回は対応が遅れたのではないかという印象がある」とし「発熱と下痢だけで口蹄疫を疑うのは難しい。見逃したとか、1人の獣医師に責任をなすりつけないで。発生農家が悪いのでもない」と述べた[122]。
- 熊本県は山都町で、21日口蹄疫の感染防止のための消毒に使うタンクに何者かが穴を開けたとして警察に被害届を出したが、警察の調べで消毒液を噴射する機械の排気口からの熱で穴が開いた可能性が高いことがわかったとして28日、被害届を取り下げ[123]。
- 5月29日
- 全国肉牛事業協同組合・日本養豚協会は宮崎県に対し、特例で避難しているエース級種牛5頭の殺処分を求めた。49頭の種牛の延命を求めたり、発症を国に報告しなかったことを「犠牲を強いられた生産者及び全国の生産者に対する裏切りで、疫学上あり得ない言語道断の行為」として非難した[124]。「(感染の可能性のある)種牛を残すことで、他県の生産者が心配で(子牛の)購入に行けない」と強調した[125]。
- 埋却した牛や豚が、28日までで計約10万頭に達した。今後、ワクチン接種後の牛豚を含め、さらに約18万頭の処分が必要で、殺処分数は計約28万頭となる[126]。(埋却地が60ha必要)
- 宮崎県家畜改良事業団が延命を求めていた種牛49頭の中の2頭が発熱し口蹄疫に感染したことを、宮崎県が国に報告していなかったことが発覚。発熱は22日と26日に1頭ずつ出ていた。東国原英夫知事に報告していたが農林水産省への報告はなく県ぐるみの隠蔽工作[127]。
- 232例、162,159頭(牛28,669頭、豚133,474頭、山羊8頭、羊8頭)、川南4件・都農1件、高鍋3件(158例目に391頭の追加)。新規全件ワクチン接種済み。
- 5月30日
- 5月31日
- Yahoo ボランティア54,386人、26,515,986円
- 「安平」を含む種牛49頭処分完了。残りは5頭(西都市尾八重牧場の新畜舎2棟に)。
- 247例、164,057頭(牛30,567頭、豚133,474頭、山羊8頭、羊8頭)川南4件、都農4件、高鍋1件。殺処分前提でのワクチン接種を終了した牛豚を含めると277,055頭に[131]。(殺処分対象頭数の推移のグラフ)
- 宮崎県は口蹄疫対策として、総額426億2153万円の一般会計補正予算案を発表(4回目で総額は542億3169万円)[132]。
- 家畜の移動制限区域にある「ミヤチク」都農工場で搬出制限区域から受入れた家畜の食肉処理を開始[133]。
6月1日から6月15日
- 6月1日
- 鳩山首相が宮崎入りするも、滞在時間は約2時間[134]。
- 253例169,881頭(牛31,711頭、豚138,154頭、山羊8頭、羊8頭)。248例目 - 253例目合計6件5824頭、都農3件、川南1件、高鍋1件、西都1件(全例24日 - 26日にワクチン接種済み)。
- 6月2日
- 264例(6月1日分追加を含む)、都農4件、川南6件、高鍋1件。合計頭数は、179,207頭(牛32,045頭、豚147,145頭、山羊9頭、羊8頭)(22日 - 28日にワクチン接種済み)。
- 本日までの殺処分対象は、疑似患畜・患畜分が179,207頭、ワクチン分が92,881頭。合計272,088頭。殺処分・埋却終了が127,027頭。殺処分が6,896頭(豚が6,768頭)[135]。
- 6月3日
- 269例、180,004頭(牛32,226頭、豚147,761頭、山羊9頭、羊8頭)。新規は新富1件、都農1件、川南2件、高鍋1件(一部PCR未判定分を含む)。24日 - 26日ワクチン接種済み。
- Yahooボランティア、27,773,654円、56,791人。
- 宮崎県口蹄疫被害義援金の状況(平成22年6月3日現在)
- 総額 8827万円
- 県に対する寄付金(5月28日現在)36件、1,237万円
- ふるさと納税(5月28日現在)申込 3,900件、入金 1,898件、総額 4740万円
- 6月4日
- えびの市が清浄地域に。4月28日の1例目以来5月13日の4例目で最後。農家数406戸。
- 口蹄疫対策特別措置法施行。
- 殺処分完了140,526頭(牛14,726、豚125,794、山羊・羊16)。
- 宮崎県全域が車両消毒義務地域に(口蹄疫対策特別措置法)。
- 6月5日
- 274例、181,413頭(牛32,704頭、豚148,692頭、山羊9頭、羊8頭)川南1件、新富1件、木城1件。殺処分対象頭数272,191(牛66,451、豚205,723)。昨日までの殺処分完了140,526頭(牛14,726、豚125,794、山羊・羊16)。
- 6月6日
- 宮崎牛の種牛5頭、PCR検査2週間陰性、抗体検査も陰性。
- 殺処分4,159頭(牛1,127、豚3,032頭)。殺処分完了は144,685頭(53%)、殺処分対象全頭数は272,191頭、未処分127,506頭。
- 6月8日
- 宮崎県口蹄疫被害義援金等の受付状況
- 宮崎県口蹄疫被害義援金総額 10億2632万4,256円
- 県に対する寄付金の申込み43件、総額 1億2380万0,000円
- ふるさと納税申込 4,299件、入金 2,208件。総額 6211万0,061円
- 宮崎県口蹄疫被害義援金等の受付状況
- 6月9日
- 280例目、新市町村…都城市高崎町大字江平、肉牛250頭(鹿児島県に隣接)。都城市に対策本部設置。(国内有数の畜産地帯、2,600戸の牛飼育農家で76,585頭、190戸の養豚農家で398,804頭、2006年の肉の生産額が牛151億円、豚225億円で、市町村別で全国トップ。[136][137])
- 280例、牛33,361頭、豚152,871頭、山羊・羊17 頭、計186,249頭。
- 宮崎市跡江(新地域)1件(豚1,325頭)、西都市下三財1件(牛550頭)、日向市平岩(新地域)1件(牛349頭)
- 国は獣医師30人を大学などから追加派遣予定。獣医師30人、補助員20人が不足しているため。6月9日現在100人の獣医師を動員しているが、各県農林部局が中心だった[138]。
- 川南町川南1件(豚627頭、5月24日ワクチン接種)、木城町高城1件(豚1,760頭、5月23日ワクチン接種)
- 285例、190,818 頭(牛34,250頭、豚156,551頭、山羊9頭、羊8頭)。
- 都城市「ミヤチク」高崎工場(10km圏内)が操業停止。4月20日に停止した都農町都濃工場(5月31日に制限区域内の処理を開始)、6月11日に日向市の南日本ハム(日本ハム子会社)が停止するため、宮崎県内の豚、牛の処理能力が半減、20km圏内の食肉処理にも影響[139]。20km搬出制限圏内には県畜産試験場(高原町)、都城市食肉センター(平江町、年間牛1万頭、豚25万頭)、都城地域家畜市場(黒毛和牛子牛年約5千頭)がある。
- 「コブクロ」(小渕健太郎、宮崎市出身、宮崎工高)と今井美樹(高鍋町出身、高鍋高校)、今井の夫でギタリスト・シンガーの布袋寅泰が応援曲「太陽のメロディー」を作詞・作曲[140]。(今井美樹は既に宮崎県に500万円寄付)
- 新たな確認5,594頭。殺処分5,963頭。殺処分対象275,692頭。殺処分完了164,595頭(60%)。未殺処分111,097頭。
- 6月11日
- 川南町川南1件(牛74頭:6月8日ワクチン接種済)、西都市茶臼原1件(牛1,351頭:5月24日ワクチン接種済)。
- 鹿児島県は24時間消毒を実施中の主要道路7本を除く、80本の道路を封鎖要請するが、各市は難色を示す。都城市は32所のうち市道6カ所を12日午後にも封鎖する方針。20カ所の市道と農道では通行を地元車両に限定する規制。県道など残り5カ所は県が対応する。曽於市は6本の市道を封鎖、20本を住民の車両に限定する。志布志市と霧島市は規制を行わない姿勢。九州各県から警官の応援[141][142](人員・手段は県から自治体に丸投げで困惑している[143])。
- 車線の封鎖や看板の設置などを行っているが、通行の是非は運転手に任されているのが実態。[144]。
- 監視員1-2名を置いた(建設会社のボランティアと警備会社) 。
- Yahooボランティア、午後9時に3001万円、62,517人。
- 宮崎市では11日午前6時半から80人で開始し、午後5時半までに1425頭の埋却完了。日向市は10日から始め、11日午後10時までに349頭の埋却を完了した。
- 6月12日
- 菅直人首相、宮崎市内の畜産農家と県庁を訪問。「国家的危機との認識を持っている。政府の責任者として全力を挙げる。必要なことは人、物、金含めて対応していきたい」と強調した[145]。
- 山田大臣などが約束した特別措置法による対策費(現在約400億円)政府全額負担が、関係省庁の反対で決まらず。ワクチン接種関連費の県の1/5負担(110億円以上)が焦点となっている模様[146]。
- 県立中央図書館、「生目の杜運動公園」を含む宮崎県と宮崎市の194箇所の公共施設を臨時閉鎖。都城市も開館したばかりの歴史資料館「都城島津邸」など、108施設を11日から閉鎖した[147]。
- 大分・熊本・鹿児島の3県全域が車両消毒義務地域に(口蹄疫対策特別措置法)。
- 288例目、新富町大字新田、豚921頭、5月23日ワクチン接種済み
- 288例、197,685 頭(牛36,788頭、豚160,880頭、山羊9頭、羊8頭)
- 都城市消毒24ヶ所消毒ポイント20ケ所、消毒マット2ヶ所、消毒プール2ヶ所
- 6月13日
- 6月14日
- 新発生地1km圏内で抗体検査(サンプル)。
- 政府は20日までに全処分完了の意向。
- 都城市の人気施設「高千穂牧場」(年間来場52万人)が閉鎖(オンラインショッピングは可能)[149]。
- 鹿児島県の小学校2校が修学旅行の行き先変更。1校は宮崎・西都市の予定を熊本市に、もう1校は高千穂牧場から霧島市の「県上野原縄文の森」に[150]。
- 6月15日
6月16日から6月30日
- 6月16日
- 290例目、新市町村:東諸県郡国富町大字木脇、牛234頭、ワクチン未接種。
- 篠原孝農水副大臣(政府現地本部長、京大農学博士)は、径10~20kmの搬出制限区域の早期出荷について「感染が治まれば急いでやる必要はない」とし、事実上断念する事を明らかにした[152]。
- 5月の子牛取引前年比6割減、価格1割上昇[153]。
- 大分県豊後大野市(橋本祐輔市長)が口蹄疫感染の宮崎住民は断る。公民館や体育館、小中学校など約100か所で川南町や宮崎、西都、都城の各市など終息したえびの市を含む5市6町の住民。(畜産農家341戸、牛約5,300頭、豚約7,300頭を飼育。2007年度の畜産生産額は約29億8000万円。[154])
- 6月17日
- 6月18日
- 291例目、宮崎市大字跡江(宮崎市2例目、10km圏外、ワクチン未接種)、肉牛38頭
- 国が全額補償する政令を決定(総額199億円を予定)(6月12日には県に100億円以上負担を求めていた)[157]。
- 殺処分7,709頭。これまで殺処分対象276,040頭。処分完了211,544頭(77%)、未処分64,469頭。患畜・疑似患畜の未処分12,474頭(牛8,624頭 豚3,850頭)。
- 6月20日
- 川南町の感染疑い牛・豚約14万5千頭の殺処分が終了した。西都市と高鍋町で残る約8,400頭の処分を急ぐ。ワクチン接種家畜のうち、未処分の約4万9千頭(19日時点)についても作業を本格化させる。高鍋町では20日は雨のため対象5農場のうち4農場で作業を断念した[158]。
- 家畜共済が支払い対象とならず、「加入している意味がない」などと苦情が寄せられ、県共済連が対応に苦慮している。法では疑似患畜の場合、国の補償が4/5と決まっており、残りを補償していた。今回は生後23カ月の繁殖雌牛の場合、評価額81万円で4/5を掛けて64万8千円。共済連評価額50万円で、損失が発生しない計算となり支払いができない[159]。
- 6月24日
- 午後1時54分、疑似患畜の発生が確認されていた全ての農場において殺処分が終了した[160]。
- 口蹄疫防疫措置実施マニュアル 平成22年6月24日22消安第2898号 農林水産省消費・安全局長通知公表
- 農場から家畜保健衛生所に通報があれば、2時間以内に立ち入り検査
- 動物衛生研究所の遺伝子検査を待たず、写真で感染疑いを早期に判定
- 疑い確認から24時間以内の殺処分、埋却
- 6月25日
- 宮崎県新富町で国に報告せず牛1頭を殺処分した疑い。(2010年7月15日発覚)
- 6月26日
- ふん尿など未処理の排泄物が大量に残っていることが分かった。指針では排せつ物も農場内で埋却・焼却することが原則であるが、とても手が回らないし場所もない[161]。
- 6月27日
- 6月30日
- 殺処分対象だった約27万6,000頭の家畜の処分が完了した。
7月
- 7月9日
- 宮崎県が殺処分の対象になっている種牛6頭を処分せず、県側で無償で引き取る特例措置を要求。これに対し山田農林水産大臣は「宮崎県は口蹄疫の危機意識があまりにもなさすぎる。認識の甘さが被害拡大を招いた。特例は認められない。」と厳しく批判した。[167]。
- 7月10日
- 東国原知事が山田農林水産大臣のこの発言に対し、「口蹄疫は国家的危機管理の問題であり、地方の責任だという国家がどこにあるのだろうか?口蹄疫が宮崎県に抑えられただけでも奇跡に近く、ここまで口蹄疫の感染を抑えた宮崎県民もとい隣県等の多大なる関係者に失礼ではないか?」と批判した。[168]。
8月から9月
10月
- 菅直人内閣が宮崎県の復興支援政策を決定。宮崎県が地方債を発行し、1000億円規模の基金をつくることを認め、その運用益を県内の市町村支援や観光振興などに充てる内容で、国は「基金33億円」と地方債1000億円の「利息の3分の2」を負担する[177]。
潜伏期間
- 口蹄疫の潜伏期間は「口蹄疫ウイルスと口蹄疫の病性について」[178]によれば牛6.2日、豚10.6日。ウイルスの量が少なければ潜伏期間が長く、多ければ短くなる。必ずしも一定では無い。
- 最新の資料では潜伏期間は2 - 14日であり、3 - 5日の場合が多い。
- 感染した日時と、発症する日時に差がある。
- また、「豚の飼養密度が高い地域に発生すると、地域のウイルス汚染度が高まり、空気伝播や風による伝播が起こりやすくなって、防疫が困難になるとの指摘がある」との記述もある(最新の権威ある文献によると、「1頭の感染した豚は毎日4億個のウイルス粒子を放出し、たった10粒で牛を感染させることが出来る」という)。
- えびの市での症状確認、豚への感染確認と大きな変化の見られた27日9例目・10例目[179]についてウイルス量による潜伏期間の変化を無視して考えた場合は以下のように考えられる。
- 豚の症状が確認された10例目は5月15日 - 16日の時点で感染していた可能性が高い。
- えびの市への感染が確認された9例目は5月20日 - 21日の時点で感染していた可能性が高い。
疫学的な感染ホストの特徴
- 西浦と大森による宮崎の流行データ分析結果[180]によると、牛の農場は豚の農場よりも4.2倍(95%信頼区間:3.9,4.5)感受性が高く、感染しやすい。一方で、豚の農場は牛の農場よりも8.0倍(95%信頼区間:5.0,13.6)感染性が高く、2次感染を起こしやすい。これは英国の2001年流行でも見られてきたことである。
支援策
政府
- [3]家畜防疫互助基金(未加入でも支払う)と同額を生活対策費として支援する。(農水省の見積もり)
- 肉用牛繁殖農家(30頭)で477万円
- 肉用牛肥育(160頭)で944万円
- 養豚一貫経営(1880頭)で3218万円
- 酪農経営(45頭)で707万5000円
- [1]殺処分する牛、豚は時価評価方式で全額を補填
- [2]ワクチン接種から殺処分までの飼育コストは一日あたり単価で飼養日数実績で支払う
- [4]埋却に要する経費支援では、農地の使用不能による逸失利益(地代相当)と環境対策に要する経費を支援(町による土地購入は別途検討)
- [5]経営再開支援策は▽リース方式による家畜導入への助成、▽家畜疾病経営維持資金の融資枠の拡大等する、の5項目[181]。
自衛隊
5月1日、宮崎県の口蹄疫被害拡大により殺処分の対象頭数が急増したため、東国原宮崎県知事は防衛省・自衛隊に児湯郡川南町への災害派遣を要請した。テレビ報道では、自衛隊員が獣医とともに白い防疫服を着用して畜舎を掃除し、殺処分後の埋却を行う映像が繰り返し報道された。同年7月27日に陸上自衛隊第43普通科連隊と航空自衛隊第5航空団は待機を解かれ完全撤収する[182]。
- 派遣部隊(5月23日現在)
-
- 陸上自衛隊 - 埋没処理の掘削作業 及び殺処分支援 消毒ポイントの運営業務
-
- 九鬼東一連隊長(47歳)、延べ19,187人(終息まで)[183]
- 派遣規模
-
- 人員
- 約220名(延べ約3,330名)
- 車両
- 約40両(延べ約960両)施設車両等含む
- 派遣内容
-
- 埋却関連
- 検問(9ヶ所)
- 埋却地の提供
日本国外
国際連合食糧農業機関
- 日本の口蹄疫拡大を懸念し警告を出していた国際連合食糧農業機関(FAO)では、家畜の感染症対策に当たっているルブロス主席獣医官が「国連として日本に対し専門的な支援を行いたい」と述べ、日本政府から要請があれば助言のために国際的な専門家を派遣する考えを示した。それに対し、農林水産省の担当者は「今は日本としても感染対策を懸命に行っているところであり、今後、必要であれば受け入れを検討したい」と述べ、 FAOに対し現段階では専門家を受け入れる考えはないと伝えた[186][187][188]。
応援メッセージ
募金・ふるさと納税
宮崎県口蹄疫被害義援金
- 赤い羽根みやざき:宮崎県共同募金会(5月28日更新)
- 宮崎県(5月25日更新)
- 期間 2010年5月14日 - 7月20日
- 税制上ふるさと納税と同等扱いを予定。
- 宮崎県と宮崎県共同募金会の合同事業、JAも参加。多くの募金は最終的にここに寄付されており、各地に配分される予定。
- Yahooボランティア 中央共同募金会:インターネット募金が可能、携帯も利用可能。
- 新宿みやざき館KONNE(宮崎県のアンテナショップに募金箱がある)(福岡市天神のKONNEでも募金中)
- 宮崎日日新聞社本社や県内支局に直接現金持参
企業の店頭などの募金窓口 (終了)
- ダイエーグループ、
- セブン&アイ・ホールディングス(イトーヨカドー、セブンイレブンなど)
- ユニー・サークルK・サンクス
- カルチュア・コンビニエンス・クラブ
- はてな(はてなポイント専用)
- ソフトバンクモバイル
- チャリティダイヤル(5月24日より)
- ECナビポイント募金(1ポイント=0.1円)
- ヤマダ電機
- 宮崎県口蹄疫被害宛てEdy募金・・Edyカード、おサイフケータイ(ドコモ・au)で募金
- タリーズ・コーヒー(宮崎県内の募金箱)
自治体の募金窓口
数字は6月8日現在
- 宮崎県(279例)
- ふるさと宮崎応援サイトふるさと応援寄付金(ふるさと納税)
- みやざき県産品オンラインショッピング(宮崎県の物産を買って支援する)
- 川南町(195例)
- 都農町(30例)
- 新富町(16例) 新富町ふるさと納税
- 高鍋町(25例) 高鍋町ふるさと納税
- 木城町(4例) ふるさと納税
- 西都市(5例)西都市ふるさと納税
- えびの市(4例、6月3日終息) えびの市心のふるさと寄付金
- 都城市(6月10日発生確認)
- 都城市ふるさと納税応援団(6月10日発生確認)
- 都城市口蹄疫対策支援金
- 日向市日向市口蹄疫対策支援金(6月10日発生確認)
- 国富町国富町ふるさと納税(6月16日発生確認)
- 宮崎市宮崎ふるさと愛寄付金(6月10日発生確認)
主な企業・団体などの募金
- 5月18日、昭和シェル石油(とソーラーフロンティア)は宮崎県で発生している口蹄疫被害の対策のために、宮崎県に1,000万円の義援金を拠出することを決定[191]。
- 霧島酒造(都城市)5,000万円
- ハンズマン(都城市)1,000万円
- 5月20日、宮崎県の旭有機材工業(旭化成関連)は500万円の義援金を寄付[192]。
- 大阪市のグンゼは100万円を「社会福祉法人 宮崎県共同募金会」に寄贈[193]。
- 5月23日、広島宮崎県人会(広島在住の宮崎県出身者団体)が、広島県広島市内で義援金募金活動を行った[194]。
- エスフーズ8000万円(こてっちゃん)(会社5000万円+社長3000万円)
- UMKテレビ宮崎グループ 5000万円
- キャノン・グループ 1000万円
- 読売巨人軍・広島カープ・ソフトバンクホークス・西武ライオンズ球団各々義援金300万円 合計1200万円
- 日本相撲協会 500万円
- 旭化成 1000万円
- クボタ(農機具大手) 1000万円
- 平和テント(宮崎市) 1000万円
- (社)宮崎県建設業協会 200万円
- プライムデリカ(相模原市、プリマハム系列でセブンイレブンに納入) 100万円
- 宮崎大学農学部同窓会 100万円
- コロプラ 100万円[195]
- 日本バレーボール協会 300万円[196]
個人・チームなどの募金
- 5月10日、女子プロゴルファーの横峯さくらが賞金1200万円を宮崎県に寄付することを自身のブログで発表[197]。また横峯自身は16日にはフンドーキンレディースで今季初勝利を挙げた際のスピーチでも口蹄疫対策への協力を呼びかけ、無料サイン会を行うなどしている[198]。
- 5月17日
- 5月18日、都城市で毎年キャンプを行うプロサッカーJリーグのFC東京が宮崎県の畜産農家の義援金として都城市を通じて寄付することが発表された[202]。
- 5月21日
- 宮崎市で毎年キャンプを行うプロサッカーJリーグのセレッソ大阪が球団と選手会の連名で口蹄疫支援義援金を宮崎市に贈ることを発表した[203]。
- プロサッカーJリーグの鹿島アントラーズも球団と選手会の連名で、宮崎県に口蹄疫支援義援金として100万円を贈ることを発表した[204]。
- 日南市天福球場で毎年春季キャンプを行うプロ野球の広島東洋カープが口蹄疫支援金として300万円を贈ることを発表し[205]、同じく日南市南郷町で春季キャンプを行う埼玉西武ライオンズも球団と選手会の連名で300万円の義援金を宮崎県共同募金会に贈ることを発表した[206]。
- タレントの島田洋七は福岡市中央区の百貨店で、宮崎県を支援する募金活動を行い、「一つの県の問題ではなく九州全体の問題」と買い物客に協力を呼び掛けた[207]。
- 5月22日、日本相撲協会は緊急理事会決議で宮崎県に支援金500万円を贈ることを決めた[208]。尚、宮崎県への支援金贈呈式は5月23日の大相撲5月場所千秋楽の土俵上で行われた。
- 5月23日、宮崎県日向市出身のプロ野球東京ヤクルトスワローズ:青木宣親外野手が口蹄疫支援チャリティーサイン会を明治神宮野球場で開催[209]。
- 5月26日、宮崎県は、5月21日付で同県児湯郡高鍋町出身の女優:今井美樹が500万円の義援金を県に寄付したことを公表[210]。
- 5月30日、宮崎市出身のタレント:ダルビッシュ紗栄子が口蹄疫で被災した農家に義援金として300万円を寄付[211]。
- 6月3日、宮崎県延岡市出身の大相撲立行司:第35代木村庄之助が義援金として100万円を宮崎県に寄付[212]。
- 6月4日、宮崎県都城市出身(姫城中学)の俳優:永瀬正敏が義援金として300万を寄付すると共に、自らのホームページにチャリティーサイトを開設した[213]。
- 6月15日、ジャパンラグビートップリーグの三洋電機ワイルドナイツが口蹄疫対策義援金として、宮崎県ラグビー協会に15万円を贈った[214]。
川南町で酪農経営をしている弥永睦雄氏が個人ブログ ムッチー牧場だよーん を通じて5/18より個人的に募金募集を開始し6/23現在で46.214.576円を集め 7/25より口蹄疫感染農家 ワクチン接種農家1210件に対して一律4万円を配布開始している 残金に関しては川南地区の畜産復興に活用するとの発言あり 最終的には農協の監査役を入れて会計報告を行うとのこと
個人・チーム・NPOなどの応援活動
- 口蹄疫バスタオル 第2次募集(NHK-TV全国放送 5月29日)
口蹄疫バスタオルプロジェクト【臨時収集所】大谷 憲史[215]
2010/8/7を持ってバスタオルプロジェクトは組織を解散した 残存するバスタオル約6000枚とフェイスタオル約200枚消毒マット約1200枚は代表者の大谷氏が自宅倉庫で管理し 今後の風水害の際に支援物資として活用する事を計画している
大谷氏が財政的に逼迫し個人的カンパを募っていいる 口蹄疫関連で事業としていたパソコン教室が開催できなくなり バスプロの経費を個人で負担していたりしたため とても困った事になっている模様
- タオル、洗剤の募集(宮崎大学HPより)
- 【急募!】支援物資募集のお願い(5月31日(日)に宮崎大学生協まで、以後も連絡を)
- 6月11日現在、川南町や都農町では、寄付された使い切れないタオル入が山積みとなっており、県は、寄付する時は事前の連絡を呼びかけている。
地方自治体の独自対応
宮崎県での口蹄疫被害が拡大・長期化するのに伴い、各県、政令指定都市が政府の支援とは別に独自に設定した口蹄疫対策予算や対応策。
- 主な動き(5-6月)
- 全畜産農家に対する清浄性調査
- 種牛、種豚、冷凍精液の分散
- 家畜伝染病予防法(9条[216])に基づいた知事命令による消毒
- 消毒薬(炭酸ソーダ中心)や消石灰の無料配布
- 対策資金の準備・配布、無利子融資、仮払金
- 動物園、役所、イベントなどでの消毒槽の設置
- 県や市町村の対策本部の設置、第1回会議
- 空港や港などでの消毒液設置
- 宮崎、熊本、鹿児島、大分県では車両消毒の義務化(6月初旬から)
- 宮崎県では人の集まる公共施設の閉鎖(県立中央図書館や公民館など)
- セリ市、各種畜産イベントの中止、延期
- 動物園などでのふれあい中止
- 牧場体験学習など受け入れ停止
- 埋却用地の確保
- 営農相談、経営相談、心のケア
- 異常家畜発見時の生産者等からの24時間通報体制(夜間休日も)を整備。
- 宮崎県
- 種牛55頭、現在5頭(美穂国6歳、福乃国13歳ほか)。年間子牛出荷78,391頭(2009年)、4割を県外に。2008年第9回全国和牛共進会で内閣総理大臣賞7頭独占(5年に1回)。
- 宮崎牛、佐賀牛、松阪牛の4割、常陸牛の3割、信州和牛(但馬牛にはならない[217]
- 4月28日、緊急対策として総額約33億円の今年度一般会計補正予算を専決処分することを決定し、家畜を薬殺処分した農家や小売業者らへの融資枠を245億円分設定した[218]。
- 5月12日、口蹄疫で影響を受けた豚・牛の農家に対し、当面の生活資金として200万 - 100万円を上限に無利子・無担保で貸し付ける新たな制度など、約2億1000万円の一般会計補正予算を専決処分した[219]。
- 6月11日県、宮崎市、都城市で公共施設を閉鎖。県中央図書館、運動公園、公民館など。
- 鹿児島県
- 種牛24頭。鹿児島牛、松阪牛、さつま黒豚。
- 和牛飼育37万頭(北海道に次ぐ)全国2位、豚飼育134万頭、全国一位。
- 曽於中央家畜市場の子牛の年間取り扱い2万6千頭。全国1位。
- 宮崎県の南に隣接…自動車だけではなく風雨による感染が心配
- 5月7日知事命令による消毒[220]
- 5月20日、県内の各自治体やJAは、宮崎県の口蹄疫に伴う競り市延期で、子牛農家支援策を決定[221]。
- 5月24日種牛の半分12頭を離島に移動する第1陣として、県肉用牛改良研究所(曽於市)(宮崎県境まで7.5km)の6頭を喜界島に向けて船積み[222](他に冷凍精子の一部を移動予定)。
- 5月25日現在、24時間消毒ポイント9ヶ所。
- 5月26日種豚改良協会(霧島市)などの種豚候補のうち20頭を、県農業大学校(日置市)に移動させた。また、種子島へ移動させる予定だった種牛、種牛候補の計6頭と種豚候補約120頭は、屋久島に移すことに変更した[223]。
- 6月12日宮城県都城市の感染に伴い道路封鎖80本を要請するが、自治体の体制が整わず一部にとどまる。
- 大分県
- 種牛36頭。豊後牛(「勝福平」2010年2月最優秀検定ほか)
- 肉用牛64,600頭(2008年)
- 4月30日、口蹄疫の県内発生予防に万全を期するとともに、畜産農家の経営支援を行うため、「大分県口蹄疫総合対策本部」を設置[224]。
- 5月28日3ヶ所で24時間消毒液マットによる全車両消毒を開始[225]。
- 6月11日県畜産研究部(竹田市久住町)の種牛36頭のうち、主力種牛7頭を国東市の国東町畜産振興公社畜舎に避難させた。さらに現在精液を供給する基幹種牛12頭のうち最大5頭も避難させる[226]。
- 6月11日宮崎県境の国道3カ所だけの消毒ポイントを、12箇所新規設置し宮崎、熊本県境に拡大する[227]。
- 熊本県
- 種牛16頭。くまもとあか牛。肉用牛147,600頭。
- 5月13日、困窮した農家への経営支援策として総額80億円の無利子融資枠を設定し、追加の防疫対策をまとめた[221]。
- 5月25日現在、消毒ポイント9ヶ所(7ヶ所は7-19、1ヶ所24時間、1ヶ所7-17)
- 5月27日県は県農業研究センター(合志市)の「くまもとあか牛」4頭と黒牛の種牛と種牛候補の計6頭を、来週にも県内2ヶ所(阿蘇市と天草地方)に分散させることを決めた。凍結精液6万本のうち約1万本も八代市に移動させる[228]。
- 6月20日、4月下旬から休止中の家畜市場6カ所は、えびの市で感染終息が確認された翌日の6月5日に7月1日再開を決定。飛び火したが、15日の再協議で、当初決めた通り7月再開を確認した。出荷待ちの子牛が1千頭を超える南阿蘇畜産農協(高森町)。塚元組合長(56)は「高齢や女性の生産者が多く、牛が成長しすぎて手に負えなくなったり、畜舎に収容しきれなくなったりして悲鳴を上げている」と早期再開を訴える[229]。
- 長崎県
繁殖用和牛6頭、子牛6頭が殺処分され、農場から徒歩圏内に埋却するという想定で、24人が埋却作業にあたった[232]。
- 佐賀県
- 福岡県
- 沖縄県
- 島根県
- 香川県
- 高知県[240]
- 愛媛県(宮崎県の海向かい)
- 兵庫県
- 肉用牛58,600頭。
- 但馬牛(超エース級6頭(8割)、エース級6頭、種牛候補28頭)
- 生産農場2,566戸 92,850頭(乳用牛502戸 19,300頭、肉用牛2,022戸 47,500頭、豚42戸26,050頭)
- 4月30日、農林水産技術総合センター畜産技術センターで集中管理している12頭の基幹種雄牛の凍結精液のうち、約5,300本(6頭、約2ヶ月分)を北部農業技術センターへ移動。
- 5月25日、農林水産技術総合センター(加西市)の但馬牛のエース級種牛3頭を含む6頭と、北約50キロの北部農業技術センター(朝来市)にいる種牛候補6頭を、お互いに交換し移し替える予定[242]。
- 5月28日、来週中の県下一斉消毒を決定[243]。
- 異常家畜発見時の生産者等からの24時間通報体制(夜間休日も)を整備。
- 岡山県
- 岩手県
- 肉用牛112,400頭(全国4位・宮崎、鹿児島、北海道のつぎ)
- 県畜産研究所種山畜産研究室(住田町)にある凍結精液18万本と種牛18頭。凍結精液のうち3万本を6月14日から20km離れた宮古市県宮古地区合同庁舎で保管する。
- 宮崎県外に口蹄疫が広がった場合、特に優れた種牛12頭を種山に残し、残りの6頭は50km離れた外山畜産研究室(盛岡市)に移す。県内で発生した時には種山では種牛だけを飼育し、残りすべて別の場所に移す[245]。
- 新潟県
- 339戸で約12,600頭の肉用牛。うち、黒毛和種は296戸で約4,500頭。黒毛和種は年間約1,800頭が食肉用に、うち約800頭が高級和牛「にいがた和牛」として流通[246]。
- 新潟県口蹄疫発生時対策要領:危機対策課、畜産課(P18)
- 地域振興局番:口蹄疫対応標準マニュアル平成22年5月31日 新潟県:防災局危機対策課農林水産部畜産課(p48)
- 山口県
- 三重県
- 肉牛が222戸、乳牛が69戸、養豚が64戸などで、計約16万4000頭の牛や豚
- 6月12日調査、7割が埋却用地確保。
- 滋賀県
- 牛2万2千頭、豚1万頭(子牛1万頭の4割は宮崎産)(2009年7月)
- 神奈川県
- 529農家、乳牛9830頭、肉牛4788頭、豚7万9791頭(2010年2月)
- 予防策パンフレットを全529農家に配布。
- 消石灰60kgを全農家に配布[247]。
社会的影響
- 北海道浦幌町の民間団体・『うらほろ子ども農山漁村交流プロジェクト』は、2010年7月6日から2泊3日の日程で、大阪府立鳳高校の修学旅行生320人を、酪農体験のため受け入れることになっていたが、口蹄疫の流行を受け、口蹄疫が発生している宮崎県などからの航空便が到着する大阪府の空港から現地入りすることや、北海道庁が「部外者を無闇に牧場に入れるべきではない」と畜産関係者に要請したことなどから、修学旅行生がウイルスを持ち込む可能性も否定できないとして、受け入れを中止した[248]。
- 2010年5月23日に行われる予定だったサッカーJFL前期第12節のホンダロック vs FC琉球戦(宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場)と6月6日に行われる予定だった前期第14節のホンダロック vs アルテ高崎戦(延岡市西階総合運動公園陸上競技場)が『宮崎県内における「口蹄疫」発生における感染防止対策』として中止・順延となった[249][250]。また6月27日に行われる予定だった前期第17節のホンダロック vs MIOびわこ草津戦(宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場)を6月26日にMIOびわこ草津のホームゲーム(会場は湖南市市民グラウンド陸上競技場)として開催し、後期第12節(10月24日)に予定していた同じカード(MIOびわこ草津ホームゲーム)を前期第17節と入れ替えてホンダロックのホームゲーム(10月24日に延岡市西階総合運動公園陸上競技場で開催)として開催することになった[251]。さらに7月11日に行われた後期第2節のホンダロック vs ツエーゲン金沢戦と7月25日に行われた後期第4節のホンダロック vs 松本山雅FC戦は無観客・非公開試合(一般来場者の観戦禁止)で会場も非公表となった[252]。無観客試合はJFLではリーグ発足後初となった。またスポーツイベントが会場を非公開とするのも異例となった。その後7月27日の非常事態宣言の全面解除を受けて8月以降のホンダロックのホームゲームは予定通り開催されることとなり、順延となった2試合も8月中に消化した[253]。
- 第92回全国高等学校野球選手権宮崎大会も、一般客を立ち入り禁止としたが、出場選手の保護者・親族に限り入場は許可されている。その後非常事態解除のため、準決勝・決勝は一般市民や出場選手以外の生徒・保護者らの入場も解禁された。
- 高文連十勝支部は十勝管内の基幹産業たる酪農業への影響を避けるため、第34回全国高校総合文化祭宮崎大会に十勝支部から出場する予定だった7校91人の不参加を決めた。
風評被害
- 県内の運送業が宮崎ナンバーであるが為に県外で積み荷の受け取りを拒否される。
関係者
(実名を基本とし、公開情報のみ使用)
宮崎県
- 知事:東国原英夫(ひがしこくばる ひでお)
- 副知事:河野俊嗣
- 家畜防疫対策監:岩崎充祐
- 農政水産部次長:押川延夫
内閣(鳩山政権)2010年6月7日まで
- 内閣総理大臣:鳩山由紀夫(はとやま ゆきお)(政府対策本部長)
- 内閣官房長官:平野博文(ひらの ひろふみ)
- 農林水産大臣:赤松広隆(あかまつ ひろたか)元社会党書記長
- 農林水産大臣臨時代理(大臣外遊中):福島瑞穂(ふくしま みずほ)社民党党首、参議院比例区、宮崎県延岡市出身、宮崎大宮高校卒業。
- 副大臣:山田正彦(やまだ まさひこ)九州比例区。政府現地対策本部長(1970年代に畜産業を営み、中国の青島から輸入した牛400頭を飼育、豚出荷年8000頭。石油危機による輸入飼料の高騰で挫折)。
- 副大臣:郡司彰(ぐんじ あきら)
- 首相補佐官(農山漁村地域活性化担当):小川勝也(おがわ かつや)参議院北海道(現地対策本部No.2)
- 政務官:佐々木隆博(ささき たかひろ)
- 政務官:舟山康江(ふなやま やすえ)北大農学部農業経済学科卒、農水省キャリアーで結婚退職。44歳。
内閣(菅直人政権)2010年6月8日から
- 内閣総理大臣:菅直人(かん なおと)。新党さきがけ副代表
- 内閣官房長官・副首相:仙谷由人(せんごく よしと)。元社会党、東大法中退(司法修習22期合格)
- 農林水産大臣:山田正彦(やまだ まさひこ)
- 農林水産副大臣・現地対策本部長:篠原孝(しのはら たかし)、京大農学博士、農水省キャリア、農林水産政策研究所長で退職。
農林水産省
- 事務次官:井出道雄(いで みちお)50年東大法卒。畜産部長、官房長を経て2008年(平成20年)1月林野庁長官、同年5月次官。60歳[254]。
- 官房長:佐藤正典、52年東大法。2009年(平成21年)1月から現職。前消費・安全局長。
- 審議官:山田修路
- 消費・安全局長:平尾豊德(現地対策本部の農水省事務方トップ)大臣官房経理課長、総合食料局次長。
- 生産局長:本川一善
- 生産局畜産部長:佐藤一雄
- 九州農政局長:宮本敏久
食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会 牛豚等疾病小委員会
農林水産省公報資料より[255]。
- 臨時委員
- 専門委員
問題
このページのノートに、このページに関する議論があります。 |
- 3月下旬、発端となった感染疑い牛発生から感染が確定される4月20日まで、牛の症状が「教科書通りの口蹄疫とは異なる初期症状」であったために口蹄疫と診断できず、宮崎県は経過観察とした。また、『朝日新聞』が宮崎県に行なった電話取材によれば、東国原知事への連絡も4月20日前後まで行われなかった[10]。
- 4月30日、赤松農相は防疫対策を引き続き強化することで急激な感染範囲の拡大は起こらないと判断し、予定通りの10日間の日程でメキシコ、キューバ、コロンビアを外遊した(外遊中の大臣臨時代理は宮崎出身の福島瑞穂消費者・少子化担当大臣だった[256])。5月10日には戸別所得補償制度の周知と加入促進PRのために秋田へ行く予定であったが8日の時点で急遽延期し、宮崎県口蹄疫防疫対策本部への出張決定[257]。外遊から帰国後、「外遊したことに地元から反感が出ているが、どう認識しているか」と問われ「対策へ支障があったことはないし、全く問題はない。万全の態勢でやってきた」と回答[258]。
- 4月30日、自民党の口蹄疫病対策本部が政府に対し42項目に渡る対策を申し入れるが面会に応じたのは舟山康江大臣政務官のみで「県の初動が悪かったせい」「十分対策をとっている」「自衛隊の協力は、国民に不安を与えかねないので、慎重に考えたい」と回答していた[259]。その後5月3日には、舟山もデンマークへ外遊。
- 5月10日、赤松農相は宮崎県知事との会談に同席した自民党議員に対し「“参院選前だから”みんな色々言いたいことはあるんだろうけど、それぞれの(国会の)委員会で」と発言[260]。「家畜を埋める場所を自分たちで確保できるはずがない。国有林や県畜産試験場などを開放してほしい」等の農業関係者らの要望に対し、「権限の問題ですべてを国がやれないのが宿命」と返答[261]。
- 5月7日の支援要請に対し、民主党の小沢一郎幹事長は口蹄疫対策は「大変大きな県の課題」と発言[262]。
- 畜産農家への融資を担う独立行政法人や社団法人は政府の事業仕分けの対象となり口蹄疫発生後に基金の返納や事業の縮小などの判定を受け、動きが鈍くなっているとされている[263]。
- 5月14日、赤松農相は東国原知事らが口蹄疫が今後一段と広がった場合、一定地域内に限り感染していない家畜を含め全頭殺処分する可能性を指摘していることに関し、「所有者が、自分の意思で勝手に殺すのは全く構わないが、健康な家畜を殺すのはどうなのか。人の財産権を侵すことは慎重に考えないといけない」と消極的な姿勢を示した[264][265]。
- 5月15日、宮崎牛の種牛施設で49頭が感染していたとことが確認された。エース級種牛6頭は避難済みだったが[266]、そのうちの1頭「忠富士」に感染が確認され、5月22日に殺処分された[267]。このことはテレビ大きく取り上げられ、口蹄疫について盛んに報道されるようになった。
- 5月29日、宮崎県家畜改良事業団が延命を求めていた種牛49頭の中の2頭が発熱し口蹄疫に感染したことを、宮崎県が国に報告していなかった[268]と朝日新聞が報じた。
- 感染規模が広がったのは政府の初動対応の遅れであるとの論調が多いが、政府は適切な対応をしていると説明している。東京大学の明石博臣教授は、今回宮崎で発生した口蹄疫に対する対策は、国際獣疫事務局の指針に沿って農水省が定めた「特定家畜伝染病防疫指針」に基づき適正に行われており、不幸なことに感染が止まらないのが現状であるという認識を示している[269]。
- 各報道機関が、口蹄疫が大気感染する感染力の非常に強いウイルスであること、および赤松農相より風評被害対策を依頼されたことなどにより取材を一部規制したため、宮崎県周辺以外の地域に正確な情報が提供されず、ネットを中心に情報が錯綜した[270]。口蹄疫被害の増加につれて徐々に報道が増えて現地情報や現地の証言が報道されるようになったが、5月下旬に至っても宮崎県の被害を受けた農家からは「現地の状況は報道とは違う」との声が聞かれた[271]。
- 佐々淳行は、国家危機管理の能力を問い、赤松農水大臣を始めとする(当時の鳩山政権の)閣僚の連休中の外遊について批判している[272]。
脚注
- ^ 読売新聞:8月11日口蹄疫経済損失2350億円、宮崎県が試算
- ^ 宮崎日日:6月30日県内損失年426億円 宮崎大・根岸准教授が試算
- ^ [http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20100519-313851/news/20101215-OYS1T00188.htm 口蹄疫補償528億円に、支払い年内完了は困難 ]
- ^ 口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針 (PDF)
- ^ 今まで名前がどこにも出ていなかったが、「Yahoo トピックス◇殺処分の現場は」に出たので実名化したが、詳細な事情をまだ記事に出来ないので、名称省略
- ^ 宮崎家畜保健衛生所
- ^ “生物災害備え 宮崎家畜保健衛生所に検査棟”. 宮崎日日新聞. (2009年2月13日) 2010年5月22日閲覧。
- ^ a b c “【口蹄疫】宮崎県、3月の感染を見逃す 殺処分対象11万頭超に”. 産経新聞. (2010年5月18日) 2010年5月22日閲覧。
- ^ 宮崎家畜保健衛生所検査課だけが宮崎県の家畜の病性鑑定と診断をする。その中には年間2500頭の死亡牛のBSE検査や鳥インフルエンザ、炭疽などの検査も含まれる
- ^ a b c “異変2度…でも「教科書と違う初期症状」 宮崎口蹄疫”. 朝日新聞. (2010年5月19日)[リンク切れ]
- ^ "口蹄疫の疑似患畜の確認(5例目、6例目)について" (Press release). 宮崎県. 23 April 2010. 2010年5月22日閲覧。
- ^ 「普段の下痢」…宮崎県が口蹄疫発生見逃し
- ^ NHK総合テレビジョンの報道番組『追跡!AtoZ』(2010年5月29日放送)で本人出演
- ^ "口蹄疫の疑似患畜の確認について" (Press release). 宮崎県. 20 April 2010. 2010年5月22日閲覧。
- ^ 口蹄疫に関する情報:宮崎大学農学部獣医学科獣医衛生学研究室Webページ 4月22日獣医師会からの連絡
- ^ 奈良知事が口蹄疫拡大の宮崎県対応を批判
- ^ 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所九州支所:口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針
- ^ 宮崎の和牛3頭、口蹄疫感染の疑い 読売新聞 2010年4月20日
- ^ 都農で口蹄疫疑い 繁殖牛3頭陽性反応
- ^ 口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針
- ^ 口蹄疫の疑似患畜の確認及び口蹄疫防疫対策本部の設置について
- ^ 宮崎日日新聞(2010年4月21日付)【消毒ポイント】24時間態勢で消毒 宮崎日日新聞:激震 口蹄疫(記事追加とともにページIDが変更されるため固定URLを記述できません)
- ^ “農相が野菜売り場を視察 イオン、全国で安売りへ”. 共同通信. (平成22-04-21)
- ^ “衆議院TV”
- ^ a b 宮崎大学農学部獣医衛生学研究室Webページ
- ^ 宮崎日日新聞(2010年4月23日付)【支援策】消毒剤を配布 JA宮崎経済連 宮崎日日新聞:激震 口蹄疫(記事追加とともにページIDが変更されるため固定URLを記述できません)
- ^ 宮崎県における口蹄疫の確定診断について 農林水産省:2010年4月23日報道発表資料
- ^ 宮崎県全域 国費で消毒/口蹄疫で農相 日本農業新聞
- ^ 宮崎日日新聞(2010年4月24日付)【消毒ポイント】県2ヶ所増設 宮崎日日新聞:激震 口蹄疫(記事追加とともにページIDが変更されるため固定URLを記述できません)
- ^ 宮崎日日新聞(2010年4月26日付)川南町内県道一部を封鎖 宮崎日日新聞:激震 口蹄疫(記事追加とともにページIDが変更されるため固定URLを記述できません)
- ^ 宮崎日日新聞(2010年4月28日付) ふん尿対策など要望 農水相に知事ら 宮崎日日新聞:激震 口蹄疫(記事追加とともにページIDが変更されるため固定URLを記述できません)
- ^ 原文:「日本や韓国のように、公式に口蹄疫がないとされてきた諸国における発生は、過去9年間、極めて稀であり、4ヶ月に3件の発生は非常に懸念すべき事態である」、と彼は指摘した。
- ^ FAOが口蹄疫の脅威増加を警告する 日本、韓国が発生に苦しむ(2010年4月28日)。(英文:FAO warns of increased foot-and-mouth threats Japan, South Korea suffer outbreaks)
- ^ 宮崎県における口蹄疫の疑い事例の8例目、9例目及び10例目の確認並びに第2回口蹄疫防疫対策本部の開催について
- ^ 口蹄疫発生に伴う追加対策について 2010年4月30日 農林水産省 報道発表資料
- ^ 口蹄疫対策について政府に申し入れ 口蹄疫対策本部
- ^ “赤松農林水産大臣の海外出張について”. 農林水産省. (平成22-04-30)
- ^ 口蹄疫で自衛隊派遣要請=宮崎県(時事通信)
- ^ “舟山農林水産大臣政務官の海外出張について”. 農林水産省. (平成22-04-30)
- ^ 宮崎県において確認された口蹄疫ウイルスの分析結果について 2010年5月2日 農林水産省 報道発表資料
- ^ 【連載企画】えびの終息・37日間検証(上)
- ^ “asahi.com(朝日新聞社):口蹄疫問題で特命チーム設置 宮崎県 - 社会”
- ^ 副知事トップに特命チーム結成
- ^ WRLFMD:Molecular epidemiology reports, 2010
- ^ 処分急増で人手足りず 県が作業人員を募集
- ^ 幹事長来県も具体的対策提示なし
- ^ “富岡氏後援会、佐野にも発足 赤松農相ら出席”. 下野新聞. (平成22-05-09)
- ^ 宮崎、口蹄疫疑い49ヶ所に拡大 豚・牛処分6万超す(日本経済新聞 2010年5月9日)
- ^ 宮崎の口蹄疫、新たに11農家で疑い例 読売新聞、2010年5月11日
- ^ 農林水産省:平成22年5月10日 香港への豚肉の輸出再開について
- ^ 読売:口蹄疫被害の農家支援、赤松農相に要請
- ^ 赤松農相来県で民主民主、自民が口論も
- ^ “衆議院TV”. (2010年5月11日)。衆議院農林水産委員会速記録 平成22年5月11日
- ^ “衆議院TV”. (2010年5月13日)
- ^ 口てい疫 処分対象8万頭超に(NHKニュース 2010年5月14日)
- ^ 西日本新聞:5月15日:種牛避難に1日半 口蹄疫 不手際で目的地を変更 「距離20キロ」移動は60キロ
- ^ 忠富士、既に症状…周囲にウイルスまき散らす?(読売新聞 2010年5月22日)
- ^ “衆議院TV”. (2010年5月13日)
- ^ “口蹄疫「特効薬ない」=まん延防止で赤松農水相”. 時事通信. (2010年5月14日)
- ^ 日本経済新聞 2010年5月15日 朝刊29面
- ^ 宮崎牛の種牛施設でも口蹄疫の疑い エース級は避難済み(朝日新聞 2010年5月16日)
- ^ 平野氏が東国原知事と会談 宮崎の口蹄疫拡大 産経新聞 2010年5月16日
- ^ 口蹄疫で宮崎牛ブランドの種牛49頭処分へ(スポーツ報知 2010年5月16日)
- ^ 宮日:県農大校などでも口蹄疫感染疑い
- ^ 西日本:5月17日:新富町にも口蹄疫拡大か
- ^ お知らせ 宮崎市フェニックス自然動物園公式ホームページ 2010年5月17日
- ^ 口蹄疫被害で首相、1000億円投入を指示(読売新聞 2010年5月17日)
- ^ 1000億円は疑問=口蹄疫対策で財務副大臣(時事通信 2010年5月17日)
- ^ 政府、口蹄疫で対策本部 首相自ら本部長に(日本経済新聞 2010年5月17日)
- ^ 政府、口蹄疫で対策本部 農家に財政支援検討(日本経済新聞 2010年5月17日)
- ^ “東国原知事、口蹄疫拡大で「非常事態宣言」”. YOMIURI ONLINE (読売新聞). (2010-05-18 accessdate=2010-05-18)
- ^ 宮崎県:「口蹄疫」非常事態宣言:原文
- ^ 朝日:口蹄疫、10キロ圏全頭処分 20キロ圏は国が買い上げ
- ^ "宮崎県における口蹄疫の疑い事例の112例目~126例目について" (Press release). 農林水産省. 18 May 2010. 2010年5月22日閲覧。
- ^ "宮崎県における口蹄疫の疑い事例の127例目~131例目について" (Press release). 農林水産省. 18 May 2010. 2010年5月22日閲覧。
- ^ 口蹄疫 厳戒の道内
- ^ 但馬牛種牛を分散管理 兵庫県
- ^ 「消石灰がない」口蹄疫影響じわり
- ^ 基本的対処方針
- ^ “口蹄疫で処分30万頭超 支援策300~400億円”. 日本経済新聞 電子版 (日本経済新聞). (2010年5月19日) 2010年5月19日閲覧。
- ^ “【口蹄疫】問題の本質を見誤った鳩山政権(1/2ページ)”
- ^ “同(2/2ページ)”. 産経新聞. (2010年5月20日)
- ^ 小野寺五典は外務副大臣を経験し、中南米地域を担当していたため、赤松農水相が今回外遊したメキシコ、キューバ、コロンビアのEPA、FTAについて精通している
- ^ 外務省筋も同様の見解。“赤松農水相外遊に「空白の一日」(2/2ページ)”. 産経新聞. (2010年5月21日) 「外務省筋は、メキシコ、コロンビアとのEPA関係の交渉について「不要不急のもの」としている。」
- ^ 赤松農水相は18歳で社会党に入党。日本社会党書記長、民主党国会対策委員長、同党副代表などを歴任。
- ^ “鹿児島黒牛・黒豚、離島で守る 種牛種豚避難へ”. 朝日新聞社. (2010年5月19日)
- ^ “「農家ないがしろ」 トップダウンに首長ら”. 宮崎日日新聞「激震 口蹄疫」. (2010年5月21日)
- ^ “「具体的補償ない」 首長らワクチン接種に難色”. 宮崎日日新聞「激震 口蹄疫」. (2010年5月21日)
- ^ “口蹄疫対策の協議難航 政府、肉牛5万9千円検討”. 岩手日報. (2010年5月20日)
- ^ “【口蹄疫】自民、不信任案提出へ 与党からも責任論続々(1/2ページ)”. 産経新聞. (2010年5月20日)
- ^ “同(2/2ページ)”. 産経新聞. (2010年5月20日)
- ^ “【口蹄疫】社民・重野氏「初動の遅れ、農水相に責任」「第一に赤松、第二に福島」”. 産経新聞. (2010年5月20日)
- ^ “殺処分に全額補償=口蹄疫で特措法案-自民”. 時事通信社. (2010年5月20日)
- ^ “衆議院TV”. (2010年5月20日)
- ^ 【消毒ポイント】日向ほか
- ^ “Gov't to compensate farmers for losses due to foot-and-mouth disease(政府は農家に口蹄疫による損失を補償する)”. MAINICHI DAIRY NEWS. (2010年5月21日) 「Meanwhile, the Japanese government has declined a proposal by the U.N. Food and Agriculture Organization to send an expert team to contain the escalating infection in Miyazaki.(一方、日本政府は宮崎県での感染症拡大を封じ込めるために専門家チームを送るという国連食糧農業機関(FAO)による提案を断りました)」
- ^ “口蹄疫で特措法案=殺処分損失を全額補償-民主”. 時事通信社. (2010年5月21日)
- ^ 避難の種牛1頭口蹄疫の疑い 宮崎、残る5頭は経過観察
- ^ 感染疑いエース種牛
- ^ 口蹄疫:水際阻止、観光シーズン前に徹底へ 道が対策本部設置
- ^ “口てい疫消毒用タンクに穴”. NHK熊本放送局. (2010年5月28日)
- ^ 口蹄疫 ワクチンの接種開始 家畜20万頭を対象に(毎日新聞 2010年5月22日)
- ^ 宮崎、種牛49頭救済を要請へ 東国原知事、国と協議意向(共同通信社 2010年5月22日)
- ^ 首相、口蹄疫対策「スピード感が大事」(日本経済新聞 2010年5月22日)
- ^ 埋却57%止まり 殺処分遅れ必至 宮崎・口蹄疫
- ^ 種牛49頭延命、副大臣「認めぬ」宮崎知事願い届かず
- ^ 共同:対象の半数にワクチン接種 口蹄疫で現地本部と宮崎県
- ^ 3市4町の農家165戸の牛、豚、ヤギ4万1060頭。累計は6万3156頭
- ^ 宮崎種牛49頭の殺処分を確認 口蹄疫問題
- ^ “口蹄疫:赤松農相が初めて陳謝”. 毎日新聞 夕刊. (2010年5月25日)
- ^ ““口てい疫 封じ込め徹底を””. NHKニュース. (2010-05-26 6時55分)
- ^ This may pose, among other things, a biosecurity problems, since the vaccinators could have unknowingly transmitted the virus to other visited holdings, in case they proceeded their vaccination activities the same day. - Mod.AS,ARNON SHIMSHONY,ProMED-mail Animal Disease and Zoonoses Moderator,Associate-Professor, Koret School of Veterinary Medicine, Hebrew University of Jerusalem Jerusalem, Israel
- ^ PRO/AH/EDR> Foot & mouth disease - Japan (15): (MZ) update
- ^ “口蹄疫:特措法成立へ 処分費用は国負担…民自公合意”. 毎日新聞. (2010年5月26日)
- ^ 毎日:口蹄疫:ワクチン接種99.5%終了
- ^ 時事:がんばれ宮崎!全国から善意=「ふるさと納税」大幅増-義援金も続々・口蹄疫被害で
- ^ NHK:口てい疫 9万頭余処分終わる
- ^ 口蹄疫 宮崎で処分体験職員講演
- ^ 処分農家へ補償開始 国、頭数で一時概算払い
- ^ “野党、赤松農水相の不信任案提出 口蹄疫対応を批判”. 朝日新聞. (2010年5月28日)
- ^ 南日本新聞:口蹄疫 農水副大臣、鹿児島など3県知事と意見交換
- ^ 口蹄疫「確かな知識を」 岐阜大で緊急シンポ
- ^ “消毒タンクの穴は作業で開く”. NHK熊本放送局. (2010年5月28日)
- ^ 共同:生産者団体、種牛5頭処分求める 口蹄疫で避難のエース級
- ^ 時事:宮崎県の対応に抗議=優良種牛5頭の殺処分も要求-業界団体
- ^ 共同:口蹄疫殺処分、28万頭へ 評価基準「なるべく早く」
- ^ 朝日:種牛発熱、国へ報告せず 宮崎県「2~3日前から症状」
- ^ 産経:【現場発 ニュースを見に行く】経費かかるブランド和牛の肥育現場 口蹄疫ショックが追い打ち
- ^ 農畜産業振興機構:主要な家畜市場における子牛の取引状況(黒毛和種)(第437報)平成22年5月24日
- ^ 農林水産省公報(平成22年5月28日):赤松農林水産大臣の国内出張(宮崎県)について
- ^ 殺処分対象頭数の推移
- ^ “県、426億円補正提案へ 6月定例会”. 宮崎日日新聞「激震 口蹄疫」. (2010年6月1日)
- ^ “食肉処理を開始 ミヤチク都農工場”. 宮崎日日新聞「激震 口蹄疫」. (2010年6月1日)
- ^ “滞在2時間何が分かる 首相に被害農家いら立ちも”. 宮崎日日新聞. (2010年6月5日)
- ^ [1]
- ^ 毎日:<口蹄疫>日本最大級の畜産エリアに飛び火 宮崎県都城市
- ^ 「とうとう来た…」都城で口蹄疫、衝撃と落胆
- ^ 獣医師30人を追加派遣へ 口蹄疫問題で全国から動員
- ^ 食肉処理能力半減へ 制限区域に中核3施設
- ^ 宮崎日日:6月11日:負けないで、歌で応援 コブクロ、今井、布袋さん
- ^ 日本経済新聞 2010年6月11日夕刊
- ^ 鹿児島側、県境6カ所を封鎖=口蹄疫対策で12日午後にも
- ^ 口蹄疫 曽於・霧島・志布志、封鎖「丸投げ」に困惑
- ^ 口蹄疫:通行止め、運転手任せ 畜産関係者「手ぬるい」-宮崎・都城市境/鹿児島
- ^ 読売:菅首相が宮崎の農家視察「国家的危機との認識」
- ^ 宮崎日日:特措法政令決定へ 15日にも
- ^ 球場・図書館・資料館…施設閉鎖相次ぐ宮崎
- ^ 毎日:口蹄疫:殺処分停滞、進ちょく率64% 宮崎県まとめ
- ^ 宮崎日日:口蹄疫で人気の高千穂牧場が休止 都城の長寿館も
- ^ 朝日:5月25日:2小学校、修学旅行・移動教室の行先変更 口蹄疫被害拡大防止で 鹿児島
- ^ 口蹄疫:宮崎・延岡へ通じる林道2路線封鎖 大分県佐伯市
- ^ 口蹄疫:早期出荷対策、事実上断念へ 副農相
- ^ 口蹄疫:5月の子牛取引が6割減 価格も1割近く上昇
- ^ 読売:大分の豊後大野市…口蹄疫・宮崎住民はお断り
- ^ 家畜の埋却支援、自衛隊員1100人派遣準備
- ^ 県民の皆さまへ ~口蹄疫まん延防止のための消毒の徹底について~
- ^ 口蹄疫:国が全額補償 閣議決定
- ^ 口蹄疫被害、川南町で殺処分終了 感染疑いの14万5千頭
- ^ 家畜大半が共済対象外 県農済連、対応苦慮
- ^ 宮崎県:疑似患畜の処分について
- ^ 南日本新聞:排せつ物、畜舎に放置 口蹄疫、ウイルス残存の可能性
- ^ 農水省:都城市・日向市における清浄性確認検査の進捗状況について
- ^ 「太陽のメロディー」のCD発売日が決定!
- ^ 巨人、宮崎県に1076万円寄付 口蹄疫被害支援
- ^ 宮崎日日新聞2010年7月2日朝刊
- ^ 読売:宮崎市で新たに口蹄疫、移動制限解除は延期へ
- ^ 口蹄疫:山田農相が東国原知事を批判 種牛の助命めぐり
- ^ 東国原 英夫 オフィシャルブログ
- ^ 宮崎県 口蹄疫感染の可能性、報告怠った疑い日本経済新聞 2010年7月15日
- ^ 口蹄疫:種牛の殺処分受け入れ…農家「不本意だが決断」毎日jp 2010年7月16日
- ^ 民間種牛 処分完了、高鍋の制限区域解除読売新聞 2010年7月18日
- ^ 宮崎の口蹄疫終息へ、制限区域を全面解除読売新聞 2010年7月27日
- ^ 宮崎口蹄疫が“終息” 98日ぶり制限解除南日本新聞エリアニュース 2010年7月27日
- ^ 口蹄疫終息を宣言、発生確認から130日目読売新聞 2010年8月27日
- ^ 県の牛1頭を口蹄疫検査 「典型的症状なし」日本経済新聞 2010年9月2日
- ^ 宮崎県の口蹄疫感染疑いの牛、検査結果は陰性日本経済新聞 2010年9月2日
- ^ asahi.com:300億円要望かなわず 口蹄疫基金-マイタウン宮崎 [2]
- ^ 口蹄疫ウイルスと口蹄疫の病性について
- ^ 口蹄疫の疑似患畜の確認(8例目、9例目、10例目)について(宮崎県)
- ^ Hiroshi Nishiura; Ryosuke Omori (2010年8月). “An Epidemiological Analysis of the Foot-and-Mouth Disease Epidemic in Miyazaki, Japan, 2010.”. 2010年8月15日閲覧。
- ^ 農政・農協ニュース:ワクチン接種開始、日向市では終了 口蹄疫対策
- ^ 朝雲新聞口蹄疫の災派部隊完全撤収2010年7月29日
- ^ [ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100730-00000629-san-soci口蹄疫 連隊長が語る知られざる自衛隊の苦闘]
- ^ 赤松農林水産大臣記者会見概要 5月28日 の最後部分
- ^ 口蹄疫で300万円寄付=宮崎県に-台北代表処
- ^ ““口てい疫 封じ込め徹底を””. NHK. (平成22-05-26)
- ^ “停滞的な日本政府の反応は口蹄疫の広がりに燃料を供給”. 新華社. (平成22-05-24)
- ^ “停滞的な日本政府の反応は口蹄疫の広がりに燃料を供給”. 共同通信/毎日新聞 英字版. (平成22-05-21)
- ^ 日経 5月24日夕刊
- ^ [3]
- ^ "宮崎県における口蹄疫被害への支援について" (Press release). 昭和シェル石油 - プレスリリース. 18 May 2010.
- ^ "宮崎県における口蹄疫被害への支援について" (Press release). JPubb. 20 May 2010.
- ^ "宮崎県における口蹄疫被害への支援について" (Press release). JPubb. 21 May 2010.
- ^ 広島宮崎県人会が口蹄疫募金 中国新聞 2010年5月23日閲覧
- ^ 「宮崎県口蹄疫被害義援金」に対して100万円の寄付を行いましたコロプラニュース 2010年5月19日
- ^ 日本バレーボール協会が口蹄疫被害の宮崎県に義援金 産経新聞 2010年6月3日閲覧
- ^ 皆さんご存知ですか? 横峯さくらブログ 2010年5月10日
- ^ さくらが口蹄疫被害に協力呼び掛け サンケイスポーツ 2010年5月16日閲覧
- ^ 宮崎県口蹄疫被害に義援金 読売巨人軍公式ホームページ GIANTSニュース 2010年5月17日
- ^ ソフトバンクが義援金 口蹄疫被害にスポーツナビ 2010年5月17日
- ^ [4] 日本ラグビーフットボール協会公式サイト
- ^ 宮崎県口蹄疫被害への義援金について FC東京公式サイト
- ^ 宮崎口蹄疫被害義援金について セレッソ大阪公式サイト 2010年5月21日発信
- ^ 口蹄疫被害に対する義援金を宮崎県に寄付 鹿島アントラーズオフィシャルサイト プレスリリース 2010年5月21日発信
- ^ 宮崎県口蹄疫被害への義援金について 広島東洋カーププレスリリース 2010年5月21日発信
- ^ 宮崎県口蹄疫被害への義援金についてのお知らせ 埼玉西武ライオンズニュース 2010年5月21日発信
- ^ “島田洋七さん、口蹄疫被害支援で街頭募金”. 産経新聞. (2010年5月21日) 2010年5月23日閲覧。
- ^ 日本相撲協会、口蹄疫被害の宮崎に支援金 サンケイスポーツ 2010年5月23日閲覧
- ^ プロスポーツ界に支援拡がる 青木選手らサイン会 宮崎日日新聞 2010年5月24日閲覧
- ^ 今井美樹さんが義援金500万円 産経新聞 2010年5月26日閲覧
- ^ 口蹄疫:ダルビッシュ・紗栄子さん、義援金300万円寄付 毎日新聞 2010年5月30日(宮崎県版)閲覧
- ^ 大相撲の木村庄之助さんが義援金 産経新聞 2010年6月3日閲覧
- ^ 永瀬正敏、口蹄疫被害応援でサイト開設 サンケイスポーツ 2010年6月7日閲覧
- ^ 三洋電機が口蹄疫対策のために義援金 サンケイスポーツ 2010年6月16日閲覧
- ^ 踊る!宮崎大捜査線
- ^ 第9条(消毒方法等の実施) 都道府県知事は、特定疾病又は監視伝染病の発生を予防するため必要があるときは、区域を限り、家畜の所有者に対し、農林水産省令の定めるところにより、消毒方法、清潔方法又はねずみ、昆虫等の駆除方法を実施すべき旨を命ずることができる
- ^ 読売:テレビ朝日、情報番組の口蹄疫説明で訂正・謝罪
- ^ “口蹄疫拡大の宮崎、対策費33億円を専決処分へ”. 読売新聞. (2010年4月29日) 2010年5月23日閲覧。
- ^ “県が農家に無利子融資/口蹄疫”. 朝日新聞. (2010年5月13日) 2010年5月23日閲覧。
- ^ 鹿児島県告示第562号
- ^ a b “口蹄疫で農家支援策 県、無利子融資枠80億円”. 熊本日日新聞. (2010年5月13日) 2010年5月23日閲覧。
- ^ NHK-TV 夜7時
- ^ MSN産経ニュース:【口蹄疫】種豚候補を分散移動 鹿児島
- ^ "宮崎県における口蹄疫の発生にともなう大分県の対応について" (Press release). 大分県. 30 April 2010.
- ^ 口蹄疫 一般車両の消毒開始
- ^ 毎日:口蹄疫:宮崎県都城市へ感染拡大 熊本県境でも消毒、主力種牛も避難へ /大分
- ^ 西日本:九州各県、口蹄疫を警戒 長崎・種牛離島に避難へ 大分・全主要道路で消毒
- ^ 【口蹄疫】熊本も種牛分散へ
- ^ 熊本日日:6月20日:深まる県内の畜産農家 宮崎・口蹄疫2カ月
- ^ “口蹄疫問題、県が農家支援策 消毒液配布や無利子融資”. 長崎新聞. (2010年5月22日) 2010年5月23日閲覧。
- ^ "口蹄疫問題、県が農家支援策 消毒液配布や無利子融資" (Press release). 長崎新聞. 22 May 2010.
- ^ 読売長崎版:口蹄疫備え 埋却演習
- ^ “口蹄疫:競り中止を延長 仮払金で農家支援--JA佐賀 /佐賀”. 毎日新聞. (2010年5月15日) 2010年5月23日閲覧。
- ^ "第1回「福岡県口蹄疫防疫対策本部」会議の開催について(平成22年5月21日)" (Press release). 福岡県. 21 May 2010.
- ^ RKB:感染防止に向け消毒期間延長
- ^ “県、独自支援を検討 口蹄疫対策”. 琉球新報. (2010年5月18日) 2010年5月23日閲覧。
- ^ “口蹄疫対策で靴消毒 空港・港 きょうから 県と畜産団体が対策会議”. 沖縄タイムス. (2010年5月21日) 2010年5月23日閲覧。
- ^ 読売島根版:口蹄疫拡大に備え避難牛舎を整備
- ^ “香川県も口蹄疫対策 畜産業者へ8週間分の消毒剤支給”. 産経新聞. (2010年5月18日) 2010年5月23日閲覧。
- ^ “高知県庁ホームページ - 口蹄疫関連情報” (2010年5月). 2010年5月閲覧。
- ^ MSN産経ニュース:口蹄疫 ブランド種豚移動し分散管理 愛媛
- ^ YOMIURI ONLINE(2010年5月26日):種牛の分散管理きょうから…兵庫県、口蹄疫に備え
- ^ 【口蹄疫】兵庫県、全生産農家を一斉消毒へ
- ^ 口蹄疫 県 種牛分散へ
- ^ 岩手県、種牛の精液を分散管理―口蹄疫対策
- ^ にいがた畜産のQ&A
- ^ 日経
- ^ 口蹄疫:民泊の受け入れ中止 北海道の酪農家、ウイルスを懸念 毎日新聞 2010年5月20日
- ^ JFL公式サイトの告知
- ^ JFL公式サイトの告知
- ^ JFL公式サイトの告知
- ^ お知らせ「第12回JFLホンダロックのホームゲーム開催について」
- ^ JFL公式サイトの告知
- ^ 産経:【事故米不正転売】太田農水相辞任 白須次官更迭 後任は井出林野庁長官
- ^ (別紙)食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会 牛豚等疾病小委員会委員
- ^ “「口蹄疫」農水大臣臨時代理は宮崎出身の福島瑞穂大臣であった!”. PJニュース 2010年5月10日閲覧。
- ^ “赤松農相の来県延期 口蹄疫による宮崎出張、急きょ決定”. 秋田魁新報社. (2010年5月8日)[リンク切れ]
- ^ “外遊「全く問題ない」 赤松農水相、会見で反論”. 宮崎日日新聞. (2010年5月11日)
- ^ “口蹄疫対策について重ねて強く政府へ申し入れ”
- ^ “農水相と自民議員、口蹄疫で場外バトル”. 朝日新聞. (2010年5月11日)[リンク切れ]
- ^ “農家、再建支援を要請”. 読売新聞. (2010年5月10日)[リンク切れ]
- ^ “口蹄疫要望次々”. 読売新聞. (2010年5月8日)[リンク切れ]
- ^ “口蹄疫対策、東国原知事「後手後手だ!」 官房長官が拡充を指示も赤松農相は外遊中”. 産経新聞 2010年5月8日閲覧。
- ^ “口蹄疫「特効薬ない」=まん延防止で赤松農水相”. 時事通信社. (2010年5月14日)[リンク切れ]
- ^ "赤松農林水産大臣記者会見概要" (Press release). 農林水産省. 14 May 2010.
- ^ “宮崎牛の種牛施設でも口蹄疫の疑い エース級は避難済み”. 朝日新聞. (2010年5月16日)[リンク切れ]
- ^ 口蹄疫:スーパー種牛を殺処分 全国ブランドに衝撃毎日新聞5月23日より[リンク切れ]
- ^ 朝日:種牛発熱、国へ報告せず 宮崎県「2~3日前から症状」朝日新聞5月29日より
- ^ “videonews.com:口蹄疫は国際標準の対策が効果をあげない異例の事態”. (2010年5月22日)
- ^ “口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも”. 産経新聞. (2010年5月12日)
- ^ 毎日放送『ちちんぷいぷい』(2010年5月20日放送)で、宮崎県川南町の畜産農家に電話取材。「対策本部に電話すると、もうちょっと待ってください、もうちょっと待ってください、ちゅうとですよ。報道するのと全然、現場違いますね。ものすごく遅れてますよ」「報道でどんどん流してほしいですね」
- ^ MSN産経ニュース:【正論】初代内閣安全保障室長・佐々淳行 口蹄疫で見た情けない危機管理
外部リンク
公的機関
- 口蹄疫に関する情報(農林水産省)
- 口蹄疫 関連情報 - 農林水産省所管 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所(動衛研)(5月上旬に充実)
- "口蹄疫-O型(O/JPN/2010)" 宮崎大学農学部 - 詳しい情報と写真あり
- 口蹄疫に関する情報提供について(宮崎県)
- 口蹄疫に関する情報について(熊本県)
- 宮崎県で発生した口蹄疫に関する情報(鹿児島県)
宮崎県知事
報道機関(報道が多いもの)
- 宮崎日日新聞(宮崎日日新聞)
- 宮崎のニュース一覧(西日本新聞)
- 【特集・口蹄疫】9年前の英国の悲惨な経験を繰り返すな!(共同通信 47ニュース特集)
- YAHOOトピックス 口蹄疫(5月17日~)