桃太郎電鉄シリーズ
この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。
|
桃太郎電鉄シリーズ | |
---|---|
ジャンル | ボードゲーム |
開発元 |
ハドソン メイクソフトウェア ヴァルハラゲームスタジオ[注 1] インファイト[注 2] ロケットスタジオ[注 3] |
発売元 |
ハドソン KDE-J[注 4] 任天堂[注 1] タカラトミーアーツ[注 5] コナミデジタルエンタテインメント |
主な製作者 |
ハドソン制作時より参加 さくまあきら 土居孝幸 関口和之 宮路一昭 池毅 川田忠之(川田名人) 桝田省治 柴尾英令 辻尚之 KDE-J版権保有後の作品より参加 万乗大智 田森庸介 川島明 竹浪秀行 前山田健一 樹原孝之介 |
1作目 |
桃太郎電鉄 (1988年12月2日) |
最新作 |
桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜 (2023年11月16日) |
公式サイト | 桃太郎電鉄 公式サイト[注 6] |
桃太郎電鉄シリーズ(ももたろうでんてつシリーズ)は、ハドソンの鉄道会社の運営をモチーフにしたボードゲーム形式のコンピュータゲーム・テレビゲームシリーズであり『桃太郎伝説』の派生シリーズである。2011年までにシリーズの累計出荷本数は1200万本を超えている[1]。
第1作目はファミリーコンピュータ用ソフトで、1988年12月2日にハドソンから発売。ゲーム監督はさくまあきら、イラスト・キャラクターデザインは土居孝幸。音楽はサザンオールスターズの関口和之が担当している。
その後のシリーズ作品では関口のほかにも、宮路一昭(『HAPPY』〜『G』)や池毅(『X』[注 7]〜『2017』)や前山田健一(『令和』~)、樹原孝之介(『令和』~)などの作曲家も音楽スタッフとして参加している。
株式会社ハドソンは2012年にコナミデジタルエンタテインメント(KDE-J)に吸収合併され、現在ではKDE-Jおよびさくまがシリーズの著作権を保有している。
概要
[編集]様々なゲーム機向けに発売されているシリーズで、携帯電話用のアプリとしても配信された。公式の略称は第1作目から一貫して「桃鉄」(ももてつ)である[注 8]。「桃電」(ももでん)としなかった理由としては、同中心開発スタッフの別シリーズであるRPG『桃太郎伝説』の略称が「桃伝」(ももでん)でありこれと混同するためと考えられる。
タイトルロゴの「桃太郎電鉄」の部分は基本的に江戸文字勘亭流で表記されているが、『2010』『タッグマッチ』『WORLD』および後述のボードゲームと一部の携帯向けタイトルは丸ゴシック体が採用されている。
桃太郎電鉄はハドソン(→KDE-J)の登録商標となっている(登録数10件)[2]。
- 初期の桃鉄
- 第1作目『桃太郎電鉄』はゲームシステムとしては未成熟なものであり、後のシリーズと違い「目的地の駅」は共通ではなくプレーヤーごとに設定されていたり、「プラス駅」「マイナス駅」が存在しないなどの点や、貧乏神が登場しないことから、競争要素が薄い作風となっている。また、鉄道自体を購入できるなどゲームテーマも異なるものとなっているが、この第1作目を評価するゲーマーや鉄道マニアも多い[要出典]。
- 第2作目の『スーパー桃太郎電鉄』は、お邪魔キャラクターの貧乏神といった競争要素が盛り込まれ、以降現行のゲームシステムのベースとなっている[3]。
- Team Kawada[注 9]制作の桃鉄(『11』〜『WORLD』の桃鉄)
- 『11』〜『WORLD』の作品では開発チームが安定し、ハドソン札幌の開発チーム「Team Kawada」(川田忠之・田中俊介・込山勉・小坂晃弘などが在籍)が手掛けるようになった。ハドソン吸収合併後に発売された『2017』の開発も同チームに所属していたスタッフを中心に行われている。
- 地形やキャラクターのCG描写手法[注 10]やUIのデザインなどが統一された他、ストリーミング音源が使用されているタイトルでは各作曲家の制作した音源のままゲーム中で再生されるようになった。但しCG描写手法やUIデザインに関してはKDEより発売の『令和』で変更されている。
- また、作品を追うごとに、登場する物件駅・物件数や、シリーズ定番のキャラクターとなった「貧乏神」が引き起こす悪行などが増加しているほか、高額物件を中心に価格のインフレが進んだ。例として、ゲーム中に登場する最高価格の物件「桃太郎ランド」は、第1作目『桃太郎電鉄』の50億円に対して、『2010』『タッグマッチ』では10兆円(2000倍)となっており、ハドソン吸収合併後に発売された『2017』『令和』においても同額となっている。
シリーズの一旦終了に至る経緯
[編集]2011年3月11日に東日本大震災が発生し、しばらく後に桃太郎電鉄の「東北復興編」の企画が立ち上がる。
第1作目以降、1年から数年毎にさまざまなハードで新作が発売されてきたシリーズであったが、2012年2月1日配信の携帯アプリ『桃太郎電鉄TOKAI』をもって新作の開発が終了となり、23年余りの長寿シリーズに幕を下ろした[4]。この際、さくまは、ハドソンがコナミの完全子会社となったことで、『11』以降制作を手掛けてきた開発チーム「Team Kawada」のスタッフ[注 11]が退社したことや、ハドソンを吸収合併したKDE-Jに在籍する社員との間に発生したトラブルにより、新作を作るつもりがないとコメントしている[5]。
一旦幕引きの図られたシリーズではあったが、同年7月26日にタカラトミーアーツからボードゲーム『桃太郎電鉄ボードゲーム『大どんでん返しの巻』』がさくま監修のもと制作され、発売された。さくまが「原点である子供から大人まで気軽に楽しめるボードゲームを作りたかった」という想いをタカラトミーアーツが汲むという形で実現したものである。日本編と世界編の2種類が収録され、ルールはボードゲーム向けにブラッシュアップされている。プレイ可能人数は2-6人[6]。
2015年6月2日、さくまが正式にシリーズの終了をTwitterで一旦宣言した[7][8][9]。この中では、さくまの提案に対し、コナミから何の連絡も無かったことが明かされている[8][10][11][12]。これに対し、コナミ側はさくまと話し合いを続けているとしてシリーズ継続の意向を示した[13][14]。また、これらの発言に伴い、以前に構想していると語っていた『東北復興編』[15][16]がすでに完成していることが明らかにされた[12][17]。
シリーズ再始動
[編集]- 桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!
- その後、2016年9月1日に映像配信された「Nintendo Direct」内で、ニンテンドー3DS用ソフト『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』が任天堂から発売予定であることが発表された。およそ4年ぶりにシリーズが復活することとなり[18]、2016年12月22日に発売された。
- 開発は「Team Kawada」のスタッフが在籍していたヴァルハラゲームスタジオ[注 12]が担当し、初期3作品以来不在であった桝田省治も参加した。なお、「時代に合わせて」という目的で、桃太郎と貧乏神を除き、キャラクターデザインが変更され、その大半が、土居からさくまの友人(北見隆、田森庸介、こいでたく、えびなみつる、大川清介、万乗大智、一本木蛮、なごやあきら)が作成したものに変更されている。
- 桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜
- 2019年9月5日に映像配信された「Nintendo Direct」内で、Nintendo Switch用ソフト『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』が2020年に発売予定であることが発表された[22]。今作では再度発売元が変更され、ハドソンを吸収合併したKDE-Jとなり、桃太郎電鉄シリーズが初めてKDE-Jからリリースされることとなった。
- これはコナミの統括プロデューサーの岡村憲明が「僕の責任できちんと作れるスタッフや環境を整えますので、もう1回チャンスをいただけませんか」とさくまや桝田に伝え、さくまも入れ忘れた物件やイベントに関しての後悔の念があり、もう一度、悔いのない『桃鉄』を作りたいという思いがあったため、一旦様子を見る形で始動したものである[23][24]。
- なお、キャラクターデザインについては土居が競合他社作品[注 13]のキャラデザを昨今に担当したことから「(土居のキャラクターは)使えないし、お互いに気まずい」ものであるとし、直近で岡村が手掛けた『スーパーボンバーマン R』[注 14]のキャラクターデザインを担当したことから竹浪秀行に変更となった[25]。なお、同作にはゲストデザイナーとして川島明(麒麟)、万乗、田森、かすやたかひろ、ふるかわともこが前作より続投し、さらにビッグボンビーのデザイナーとしてありがひとしも参加している。
- 桝田はキャラクターデザインの変更については「以後シリーズを残していく上での判断である」とも説明している[26]。「Team Kawada」の川田は2019年に株式会社MOMOを設立し、一部を受託開発している[27]。
制作の背景
[編集]さくまと堀井雄二で新しいゲーム話をしていた際に「双六をベースにしたゲームが作りたい」という話題になった。さらにさくまが心から尊敬していたという堤義明(当時西武グループ会長)の「リゾートを買い取り、そのための鉄道を通す」という理論を加え考えついたゲームが『桃太郎電鉄』であり、堀井が考えついたのが『いただきストリート』である。
『桃太郎電鉄』は当初、桃太郎とは関係ないゲームとして開発されたが、実際に作品名などを決めるにあたりすでにファミリーコンピュータ用ソフトとしてヒットしていた『桃太郎伝説』をもじって桃太郎“電鉄”とし、桃太郎などを登場させるに至った[28]。
舞台は基本的に日本全国であり、一部の作品や特別モードなどの例外を除けばマップの構造はあまり変わっておらず[注 15]、しかしながら日本全国の交通網(タイトル通り基本は鉄道網)をベースにしているため、マップが非常に広く、作品にもよるが端から端までのマス数は60-100マス程度に及ぶ。世界観としては「豊かな日本への開発・発展への寄与のために日本中を鉄道で回って物件を買い集める」というものであり、こうした発想の源は、さくまが鉄道の駅の隣で生まれ育った影響と、町おこしをしたかったことである[30]。
ゲームバランスの基本は、おおよそ実力7割・運3割を想定しており、実力の高い相手に対しても、ラッキーが転がり込んだときにチャンスを活かし切ることで勝てる可能性を持たせている。その根底として参考にしているのは、麻雀である[31]。
シリーズ作品
[編集]家庭用ゲーム機向けタイトル
[編集]1988 | 桃太郎電鉄 |
---|---|
1989 | スーパー桃太郎電鉄(PCE版) |
1990 | |
1991 | スーパー桃太郎電鉄(GB版) |
スーパー桃太郎電鉄II(PCE版) | |
1992 | スーパー桃太郎電鉄(FC版) |
スーパー桃太郎電鉄II(SFC版) | |
1993 | |
1994 | スーパー桃太郎電鉄II(GB版) |
スーパー桃太郎電鉄III(SFC版) | |
1995 | スーパー桃太郎電鉄DX |
スーパー桃太郎電鉄III(GG版) | |
1996 | 桃太郎電鉄HAPPY |
1997 | 桃太郎道中記 |
桃太郎電鉄7 | |
1998 | 桃太郎電鉄jr. 〜全国ラーメンめぐりの巻〜 |
1999 | 桃太郎電鉄V |
2000 | |
2001 | 桃太郎電鉄X 〜九州編もあるばい〜 |
2002 | 桃太郎電鉄11 ブラックボンビー出現!の巻 |
2003 | 桃太郎電鉄12 西日本編もありまっせー! |
2004 | 桃太郎電鉄USA |
2005 | 桃太郎電鉄TOKYO |
桃太郎電鉄G ゴールド・デッキを作れ! | |
桃太郎電鉄JAPAN | |
桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻 | |
2006 | 桃太郎電鉄WORLD |
桃太郎電鉄CHUBU | |
桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!(PS2版) | |
2007 | 桃太郎電鉄JAPAN豪華版 |
桃太郎電鉄DS TOKYO&JAPAN | |
桃太郎電鉄KANTO | |
桃太郎電鉄WORLD豪華版 | |
桃太郎電鉄TOHOKU | |
桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!(Wii・Xbox 360版) | |
2008 | 桃太郎電鉄HOKKAIDO |
桃太郎電鉄20周年 | |
2009 | 桃太郎電鉄KYUSHU |
桃太郎電鉄WORLD遠距離対戦版 | |
桃太郎電鉄SETOCHI | |
桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻 | |
2010 | 桃太郎電鉄KINKI |
桃太郎電鉄タッグマッチ 友情・努力・勝利の巻! | |
桃太郎電鉄AOMORI | |
桃太郎電鉄WORLD | |
桃太郎電鉄Lite | |
2011 | 桃太郎電鉄JAPAN+ |
桃太郎電鉄SHIZUOKA | |
2012 | 桃太郎電鉄TOKAI |
2013 | |
2014 | |
2015 | |
2016 | 桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!! |
2017 | |
2018 | |
2019 | |
2020 | 桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜 |
2021 | |
2022 | |
2023 | 桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜 |
廉価版については表記していない。媒体は以下のとおりである。
- カートリッジ - FC版・GB版・SFC版・GG版・GBA版・DS版・3DS版・Switch版
- HuCARD - PCE版
- CD-ROM - PS版・PS2版
- 光ディスク - GC版・Wii版
- DVD-ROM - Xbox 360版
- ユニバーサル・メディア・ディスク - PSP版
ハドソンより発売の家庭用ゲーム機向けタイトル
[編集]任天堂より発売の家庭用ゲーム機向けタイトル
[編集]タイトル | 発売日 | ハード | 売上本数 |
---|---|---|---|
桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!! | 2016年12月22日 | ニンテンドー3DS | 42万2834本 |
KDEより発売の家庭用ゲーム機向けタイトル
[編集]タイトル | 発売日 | ハード | 売上本数 |
---|---|---|---|
桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜 | 2020年11月19日 | Nintendo Switch | 400万本 |
桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜 | 2023年11月16日 | 113万本 |
携帯向けタイトル
[編集]2005年以降、携帯電話のアプリで遊べる桃太郎電鉄がハドソン[注 17]から配信されている。いずれのアプリも毎月1日のバージョンアップで、スリの銀次のイラストが変わるなど携帯アプリ版ならではの要素がある。なお、ナンバリングとしては上記の桃太郎電鉄シリーズには含まれない(ただし、桃太郎シリーズ通算のナンバリングには含まれている)。いずれの作品もゲーム監督はさくまあきら、キャラクターデザインは土居孝幸、音楽は関口和之と池毅が手掛けている。
- 桃太郎電鉄TOKYO
- NTTドコモ:iアプリ版(2005年2月7日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2006年1月26日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:S!アプリ版(2007年4月2日配信開始)
- 桃太郎電鉄JAPAN
- NTTドコモ:iアプリ版(2005年11月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2006年8月10日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:S!アプリ版(2007年4月2日配信開始)
- 桃太郎電鉄JAPAN豪華版
- NTTドコモ:903i向けメガゲーム版(2007年1月4日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2008年4月1日配信開始)
- 桃太郎電鉄WORLD
- NTTドコモ:iアプリ版(2006年4月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2007年2月1日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:S!アプリ版(2007年9月3日配信開始)
- 桃太郎電鉄WORLD豪華版
- NTTドコモ:iアプリ版(2007年7月1日配信開始)
- 桃太郎電鉄WORLD遠距離対戦版
- NTTドコモ:iアプリ版(2009年8月3日配信開始)
- 桃太郎電鉄CHUBU
- NTTドコモ:iアプリ版(2006年11月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2007年9月6日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:S!アプリ版(2007年9月3日配信開始)
- 桃太郎電鉄KANTO
- NTTドコモ:iアプリ版(2007年5月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2008年2月1日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:S!アプリ版(2008年2月1日配信開始)
- 桃太郎電鉄TOHOKU
- NTTドコモ:iアプリ版(2007年11月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2008年9月4日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:S!アプリ版
- 桃太郎電鉄HOKKAIDO
- NTTドコモ:iアプリ版(2008年6月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2009年2月12日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:S!アプリ版
- 桃太郎電鉄KYUSHU
- NTTドコモ:iアプリ版(2009年2月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2009年9月3日配信開始)
- 桃太郎電鉄SETOUCHI[注 18]
- NTTドコモ:iアプリ版(2009年9月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2010年2月1日配信開始)
- 桃太郎電鉄KINKI
- NTTドコモ:iアプリ版(2010年3月1日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:Sアプリ版(2010年8月2日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2010年9月3日配信開始)
- 桃太郎電鉄AOMORI
- NTTドコモ:iアプリ版(2010年11月1日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:Sアプリ版(2011年2月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2011年4月22日配信開始)
- 桃太郎電鉄SHIZUOKA
- NTTドコモ:iアプリ版(2011年5月1日配信開始)
- ソフトバンクモバイル:Sアプリ版(2011年8月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2011年10月27日配信開始)
- 桃太郎電鉄TOKAI
- NTTドコモ:iアプリ版(2012年2月1日配信開始)[4]
- ソフトバンクモバイル:Sアプリ版(2012年3月1日配信開始)
- au:EZアプリBREW版(2012年4月5日配信開始)
また、ハドソンの携帯サイト以外でも以下の作品がリリースされている。
- 桃太郎電鉄Lite
- 2010年12月16日にGREEで無料配信開始された。ゲームの内容は『桃太郎電鉄JAPAN』と同じで、プレイ年数は3年固定。
- 桃太郎電鉄JAPAN+
- 2011年2月17日にiPhone / iPod touch版として配信開始(App Storeでのリリース)。1年モードのみ無料、アドオン(有料)で3年モード以上のプレイが可能となる。
携帯アプリ版シリーズの特徴
[編集]- プレイ年数は1年、3年、5年、10年、20年から選択(『KINKI』『TOKAI』は最大30年で20年プレイはできない)。
- 人数は、人間プレイヤーにCOMキャラ2人を加えた3人プレイのみ。
- カードを持てる枚数は、急行系・便利系で区別されず合計8枚まで。この仕様は『DS』(『TOKYO』と『JAPAN』の移植)及びその仕様を引き継いだ家庭用作品(DS・3DS向けタイトル、『令和』)でも取られている。
- 月初めのカレンダー表示が簡易表示のみになっている。この仕様は『DS』(『TOKYO』と『JAPAN』の移植)及びその仕様を引き継いだ家庭用作品(DS・3DS向けタイトル、『令和』)でも取られている。
- 物件の増資は出来ない(家庭用向け作品も『DS』以降増資は廃止された)。
- 「銀河鉄道」や「ボンビラス星」などの地球外のマップは登場しない。
- 「ブロックカード」が存在しない代わりに、妨害系カードの成功率がかなり下がっている(家庭用作品でも2003年発売の『USA』よりブロックカードは廃止されている)。
- ソフトの容量に限りがあるため、登場するキャラクターやカード、使用されているBGMの数はメインシリーズより少ない。
- 季節が変化してもマップの色が変わらないため、移動中にも季節が分かるよう常に何月なのかが表示される。
- 豪華版、『AOMORI』以降、『JAPAN+』は季節ごとにマップの色が変わる。『HOKKAIDO』では峠マスが通行止めの間だけマップの色が白くなる。
- 毎月1日に提供されるソフトウェアのバージョンアップにより発生イベントの追加・変化やCOMキャラ・スリの銀次の変装の入れ替えなどが行われる。
- スリの銀次の変装は毎月の時事ネタに合わせたもの。
- iモード、EZweb、Y!ケータイ共に月額315円の会員登録をすることで、公開されているすべての桃太郎電鉄アプリが遊べる。
桃太郎電鉄TOKYO
[編集]- NTTドコモのFOMA端末・auのWIN端末・ソフトバンクモバイルの3G端末向け桃太郎電鉄シリーズの第1作目。
- 舞台は首都圏。六本木、川崎、大宮など地方編ならではの駅が登場。
- マップ画面でのBGMは、『X(九州)』のBGM「おじゃったもんせ!九州」(関口和之作曲)が使われている。
- マスに止まったとき、ある一定の確率で「地理も積もればクイズ」という四択クイズが出題される。不正解でも罰則は特に無いが、正解すると賞金がもらえる。
- 貧乏神はキングボンビー、ミニボンビー、ボンビーモンキーに変身する。
- 2006年11月のバージョンアップで、全体図が見られるように変更された。
- au・ソフトバンク版のみマップ右上(北東部)に野田、柏の物件駅が追加されている。
- ドコモ版のみ、溜池山王の物件駅が存在する(NTTドコモの本社所在地)。またau版では新宿にKDDI、ソフトバンク版では汐留にソフトバンクが物件として登場する(両社の本社・本店所在地)。
- メインシリーズ『11』以降に登場した「スリの銀次の当たり年」がある。
- メインシリーズ『III』以降に登場した「景気変動」がある。「バブル」「不景気」「大恐慌」の3種類。
桃太郎電鉄JAPAN
[編集]- ドコモのFOMA端末・auのWIN端末・ソフトバンクの3G端末向け桃太郎電鉄シリーズの第2作目。
- 舞台は日本全国だが、メインシリーズとはマップがかなり異なる。この時点でのメインシリーズに登場したことのない、群馬県の駅(高崎・草津)などシリーズ初登場の物件駅が多数ある。逆にメインシリーズにはあるが本作には登場していない物件駅もある。
- ルートは鉄道と航路。空路および海外の物件は登場しない。
- 『X(九州)』に登場した「ぶっとび駅」が登場。
- 「カード売り場」や「ぶっとび駅」の名称もマップ上に表記される。
- 携帯版桃太郎電鉄シリーズで、初めて全体図が見られるようになる。
- マップ画面でのBGMは、本作のための書き下ろし「旅はそよ風に乗って」(関口和之作曲)。
- マスに止まったとき、ある一定の確率で「何て読む地名クイズ」という四択クイズが出題される。不正解でも罰則は特に無いが、正解すると賞金がもらえる。
- 貧乏神はキングボンビー、ミニボンビー、ボンビーモンキーに変身する。
- 初登場のカード:屯田兵カード、身代わり地蔵カード、ぴったりカード
- NTTドコモのFOMA端末・903i・auのWIN端末向けのメガゲームとして「豪華版」も配信されている。豪華版では以下の新機能や新要素が追加されている。
- メインシリーズ『15』以降に登場した「絶好調」システムがある。対象は人間プレイヤーのみ。
- 詳細は『15』参照
- 携帯版シリーズとしては初めて、季節に応じてマップの色が変わるようになった。キングボンビーが出現すると季節に関係なく全体が紫色になる。
- ナイスカード駅が携帯版シリーズで初登場した。
- これまで容量制限の関係で省かれてきたBGMのいくつかが流れるようになった。
- コンピューターの運が強化された。
- iPhone / iPod touch用アプリとして『桃太郎電鉄JAPAN+』も配信されている。+では以下の新機能や新要素が追加されている。
- グラフィックやサウンドがスマートフォン向けに強化されている。
- 3人までの対人プレイが可能(1台のiPhoneを共有)。
- Game Centerに対応(ランキング、アチーブメント)。
桃太郎電鉄WORLD
[編集]- ドコモのFOMA端末・auのWIN端末・ソフトバンクの3G端末向け桃太郎電鉄シリーズの第3作目。
- 桃太郎電鉄シリーズ初となる世界編[33]。日本をはじめアメリカやフランス、インド、ブラジルなど、世界中の国や都市が舞台となっている。ただし南極大陸は登場しない。
- 2010年12月2日に発売された、同名のニンテンドーDSソフト『WORLD』も同様に世界を舞台にしているが、まったくの別作品である。
- ルートは鉄道と空路。航路は登場しない。
- 『HAPPY』以来、約9年ぶりにエロマンガ島駅がカード売り場駅として登場。
- エロマンガ島駅に続きオランダ1マス南にはスケベニンゲン駅、北京やや北にはチンポー駅がカード売り場駅として登場。
- 目的地候補にカード売り場駅が含まれる。
- 「ハッピー駅」が初登場。ここに止まるとカードが貰えたり、目的地の隣の駅まで行けたり、持ち金が倍になるなど「けっこう幸せなこと」が起きる。
- 『WORLD(DS)』と同様に、通貨単位は従来通り「円」で統一されている。
- 目的地に選ばれる駅は2年ごとに入れ替わり、候補は約70駅。
- 物件駅マス、および目的地マスのデザインが変更されている。
- メインシリーズ同様に、独占された物件駅の色が独占したプレイヤーの色に変わるようになる。
- 物件のジャンルはメインシリーズに登場する6種に加え、「鉱業」が追加されている。
- 全体図ではプレイヤー同士の位置関係だけでなく、路線も見られるようになる。
- マップ画面でのBGMは、本作のために作られた「この広い世界いっぱい」(池毅作曲)。
- マスに止まったとき、ある一定の確率で「世界一クイズ」という四択クイズが出題される。不正解でも罰則は特に無いが、正解すると賞金がもらえる。
- 貧乏神はミニボンビー、ボンビーモンキー、ハリケーンボンビーに変身する(ハリケーンは携帯版では唯一)。なお容量の制限のためキングボンビーは登場しない。
- 携帯版で、初めて台風災害のイベントが追加される(ただし、台風キャラクターなどは登場しない)。また、ある都市に物件を持っていると、地球温暖化による海面上昇で損害が出る。損害保険カードや保険会社の物件は登場しないので保険金はおりない。
- エジプトに止ったプレイヤーに、ごく稀にアラブの大富豪からパーティ参加の招待状が届き、参加すると1か月身動きが取れなくなるが、お礼としてまだ誰も購入していない物件をプレゼントされる。
- 初登場のカード:シュレッダーカード、倍々カード、となりの芝生カード、魔法のじゅうたんなど
- 線路が従来の鉄道記号に戻っている。
桃太郎電鉄CHUBU
[編集]- ドコモのFOMA端末・auのWIN端末・ソフトバンクの3G端末向け桃太郎電鉄シリーズの第4作目。
- 舞台は中部地方。『X(九州)』や『12(西)』などと同じ地方編シリーズである。スタート地点は名古屋駅。
- ルートは鉄道と航路。高速道路や空路は登場しない。
- 物件駅マスの色が、従来の紫からグレーに変わった。独占をすると各プレイヤーの色に変わる。
- 『WORLD(携帯)』に続き、ハッピー駅が登場。
- カードを3枚もらえる「3枚カード駅」が初登場。
- マスに止まったとき、ある一定の確率で「中部地方が日本一クイズ」という四択クイズが出題される。不正解でも罰則は特に無いが、正解すると賞金がもらえる。
- マップ曲は「山と空と海と」(関口和之作曲)。
- 貧乏神はキングボンビー・ミニボンビー・ボンビーモンキーに変身する。
- 貧乏神の新悪行:バナー広告を打つ(広告費を取られるだけで宣伝効果はない)。
- キングボンビーの新悪行:とりかえしカード強制付与。
- 初登場のカード:乗っ取りカード、期間延長カード、県ぶっとびカード、ぶっとび周遊カード、24カード、借金カード
- 「乗っ取りカード」が携帯版で初登場したことで、物件駅でカードが使えるようになった。
- メインシリーズ『DS』以降の「歴史ヒーロー」システムがある。今作では城の近くの物件駅を独占すると戦国武将が加勢する。ただし謀反イベントが発生することもある。
- 歴史ヒーローについてはシリーズの登場人物参照
桃太郎電鉄KANTO
[編集]- ドコモのFOMA端末・auのWIN端末・ソフトバンクの3G端末向け桃太郎電鉄シリーズの第5作目。全128駅、総物件数500件。
- 舞台は関東地方。前作『CHUBU』に続く地方編シリーズ。スタート地点は東京駅。
- 『JAPAN』とメインシリーズ『DS(JAPAN)』以外では登場したことのなかった群馬県の物件が、特に数多く登場する。
- ルートは鉄道と航路。高速道路や空路は登場しない[注 19]。
- メインシリーズ『20周年』 - 『2017』で登場のダビング駅が登場する。
- メインシリーズ『20周年』以降登場の、目的地連続到着で支給されるボーナス賞金がある。また、3回連続で「スペシャルカード」、5回連続で「特急周遊カード」、そして10回連続で「キングに!カード」がもらえる。
- メインシリーズ『20周年』 - 『2017』で登場の南総里見八犬伝を題材にしたイベントが登場。発生条件は館山駅が目的地の時に到着すること。達成時の賞金は、1回目が10倍、2回目だと20倍、3回目以降は30倍。本作のみ「レーダーカード」で八徳の玉を1つだけ引き寄せることができる。
- 里見八犬伝については『20周年』参照
- マップ曲は「夢見る関東平野」(池毅作曲)。
- 貧乏神の新悪行:孫のためと称して物件を2倍の値段で買ってくる。
- キングボンビーの新悪行:貧乏神に戻るまでの期間を延長する。プレイヤーを3-4か月間行動不能にする(キングボンビーは行動する)。
- 初登場のカード:赤マスカード、キングに!カード、ジョーカード、48カード、レーダーカード
- 歴史ヒーロー:水戸黄門、那須与一、鼠小僧、源頼朝、平賀源内、国定忠治、水戸拷問
- 国定忠治は群馬県で条件を満たすと出てくるが、雇うことはできない。
桃太郎電鉄TOHOKU
[編集]- ドコモのFOMA端末・auのWIN端末・ソフトバンクの3G端末向け桃太郎電鉄シリーズの第6作目。
- 舞台は東北地方。スタート地点は仙台駅。全84駅、全物件数355件。
- 2月に男鹿駅近辺16マス以内プレイヤーがいると携帯版では唯一の名産怪獣「ナマハーゲン」が登場する。到着したマスにいるプレイヤーに不利益を起こさせる。
- 奥の細道にちなんで、駅(物件駅とは限らない)に止まって松尾芭蕉の俳句を得るイベントが登場する。「芭蕉の句カード」を使えば、対象となるマスに止まらなくても俳句が得られる。9つそろうと所持物件の収益率が2倍に、さらにもう1回9つそろうと2倍(合計4倍)になる。
- 最初に会津若松駅に止まると、白虎隊がカードをくれる。
- 独占の可能性がある都市に限りCPUから原価の4倍で合併話を持ちかけられる。
- メインシリーズ『20周年』 - 『タッグマッチ』で登場の「宝くじ駅」が登場する。
- 初登場のカード:持ち金ゼロカード・芭蕉の句カード・新幹線周遊カード・北東北カード・テレポートカード
- マップ曲は「夜空の不思議な町」(池毅作曲)。
- 貧乏神の新悪行:存在しない電子マネーのカードに持ち金をチャージする。
- キングボンビーの新悪行:1つの物件を10倍の価格で買わせる。
- 歴史ヒーロー:上杉鷹山、立佞武多、伊達政宗、源義経、武蔵坊弁慶、坂上田村麻呂、金売吉次、仙台四郎、野口英世
- 仙台四郎(仙台)および野口英世(猪苗代)は条件を満たして該当駅に停まる必要があるが、雇うことはできない。
桃太郎電鉄HOKKAIDO
[編集]- ドコモのFOMA端末・auのWIN端末・ソフトバンクの3G端末向け桃太郎電鉄シリーズの第7作目。
- 舞台は北海道(北方領土を除く)。スタート地点は札幌駅。全物件数421件。
- 10月から4月にかけて各地にある「峠マス」が通行止めになる場合がある。苗穂の車両工場でラッセル車(価格50億円、資産に計上されない)を購入しないと通過できない。
- 赤マスに止まると赤字が4倍、もしくは8倍になる場合がある。
- 空いてるカード枠をランダムで補充する福袋マス、金を借りられるが、4月に金利付きで返済させられる借金マスが登場。
- 本作から携帯版でも、全物件制覇をメッセージで知らせるようになる。達成すると「ぴったりカード」をもらえる。
- クイズが「難読地名」クイズ、アイヌ語が発端の地名クイズ、北海道の有名人クイズに変更。
- 富良野に2回止まると鉄板五郎がカードをくれる。
- 登別等有珠火山付近に物件を持っていると、火山が噴火して損害が出る。また、札幌に物件を持っていて冬に晴れていると、「札幌雪祭りの雪不足」として、損害が出る。
- マップ曲は「素晴らしき北の大地」(池毅作曲)。ラッセル車乗車中は「ジョイ・トゥ・ザ・ラッセル」(池毅作曲)。
- 初登場のカード:無料カード・五穀豊穣カード・道内飛びカード・オホーツクカード・捨てろ!カード・10億円カード
- 貧乏神の新悪行:その年のみ減資させられる(食品物件で砂糖を大量に入れる)。
- キングボンビーの新悪行:サイコロ5個の出目分カードを大量買いする(カード欄に入らない分は廃棄される)。
- 歴史ヒーロー:高田屋嘉兵衛、間宮林蔵、榎本武揚、クラーク博士、土方歳三
- 本作のみ支援を断ることは不可能だが、独占が崩れても加勢を続ける。
- クラーク博士(札幌)・高田屋嘉兵衛(函館)は、該当駅に物件を持っていれば独占しなくても出現する。
- クラーク博士の登場は15年目の4月以降。
桃太郎電鉄KYUSHU
[編集]- NTTドコモのFOMA端末・auのWIN端末・ソフトバンクの3G端末向けの桃太郎電鉄シリーズの第8作目。全108駅、全物件数571件。
- 舞台は九州・沖縄地方。スタート地点は熊本駅。
- 博多駅がなく、福岡駅という架空の駅になっている(福岡市には、私鉄の駅として西鉄福岡(天神)駅がある)。
- メインシリーズ『X(九州)』以降に登場の「おいどん」がいる。
- おいどんに関してはシリーズの登場人物参照
- メインシリーズ『2010』以降に登場の「カードバンク駅」がある。預かりは8枚まで。
- プレイヤー1人が万年赤字だと、赤字プレイヤーに公的資金が注入される場合がある。
- コンピュータの思考ルーチン強化(例:赤鬼でも貧乏神を擦り付けてくる、貧乏神がつくのを避ける、がむしゃらに目的地を目指さず、赤マスに止まるのを避ける)。
- 今作以降、全物件制覇を達成すると「全物件制覇カード」をもらえる。「新幹線」「スペシャル」「ぴったり」「☆に願いを」「県ぶっとび」の各カードの効果を得られるうえ、何度使用しても消えない。カード売り場で売却できないが、捨てることはできる(貧乏神に売られる心配もない)。
- マップ曲は「太陽の国から」(池毅作曲)。
- 貧乏神の新悪行:うんちを出す(結果的に、他のプレイヤーへの妨害にもなる)、サイコロ1個の出目と同じターン数動けなくなる(貧乏神も行動しない)。
- キングボンビーの新悪行:今までの赤マス合計額の10倍の金額を奪う。
- 初登場のカード:物件飛びカード・偽装カード・島流しカード・(駅舎/名山/温泉)ラリーカード・64カード・全物件制覇カード・スイッチバッカード
- 歴史ヒーロー:島津斉彬、西郷隆盛、グラバー、大久保利通、福沢諭吉、坂本龍馬、天草四郎時貞、黒田官兵衛、シーボルト、小松帯刀、菅原道真、加藤清正、大友宗麟
- 天草四郎時貞の特殊効果により、携帯版では初の「サイコロ5個移動」が実現した。
桃太郎電鉄SETOUCHI
[編集]- NTTドコモのFOMA端末、auのWIN端末向け、ソフトバンクの3G端末の桃太郎電鉄シリーズの第9作目。全107駅、全物件数587件。
- 舞台は中国・四国地方。スタート地点は岡山駅。
- 今作の最高額物件は、岡山駅の「桃太郎ランド」(1000億円、収益率25%)。メインシリーズ同様に「決算払いカード」「乗っ取りカード」や歴史ヒーローの支援によって購入できない。ただし、容量の関係でのパレードや全物件の収益率アップなどの購入特典はない。
- 『KYUSHU』に続き、カードバンク駅が登場。
- 東へ飛ばされる「東へ!」駅が初登場。
- 松江を独占し、2回目に訪れると不昧公が「甘いもの」に関する物件をくれる。最初に来た時にカードが0枚もしくは1枚しか持っていない場合、7枚カードをランダムでもらえるようになる。
- 8月に徳島に止まると、阿波踊りのイベントで1回休みになる。
- 四国で88マス止まると、四国八十八箇所巡りのイベントが発生する。イベント発生時に桃太郎ランドを含む全物件所有時に「無制限カード」を入手。
- マップ曲は「陽射しを浴びてウキウキ」(池毅作曲)。
- 初登場のカード:赤い羽根カード・オール6カード・決算払いカード・無制限カード
- 貧乏神の新悪行:でたらめな名前の存在しないカードを買ってくる。
- キングボンビーの新悪行:サイコロを振って、物件を10倍から60倍の間で買わせる。ランダムで選んだ県の物件全てを捨てる。今作からとりかえしカード複数枚強制付与。
- 歴史ヒーロー:坂本龍馬、宮本武蔵、平賀源内、夏目漱石、毛利元就、桂小五郎、吉田松陰、高杉晋作、大村益次郎、白石正一郎、伊藤博文、井上聞多
桃太郎電鉄KINKI
[編集]- NTTドコモのFOMA端末向け、auのBREW端末、ソフトバンクの3G端末向けの桃太郎電鉄シリーズの第10作目。全152駅、全物件数824件。
- 舞台は近畿地方。スタート地点は京都駅。
- 大阪駅が登場せず、梅田駅と北新地駅が登場する。
- 物件8件の駅が多く物件価格が高いため、最大プレイ年数が20年から30年になった(20年プレイはできない)。30年だとダイヤ改正が2回ある。
- 今作の最高額物件は、淀屋橋駅の「生命保険会社」(9000億円、収益率4%)で携帯版では歴代最高金額。
- メインシリーズ『2010』以降同様に、徳政令カードの売買価格が0円になった。
- メインシリーズ『15』以降同様に、近江八幡の製薬会社が「デビキラー」を開発するとデビル系カードを撃退できる。
- 初登場のカード:ミニボンビーカード、シルバーカード、のぞみカード、強奪飛びカード、強奪飛び周遊カード、県飛び放題カード、物件飛び周遊カード、乗っ取り放題カード
- 物件駅の画面で買った場合の予想収益が出るようになった。
- COMの思考ルーチンを再び上げた。
- 新駅として、相手からカードを奪う「刀狩駅」が登場。
- 「プロ野球チーム」が阪神タイガースが実在する西宮の物件になった。ただし、容量の関係で日本シリーズのイベントは発生しない。
- 南港の物件3件は購入当初は赤字だが、大阪市役所誘致による再開発のイベントによって黒字に転じる。
- 生野駅の鉱山を購入すると、シルバーラッシュが発生し、臨時収入が入る時がある。
- 30年プレイの15年目で「30問連続難読地名読みクイズ」がある。1問正解で10億円。また、全問正解の場合は、賞金のほか副賞として「無制限カード」が手に入る。
- スリの銀次の発生確率が高い。
- プラス駅での増収が起こりやすい。
- 「県ぶっとびカード」が周遊から使い切りに変更された。ただし、歴史ヒーローの聖徳太子が「県ぶっとびカード」を「県飛び放題カード」にバージョンアップしてくれる。
- マップ曲は「青い終列車」(池毅作曲)。
- 貧乏神の新悪行:難解漢字で書かれた野菜の読み仮名を答えさせる(正解しても賞金は得られず、不正解だと罰金を取られる)。新しい車両の工事で1両2億円でサイコロで出た目の数だけ費用がかかる。
- キングボンビーの新悪行:今までの目的地到着で得た援助金の全金額をそのまま奪う。
- 歴史ヒーロー:真田幸村とその家臣、新撰組、源義経、豊臣秀吉、明智光秀、清少納言、聖徳太子、黒田官兵衛、武蔵坊弁慶、紀伊国屋文左衛門、石田三成、千利休
- 新撰組を仲間にしているプレイヤーが貧乏神に取り付かれると沖田総司が現れて、貧乏神をゲーム終了まで登場させなくすることがある。貧乏神を完全に撃退するイベントはメインシリーズを含めて本作のみである。
桃太郎電鉄AOMORI
[編集]- NTTドコモのFOMA端末、ソフトバンクの3G端末、auのBREW端末向け桃太郎電鉄シリーズの第11作目。全74駅、全物件数395件(新青森駅登場後は400件)。
- 舞台は青森県。スタート地点は青森駅。
- 季節によってマップの色が変わるようになった。キングボンビーが現れた時は季節に関係なく全体が紫色になる。
- 最大プレイ年数が再び20年となった。
- メインシリーズ『15』以降同様に、スリの銀次がカード売り場でも出没するようになった。
- 新駅として、周遊カードの使用回数を初期化する「周遊駅」が登場した。
- 毎年12月から2月の間、八甲田山周辺のマスが通行止めになる。12月の初めに当該区域にいると、2月まで行動不能になる。『HOKKAIDO』に登場したラッセル車は登場しない。
- 木造駅に停まると、遺跡発掘のための寄付を求められる。寄付した金額に応じてカードがもらえるほか、寄付の総額が100億円に達すると「シャコチャーン」が登場して貧乏神をマップ上から追い払うなどの手助けをしてくれる。
- 15年目6月になると、「走れメロスマラソン」と称して、全員金木駅に集まり、カード売り場の恐山駅まで向かって、そこからまた金木駅に帰るイベントがある。到着金は普段の15倍で、これまで連続して獲得した賞金、ボーナスもそのまま15倍になる。また、このイベントが終了するまで貧乏神は一時的にマップから消える。
- 15年目12月になると、東北新幹線の新青森延伸によって、新青森駅が物件駅として登場し、八戸駅と新青森駅の間が4マスに短縮される。新青森駅には最高額物件「新青森りんごタワー」(2000億円、収益率25%)がある。
- クイズの内容が津軽弁、出身有名人に関するものになった。
- 初登場のカード:東西南北へ!カード、お取り寄せカード、君が全て!カード、カードバンクカード、ボックスカード、骨折り損カード、128カード
- 使用後にも行動できるカードには、目印として◎が付くようになった。
- 貧乏神の新悪行:勝手に宝の地図を買ってくる(ごくまれに当たりがある)。手持ちのカードを勝手に使う(移動系カードは使い方が分からず捨てられるが、「ミニボンビーカード」を勝手に使用してミニボンビーに変身することもある)。持ち金全てを預かる(数か月後に返還される)。
- キングボンビーの新悪行:一定期間、カード駅で徳政令カードを入手不能にする(カード売り場では購入できる)。目的地にうんちを落とす。持ち金がプラスならそのままマイナスにする(すなわち持ち金の倍額を捨てる)。
- 歴史ヒーロー:源義経、坂上田村麻呂、津軽為信、徐福、安東水軍
桃太郎電鉄SHIZUOKA
[編集]- NTTドコモのFOMA端末、ソフトバンクの3G端末、auのBREW端末向け桃太郎電鉄シリーズの第12作目。全65駅、全物件数357件。
- 舞台は静岡県。スタート地点は静岡駅。
- メインシリーズ『16』以降に登場する「いけますよ!(イケマスヨ)」がある。
- 今作の最高額物件は富士宮駅の「富士山タワー」(3776億円、収益率10%)で、購入すると「無制限カード」が手に入る。
- 新駅として、他のプレイヤーと同じマスに移動できる「ぴったり駅」、目的地から9マス以内の場所まで移動できる「千載一遇駅」、貴重なカードを1枚だけ購入できる「1枚カード駅」が登場した。
- 工業物件を所有していると、従業員が騒動を起こして物件を倒産させてしまうことがある。歴史ヒーローの清水次郎長を味方につけることで阻止できる。
- カードバンク駅での保存枚数が16枚になった。
- 初登場のカード:のぞみ周遊カード、国ぶっとびカード、☆飛びカード、孤軍奮闘カード、弾丸ミサイルカード、収益100%カード、シザーズカード、6が出るまでカード、格下げカード
- 再登場のカード:無制限カード
- 貧乏神の新悪行:振り込め詐欺に引っかかり、勝手に持ち金の1割を振り込む。魚の漢字の読み方クイズを出して不正解だと罰金を取る。
- キングボンビーの新悪行:1つの物件をサイコロ5個振って出た数の倍で買ってくる。手持ちのカードのうち1枚を除いて、カードバンク駅に保存している分も含めた残り全てを捨てる。
- 歴史ヒーロー:徳川家康、徳川慶喜、山内一豊、源頼朝、源義経、北条政子、清水次郎長とその子分、ペリー、由井正雪、森の石松
- 源頼朝のプロテクト駅作成は、頼朝が仲間から外れない限りは、メインシリーズのそれと異なりプロテクト解除やプロテクト物件の消去が不可能。
桃太郎電鉄TOKAI
[編集]- NTTドコモのFOMA端末、ソフトバンクの3G端末、auのBREW端末向け桃太郎電鉄シリーズの第13作目。全121駅、全物件数673件。
- 携帯アプリ版としては最後の作品となった。
- 舞台は愛知県、岐阜県、三重県。スタート地点は名古屋駅。
- 『KINKI』と同様に最大プレイ年数が30年になっており、20年プレイはできない。
- 今作の最高額物件は清須の「三英傑タワー」(9000億円、収益率30%)で『KINKI』の「生命保険会社」と同額。
- 貧乏神の新悪行:くしゃみをして相手1人を目的地の隣に飛ばす。
- 歴史ヒーロー:織田信長、徳川家康、豊臣秀吉、豊臣秀長、斎藤道三、福島正則、明智光秀、松尾芭蕉、源義経、本居宣長、吉良上野介、竹中半兵衛、蜂須賀小六、古田織部、加藤清正、藤堂高虎
ボードゲーム一覧
[編集]タカラトミーアーツから発売。
- 桃太郎電鉄ボードゲーム『大どんでん返しの巻』
- 2012年7月26日発売。日本編と世界編を収録。現行の基本的なルールをベースに、ボードゲームのサイズにスケールを落とし込んだ作品。キャラクターデザインはゲームと同様、土居孝幸が担当している。
- 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ ボードゲーム
- 2021年10月発売。上記作のリメイク[要出典]。キャラクターデザインが土居の手掛けたものから、前年発売のソフト『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』で使用されたものに変更されている。上記作と異なり、日本編のみが収録されており、世界編は収録されていない。
基本ルール
[編集]第1作目『桃太郎電鉄』(以下『初代』)のみ大幅にルールが異なるため、ここでは第2作目『スーパー桃太郎電鉄』(以下『SUPER』)以降の基本ルールを説明する。はじめにプレイ人数・年数やターンの順番などのルール設定をおこなう。プレイ人数は合計2-4人(一部の作品では最大人数が3 - 5人)で、人数が足りなければコンピュータに代行してもらうことも可能。なお、コマとして使う汽車(電車のものもある)の色は1Pは青、2Pは赤、3Pは黄、4Pは緑、5Pは紫[注 20][注 21]。設定後、最初にめざす「目的地」がルーレットで決定され、ゲームスタートとなる。プレイヤーは電鉄会社の社長となり、目的地を目指しながら日本全国をまわり「物件」を購入しながら収益を上げ、総資産で勝敗が決まる。
- ゲームの流れ
- 最初に目的地の駅がルーレットで決められる。プレイヤーは順番にサイコロを振り、出た目の数だけ汽車を進め目的地を目指す。ルート上であれば、どの方向に進むのもプレイヤーの自由。移動数は単純に汽車を進めた数なので、移動できる数が多い場合、環状線のルートを何周もして移動数を消費するなどもできる。駅がすごろくのマス目となっており、移動後止まった駅に応じて持ち金が増減する・カードが貰える・物件が買えるなどといったイベントが発生する(駅については後述)。プレイヤー全員の行動が終わると1か月が経過となり次の月に移る。本シリーズでの1年は4月から始まり、3月までの12ターンとなっており、3月終了時には「決算」となり、物件の収益金や途中経過の発表が行われる。
- 第9作目の『V』までは4月 - 2月の11ターンで1年とされ、3月自体が「決算・中間発表」のために存在していた(3月はターンとして数えない)。
- 目的地
- 目的地の駅に最初にぴったり到着したプレイヤーには多額の援助金が与えられ、これが資産を増やす大きな足がかりとなるため、必然的に到着を目指して争奪戦が起こるようになっている。また、最も目的地から離れていた人には「貧乏神」がとりついてしまう。なお、ここでいう「最も目的地から離れていた人」とは、目的地からの最短でのマス数が1番遠いプレイヤーのことで、直線距離ではない[注 22][注 23]。最後に次の目的地がルーレットで設定され、再び目的地を目指して進むことになる。
- 貧乏神
- 貧乏神にとりつかれた状態でターンを終了すると、貧乏神がプレイヤーに対して、不利益をもたらすさまざまな悪行をする。他のプレイヤーと重なるもしくはすれ違うとその場で相手に貧乏神を擦り付けることができる[注 22]。逆に、貧乏神を連れているプレイヤーのマスを通過すると自分に貧乏神がとりついてしまう。
- 一方的に不利な行為ばかりというわけでもなく、勝手に買ってきたカードが有用なものだったり、運が良ければ臨時収入が得られたり[注 24]、良い悪い両面含めてゲームをかき回す存在となっている。とはいえ、とりつかれている時間が長いほど不利になるのには変わりないため、安定的に資産を増やすためにはいかに貧乏神を避けるかが重要となっている[注 25]。
- 物件
- 物件駅に止まると、駅ごとにあらかじめ用意された「物件」を購入できる。本シリーズでの物件とは、商店や工場・田畑など、日本各地の産業を総合したものである。
- それぞれ価格が異なり、基本的に物件の資産額と同額を支払えば購入できる。つまり、持ち金1000万円の状態で、1000万円の物件を買うと、「持ち金0円・物件資産1000万円」となり、総資産は1000万円のまま変化しない。ここで言う購入とは、「物件の所有権を購入している」ものであり、すでに他人が購入している物件は、通常は買うことができないほか、手持ちの物件は自由に売ったり処分することができない。逆に、物件を手放すこととは「所有権をなくす」ことである。したがって、売買や処分をいくら行っても、ゲーム内に存在する物件の数自体が増減することはない。なお初期の作品はプログラムの制約上、全ての物件を購入することは不可能である。
- 割引・割高で物件を買った場合でも、物件資産は「本来の価格で買った場合の価格」になる。たとえば1000万円持って、1000万円の物件を半額の500万円で買った場合、現金は500万円残るが、買った物件は本来の価格である1000万円として計上され、総資産は「現金500万円+物件資産1000万円=合計1500万円」になる。
- 物件を持っていると1年終了後の「決算」時に、持っている物件のすべての収益が持ち金にまとめて加算される。収益額は、「物件価格×物件ごとの収益率」になっている。たとえば、「1000万円・収益率50%」の物件を持っていた場合、毎年の決算での収益は「1000万円・収益率50%=500万円」になる。物件1件ごとに収益率が異なるため、決算ではそれぞれの収益率に応じた収益が入ってくる。中には、収益率がマイナスの物件もあり、毎年の決算ごとに損失を出してしまう(代わりに特別な収益イベントなどがある)。なお、1つの駅の物件をすべて自分の物にすると「独占」となり、その駅の物件の決算で得られる収益が2倍となる(収益率マイナスの物件は損失が半減する[注 26])。
- 『II』 - 『16』は、物件を「増資」して、強化することができる。方法は「すでに自分が購入した物件をもう1度買う」こと。増資に必要な金額は、物件のもともとの価格。
- つまり、1000万円の物件を増資したいのであれば、同じく1000万円を支払う必要がある。増資につぎ込んだ金額分が物件資産額に上乗せされるため、1000万円の物件を増資すると、「購入時の1000万円+増資時の1000万円=合計2000万円」が物件資産になる(割引で増資した場合も、通常の価格をつぎ込んだと見なす)。
- またその際、収益率自体が上昇するため、たとえば「1000万円×収益率50%=収益500万円」だったものが、増資により「合計2000万円×収益率が55%にアップ=収益1100万円」になることで、決算での収入も高められる。ただし、物件1件につき、1ターンに1回しか増資できない。また、増資できる回数にも限界があり、基本的に2回まで(第10作目の『X』のみ4回)。収益率がマイナスの物件も、増資をすることでマイナスを低減したり、プラスにすることができる。
- ただし、持ち金がマイナス(借金)になると、その場で持っている物件を売り、借金を返済しなければならない。売却額は、物件資産額の半分(増資をした場合は増資分を含めた総額の半分)。売れる物件がひとつもない場合は借金がそのまま残ってしまうが、本シリーズにはゲームオーバーという概念がないため、どれだけ借金を抱えてもゲームを進行することはできる(借金を帳消しにする手段が多いのも本シリーズの特徴)。また、国の礎である農業などを取り扱う「農林物件」は通常は売ることができないため、借金状態での貴重な収入源になる。
- それぞれ価格が異なり、基本的に物件の資産額と同額を支払えば購入できる。つまり、持ち金1000万円の状態で、1000万円の物件を買うと、「持ち金0円・物件資産1000万円」となり、総資産は1000万円のまま変化しない。ここで言う購入とは、「物件の所有権を購入している」ものであり、すでに他人が購入している物件は、通常は買うことができないほか、手持ちの物件は自由に売ったり処分することができない。逆に、物件を手放すこととは「所有権をなくす」ことである。したがって、売買や処分をいくら行っても、ゲーム内に存在する物件の数自体が増減することはない。なお初期の作品はプログラムの制約上、全ての物件を購入することは不可能である。
- カード
- このゲームでは「カード」という、自分を有利にしたり相手を攻撃したりするアイテムがあり、カードを持っていれば自分の番で使用することができる。ただし、カードを使用したターンは、基本的に通常のサイコロを振っての移動ができずにターン終了となる。また、特定の駅に停まった時に使えるカードや、持っているだけで効果のあるカードなども存在する。資産には計上されない。詳細は後述。
- カードの入手に関しては、物件とは異なり、所有権ではなく「カードそのもの」を手に入れたり手放すものである。したがって、処分したカードを誰かが拾うなどは不可能であり、逆に言えば用意されているカードの総数に制限はない。
- ゲーム終了
- 設定した年数だけプレイを繰り返すとゲーム終了となり、その時点での「総資産」が一番多かった人の勝ちとなる。総資産とは、持ち金と所持物件[注 27]の総価格、最後の年の収益金を合計した額である。
駅の種類
[編集]色が記載されていないマスは原則的に白地。
持ち金が増減する駅
[編集]- プラス駅
- 青マス(基本)
- 青マスに「+」マーク(『SUPER(FC)』)
- 白マスに「+」マーク(『SUPER(GB)』『II(GB)』『jr.』)
- 持ち金が増える(営業成績という設定)。ルーレット式で決定し、夏は多く冬は少ない。『12』以降は、収入の多い時期に金額がさらに2倍や3倍に、『2010』『タッグマッチ』では4倍になることがある。
- マイナス駅
- 赤マス(基本)
- 赤マスに「−」マーク(『SUPER(FC)』)
- 白マスに「−」マーク(『SUPER(GB)』)
- 黒マスに「−」マーク(『II(GB)』『jr.』)
- 持ち金が減る。ルーレット式で決定し、夏は少なく冬は多い。『12』以降は、支出の多い時期に金額がさらに2倍・5倍になることがある。
- マイナス駅は、さくまが実際に行って印象の悪かった、もしくは移動が苦労した駅である[注 28]。また、全国編における航路の日本海ルートは「冬の日本海の厳しさ」を、『12(西)』の高速道路は「有料である」ことを、航路全般には「元々フェリーは車を乗せて走る船を指し、格別に速い乗り物ではない[34]」「北海道は雪が多く移動が大変」なことを理由に、マイナス駅を多く設置してある。
- 『III』までは強力なカードを拾えることがある(その場合、持ち金減額はない)。
- 『HAPPY』までおよび『jr.』では「今月の成績を報告してください!」というアナウンスが流れた(近年の作品でも倍率が変動する際はアナウンスがある)。
- 初期の作品では「本社・支社ピンチ」のイベントが稀に発生(上記)。
- 銀河駅
- 青マス
- 持ち金が増える。初期の作品を除く銀河鉄道マップに存在し、マップの仕様でマスが光っている。ルーレット式で決定し、夏は多く冬は少ない。プラス駅にスリの銀次が出現するイベントでもここには出現しない。『15』〜『2017』はプラス駅の3倍、『令和』では5倍の金額をもらえる。
- 「イエローカード」「レッドカード」、「ブラックボンビー」「ピヨピー」、「大恐慌」の影響は受けるが、「天邪鬼の絶好調」の影響は受けない。ちなみにイベントやカードで、一旦別の色に変わったマスが青マスに強制変化させられた場合、銀河駅とはならず通常のプラス駅となる。
- ボンビラス駅/パープル駅
- 赤マスにキングボンビーの顔(『HAPPY』)
- 赤マス(『7』 - 『11』)
- 黒マスに「−」マーク(『jr.』)
- 大きな駅舎(『HAPPY』 - 『V』のスタート地点)
- 紫マス(『12』 - )[注 29]
- 持ち金が減る。ルーレット式で決定し、季節には影響されない。『7』 - 『V』ではルーレットを回さず年数で固定。基本的にマイナス駅よりも金額が大きい。基本的にボンビラス星マップに存在し、『G』ではピヨピーの悪行によって地球と銀河鉄道でも出現。『20周年』ではキングボンビーの悪行によって地球に出現。
- ゼロ駅
- 「0」マーク
- 持ち金(借金も含む)が0になる。『2010』『タッグマッチ』『2017』では天邪鬼の絶好調時の駅として登場する(『USA』『2010』『タッグマッチ』『2017』)。
- 宝くじ駅
- 「宝」マーク(『20周年』 - 『令和』、携帯版『TOHOKU』)
- 白マスに「ルーレット」マーク(『地球』)
- 宝くじで持ち金が増える。ルーレット式で決定し、ハズレなら何も起こらない(参加費を取られることはない)が、1等 - 6等なら上位ほど高額を獲得できる。
- 銀次駅
- 「ス」マーク
- 持ち金が1億円以上ある場合に限り、スリの銀次が出現して持ち金を盗まれる。天邪鬼の絶好調時に出現する(『WORLD(DS)』)。
カード関係の駅
[編集]- カード駅
- 黄マス(基本)
- 黄マスに「C」マーク(Cardの頭文字)(『SUPER(FC)』)
- 白マスに「C」マーク(『SUPER(GB)』『II(GB)』『jr.』)
- 1枚カードをもらえる。ほとんどのカードが一定確率で出現。損害系カードも候補に含まれる。
- 『III』までは、時々ルーレットが回らずに強力なカードを拾えることがある。
- 『X』以降は、借金状態に限り2枚続けてもらえる(『X』のみ借金状態でなくとも2枚もらえることがある)ことがあり、『11』以降は「カードの神様」が出現するようになっており同様の条件で3枚目をもらえることもある。2枚目の拒否は可能だが、2枚目を承諾すると3枚目は拒否不可能。
- 初期の作品では「本社・支社ピンチ」のイベントが稀に発生(上記)。
- ナイスカード駅
- 黄マスに「N」マーク(Nice)
- 良質なカードを1枚もらえるが、損害系カードも候補に含まれる。引いた後に「ナイスですね〜!」というメッセージが表示される。作品によっては2枚以上続けてもらえることがある。『G』までは、スリの銀次が出現しないほか、マスの色を変更するほとんどのイベントの影響を受けない(『12(西)』、『USA』 - 『16』、『20周年』 - )。
- スーパーカード駅
- 黄マスに「S」マーク(Super)
- 通常はマップにない。プレイヤーの絶好調時やピヨピーの効果によって、マップのマスを塗り替えて出現する。ナイスカード駅よりも良質なカードを1枚もらえるが、損害系カードも候補に含まれる。引いた後に「スーパーですね〜!(『16』のみ「ナイスですね〜!」)」というメッセージが表示される作品がある(『16』、『20周年』 - )。
- 急行駅
- 黄マスに「E」マーク(Express)
- 急行系のカードを1枚もらえるうえ、損害系カードを引くことはない。引いた後に「う〜ん、エクスプレス!」というメッセージが表示される。スリの銀次は出現せず、天邪鬼の影響も受けない(『20周年』 - 『タッグマッチ』)。
- 3カード駅
- 黄マスに「3」マーク
- ルーレットは回さず、カードを直接3枚もらえる。損害系カードも候補に含まれる。スリの銀次は出現せず、天邪鬼の影響も受けない(『2010』『タッグマッチ』)。
- ブラック駅
- 黒マス
- 通常はマップにない。『11』『15』でのブラックボンビー・『2010』 - 『WORLD(DS)』での絶好調時の天邪鬼によって、マップのマスを塗り替えて出現する。損害系カードを1枚もらえる(『15』では2枚もらえることもある)が、低確率で利益系カードも候補に含まれる。
- 『11』より前の作品にも黒マスが存在しているが、こちらは「ブラックカード」使用時及び『V』の「世紀末イベント」で変化し、赤・青・黄の各マスおよびカード売り場が何の駅かを分からなくするだけであり、止まったときの効果自体は変わらない。
- ビルゲッツ駅
- 金マスの上に巨大カード
- 通常はマップにない。シアトルが目的地の時に到着すると、地上マップのどこかのプラス駅・マイナス駅・カード駅のうちどれか1か所を塗り替えて出現する。「ビルゲッツカード」を1枚もらえる。カードをもらうか1年経過すると、元のマスに戻る(『USA』)。
- 攻撃駅
- 「攻」マーク
- ほかのプレイヤーを攻撃する妨害系カードをもらえる(『WORLD(DS)』)。cpuキャラ「餓鬼」が絶好調時にも登場する。(全国のカード駅・ナイスカード駅が全て攻撃駅となる)
- レアカード駅
- 黄マスに「レ」マーク(Rare)
- 末尾が3の年の2桁の月に出現し、ここでしか手に入らないカードがもらえる。普段は通常のカード駅となる(『WORLD(DS)』)。
- ダビング駅
- 「ダ」マーク (『20周年』 - 『タッグマッチ』、『令和』)
- 「D」マーク(Dubbing)(携帯版『KANTO』)
- 持っているカードを複製してもう1枚入手できる。カード袋に空きがないか、カードを1枚も持っていないと何も起こらない。カードをダビングせずにその場にとどまることも可能。『2010』『タッグマッチ』では「3つの願いカード」はダビング不可能。
- 精霊教会駅
- 緑マスに「光」マーク (『ワールド』)
- デビル系カードを消してくれる他、持っているカードを有料で複製してもう1枚入手できる。
- カードバンク駅
- 「B」マーク(Bank)
- 持っているカードをプレイヤー1人につき16枚(携帯版『KYUSHU』 - 『AOMORI』は8枚)まで自由に預けられる。預けたカードは自分のターンで「バンク」コマンドを選べば、ターンを消費せずに、カード欄に空きがある分だけ、いつでも引き出せる[注 31]。預けているカードは効力が遮断され、ターン経過の影響も受けない(『2010』 - 『ワールド』)。
- ホスピタル駅
- 「H」マーク(Hospital)
- 持っている損害系カードをまとめて消すことができる(『WORLD(DS)』)。
- 周遊駅
- 「周」マーク
- 持っている周遊系カードの使用回数をリセットできる(『SHIZUOKA』『2017』『令和』)。
- 給油駅
- 「GS」マーク(Gas Station)
- 持っているタンク系カードの使用回数を全回復できる(『ワールド』)。
売買関係の駅
[編集]- 物件駅
- 紫マスに「駅」マーク(『SUPER(PCE/FC)』『II(PCE/SFC)』『III(SFC)』)
- 灰色マスに「□」マーク(『SUPER(GB)』『II(GB)』『jr.』)
- 水色マスに「□」マーク(『III(GG)』)
- 駅舎(『DX』 - 『7』、『V』 - )
- 油田マーク(『DX』『HAPPY』の「秋田沖」)
- 物件を売っている駅。『7』および『V』以降は独占した駅のアイコン色がそのプレイヤーの汽車の色と同じになる。さらに『12』『USA』『15』『16』では、全物件を最終段階まで増資すると、駅名のプレート色も同様に変わる。「増資」システムが存在しない『2010』『タッグマッチ』『令和』では、独占によって駅舎と駅名プレートの両方の色が同様に変わる。
- 一部のカードはこの駅に停まったときに使用することが可能。
- 『12(全国)』 - 『16』、『20周年』 - 『タッグマッチ』、『2017』『令和』ではゲーム中盤から物件駅1か所を「自社発祥地」に設定できる。止まるたびにカードをもらえるうえ、借金があれば帳消しになる。また、発祥地の設定時にカードが貰える。
- 『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』では50年目以降、『20周年』では30年目以降、価格の100倍の金額で他人の物件を乗っ取れる[注 32]。
- カード売り場駅/特別カード売り場駅/1枚カード駅
- 「★」マーク(GB版を除き、『HAPPY』までは赤い星、『7』以降は緑の星)
- カードを売買できる。近年の作品ではカード売り場が目的地となる場合もある。『II』以降は駅名が設定されている。『2010』『タッグマッチ』では、途中で品揃えが変わる。
- 『II』では、10億円以上持ってカード売り場で損害系カードを売ろうとすると「闇のカード売り場」モードになり、持ち金を支払って引き取ってもらうことができる。
- 「特別カード売り場駅(『15』『16』)」「1枚カード駅(携帯版『SHIZUOKA』)」は、貴重なカードが揃っているが、1回の訪問につき1種類1枚しか買えない(売却は通常通り何枚でも可能)。
- プロテクト駅
- 物件駅にシェルター(『2010』『タッグマッチ』)
- 物件駅に「P」マーク(Protect)(『WORLD(DS)』、携帯版『SHIZUOKA』)
- 防護された駅であり、借金を抱えても物件を手放さずに済む。
- 『2010』『タッグマッチ』では、自分の独占駅で「プロテクトカード」を使用する事が条件。期間は10年で、期限切れになる前にカードを再使用すれば期間延長できる。同時にプロテクトできるのは最大5駅で、ハリケーンボンビーやツルギボンビーに関しては物件捨て攻撃の優先順位を下げられるが、キングボンビーの「サイコロ5対10対決」は防げない。
- 『WORLD(DS)』では、全都市独占を達成したプレイヤーが物件駅に到着する事が条件。ハリケーンボンビーを除く全ての攻撃から物件をゲーム終了まで守ってくれる。
- 携帯版『SHIZUOKA』では、歴史ヒーローの源頼朝が加勢していると、プレイヤーの独占都市をランダムにプロテクトしてくれるが、頼朝が仲間から外れると解除される。
- 似たようなものとして『V』にも「シェルター」がある。自分の独占駅で、独占金額の半額をさらにつぎ込むと完成し、災害や怪獣から物件を保護でき、特に「ハルマゲド〜ン」に対しては唯一の対抗手段であるが、物件自体は通常通りなので、借金を抱えた場合は手放す対象になり、ボンビーや相手プレイヤーの攻撃も防げない。独占が崩れるとシェルターも破棄される。
- 東京駅/本社ビル駅(東京駅が物件駅ではない場合)
- 赤レンガ駅舎
- ゲームは全員この駅に止まった状態からスタートする。
- 本社ビルを建設できる駅になっており、建設すると、収益こそ出ないが絶対に失われない資産となる。物件の増資と異なり、持ち金があれば1ターンに何段階も建設できる。建設したフロア数に応じてカードがもらえることもある。物件とは異なり、各々のプレイヤーそれぞれに用意されており、別々にビルを建設できる(『11』 - 『16』)。目的地であった場合、到着シーンに登場するのは雷門、東京タワー、神輿等。
- 一部のカードはこの駅に停まったときに使用することが可能。
- 門司鉄道省駅/鉄道省駅
- 緑の駅舎
- 鉄道路線を購入できる。「門司鉄道省駅」は初登場の『X(九州)』での名称。『11』以降の全国編[注 33]では新橋に存在する。購入した鉄道の線路はそのプレイヤーの色となり、いずれかのプレイヤーの列車が路線内を移動すると、路線ごとに決められた「1駅あたりの収入」が決算の時に入るほか、借金を抱えても手放さずに済む資産となる。『12』以降は物件同様に一定の収益も入るようになり、全鉄道を独占することで収益率がさらに上がる(なお物件とは異なり収益2倍の効果はない)。なお鉄道は、物件同様に「所有権を購入するシステム」である。
- 一部のカードはこの駅に停まったときに使用することが可能。
- 『12』 - 『16』では、物件と同様に3段階まで「増資」も可能で、1駅あたりの収入と決算の収益率の両方が上がる。『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』 - 『ワールド』ではプレイ年数が特定の年以降になると、価格の10倍の金額で他人の鉄道路線を乗っ取れる[37]。
- みらい駅
- 「F」マーク(Future)
- 離れた地域同士を1マスで結ぶリニア路線「みらい超特急」を建設するための駅。1口1000億円で「みらいファンド」として建設費用をつぎ込むと、絶対に失われない資産になる。総工費は『16』『2010』『タッグマッチ』では3兆円、『令和』では4兆円で持ち金があれば1ターンに何口でも投資できる。ただし、建設期間は一定の年数で強制的に終了・完成し、以後は中継地点としての駅になり、投資1口につき1%の収益も出る。プレイヤー全員の投資額が総工費に満たなかった場合は差額を政府が出資する。
- 『16(PS2・Wii)』では甲府近辺に出現・完成後は名古屋-甲府間が短縮される。『16(GOLD)』『2010』『タッグマッチ』『令和』では札幌近辺に出現・完成後は札幌-博多間が短縮される。
- ロボット工場/ロボット研究所
- 「R」マーク(Robot)
- 対キングボンビー用のロボットが登場する『III』 - 『12』に存在。ロボットを売買できる。『III』では投資制で、1回の訪問で1億円単位・99億円まで投資でき、ロボットの販売額に達すると購入できるが売却は不可能。カード同様に、「ロボットそれ自体を購入するシステム」である。
移動関係の駅
[編集]- ワープ駅
- 『DX』で初登場。『2017』まで登場。ワープすると所持金および借金が0円になって他のワープ駅へワープする。止まるだけでワープしないことも可能。
- グラデーションの渦
- 他のワープ駅へワープできるが、持ち金・借金が0円になる。ワープせずにその場に留まることも可能で、その場合は持ち金に変化はない。
- 作品によっては一定確率で失敗して、見当違いの場所にワープする(その場合は持ち金は変化しない)。
- ぶっとび駅
- 「ぶ」マーク
- 「!」マーク(『X(九州)』)
- 「ぶっとびカード」同様の効果でどこかの物件駅に飛べる。ワープ駅と違って持ち金は0にならない(借金状態の時は一定確率で0円になる)。ぶっとびは基本的に拒否可能だが、『X(九州)』および、絶好調の天邪鬼が作った場合は拒否不可能。『令和』『ワールド』にはヘリポート駅となってポジションを奪われている。
- ジャンピング駅/虹の入り江
- 「J」マーク(Jumping)
- 『USA』の月面マップに存在し、地球のどこかの物件駅にワープ移動できる。ワープせずにその場に留まることも可能。『16』では駅名が虹の入り江に変わっている。
- テレポート駅
- 「T」マーク(Teleport)(『DS(TOKYO)』)
- 「テ」マーク(『WORLD(DS)』)
- 「テレポートカード」同様の効果で相手プレイヤーの近くに瞬間移動できる。
- 『DS(TOKYO)』では一定確率で失敗するが、テレポートせずにその場に留まることも可能。
- 『WORLD(DS)』では天邪鬼の絶好調時に出現し、強制的にテレポートさせられる。
- マグネット駅
- 「M」マーク(Magnet)
- 自分の近くのマスに他人1人を引き寄せることができるが、一定確率で失敗する。他人を引き寄せずにその場に留まることも可能(『DS(JAPAN)』)。
- サミット駅
- 「サ」マーク
- 全てのプレイヤーの列車が自分と同じマスに引き寄せられる。天邪鬼の絶好調時に出現(『2017』)。
- ヘリポート駅
- ヘリポートマーク
- 『令和』『ワールド』に登場。
- ランダムで4か所表示される別のヘリポート駅にヘリコプター(『ワールド』ではプライベート機)で移動できる。移動せずにその場に留まることも可能。ワープ駅と異なり、所持金がプラスの場合は移動有無に関わらず所持金を失うことはなく、借金を抱えている場合は移動有無に関わらず借金を帳消しにできる場合がある(『令和』)。
- ゴール駅/宇宙目的地/銀河目的地駅
- 光る大きな駅舎(『DX』 - 『V』)
- 宇宙ステーション(『X』 - 『USA』、『15』 - )
- 黄マスに「G」マーク(Goal)(『G』)
- 銀河鉄道マップの終点に存在し、到着すると目的地にワープする。サイコロの目がピッタリでなくても到着できる。
- 出口の扉/ボンビラス星の出口
- キングボンビーの顔が書かれた扉(『HAPPY』)
- キングボンビーの顔を模った岩(『7』『jr.』)
- 怪物の顔を模った岩(『V』)
- キングボンビーの顔に「G」マーク(Goal)(『X』『11』『12』『USA』、『15』 - )
- 紫マスに「G」マーク(『G』)
- ボンビラス星に存在するマスで、到着すると地上マップにワープする。サイコロの出目がピッタリでなくても到着できるが、正解は3か所中1か所だけ。間違った出口に入るとボンビラス星のスタート地点に戻される。
中継地点の駅
[編集]陸路と航路・空路などを結ぶ位置にある駅。
- フェリー乗り場/フェリー駅/マリーナ駅
- 建物に「フェリー」の文字(『SUPER』 - 『III』)
- 錨マーク(『DX』 - 『16』、『20周年』 - 『タッグマッチ』、『2017』 - 『ワールド』)
- フェリー航路がある港。基本的には到着しても何も起こらないが、『DX』からは乗船サービスとしてカードがもらえる場合があるほか、『11』 - 『タッグマッチ』では超高速船で指定先のフェリー駅まで一気に行けることもある。また、上記のカード売り場駅同様、フェリー駅が目的地となる作品もある。
- 空港/空港駅/エアポート駅
- 建物に「AIRPORT」の文字(『II』『III』)
- 青マスに飛行機マーク(『DX』 - 『7』、『V』)
- 黒マスに飛行機マーク(『jr.』)
- 白マスに飛行機マーク(『X』 - 『16』、『20周年』 - 『タッグマッチ』、『2017』 - 『ワールド』)
- 航空路がある空港。基本的には到着しても何も起こらないが、『DX』からはサービスとしてカードがもらえる場合がある。
- ロケット駅/発射ポイント駅
- ロケットのマーク
- 地上⇔宇宙間を行き来するための駅。『USA』ではケネディ宇宙センターが登場し、宇宙⇔月面間にもあり、ここでは出目がオーバーすると行き先のマップにも残りのマス数を引き継いで移動できる。『16』では種子島宇宙センターが登場するが、宇宙マップはなく直接月に着陸する。宇宙(月面)から地上に帰るときはサイコロの目がピッタリでなくても到着できる。
- 海上基地駅
- 潜水艦マーク
- 海底マップに移動できる。海底側から帰ってくる時はサイコロの目がピッタリでなくても到着できる(『USA』)。
目的地駅
[編集]到着すると多額の援助金がもらえる。
- 目的地駅
- 大きな駅舎
- 到着後は通常の物件駅となるが、近年の作品では「フェリー港」や「カード売り場」などが候補になる場合もある[注 34]。
- 『SUPER』 - 『HAPPY』および『jr.』では目的地候補の物件駅全てが大きな駅舎となっていた(『jr.』のバラエティゲーム限定目的地を除く)。目的地到着時には、到着したプレイヤーの色の機関車が住民の歓迎を受けてホームに入るシーンのアニメーションが入り、多くの作品ではその都市の名産品・ゆかりのある人物などが「住民」として描かれている。
- 隠し目的地駅
- 通常の物件駅と同じ外見
- 『7』『jr.』での「ぱろぷんてカード」の効果や、『V』の「世紀末」イベントで出現。到着時のイベントは通常の目的地と同じだが、場所が秘密のため矢印を頼りに進むことになる。
- 海底財宝駅
- 黒マスに「$」マーク
- 海底マップに複数あり、「海底財宝」が目的地の時に正解のマスに止まると、目的地到着の扱いとなり、通常の5倍の援助金がもらえる(『USA』)。
- 埋蔵金駅
- プラス駅・マイナス駅・カード駅・ナイスカード駅が目的地になる。正確な場所は特定できず矢印を頼りに進むことになるが、通常の10倍の援助金がもらえる。到着後、元のマスのイベントも発生する(『16』)。
その他の駅
[編集]- ?駅
- 「?」マーク
- 何が起こるかわからない。「援助金をもらえる」「近くのカード売り場駅にワープ」「持ち金(借金も含む)が0になる」など、発生するイベントは様々。作品によっては目的地となる場合がある。『2010』『タッグマッチ』では天邪鬼の絶好調時の駅として登場。
- スロットマシン駅/カジノ駅
- スロットのリール(『USA』)
- 「C」マーク(Casino)(『15』『WORLD(DS)』『ワールド』)
- 『USA』『WORLD(DS)』ではラスベガス近辺にあり、『15』ではお台場近辺に出現するカジノ。持ち金を支払ってスロットマシンに挑戦すれば、絵柄が揃うと賞金がもらえる。
- サイコロパレス駅
- 「サイコロの目2-4」マーク
- ラスベガスのカジノにある駅。マークの目がそのまま「2-4号館」である。マークの目と同じ数のサイコロを振り、ゾロ目が出ると賞品として良質なカードがもらえる。外しても残念賞のカードがもらえる(『USA』)。大きい目のサイコロパレス駅ほどより珍しいカードがもらえる。
- 仙人駅
- 「仙」マーク
- それまで減ったギーガボンビーのカウントを10(最大値)まで回復できる。条件が整わないと出現しない(『15』)。
- 『7』『jr.』では条件が整うと高山駅右側のカード駅が同じ効果を持つ(なおこちらはカード駅のイベントも通常通り発生する)。
- 貧乏神駅
- 「び」マーク
- 止まったプレイヤーにボンビーが移る(誰かがボンビラス星にいる場合は何も起きない)。天邪鬼の絶好調時に出現する(『WORLD(DS)』)。
- 震災駅
- 黒色マス
- 東日本大震災によって壊滅的なダメージを受けた駅。ゲーム開始時は線路が分断され入ることはできないが、時間経過によって線路が開通し通れるようになる。最初に震災駅に止まったプレイヤーによってその駅は復興され、通常のマスに変化する。「震災駅」の状態では元のマスに関わらず、そのマスの影響を受けないが、地元住民からのお礼としてカードが1枚貰える(『2017』)。
- マッド駅
- 「M」マーク
- マッドサイエンティストのドクター・ノーマネーがいる駅。1000万・1億・10億ドルのいずれかを投資することでノーマネーが発明品を作り、その売上によってロイヤリティ収入もしくは損害が出る。発明には1年かかるため、最後の年には投資できない(『USA』)。
物件
[編集]持ち金と並んで総資産の大部分を占めるもの。物件駅1つにつき、作品にもよるが3-16件程度用意されていることが多く、持ち金と未購入物件がある限り、一度に何件でも買える。
購入可能な物件は白文字もしくは黒文字、自分が購入した物件(または今月の増資不可)は緑文字で表示される。青文字は他人に購入されてしまった物件(売り切れ)、赤文字は資金不足で購入できないことを意味する。
購入した物件は、売却や災害・妨害キャラクターなどによって手放すことになる場合がある。所有権が白紙に戻った場合、それまでの増資は全て無効となる。イベントでの「駅や物件の破壊」は基本的に物件の所有権を白紙に戻すことを意味し、物件そのものが本当に破壊されて消滅することはない[注 35]。
所有している物件に応じて、通常の収益以外に、臨時収入などの利益が別に発生することもあれば、物件を手放さずに済む程度の規模の損害イベントで持ち金を失うこともある。
物件のジャンル
[編集]ゲーム中に登場する物件は、作品にもよるが以下の6つの業種に分類されることが多い(下記の分類になったのは『III』から)。長野オリンピックや愛・地球博など時事的なものも作品により扱われている。
物件の選定について、本ゲームシリーズの製作に携わっている桝田省治は長期間にわたって現存している施設や企業を中心に選んでおり、ショッピングモールなどといった、一過性の高い施設や企業については選定されないケースが多いことを述べている[38]。
- 代表的なもの
- 食品 - 各地の名物料理や菓子の店、食品関連(海産物を除く)の工場。種類、数ともに最も多い。価格1000万円で収益率50%というものが最も一般的。臨時収入や食品日本一のイベントが発生する物件もある。
- 観光 - ホテル・旅館や、スキー場・ゴルフ場、動物園、保存町並み、美術館などのレジャー・アミューズメント施設、土産物店、プロ野球チーム、スタジアムなど。桃太郎ランドもここに属する。
- 水産 - 魚市場や漁船団、水産加工工場といった物件。数が少ない。作品によっては毎年収益が変化(マイナスの場合もある)する物件もある。
- 商業 - 伝統工芸品の工房、繊維関係の工場やデパート・事務所などの商業施設。
- 工業 - 食料品、繊維関係以外の工場及び鉱山。高額物件が多い。『V』あたりで最も少なくなりその後増加してきている。鉱山は購入当初はマイナス収益の場合が多いが、ゴールドラッシュなどのイベントによって臨時収入が発生する場合もある。
- 農林 - 畑や果樹園・水田、牧場などの畜産関連、杉林などの林業。ほとんどが1億円未満という価格のわりに5%程度と低収益だが、借金をしても手放さなくてもよいという特徴がある(売却しようとしても秘書から「農林は国の礎」と言われて売却できない)。貧乏神に対しては売却のみ防げるが、「コマルン」「ハリケーンボンビー」「キングボンビー」「ばらまきボンビー」などの攻撃は防げない。「二束三文カード」「売却カード」「再開発カード」による売却は可能で、『12』以降では再開発のために政府が高額な値段で買い取ってくれることもある(断ることも可能)。
- 『DX』以降の一部の作品に登場するもの
- 娯楽 - 『USA』に登場。本作では代わりに「水産」が登場しない(水産関連の物件も「食品」に分類される)。
- チェーン - 『USA』に登場。プレイするたびにコーヒー・チキン・バーガー・ピザの4種類の中からランダムで決定され、多く所有するほど収益率が上がる。
- 鉱業 - 『WORLD(DS)』『ワールド』に登場。
- 美術 - 『DX』『HAPPY』に登場。闇のバイヤーから購入した、絵画や彫刻などの美術品。偽物だと損害が発生し本物だった場合のみ所有することになり、増資や収益はないが年数と共に価値が上がる。借金をした場合は他の物件同様に売却候補となるが、貧乏神の物件売却の対象にはならない。
- 製造 - 『ワールド』に登場。
- 医療 - 『ワールド』に登場。
三賞
[編集]三賞は、ゲーム終了時に以下の物件を一番多く持っていたプレイヤーに対して与えられる賞の総称である。ゲーム終了年数に応じて賞金が贈られる。『15』で廃止された。
- 食品王 - 食品物件が対象。
- 農林王 - 農林物件が対象。
- 工業王 - 工業物件が対象。『DX』まで登場。
- 水産王 - 水産物件が対象。工業王に替わり、『HAPPY』から登場。
- 娯楽王 - 娯楽物件が対象。『USA』のみの賞で、水産王の代わりに登場。
桃太郎ランド
[編集]シリーズ通してほとんどの作品にて岡山駅に登場する[注 36]最高額物件[注 37]。
架空の物件であり、ジャンルは「観光物件」。「ゴールドカード」「プラチナカード」などでの割引[注 38]や、「クレジットカード」による分割払いや、「おいどん」や「歴史ヒーロー」の手助けによって入手することはできないため、購入するまでにはかなりの年数がかかる。購入特典[注 39]の他にも、一部の損害系イベントで物件を処分させられる時に優先順位が後回しにされる特典があり[注 40]、特別に優遇されたシンボル的存在と言える[注 41]。
もともと、ゲーム進行の「最終目的」という狙いで登場させている物件であり、事実『初代』『X』では「桃太郎ランド」を購入すること自体を目的にしたモードが存在する[注 42][注 43]。しかし本物件を購入したあとも規定年数までゲームを続けたいプレイヤーのために、収益率アップの特典を設けたとのことで、簡単には手放さないようにした仕様もこうした背景からくるものである[39]。
テーマ曲は『II』〜『DX』、『jr』では「ピーチ・スター・パレード[注 44]」(関口和之作曲)、『HAPPY』『7』『V』〜『G』では「ハッピー・ピーチ・パレード」(宮路一昭作曲)、『15』〜『2017』では「桃太郎ランドへようこそ!」(池毅作曲)、『令和』では「ピーチ・エレクトリック・パレード」(前山田健一作曲)。
- 価格推移
- 『初代』 - 50億円
- 『II』 - 『HAPPY』 - 200億円
- 『7』『jr.』 - 400億円
- 『V』 - 500億円
- 『X』 - 300億円
- 『11』、携帯版『SETOUCHI』 - 1000億円
- 『12(全国)』『G』 - 3000億円
- 『15』『16』『20周年』 - 1兆円
- 『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』 - 10兆円
- 『ワールド』 - 16兆1000億円
『2017』では「たちあがれ日本」にかけて、大船渡に「桃太郎復興ランド」が1兆円で登場している。
物件名のパロディ
[編集]本シリーズに登場する物件の中には、実在する企業や施設の名前をもじったパロディがある。携帯アプリ版シリーズは地方色溢れる物件が多いため、パロディの数も多い傾向にある。一例を以下に挙げる。
- 羊ケ丘ドーム(札幌ドーム)
- 最北端動物園(旭川市旭山動物園)
- 演歌の親父記念館(北島三郎記念館)
- 横綱記念館(横綱千代の山・千代の富士記念館)
- 斜陽記念館(太宰治記念館 「斜陽館」)
- 鉄の記念館(釜石市立鉄の歴史館)
- 漫画ランド(石ノ森萬画館)
- でんすけ豆工場(でん六)
- 紅梅公園(偕楽園)
- ネモフィラの丘(国営ひたち海浜公園)
- まるごとJAPAN(まるごとにっぽん)
- 東京セカイツリー(東京スカイツリー)
- 蜜柑国書店(紀伊國屋書店)
- まるまるビル(丸の内ビルディング)
- 超丸デパート(大丸)
- ペポちゃん菓子店/ペコペコ洋菓子店(不二家)
- サザンストリート(サザンテラス)
- 東京ビッグファイト(東京ビッグサイト)
- 01デパート(丸井)
- 何だ?タウン(ナンジャタウン)
- 六本木ヨルズ/表参道ヨルズ(六本木ヒルズ/表参道ヒルズ)
- 東京ハンズ(東急ハンズ)
- ビビリの森美術館/アニメの森美術館(三鷹の森ジブリ美術館)
- ばしっしーグッズ屋(ふなっしーランド)
- デゼニランド/東京ネズミーランド(東京ディズニーランド)
- 東京ネズミーシー(東京ディズニーシー)
- スタートトゥモロウ(スタートトゥデイ)
- 鴨川シャチワールド(鴨川シーワールド)
- ラゾーナビル(ラゾーナ川崎東芝ビル)
- ランドセルタワー(横浜ランドマークタワー)
- ラーメン記念館(新横浜ラーメン博物館)
- 赤レンガ倉庫街(横浜赤レンガ倉庫)
- 絶叫ランド(富士急ハイランド)
- 養老酒工場(養命酒製造)
- 今世紀美術館(金沢21世紀美術館)
- レッツカレー(金沢カレー ゴーゴーカレー)
- チャンカレー(カレーのチャンピオン)
- ささやかハンバーグ(さわやかハンバーグ)
- 海の若大将記念館(加山雄三ミュージアム)
- 兄弟ミシン工業(ブラザー工業)
- 地球博覧会パーク/ジブリパーク(愛・地球博記念公園)
- 料亭億兆(京都吉兆)
- 王様餃子チェーン(餃子の王将)[注 45]
- ポニョソニック電機/総合家電メーカー(パナソニック)
- 映画ランドジャパン/ユニバ・パーク(ユニバーサルスタジオジャパン)
- ビタミンA製薬/タケ製薬(武田薬品工業)
- シノノギ製薬(塩野義製薬)
- あったらいいな製薬(小林製薬)
- あべのルルカス(あべのハルカス)
- 仰天閣タワー(通天閣)
- スペインランド(志摩スペイン村)
- ふくふくもち屋(赤福餅)
- 妖怪ロード(水木しげるロード)
- 童話パン本社(アンデルセン)
- 夭折の詩人記念館(中原中也記念館)
- 映画監督記念館(伊丹十三記念館)
- カナリアシティ(キャナルシティ博多)
- ぴよぴよまん屋(ひよ子)
- ヨーロッパ村(長崎オランダ村)
- ハウスヨーロッパ(ハウステンボス)
- ドモホルン工場(再春館製薬所)
- シードーム(シーガイア)
- ちゅらら水族館(沖縄美ら海水族館)
- カーネル自動車(ゼネラルモーターズ)
- フォワード自動車(フォード・モーター)
- で朝食を宝飾店(ティファニー)
- ファーザー製薬(ファイザー)
- 猿のぼるビル(エンパイア・ステート・ビルディング)
- 紅白コーラ社(コカ・コーラ)
- ガンマ航空(デルタ航空)
- ユナイト航空(ユナイテッド航空)
- マックドバーガー(マクドナルド)
- ブルジョア・ドバイ(ブルジュ・ハリーファ)
- ソードブリッジ大学(ケンブリッジ大学)
- PFW自動車(BMW)
- OHL国際輸送(DHL)
- 貝がら石油(シェル)
- ホイネケビール社(ハイネケン)
- マルファロ自動車(アルファロメオ)
- ポポル自動車(ボルボ・カーズ)
- 危険な缶詰工場(シュールストレミング)
- どさんこ鉄道(JR北海道)
- みちのく鉄道(JR東日本)
- 大都会鉄道(JR東日本)
- TUBE鉄道(JR東海)
- なにわ鉄道(JR西日本)
- 中国四国鉄道(JR四国)
- 九州鉄道(JR九州)
これらの他にも、パロディではないが実在する企業や施設のジャンル名をもじったものもある。
- テレビ局(お台場:フジテレビ、京橋:読売テレビ・テレビ大阪)
- お笑い興業(大阪:松竹芸能、なんば:吉本興業)
- お笑い劇場(新宿:ルミネtheよしもと、なんば:なんばグランド花月)
- スキー場(ニセコ:ニセコアンヌプリ国際スキー場、富良野:富良野スキー場、夕張:マウントレースイ、草津:草津温泉スキー場、湯沢:湯沢高原スキー場、白馬:白馬八方尾根スキー場)
- 切り餅工場(新潟:サトウ食品、長岡:越後製菓)
- 造船所(鞆の浦:本瓦造船、尾道:尾道造船、坂出:川崎重工業 坂出工場、今治:今治造船・檜垣造船、佐世保:佐世保重工業)
- 家電量販店(水戸 : ケーズデンキ、前橋 : ヤマダデンキ)
- 大型カメラ店(新宿 : ヨドバシカメラ、博多 : ベスト電器)
- トイレ工場(常滑 : ジャニス工業、小倉 : TOTO)
- プロ野球チーム(札幌:北海道日本ハムファイターズ、仙台:東北楽天ゴールデンイーグルス、後楽園:読売ジャイアンツ、千駄ヶ谷:東京ヤクルトスワローズ、幕張:千葉ロッテマリーンズ、横浜→中華街:横浜DeNAベイスターズ、名古屋:中日ドラゴンズ、大阪:阪神タイガース、広島:広島東洋カープ、博多:福岡ソフトバンクホークス)[注 46]
- サッカースタジアム(さいたま、埼玉スタジアム2002、横浜:横浜国際総合競技場、新潟:新潟スタジアム、豊田:豊田スタジアム)
- 札幌:家具小売り業/ニコリ家具店(ニトリ)、生チョコ工場(ロイズコンフェクト)、コンビニチェーン(セイコーマート)
- 釧路:魚市場(釧路和商市場)
- 青森:青森県観光物産館(青森県観光物産館アスパム)
- 仙台:LED会社(アイリスオーヤマ)
- いわき:ハワイアンセンター(スパリゾートハワイアンズ)
- ひたちなか:総合電機メーカー(日立製作所)、エレベータ工場(日立ビルシステム)
- 前橋 : 即席めん工場(サンヨー食品)
- 高崎:ホッチキス工場(マックス)
- 深谷:アイス工場(赤城乳業)
- 東京:証券会社(大和証券)
- 銀座:化粧品会社(資生堂)、製紙会社(王子製紙)
- 日本橋:化粧品会社(コーセー)、磁気テープ会社(稲畑産業)
- 品川:高級ホテル(プリンスホテル)、総合電機メーカー(ソニー)
- 新宿:大型カメラ店(ビックカメラ)
- 渋谷:保険会社(あいおい損害保険)、ファッションタワー(東急セルリアンタワー)、IT企業(グーグル・トレンドマイクロ)
- 原宿:警備保障会社(セコム)
- お台場:新都市交通会社(ゆりかもめ)
- 八王子:接着剤工場(スリーボンド)、ミシン工場(ジャノメ)
- 船橋:競馬場(船橋競馬場・中山競馬場のいずれか)、ショッピングモール(ららぽーとTOKYO-BAY)
- 幕張:イベント会場(幕張メッセ)
- 千葉:火力発電所(東京電力千葉火力発電所)
- 川崎:サッシ工場(不二サッシ)、観光バス工場(三菱ふそうトラック・バス)
- 横浜:自動車会社(日産自動車)
- さいたま:鉄道記念館(鉄道博物館)
- 新潟:柿の種屋(浪花屋製菓)、国際会議場(朱鷺メッセ)
- 上越:化学工場(信越化学工業 直江津工場)、液晶工場(ポラテクノ)、電子工学工場(有沢製作所)
- 村上:イヨボヤ博物館(イヨボヤ会館)
- 長岡:自動車部品工場(日本精機)
- 魚沼:舞茸工場(雪国まいたけ)
- 糸魚川:フォッサマグナ館(フォッサマグナミュージアム)
- 軽井沢:テニスクラブ(軽井沢会テニスコート)、アウトレットモール(軽井沢・プリンスショッピングプラザ)
- 富山:ミニ自動車工場(光岡自動車)、包装ラップ工場(クレハ)
- 金沢:国道ラーメン屋(8番らーめん)
- 香林坊:近江町市場(近江町市場)、回転寿司ベルト工場(石野製作所)
- 小松:パワーショベル工場(小松製作所)
- 福井:恐竜博物館(福井県立恐竜博物館)
- 岐阜:アパレル工場(ヒマラヤ)
- 浜松:ピアノ工場(ヤマハ)、バイク工場(スズキ)、新幹線車両工場(東海旅客鉄道浜松工場)
- 豊田:自動車工場(トヨタ自動車)
- 豊橋:外車販売会社(フォルクスワーゲングループジャパン)、粘着テープ工場(日東電工)
- 安城:薬局チェーン本社(スギ薬局)、電動工具工場(マキタ)
- 栄:百貨店(松坂屋)
- 名古屋:高級陶磁器工場(ノリタケカンパニーリミテド)、セラミクス工場(日本ガイシ)、ガスコンロ工場(パロマ)
- 名古屋港:鉄道博物館(リニア・鉄道館)、国際見本市館(名古屋市国際展示場)、ブロック王国(レゴランド・ジャパン)、巨大水族館(名古屋港水族館)
- 常滑:建材タイル工場(LIXIL)
- 近江八幡:製薬会社(近江兄弟社)
- 松阪:松阪牛屋(和田金)
- 京都:宅配便会社(佐川急便)、自動改札機会社(オムロン)、ゲーム会社/ゲーム開発会社(任天堂)、鉄道博物館(京都鉄道博物館)
- 福知山 : 痔の薬工場(天藤製薬)
- 吹田:ぞうきん工場(ダスキン)、てっぺん化粧品工場(オッペン化粧品)、目薬メーカー(ロート製薬)
- 門真:マホービン工場(タイガー魔法瓶)
- 北浜:繊維メーカー(帝人)、ビタミンA製薬(武田薬品工業)、紡績工場(ユニチカ)、スタミナ製薬(大塚食品)
- 堺:引っ越しセンター(サカイ引越センター)、回転寿司チェーン(くら寿司)
- 大阪:消防車工場(モリタ)、スポーツ用品工場(ミズノ)
- 大阪→天保山:水族館/ジンベイザメ水族館(海遊館)
- 神戸:缶コーヒー工場(UCC上島珈琲)、スポーツ靴工場(アシックス)
- 姫路:幼児服チェーン本店(西松屋)、液晶パネル工場(パナソニック)
- 安来:たたら鉄記念館(和鋼博物館)、庭園美術館(足立美術館)
- 大根島:牡丹パーク(由志園)
- 石見銀山:医療器具工場(中村ブレイス)
- 岡山:ままかり寿し屋(三好野本店)
- 蒜山:ジャージー牛牧場(ひるぜんジャージーランド)
- 倉敷:銘菓むらすずめ屋(橘香堂)、ぶっかけうどん屋(ふるいち)、倉敷帆布工場(倉敷帆布)、ジーンズ工場(倉敷紡績)
- 広島:紅葉まんじゅう屋(にしき堂)、自動車工場(マツダ)、ソース工場(オタフクソース)
- 鞆の浦:いろは丸博物館(いろは丸展示館)、自動車工場(マツダ)
- 福山:鉄鋼工場/製鉄所(JFEスチール)、運輸会社/宅配便会社(福山通運)、紳士服工場(洋服の青山)
- 呉:潜水艦記念館(海上自衛隊呉史料館)、戦艦大和記念館(呉市海事歴史科学館)
- 尾道:ゴム工場(横浜ゴム)
- 山口:ザビエル記念堂(山口サビエル記念聖堂)、フリース衣料工場(ユニクロ)
- 宇部:セラミクス工場(UBE)、チタン工場(チタン工業)、セメント工場(UBE三菱セメント)、宇部かまぼこ屋(宇部蒲鉾)
- 萩:明治維新博物館(萩博物館)
- 下関:給湯設備工場(長府製作所)
- 徳島:阿波おどり記念館(阿波おどり会館)、カップめん工場(徳島製粉)
- 高松:マンション工務店(穴吹工務店)、クレーン車工場(タダノ)、桃太郎人形焼屋(桃太郎電鉄人形焼き)[40]
- 鳴門:製薬会社(大塚製薬)、栄養補給飲料工場(大塚製薬工場)
- 松山:農業機械工場(井関農機)
- 今治:焼肉のたれ工場(日本食研)
- 四国中央:おむつ用品工場(ユニ・チャーム)、製紙工場(大王製紙)、生理用品工場(リブドゥコーポレーション)
- 博多:ヒアルロン酸工場(日本乾溜工業)
- 小倉:トイレ工場(TOTO)、住宅地図情報会社(ゼンリン)
- 久留米:アイス饅頭工場(丸永製菓)、靴工場(アサヒシューズ)
- 佐世保:通信販売会社(ジャパネットたかた)
- 宮崎:ゴルフ場(宮崎カントリークラブ)
- シアトル:ネット通販会社/ジャングル通販(Amazon.com)、IT企業/ドアーズ・ソフト(マイクロソフト)
- シカゴ:ドーナツ屋(クリスピー・クリーム・ドーナツ)
- ロサンゼルス:スーパーカー会社(ベクター・モーターズ)
- アトランタ:メジャーテレビ局(CNN)
- サンフランシスコ:刑務所跡地ツアー(アルカトラズ島)
- ベルリン:自動車会社(フォルクスワーゲン)
- アムステルダム:ホテル予約会社(ブッキングドットコム)、医療機器会社(フィリップス)
- ストックホルム:格安衣料ブランド(H&M)、ゲーム制作会社(Mojang Studios)
中には金沢の兼六園や名古屋のコメダ珈琲店、今治→大三島の伯方の塩工場のように実名で登場する物件もある。
他にも『HAPPY』-『G』で音楽スタッフであった宮路一昭の実家「お菓子の菊水」(宮崎のチーズまんじゅう屋)[41][42]、お笑い芸人ボンざわーるどの実家「洋菓子ボストン」(天王寺のヨーグルトケーキ屋)[43]など著名人の実家がモデルとなっている場合もある。
モデルとなった食品物件は「おいしい桃鉄 桃太郎電鉄11 全国グルメ物件ガイド」や「桃鉄ごはん B級グルメ旅」シリーズなどで見ることが可能。
また、物件以外にもパロディは多数存在する。
カード
[編集]サイコロを振るかわりにカードを使用し、カードごとの効果を発揮する。基本的にカードの使用で1ターン終了となるが、作品によっては使用してもターンが終了しないカードもある。入手方法は、黄マスで拾ったり、カード売場駅で購入したり、イベントで手に入れる。カードを使うと通常より早く進めたり、他のプレイヤーにさまざまな攻撃を仕掛けたりすることができる。また、手に入れたその場で効果が起きるカードもある。
1人のプレイヤーが持てるカードは、『HAPPY』までが6枚、DS版(TOKYO&JAPAN)・携帯アプリ版、『令和』『地球』が8枚。それ以外は移動に関する「進行系[注 47]」とそれ以外の「便利系」にカード欄が分割され、『7』 - 『V』では5枚ずつ・計10枚。『X』 - 『2017』では便利系のみ8枚になり、計13枚。『一部のカードは進行系・便利系のどちらかの分類にランダムで入る。『USA』では「スペースボンビー」によってカードの持てる数が一時的に減ってしまうことがある。
カードシステムが導入されたのは『SUPER』からだが、『II』までは漢字が使われていなかった[注 48](例:「急行カード」→「きゅうこうカード」)。
主なカード
[編集]後期の作品を中心に、複数の作品に登場するカードを解説する。なお文中にあるカードの効果などは、複数の作品の設定を元にしているため、全ての作品に当てはまらない場合もあることをあらかじめ記しておく。
移動系カード
[編集]サイコロの数の増加、指定の数だけ移動、ヘリで長距離移動など、おもに移動を補助する効果を持つ。
- 急行系カード
- 原則として、振れるサイコロの個数を増やし、出た目の数だけ進める[注 49]。列車もそのカードに合わせた外見に変化する。
- 急行カード - 2個(『SUPER』 - )
- プロペラカード - 2個(『ワールド』)
- 特急カード - 3個(『SUPER』 - )
- 双発プロペラカード - 3個(『ワールド』)
- 新幹線カード - 4個(『SUPER』 - )
- ジェットカード - 4個(『ワールド』)
- のぞみカード - 5個(『III』 - )
- 音速カード - 5個(『ワールド』)
- グランクラスカード - 6個(『2017』)[注 50]
- ロイヤルEXカード - 6個(『令和』)[注 50]
- 超音速カード - 6個(『ワールド』)
- リニアカード - 5個(『SUPER』『II』)、8個(『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)、30マス固定(『III』 - 『15』、『20周年』『WORLD(DS)』)
- ライトニングカード - 8個(『ワールド』)
- 使用時のテーマ曲は、「急行カード」 - 「のぞみカード」、「プロペラカード」 - 「音速カード」(オレンジ・周遊・定期券含む)は共通して「ピーチ・エクスプレス」、「グランクラスカード」「ロイヤルEXカード」「リニアカード」「超音速カード」「ライトニングカード」(周遊含む)は共通して「リニアでGO!」[注 51]である。
個数/回数 | 1回 | 2回以上 | 3回 | 5 - 7回 | 7 - 9回 |
---|---|---|---|---|---|
2個 | 急行カード(『SUPER』 - 『令和』) | オレンジカード(『DX』 - 『11』) | プロペラカード(『ワールド』) | 急行周遊カード(『12』 - 『令和』) | |
3個 | 特急カード(『SUPER』 - 『令和』) | 特急周遊カード(『X』『11』) | 双発プロペラカード(『ワールド』) | 特急周遊カード(『12』 - 『令和』) | 特急定期券カード(『20周年』『タッグマッチ』) |
4個 | 新幹線カード(『SUPER』 - 『令和』) | ジェットカード(『ワールド』) | 新幹線周遊カード(『USA』 - 『令和』) | ||
5個 | リニアカード(『SUPER』 - 『2』) のぞみカード(『3』 - 『令和』) |
音速カード(『ワールド』) | のぞみ周遊カード(『16』 - 『令和』) | ||
6個 | 超音速カード(『ワールド』) | グランクラスカード(『2017』) ロイヤルEXカード(『令和』) |
|||
8個 | リニアカード(『16』『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』) | ライトニングカード(『ワールド』) | リニア周遊カード(『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』) | ||
30マス | リニアカード(『3』 - 『15』『20周年』『WORLD』) | リニア周遊カード(『WORLD』) |
- 229カード
- 田子駅に止まると低確率でもらえる。好きな急行系カードの効果を使うことができるが、合計で229マス分以上使うと消滅する
- (『20周年』 - 『タッグマッチ』)。
- (1 - 6)進めるカード
- その数字の数だけ進めるカード。作品によっては一部カード売り場で買える場合もある。『7』 - 『15』までは進行系、『16』以降は便利系。
- スペシャルカード - 1 - 6から好きな数字を選び進める(『III』 - )。
- スペシャルセット3 - スペシャルカードが3回使える(『2010』 - 『タッグマッチ』)。
- スペシャルズカード - スペシャルカードが数回使える(『令和』)。
- 無制限カード - 無限に使えるスペシャルカード。携帯版『SETOUCHI』では桃太郎ランド含む全物件所持の状態で四国88ヵ所イベントを発生させた場合、『WORLD(DS)』および携帯版『KINKI』では30問連続クイズで全問正解した場合の副賞として、携帯版『SHIZUOKA』では最高額物件「富士山タワー」(富士宮駅、3776億円)を購入した場合に手に入る。
- 0進めるカード(『DX』『HAPPY』)/足踏みカード(『G』 - ) - 動かずに現在いるマスに留まるが、進んだ扱いになるためマス毎のイベントは発生する。
- 月並みカード - 使った時の月の分(例:7月なら7マス)進める。
- レッツ5カード - 数か月間5マスずつ進める(効果中は他のカードは使えない)。
- ほふく前進カード - 数か月間1マスずつ進める(効果中は他のカードは使えない)。
- ぶっとび系カード
- ヘリコプター(『WORLD(DS)』では自家用ジェット機、『地球』ではティルトロータータイプのプライベート機)でぶっ飛び、他の物件駅に到着する。運良く目的地に入ると「ホールインワン」になり、到着すると援助金以外の特典(カードの景品・臨時収入など)がある。原則として、到着した駅で物件を買うことはできない(ホールインワン時のみ例外)。また、うんちなどの障害物があるマスにも到着可能。地球⇔地球外(銀河鉄道マップや月面など)の移動はヘリコプターの代わりに自家用ロケットを使用するが、『X』以降ではボンビラス星にいる相手には効果がない。
- ぶっとびカード - どこかの物件駅に飛ぶ。『7』 - 『USA』までは進行系、『G』以降は便利系。
- ぶっとばしカード - 他のプレイヤーをぶっ飛ばせる(近年の作品ではヘリを使わず飛距離が限定され、行き先も物件駅とは限らない)。
- サミットカード - 主要国首脳会議になぞらえ、会議の名目で全員を自分と同じマスに集める。貧乏神は重なった時の相手に移る(初期の作品では使用者に移る)。初期作品を除くと、「ブロックカード」での回避や、ボンビラス星にいる相手の召喚は不可能。『12』まではヘリコプターで移動だったが、『USA』以降はテレポート移動になった。『HAPPY』 - 『USA』は低確率で全員に臨時収入が入る。
- みなぶっとびカード(『III』 - ) - 自分を含む全員がぶっ飛ぶ。
- 夢のまた夢カード(『DX』 - 『16?』)/ゆめのゆめカード(『jr.』)- 飛んだ先が気に入らなければ再度ぶっ飛ぶことができる。最初のぶっ飛びでホールインワンした場合、再度ぶっ飛ぶことはできない。
- 大相撲カード(『DX』) - 力士に変身して大相撲本場所が開催される都市[注 52]へと向かう。その性質上奇数月にのみ使用可能で、そこが目的地になっている場合は使えない。
- うたかたの夢カード(『7』 - )/うたかたカード (『jr.』) - 目的地の1マス隣に移動して1の出目なら自由行動・それ以外なら通常のぶっ飛び。
- 千載一遇カード(『V』 - ) - 目的地から9マス以内の場所に飛ぶ。『16』以降はごく稀に失敗し、目的地から遠ざかる[注 53][44]。
- 北へ!カード(『X』 - 『令和』) - 現在地より北にある物件駅に飛ぶ。東北東や西北西などわずかに北に位置する駅も含む。北に物件駅がない場所では使えない。
- 東へ!カード(『ワールド』)
- 現在地より東にある駅に飛ぶ。
- 西へ!カード(『ワールド』
- 現在地より西にある駅に飛ぶ。)
- エアポートカード/空港飛びカード (『ワールド』) - 空港に飛べる。移動先の空港は、『15』まではランダム、『16』以降は指定可能。
- ジャックポットカード(『USA』)/ギャンブルカード(『WORLD(DS)』) - ラスベガスのカジノ駅に飛べる。
- 青ぶっとびカード - どこかの青マスに飛んでイベントも発生する(銀河鉄道マップは対象外)。
- 赤ぶっとびカード - どこかの赤マスに飛んでイベントも発生する(ボンビラス星マップは対象外)。
- ワープ駅カード(『12』 - 『タッグマッチ』) - 最寄りのワープ駅に飛べる。ワープせずにワープ駅にとどまることも可能。
- 里帰りカード(『G』 - 『令和』) - 自社発祥地に飛べるうえ、移動先の物件も購入できる。
- とんぼ返りカード(『15』『16』) - ぶっとび先が気に入らなければ元の場所に戻れる。
- 物件飛びカード(『20周年』 - ) - 現在の持ち金で独占できる駅のうち候補8か所から選べる。
- ☆飛びカード(『20周年』 - ) - 全国のカード売り場のうち候補4か所から選べる。
- ちばばカード - (『Ⅲ』『DX』)『III』では札幌・東京・大阪・博多のうち好きな場所に飛べる(目的地でも使える)。『DX』では捨てられない上強制発動して数回連続でぶっとばされる。
- 『令和』以降では『Ⅲ』の上位互換カードとして6大都市カードが登場。複数回使える上、横浜・名古屋も対象に加わる。『ワールド』ではロンドン・ニューヨーク・東京・香港・サンパウロ・ヨハネスブルグのうち好きな場所に飛べる。
- 社長専用ヘリカード(『2010』『タッグマッチ』) - 目的地以外の指定した物件駅に飛べるうえ、移動先の物件も購入できる。
- (駅名)カード - 表記された物件駅に飛ぶ。
- 『II(PCE)』ではももひえんカード(東京行き)。
- 『II』 - 『X』では目的地の場合は使えない。『11』以降は下記のブックマークカードを参照。
- ブックマークカード - 「物件駅」「鉄道省駅」「本社ビル駅」で使うとその駅を移動先に指定した「(駅名)カード」になる。『USA』の「月面基地駅」「ティコベース駅」では使えない。作成後は、一部を除く全物件駅(鉄道省・本社ビルも含む)に対応し、目的地の場合でも使えるうえ、目的地の物件も購入できる。『16』以降は、移動先が目的地ではない場合でも物件を購入できる。
- (地方名)カード - 表記された地方名のどこかの物件駅に飛ぶ。ホールインワンの特典は貰えないことが多い。
- 地方へ!カード (『16』 - 『タッグマッチ』、『2017』、『令和』)/県ぶっとびカード(『DS(TOKYO)』) - 指定した地域の物件駅に飛ぶ。何回か使える。『令和』では使用回数が1回のみとなったが、これまでの「地方へ!カード」の効果を引き継いだ「地方へ!周遊カード」がある。
- もしかしたらカード - 目的地パネルのスロットを回し、現在の目的地を出すと到着する(ホールインワン扱いになる作品もある)。確率は1/16で、失敗しても一定確率で「ご愛顧感謝セール」と称して、スロットで出した物件駅に移動するかを選択できる(初期の作品を除く)。『7』 - 『V』の隠し目的地に対する場合や、『15』で隕石の衝突で目的地が水没されている場合は使えない。
- 目的地カード(『20周年』 - 『WORLD』) - 1/2の確率で目的地に入れる。『2010』『タッグマッチ』で「ドジラース」に目的地が破壊されている場合は使えない。
- 周遊系カード
- 『DX』以降に登場する特殊なカード類。効果は同じだが1枚で複数回使用できる。基本的にカード名に「周遊」という名前が付く(例:何回か使用できる急行カードは「急行周遊カード」という名前)。対応するカードは、「急行( - 『令和』)」「特急(『X』 - 『令和』)」「新幹線(『USA』 - 『令和』)」「のぞみ(『16』 - 『令和』)」「リニア(『2010』『タッグマッチ』『2017』『令和』)」「ぶっとび(『16』 - )」「☆飛び(『WORLD(DS)』 - )」「物件飛び(『WORLD(DS)』 - )」「強奪飛び(『WORLD(DS)』 - )」「地方へ!(『令和』)」。
- 例外として以下の名前のカードもある。
- オレンジカード - 『DX』 - 『11』での「急行周遊カード」の名称。
- 特急定期券カード - 特急カードの周遊系「特急周遊カード」と同じだが、使える回数がより多い。『20周年』 - 『タッグマッチ』に登場。
- 最低限使える回数までは使っても消えないが、以降は一定確率で使用後に消えるようになり、上限まで使用すると必ず消える。基本的に5-7回使用可能であり、例外は以下の通り。
- 期間延長カード
- 周遊系カード1枚の残り回数をリセットすることができる。
- たらればカード
- 使用後にサイコロを振り、出た目が気に入らなければ一度だけ振り直せる。
- 充電カード
- 数か月間充電した後に20マス進める。充電中は一切の行動が取れないが、冬眠などの移動に関わる妨害の効果を受けると充電状態が解除されてしまう。
- 朝三暮四カード
- 20マス進んだあと冬眠状態になる。ただし登場作『HAPPY』の仕様上、グッスリンが現れて最速で翌月初めに目覚めることもある。
- ワープ系カード
- 自分または他人がワープで移動できる。「うんち」などの障害物があるマスにもワープできるほか、「バクレツボンビー」にも移動距離がカウントされない。基本的に「ボンビラス星」にいる相手には効果がない。
- テレポートカード - 相手プレイヤーの近くのマスにテレポートできる(初期の作品では相手がランダム)。初期の作品では進行系だったが、後に便利系へと変更された。
- 場所がえカード - 相手1人と場所をテレポートで入れ替える。『HAPPY』 - 『V』では「ボンビラス星」にいる相手も対象になる。
- ぴったりカード - 相手プレイヤーにぴったり重なるようテレポートする。
- 近こう寄れ!カード - 相手1人を自分の近くにテレポートさせる。
- 最寄り系カード
- 現在地から最も近いマス数にある駅[注 55]に移動できる。
- ☆に願いをカード - 最寄りのカード売り場(星=☆マーク)にワープ移動する。『20周年』以降の作品では、複数回の使用が可能。初登場の『V』では一定確率で失敗する。作品によっては銀河鉄道マップでも使用可能[注 56]。
- 最寄りの駅でカード - 最寄りの物件駅に移動する。『X』 - 『12』では地球でしか使用できなかったが、『USA』からは銀河鉄道マップでも使用できるようになり、直接銀河ゴールに入れるようになった。
- 銀河鉄道カード(『DX』 - )/ぎんがカード(『jr.』)
- 銀河鉄道マップへ移動できる。銀河鉄道のルートはすべて青マス。終点まで到達するとサイコロの出目関係なくそのまま目的地に到着となる。他のカードやイベントによって、正確な場所が特定できない・うんちなどの障害物がある・一度に複数用意されたなどの場合でも、問題なく入れる[注 57]。ただし、宇宙空間ということで目的地から最も遠い場所として扱われるため、他のプレイヤーが目的地に到着した場合、自分に貧乏神がついてしまう(ボンビラス星に閉じ込められているプレイヤーがいる場合は除く)。また、カードの効果や景気変動、キングボンビーの悪行などによるマスの色の変化の影響も受けるため、状況によっては不利になる場合がある。
- このカードが初登場したのは『DX』だが、『III』の時に雑誌で紹介されたウソの記事をさくまが見て感心し、その元ネタ通りに制作されたもの。
- 当初は元ネタ通りモモトラマンが汽車を銀河鉄道マップへ運んでいたが、作品の3D化以降は汽車自体が宇宙に向けて飛び立つという演出に変わった。
- 猪突猛進カード
- プレイヤーがイノシシの姿に変身して、曲り角や行き止まりにぶつかるまでまっすぐ進める。航路(初登場の『12』のみ)・空路・銀河鉄道・月面・みらい超特急は通行できない。
- 渡りに舟カード
- 港で使うと「超高速船」で、現在のルートで繋がっている別の港に移動できる。『16』以降は航路でも使用できるようになった。
攻撃系カード
[編集]おもに他のプレイヤーの行動を制限したり、持ち金などを奪う。
- うんち系カード
- マップにうんちを落とし、数か月通行不能にする。なおヘリコプターやワープによる移動の場合は塞がれている駅でも到着可能。ボンビラス星にはうんちを落とせない。「バキュームカード」で除去でき、「うんち突入カード」(『USA』 - )を使えばしばらくの間うんちを通過できる。さらに、シリーズによっては時々「スッキリして」もう1ターン動けることがある。設置場所は以下のとおり。
- もれちゃうぞカード - 自分がサイコロを振り進んだ先のマス。サイコロは3個以上振れる。
- うんちカード - 自分のいるマス。
- とびちりカード(『III』 - ) - ランダム(近年では他のプレイヤーの周辺)にマップ上のどこかに複数。
- 指定うんちカード(『12』 - ) - 指定マス。
- 地方うんちカード(『2010』『タッグマッチ』) - 指定した地方に複数。
- ばちあたりカード(『HAPPY』 - 『タッグマッチ』) - 目的地に殿様うんち(カードやイベントなどで目的地の正確な場所が特定できない場合でも設置可能なうえ、目的地が変更すると連動して移動する)。
- うんちを設置する以外に効果のあるカードもある。
- だっぷんだあカード(『20周年』 - 『タッグマッチ』) - 近くにいるプレイヤーをオナラで吹き飛ばしてうんちを落とす。近くに他人がいない場合や銀河鉄道にいる場合はオナラの効果はない。
- うんち列車カード(『HAPPY』 - 『12』)/うんちーずカード(『jr.』) - 自分自身がうんち列車に変身して他のプレイヤーの行く手を塞ぐ。
- 立つ鳥後をカード - その場でうんちをして、どこかの物件駅ヘぶっとぶ。
- オナラカード - オナラで他のプレイヤーを10〜20マス程度ぶっとばす。『III』ではカード使用者自身のオナラで画面内にいるプレイヤーのみぶっとばし、『DX』以降ではオナラマンが現れてカード使用者以外のプレイヤー全員をぶっとばす。時々透かしっ屁となって失敗する。
- 封印系カード
- 相手のカードを数か月封印して使用不能にさせる。特に補足がない場合は自分以外全員に有効。
- ふういんカード - 全てのカードが対象。所持枚数オーバー時を除けば、捨てることもできなくなる。
- 徐行運転カード - ターゲットは相手1人のみ(ただし、場合によっては相手全員の時もある)で、急行系カードが対象。
- ヘリ禁止カード - ぶっとび系カードが対象。ぶっとび駅も使えなくなる(『2010』『タッグマッチ』)。
- うんち禁止カード - うんち系カードが対象。COMキャラ「むじゃ鬼」の絶好調時は使用できない(『2010』『タッグマッチ』)ほか、貧乏神のその場にうんちをする悪行には効果がない。
- 冬眠カード
- 他のプレイヤー1人を数か月眠らせて何も出来なくする。『DX』以降は、眠ったプレイヤーはランダムで現れる「グッスリン」にサイコロ勝負で勝てばその場で復帰できる[注 58]。『V』以降は自分以外の全員に効果が及ぶ。
- だじゃれカード
- 自分以外全員を「だじゃれ」で笑わせて、1ターン何も出来なくする。「ボンビラス星」にいる相手や絶好調時の「さくま」にも有効。
- 鈍足系カード
- 他のプレイヤー1人の移動力をしばらく制限する。
- 牛歩カード - 牛の姿にして、カードを使えず数か月1マスずつしか進めなくなる(ほふく前進カードと同じ状態)。
- あまのじゃくカード - 数か月サイコロが1-2しか出なくなる。『III』以降はふういんカードの効果も加わり、データ閲覧・設定変更もできなくなる。
- 絶不調カード - 絶好調と対照的に、相手を「絶不調」状態にさせてサイコロの出目を数ヶ月間1-2しか出させなくする。テーマ曲は「大恐慌エレジー」(関口和之作曲)。
- わからずやカード/目的地変更?カード
- 目的地を変更できる。前者は高確率だが、後者はスロットで「変更」を出す必要があり、確率が低め。
- 買い物禁止系カード
- 相手の買い物をしばらく不可能にさせる。
- 倹約令カード - ターゲットは1人、対象は物件、効果は1年間。
- 買い物禁止カード - ターゲットは自分以外全員、対象は物件とカード、効果は1年間だが、命中率が低い(『2010』『タッグマッチ』)。
- 臨時休業☆カード
- すべてのカード売り場が1年間閉鎖されて、自分を含めた全員がカードを売買できなくなる(『USA』 - 『16』)。
- カード袋系カード
- 自分や相手のカード袋に変更を加える。
- 刀狩りカード - 他のプレイヤーのカードを1枚指定して奪う(初期の作品ではランダムに奪う)。時々2枚もらえることがある。作品によっては損害系カードも対象に含まれていたり、失敗することがある(失敗時に自分の持っているカードが無くなる作品もある)。
- シャッフルカード - 全員の持ちカードをごちゃまぜにして配り直す。
- カード交換カード - 自分と相手のカード(損害系も含む)を1枚ずつ交換する。
- めちゃぶつけカード - デビル系カードを持っている場合、相手1人に押し付ける。
- プレゼントカード - どんなカードでも1枚相手1人に押し付けられる。
- デビル派遣カード - 相手1人のカード袋の空きにデビル系カードを何枚も出現させる。『20周年』以降ではカード袋に一定の空欄がなくても使える(別のカードが消滅する)。
- ハッカード - 相手1人のカード袋にウイルスカードを1枚出現させる。
- 周遊禁止カード - 自分以外の全員が持つカード全ての、「周遊」の文字を消し、1回切りのカードに降格する。
- いただきますカード - 他人と同じマスに止まると任意で相手からカード(損害系を除く)を1枚奪える。2人以上が重なっているマスに停まるとその全員から奪える。
- 他人のふんどしカード - ことわざ「他人の褌で相撲を取る」にちなみ、相手と同じマスに止まると相手のカードを1枚使う。
- 豪速球カード - 『HAPPY』では相手1人のブロックカード、『7』以降は自分以外全員のカード1-3枚を(損害系だろうと構わず)破壊する。進行系(急行系)と便利系、どちらか一方が集中して破壊される(『G』など例外はある)。『12』以降はボンビラス星にいる相手には効果がない。
- ブロッくずしカード - 自分以外全員のブロックカードを破壊する。
- 武器よさらば!カード - 自分も含めた全員の攻撃系カード全てを破壊する。『2017』では自分の妨害系カードは消滅しない。
- 便利系消滅カード - 自分以外全員の便利系カード全てを破壊する。
- カードつかえカード
- 他人のターンにつかうんだゾウが出現して勝手にカードを使う(相手は通常の行動が不可能)。カードが使えない状況では無効[注 59]。
- クイズカード
- 他の社長に鉄道に関する4択のクイズを出すことができる。不正解だとお仕置きとしてお金を取られてしまう(罰金は使用者にプレゼント)。『12(西)』での温泉津駅・『2010』以降でのランダム発生でも同様のイベントがあるが、不正解でも罰金などはない。
- 陰陽師カード
- その場で相手1人の1ターン分の行動を自由に操作できる。相手の陰陽師カードは使えない(『12(西)』、『USA』 - 『16』)。
- 666カード
- 数ターンの間、使用対象の相手1人に悪魔を憑依させて操作不能に陥らせ、強制的に6マス移動させる。
- この際は使用対象者を不利な状況に追い込む動き方をするようになり、貧乏神を拾いにいったり、赤マスに飛び込んだり、目的地から遠ざかったりする。
- 持ち金系カード
- 自分や相手の持ち金に影響を与える。
- 江戸っ子カード - 他人1人の持ち金を0にする(借金を抱えているプレイヤーは対象外)。
- 天運カード - 最初に金額を設定して、相手1人とサイコロ対決。2本先取した側が、設定金額を相手から奪う。使用者は1億円以上必要。
- 持ち金ゼロカード - 誰か1人の持ち金・借金を0円にする。
- 裸一貫カード - 全員の持ち金・借金を0円にする。
- たいらのまさカード - プレイヤー全員の持ち金が平均化され、同じ持ち金になる。「ブロックカード」では防げない。名前は平将門から。
- とっかえっこカード - 相手1人と持ち金を交換する。借金状態では使えない(初期の作品では0円でも使えない)。
- ベビキュラーカード - 相手1人に「ベビキュラー」を派遣して持ち金を数割奪う(借金は対象外)。
- 坊主丸儲けカード - 自分以外全員の持ち金を全額奪う(借金は対象外)。
- 弾丸ミサイルカード - 自分の持ち金の分だけ、相手一人の持ち金に損害を与える。使用後は使用者の持ち金は0円になる。ただし、使用者と対象者の持ち金が10万円以上でないと使用できない。
- 貧乏神変化系カード
- 貧乏神を強制的に変身させるカード。狙った通りの効果が必ずしも出るとは限らない。また、これらのカードでは絶対に変身しない形態もある。
- ボンビラスカード - キングボンビー以外の時にランダムに変身させる。
- 一生のお願いカード - 誰かに付いた貧乏神系キャラクターを別の姿に変身させる。なお自分に付いたキングボンビーを貧乏神に戻す確率はかなり低い(『12』『USA』)。
- キングに!カード - 貧乏神の時にキングボンビーに変身させる。さらに、ミニボンビーに変身させることもある。「いつもの桃鉄」では4年目以降でないと使えない。
- ミニボンビーカード - 貧乏神の時にミニボンビーに変身させる。
- 焼きみそカード
- 貧乏神の好物とされる焼き味噌の匂いで、他人に付いている貧乏神を自分に付ける。『X』以降はしばらくは悪行を行わない(『V』 - 『11』)。
- スリの銀次カード
- 『III』 - 『HAPPY』ではスリの銀次が相手1人に目をつけ、数ターン後に強制出現して半額を奪う。ただし、相手が借金を背負っていると半分肩代わりしてくれるうえ、無一文だと大金をくれる。
- 『2010』以降では、指定した相手1人の銀次出現率を、3ポイント、5ポイント、7ポイントのランダムで約1年間大幅に高める。
- 物件破壊系カード
- 物件の所有権を白紙に戻す。
- ばかもんカード
- ばかもん親父が現れて、他人の進行の邪魔をする。作品によっては進行系カードを捨てることがある。
防御系カード
[編集]おもに相手プレイヤーからの攻撃や、損害系イベントの損失などから身を守る。
- 保険系カード
- 自然災害や怪獣などの被害に遭った時、損害保険として被害額の何割かを保険金として補填できる。作品・被害内容によって、補填割合・タイミングが異なる。作品によってはデビル被害やおもちゃ工場倒産などにも対応する。概ね2-3回使われると消滅する。『12』 - 『2017』では渋谷、『WORLD(DS)』ではチューリッヒの保険会社の購入でも「損害保険カード(下記)」と同様の効果がある。
- ブロックカード
- 様々なカード攻撃を防御する。作品が進むごとに徐々にブロック不可能なカードが増やされ、『USA』で廃止された(ただしカード攻撃に成功率が設定された)。
- 作品によってはブロック後にカードが壊れない場合(『DX』『HAPPY』『12』)があったり、1人1枚しか持てない場合(『12』)もある。
- 1人1枚ルールの適用理由は、本来攻撃の対象になるべき資金力のあるプレイヤーほどブロックカードを購入して防御を固めてしまうために、カード攻撃が強者から弱者に対する一方的なものになってしまう状態を防ぐため(攻撃を防げないカードが増えたのも同様の理由)。
- 怪獣退治系カード
- 物件駅に怪獣が襲撃してきた時に追い払える。COMキャラは襲撃された都市の物件を所有していない場合出動させない。
- モモトラマンカード - 『II』 - 『V』ではドジラに対応。『II』では持っているだけで自動使用され、使い捨て。『III』では持っているだけで効果を発揮するが出動は任意で決められ(以降の作品も同様)、カードは勝てば残るが負けると消える。『DX』以降は使用してスタンバイ状態にすると効果を発揮する。勝利すればスタンバイ状態が継続するが、負けると消滅する。『7』 - 『V』ではモモスラにも対応。『X』 - 『G』のドジラースにも対応し、『12』『G』では4年間の有効期限が設けられたが、期間内なら負けてもスタンバイが消えなくなった。
- 金太郎カード - 『II』 - 『HAPPY』のモモスラに対応。基本的な使い方はモモトラマンカードと同じだが、『II』『III』では失敗しないものの1回の使い捨て。
- カード処分系カード
- 使うと捨てられないカードをも処分できる。
- バキュームカード
- 使うと、バキュームカーにちなんですべてのうんちを消去できる。殿様うんちの除去や、うんち列車の解除も可能。
- うんち突入カード
- 使用すると数か月間、うんちがあるマスを通行できるようになる。
- おはチンムカード
- 「ワクチンカード」「おはらいカード」「バキュームカード」のどれかの効果を選択して使用できる。
- へっちゃらカード
- 使用すると数か月間、マイナス駅に止まってもその影響を受けない(お金を取られないほか、スリの銀次が出現しなくなる)。青マスや黄マスに止まると「何だかもったいない!」とメッセージが出る。使用してもターンを消費しない。
- パトカード
- 持っている時にスリの銀次が出現すると、パトカーが追い払ってくれるため持ち金を盗まれずに済む。「スリの銀次カード」による攻撃に対しても有効だが、これも銀次が実際に出現した時に効力が出る。
- 貧乏神対処系カード
- 貧乏神への対抗手段として使用する。
- あっちいけカード - ランダムに相手へ貧乏神(ミニボンビー / コマルン / ボンビー・モンキー含む)を移す。1/8の確率で失敗する。初期の作品では貧乏神が付いていない状態(誰も最初の目的地に到着しておらず、登場していない場合を含む)で使うと秘書が貧乏神を呼んでくる(どの姿に変身中でも有効)。
- 貧乏神直撃カード - 指定した相手へ貧乏神を移す。ただし金額が提示され、相手が支払うと無効(持ち金不足でも支払える)。変身中は無効。
- おまもりカード - 持っていると貧乏神の物件売却を何回か無効化する。
- 金だらいカード - たらいを落として貧乏神を気絶させ、数ターン悪行を防ぐ。失敗することがあり、変身中は無効。
- かくれみのカード - 隠れ蓑を列車に被せ、相手からの貧乏神(ミニボンビー / コマルン含む)のなすり付けを数ターン防ぐ。
- 九死に一生カード - 使用するとキングボンビー 、ハリケーンボンビー 、『15』のミサイルボンビー 、『16』のハピネスボンビー 、イレーザーボンビーの悪行を1ターンだけ無効化できる。
- おひるねカード
- 自分自身がしばらく眠る。何もできないが、貧乏神からは悪行を受けない(キングボンビーには無効)。『HAPPY』の新おひるねカードは起きるタイミングを自由に選べる(眠るターンの上限もない)。
利益系カード
[編集]おもに持ち金を増やしたり、お得な物件購入ができる。
- 福の神カード
- 福の神がプレイヤー全員にお金をくれる。『HAPPY』までは拾った瞬間に発動、『7』以降は任意で使用する。後に青マスなどに止まると一定確率で発動するイベントに変更された。
- 虎につばさカード
- 持っているだけで目的地に入った時に貰える援助金が2倍になる。特殊な目的地や景気変動、南総里見八犬伝のイベント、歴史ヒーローの加藤清正のイベントなどでの援助金増減とも重複する。複数枚持っていても、1回の到着で1枚ずつ発動する(『V』 - )。
- 割引系カード
- 物件を割引で買える。基本的に増資・鉄道購入の時は使えない。ただし、イトーヨーカードを除き、桃太郎ランドは対象外で使おうとすると秘書から堂々と買おうと言われて使うのを止められてしまう。また、『X』までは増資にも使える。
- シルバーカード[注 64] - 1件[注 32]を50%OFF。
- ゴールドカード[注 64] - 1件[注 32]を90%OFF。
- イトーヨーカード[注 65] - 1つの駅の物件をリストの上から順に買えるだけ[注 66]25%OFF。割引系の中では唯一桃太郎ランドにも有効なカード。
- プラチナカード[注 64] - 1つの駅の物件をリストの上から順に買えるだけ[注 32]90%OFF。
- 無料カード - 1件を100%OFFだが、対象は1億円(『KINKI』以降の携帯アプリ版では3億円)以下の物件限定。
- シンデレラカード - 1件[注 32]を100%OFFだが、入手した年の12月までに使用しないと「徳政令カード」に変わる(12月に入手した場合は翌年の12月が期限になる)。『ワールド』では利用時期の制約がない代わりに「総資産レベル」に応じて入手できる物件に価格の上限が発生する。
- 後払い系カード
- 物件をその場で現金購入せず、後払いにできる[注 32]。最後の年には使えない。
- 予約カード
- 物件駅で使うと、指定した物件1件の購入権が1年間自分だけになる。一部の作品では「桃太郎ランド」は予約できない。
- 借金カード
- 目的地到着金と同額を銀行から借り受ける。返済はそのターンから金利付きの8回払いとなる。最後の年には使えない。
- ローン停止系カード
- なきおとしカード - 分割払いの返済を6か月間ストップさせる。
- ふみたおしカード - 分割払いの残りの返済を打ち消すが、1/2の確率で失敗し、失敗すると逮捕されて攻撃系カードの効果を自分が受けることになる。
- 増資カード
- 自分が所有する物件を1-5件無料で増資できる。対象物件はランダムで、「桃太郎ランド」や『USA』の「ネズミーワールド」も含まれ、同じ物件に複数回増資できる場合もある。増資システムのない作品では登場しない。
- ダイヤモンドカード
- 使用はできないが、カード売場などで高額で売却できる。売値は毎月変わり、景気変動(『20周年』 - 『タッグマッチ』、『2017』や携帯アプリ版を除く)にも左右される。
- 借金系カード
- 誰かが借金状態の時や、借金状態になるときに使ったり効果が発動する。
- 徳政令カード - 全員の借金が0円になる。貧乏神が高確率で買ってくるなど、買う・拾う以外に様々な入手経路が存在する。作品によってはご愛顧キャンペーンでもう1ターン動けることもある。『2010』以降のメインシリーズと『KINKI』以降の携帯版では、買価と売価が0円になった。
- なすりつけカード - 自分が抱えている借金を他人1人に押し付ける。失敗することもあり、借金が倍額に膨らんだり、攻撃系カードの効果を自分が受けたりする。
- 身代わり地蔵カード(『DS』)/ファイト一発カード(『20周年』 - ) - カードを所持した状態で持ち金がマイナスになった場合、0円までしか減らない。
- 連帯保証人カード (『令和』『ワールド』)- 持ち金がマイナスになるとき、自分は0円で留まり、他の誰か1人が残りの借金を肩代わりする。肩代わりするプレイヤーはランダム。
- 現金入手系カード
- 使用または所持するとお金がもらえる。
- 福引きカード - 年数に応じた金額が数回(最大で16回)連続で出てくる。
- 千両箱カード - 千両箱を開けてサイコロの目に応じた金額がもらえる。『20周年』 - 『タッグマッチ』、『2017』、『令和』では、色マスに止まると一定確率で発生するイベントに変更された(『11』、『12』、『G』 - 『16』)。
- 一頭地を抜くカード - 現在持ち金が最大のプレイヤーの金額にやや上乗せした金額がもらえる。
- 大逆転カード - 使用すると架空の視聴者参加番組「アタック・ハンター」に出場。サイコロを3回振って、全て1(1/216の確率)が出れば大金がもらえる。1以外の出目が出た時点で挑戦終了となる。
- 一攫千金カード - 非常に稀な確率[注 67]だが、それに見合う大金がもらえることがある。ターンは消費しない。
- いちかばちかカード - 貧乏神がついていない時に使うと5/8の確率で大金(到着援助金と同額)が手に入り、3/8の確率で貧乏神がつく(未出現時でも来る)。ただし、自分に貧乏神がついている場合は使えない。
- エンジェルカード - しばらくの間、ターン終了時に持ち金が増える。時々ミカエルに変身してもらえる金額が増えることもある。『16』以降は、2枚以上持つことができ、ダビングカードによる複製が可能になった。売却はできないが捨てることはできる(「もったいない!」とメッセージが出る作品もある)。
- 『ワールド』では、ミカエルに変身するとばらまきボンビーがすぐに戻る。
- 虎視眈々カード - 持ち金が2位以下の場合のみ、ターン終了時に持ち金が増える。持ち金がトップになるか数ターンが経過するとカードが消滅する。
- カード複製系カード
- カードを複製できる。周遊系カードの残り使用回数などもそのまま複製される。ただし、ゴールドカードやプラチナカードのような戦況を大きく左右する超強力なカードは秘書から虫がいいといわれ、止められる(例外として、となりの芝生カードは指定した相手のカード袋を対象としているので、本来ダビング不可能なカードも複製できる)。『16』前までは損害系カードの複製も止められる。なお、この仕様はダビング駅でも同様の処置となる。
- ダビングカード - 自分のカードを1枚複製する。ダビングカード自身を複製すると、結果的に1か月休む(その場を動かない)ことができる。同様に『7』以降は進行系・便利系にランダムで入り、入った側にあるカードしかダビングできない。『16』以降はエンジェルカード・ウイルスカード・デビル系カード、さらに『令和』ではゴールドカードも複製可能になった。『ワールド』では、複製後活動できなくなった。
- スキミングカード - 相手1人のカードを1枚複製する。
- となりの芝生カード - 相手1人のカード袋をまるまる複製する(自分がそれまで持っていたカードは全て消滅するが、ダビング不可能なカードも複製できる)。
- 乗っ取り系カード
- 物件駅で使用すると、その駅にある他人の物件[注 68]を乗っ取れる。
- 乗っ取りカード、M&Aカード、買収カード - 1件を乗っ取る。M&Aカードは『USA』にて乗っ取りカードの名前が変更されたもの。買収カードはサイコロの出目が悪いと買収に失敗する。作品によっては乗っ取りカードも失敗することがある。
- 超・乗っ取りカード - 独占駅を丸ごと[注 69]乗っ取る(『2010』『タッグマッチ』)。ただし、『独占駅』が対象なので独占されていない物件駅には使えない。
- 鉄道乗っ取りカード(『X(九州)』)/鉄道買収カード(『11』 - 『15』) - 鉄道省駅で使うと、鉄道路線1路線を提示金額で買収できる。相手が同額を出せば阻止される。『16』では乗っ取りカードに統合された。
- 『DX』 - 『V』では物件価格の倍額、『12』『USA』では2-8倍(農林物件は10倍)が必要で、資金は相手の収入になる。それ以外の作品では無料で乗っ取れる(借金を抱えていても乗っ取り可能)。ただし鉄道買収は例外なく有料で、乗っ取りカードで買収できる作品でも同様に提示額勝負となる。
- 『X』『11』では物件ジャンルごとに分かれている。
- 『X』以降では入手してから1年間の有効期限があり、それを過ぎるとカードが消える。
- 通販系カード
- 駅に行かなくても物件[注 32]をその場で買える。
- テレホンカード - ランダムに物件1つを10%OFFで買える。
- もうかりまっカード - ランダムに他人の物件を1つ買える。ただし、失敗することもある。
- クリスマスカード - 12月のみ使用可能で、使うとサンタクロースから物件を一件プレゼントされる。
- カード入手系カード
- 使用すると、その場でカードを入手できる。
- カード変化系カード
- 使用すると、特定の候補のうちランダムに1枚のカードに変化する。
- 「も」カード - 候補は利益系。
- 「く」カード - 候補は博打要素の強いもの(『DX』)、特殊な移動系(『HAPPY』)。
- 「て」カード - 候補はうんち系(『DX』)、防御系(お助けキャラ類)(『HAPPY』)。
- 「き」カード - 候補は保険系。
- 「ち」カード / スピードカード - 候補は進行系。
- 「も」「く」「て」「き」「ち」を5枚一度に所有すると、強制的にそれらのカードを全て消費して目的地に入り、その時の到着金は10倍になる[注 71]。
- いじわるカード - 候補は攻撃系。
- 素晴らしいカード - 候補は利益系かキングデビルカード。
- 最後の切り札カード - 候補は希少価値が高めのもの。他に1枚でもカードを持っている場合は使えない。
- カード作成系カード
- 出現した候補から好きなカード1枚を選んで作成できる。基本的に使用後はキャンセル不可能。
- 偽造カード - 候補8種類から選択できるが、失敗することもある。成功率は作るカードにより異なり、強力なカードほど偽造成功率が低い(『III』 - 『HAPPY』)。
- カスタマイズカード - 強力な候補16種類から選択でき、確実に成功する上、使用してもターンが終了しない(『15』『16』)。
- 3つの願いカード - 強力な候補5種類から1枚ずつ3回選んで入手でき、確実に成功する上、使用してもターンが終了しない。里見八犬伝のイベントで「八徳の玉」を8つ集めると副賞として手に入る。「ダビングカード」「ダビング駅」でダビングできない(『2010』『タッグマッチ』)。
- カード販売系カード
- 使うとその場でカード売り場同様にカードの売買が可能になる。
- カード出前カード - 全てのカード売り場からランダムで選ばれた場所と同じラインナップになる。
- 急行商人カード - 急行系のみのラインナップになる。売却は便利系カードも可能。
- 宝くじ系カード
- 持っているだけで大金を入手できる可能性がある。
- 埋蔵金カード - 毎ターン終了時に大金がもらえる可能性がある。枚数が多いほど高確率になるが、当たるとこのカードは全て消える。
- 宝くじカード - 夏(初期の作品のみ)や12月に抽選が行われ、抽選に当たるとランクに応じた賞金がもらえ、結果にかかわらずカードは消える。
- カード売り場系カード
- カード売り場でのみ使用できる。
- 引換券カード - カード売り場で使うと、その売り場で売っているカード1枚と無料で引き換えることができる。
- ポイントカード - 持っているだけで、カード売り場で買った金額に応じてポイントが貯まり、これをカード購入費として利用できる。処分すると貯まっていたポイントも消滅するが、他人から奪った場合はポイントをそのまま引き継ぐ。所持は1人1枚のみ。『2010』以降ではカードではなく「お楽しみ」枠の扱いでゲーム開始時から使用可。
- お楽しみ系カード
- 特定の駅に止まると効果が出る。
- ○○ラリーカード - あるテーマに従ってマップ中を巡り8つのスタンプを押すと、賞金がもらえる。スタンプが押せる駅が全て物件駅とは限らない。作品によってはデータ画像が見られるなどの、おまけモード解禁もある。1人1枚しか所持できず、スタンプを全部揃えるとカードは消滅する。
- 『16』からは「お楽しみ」枠に入り、カードを持たなくても集めることができるようになった。
- ラリーカードのテーマ
- 温泉(『7』)、牛肉(『V』)、駅弁(『X(全国)』『2017』)、拉麺(『X(九州)』)、お城(『11』)、花火・花名所(『12(全国)』)、温泉郷・焼き物(『12(西)』)、路面電車(『G』)、市場(『15』)、古戦場(『16』)、駅舎(『2010』『タッグマッチ』)、文豪(『2017』)
- ビンゴカード - 3×3の9マスに書かれた物件駅に停まったらスタンプが押され、縦・横・斜めのどれか一列以上揃えれば賞金がもらえる。1人1枚しか所持できず、ビンゴが成立するとカードは消滅する。ダブルになった場合は2倍、トリプルになった場合は3倍の額になる。「ラリーカード」と同様に『16』からは「お楽しみ」枠に入った。
- 最下位のみ使えるカード
- 総資産が最下位のプレイヤーのみ使える。
- メークドラマカード - 最下位のプレイヤーのみが使用可能。大金がもらえる。
- ばかこくでねカード - 大金がもらえるが、失敗することがある。
- 最下位カード - カードが貰える、借金が帳消し、目的地に近づけるなどの効果のうち、候補が3つ上がり、1つを選択できる。
損害系カード
[編集]取得した本人に不利益な効果が生じる。一部を除いてほとんどが、使用・売却・破棄が不可能。「カード交換カード」で相手と交換したり、「シュレッダーカード」で粉々にしたり、後述の「ウイルスカード」や貧乏神の悪行などを逆利用して処分することや、「カードバンク駅」に預けて被害を食い止めることは可能。
- デビル系カード
- しばらくの間、ターンが終了した時に持ち金が減る。「おはらいカード」の使用、近年の作品では伊勢や出雲への到着、『II』では「闇のバイヤー」に有料で引き取ってもらったり、『15』 - 『タッグマッチ』、『2017』『令和』、携帯版『KINKI』での近江八幡の製薬会社及び『ワールド』での昆明のバイオ化学会社の購入による「デビキラー」開発、人間プレイヤーの絶好調時に該当カードを引くなど、デビル系カードのみに対応した処分方法が数多くある。1種類2枚以上持てるのは『7』以降。
- リトルデビルカード - 下級種。ほとんどの作品の通常モードでは1年目に奪われる金額は100万円。少額なので被害は少ない。
- デビルカード - 中級種。ほとんどの作品の通常モードでは1年目に奪われる金額は1000万円。数枚集まると被害額はかなり大きい。
- キングデビルカード - 上級種。『II』以降登場。被害額は1枚でも相当大きい。
- ラストデビルカード - 最上種。『2010』『タッグマッチ』『2017』に登場。キングデビルカードの数倍の被害が出る上、他のデビル系カードに適応できる処分方法が通用しないばかりか、それ以外の種類の損害系カードよりも処分方法が少ない。
- ウイルスカード
- コンピューターウイルスが侵入し手持ちのカードを食べてしまう。すべてのカードを食べ尽くすまで消えない(初期の作品は食べつくした次のターンにならないと消えないが、最初から1枚もない場合はどの作品でも即消滅する)。『7』以降は進行系・便利系どちらかに入り込み、入った側のカードだけが食べられるが、「ワクチンカード」で予防・除去できる。『15』『16』では、渋谷のIT企業を所有して「ワクチンプログラム」が開発された場合も即除去できる。
- 物件処分系カード
- 手持ち物件を無料で処分するまで消えない。
- BGMは、『7』以降借金を背負ったときや、凶作と同じ「泣き落としのバラード」。リストラカード以外は、後に色マスに止まると一定確率で発動するイベントに変更された。
- 幸福な王子カード
- 童話『幸福な王子』にちなみ、入手直後に自分のカードを1枚他人にプレゼントさせられる。損害系カードは選択不可。『16』以降では色マスに止まると一定確率で発動するイベントに変更された。
- 下方修正カード
- 拾うとすぐに発動し、プレイヤーの物件1つをランダムで選んで収益率を下げてしまう。
- 爆発系カード
- 持っていると数ターン後に大爆発を起こし、高額の損害が出る。自発的な処分が可能。
- (物件駅)に行け!カード
- 入手したその場でルーレットを回して行き先を決め、その物件駅まで行かないと消えない(候補は漢字2文字の駅限定)。ただしこれを指定駅に持っていくと、一定確率で良いカードがもらえることもある。
- ゾンビカード
- しばらくの間、ターンが終了した時に持ち金が半分に減る(持ち金が1000万円未満の場合は変化しない)。『16』では「ゾンビボンビー」、『WORLD(DS)』では「デビルボンビー」の悪行によって手に入る。
- 64カード / 128カード / 999カード
- 書かれた数字の分だけ移動するまで消えない(移動したマス数だけ数字が減る)。ただしぶっ飛びやワープではカウントされない。
- 赤マスカード
- 赤マスに停まるまで消えない(ボンビラス駅は対象外)うえ、1年以内に処分しないと「とりかえしカード」に変わる。
- −(1 - 30)億円カード
- 1年以内に指定金額を払わないと10倍の金額を強制的に取られる。「ロシアンボンビー」の悪行でのみ手に入る。
- 貧乏神カード
- 貧乏神がついた状態でターンを終えないと消えない(その月は貧乏神の悪行を受けない)。キングボンビーなどには無効。
ペペペマンに関するカード
[編集]特定のマスで入手可能で、本人曰く「なんて意味のないカード」。その言葉通り、ほとんどのカードは意図的に扱いづらくなっている。種別問わずペペペマンからもらえるものを列記する。
- 1374カード
- サイコロ同様にスロットを回して移動数を決める。ただし候補は1・3・7・4マス。名前は「意味なし」の語呂合わせ。『USA』では亜種として「1492カード」が登場した。こちらは1492年、つまりアメリカ大陸発見の年にちなんでいる。
- 1か8かカード
- サイコロ同様にスロットを回して移動数を決める。ただし候補は1・8マス。名前は「いちかばちか」のもじり。名前の似ている「いちかばちかカード」とは異なる。
- ペペペマンカード
- ペペペマンが出現するマスのどれかに移動できる。移動後のマスのイベントは起きない。
- 三三七拍子カード
- 使用した回数で移動数が異なる。1回目は3マスで、使用後に「3マスカード」に変化する。それを使う2回目も3マスで、使用後に「7マスカード」に変化する。それを使う3回目は7マスで、使用後に消滅する。
- ペペペマン関係のカードでは珍しく使いやすいカードで、7マスカード使用後のメッセージでも「ペペペマンの中では珍しく役に立った」と言われる。
- 11マス進むカード
- 他の指定数進めるカード同様、11マス進める。三三七拍子カード同様、ペペペマン関係のカードの中では使いやすいカード。
- スタッカートカード
- 使うと10マス進めるか、全く動けない。動けない確率の方が若干高い。
- 近距離カード
- 現在いるマスから10マス(作品によっては20マス)以内のどこかに移動できる。目的地には入れない。
- 変身ペペペカード
- 持っているカード1枚を別のカードに変身させる。使用後に一定の確率でもう一度行動できる。
- 投売りカード
- 持っているカードを、その場で通常売却価格の1/4の値で処分できる。
- 本州カード
- 本州のどこかに飛べる(当然範囲は非常に広い)。
- 6でなしカード
- 使用するとしばらくの間、サイコロで6の目が出なくなる。名前は「碌でなし」のもじり。
- どっち飛ぶ?カード
- スロットで指定された2つの行き先の、どちらかを選んでぶっ飛ぶ。目的地には飛べない。
- 一匙の幸福カード
- 一番近くの青マスまでぶっとべる。2つ以上ある場合はランダムで選ばれる。
その他のカード
[編集]- ぱろぷんてカード
- 何が起こるか分からない。カード名は『ドラゴンクエストシリーズ』の呪文「パルプンテ」のパロディ。効果の一例は以下のとおり。『X』以降では、ボンビラス星にいる相手を強制的に脱出させることは不可能。
- 他の全員にお金をあげたり、逆に他の全員からお金をもらう
- 全員が冬眠や牛歩状態になる
- 自分の持ち金が倍になる
- 全員が目的地を囲むようにテレポートする
- 全員が「ウイルスカード」を入手する
- 30マス進める
- 2 - 3ターンの間、サイコロの出目が全て6になる
- 全員が銀河鉄道マップに移動できる
- 目的地が変更される(メッセージによると「ぱろぷんてカード最大の不幸」)
- 目的地が「隠し目的地」に変更される(『7』『jr.』)
- 津波でカード売り場数か所がしばらく封鎖される(『DX』『HAPPY』)
- 全員の持ち金・借金が0円になる。
- 全員の持っているカードがシャッフルされる
- 最寄りのカード売り場にワープする
- 他のプレーヤーの物件1つと自分の物件1つを交換する
- 全員のカードが価格の2倍で買い取られる
- 亜種として、使用すると他のどれかのカードに変身してその場で発動する「カメレオンカード」がある。
- マスの色変化系カード
- ほとんどのマスの色を強制的に変更する。
- イエローカード - 数か月間青マス(プラス駅と銀河駅)・赤マス(マイナス駅)を全て黄マス(カード駅)にする。『X』以降は使用者のみが対象。
- レッドカード - 数か月間青マス(プラス駅と銀河駅)・黄マス(カード駅)を全て赤マス(マイナス駅)にする。『X』以降は他人のみが対象。
- ブラックカード - 数か月間プラス駅・カード駅・マイナス駅・カード売り場を全て黒マスにする。外見がわからなくなるだけで、マス自体の効果は変わらない。
- 作品によっては「ご愛顧キャンペーン」でもう1ターン動けることもある。
登場する乗り物
[編集]- 蒸気機関車、電車、銀河鉄道
- シリーズを通して、ゲーム中の基本的なコマとして蒸気機関車が登場する(『DS』と携帯版全作品では電車)。車体は各プレイヤーの色(青、赤、黄、緑)に塗られており(これは後述するほとんどの乗り物に共通)、線路上を走る。『V』までは「総資産トッププレイヤーの汽車は、煙突から煙を吹く」というような演出がされたこともある。『USA』のみ機関車のデザインが異なっている(携帯版の電車も『WORLD』のみデザインが異なっている)。銀河鉄道は銀河マップで登場し、外見は通常の蒸気機関車。
- フェリー、クルーザー、外輪船
- 線路から港マスを通過するなど、ゲーム中で航路に入ったときに乗り換えるフェリータイプの客船(クルーザーは『USA』のみ、外輪船は『ワールド』のみ)。沖縄などの離島が目的地になった場合、目的地の駅マスには一度港マスから汽車に乗り換えて入るため、港が目的地になった場合を除いて、船で目的地に入ることはない。コマとしては蒸気機関車と基本的に同じ。
- 飛行機
- 線路から空港マスを通過するなど、ゲーム中で空路に入ったときに乗り換えるジャンボジェット風の旅客機(『USA』『WORLD(DS)』では小型ジェット機、『ワールド』では軽飛行機)。ハワイなど、空路上にある駅が目的地になった場合、到着画面では空港に入る飛行機の姿が見られる。コマとしては蒸気機関車と基本的に同じ。
- ヘリコプター、自家用ジェット機、自家用ロケット、プライベート機
- 「ぶっとびカード」を使用した場合などに、自動的に移動する最中のみ乗り換えるマップ上のルートをショートカットするための乗り物。『WORLD(DS)』では、自家用ジェット機を、『ワールド』では、ティルトロータータイプのプライベート機を使用する。地球⇔地球外マップの移動では自家用ロケットを使用する。
- ボンネットバス、ジープ、路面電車、高速バス
- 線路が通ってない区間を通る際に『X(九州)』『12(西)』ではボンネットバス、『USA』ではジープに乗り換える。路面電車は『X(九州)』の一部区間で、高速バスは『12(西)』の高速道路で登場。コマとしては蒸気機関車と基本的に同じ。
- スペースシャトル
- 『USA』『16』に登場。地上と宇宙(月面)を行き来するための乗り物。
- 『USA』の宇宙マップではコマとしては蒸気機関車と基本的に同じ。『16』では宇宙マップが登場せず直接月面に着陸する。
- 月面車、幌馬車
- 月面車は『USA』『16』の月面、幌馬車は『USA』の19世紀に登場する。コマとしては蒸気機関車と基本的に同じ。
- 急行列車、特急列車、新幹線、のぞみ、グランクラス→ロイヤルEX、リニアモーターカー
- 急行系カードを使ったときに乗り換える。コマとしては蒸気機関車と基本的に同じ。『X』まではプレイヤーの色の車両に乗り換えていたが、『11』以降は全プレイヤーとも同じ色の列車である。急行列車の外見は国鉄165系→JR西日本221系、特急列車の外見は国鉄485系→JR西日本281系→JR西日本271系、新幹線の外見は0系新幹線→E2系新幹線→E7系新幹線、のぞみの外見は300系新幹線→500系新幹線→N700S系新幹線、グランクラスの外見はE5系新幹線、ロイヤルEXの外見はTHE ROYAL EXPRESS又はTWILIGHT EXPRESS 瑞風、リニアモーターカーの外見はMLU002→MLX01-1系→L0系がそれぞれモデル。
- 『USA』では急行列車の外見はEMD F7形ディーゼル機関車、特急列車の外見はアセラ・エクスプレス、新幹線の外見はJクラス蒸気機関車、『WORLD(DS)』ではのぞみの外見はTGV Duplexがそれぞれモデル。
- 「ぱろぷんてカード」の効果によって30マス進んだ場合や、『16』以降で「みらい超特急」を通行した場合もリニアモーターカーに乗り換える(『令和』では、リニアモーターカーと別に「みらい超特急」の車両が登場している)。
- 潜水艦
- 前期の作品では「潜水艦カード」で使用し、マップ上のルートをショートカットするための乗り物。『USA』では海底マップに直接潜る乗り物で、海底ではコマとしては蒸気機関車と基本的に同じ。
- 超高速船
- 中期の作品から登場するフェリー乗り場のサービスや「渡りに船カード」で登場する。航路上をショートカットするが、ルート上を移動する。
- 『2010』『タッグマッチ』では、歴史ヒーローの坂本龍馬が加勢していると超高速船で航路上を移動できる。
- プロペラ機、双発プロペラ機、ジェット機、音速機、超音速機、ライトニング機
- 『ワールド』に登場。従来作における急行列車等と同様に進行系カードを使ったときに乗り換える。コマとしては蒸気機関車と基本的に同じ。機体にプレイヤーの色の帯が入る。プロペラ機の外見はセスナ 172、双発プロペラ機の外見はダグラス DC-3、ジェット機の外見はエアバスA340、音速機の外見はコンコルドがそれぞれモデル。
災害
[編集]被害系イベントの一種。多くはターンの最初に発生する。対象都市の物件を持っていると被害額を支払うことになるが、基本的に物件の所有権自体が消滅することはない。BGMは殆どが「天変地異」である。『15』からは台風や噴火の発生率が下げられた。災害は以下の例がある。
- 噴火
- 火山の近くの都市の物件を持っていると発生し、近くにある都市に被害が出る。近年の一部の作品では噴火まで猶予があり、その間に該当都市の物件を手放した場合は噴火しても「損害なし」となる。『WORLD(DS)』の「アイスランド火山噴火」のイベントでは物件に被害は出ないが、しばらく空路が使えなくなる。
- 台風(『USA』では「ハリケーン」)
- 7 - 10月に台風が通過することがあり、台風の通り道となった都市に被害が出る。『II』までは1都市だったが、『III』からは複数の物件駅を縦断して被害を出す。大型の台風の場合は被害額が大きい。
- 大雪(『USA』では「大寒波」)
- 12 - 2月に大雪が降ることがあり、スキー場の物件がある都市に降ると臨時収入を得られるが、大都市に降られると莫大な損害が出る[注 72]。
- 津波
- 『DX』『HAPPY』のみ。「ぱろぷんてカード」の効果で発生することがあり、カード売り場が数か所破壊され、数か月利用できなくなる。
- 凶作
- 9月に一定確率で発生。「水田」(『USA』では「トウモロコシ農場」)の物件から被害が出る。BGMは借金を背負った時や、「リストラカード」シリーズと同じ「泣き落としのバラード」である(初期の作品を除く)。逆に「豊作」によって臨時収入を得られることもある。
- 大停電
- 『USA』のみ。特定の地区が停電し、その中に停車していたプレイヤーは復旧まで動けなくなる。停電地区の駅に停車しても物件購入などのイベントは起きない。被害額は発生しない。
- 熱波
- 『USA』のみ。特定の地区全体の物件に被害が出る。
- ツイスター
- 『USA』のみ。竜巻の通り道にある都市に被害が出る。
- 山火事
- 『USA』のみ。数か月間、特定の都市の物件に被害が出る。近隣の都市に飛び火し、被害が拡大する場合もある。
- 集中豪雨
- 『2010』『タッグマッチ』のみ。独占都市に被害が出る。『X(九州)』では台風が大型でなおかつ長崎のみが被害地区だった場合、「集中豪雨で損害が出た」とアナウンスされる。
- 大地震
- 『SUPER』 - 『III』では「大地震カード」を使うと発生し、1画面内の物件の所有権を全て白紙に戻す[注 60]。
- 『15』『16(GOLD)』では隕石が落下し、日本が東西に分裂するイベント「日本列島大爆発」の余波で地震が発生し、特定の地域全体の物件に被害が出る。
- 『2010』『タッグマッチ』では64年目以降に発生し、特定の地域全体の物件に被害が出る[注 73]。
- 『2017』では、4月に一定確率で発生し、熊本周辺の物件に被害が出る。熊本を中心とする九州地方の一部が12月まで通行不可能になる。
- イナゴの大群
- 『WORLD(DS)』のみ。北アフリカの農林物件に被害が出る。
- 干ばつ
- 『WORLD(DS)』のみ。数か月間、オーストラリアの物件に被害が出る。
- 火山性地震
- 『2017』のみ。数ヶ月間、箱根の物件に被害が発生し、箱根への線路が不通になる。なお、この災害は損害保険が効かない。
主なキャラクター
[編集]BGM・作曲担当
[編集]桃太郎電鉄シリーズのBGMは種類が非常に多く、1作品につき80曲から90曲近く収録されている。『11』以降のストリーミング音源が使用されているタイトルでは、各作曲家の制作した音源のままゲーム中で再生されている。
- 関口和之 - サザンオールスターズのメンバー(ベーシスト)。伝説・電鉄シリーズを通じ作曲を担当している。主に叙情的な曲、とぼけた曲を担当[46]。また、ゲーム中に登場するウクレレ職人や陶工は関口をモデルにしている。
- 代表曲:『ピーチ・エクスプレス』(急行・特急・新幹線・のぞみカード使用時BGM)、『ビンボー・ゴット』(貧乏神BGM)、『悪夢のキングボンビー』(キングボンビーBGM)、『ウキウキ・ショッピング』(物件駅到着BGM)、『スプリング・ステップ』(『DX』〜決算BGM)、『喜びの到着』(『DX』〜目的地到着BGM)
- 宮路一昭 - 有限会社トーンズ代表。ギタリスト・音楽プロデューサー。『HAPPY』から『G』まで参加。主に、スピードに乗った曲を担当[46]。週刊少年ジャンプのツアーイベントでさくまと知り合い制作に参加[47]。第1作の『桃太郎電鉄』からシリーズをプレイし続けているという桃太郎電鉄シリーズのファン[47]。実家である「お菓子の菊水」は宮崎の物件「チーズまんじゅう屋」のモデルとなっている[41][42]。
- 代表曲:『大好き!桃太郎電鉄』(『7』〜『V』タイトル曲)、『列車でGO!GO!レース』、『ザ・ボンビラス・スター』(『HAPPY』〜『V』ボンビラス星BGM)、『豪速球の星』(『HAPPY』〜『G』豪速球カードBGM)
- 池毅 - アニメの挿入歌の作曲などを手掛けている作曲家。『X』[注 7]から『2017』まで参加。主に、迫力満点で劇的な曲を担当[46]している他、参加作品におけるほとんどのゲストボンビーのBGMを手掛けている。ハドソンのゲーム『北へ。』シリーズの楽曲を手掛けたことが縁でシリーズに参加[48]。制作に参加するまでシリーズをプレイしたことがなかった[49]が、『桃太郎まつり 石川六衛門の巻』制作時に池が初めてシリーズ用に作曲した曲を聞いたさくまは「もう10年ぐらい桃太郎チームにいたような曲を書くので、みんなが舌を巻いた!」と評している[50]。プレイヤーがゲーム中何度聞いても飽きない音楽、自分自身が飽きない音楽を心掛けている[49]。
- 代表曲:『それいけ!桃鉄』(『X』〜『2017』タイトル曲)、『サンデー・マーチ』(『X』〜『12』桃鉄公式戦・『G』桃鉄3年決戦BGM)、『桃鉄よ永遠なれ!』(『X』〜『2017』順位発表BGM)、『破壊のハリケーンボンビー』(『12』〜『WORLD』ハリケーンボンビーBGM・『2017』キングボンビー物件破壊モードBGM)、『絶好調よいつまでも』(『15』〜『2017』人間プレイヤー絶好調BGM)、『つかめ!八つの玉』(『20周年』〜『2017』八犬伝イベントBGM)
- 前山田健一 - 『令和』から参加。
- 代表曲:『泣け!ナマハーゲン』(『令和』~)、『悪魔のデストロイ号』(『令和』~)、『世界旅行ボンビーどすえ~』(『ワールド』)
- 樹原孝之介 - 『令和』から参加。
- 代表曲:『ボンビラス星/正解』(『令和』~)、『ボンビラス星/不正解』(『令和』~)
CD情報
[編集]- 桃太郎電鉄 〜SOKOZIKARA〜
- 1999年12月8日発売、TYCY-10028
- シリーズ初のオリジナルサウンドトラック。『V』での曲を中心に、過去の曲やアレンジバージョンも収録。全54曲。
- 桃太郎電鉄11 ゴールド・サウンズ
- reampiece ベリー・ベスト・オブ・桃太郎伝説&電鉄
- 2002年12月18日発売、KOLA-13。
- 『初代』『SUPER(PCE)』および『桃太郎伝説』から全曲収録。全76曲。
- 桃太郎電鉄ヒットパレード 〜桃太郎電鉄 11・12・USA〜
- 歌合戦 〜桃太郎電鉄20周年記念アルバム〜
- 2008年3月26日発売、YRCN-95010
- タイトル曲「それいけ!桃鉄」や「悪夢のキングボンビー」に歌詞を付け、歌としてアレンジした楽曲が収録された。陣内智則など桃太郎電鉄ファンのタレント達が歌唱を担当した。
- 101曲桃鉄大行進〜桃太郎電鉄オリジナル・サウンドトラック〜
関連作品
[編集]ゲーム
[編集]桃太郎道中記
[編集]1997年に発売されたセガサターン用ソフト。『スーパー桃太郎電鉄DX』をベースに作られている。キャラクターデザインは従来通り土居孝幸が担当しているが、さくまは開発に関わっていないため、桃太郎シリーズの通し番号に本作を入れていない[注 75]。音楽はゴダイゴのメインボーカルを務めるタケカワユキヒデが担当した。桃太郎シリーズの家庭用作品で唯一、キャラクターに声が付いており、同作にしか登場しないイベントなどもある。
桃太郎電鉄 桃太郎ランド
[編集]桃太郎電鉄 桃太郎ランドは、飲食店に置かれているサプリバで遊べる桃太郎電鉄シリーズから派生したゲームである。日本全国の地理や雑学を題材にしたクイズゲームや、ショッカーO野が登場するミニゲームを遊ぶことが出来る。ゲームの名前は、桃太郎電鉄に登場する物件「桃太郎ランド」から。
桃繰勘定戦
[編集]『7』発売記念7大イベントの一環として企画されたトレーディングカードゲームである。初回購入特典として『7』には「札幌市」「ソフトハウス(ハドソン)」「貧乏神」のトレーディングカード3枚が、1998年12月に発売された『桃太郎伝説』(PlayStation)には「露天風呂」「キングボンビーの悪行」「阿蘇」のトレーディングカード3枚が同梱されており、それぞれの取扱説明書にも予告が書かれていた。当時ハドソンがトレーディングカードの企画・開発・販売事業の一環として設立していた子会社未来蜂歌留多商会から発売される予定であった[52]が、発売が延期[53]となるうちに計画は頓挫し幻のゲームとなってしまった。イラストは土居孝幸が担当していたが、これもさくまは関わっておらず詳細は一切不明。
バトルボンビー
[編集]『7』発売1周年記念「グヘヘヘキャンペーン」で期間中に購入した人に配布された、PocketStation専用ソフトである。ミニゲーム集。「Piとメール」の体験版も収録。
バトルボンビー2 すっきり桃味
[編集]『V』の初回特典として付いてきた、PocketStation専用ソフトである。ミニゲーム集。これで遊んでクイズに正解すると、抽選で300名に「桃鉄V ぽかぽかセット 湯けむり編(洗面器、石鹸など、お風呂グッズ一式)」が当たった。
桃太郎電鉄メダルゲーム メダルゲームも定番!
[編集]アーケードゲーム(プッシャー型のメダルゲーム)。開発はコナミグループのコナミアミューズメント。キャラクターデザインはKDE発売の『令和』に準拠している。2022年よりロケテストが開催され[54]、2023年3月より順次稼働開始している[55]。
漫画作品
[編集]- スーパー桃太郎電鉄III キングボンビーだよ〜ん!!
- 『月刊コロコロコミック』で1995年2月号から7月号まで連載。作者は松村努。
- ゲームとほぼ同じ設定で桃太郎と貧乏神を中心に描いたギャグ漫画。単行本は未刊行。
- 桃太郎電鉄 4コマ爆笑EXPRESS・桃太郎HAPPY 4コマツアー
- 『月刊コロコロコミック』1995年11、12月号及び1996年11、12月号に掲載。作者は両作品共にひかわ博一。
- SUPER桃太郎電鉄DX
- 同じくひかわが執筆した『月刊コロコロコミック』1996年1月号に掲載されたギャグ漫画。
- 桃太郎電鉄7 4コマ劇場
- さくまが編集長を務めていた『チョコバナナ』の投稿者による4コマ漫画集。全2巻。
- それいけ!桃太郎電鉄
- 『ケロケロエース』で連載。シナリオは浜崎達也、作画は高内優向が担当。
- 桃太郎本編の時代から時が経った現代が舞台で、本作で登場する桃太郎はその子孫という設定(名前は桃木三太郎)。
- 三太郎はえんま新聞という出版社に所属する記者として働いており、日本一の記者を目指して日本各地を取材する。
- 夜叉姫はフリーのカメラマンとして、貧乏神は三太郎の先輩記者として登場する。
- 本作には三太郎が変身して戦う戦闘シーンの要素もある。全3巻。
- 桃太郎電鉄 お国じまんメッケたび
- 『コロコロイチバン!』2009年5月号から2010年3月号まで連載。シナリオは井沢ひろし、作画は小池マサヒトが担当。
- 桃太郎電鉄
- 『月刊コロコロコミック』2021年6月号に読切として掲載。作者は住吉リョウ。
- 桃太郎電鉄 日本全国4コマ大百科
- 『コロコロイチバン!』2021年9月号から連載中。作者はひこちゃん。
テレビ・ラジオ
[編集]有限会社桃太郎商店
[編集]TBSラジオにて月曜日の深夜0時30分より放送されていたラジオ番組[56]。東京の下町の小さなビルの中にある会社「有限会社桃太郎商店」の社長(後に会長)のさくまあきらと社長秘書の吉野紗香、社員のアリtoキリギリス(後に石塚は2代目社長となり、石井は四国支社に飛ばされる)の4人が自社大きくし、いつの日か株式会社桃太郎商店とすることを目標に企画会議を行うという設定。ラジオ中では当時の最新作『桃太郎電鉄V』の発売決定が発表され、同作にも吉野とアリtoキリギリスの2人が登場している。
桃の陣!
[編集]桃の陣!は、桃太郎電鉄の15周年記念として毎日放送で2003年から放送されているテレビ番組である。
桃太郎電鉄が好きな有名人を捜したところ、吉本興業所属の芸人が多いことがわかり、その後毎日放送で桃太郎電鉄の番組をやることになり、本当に桃太郎電鉄が好きな人を呼ぼうという話になったことから当時CMに起用されていた陣内智則、若槻千夏のほか、ケンドーコバヤシ、バッファロー吾郎らが出演者として選ばれた[57]。
新作の発売直前に放送され、2008年4月23日に各放送から抜粋したものが『セレクト☆桃の陣!』としてDVD化された。
- 桃鉄15周年記念番組 桃の陣! 〜西日本オニ退治道中記〜(2003年11月3日 - 2004年1月26日、火曜 1時35分 - 、全12回)
- LIVE★桃の陣!(2004年11月23日 1時40分 - )
- バトル桃の陣! 〜桃鉄のCMキャラクターはオレだ!〜(2005年12月8日 0時55分 - )
- サバイバル桃の陣(2006年12月2日 0時25分 - )
- クイズ桃の陣! 〜wii版桃太郎電鉄発売記念〜(2007年7月14日)
- トーク桃の陣!(2007年12月15日 0時25分 - )
- ソング♪桃の陣! 〜桃鉄誕生20周年CD発売記念番組〜(2008年7月18日)
- ニッポン探求★桃の陣! 〜祝『桃太郎電鉄20周年』発売記念番組〜(2008年12月19日)
サイコロまかせ!桃鉄の旅
[編集]サイコロまかせ!桃鉄の旅はスカイパーフェクTV!(一部ケーブルテレビ局)の旅チャンネルで、2006年12月3日から放送されていたテレビ番組である。さくま、テツandトモらが出演する。2007年12月11日から2008年5月まで続編(新シリーズ)『ご当地グルメバトル!桃鉄の旅』が、同じく旅チャンネルなどで放送されていた。
書籍
[編集]桃太郎電鉄研究読本
[編集]2000年の『桃太郎電鉄V』発売直前にバグジィから発行され、廣済堂出版から発売された本。ISBN 4-331-80013-X。土居孝幸によるキャラクターの線画や設定資料の他、土居・関口和之・宮路一昭による対談、ラジオ番組「有限会社桃太郎商店」のメンバーによる対談などが収録されている。
おいしい桃鉄 桃太郎電鉄11 全国グルメ物件ガイド
[編集]2003年に小学館から発行された本。ISBN 4-09-106073-0。著者はさくまあきら、イラストは土居孝幸が担当。『桃太郎電鉄11 ブラックボンビー出現!の巻』に登場する食品物件が写真とさくまのコメント付きで紹介されている。
桃鉄ごはん B級グルメ旅
[編集]2010年に笠倉出版社から発行・発売された本のシリーズ。さくまあきら監修の下、桃鉄グルメ研究会より著作された。カバーイラスト及びアートワークは土居孝幸による。『桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻』に登場する食品物件などの実物が掲載されている他、土居孝幸による主要キャラクター(桃太郎・夜叉姫・金太郎・浦島太郎・貧乏神・キングボンビー)の設定資料(三面図・表情集・ポーズ集)や、各地域で販売された桃太郎電鉄グッズ、さくまあきらへのスペシャルインタビューなどが掲載されている。
- 旨いべさ! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 北海道 東北編 - ISBN 978-4-7730-9987-4
- 旨いでぇ! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 北陸・関東・中部・近畿・海外編 - ISBN 978-4-7730-9991-1
- 旨かばい! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 中国・四国・九州・沖縄編 - ISBN 978-4-7730-9992-8
土居孝幸アートワークス DOIN'S
[編集]2010年に樹想社より発行、銀河出版より発売[注 76]。ISBN 978-4-87777-095-2。本シリーズのキャラクターデザインを務める土居孝幸の画集。桃太郎シリーズ(桃太郎伝説・桃太郎電鉄)のイラストやジャンプ放送局に使用された土居のイラストが収録されており、本シリーズからは主に『V』〜『2010』に使用されたもの(広告用イラスト・パッケージ用イラスト・タイトル画面原画・メインメニュー原画・『X』〜『2010』カレンダーイラスト原画など多数)が収録されている。また巻末にはさくまあきらと土居、堀井雄二と土居による対談が収録されている。発行元である樹想社の 公式商品ページ から購入した場合には特典としてクリアファイルが付属する。
イベント・コンテンツなど
[編集]桃太郎電鉄モバイルラリー
[編集]桃太郎電鉄モバイルラリーは2004年7月17日から11月7日まで、長崎県佐世保市内全域、またはハウステンボス内で行われた企画である。
参加資格はメール機能とインターネット閲覧ができる携帯電話を持っている事で、参加するためには参加者登録(有料)をする必要があった。
参加者はハウステンボス内の「アニメワールド」、または佐世保駅にある「佐世保観光情報センター」をスタートし、ハウステンボス内14か所か、佐世保市内8か所のラリーポイントを巡る。スタート時に受け取る「ICカード」をラリーポイントに掲示されているポスターにかざすことで、手元の携帯電話にメールが受信される。そこでクイズやゲーム、イベントをこなすことによって「資産」を増やしていく(ただし全てのポイントを回る必要はない)。再び「アニメワールド」か「佐世保観光情報センター」に戻り、ゲームを終了すると桃太郎電鉄オリジナルストラップが貰える。
貧乏神やスリの銀次、大阪のおばちゃんといったキャラクターも出現する。
桃鉄物産館
[編集]桃鉄物産館は桃太郎電鉄内に登場する、日本各地の名産品を注文し購入できる携帯端末用ウェブサイトである。「貧乏が去る像貯金箱」やツジセイ製菓から発売された「桃鉄人形焼き[注 77]」など、桃太郎電鉄内のキャラクターから派生した商品も購入できる。2006年6月1日にオープンした。
桃太郎電鉄 スゥイートクッキー
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
千珠庵から発売されたクッキー。クッキーには桃太郎とキングボンビーが描かれている。販売地域ごとにパッケージイラストが異なり、北海道編・東北編・東京秋葉原編・信州編・立山黒部編[59]・関西編・中国地方編[60]・四国編などが存在する。パッケージイラストは土居孝幸が担当。
環太平洋ボンビー大賞
[編集]『7』発売記念7大イベントの一環として企画されたキャンペーン。日本中から手紙・ハガキ・電子メールで「貧乏な体験談」を募集、大賞には100万円が贈られた。応募総数は1万2000通を超え、大半は切実で身につまされるような内容だったという。『V』の際にも「ボンビー大賞リターンズ」として開催され、賞金は101万円にアップした。
桃太郎電鉄×銚子電鉄 桃太郎電鉄ラッピング車両
[編集]経営難にある銚子電鉄において、2007年4月26日からラッピング車両の運行が開始された[61]。ラッピング車両の出発式にはゲーム監督のさくまあきらやキャラクターデザイナーの土居孝幸、ハドソン執行役員常務の香月薫児などが出席した。ラッピング電車導入の経緯としては、銚子電鉄が整備中の車両の外壁修復費の捻出に苦労していると言うことから、ハドソンが修復費を負担する意味合いからラッピング電車の導入となった[61]。銚子電鉄においてここまで本格的なラッピング電車の導入は初めてである[61]。車両デザインは土居孝幸が手掛け、銚子電鉄1001号車にラッピングが施された。車両は3年間運行される予定だったが、2010年4月8日に継続実施が発表されている。『12』においての「潮風のんびり銚子電鉄レース」というイベントゲームを導入したのが桃太郎電鉄シリーズと銚子電鉄の関係の始まりで、経営難にあっても地道な努力を続ける銚子電鉄側にハドソンが賛同する形となり、千葉テレビ放送ではハドソン提供の「桃太郎電鉄天気予報」が放送されたことがあった。また、この一環で同年8月4日に本シリーズの貧乏神とイヌ・サル・キジを組み合わせた3体の石像「しあわせ三像」が同社線の3駅(犬吠駅、仲ノ町駅、笠上黒生駅)に設置された[62]。またこのラッピング車両は、トミーテックからディスプレイモデル「鉄道コレクション」として発売された。2012年5月16日、ラッピング車両の運行終了が発表され同日をもって運行終了となった[63][64]。5月20日までは保管先の車庫で見学が可能だった。ラッピング車両やしあわせ三像は『2010』のオープニングムービーにも登場している。
また同タイアップを記念して銚子電鉄名物のぬれ煎餅とコラボした「桃太郎電鉄 ぬれ煎餅」や、犬吠駅限定で「桃鉄かつおの佃煮」「桃鉄さんまの佃煮」「桃鉄いわしの佃煮」が発売された[65]。
パチンコ・パチスロ
[編集]パチンコ
[編集]- CR桃太郎電鉄(2009年、銀座)
- ぱちんこ CR桃太郎電鉄 ひらけ! キングボンビジョンの巻(2012年、サミー)
- CRAスーパー海物語inJAPANwith桃太郎電鉄 99バージョン(2016年、三洋物産)
パチスロ
[編集]- パチスロ桃太郎電鉄(2008年、サミー)
その他のエピソード
[編集]この節に雑多な内容が羅列されています。 |
設定に関して
[編集]- 『桃太郎電鉄』のルーツはさくまが手がけ、その後お蔵入りしたゲーム『日本一周トラブルトレイン』。
- 「桃太郎電鉄」というタイトルは発売にあたり正式タイトルを会議していたとき、さくまが「『桃太郎電鉄』なんて駄目だよな」とつぶやいた所、スタッフがそのタイトルに賛同し決定した。このとき没になったタイトル「すちゃらかトレイン」はサブタイトルとしてパッケージに書かれているほか、『HAPPY』でリメイク版初代テーマ曲名として登場する。
- 仕様書の制作にあたって、初期は東芝のRupoを使用し、『7』からはMac、『11』からはVAIOを使用しているという。また、桃太郎シリーズの1作目である『桃太郎伝説』では手書きであったという[66]。
- シリーズに登場する食品物件はさくま[注 78]が取材して実際に食べたものを下地に制作されている[67]。作中で登場する風景画も土居が取材で見た景色[注 79]を参考に制作している[68]。また、登場キャラクターも土居の知人がモデルとなっていることが多い[68]。
- キャラデザ担当の土居孝幸によると、ファミコンの頃は色鉛筆で色指定をしていた。パソコンが使えるようになってからは、下書きにペン入れをしたものをパソコンにスキャンし、Adobe Photoshopで着色をしているという[68]。また作中の風景画などについて、きれいな景色だけを描くのは苦手なので、月初めのカレンダーイラストや『V』の都市カードなどの一枚絵には、早稲田大学漫画研究会に所属していた時に描いていた、一コマ漫画のような遊びを入れているという[68]。
- 桃太郎電鉄シリーズは『HAPPY』で終了する予定だったため、"HAPPY END"に由来する「桃太郎電鉄HAPPY」というタイトルが付けられたが、シリーズ終了は撤回された(一部では、今度は『15』で終了なのではないかという逸話も存在した)。しかし『16』の発売が公式に予定され、この話もなかったことにされている。
- 初期の作品ではプレイヤーの名前を「えのっぴ」にすると役職が自動的に「ドゥー」に変更された(さくま曰く「ほんのサービス」)。「えのっぴ」は貧乏神のモデルである榎本一夫の愛称で「えのっぴドゥー!」は『ジャンプ放送局』のコーナーの1つ「ほんのチョイ係」やコミックスの「これがジャンプ放送局だ!」等で感嘆詞風に使っていたり最後のオチでよく使われていたもの。それにちなみ、おまもりカードの効果が発揮されたとき、貧乏神が「えのっぴドゥー!」と言う。
- さくまは作品のテストプレイに関してお笑い芸人の方にやってもらうのが弁が立つから最適としていて、大阪のテレビ局の一室を借り、出入り自由にして作品のテストプレイをしてもらったことがある。その際によくテストプレイ部屋に出入りしていたことから陣内智則をCMに起用したという[57]。
- 『15』から登場した絶好調システムは、元々はスーパーファミコンで発売された『新桃太郎伝説』やPlayStation用ソフト『桃太郎伝説』に存在した要素である。星が回転するエフェクトも同じ。
- 『16』から名産怪獣として登場する「大岩五郎」は、それ以前の桃太郎電鉄シリーズのエンディング(順位発表)にも登場していた。
- 『16』は当初は「桃太郎電鉄16 北海道大寒波の巻!」というタイトルで雑誌などで紹介されたが、紆余曲折を経て「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!」というタイトルに変更された。
- 『16』で発生する北海道大移動イベントはスタッフの一人である井沢ひろし(井沢どんすけ)が大学生だった頃、高田馬場から北に行ったことがなく、さくまが「北海道のハドソンに来てほしい」と言ったのに対し井沢は「来れない」と返し、さくまが「だったら北海道をお前のそばに持ってくればいいのか!」とツッコんだことがアイデアの元になっている[35]。
イベント・カードに関して
[編集]- 『初代』からの伝統として、隠しイベントとして「女湯」を覗くことができる。方法は、「その他」コマンドでマップのどこかの温泉のイラストを調べる(作品によっては特定のカードの所持や温泉物件の所有が条件となっている場合も)、借金が100億になる、全ての物件を購入するなど、作品によって異なっている。また『7』では女湯カードも登場し(実際はダミーである)、シリーズによっては男湯のイベントも存在している。女湯のイラストは土居が書いたものもあればプロの漫画家・イラストレーターが書いたもの、『ジャンプ放送局』の名物コーナーの1つ「ミスJBSコンテスト」の常連が書いたもの、さくまが編集長を務めたイラスト投稿誌『チョコバナナ』の常連が描いたものもある。近年ではそれらのイラストレーターたちとのつながりが薄くなったせいか、土居の手によるイラストが多くみられるようになった。なお女湯をのぞくイベント(および温泉イベント)は桃太郎シリーズ伝統のものでもあり、初代『桃伝』から存在している。「電鉄」では『V』まで、「伝説」ではPS版まで、それぞれ作品ごとに技術の向上とあわせ段々と綺麗なアニメ絵のグラフィックに変化していく。しかしCEROレーティングのA指定ゲームであるため2000年頃を境にお色気要素は自粛されることになった[69]。性的表現の規制が緩かったPCエンジン時代の作品では、乳首の描写すらあった。SFC版・PS版などでは最初は湯気に隠れイラストがよく見えない状態になっており、しばらく放置すると湯気が消えイラストの全体像が見えるという演出もあった(覗きをしていた罰として持ち金を取られる)。この女湯イベントは、他社作品でさくまが製作を担当したボードゲーム(『怪物パラ☆ダイス』『さくま式人生ゲーム』『お仕事式人生ゲーム めざせ職業王』)にも受け継がれている。
- 目的地到着時にもらえる援助金は1億4620万円×インフレ率[70]となっている。基準の金額である1億4620万円の下4桁である「4620」はハドソンの創業者である工藤裕司が好んでいた蒸気機関車「C62(シロクニ)」が由来となっている。
- メカボンビーRXのデザインは、漫画家の鳥山明が担当。
- 『V』で初登場したペペペマンは、キャラデザ・イラスト担当の土居がペプシマンを言い間違えたところから誕生した[68]。
- 『III』『DX』に登場する「ちばばカード」の由来は、制作スタッフの千葉がプレイ時に名前入力で間違えてボタンを連打してしまい「ちばばば」になってしまったエピソードから[注 80]。効果がぶっとび系カードであることも、千葉が「ぶっとびカード」を好むのが理由。『DX』ではぶっとび時にヘリコプターではなくふんどし姿の千葉になる。また、キャラクターデザインを手掛ける土居孝幸による千葉を主人公とした4コマ漫画「ちばばの法則」「ちばばの法則2」がそれぞれKKベストセラーズから発行された「スーパー桃太郎電鉄III 究極本」「スーパー桃太郎電鉄DX 究極本」に掲載されている。
- 『7』以降の作品で主に借金を背負った時に流れるBGM「泣き落としのバラード」は、元々は『II』のなきおとしカード用のBGM「なきおおとしカードのテーマ」だったことが曲名の由来。
- 大恐慌や、COMキャラクターの餓鬼のスランプ時の際に流れるBGM「大恐慌エレジー」(関口和之作曲)は、大恐慌がはじめて登場した『DX』の通常フィールドBGM「サイコロ・マーチ」のアレンジである。
- 各地のプロ野球チームの収益率は、発売直前時点での、実際のチームのペナントレースでの戦績が元ネタ。
- 『7』までは、プレイヤーの名前を「べいすた」にすると、横浜のプロ野球チームの名前が必然的に「横浜ベイスターズ」になり、勝率が跳ね上がる。さくまが大ファンだったことが理由だが、『jr.』で廃止された(この直後の1998年秋に横浜ベイスターズが優勝している)。『DS(TOKYO)』でも中華街のプロ野球チームの優勝イベントがある。
- 大阪のプロ野球チームのみ優勝時にもらえる金額が高い。このチームは阪神タイガースそっくりのユニフォームだが、阪神は大阪ドームで主催試合はしていたものの本来の本拠地阪神甲子園球場は兵庫県西宮市にある(『12(西)』では甲子園、携帯版『KINKI』では西宮の物件として登場)。『12(西)』でも、甲子園のプロ野球チームの優勝イベントがある。大阪市に存在していた球団は大阪近鉄バファローズである。
- 作品によってはコンピューター操作専用の架空チームが、ハドソンの本社があった札幌にちなんだものになっている。日本シリーズ「札幌ヒュービーズ[注 81](『SUPER』『II』)」「札幌ドサンコーズ(『III』 - 『12』)」、Sリーグ「札幌ドサンコス(『III』)」「ポプラ札幌(『DX』 - 『7』)」。
- 実際に札幌のチーム(北海道日本ハムファイターズ)が日本シリーズで初めて戦ったのは2006年のことである。『G』以降では、札幌の物件として「プロ野球チーム」が登場するため廃止(「東京シタマチーズ」に変更)。
- ハドソンは過去にコンサドーレ札幌のユニフォームのスポンサーを務めていた時期があった。
- 『ファミリーコンピュータMagazine』で、『III』のウソ技として「銀河鉄道に行ける」という物が掲載され、これを見たさくまがウソ技を忠実に再現して『DX』以降で採用されたのが「銀河鉄道カード」である。
- かつて「桃鉄で1ターンに進めるのは30マスまでという掟がある」とさくまが日記に書き込んでいたことがあるが、『16』ではリニアカードの仕様変更により最大48マスまで進むことができるようになった。
- 数ターン以内に処分しないと莫大な損害をもたらす「とりかえしカード」はバッファロー吾郎の木村明浩がテストプレイで手持ちカードを覚えられないことから生まれた。
- 1位以外のプレイヤーが持っていると、毎月お金が増える「虎視眈々カード」は、「桃の陣!」のトークコーナー中に、桃鉄を知らないスピードワゴンの井戸田潤の発言によって生まれた[72]。
- 大河ドラマや歴史ヒーローのイベントが登場している背景には、さくまが大河ドラマファンであることが大きい。
駅や物件に関して
[編集]- メインシリーズでは群馬県には物件駅が1つもない作品が長く続いたが、DS版の『DS(JAPAN)』『20周年』および携帯版『JAPAN』『KANTO』には存在しており、『2010』『タッグマッチ』で前橋駅、高崎駅、沼田駅が登場した。
- さくまは青森好きとして有名であり、五所川原立佞武多でのタイアップが行われた『16』以降の作品は青森県の物件が比較的多めである。
- 東京駅、大阪駅、京都駅は『USA』以外の全ての作品に登場している。
- 全国編では毎回のように物件駅が増えているが、消滅した物件駅も多く存在する。エロマンガ駅(『DX』『HAPPY』/『WORLD(携帯)』ではカード売り場)、日光駅(『HAPPY』/その他の作品ではカード売場)、加賀温泉郷駅、鹿島駅[注 82](いずれも『X』)など1作にしか登場しなかった物件駅もある。
- 全国編の鉄道路線や鉄道駅は、現存するJR線や国鉄・JRから転換した第三セクター鉄道に準拠しているが、以下のような例外がある。
- 北海道の稚内駅近辺には1989年に廃止された天北線と思われる路線が存在し、ループを形成している(『DS(JAPAN)』 - 『2017』ではループが外された)。
- 奈良駅は近鉄奈良駅のような行き止まりになっている(『V』以降、『12(西)』も同じ)。
- 那覇駅(『16』以前は沖縄駅)へ至るルートは沖縄本島東海岸で上陸し西進するものであるが、1945年まで存在していた沖縄県営鉄道与那原線は、これとよく似たルートで那覇駅に向かっていた。
- 駅名ではなく市町村名や県名で登場する場合もある(さぬき、四国中央、沖縄など)。
- 松阪駅の駅名の読みが作品により「まつざか」と「まつさか」がある。正しくは「まつさか」。
- 『2017』で初登場した北浜駅はJRではなくOsaka Metro堺筋線および京阪本線の駅であり、天保山駅は1910年に廃止されている[注 83]。その『2017』ではJRグループ・第三セクターの路線以外にも大手私鉄の京阪電気鉄道沿線の路線も設定され、京橋駅や祇園駅、門真駅も追加されている。なお、桃太郎電鉄シリーズではこのようにJRや第三セクター鉄道以外(大手私鉄など)の駅がこの他にも少数ながら設定されている。
- 『12(西)』に登場する?駅の三段峡駅は、発売直前(発売日は2003年12月11日)の2003年12月1日に廃止されている。
- 1つの駅の物件を独占(『16』ではさらに最大増資)し、看板の色が自分の汽車の色になる際に、『16』と『2010』『タッグマッチ』『令和』では看板の文字が白色になる(『16』、『2010』『タッグマッチ』では黄色い汽車のプレイヤーが独占した場合のみ黒色のまま)のは、ローソンからヒントを得た[73]。
その他
[編集]- 作風は歴史小説家の司馬遼太郎の影響を強く受けており、全体的に司馬遼太郎にちなんだ雰囲気が出たかどうかを指標としている[74]。
- 『11』の開発チームが、当時さくまやテストプレイヤーの井沢ひろし(井沢どんすけ)が抱いていた前作の不満点を全て解消させ[75]、満足のいく出来の作品を制作したため、以降のハドソンが吸収合併されるまでの作品は、『11』を手掛けた開発チーム「Team Kawada」(川田忠之・田中俊介・込山勉・小坂晃弘などが在籍)が手掛けるようになった。またハドソン吸収合併後に任天堂から発売された『2017』の開発も同チームのメンバーが中心となった。
- 2001年5月に、高松駅がリニューアルされるのに合わせて、株式会社ハリカから「桃太郎電鉄人形焼き」が発売され、ゆめタウン高松において実演販売もなされた。元々は、全日空ホテルクレメント高松の宮本盛治により、童話の桃太郎をモチーフとする人形焼きとして企画されていたが、高松にある株式会社久本酒店の社長佐藤哲也が「桃太郎なら、いい絵がありますよ!こっちの絵にしたほうがいいですよ!」と土居のデザインした桃太郎電鉄の桃太郎を宮本に推薦したことから、桃太郎電鉄をモチーフとしたものとなった[76]。『X』〜『G』にも高松駅の物件として「桃太郎人形焼屋」が登場している。
- 2002年に香川県高松市にある鬼無駅に、愛称の「鬼無桃太郎駅」に因んで桃太郎電鉄の石像が設置された。土居の監修のもと三好石材が制作。左に貧乏神、右に桃太郎がいる形となっており、間にある汽車の石像はベンチとしても使用できる。同年3月31日に行われた除幕式にはJR四国社長、高松駅長をはじめ、香川県知事、香川県議会議員、 高松市長、高松市議会議員、鬼無地区連合自治会長、鬼無商工振興会長、鬼無体育協会長、高松貨物ターミナル駅長、 JR貨物移転対策協議会長、シティエフエム社長(いずれも当時)や、ゲーム監督のさくまあきら、キャラクターデザイナーの土居孝幸、音楽担当の宮路一昭と池毅(関口和之は欠席)、当時のハドソン副社長中本伸一と専務の大里幸夫らが出席した[77]。『11』のおまけモード「桃鉄ジャーナル」にも同石像の情報が収録されている。
- 2003年に東京都台東区妙泉寺に登場キャラクターの貧乏神をモチーフとした「貧乏が去る(猿)像」が設置され、同年10月14日以降一般公開された。また公開を記念して陶器製の貯金箱が制作され、同寺にて限定販売がなされた[78][79]。
- 携帯アプリ版桃太郎電鉄のサイトの会員数が、2006年4月12日に15万人に達した。
- 2006年8月4〜8日の間、五所川原立佞武多において「桃太郎電鉄 立佞武多」が運行され、その様子が『16』のオープニングムービーとして収録されている[80]。高さ約8メートル、幅約2.5メートルで、台座の上にシリーズの主要キャラクターである桃太郎、キングボンビー、イヌ、サル、キジの人形ねぷたが載っている[80]。シリーズのファンであった当時の青森県知事三村申吾や五所川原市の協力のもと制作が行われ[35]、キャラクターデザインを手掛ける土居孝幸がイメージイラストを担当、桃太郎の立佞武多の目入れ作業も土居が直接担当した。立佞武多はその後、湯河原にあるさくまの別邸に展示・保管されているという[68]。「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻! 激勝! 爆笑! 一生日本一ガイド」(集英社、ISBN 4-08-779397-4)の76ページには、土居による立佞武多のイメージイラスト・四面図が掲載されている。
- シリーズ第1作を完成させた時、音楽担当の関口が、「みんな、お金儲けもいいけど、桃太郎みたいな、純粋な気持ちも忘れないでね」と言った。その言葉を気に入ったさくまは、エンディングに入れようとしたが、入らなかった。
- 2009年2月2日、ハドソンの運営する桃太郎電鉄携帯サイトに「今から、現金80兆円を持って、JR高松駅まで来い!! 何なら会社へ爆弾を送りつけて、皆殺しにしてやる!!」などの内容の脅迫メールを送った男が逮捕された。調べに対し、容疑者は携帯電話向けシリーズのユーザーで「ゲームに関する要望[注 84]を書き込んだが、改善されないので困惑させてやろうと思った」と容疑を認めている。これに関してさくまは自身のブログで「何だよ、もったいない!ゲームに関する要望は、『桃鉄研究所』に送ってくれなきゃ!ねえ!あれだけみんなの要望をここで叶えてるのに…。最初はいたずら半分だったけど、止まらなくなっちゃったのかなあ…。う〜〜む。何を改善してほしかったんだろう。そっちのほうが、気になっちゃうよ」とコメントしている[81]。
- 2009年9月25日、大阪府警察は桃太郎電鉄のキャラクターを無断で使用した著作権法違反の疑いで風俗店を家宅捜索したことがメディアなどで報じられた[82]。
- Wiiで2011年冬発売予定だった『桃太郎電鉄2012(仮)』は同年3月11日に発生した東日本大震災の三陸沖の被災者に配慮して制作中止したことをさくま自身の日記で公表された[15][注 85]。さくまは、「被災地に物件がないのは悲しすぎるし、何事もなかったようにいままでの物件が堂々と登場するのも変だ」と書かれており、新作は東北が復興し始めてから再開する予定。それによって新作としては復興後の東北をマップにした『東北復興編』を作りたい意向を示していた[15]。
- 過去作品のリメイクに関してはハドソンが2010年9月の時点で『11』よりも前のプログラムを破棄していた関係上不可能になっているが[83][84][注 86]、移植はPCエンジン miniに『II』のPCE版が収録される形で実現している。なお同作はシリーズの過去作品がエミュレーションにより移植された初の例である[注 87]。後に『SUPER』のFC版も『令和』の早期購入特典としてダウンロードコードが付属する形で移植が実現している。『SUPER』『II』のいずれの場合もエムツーが移植開発を担当している。
- 2013年12月に長崎県長崎市でリアル桃太郎電鉄と題されたイベントを開催。地元の路面電車である長崎電気軌道をさいころで乗りづいて、各駅で出題されるクイズなどに答えるという内容であった[85]。
- 2015年3月にユビキタスエンターテイメントからスマートフォン用アプリで配信されている「フルーツトラベラーズ」は本シリーズのシステムを受け継いだ作品でキャラデザインは土居が担当している。フルーツがテーマの作品上、本シリーズでは一度も物件駅にはならなかったが果物生産地として栄えた土地が物件マスとして登場し、スタート地点は大田市場となっている[86]。同作には本シリーズにシナリオ協力などで関わっている井沢も制作に関わっている。
- 2016年2月25日放送の『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』(テレビ朝日)では、「桃太郎電鉄芸人」として当ゲームシリーズが取り上げられた。「桃太郎電鉄芸人」のパネリスト側のゲストは陣内智則、若槻千夏、日村勇紀(バナナマン)、ケンドーコバヤシ、ロッシー(野性爆弾)、村上健志(フルーツポンチ)、長谷川俊輔(クマムシ)の7人。番組では司会の雨上がり決死隊と本シリーズを全く知らないオブサーバー側のゲストである河北麻友子に、ゲームの紹介と説明をする形でトークが展開された。また、番組の途中には、VTRで『桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻』を12時間プレイする企画で村上、金田哲(はんにゃ)、小宮浩信(三四郎)の3人が挑戦した。尚、小宮)は途中に仕事で退席した為、松橋周太呂(元ジューシーズ)が小宮の代理でプレイした。
- 2019年に発表された『令和』では大幅にキャラクターデザインが変更されているが、これはこれまでキャラクターデザインを務めた土居がバンダイナムコエンターテインメントが手がける、同作に類似したゲームでキャラクターデザインを担当したことからすでに競合他社の顔となっており、「(土居のキャラクターは)使えないし、お互いに気まずい」と述べられている[25][87]。同作には本シリーズにシナリオ協力などで関わっている井沢も制作に関わっている。
- 2021年4月より、大分放送『かぼすタイム』内にて、大分駅から大分県最南端の宗太郎駅まで行く「宗太郎電鉄」が月1回放送されている。内容は、1から3までの目しか出ない特製のサイコロを振り、出た目だけ実際に日豊本線の列車を使用し移動する。駅に到着したら、視聴者から募集のあったカード数枚の中から1枚選び、そのカードの内容のミッションをクリアしなければ次の移動が出来ない。ミッションをクリア出来たきっかけを作った街の方に同じサイコロを振ってもらい、1なら100円、2なら200円、3なら300円が支給され、乗車券の購入代金となる。駅に戻り、移動のサイコロを振る。4月は3が出て鶴崎駅。5月も3が出て幸崎駅。6月は2が出て下ノ江駅。7月は1が出て熊崎駅まで到達している。またBGMには『令和』のものが使用されている。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b 『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』のみ。
- ^ 『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』のみ。
- ^ 『桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜』のみ。
- ^ ハドソン吸収後における家庭用パッケージタイトルの廉価版、ハドソンがもともと配信していた携帯アプリの配信の引き継ぎを行っていた。オリジナル作品としては『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!』の発売元となっている。
- ^ 『桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻』のみ。
- ^ ウェイバックマシン(2012年1月24日アーカイブ分)
- ^ a b 桃太郎シリーズ自体への参加は『桃太郎まつり 石川六衛門の巻』が初。また以前にも、アニメ版『新桃太郎伝説』で主題歌の作曲を担当している。
- ^ 第1作目のパッケージには「ももてつと呼ぼう!」と書かれており、カセットのラベルに至っては「桃鉄」の2文字が大きく書かれている。同様に第2作目のPCエンジン版のHuCARDのラベルにも「スーパー桃鉄」と表記されている。
- ^ ハドソン札幌の開発チームのひとつ。
- ^ 携帯電話やゲームボーイアドバンスなどのように機器の性能上不可能な場合を除き、トゥーンシェーディングが使用されている。
- ^ チーム代表の川田忠之・サウンドプログラム担当の相原真人・企画担当の小坂晃弘・美術担当の笠原圭介など
- ^ 当時はハドソン時代の開発プロデューサーだった川田忠之[19]やプログラマーの田中俊介、財務担当の辻尚之らが在籍していた[20]ほか、札幌に事務所を構えていた[21]。
- ^ 同作には本シリーズにシナリオ協力などで関わっている井沢ひろし(井沢どんすけ)も制作に関わっている。
- ^ 同作もオリジナルメーカーのハドソンが吸収合併された後に初めてKDE-Jより発売された家庭用シリーズ作品であり、世界観及びキャラクターデザインの大幅な変更が行われた作品である。
- ^ 堀井との対談にて『いただきストリート』とのマップの性質の違いを「桃鉄はどこまで行っても日本地図一枚」とコメントしている。これは「(シリーズを通して)変えない」というコンセプトでもある[29]。
- ^ iアプリ版やS!アプリ版などあるがこの表では、最初にリリースされた年だけ表記する。
- ^ 『桃太郎電鉄TOKAI』のSアプリ版、およびEZアプリBREW版のみハドソン吸収合併後にKDEより配信された(iアプリ版はハドソンより配信された)。
- ^ 当初のタイトルは「桃太郎電鉄CHU-SHIKOKU」だったが、『桃鉄TV』収録時に「横文字が多すぎる」と「池毅の明るいマップ曲が『SETOUCHI』のタイトルにぴったり」という意見が出たため、変更された[32]。
- ^ 現実の東京湾アクアラインに相当する区間は航路になっている。
- ^ 5Pは『II(PCE)』のみ採用されている。
- ^ 『タッグマッチ』に限り、1Pを青以外の色・2Pを赤以外の色といった具合に汽車の色を任意で選べるようになっている。
- ^ a b 貧乏神がつく条件を複数のプレイヤーが同時に満たした場合、次に順番が早く回ってくるプレイヤーに貧乏神がつく。
- ^ 通常マップ以外にプレイヤーがいた場合の優先順位は、ボンビラス星にいたプレイヤー>銀河鉄道マップ(のゴールから一番遠く)にいたプレイヤー>通常マップの1番遠いプレイヤーとなる
- ^ 「子会社設立の悪行時にルーレットで自分の名前と同じ名前を当てることができれば臨時収入が発生する」「くじ引きで当てたカードの値段が参加費として貧乏神に取られる額より高かった」など
- ^ 貧乏神をつけなければ6割は勝てるようゲームバランスが設計されているとのこと[29]。
- ^ 『II』までは、収益率マイナスの物件も独占で損失が2倍になる。
- ^ 『11』 - 『16』に登場する「本社ビル」、『X』以降に登場する「鉄道省駅」で購入した鉄道、『16』『2010』『タッグマッチ』『令和』に登場する「みらい超特急」も含まれる。
- ^ 秘境駅の多い飯田線をモデルとした路線など。
- ^ 残り1マスの時の駅色案内では赤色で表示。
- ^ 携帯版のWORLDと被るのと本作のタイトルがカタカナのワールドとなる。
- ^ 「カードバンク駅」に止まったときにカードを引き出した場合はターンを消費する。
- ^ a b c d e f g h 「桃太郎ランド」は対象外。『USA』の「ネズミーワールド」、『WORLD(DS)』の「モモタローランド」も同様の扱いとする。
- ^ 『DS(JAPAN)』『20周年』を除く。
- ^ 物件駅以外の場合、駅舎の屋根にマスの種類が描かれている。
- ^ 『2010』『タッグマッチ』で「ドジラース」に目的地が破壊された場合は、その駅は一時的に消滅する。
- ^ 携帯アプリ版では『SETOUCHI』のみ。それ以外では、登場しない作品は『SUPER』『DS』『X(九州)』および『12(西)』。特に『X(九州)』では元々岡山がエリア外のため登場せず、最高額物件は博多駅の「カナリアシティ」(200億円)である。また、『USA』ではオーランドの「ネズミーワールド」(100億ドル)、DS版『WORLD』では関東地方のモモタローランド駅の「モモタローランド」(4兆円)が代わりに登場する。『ワールド』では全員の総資産の合計が650億円以上になった後の1月、又は40年目1月より解禁されるオーストラリアの「ウルル平和公園駅」があり、そこには桃太郎ランドの建設素材6件が物件として売られており(総額16兆1000億円)、そこを独占することで桃太郎ランドが完成する。
- ^ 投資できる金額だけで比較した場合、作品によっては通常の物件でなければさらに高額なものが存在する。たとえば『16』では、桃太郎ランドが1兆円(最大増資でも総額3兆円)であるのに対し、東京駅の本社ビル建設は完成直前の投資額だけで3兆円必要で、それを含めた完成までの建設費用は総額7兆円以上になる。
- ^ 「イトーヨーカード」は例外。
- ^ パレードの映像が見られたり(『初代』、携帯版『SETOUCHI』を除く)、豪華なカードがもらえたり、全物件(桃太郎ランド自体も含むが、収益率が毎年変動する物件や鉄道は除く)の収益率を+5%したり(『11』 - 『タッグマッチ』、『2017』)、ミニゲームがプレイできる(『V』)というもの。派生物件として『USA』のネズミーワールドも同様に収益率がランダムに+2 - +5%される特典がある。また、『20周年』では最初からこの物件にちなんだミニゲームがプレイ可能。
- ^ 例えば物件を大量に処分してくるハリケーンボンビーでも、最後の1件になるまでターゲットにされないほか、初期の作品以外ではいかなる手段を用いても他のプレイヤーに乗っ取られない。ただし、貧乏神の物件売却やキングボンビーの物件捨て・怪獣の襲撃などに対しては通常の物件と何ら優先順位に変わりはない。
- ^ 『DS(JAPAN)』では物件としての「桃太郎ランド」は登場しないが、ニンテンドーDSのタッチ画面を使って遊ぶミニゲーム「桃太郎ランド」が登場する。
- ^ 『初代』ではプレイヤーが全員人間の場合に限る。
- ^ 『X』に収録されているのは、バラエティゲームの「物件争奪戦」という、あらかじめ決められた(もしくは自分で設定した)物件を一番早く購入した人が勝ちとなるモードであり、必ずしも桃太郎ランドを購入する必要が生じる訳ではない。
- ^ 『SUPER』のマップ曲のアレンジ。
- ^ 「旨いでぇ! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 北陸・関東・中部・近畿・海外編」(笠倉出版社、ISBN 978-4-7730-9991-1)では王様餃子チェーンの元となったお店として京都にある「ミスター・キョーザ」が紹介されている(メディア紹介 | 京都で餃子の美味しい店【ミスター・ギョーザ】)が、同店はチェーン店ではない。
- ^ 阪神タイガースは厳密には兵庫県を本拠地としているプロ野球チームではあるが、『12(西)』や携帯アプリ版『KINKI』を除き、大阪の物件として取り扱われている。なお、埼玉西武ライオンズとオリックス・バファローズに相当する物件は『12(西)』『DS(TOKYO)』や携帯アプリ版に登場する。
- ^ 基本的に移動全般に関わるカードを指すが、『16』『2010』『タッグマッチ』ではサイコロを複数個振って進む「急行系」に変更された。
- ^ 『jr.』でも、ゲームボーイの性質上で漢字がほとんど使えないため、カードの名称が一部変更されている。
- ^ 後期の作品では、出目が全て1になると記念仙人から1段階格上の急行系カードを1枚もらえることがある。リニア(『16』『2010』『タッグマッチ』)の場合は、『16』では「ミレニアムカード」が、『2010』『タッグマッチ』では「一頭地を抜くカード」(リニア周遊カードの場合は「絶好調カード」)が記念仙人からもらえる。
- ^ a b 周遊系カードと同様に複数回の使用が可能。
- ^ 『SUPER』は「ピーチ・エクスプレス」
- ^ 1、5、9月が東京、7月が名古屋、11月が博多。
- ^ その場合、スロットは「千載×遇」と表示される。
- ^ 「ふんどしカード」「他人のふんどしカード」で他人に使われると必ず消滅する。
- ^ 同じマス数で行かれる駅が複数ある場合は、その中の候補からランダムで行き先が決まる。『20周年』以降の作品では該当する駅が複数ある場合はそのうちの一つが表示されるが、キャンセル後にやり直すと他の駅を紹介される可能性がある。
- ^ その場合、候補は全ての売り場からランダムで選ばれる。
- ^ 『15』『16(GOLD)』で目的地が隕石の衝突で水没している場合、『16』で北海道内の目的地が強い寒波で凍結されている場合、『2010』で目的地が「ドジラース」に破壊されている場合、「銀河ゴール」が通行止めになる。
- ^ 『2010』で廃止された。
- ^ カード使用が制限されていない「ばかもんカード」の効果中の相手を含む。
- ^ a b 阪神・淡路大震災の影響で『DX』にて廃止された。
- ^ a b 怪獣に物件を破壊された場合の補填は割合が少ない。
- ^ 「ラストデビルカード」を除く。
- ^ 「貧乏神カード」を除く。
- ^ a b c 実在するクレジットカードの種類が由来で、「ゴールドカード」「プラチナカード」は希少価値が高く、捨てようとすると秘書に止められる(無視して捨てることは可能)。
- ^ イトーヨーカドーのパロディで、当時さくまは元ネタの店舗が全国にあると思っていた。
- ^ 『II』までは、1回の使用で任意の数だけ購入可能。
- ^ 1/1024。
- ^ 初期の作品を除き、「桃太郎ランド」は選択不可能。なお、『USA』の「ネズミーワールド」や、『WORLD(DS)』の「モモタローランド」も同様の扱いとする。
- ^ 乗っ取り無効の「桃太郎ランド」がある岡山駅では使用不可能。
- ^ 『令和』では損害系カードは対象外。
- ^ ハワイが目的地の場合は20倍。
- ^ 『12(西)』『USA』では、大雪(大寒波)で臨時収入が得られる物件が存在しないため、最初から災害として報じられる。
- ^ 東日本大震災の影響で廉価版では削除された。
- ^ 出典元では「ハドソンのゲーム『萌えよ剣』『北へ。』等を担当した縁で招かれ」と書かれているが、『萌えよ剣』の発売元はハドソンではない上、発売も池が桃太郎シリーズに最初に関わった作品の1年以上後である。
- ^ 当時のハドソンの公式サイトでは、桃太郎シリーズの作品として扱われていたため、Wikipedia上では桃太郎シリーズの作品として扱う。
- ^ 樹想社の公式サイトでは同社(樹想社)より発売となっている。
- ^ かつて香川県限定で株式会社ハリカから発売された「桃太郎電鉄 人形焼き」(中身がカスタード[58])とは異なる商品。
- ^ さくまが飛行機を苦手としているため『USA』のみ柴尾英令がさくまの代わりに取材を担当。
- ^ 写真などの資料で見ただけの場合もある。
- ^ 『スーパー桃太郎電鉄III ハドソン公式ガイドブック』の誌上リプレイでも、千葉はプレイヤー名を「ちばば社長」にしている。
- ^ ヒュービーズという名称も同社の野球チーム「Hu Bees」から[71]。
- ^ 途中からの追加駅。当駅がある鹿島臨海鉄道大洗鹿島線、鹿島線をモデルとした路線は登場しないため、常磐線をモデルとした路線に登場した。
- ^ 実際の現存する天保山の最寄り駅はOsaka Metro中央線大阪港駅。
- ^ 最大20年では全国を回れないから、100年モードを作ってほしい・スリのキャラクター(=スリの銀次)が出過ぎなど。
- ^ ハドソンからは正式な発売予定発表はされなかった。
- ^ 『旨いべさ! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 北海道 東北編』に掲載されているさくまあきらインタビュー内で「ハドソンさんがしょっちゅう引っ越しするから(昔のグッズなどが)なくなっちゃうんですよ」とコメントしている。
- ^ ドリームキャスト向けのゲーム配信サービスドリームライブラリにて『桃太郎伝説外伝 第1集』が配信された例があるため、桃太郎シリーズ初のエミュレートによる移植事例ではない。
出典
[編集]- ^ Inc, Aetas. ““桃鉄”初。iPhone/iPod touch用ボードゲーム「桃太郎電鉄JAPAN+(プラス)」が本日配信開始。正午からはUstream&ツイキャスでのWeb発表会も”. 4Gamer.net. 2023年3月17日閲覧。
- ^ “簡易検索結果|j-platpat”. www.j-platpat.inpit.go.jp. 工業所有権情報・研修館. 2023年3月17日閲覧。
- ^ “初代『桃太郎電鉄』が発売された日。昭和から遊び続けられている鉄道をモチーフにした定番のボードゲーム。対戦プレイは白熱しすぎて危険!?【今日は何の日?】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2022年12月2日). 2023年12月1日閲覧。
- ^ a b “ゲーム『桃太郎電鉄』シリーズが終了 コナミによる買収でクリエイター離れ原因”. ニコニコニュース. (2011年12月11日) 2011年12月12日閲覧。
- ^ “さくまあきら「コナミに井村という男がいるかぎり、桃鉄、桃伝はつくらないよ」と衝撃のツイート”. アメーバニュース (ガジェット通信). (2012年9月5日23時5分)
- ^ “桃鉄が“原点”ボードゲームに、生みの親・さくま氏が制作総指揮。”. ナリナリドットコム. (2012年6月14日)
- ^ M.B.MOOK『懐かしファミコンパーフェクトガイド』74ページ
- ^ a b さくまあきら (2015年6月2日). “ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。”. 本人のTwitterアカウント. 2015年6月3日閲覧。
- ^ “KONAMIとの間に何が…… さくまあきらさん「ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します」”. ねとらぼ (ITmedia). (2015年6月2日) 2015年6月2日閲覧。
- ^ “生みの親が「桃太郎電鉄を正式に終了」 ゲーム会社との間に何があったのか?”. J-CASTニュース (J-CAST). (2015年6月3日) 2015年6月4日閲覧。
- ^ さくまあきら (2015年6月3日). “桃鉄の権利をコナミから買い取って、ほかのメーカーから発売すればという意見もある。だから、コナミにパーセンテージ払って発売することを提案した。”. 本人のTwitterアカウント. 2015年6月4日閲覧。
- ^ a b “さくまあきら「東北復興編は完成していたのに」…『桃鉄』を他メーカーから発売する提案も立ち消え”. インサイド (2015年6月3日). 2015年6月4日閲覧。
- ^ “『桃太郎電鉄』シリーズに関するお知らせ”. コナミデジタルエンタテインメント (2015年6月3日). 2015年6月3日閲覧。
- ^ “「桃太郎電鉄シリーズ終了」KONAMIは否定 「長年かけて育ててきた大切なタイトル」”. ねとらぼ (ITmedia). (2015年6月3日) 2015年6月4日閲覧。
- ^ a b c さくまあきら (2011年4月15日). “2011年4月15日(金)”. 仕事人裏日記. さくまあきらホームページ. 2015年6月3日閲覧。
- ^ “さくまあきら氏:『桃鉄』新作に「東北復興編」を構想している”. インサイド (2011年8月15日). 2015年6月4日閲覧。
- ^ さくまあきら (2015年6月3日). “東北復興編はもう完成していただけに残念です。”. 本人のTwitterアカウント. 2015年6月4日閲覧。
- ^ Nintendo 3DS Direct 2016.9.1 任天堂
- ^ “ハドソン、シリーズ初のオンライン対戦を実現 DS「桃太郎電鉄20周年」を12月に発売”. Impress Watch (2008年4月2日). 2016年10月26日閲覧。
- ^ [1] さくまあきらのTwitterアカウント 2016年3月3日
- ^ [2] さくまあきらのTwitterアカウント 2015年11月17日
- ^ 石井徹 (2019年9月5日). “Switch新作で桃鉄が帰ってくる『桃太郎電鉄 〜昭和 平成 令和も定番!〜』2020年発売”. Engadget 日本版. オリジナルの2019年9月15日時点におけるアーカイブ。 2019年9月11日閲覧。
- ^ “『桃鉄』新作の謎に迫る、さくまあきら氏&桝田省治氏インタビュー。開発の経緯から新要素までを訊く”. ファミ通.com. 2019年10月2日閲覧。
- ^ さくまあきら; 桝田省治(インタビュアー:武井保之)「さくまあきら、“復帰作”でシリーズ最大の売上「もう一度、悔いのない『桃鉄』を作りたかった」」『ORICON NEWS』、オリコン、1-2頁、2021年2月25日 。2021年3月3日閲覧。
- ^ a b “桝田省治氏、Switch「桃太郎電鉄 昭和、平成、令和も定番!」キャラデザの“コレジャナイ感”について経緯と見解をツイート”. GAME Watch. (2019年9月13日) 2019年9月13日閲覧。
- ^ “KONAMI、東京ゲームショウにて「桃太郎電鉄 昭和、平成、令和も定番!」スペシャルステージを開催”. GAME Watch (2019年9月12日). 2019年9月13日閲覧。
- ^ “受託開発”. 株式会社MOMO (2020年1月29日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ ニコニコ動画内「ゲッチャ」 高橋名人世代、2011年1月5日放送分の5分40秒頃から
- ^ a b ベストセラーズ『スーパー桃太郎電鉄DX究極本』
- ^ “「桃鉄の生みの親」さくまあきら氏スペシャルセミナーを神戸電子専門学校で開催!【インタビュー前編】”. 神戸電子専門学校 (2010年5月17日). 2010年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月23日閲覧。
- ^ 実力・運のバランスについては、『III』『DX』『HAPPY』の3作にわたって発売された、ベストセラーズ刊・究極本および、さくまあきらホームページ:仕事人裏日記2003年12月16日 より(後者は実力8割・運2割との記述がある)。麻雀にて、高い実力者相手に偶然で勝てる可能性に関しては 麻雀ルールと役の解説 初心者のための麻雀講座 麻雀における「運」について も参照。さくまあきらホームページ:仕事人裏日記2007年12月21日 でも直接「桃鉄に一番近いゲームは麻雀」とのコメントがある。
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記2009年7月30日
- ^ iモード®版「桃太郎電鉄」の第3弾は、シリーズ初の世界編!「桃太郎電鉄WORLD」、4月1日(土)より提供開始(ハドソンニュースリリース) - ウェイバックマシン(2007年5月7日アーカイブ分)
- ^ 「スーパー桃太郎電鉄III 究極本」112ページ、桃鉄有段者たちは極力海を渡らない
- ^ a b c 「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻! 激勝! 爆笑! 一生日本一ガイド」集英社、ISBN 4-08-779397-4
- ^ 「桃太郎電鉄タッグマッチ 友情・努力・勝利の巻! 公式パーフェクトガイド」、ソフトバンククリエイティブ、ISBN 978-4-7973-6174-2
- ^ 乗っ取れるようになる年は作品ごとに異なる。一例として『16』では50年目以降[35]、『タッグマッチ』では61年目4月以降[36]に乗っ取れるようになる。
- ^ “「桃鉄に枚方市を追加してください」 桃鉄ゲーム監督の前でガチプレゼン 大阪・枚方市小倉小学校の6年生”. OVO [オーヴォ]. 株式会社共同通信社 (2024年2月22日). 2024年2月24日閲覧。
- ^ a b 月刊デジタルさくまにあ:桃鉄研究所 桃鉄研究所再開第50回目!
- ^ 実際に販売された桃太郎電鉄の人形焼きを物件にしたもの。詳しくは本記事の「その他のエピソード」項の#その他を参照。
- ^ a b さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 - 1998年2月25日
- ^ a b MRT宮崎放送「わけもん!!」で紹介されました! | 菊水のブログ
- ^ 「旨いでぇ! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 北陸・関東・中部・近畿・海外編」笠倉出版社、ISBN 978-4-7730-9991-1、94ページ、さくまのコメント「芸人のカナリヤのボン君の実家なんだけど、本当に美味しかったんで天王寺を物件駅に採用しました」
- ^ 月刊デジタルさくまにあ:桃鉄研究所 桃鉄研究所再開第49回目!
- ^ 月刊デジタルさくまにあ桃鉄研究所--第8回-- より。
- ^ a b c 桃太郎電鉄11 ゴールド・サウンズのライナーノーツに書かれたさくまのコメントより。
- ^ a b 『桃太郎電鉄HAPPY 究極本』KKベストセラーズ、ISBN 4-584-16051-1
- ^ 池 毅 オフィシャルウェブサイト 桃太郎電鉄2017[注 74]
- ^ a b 桃太郎電鉄11 ゴールド・サウンズのライナーノーツに書かれた池のコメントより。
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 - 2009年3月5日
- ^ 池 毅 オフィシャルウェブサイト - 101曲桃鉄大行進〜桃太郎電鉄オリジナル・サウンドトラック〜
- ^ 未来蜂歌留多商会 商品一覧 - ウェイバックマシン(1998年5月24日アーカイブ分)
- ^ 1997年12月発売の『7』では来春発売、1998年5月24日付のウェブページ 未来蜂歌留多商会 商品一覧 では1998年12月発売、1998年12発売の『PS版桃太郎伝説』では来春発売となっていることから発売が延期となり続けていたことがわかる。
- ^ “桃太郎電鉄 メダルゲームも定番! 期間限定ロケテスト開催!”. KONAMI コナミアーケードゲーム製品・サービス情報サイト (2022年9月15日). 2024年3月28日閲覧。
- ^ “桃鉄×プッシャーゲームとなる新作「桃太郎電鉄 ~メダルゲームも定番!~」,アーケードで本日より順次稼働開始”. 4Gamer.net (2023年3月22日). 2024年3月28日閲覧。
- ^ 『桃太郎電鉄研究読本』より。
- ^ a b 『旨いべさ! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 北海道 東北編』に掲載されているさくまあきらインタビューより。
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 - 2001年5月12日
- ^ なつかしの桃鉄♪ | Hair+Relax Rhythm
- ^ カナエナカさんはTwitterを使っています 「⑥【桃太郎といえばコレだ】 「#桃太郎電鉄スイートクッキー中国地方編 」 そろそろジェネレーションギャップが生まれそうなこのネタですが笑 桃鉄で岡山といえば、桃太郎ランド!!『桃太郎ランド行ってきた〜!』と言いながら渡しましょう笑 https://t.co/c24cIHnuFI」 / Twitter
- ^ a b c ハドソン、「桃太郎電鉄」のラッピング電車が銚子電鉄に登場。「桃太郎電鉄20周年記念車両 出発式」レポート
- ^ ASCII.jp:ハドソン、銚子電鉄3駅に“桃鉄”キャラクター石像を設置
- ^ デハ1001 桃太郎電鉄 ラッピング車両運行終了のおしらせ ちょうでんのブログ 2012年5月16日
- ^ 【ハドソン】銚子電鉄の『桃太郎電鉄ラッピング車両』が終了
- ^ 『旨いでぇ! 桃鉄ごはん B級グルメ旅 北陸・関東・中部・近畿・海外編』、2010年、笠倉出版社、ISBN 978-4-7730-9991-1
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 - 2004年9月11日
- ^ 「おいしい桃鉄 桃太郎電鉄11 全国グルメ物件ガイド」2003年、小学館、ISBN 4-09-106073-0
- ^ a b c d e f 『土居孝幸アートワークス DOIN'S』、樹想社発行、銀河出版発売、ISBN 978-4-87777-095-2
- ^ “なぜ『桃鉄』から「女湯」が消えた? ハドソン高橋名人が語る「裏話」”. ニコニコニュース. (2011年5月20日) 2011年7月29日閲覧。
- ^ 基本的には「1.0+0.2×(年数-1)」の作品が多く見られるが、作品によっては異なる場合もある。例えばPCE版の『II』では前年のインフレ率にランダムで決定される上昇率(10%、20%、30%、40%、50%のいずれか)をかけて出た値が新年度のインフレ率となる仕様になっている。
- ^ ハドソン全国キャラバン備忘録 - 1988年キャラバン公式「Tシャツ」... | Facebook
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 2008年8月20日 より
- ^ 月刊デジタルさくまにあ:桃鉄研究所 桃鉄研究所再開第49回目! より
- ^ 『HAPPY』の99年プレイ後のエンディングで見られる京都駅のエピソードより。
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 - 2002年9月20日
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記
- ^ 桃太郎ニュース - JR予讃線鬼無駅に「桃太郎電鉄」の石像を寄贈! - ウェイバックマシン(2002年8月8日アーカイブ分)
- ^ 「桃鉄」15周年記念!看板ソフトの更なる拡販を目指しプロモーションを本格稼動(ハドソンニュースリリース) - ウェイバックマシン(2005年8月17日アーカイブ分)
- ^ 法華宗(本門流)長久山 妙泉寺 - ウェイバックマシン(2011年8月8日アーカイブ分)
- ^ a b 「桃太郎電鉄」の立佞武多山車が完成 青森県五所川原市の夏祭りに登場(ハドソンニュースリリース) - ウェイバックマシン(2006年8月6日アーカイブ分)
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 - 2009年2月2日
- ^ “風俗店が桃鉄キャラ無断使用容疑 大阪府警が家宅捜索”. 47NEWS. 共同通信 (全国新聞ネット). (2009年9月25日). オリジナルの2009年9月28日時点におけるアーカイブ。 2011年2月19日閲覧。
- ^ さくまあきらホームページ:仕事人裏日記 2010年9月27日
- ^ “ハドソンが「桃鉄11」以前のプログラムを破棄していた事が判明”. Anigema (livedoor). (2010年10月4日). オリジナルの2012年7月15日時点におけるアーカイブ。 2012年6月26日閲覧。
- ^ “社長! 日本初のリアル桃鉄イベントが長崎のちんちん電車で開催されますぞ!”. ねとらぼ (ITmedia). (2013年11月11日) 2013年12月1日閲覧。
- ^ フルーツトラベラーズ
- ^ “「桃太郎電鉄 昭和、平成、令和も定番!」のキャラクターデザインが変更された理由が明らかに”. Gnn Web News (gnn-web.com). (2019年9月11日) 2019年10月28日閲覧。
関連項目
[編集]- 桃太郎伝説シリーズ
- 桃太郎活劇
- 桃太郎電劇シリーズ(桃太郎電劇・桃太郎電劇2)
- 桃太郎道中記
- 井沢ひろし - ライター・漫画原作者。本シリーズにおいてシナリオ協力やテストプレイを担当しており、シリーズ監督のさくまは「私が決定したチューニングを、覆すことができる唯一の男」としている。「井沢どんすけ」とクレジットされることが多い。
- 桃太郎
- ジャンプ放送局 - さくまと土居が手掛けていた、「週刊少年ジャンプ」の読者投稿コーナー。誌面の端に書かれたサブキャラクター(土居の落書き)が桃太郎などのキャラクターのもとになっている。
- 人生ゲーム
- 鬼無駅 - JR予讃線の駅。駅名に因んでハドソンが寄贈した本作キャラクターの石像がホームに置かれている。
- 銚子電気鉄道 - 桃太郎電鉄ラッピング電車を運行するなどのタイアップがされた。
- 怪物パラ☆ダイス - メイクソフトウェアから発売されたプレイステーション用の同ジャンルのゲーム。さくまあきらがゲームデザインを手掛け、キャラクターデザインを土居孝幸が、音楽を関口和之が担当している。
- さくま式人生ゲーム - タカラから発売されたプレイステーション用の同ジャンルのゲーム。さくまあきらがゲームデザインを手掛け、キャラクターデザインを土居孝幸が、音楽を宮路一昭が担当している。続編的な作品として『お仕事式人生ゲーム めざせ職業王』が同社から発売され、同ソフトの開発にもさくま・土居・宮路が関わっている。
- 鉄道王 - 本シリーズ第1作の前年にデービーソフトから発売された同ジャンルのゲーム。
- ご当地鉄道 〜ご当地キャラと日本全国の旅〜 - 本シリーズと類似している、ゆるキャラが登場するゲーム。
- ビリオンロード - 類似システムのゲーム作品のひとつ。土居孝幸がキャラクターデザインを担当している他、本シリーズにおいてシナリオ協力などで関わりのある井沢ひろし(井沢どんすけ)が世界観設定を担当している。
外部リンク
[編集]- 桃太郎電鉄 公式サイト(ハドソン公式サイト) - ウェイバックマシン(2012年1月24日アーカイブ分)
- 桃太郎電鉄 公式サイト(吸収合併以後) - ウェイバックマシン(2018年10月21日アーカイブ分)
- webbee 〜桃太郎シリーズ〜 - ハドソン - ウェイバックマシン(2002年8月2日アーカイブ分)
- Momoden.com - ウェイバックマシン(2002年7月22日アーカイブ分)
- さくまあきらのホームページ
- 桃の陣! 公式サイト - ウェイバックマシン(2012年1月25日アーカイブ分)