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日曜落語 〜なみはや亭〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日曜落語 〜なみはや亭〜』(にちようらくご なみはやてい)は、1997年10月より朝日放送ラジオ(ABCラジオ)で毎週日曜日の午前中に放送されている演芸番組である。実際には放送時間が数回にわたって変更されていて、2024年4月7日以降は放送枠を8:30 - 9:00に編成している(詳細後述)。

席亭(司会)は伊藤史隆朝日放送→朝日放送テレビアナウンサー)で、プロデューサーは戸谷公一(朝日放送→朝日放送ラジオ)。構成は日沢伸哉(2009年に亡くなるまで担当)。

概要

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上方落語で活躍中の落語家や故人の演目を中心に、1 - 2席の音源を放送。放送回によっては、東京落語の噺家が取り上げられることや、ゲストの落語家とのトークだけで終わることもある。

本編では、「上方落語をきく会」「神戸新開地・喜楽館 元気寄席」などの落語会[1]で収録した音源や、朝日放送ラジオの「落語ライブラリー」に所蔵されている音源(昭和時代初期のSPレコードに収録された音源など)を中心に放送。「上方落語をきく会」の開催が決まった場合には、出演する落語家や日程・チケットの発売要項をエンディングで伊藤が伝えているほか、番組独自で公開録音を実施することもある。

オープニング・エンディングに流れるお囃子(オープニングは「せり」を使用)は、4代目林家染語楼内海英華らが担当。大きな襲名や訃報[2]があった際、すみやかに当人の特集が組まれるのが特徴で、1時間前後にわたって演じられた「大ネタ」については、音源を2回(「前半」と「後半」)に分けて放送する措置を講じている。

「席亭」の伊藤は2023年3月31日付で朝日放送テレビの正社員定年(60歳)を迎えたため、放送上は同月26日まで正社員として出演。同年4月1日(土曜日)付で嘱託扱いの「シニアアナウンサー」へ移行したことを機に、上方落語の定席の1つである神戸新開地・喜楽館詳細後述)の初代支配人にも就任した。当番組では喜楽館の支配人へ就任することを2023年3月19日放送分でいち早く公表していて、就任翌日(4月2日)以降の放送でも、「喜楽館からのお知らせ」を適宜交えながら「席亭」を続けている。

なお、制作局の朝日放送(ラジオ)では、(2020年を除く)毎年8月の上旬から下旬にかけて全国高等学校野球選手権本大会の中継を放送。伊藤は朝日放送(テレビ)の正社員時代から、スポーツアナウンサーとして、テレビ・ラジオの中継で実況やインタビューを担当している。当番組では基本として事前に収録した音源を放送しているが、高校野球本大会の開会式が日曜日の午前8 - 9時台に催される場合や、日曜開催分の第1試合の開始時刻がこの時間帯に設定されている場合(4試合開催日)には放送を休止。大会の期間中に「休養日」を少なくとも1日組み込むようになった2013年以降は、日曜日が大会の休養日に充てられることが確定した場合に、当番組を通常と異なる編成で放送している。

放送時間

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2009年10月からは8:20 - 9:00。8:30 - 9:00の時期を経て、2011年4月10日からは9:00 - 9:40の放送時間に変更。2015年11月から2021年3月28日までは、9:00 - 9:30に放送されていた。

2017年12月31日には、本編を15分拡大[3](3代目桂春團治「親子茶屋」と、2018年2月に4代目春團治を襲名する桂春之輔とのスタジオトークを放送)の上、同日深夜(2018年1月1日)には『なみはや亭 新春興行』(25:30 - 28:35。radiko上では27:00で一区切り)と題し、前半は桂吉弥地獄八景亡者戯」(2017年1月21日の「第115回上方落語をきく会」夜の部で1本目に放送)および笑福亭銀瓶(2018年1月20日の「第116回上方落語をきく会」夜の部で「しごきの会」に挑戦)とのスタジオトーク、後半は笑福亭三喬(2017年10月に7代目松喬を襲名)「らくだ」(先述「第115回上方落語をきく会」夜の部で2本目に放送)と6代目笑福亭松鶴「正月丁稚」を放送した。

2018年8月19日は、第100回全国高等学校野球選手権記念大会の休養日に設定されていたことから、レギュラー番組の穴埋めとして拡大放送(8:40 - 9:30。radiko上では9:00で一区切り)が設定され、前半は同年9月1・2日開催の彦八まつりで実行委員長を務める3代目桂春蝶へのインタビュー、後半は桂ざこば6代目三遊亭円楽へのインタビュー(伊藤の仕事の都合により、先輩アナウンサーの三代澤康司が聞き手を担当)を放送した。

2021年1月には、3日(日曜日)にレギュラー放送を休止する[4]一方で、2日(土曜日)の7:30 - 8:00に『なみはや亭 新春興行』を編成した[5]。4月4日放送分から、レギュラー枠での放送時間を9:00 - 9:45に変更(15分拡大)。第104回全国高等学校野球選手権大会最後の休養日に設定されていた8月21日には、2018年の休養日と同じ事情で1時間版(9:00 - 10:00)を編成している[6]

2023年には、1月1日が日曜日に当たることから、『なみはや亭 新春興行』を同日の9:00 - 10:00に放送。スタジオゲストは林家菊丸で、菊丸の落語も2本流した。その一方で、4月30日以降は『ドッキリ!ハッキリ!三代澤印です』(月 - 木曜日午前中の生ワイド番組『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』から派生した事前収録番組)が不定期で9:30 - 9:45に編成されているため、このような編成が講じられた週には当番組の放送枠を9:00 - 9:30へ戻していた。

2024年4月7日からは、『竹内弘一のなにがナンでも!』(元・KBS京都アナウンサーの竹内弘一が毎回、桂南光が月に3回程度、桂米紫が南光に代わって月に1回出演する収録番組)が毎週日曜日の9:00 - 10:00に放送されることに伴う措置で、当番組のレギュラー放送枠を8:30 - 9:00に変更。これを機に、スミリンケアライフの単独提供番組へ移行している。ちなみに伊藤は、朝日放送ラジオ限定で流れるスミリンケアライフのスポットCMおよび、平日14時の時報前に流れる同社のCMでアナウンスを2023年から担当。当番組でも、同社の提供期間中には、伊藤のアナウンスによるCMを終盤に流している。

なお、2024年7月7日放送分では、『なにがナンでも!』との連動企画で全編を構成。南光・竹内・伊藤による鼎談を前半、米紫による「兵庫船」(2020年2月11日に開催された「第118回 ABCラジオ上方落語をきく会」初日からのアーカイブ音源)を後半に放送した。もっとも、伊藤が鼎談の収録後(当番組の本編を収録する直前)に新型コロナウイルス感染症への罹患で体調を崩したため、伊藤から同年1月1日付で「神戸新開地・喜楽館アンバサダー」を委嘱されていた桂紗綾(朝日放送テレビの正社員アナウンサー)が「席亭代行」という肩書で本編を進行。桂紗綾はタイトルコールも任されていたが、伊藤は体調の回復を経て、翌週(7月14日放送分)から当番組の「席亭」に復帰している。

第106回全国高等学校野球選手権本大会期間中の2024年8月18日には、大会最初の休養日に充てられていたことから、当番組の放送枠を拡大したうえで『なみはや亭 夏休み特別興行』(7:45 - 8:25)とレギュラー版(8:30 - 9:00)の2部構成で放送している。当番組が休養日の発生にこのような構成で対応したのは、『ABCニュース』・『ABC天気予報』(日曜早朝分)の放送枠が、2024年の4月改編から(高校野球選手権本大会の4試合開催日と箱根駅伝の中継日を除いて)8:25 - 8:30で固定されていることによる。ちなみに、レギュラー版には通常編成と同じくスミリンケアライフが提供していたが、『夏休み特別興行』はスポンサーを付けずに放送した。

ネット局

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北陸放送(MROラジオ)でも毎週日曜日9:30 - 10:00に放送されていた(ネット開始・終了時期不明)。

過去の放送内容・演目

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1997年

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1998年

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1999年

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2000年

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2001年

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2002年

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2003年

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2004年

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  • 1月4日 4代目林家染語楼 「タクシー奇談」、4代目林家染丸 インタビュー
  • 1月11日 笑福亭岐代松 「禁酒関所」、桂紅雀 「いらちの愛宕詣り」
  • 1月18日 3代目桂三木助 「芝浜」、6代目朝寝坊むらく塩原多助一代記」、初代三遊亭圓右「 仏教」
  • 1月25日 5代目古今亭志ん生 「文七元結」、初代桂春團治 「初天神」
  • 2月1日 4代目林家小染 「お文さん」、4代目林家小染 「茶目八」
  • 2月8日 桂文喬 「ちりとてちん」、10代目桂文治 「火焔太鼓」
  • 2月15日 3代目林家染二 「湯屋番」、3代目林家染二 「ラストシーンはしめやかに」
  • 2月22日 桂歌々志 「噺家入門」、桂三金 「鯛」
  • 2月29日 笑福亭三喬 「森の物語」、6代目笑福亭松鶴 「地上げ」
  • 3月7日 橘ノ圓都 「三人兄弟」、春風亭昇太 インタビュー
  • 3月14日 8代目桂文楽 「富久」、8代目桂文楽 「やかん泥」
  • 3月21日 桂かい枝 「お玉牛」、桂壱之輔 「寿限無」
  • 3月28日 6代目笑福亭松喬 「帯久」
  • 4月4日 桂小福 「野崎詣り」
  • 4月11日 桂九雀 「軽石屁」
  • 4月18日 2代目桂枝雀 「寝床」
  • 5月2日 三遊亭白鳥 「白鳥版死神」
  • 5月9日 笑福亭仁智 「源太と兄貴・純情編」、桂三若 「おっさん哀歌」
  • 5月16日 桂三枝(現・六代桂文枝) 「背なで老いてる唐獅子牡丹」
  • 5月23日 2代目三遊亭百生 「菊江仏壇」
  • 5月30日 笑福亭福笑 「ミナミの旅」
  • 6月6日 笑福亭三喬 「ぜんざい公社」
  • 6月13日 3代目桂春團治 「寄合酒」
  • 6月20日 桂吉朝 「はてなの茶碗」
  • 6月27日 5代目桂文枝 「三枚起請」
  • 7月4日 桂む雀 「軒付け」
  • 7月11日 柳家さん喬 「笠碁」
  • 7月18日 桂雀太 「延陽伯」、桂阿か枝 「狸賽」
  • 7月25日 笑福亭生喬 「遊山舟」
  • 8月1日 9代目林家正蔵 「年枝の幽霊」、桂文珍 インタビュー
  • 8月15日 6代目三遊亭圓生 「三年目」
  • 8月22日 旭堂南湖 「誕生日」
  • 8月29日 月亭八光 「犬の目」、笑福亭岐代松 インタビュー
  • 9月5日 2代目桂枝雀 「饅頭こわい」
  • 9月12日 笑福亭仁鶴 「初天神」、笑福亭仁鶴 「青菜」
  • 9月19日 4代目林家小染 「堀川」
  • 9月26日 2代目桂春蝶 「猫の忠信」
  • 10月3日 3代目古今亭志ん朝 「五人廻し」
  • 10月10日 6代目笑福亭松鶴 「一人酒盛」
  • 10月17日 桂文喬 「次の御用日」
  • 10月24日 桂こごろう 「へっつい盗人」
  • 10月31日 3代目桂雀三郎 「ちしゃ医者」
  • 11月7日 6代目笑福亭松喬 「首提灯」
  • 11月14日 桂吉弥 「親子酒」
  • 11月21日 桂雀々 「夢八」
  • 11月28日 5代目古今亭今輔 「ラーメン屋」
  • 12月5日 3代目桂春團治 「いかけや」、3代目柳家小さん 「小言幸兵衛」
  • 12月12日 笑福亭三喬 「花筏」
  • 12月19日 桂文珍 「七度狐」
  • 12月26日 笑福亭たま 「代書屋」

2005年

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  • 1月2日 桂かい枝 「堪忍袋」
  • 1月9日 3代目柳家権太楼 「火焔太鼓」
  • 1月16日 桂文太 「千早振る」
  • 1月23日 3代目三遊亭金馬 「真田小僧」、「やかん」
  • 1月30日 2代目桂枝雀 「夏の医者」、2代目桂枝雀 「延陽伯」
  • 2月6日 4代目林家小染 「太鼓腹」、桂団朝 インタビュー
  • 2月13日 2代目桂春蝶 「三枚起請」
  • 2月20日 2代目桂ざこば 「天神山」、4代目橘家圓喬 「菖蒲売の咄」
  • 2月27日 4代目桂梅團治 「ねずみ」
  • 3月6日 桂団朝 「宗論」、7代目林家正蔵 「花見小僧」
  • 3月13日 4代目桂文紅 「ぜんざい公社」、4代目桂文紅 「盗人の仲裁」
  • 3月17日 5代目桂文枝 「船弁慶」
  • 3月27日 5代目桂文枝 「猿後家」
  • 4月3日 5代目桂文枝 「愛宕山」、桂文太 インタビュー
  • 4月10日 4代目林家染語楼 「青空散髪」、3代目桂あやめ インタビュー
  • 4月17日 2代目桂枝雀 「皿屋敷」
  • 4月24日 3代目林家染二 「質屋芝居」、3代目桂雀三郎 インタビュー
  • 5月1日 3代目桂小米朝 「高津の富」
  • 5月8日 2代目桂ざこば 「厩火事」
  • 5月15日 笑福亭たま 「船徳」、桂つく枝 「桃太郎
  • 5月22日 8代目桂文楽 「明烏」、笑福亭福笑 インタビュー
  • 5月29日 桂三歩 「宿題」、笑福亭三喬 インタビュー
  • 6月5日 6代目笑福亭松喬 「佐々木裁き」
  • 6月12日 桂文太 「軒付け」
  • 6月19日 桂文珍 「百年目」
  • 6月26日 笑福亭三喬 「へっつい幽霊」
  • 7月3日 笑福亭福笑 「チャンチキおけさ
  • 7月10日 笑福亭喬若 「手水廻」、笑福亭たま 「webショート落語」
  • 7月17日 笑福亭鶴二 「口入屋」
  • 7月24日 5代目桂文枝 「船弁慶」
  • 7月31日 笑福亭仁智 「めざせ甲子園」、桂文珍 インタビュー
  • 8月7日 休み(雨傘)8代目林家正蔵 「中村仲蔵」
  • 8月14日 笑福亭三喬 「転宅
  • 8月21日 柳家さん喬 「百川」
  • 8月28日 3代目旭堂南陵 「水戸黄門漫遊記より」
  • 9月4日 月亭遊方 「飯店エキサイティング」
  • 9月11日 笑福亭遊喬 「住吉駕籠」
  • 9月18日 3代目桂雀三郎 「崇徳」
  • 9月25日 旭堂南左衛門 「長短槍試合」
  • 10月2日 桂雀々 「茶漬幽霊」、桂文珍 インタビュー
  • 10月9日 落語ブームの時代2 3代目文我 「上方見物」、4代目文紅 「地蔵の散髪」
  • 10月16日 笑福亭三喬 「蛇含草」
  • 10月23日 8代目林家正蔵 「中村仲蔵」
  • 10月30日 笑福亭仁智 「ハードラック」
  • 11月13日 桂吉朝 「くっしゃみ講釈」
  • 11月20日 5代目桂文枝 「稽古屋」
  • 11月27日 6代目笑福亭松鶴 「仏師屋盗人」
  • 12月4日 3代目林家染二 「皿屋敷」
  • 12月11日 桂文太 「寝床」
  • 12月18日 桂文珍 「老楽風呂」
  • 12月25日 笑福亭生喬 「しびんの花活け」

2006年

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2007年

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  • 1月7日 月亭八方 「宿屋仇」、5代目古今亭志ん生 「大津絵冬の夜」
  • 1月14日 月亭八方 「宿屋仇」、西國坊明學俗曲
  • 1月21日 2代目桂歌之助 「持参金」、3代目桂歌之助 インタビュー
  • 1月28日 笑福亭智之介 「元犬」、桂吉の丞 「つる」
  • 2月4日 8代目桂文楽 「厄払い」、笑福亭瓶成 「いらち俥」
  • 2月11日 桂三枝(現・六代桂文枝) 「誕生日」
  • 2月18日 3代目桂あやめ 「私はオバサンにならない」、桂三金 「デブのお肉に恋してる」
  • 2月25日 桂雀々 「代書屋」
  • 3月4日 4代目桂文紅 「らくだ」
  • 3月11日 5代目桂文枝 「三十石」
  • 3月18日 笑福亭仁智 「営業二課あさだ係長の四日間」
  • 3月25日 笑福亭福笑 「葬儀屋さん」
  • 4月1日 笑福亭たま 「ホスピタル」、5代目笑福亭松鶴 「須磨名所」
  • 4月8日 桂つく枝 「堪忍袋」
  • 4月15日 笑福亭三喬 「仏師屋盗人」
  • 4月22日 桂文珍 「天神山」
  • 4月29日 6代目笑福亭松鶴 「たぬき茶屋」、笑福亭呂竹 「色事根問」
  • 5月6日 5代目古今亭志ん生 「井戸の茶碗」
  • 5月13日 4代目桂文團治 「いかけや」、3代目林家染丸 「茶目八」
  • 5月20日 4代目林家染語楼 「へっつい幽霊」
  • 6月3日 笑福亭福笑 「千早振る」
  • 6月10日 3代目柳家権太楼 「不動坊」
  • 6月17日 桂文太 「稽古屋」
  • 6月24日 笑福亭智之介 「狸賽」、漫画トリオ 「お笑い消防」
  • 7月1日 3代目桂米朝 「けんげしゃ茶屋」
  • 7月8日 月亭八方 「算段の平兵衛」
  • 7月15日 笑福亭鶴光 「袈裟御前」、内海英華女道楽
  • 7月22日 笑福亭仁智 「大阪の歩き方」、「トクさん、トメさん」
  • 7月29日 5代目桂文枝 「祝のし」、桂文珍 インタビュー
  • 8月5日 2代目露の五郎兵衛 「真景累ヶ淵(宗悦殺し編)」、インタビュー
  • 8月12日 5代目古今亭志ん生 「塩原多助一代記(青の別れ編)」
  • 8月19日 5代目古今亭志ん生 「塩原多助一代記(山口屋ゆすり編)」
  • 8月26日 桂小枝「くっしゃみ講釈」
  • 9月2日 笑福亭福笑 「瀞満峡」
  • 9月9日 2代目旭堂南陵 「太閤記より 矢矧橋」
  • 9月16日 笑福亭仁鶴 「牛ほめ」
  • 9月23日 林家染左 「二人癖」、4代目橘家圓喬 「小咄・柿と栗の喧嘩」
  • 9月30日 笑福亭鶴光 「木津勘助」
  • 10月7日 笑福亭鶴二 「七段目」
  • 10月14日 月亭八方 「稽古屋」
  • 10月20日 笑福亭三喬 「崇徳院」
  • 10月27日 林家染二 「貧乏神」
  • 11月4日 4代目桂梅團治 「お玉牛」
  • 11月11日 春風亭昇太 「人生が二度あれば」、インタビュー
  • 11月18日 林家染雀 「雁風呂」、4代目橘家圓喬 「三題咄・佃島 三月節句 囲物」
  • 11月25日 5代目桂文枝 「次の御用日」
  • 12月2日 5代目古今亭志ん生 「ふたなり」
  • 12月9日 6代目笑福亭松鶴 「高津の富」
  • 12月16日 桂文珍 「茶屋迎い」
  • 12月23日 桂文華 「近日息子」
  • 12月30日 旭堂南左衛門 「赤穂義士伝 徂徠豆腐」


2008年

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  • 1月6日 笑福亭鶴二 「延陽伯」
  • 1月13日 Wヤング 「電化製品づくし」
  • 1月20日 4代目桂文團治 「初天神」
  • 1月27日 桂雀々 「鷺とり」
  • 2月3日 露の団姫 「松山鏡」、三人奴 「こっけいお俊伝兵衛」
  • 2月10日 桂三枝 (現6代目桂文枝)「赤とんぼ」
  • 2月17日 中田ダイマル・ラケット 「僕は幽霊」、東洋朝日丸・日出丸 「やぐら太鼓」
  • 2月24日 桂つく枝 (現5代目桂文三)「祝のし」
  • 3月2日 桂文珍「はてなの茶碗」
  • 3月9日 桂文珍「老婆の休日」
  • 3月16日 桂文珍「星野屋」
  • 3月23日 桂文珍「胴乱の幸助」
  • 3月30日 桂文珍「天神山」
  • 4月6日 5代目桂文枝(3代目小文枝)「愛宕山」、松旭斎小天正「コメディ・マジック」(一部)
  • 4月13日 2代目桂枝雀(10代目小米)「代書」、笑福亭鶴笑「立体西遊記」(一部)
  • 4月20日 笑福亭仁智「源太と兄貴」
  • 4月27日 笑福亭三喬「子盗人」
  • 5月4日 人生幸朗・生恵幸子「人生ぼやき講座 '75」、島田洋之介・今喜多代「我が家の花壇」
  • 5月11日 桂三金「奥野君の幽霊」、桂三四郎「つる」
  • 5月18日 4代目桂文昇「餅屋問答」
  • 5月25日 林家花丸「花丸版 ないもの買い」
  • 6月1日 6代目笑福亭松鶴(4代目枝鶴)「へっつい幽霊」
  • 6月8日 笑福亭仁智「ハードラック」
  • 6月15日 4代目林家染丸「悋気の独楽」
  • 6月22日 桂文太「松島心中」
  • 6月29日 桂都んぼ(現4代目桂米紫)「向付け」
  • 7月6日 桂吉の丞「時うどん」、笑福亭智之介「桃太郎」
  • 7月13日 桂文華「ちりとてちん」
  • 7月20日 2代目桂ざこば「遊山舟」
  • 7月27日 桂文珍「舟弁慶」

なみ1グランプリ

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入門10年以内の若手噺家が、優勝特典である「上方落語をきく会」昼の部本編のトップバッターの座を競う公開落語会。2014年より、12月下旬にDAIHATSU MOVE道頓堀角座(2016年まで)→ABCホール(2017年より)で開催され、翌月の当番組にて放送されている(基本的に毎週2組ずつ放送)。

出場者

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☆:優勝、△:「きく会」昼の部開口一番、▽:「きく会」夜の部開口一番

2014年
2015年
2016年
2017年[7]
2018年度[8]

リモート公開録音

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日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大している2020年5月には、Zoom (アプリケーション)を活用した「リモート公開録音」を初めて実施。笑福亭銀瓶、桂ひろば、桂福丸、桂治門の出演と、「席亭」の伊藤による進行で収録した音源を、同月31日から数週にわたって放送している。上記の影響による定席・ホールの休業などで落語家が活動の機会を失っていることや、寄席スタイルによる通常の公開録音を休止せざるを得ないことを背景に実現した企画で、実施に際してはZoomで動画を鑑賞できる通信環境を備えたリスナーを募集。抽選で50人をZoom上に「招待」したうえで、朝日放送グループ本社内の和室に控えた落語家が、和室内のモニターから「招待客」の反応を見ながら高座を務めた。

当番組のプロデューサーである戸谷は、「客の反応を感じながら(噺を)演じてもらいたい」「(前述した)現状を『記録』として残すとともに、今後のために『実験』もしておきたい」との意向から「リモート公開録音」を企画。高座の最中に落語と「招待客」の反応を別々に収録してから、双方の音源を編集で組み合わせたうえで放送しているという[9]

神戸新開地・喜楽館と連携したイベント

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神戸新開地・喜楽館では、伊藤のプロデュースによる「プロ野球応援ウィーク」(NPBで特定の球団の大ファンであることを公言している落語家が一堂に会するイベント)を、朝日放送ラジオによる協力の下で2021年から毎年(セ・パ交流戦ポストシーズンの期間中か前後に1週間)開催。このイベントで披露された演目や、伊藤と芦沢誠(朝日放送テレビのシニアアナウンサー)が中入り後に日替わりで進行する「プロ野球応援トーク」(応援する球団やリーグが互いに異なる2人の落語家も同席するトークセッション)を収録した音源の一部を、開催期間の終了後に当番組で放送している。

ちなみに、芦沢は朝日放送テレビに在籍したまま、桂紗綾と共に2024年1月1日付で伊藤から「神戸新開地・喜楽館アンバサダー」を委嘱。第7回の「プロ野球応援ウィーク」(2024年6月24日 - 30日の昼席)に際しては、27日(木曜日)開催分(司会は芦沢)・28日(金曜日)開催分(司会は伊藤)を対象に、「プロ野球応援トーク」のダイジェスト音源を朝日放送ラジオが最終日(30日)終演後(21:30 - 22:15の「日曜スペシャル」枠内)の『なみはや亭特別興行 神戸新開地・喜楽館 プロ野球応援ウィーク』で放送した。

また、伊藤の支配人就任を機に、「神戸新開地・喜楽館AWARD」(上方落語協会に所属する入門15年目から25年目までの落語家が対象の落語コンクール)を朝日放送ラジオとの共催イベントとして2023年から開始。当番組では、希望するリスナーを抽選で招待したうえで審査を委ねる「予選会」の公開収録を毎年秋(9月か10月)に実施したうえで、喜楽館の「夜席」(夜間の有料興行)として催される「決勝」の生中継を毎年12月の第1日曜日(3日)に「特別番組」扱いで放送[10]。「予選会」が終了してから「決勝」の当日までは、「決勝」への進出者が「予選会」で披露した演目の同録音源を順次流している。なお、第1回ではマルエスが冠スポンサーに付いたことから、当番組も2023年10月8日放送分から同年内の最終回(12月31日放送分)まで「マルエスの単独提供番組」として編成。第2回(2024年)では、伊藤と桂紗綾の出演で「予選会」最終日(10月9日)の結果発表後に館内で収録した音源を、翌週(同月13日)に当番組の後半で放送した。

脚注

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  1. ^ 「上方落語をきく会」の開口一番(生放送には乗らない)など、収録から1ヶ月も経過しない演目が放送されることもある。
  2. ^ 追悼特集は、落語家だけでなく漫才師でも組まれる(2019年は、横山たかし・ひろしの横山たかし、Wヤングの平川幸男が該当)。
  3. ^ 当時9:30 - 9:45に放送されていた『慶元まさ美のここいろ気分in大阪』(事前収録によるラジオショッピング番組)を休止。
  4. ^ 文化放送が制作する箱根駅伝復路実況中継の同時ネットを8:00 - 14:35の時間帯で実施することに伴う措置。通常は中継の時間帯に編成されているスポンサー付き収録番組の放送枠を、当日のみ中継の前後に移動させている。
  5. ^ 箱根駅伝往路実況中継の同時ネットを8:00から実施することに伴って、当該時間帯のレギュラー番組である『サクサク土曜日 中邨雄二です』(伊藤と同期のスポーツアナウンサー・中邨雄二がパーソナリティを務める生ワイド番組)を休止することによる特別編成。ちなみに伊藤は、前身番組『ようこそ!伊藤史隆です』のパーソナリティでもあった。
  6. ^ 通常は9:45 - 10:00に放送される『慶元まさ美のここいろ気分in大阪』を休止。
  7. ^ 優勝した咲之輔は昼の部本編の2番手で出演(トップバッターは月亭方正)。夜の部開口一番は呂好だった(同年の「なみ1」開催前に決定)。
  8. ^ 2019年1月21日開催。出場者は第5回なみ1グランプリ - 高岳堂Blog2019年2月13日付記事より。また「きく会」昼の部開口一番は桂紗綾アナウンサーだった。
  9. ^ ラジオ「日曜落語~なみはや亭~」が初のリモート公開録音 31日から放送 - Yahoo!News2020年5月27日付記事(毎日新聞大阪本社からの配信分)より
  10. ^ "上方落語の「看板スター」をあなたが選ぶ!神戸新開地・喜楽館 ×ABCラジオ『神戸新開地・喜楽館AWARD2023』開催決定!" (Press release). 朝日放送ラジオ. 11 July 2022. 2022年7月11日閲覧

関連項目

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  • おはよう浪曲
  • ラジオわろうてい
  • ラジオ演芸もん - 2017年8月20日・27日放送分で、戸谷が「演芸アドバイザーXさん」としてゲスト出演。「演芸こぼれ話」のコーナーで当番組のエピソードを紹介していた。
  • 伊藤史隆のOn-site RADIO - 2016年3月から2020年9月まで、ABCラジオが当番組の翌日(月曜日)夕方に編成していた報道系の生放送番組。放送期間中には、「ABCラジオならびに伊藤史隆からのお知らせ」と称して、翌日に放送予定の特集の概要を当番組の終盤で告知していた。
  • 伊藤史隆のラジオノオト - 2017年度から2022年度まで、ABCラジオが下半期(プロ野球のオフシーズン)を中心に火 - 金曜日の夜間で放送していた生ワイド番組。2018年度以降は、下半期でのレギュラー放送が決まった場合に、その旨を「ABCラジオならびに伊藤史隆からのお知らせ」でいち早く告知していた。朝日放送テレビにおける伊藤の正社員定年(60歳)を機に放送を終了した2023年度からは、『ラジオノオト』時代からのリスナーが当番組宛てに寄せたメッセージを、当番組の終盤で伊藤が随時紹介している。