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NHK放送文化賞

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NHK放送文化賞(エヌエイチケイほうそうぶんかしょう)は、NHK25年を記念に放送文化の発展・放送事業の向上に功績のあった人物を顕彰するために、1949年に制定された賞である。正式名称は「日本放送協会 放送文化賞」。

毎年2 - 3月頃に発表し、3月にNHKホールで開催される放送記念日式典で表彰される。受賞者には佐藤忠良作のブロンズ像「ふたば」が贈られる。

受賞者一覧

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注:年度表記であり、受賞年は表記の次年
回・年度 受賞者
第1回(1949年度) 徳川夢声宮城道雄山田耕筰
第2回(1950年度) 久保田万太郎夏川静江堀内敬三町田佳声
第3回(1951年度) 青山杉作高柳健次郎土岐善麿松永和風真船豊山本安英
第4回(1952年度) 菊田一夫古関裕而豊竹山城少掾水谷八重子
第5回(1953年度) 颯田琴次中村吉右衛門八木隆一郎山田抄太郎
第6回(1954年度) 喜多村緑郎旭堂南陵金田一京助春風亭柳橋藤原義江北條秀司
第7回(1955年度) 伊馬春部三遊亭金馬丹羽保次郎芳村伊十郎ジョセフ・ローゼンストック
第8回(1956年度) 有馬大五郎桂三木助北村寿夫西本三十二柳田國男
第9回(1957年度) 飯沢匡河竹繁俊千葉雄次郎波多野完治藤山一郎星合正治
第10回(1958年度) 岩淵悦太郎内村直也杉村春子常磐津文字兵衛長沖一
第11回(1959年度) 榎本健一清元寿兵衛古賀逸策坂元彦太郎平沢和重水木洋子
第12回(1960年度) 市川猿之助唐島基智三野村光一花菱アチャコ山崎匡輔山本勇
第13回(1961年度) 小川芳男清元栄寿郎西条八十田中澄江永井健三柳家金語楼
第14回(1962年度) 坂西志保サトウハチロー武田忠一郎内藤多仲浪花千栄子増沢健美
第15回(1963年度) 神風正一渋谷天外花柳章太郎藤浦洸宮沢俊義渡辺紳一郎
第16回(1964年度) 加藤道子古賀政男阪本捷房竹本綱大夫林知己夫村上元三森繁久彌森戸辰男マルチェロ・ロディノ
第17回(1965年度) 池田弥三郎玉の海梅吉長崎抜天二世西川鯉三郎福原麟太郎山本嘉次郎
第18回(1966年度) 阿部清臼井吉見尾上松緑更科源蔵滝沢修東山千栄子茂木草介
第19回(1967年度) 池島信平市川左團次高橋雄豺野澤喜左衛門広田友義宮沢縦一
第20回(1968年度) 相島敏夫一龍斎貞丈佐藤尚武篠原卯吉中村鴈治郎福山甚三郎美土路昌一米川文子
第21回(1969年度) 宇野信夫高木昇高田元三郎原安三郎福良俊之安川加寿子吉川幸次郎
第22回(1970年度) 天野貞祐井上八千代茅誠司酒井雲宝井馬琴東畑精一浜田成徳坂東三津五郎松本亨
第23回(1971年度) 有光次郎吉川英史工藤昭四郎実吉純一東海林太郎手塚富雄時實利彦信井斉蔵長谷部忠
第24回(1972年度) 巖本真理小野田勇海音寺潮五郎古今亭今輔小西得郎高木純一鶴澤寛治中島健蔵我妻栄
第25回(1973年度) 朝比奈隆川上正光佐伯達夫中村歌右衛門武蔵川喜偉棟方志功蠟山政道
第26回(1974年度) 秋田實市丸植松正尾上梅幸金原淳谷川徹三中山伊知郎堀越禎三松下幸之助
第27回(1975年度) 淡谷のり子小池勇二郎鶴岡一人樋口清之平山孝吉田雅夫和達清夫
第28回(1976年度) 浅野均一井深大宇野重吉金田一春彦中能島欣一梅中軒鶯童
第29回(1977年度) 網島毅鈴木竹雄中村勘三郎中村汀女早川徳次松本清張村田為五郎
第30回(1978年度) 大山康晴岡村総吾橋田壽賀子服部四郎平岩弓枝ミヤコ蝶々吉野俊彦
第31回(1979年度) 小林宏治沢村貞子高橋義孝藤堂明保松本幸四郎村山リウ森正
第32回(1980年度) 稲葉秀三井上靖片岡仁左衛門坂田栄男瀧保夫武原はん山田太一
第33回(1981年度) 川上哲治清元志寿太夫桑原武夫城山三郎竹内均田中二郎牧島象二向田邦子村田武雄
第34回(1982年度) ヴォルフガング・サヴァリッシュ扇谷正造澤崎憲一土井勝中村メイコ早坂暁
第35回(1983年度) 草柳大蔵黒柳徹子斎藤成文坪井清足永井道雄長岡輝子
第36回(1984年度) 春日野清隆加藤一郎柴田武陳舜臣平山博森光子
第37回(1985年度) 芥川也寸志司馬遼太郎牧野直隆宮川洋向坊隆笠智衆
第38回(1986年度) 小林桂樹竹本越路大夫西澤潤一平山郁夫柳田邦男柳家小さん
第39回(1987年度) 伊藤毅猪瀬博北林谷栄高階秀爾暉峻康隆吉田秀和
第40回(1988年度) 市川平三郎宇都宮敏男加藤芳郎樋口隆康二子山勝治吉國一郎
第41回(1989年度) 岡野俊一郎河合雅雄熊谷信昭團伊玖磨夢路いとし・喜味こいし奈良岡朋子
第42回(1990年度) 石本美由起海老澤敏大越孝敬高橋昭博古橋廣之進八千草薫
第43回(1991年度) 飯島宗一梅原猛永六輔杵屋佐登代宮崎勇森政弘
第44回(1992年度) 岩城宏之立川涼谷勝馬ドナルド・キーン中村芝翫吉田正
第45回(1993年度) 内海桂子内海好江江藤淳坂田俊文末松安晴千宗室武満徹
第46回(1994年度) 江尻光一岸宏子島田正吾曽野綾子外山滋比古中田喜直平岩外四森園正彦吉田簑助
第47回(1995年度) 遠藤実上村洸河合隼雄倉嶋厚仲代達矢西澤實長谷川伸
第48回(1996年度) 青木半治桂米朝金子兜太木村尚三郎永井路子
第49回(1997年度) 伊藤正己草笛光子境川尚茂山千作瀬戸内寂聴立花隆
第50回(1998年度) 池内淳子ジェームス三木杉本苑子須田輪太郎長尾真中村雀右衛門中村元星野哲郎
第51回(1999年度) 市村羽左衛門小塩節羽鳥光俊船村徹中村紘子宮尾登美子
第52回(2000年度) 伊東四朗高原須美子冨田勲三善晃毛利衛山本英一郎
第53回(2001年度) 池辺晋一郎笑福亭仁鶴高野悦子高橋克彦時津風勝男堀内和夫
第54回(2002年度) 市川森一河竹登志夫シャルル・デュトワ日野原重明山折哲雄吉永小百合
第55回(2003年度) 安藤忠雄岩下志麻内川芳美堺屋太一田端義夫辻井重男
第56回(2004年度) 天野祐吉淡島千景島倉千代子白井克彦竹本住大夫水谷修
第57回(2005年度) 大石芳野小澤征爾岸惠子多田富雄二木謙一安田靖彦
第58回(2006年度) 王貞治城戸崎愛坂田藤十郎塩野宏高見のっぽ平井聖
第59回(2007年度) 清水英夫田中徹二中村慶久半藤一利藤村志保渡哲也
第60回(2008年度) 伊賀健一石坂浩二井上ひさし内橋克人緒形拳澄川喜一田辺聖子田部井淳子松坂慶子皆川達夫
第61回(2009年度) 五木寛之今井秀樹北島三郎澤地久枝辰巳芳子鳥飼玖美子
第62回(2010年度)[1] 青柳正規池端俊策小沢愼治桂三枝鎌田實外山雄三富司純子
第63回(2011年度)[2] あさのあつこ加山雄三古井貞熙南安雄吉岡幸雄若尾文子
第64回(2012年度)[3] 穐吉敏子天野隆子金子成人鎌田七男鈴木登紀子中田明成中村勘三郎西田敏行花柳壽輔宮原秀夫
特別功労賞:なでしこジャパン
第65回(2013年度)[4] 今村文彦内田龍男大原謙一郎篠弘平尾昌晃宮本信子
第66回(2014年度)[5] 絹谷幸二熊倉一雄竹下景子立川志の輔原島博ペギー葉山星野仙一村田吉弘若田光一
第67回(2015年度)[6] 尾上菊五郎津川雅彦高畑文雄竹内誠ヘルベルト・ブロムシュテット由紀さおり
第68回(2016年度)[7] 阿部勝征安藤真加古隆タモリ三田佳子矢島稔
第69回(2017年度)[8] 伊東晋江上栄子小和田哲男清水優史笑福亭鶴瓶2代目松本白鸚山中伸弥
第70回(2018年度)[9] 稲畑汀子伊福部達大日向雅美尾高忠明近藤正臣高橋源一郎野村萬原口泉室﨑益輝
第71回(2019年度)[10] 五木ひろしオール阪神・巨人小笠原左衛門尉亮軒橘芳慧中村吉右衛門藤井敏嗣村岡裕明
第72回(2020年度)[11] 大石静北大路欣也北の富士勝昭さだまさし杉田敏鈴木陽一夏井いつき
第73回(2021年度)[12] 都竹愛一郎花柳糸之ピーター・バラカン藤井克徳増田明美美輪明宏
第74回(2022年度)[13] 栗原はるみ津久井教生寺西信一本條秀太郎三谷幸喜吉竹顕彰吉行和子
第75回(2023年度)[14] 池谷浩江川悦子川平朝清草刈正雄谷川俊太郎結城登美雄

脚注

[編集]
  1. ^ 放送文化賞 桂三枝さん 富司純子さんら7人”. NHK「かぶん」ブログ. 日本放送協会 (2011年3月3日). 2015年3月5日閲覧。
  2. ^ 放送文化賞に加山雄三さんら6人”. NHK「かぶん」ブログ. 日本放送協会 (2012年3月1日). 2015年3月5日閲覧。
  3. ^ NHK放送文化賞受賞者決まる”. NHK「かぶん」ブログ. 日本放送協会 (2013年3月7日). 2015年3月5日閲覧。
  4. ^ 放送文化賞に6人 宮本信子さんも”. NHK「かぶん」ブログ. 日本放送協会 (2014年2月13日). 2015年3月5日閲覧。
  5. ^ “第66回NHK放送文化賞に竹下景子、星野仙一氏ら9人”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2015年3月5日). http://www.sanspo.com/geino/news/20150305/sot15030518590007-n1.html 2015年3月5日閲覧。 
  6. ^ NHK放送文化賞に尾上菊五郎、津川雅彦ら6人”. スポニチアネックス (2016年3月3日). 2016年3月3日閲覧。
  7. ^ “タモリ、三田佳子らにNHK「放送文化賞」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2017年3月2日). https://www.daily.co.jp/gossip/2017/03/02/0009961533.shtml 2017年11月20日閲覧。 
  8. ^ 「第69回日本放送協会放送文化賞」の贈呈について』(PDF)(プレスリリース)日本放送協会、2018年3月1日https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/kaichou/2018/03/001.pdf2018年3月10日閲覧 
  9. ^ 「第70回日本放送協会放送文化賞」の贈呈について』(PDF)(プレスリリース)日本放送協会、2018年3月7日https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/kaichou/2019/03/001.pdf2019年4月28日閲覧 
  10. ^ 放送文化賞”. 日本放送協会 (2020年3月6日). 2020年3月6日閲覧。
  11. ^ 放送文化賞” (HTML). 日本放送協会 (2021年3月4日). 2020年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月4日閲覧。
  12. ^ 放送文化賞” (HTML). 日本放送協会 (2022年3月3日). 2022年4月5日閲覧。
  13. ^ 放送文化賞” (HTML). 日本放送協会 (2023年3月2日). 2023年3月2日閲覧。
  14. ^ NHK放送文化賞 詩人の谷川俊太郎さんなど6人に NHKニュース 2024年3月1日最終閲覧

外部リンク

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