コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

大阪府道・京都府道14号大阪高槻京都線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
府道14号から転送)
主要地方道
大阪府道14号標識
京都府道14号標識
大阪府道14号 大阪高槻京都線
京都府道14号 大阪高槻京都線
主要地方道 大阪高槻京都線
制定年 1954年大阪府認定、1955年京都府認定
起点 大阪府大阪市北区南森町(南森町交差点=国道1号大阪府道102号交点)【北緯34度41分51.2秒 東経135度30分39.7秒 / 北緯34.697556度 東経135.511028度 / 34.697556; 135.511028 (府道14号起点)
主な
経由都市
大阪府
吹田市摂津市茨木市高槻市三島郡島本町
京都府
乙訓郡大山崎町長岡京市向日市
終点 京都府京都市南区四ツ塚町
京阪国道口交差点、国道1号交点【北緯34度58分45.1秒 東経135度44分46.5秒 / 北緯34.979194度 東経135.746250度 / 34.979194; 135.746250 (府道14号終点)
接続する
主な道路
記法
国道1号
国道479号
国道171号
国道170号
国道478号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

大阪府道・京都府道14号大阪高槻京都線(おおさかふどう・きょうとふどう14ごう おおさかたかつききょうとせん)は、大阪市北区を起点とし、京都市南区を終点とする主要地方道大阪府道京都府道)である。

概要

[編集]

南森町交差点から大阪市東淀川区上新庄などを経由し茨木市畑田町で国道171号と合流する都市計画道路大阪京都線と、現在整備中の都市計画道路十三高槻線が該当する。

大阪と京都を淀川右岸に沿って結び、東海道本線JR京都線)・阪急京都本線と並行している (東海道新幹線高槻市以西は大阪府道16号と並行)。

ただし京都府下では全線が国道171号と重複しているため、府道14号の標識を見ることは出来ない。

路線データ

[編集]
全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
大阪京都線
前述のとおり茨木 - 京都間は国道171号に重複しているため、実質的には大阪 - 吹田・摂津 - 茨木を結ぶ道路である。大阪市内の区間と吹田市の一部区間(吹田市役所付近以南、国道479号との重複区間)は片側2車線の4車線道路であるが、それ以外の区間は片側1車線である。旧マイカルが開店して以来、 中央環状線との合流地点から弁天下交差点付近は特に混み合うことが多い。イオンモール茨木の駐車場への導入路は、この道路の下を横断している。
また1953年昭和28年)から1970年(昭和45年)まで、この大阪京都線を完走するバス路線(阪急バス大阪内本町 - 南森町 - 吹田 - 茨木 - 高槻 - 久世橋 - 河原町御池)が運行されており、大阪 - 京都間を約2時間で結んでいた。
都市計画道路新庄長柄線として淀川に新橋を掛けて毛馬閘門脇を抜けて長柄東交差点にて天満橋筋に接続する計画がある。
十三高槻線
淀川区十三を起点とし、高槻市井尻にて国道171号に合流の計画(2019年4月一部区間開通)であるが、阪急京都本線を高架道路、阪急千里線、および正雀川では地下を通す計画であり、2010年平成22年)の大阪府都市基盤中期計画期間内でも全線開通は出来なかった。
2010年現在の開通区間(一部未指定区間を含む)は以下の通りであった。
  • 西淡路5丁目から新大吹橋を経て吹田市南清和園町(阪急千里線まで)
  • 吹田市内本町から吹田市吹東町(阪急京都本線まで)
  • 摂津市(大阪府道147号正雀一津屋線交点)から高槻市須賀町(演習橋付近)
2014年4月に阪急千里線および正雀川のアンダーパス部分が相次いで開通した。
2024年8月現在、阪急京都本線と交差する部分(正雀工区)は下水道工事遅延にて開通時期が令和七年春頃と発表。

歴史

[編集]

路線状況

[編集]

別名

[編集]
大阪京都線
十三高槻線
  • 十高線
  • 新産業道路

重複区間

[編集]
十三高槻線

地理

[編集]

通過する自治体

[編集]

交差する道路

[編集]

国道171号の重複区間は割愛。

大阪京都線

[編集]

十三高槻線

[編集]

沿線にある施設など

[編集]

鉄道の駅

[編集]

教育施設

[編集]

企業・商業施設等

[編集]

備考

[編集]

大阪京都線の単独区間は片側一車線であるが、十三高槻線の中央環状線以東の基本は片側二車線である。

大阪中央環状線との交点においては、既存交差点(北大阪流通センター入口)を経由しなければならず、東西方向へ直接行き来できない。

高槻市内においては3つの広大な団地である、都市再生機構 玉川橋団地と大阪府住宅供給公社 下田部団地、大阪府営高槻下田部住宅を分断する形で横切っており、公害対策のため高い遮音壁が設置されている(また、公害対策のためにそれぞれの区間で部分開通を余儀なくされた)。

茨木市において安威川、また高槻市において芥川を越えるための橋(玉島橋、芝生大橋)の付近はかなりの勾配となっている。

地域高規格道路候補路線京阪連絡道路(阪神高速道路延伸)の構想があったため、大阪中央環状線から東方、野々宮二丁目交差点付近まで必要以上に用地が確保されている。

脚注

[編集]
  1. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]