小谷優介
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小谷優介(2010年) | ||||
選手情報 | ||||
フルネーム | こたに ゆうすけ | |||
ラテン文字 | Yusuke Kotani | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 (短距離走) | |||
種目 | 100m, 200m | |||
所属 | 住友電工 | |||
大学 | 立命館大学 | |||
生年月日 | 1989年9月23日(35歳) | |||
出身地 | 滋賀県 | |||
居住地 | 滋賀県 | |||
身長 | 177cm | |||
体重 | 66kg | |||
引退 | 2017年度 | |||
成績 | ||||
地域大会決勝 |
アジア選手権 100m 7位 (2011年) | |||
国内大会決勝 |
日本選手権 100m 2位 (2011年) | |||
自己ベスト | ||||
100m | 10秒21 (2012年) | |||
200m | 20秒67 (2014年) | |||
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小谷優介(こたに ゆうすけ、1989年(平成元年)9月23日 - )は日本の男子陸上競技選手。専門は短距離走。滋賀県出身。彦根市立稲枝中学校、滋賀県立八日市高等学校、立命館大学経済学部卒業。住友電工所属。
主な経歴
[編集]- 陸上は稲枝中学校に入学してから始める[1]。
- 八日市高校では、2年生の時に県大会1位、3年生の時には10秒59をマークした[2]。しかし、インターハイでは準決勝敗退するなど目立った実績は残せなかった[3]。
大学時代
[編集]- 2008年(平成20年)4月、立命館大学に入学。
- 2010年(平成22年)9月、平塚で行われた日本学生個人選手権の100m決勝を10秒28(+3.7)で制し、全国タイトルを獲得した。
- 2011年(平成23年)4月、広島で行われた第45回織田記念国際の100mに出場し、予選で追い風参考記録ながら10秒18(+2.8)をマークすると、決勝では10秒28(+1.2)をマークし、山縣亮太や川面聡大らを抑え優勝を果たした[4]。
- 2011年(平成23年)6月、熊谷で行われた第95回日本選手権の100mに3年連続の出場を果たし、3回目にして初の決勝に進出した。決勝では優勝した江里口匡史と0秒02差の10秒40(-0.5)で2位に終わり、優勝を逃した。
- 2011年(平成23年)7月、神戸で行われた第19回アジア選手権の日本代表に選出され、100mの決勝で10秒39(+1.8)の7位となっている[5]。
- 2011年(平成23年)8月、深圳で行われた第26回ユニバーシアード日本代表に選出され、100mで10秒52(-0.8)の準決勝2組8着、4×100mリレーでは予選で日本チーム(山縣亮太-小谷-川面聡大-飯塚翔太)の2走を任されたが、日本チームはバトンミスで失格となった[6]。
- 2011年(平成23年)9月、熊本で行われた第80回日本学生選手権の100m決勝で10秒51(-1.9)をマークし、山縣亮太を抑え初優勝を果たした[7]。関西勢では1994年の朝原宣治(同志社大学)以来、17年ぶりにこの種目を制した[3]。
- 2011年(平成23年)10月、平塚で行われた第51回実業団・学生対抗の100mを10秒29(+1.5)の大会新記録で制し、最優秀選手に輝いた[8]。
社会人時代
[編集]- 2012年(平成24年)4月、住友電工に入社。
- 2012年(平成24年)4月、広島で行われた第46回織田記念国際の100m予選で10秒21(+1.3)の自己ベストとロンドンオリンピックB標準をマークした[9]。
- 2012年(平成24年)4月、川崎で行われたゴールデングランプリ川崎に出場し、4×100mリレーで日本Aチーム(江里口匡史-山縣亮太-髙平慎士-小谷)のアンカーを任された。前日にアンカーを言い渡され、当日のアップ中は緊張して何も喋れなかったという[10]。
- 2012年(平成24年)6月、大阪で行われた第96回日本選手権の100mにロンドンオリンピックB標準突破選手として出場。2年連続の決勝進出を果たしたが、決勝では10秒48(0.0)の6位に終わり、オリンピック代表入りを逃した。
- 2014年(平成26年)6月、鳥取で行われた布勢スプリントの100mに出場し、第1レースで10秒25(+2.0)の大会新記録をマークすると、第2レースでも10秒22(+1.8)の大会新記録をマークした[11]。
- 2017年(平成29年)12月、今季限りで現役引退することを発表した[12]。11月12日の立命館大学記録会にて引退レースが行われた[13]。
自己ベスト
[編集]種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
---|---|---|---|---|
100m | 10秒21 (+1.3) | 2012年4月29日 | 広島市 | |
200m | 20秒67 (+2.0) | 2014年5月3日 | 袋井市 |
主要大会成績
[編集]- 備考欄の記録は当時のもの
国際大会
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2011 (大4) | アジア選手権 | 神戸 | 100m | 7位 | 10秒39 (+1.8) | |
ユニバーシアード (en) | 深圳 | 100m | 準決勝 | 10秒52 (-0.8) | ||
4x100mR | 予選 | DQ (2走) |
日本選手権
[編集]- 4x100mRは日本選手権リレーの成績
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2009 (大2) | 第93回 | 広島市 | 100m | 準決勝 | 10秒40 (+1.9) | |
横浜市 | 4x100mR | 2位 | 39秒74 (2走) | |||
2010 (大3) | 第94回 | 丸亀市 | 100m | 準決勝 | 10秒63 (-0.7) | |
横浜市 | 4x100mR | 6位 | 40秒54 (4走) | |||
2011 (大4) | 第95回 | 熊谷市 | 100m | 2位 | 10秒40 (-0.5) | |
横浜市 | 4x100mR | 3位 | 39秒99 (2走) | |||
2012 (社1) | 第96回 | 大阪市 | 100m | 6位 | 10秒48 (0.0) | |
横浜市 | 4x100mR | 7位 | 40秒05 (2走) | |||
2013 (社2) | 第97回 | 調布市 | 100m | 予選 | 10秒49 (+0.9) | |
横浜市 | 4x100mR | 2位 | 39秒51 (2走) | |||
2014 (社3) | 第98回 | 福島市 | 100m | 7位 | 10秒37 (+0.6) | |
200m | 予選 | 20秒90 (+1.5) | ||||
横浜市 | 4x100mR | 3位 | 39秒14 (2走) | |||
2015 (社4) | 第99回 | 新潟市 | 100m | 7位 | 10秒53 (-0.9) | |
横浜市 | 4x100mR | 2位 | 39秒07 (2走) | |||
2016 (社5) | 第100回 | 名古屋市 | 100m | 予選 | 10秒81 (-1.4) |
その他
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2005 (高1) | 国民体育大会 | 岡山市 | 200m | 準決勝 | 22秒90 (+0.1) | |
4x100mR | 予選 | 41秒24 (4走) | ||||
2006 (高2) | 国民体育大会 | 神戸市 | 100m | 準決勝 | 10秒63 (+3.7) | |
4x100mR | 準決勝 | 40秒57 (1走) | ||||
2007 (高3) | インターハイ | 佐賀市 | 100m | 準決勝 | 10秒82 (+0.2) | |
国民体育大会 | 秋田市 | 100m | 8位 | 10秒68 (+4.1) | ||
4x100mR | 準決勝 | 40秒85 (1走) | ||||
日本ジュニア選手権 | 大分市 | 100m | 5位 | 10秒88 (+0.4) | ||
2008 (高3) | 日本ジュニア室内 | 大阪市 | 60m | 3位 | 6秒89 | |
2008 (大1) | 日本学生個人選手権 | 平塚市 | 100m | 予選 | 10秒73 (+1.2) | |
日本インカレ | 東京都 | 100m | 予選 | 10秒74 (+1.5) | ||
日本ジュニア選手権 | 鳥取市 | 100m | 予選 | 10秒57 (+3.5) | ||
2009 (大2) | 日本学生個人選手権 | 平塚市 | 100m | 4位 | 10秒55 (+1.4) | |
日本インカレ | 東京都 | 100m | 4位 | 10秒39 (+1.2) | ||
4x100mR | 4位 | 39秒86 (2走) | ||||
国民体育大会 | 新潟市 | 4x100mR | 準決勝 | 40秒68 (2走) | ||
実業団・学生対抗 | 平塚市 | 100m | 4位 | 10秒60 (+1.1) | ||
メドレーR | 優勝 | 1分50秒54 (1走) | ||||
2010 (大3) | 織田記念国際 | 広島市 | 100m | 2位 | 10秒44 (-0.1) | |
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 100m | 優勝 | 10秒28 (+3.7) | ||
日本インカレ | 東京都 | 100m | 6位 | 10秒87 (-3.4) | ||
4x100mR | 6位 | 40秒08 (2走) | ||||
国民体育大会 | 千葉市 | 100m | 4位 | 10秒42 (+1.7) | ||
4x100mR | 準決勝 | DQ (2走) | ||||
2011 (大4) | 織田記念国際 | 広島市 | 100m | 優勝 | 10秒28 (+1.2) | 自己ベスト |
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 100m | 決勝 | DNS | 準決勝10秒66 (-1.3) | |
日本インカレ | 熊本市 | 100m | 優勝 | 10秒51 (-1.9) | ||
4x100mR | 決勝 | DQ (2走) | ||||
国民体育大会 | 山口市 | 100m | 5位 | 10秒31 (+1.8) | ||
実業団・学生対抗 | 平塚市 | 100m | 優勝 | 10秒29 (+1.5) | 大会記録 | |
メドレーR | 2位 | 2分04秒17 (1走) | ||||
2012 (社1) | 織田記念国際 | 広島市 | 100m | 4位 | 10秒41 (0.0) | 予選10秒21 (+1.3):五輪B標準突破・自己ベスト |
静岡国際 | 袋井市 | 4x100mR | 4位 | 39秒08 (2走) | ||
ゴールデングランプリ川崎 | 川崎市 | 100m | 6位 | 10秒30 (+2.9) | ||
4x100mR | 3位 | 39秒03 (4走) | ||||
全日本実業団選手権 | 福岡市 | 100m | 4位 | 10秒56 (+2.4) | ||
4x100mR | 2位 | 39秒92 (2走) | ||||
国民体育大会 | 岐阜市 | 100m | 5位 | 10秒40 (+0.6) | ||
4x100mR | 準決勝 | 40秒51 (2走) | ||||
実業団・学生対抗 | 小田原市 | 100m | 3位 | 10秒58 (+0.4) | ||
メドレーR | 優勝 | 1分50秒17 (1走) | ||||
2013 (社2) | 織田記念国際 | 広島市 | 100m | 4位 | 10秒24 (+2.7) | |
全日本実業団選手権 | 熊谷市 | 100m | 6位 | 10秒58 (+1.3) | ||
4x100mR | 優勝 | 39秒47 (2走) | 大会記録 | |||
国民体育大会 | 調布市 | 100m | 8位 | 10秒62 (-1.7) | ||
4x100mR | 予選 | 41秒11 (2走) | ||||
実業団・学生対抗 | 平塚市 | 100m | 4位 | 10秒53 (+2.9) | ||
メドレーR | 2位 | 1分52秒42 (1走) | ||||
2014 (社3) | 静岡国際 | 袋井市 | 200m | B決勝4位 | 20秒73 (+0.6) | 予選20秒67 (+2.0):自己ベスト |
布勢スプリント | 鳥取市 | 100m | 優勝 | 10秒22 (+1.8) | 大会記録 | |
実業団・学生対抗 | 小田原市 | 100m | 4位 | 10秒56 (0.0) | ||
メドレーR | 優勝 | 1分50秒55 (1走) | ||||
全日本実業団選手権 | 山口市 | 100m | 3位 | 10秒55 (-1.9) | ||
4x100mR | 優勝 | 39秒16 (2走) | 予選38秒94:大会記録 | |||
国民体育大会 | 諫早市 | 100m | 6位 | 10秒42 (0.0) | ||
4x100mR | 準決勝 | 40秒31 (2走) | ||||
2015 (社4) | 織田記念国際 | 広島市 | 100m | 5位 | 10秒50 (-0.2) | |
オールスターナイト陸上 (実業団・学生対抗) |
平塚市 | 100m | 3位 | 10秒32 (+1.0) | ||
メドレーR | 優勝 | 1分49秒92 (2走) | 大会記録 | |||
全日本実業団選手権 | 岐阜市 | 100m | 6位 | 10秒52 (+0.5) | ||
4x100mR | 優勝 | 39秒27 (2走) | ||||
国民体育大会 | 和歌山市 | 100m | 準決勝 | 10秒49 (+0.2) | ||
4x100mR | 2位 | 39秒94 (4走) | ||||
布勢スプリント | 鳥取市 | 100m | 6位 | 10秒51 (+0.3) | ||
2016 (社5) | 布勢スプリント | 鳥取市 | 100m | 予選 | 10秒87 (-0.6) | |
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 100m | 準決勝 | 10秒64 (+0.5) | ||
4x100mR | 2位 | 39秒58 (4走) | ||||
国民体育大会 | 北上市 | 100m | 準決勝 | 10秒81 (+0.4) | ||
4x100mR | 予選 | 41秒61 (4走) | ||||
2017 (社6) | 出雲陸上 | 出雲市 | 100m | 7位 | 10秒60 (-0.5) | |
織田記念国際 | 広島市 | 100m | NGP3位 | 10秒86 (-4.1) | ||
布勢スプリント | 鳥取市 | 100m | 決勝 | DNS | 予選10秒48 (+2.9) | |
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 100m | 予選 | 10秒71 (-0.2) | ||
4x100mR | 3位 | 39秒84 (1走) | ||||
国民体育大会 | 松山市 | 100m | 準決勝 | 10秒63 (-0.4) | ||
4x100mR | 準決勝 | 39秒87 (2走) |
関連項目
[編集]- 桐生祥秀 - 同郷の後輩
- 立命館大学の人物一覧
脚注
[編集]- ^ 【アスリートファイル】陸上短距離 小谷 優介 産経関西 (2011-5-9) 2014年7月1日閲覧。
- ^ 立命館大・小谷優介選手 陸上100㍍日本代表候補 ロンドン五輪出場目指す 滋賀彦根新聞 (2012-2-17) 2014年7月1日閲覧。
- ^ a b 期待のスプリンター・小谷優介、五輪へダッシュ 読売新聞 (2011-10-17) 2014年7月1日閲覧。
- ^ 小谷が男子100V標準記録は届かず/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2011-04-29). 2014年7月1日閲覧。
- ^ 日本人選手結果 日本陸上競技連盟 (PDF, 200 KB) 2014年7月1日閲覧
- ^ 第26回ユニバーシアード競技大会(2011/深圳) 日本選手団(陸上競技)結果 日本学生陸上競技連合 (PDF, 77.3 KB) 2014年7月1日閲覧
- ^ 小谷が100m優勝、山縣が2位/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2011-09-11). 2014年7月1日閲覧。
- ^ 小谷、渡辺がアベック大会新/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2011-10-15). 2014年7月1日閲覧。
- ^ 2012年大会結果(第46回織田幹雄記念国際陸上競技大会 兼 第30回オリンピック競技会代表選手選考競技会) - 住友電工 2014年7月1日閲覧
- ^ 男400リレー小谷悔しい競り負け/陸上 日刊スポーツ nikkansports.com (2012-05-06). 2014年7月1日閲覧。
- ^ 女子トップは福島、男子小谷は大会新記録 日刊スポーツ nikkansports.com (2014-06-29). 2014年7月1日閲覧。
- ^ “選手引退のご報告”. 住友電工陸上競技部 (2017年12月13日). 2017年12月13日閲覧。
- ^ shinruchunのツイート(940937910445993984)
外部リンク
[編集]- 小谷優介 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- 小谷優介 (@shinruchun) - X(旧Twitter)
- 小谷優介 - 住友電工 陸上競技部