太陽の使者 鉄人28号
太陽の使者 鉄人28号 | |
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アニメ:鉄人28号 | |
原作 | 横山光輝 |
監督 | 今沢哲男 |
メカニックデザイン | 前田実 |
アニメーション制作 | 東京ムービー |
製作 | 東京ムービー新社 |
放送局 | 日本テレビ系 |
放送期間 | 1980年10月3日 - 1981年9月25日 |
話数 | 全51話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『鉄人28号』(てつじんにじゅうはちごう)は、日本テレビ系列で放送された東京ムービー制作のテレビアニメである。制作局の日本テレビでは、1980年10月3日から1981年9月25日まで、毎週金曜18:00 - 18:30(JST)に放送。全51話。
放送時のタイトルは旧作と同じ「鉄人28号」であったが、LD映像ソフト化の際に旧作と区別するため、『太陽の使者 鉄人28号』(たいようのししゃ てつじんにじゅうはちごう)というタイトルが付けられた。「太陽の使者」は主題歌およびサントラ盤から採られたものである。このような経緯であるため、資料によっては「新」と付けたり[1]、放映年「'80」を用いて表記しているものもある。
概要
[編集]横山光輝の漫画『鉄人28号』のテレビアニメ作品 第2作。設定とストーリーは原作より大幅な改定が行われ、敷島博士の家族が登場して、娘の牧子が正太郎のガールフレンドであるなど、設定も改めている。時代設定は1990年代となり、無公害エネルギーである太陽光が全世界に普及しており(シリーズ前半の敵であるブランチ一派もこれを使用しており、その盗用が第1話の事件発端となった)、鉄人28号にはその増幅回路が搭載されている(第1話のサブタイトルは「太陽の使者! 鉄人28号」である)とブランチは推測している。新幹線に代わり、新型特急が東京 - 福岡間を走行しているが、線路の形状がリニアモーターカーのそれである。
本作の鉄人は原作やそれを基にした以前のアニメ版と比べ、デザインや設定の面でより巨大ロボット=スーパーロボット的な印象になっている。そのイメージを視聴者に印象付けたのは実質的なメカニック作画監督のスタジオZ5であった。本橋秀之と亀垣一が中心となって、レイアウトの段階から格好よく見せることに腐心した結果、アニメ雑誌『アニメージュ』でZ5によるメカ作画が大きく取り上げられている[2]。
原作者の横山光輝は『鉄人28号』の新作制作に乗り気ではなかったが、バンダイの村上克司がアレンジしたデザインを見て、その場で即決のゴーサインを出した[3]。
ストーリー
[編集]今は亡き父・金田博士の遺産「鉄人28号」を受け継いだ金田正太郎は、ブランチら悪人から世界の平和を守るため戦う。
登場人物
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
正太郎と仲間たち
[編集]全員第1話から登場している。
- 金田 正太郎(かねだ しょうたろう)
- 声 - 山田栄子
- 本作の主人公。原作では少年探偵だが、本作ではICPOのメンバーに変更されている(自動車の運転をする部分はそのまま)。
- 幼い頃に母を亡くしている。その後、父である金田賢太郎博士はブランチに殺害された(第2話の回想シーン。なお、鉄人は建造中であり、未完成であった)。
- 第1話開始時点では、普通の小学生(第5話で11歳の誕生日を迎えている)として敷島邸の離れに住み、敷島一家と家族同様に接していた。ブランチ率いるロボットマフィアによる事件により敷島博士から鉄人とヴィジョンコントローラー(Vコン)を渡され、鉄人の操縦者となる。
- 第1話の事件解決後にICPOのメンバーになり、銃(パラライザー)も支給された。同時に自動車の特別免許証も発行されている。
- 大塚 茂(おおつか しげる)
- 声 - 富田耕生
- 第1話の時点でICPOの警部として登場。第4話で日本支局所属と明言される。
- 原作(およびアニメ第1作)の大塚署長に相当する。レギュラーの中で、唯一旧作と同じキャストとなった。
- 後番組『六神合体ゴッドマーズ』には、同じ顔(キャラクターデザイン)で同じ声の大塚長官が登場し、実質的なスピンオフとなっている。
- 敷島 大次郎(しきしま だいじろう)
- 声 - 金内吉男
- 科学者。正太郎の父・金田博士とは友人だった。彼の死後、鉄人28号の建造を受け継ぎ完成させるが、永らく研究室に封印していた。
- 正太郎の後見人でもあり、父親代わりでもある。
- 敷島 牧子(しきしま まきこ)
- 声 - 滝沢久美子
- 敷島夫妻の娘で、愛称はマッキー。正太郎の同級生。
- 敷島 歌子(しきしま うたこ)
- 声 - 谷育子
- 敷島博士の妻で、牧子の母。
敵
[編集]- 宇宙魔王(うちゅうまおう)
- 声 - 内海賢二
- かつては地球に似た星の王だったが、ブラックホールによって惑星が消滅する際に生きたいという執念によってブラックホールと融合する(あくまでもロビーの説明であり、どういった原理なのかは不明)。その後はブラックホールとなって他の惑星を滅ぼしながら全宇宙を支配するべく活動する。そんな中でも実子であるグーラを溺愛するなど多少なりとも人間的な感情も持っている。最終決戦では弱点である暗黒太陽を破壊しようとする鉄人の前に巨大な実体となって現れた。
- グーラ・キング・Jr.
- 声 - 戸田恵子
- 宇宙魔王の息子。「魔獣王子」の異名を持つ。
- ブランチ
- 声 - 小林修
- ロボット・マフィアの首領。太陽エネルギーを独占するためにロボットを使用。宇宙魔王と結託するが、自分が利用されただけだと知り、死の間際に正太郎に協力する。最後の言葉は「小僧、よく覚えておけ。ここは地球とは違うんだ」。没後、大塚から「奴もやはり地球人だった」と評される。
- エルサタン
- 声 - 此島愛子
- 死の商人の組織ダーティーサタンの女ボス。
- ジーナ早川と名乗り、正太郎たちの前に現れ暗躍するが、香水が原因で正太郎に正体を見破られてしまう。
登場メカ
[編集]味方側陣営
[編集]- 鉄人28号
- 金田正太郎が操る巨大ロボット。無線で操縦されるシステムであり、無人機。背部の飛行装置により、空中でも自在に行動が可能。海中にも対応している。操縦機はヴィジョンコントローラーと呼ばれる(第11話より「Vコン」と略される)。
- 設計者の金田博士が建造中に倒れたため、敷島博士が後を継いで完成させた。エネルギー源は太陽エネルギーで増幅装置も内蔵している。
- 得意技はハンマー・パンチでオープニングにも登場している。決め技は主にフライング・キックであり、中盤からは決め技用のカットインが入るようになった。
- 詳細は鉄人28号 (架空のロボット)#太陽の使者 鉄人28号を参照。
- クリッパー
- 第5話から登場(オープニングとエンディングでは、初回から登場している)。一人乗りの小型ホバークラフト(大塚警部により明言)。
- 正太郎の11歳の誕生日に敷島博士から贈られた。命名は敷島博士による(贈呈時に説明)。運転には免許が必要らしく、牧子が操縦を申し出た際に正太郎からライセンスの有無に言及された。
- 08(ぜろはち)
- 第11話から登場。鉄人の整備ロボで、いわゆる等身大のサイズ。操作はプログラムされたカセットを腹部に入れることで行う。整備などのサポート以外に庭の手入れや夜間の見張りなどもする。
- プログラム内容で敵にも味方にもなる諸刃の剣。
- ブラックオックス
- 第34話から登場。人工知能(自我)を持つ巨大ロボットで不乱拳(フランケン)博士により作られた。彼の知識を移植する最中に起動されたため、3歳程度の知能しか持たずに誕生した(同話での不乱拳博士の言による)。第49話で最期を迎える。
- 詳細はブラックオックス#太陽の使者 鉄人28号を参照。
- コスモキャット
- 終盤で宇宙魔王に対抗して地球側が建造した宇宙戦艦。武装は各所に備えられたビーム砲とバリア発生装置の他、ワープ航法能力を持つ。
敵対勢力
[編集]- ブランチロボ一号
- 紫色とピンクを基調とした色の毒々しいロボット。トンボのメガネのような頭部コクピットである。五体のメカが合体する。頭部は脱出ポッドも兼ねている。
- ブランチロボ二号
- 水陸両用のロボット。鉄人がブランチに奪われ、ならばこちらもと正太郎たちがブランチから奪った。
- タイタンロボ
- マッドサイエンティストのミラー博士が作った。頭部がUFOのような乗り物になっている。鉄人の腕をもぎとるが、独立連動システムのためパフォーマンスの落ちない鉄人の反撃を受け、破壊される。
- バードン
- 巨大怪鳥ロボット。鳥と自然を愛するあまり、鳥を殺し自然を破壊する人類全てを悪と決めつける、人間嫌いなバードン博士が操る。
- ゴースター
- 宇宙作業用に開発された、甲殻類のような金色のロボット。周りの空間と光をまげて姿を隠すことができるため、怪盗リバーキャットに悪用された。
- 巨大タコ・クラーケン
- エーゲ海に出没する謎の巨大海獣の正体。海深く沈んだ古代ギリシャ遺跡を棲家としている。
- ガムダ一号
- 合体して「合体ガムダ」に変身する。
- ガムダ二号
- 合体して「合体ガムダ」に変身する。巨大な複眼から熱線を放射。合体すると核爆弾に匹敵する破壊力をもつ破壊光線を出す。
- エイリアン
- 地球に降り注いだ隕石から出てきたエネルギーを吸い取り巨大化する怪物。鉄人のエネルギーをも奪った。
- ブランチロボ三号
- 西洋の騎士のような姿。何体も出てきたが全て分身で、実体は一つ。
- 偽鉄人
- 鉄人28号の偽物。本物の鉄人に簡単に破壊されてしまうが、実は本物の鉄人を奪うための罠が仕掛けてあり、作戦の本命はそちら。相違点は鉄人が命令を受信した際などに発する唸り声。
- 正太郎や敷島博士を始め、全員がいつもと違うと思う程度で最初はすり替えに気づかなかった。
- ベラクルス
- ジーナ・早川ことエルサタンが率いる組織が製作した鉄人を上回るロボットとされるが、その実態は中身は奪われた本物の鉄人。偽鉄人と対決して勝利後に爆発のショックで外装が剥がれてしまうが、ジーナの客たちが詐欺扱いすることはなかった。
- デスラム
- エルサタンが率いる組織が製作した軍事ロボット。兵器として武器商人に売られている。
- 白熊ロボット
- 氷の帝国が製作したロボット。口から出す冷凍光線で全てを凍らせる。背に装備されたエンジンにより飛行も可能。
- ウルトラクラッシャー
- 氷の帝国が世界中の優秀な科学者を集めて製作したこの時点で世界最強のロボット。敷島博士すら脅迫され手伝わされた。すべての能力で鉄人を上回るが、博士たちの機転で弱点を作っておいたため、最後は鉄人に敗れる。
- ドラゴンロボット
- ドクター・モアが製作したロボット。チベットの山奥の竜の伝説そのままの姿。鉄人との戦いの中でメカニカルな本体を現しロボットだと判明した。
- ギルダー
- 不治の病で余命いくばくもない若き天才科学者ケリーが開発製作したロボットだったが、研究成果を恩師のドラグネット博士に奪われる。鉄人に迫る能力を持っていたが、復讐に囚われすぎたため鉄人に敗れた。
- 大魔神(ブランチロボ四号)
- 南海に浮かぶ美しい島の守り神の巨大な神像。しかし岩盤の皮をむけば黄金のロボット。ブランチに操られる。剣を振り回し鉄人を追い詰めるが、鉄人の真剣白刃どりとそれに続く連続攻撃であえなく撃破される。ブランチロボ四号に数えられる。
- エイ・ロボット
- 南海の島を征服したブランチが操る。複数機が存在し鉄人と空中戦を繰り広げる。
- 巨大戦艦
- ブラック率いる海賊団が操る巨大戦艦。多くの艦載機やミサイルなど多くの兵器を搭載している。空中海中も思うがまま。圧倒的な火力でカトンボのように纏わりつく鉄人を撃ち落すが、海底火山の噴火を浴びて脆弱になった装甲板を鉄人に破られ、撃沈される。
- スコーピオン
- アフリカでダイヤモンドを不法に採掘していたボスマン一味が操る。蟻地獄のような形をしたドリルロボが複数合体して完成するサソリ型ロボット。
- スフィンクス・ロボ
- 世界征服をめざすファラオ一族の末裔・パオロが操る、頭は人間、体はライオンという外見のロボット。強力なパワーと火炎放射で鉄人を圧倒する。
- ブランチロボ五号
- カメレオンのような顔で片方の腕が分銅のようになっている。縮小光線で小さくなった鉄人を倒そうとするが、最後は逆転される。
- ムカデロボ
- 乙姫率いる謎の組織に操られるロボット。ジェットコースターが変形してロボットに変身した姿。ジェットコースターで遊んでいた少年少女たちをさらう。
- 怪竜ロボット
- 正体を暴かれた乙姫が操る龍型ロボット。鉄人に長い胴体を巻き付けて締め上げる。
- 飛雄馬ロボット
- 飛雄馬一族が操るロボット。巨大な白馬ロボットにまたがり、三叉の槍で攻撃する。鉄人に火口に落とされ破壊される。
- ブランチロボ六号
- ブランチが送りこんだ最後のロボット。巨大なカメレオンのような体型をし長い舌で敵を巻きつける。2体存在する。
- スペースロボ一号
- 宇宙から飛来した謎の怪獣。見た目は怪獣だが実態はロボット兵器。
- スペースロボ二号
- 巨大な赤いカブトムシのようなロボット。球状形態で円盤から射出され変形する。無重力の戦闘に慣れていない鉄人と正太郎をきりきり舞いさせた。
- キングコング
- 見世物の巨大類人猿として登場。しかし実は中身は怪盗リバーキャットが操るロボットだった。
- カンフーロボ
- 闇将軍・陳が操る。中国拳法の多彩な技で鉄人を苦しめた。
- チャレンジャー1号
- 自らが製作したロボットこそ世界一だと自負するチャレンジャー博士が、ギネスブックの記録を塗り替えようと記者団を引き連れて鉄人に挑戦する。圧倒的な強さで鉄人を火口へ落として一度は勝利するも、偶然火山が爆発して復活した鉄人に敗れ去った。
- バッファローロボ
- ジーナ早川が最後に送り出してきたのがこの巨大バッファロー型のロボットだった。内部には戦闘機を搭載しており、巨大コンビナートを火の海にして暴れまわる。消火用の特殊ニトロ輸送で身動きの取れない鉄人を追い詰めるが、フライングキックの前に敗れ去る。
- スペースロボ三号
- 宇宙魔王の配下・デオンが隕石に偽装して地球に送り込んだロボット。分離合体が出来、巨大ロボ形態では鉄人を片手で握りつぶせるほどの大きさになる。
- 雷神トール
- 北の海を支配するバイキング・ノースゲル一味が操るロボット。巨大な斧で雷を呼ぶ。
- トカゲロン
- 紅とかげ団が操る爬虫類型ロボット。鉄人28号が破壊された(実は偽装だった)ことを見計らって出現。口から火炎を吐いて暴れまわる。
- カニギラン
- 不乱拳博士を利用して知能を持ったロボットを開発させていたヘンケル一味が操るカニ型ロボット。複数の機体が存在する。
- 巨大スパーク
- 宇宙魔王の手下・スパーク将軍が自らの体と無数のスクラップ自動車を融合して巨大ロボになった姿。鉄人28号とブラックオックスの連携で倒された。
- コルドン一号
- 軍隊を影で支配するコルドンが繰り出したロボット。戦艦艦隊が全滅した後に満を持して登場するも鉄人にあっけなく倒された。
- サンダーファイター(怪ロボット)
- アルファベット社がライバル会社を潰して世界一になろうと密かに製作したロボットで、2台の巨大トレーラー(コンボイ)が合体する。サンダーファイターはこの怪ロボットから会社を守るために開発したと偽って外装に細工をした状態の名称。鉄人にはほとんど歯が立たずに呆気なく敗北した。
- デモクレス
- グーラ王子の護衛を務めるスペースロボ。最後はグーラ自ら乗り込み鉄人と対決する。
- スペースロボ四号
- 紫色の変幻自在のアメーバのようなロボット。
- ミイラ男ロボ
- ドラキュラが操るロボット。包帯を巻きつけ電撃で鉄人を苦しめる。
- サンショウウオロボ
- ドラキュラの館にある巨大な池に棲む用心棒ロボット。相手に巨大な尻尾をたたきつける。
- 死神ロボ
- ドーズー教の教祖が、人々を恐怖に陥れて支配しようとその恐怖の象徴として製作された。巨大な鎌と雷の放電攻撃で鉄人をピンチに陥れる。
- カルロスのロボット
- カルロスシンジケートの巨大ロボット。腕を伸ばしたりミサイルで攻撃するなどの攻撃で鉄人を苦しめた。
- ライダーン
- 暴走族のリーダー・ジョーが操る巨大ロボ。頭部にバイクが収納され操縦席となる。
- タランチュラ
- 正太郎の夢の?世界に登場する魔物。鉄人を石にしてしまう。
- イカロス
- 闇の商人ドロンボが操るロボット。ギリシャ神話の神を髣髴させるデザイン。鉄人の捕獲を企む。
- スペースロボ五号
- グーラ王子が送り込んだライオン型のロボット。強力なパワーと口から放つ刃状のレーザーで鉄人を苦しめる。
- スペースロボ六号
- 宇宙魔王軍団の地球要塞都市防衛とブラックオックスを操る目的のために出撃した巨大なアシナガグモ型ロボット。
- スペースロボ七号
- グーラ王子が正太郎との最後の決戦のために乗り込んだロボット。西洋の騎士を髣髴させる。
- スペースロボ八号
- ブラックホール(宇宙魔王)に入り込んだ鉄人を待ち構えていた鳥型ロボット。計2体存在。
- ロビー
- 宇宙魔王に仕える、意思を持つ人間大のロボット。物語終盤のキーパーソンとなる。 詳細は鉄人28号の登場ロボットを参照。
スタッフ
[編集]- 原作 - 横山光輝
- 企画 - 吉川斌(日本テレビ)
- プロデューサー - 堀越徹(日本テレビ)、赤川茂
- メカニック・デザイナー - 前田実
- 美術監督 - 石垣努
- 撮影監督 - 新井隆文
- 録音監督 - 伊達渉
- 選曲 - 東上別符精
- 音楽 - 清水靖晃、マライア
- 文芸担当 - 小野田博之
- 制作担当 - 松元理人
- チーフディレクター - 今沢哲男
- 原画 - 山下将仁、越智一裕、金田伊功、飯島正勝、高橋朝雄、宮崎駿、本橋秀之、亀垣一、高橋英吉、藤岡正宣、多田康之、新田敏夫、谷沢豊、井上和夫、外山一博、山本福雄、森一浩、野田拓実、望月敬一郎、福田皖、河村信道、栗井重紀、土屋幹夫 他
- 作画監督補 - 友永和秀(第8話)
- 美術設定 - 石垣努
- 背景 - 平山久美子、小高政夫、増田直子、村上律子、熊谷貞子、スタジオ盎夢、石垣プロダクション、早乙女プロダクション、スタジオじゃっく 他
- 仕上 - イージーワールド
- 録音調整 - 飯塚秀保
- 効果 - 横山正和
- 撮影 - ティ・ニシムラ
- 編集 - 鶴渕允寿、高橋和子
- タイトル - 高具秀雄
- 色指定 - 山本雅世、砂川千里
- 制作進行 - 長井圭次、南部正昭、岩田幹宏、水沼健二、吉田力男、森重男
- 録音 - 東北新社
- 現像 - 東京現像所
- 制作協力 - スタジオZ5、スタジオNo.1、スタジオジュニオ、スタジオコクピット、アニメアール、ドラゴンプロダクション、ランダム、テレコム・アニメーションフィルム(第8話)
- 制作 - 東京ムービー新社
主題歌
[編集]- エンディングテーマ
各話リスト
[編集]話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 (メカ修正) |
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第1話 | 1980年 10月3日 |
太陽の使者! 鉄人28号 | 藤川桂介 | 今沢哲男 | 鈴木欽一郎 | |
第2話 | 10月10日 | 奪われた鉄人! | 吉田浩 | 長谷川康雄 | 鈴木欽一郎 (亀垣一) (本橋秀之) | |
第3話 | 10月17日 | 暴走特急をとめろ! | 城山昇 | 川田武範 | 今沢哲男 | |
第4話 | 10月24日 | 恐怖の怪鳥群団 | 荒木芳久 | 山吉康夫 | ||
第5話 | 10月31日 | 謎の幽霊ロボット | 桜井正明 | 四辻たかお | ||
第6話 | 11月7日 | エーゲ海の大怪獣! | 藤川桂介 | 川田武範 | ||
第7話 | 11月14日 | 死を呼ぶ人工衛星 | 城山昇 | 貞光紳也 | 今沢哲男 | 鈴木欽一郎 |
第8話 | 11月21日 | 恐怖の殺人合体ロボ | 荒木芳久 | 富沢信雄 | ||
第9話 | 11月28日 | 鉄人対エイリアン! | 桜井正明 | 山崎和男 | 永丘昭典 | 鈴木欽一郎 (亀垣一) (本橋秀之) |
第10話 | 12月5日 | 鉄人の弱点を見た! | 藤川桂介 | 山吉康夫 | ||
第11話 | 12月12日 | 鉄人敗れる! | 永丘昭典 | |||
第12話 | 12月19日 | 鉄人対鉄人 | 荒木芳久 | 岡崎稔 | 鈴木欽一郎 | |
第13話 | 12月26日 | 鉄人対正太郎 | 川田武範 | 鈴木欽一郎 (亀垣一) (本橋秀之) | ||
第14話 | 1981年 1月9日 |
北極の大決戦! | 桜井正明 | 青木悠三 | ||
第15話 | 1月16日 | 怪! 幻のドラゴン | 城山昇 | 今沢哲男 | ||
第16話 | 1月23日 | 復讐ロボ・ギルダー | 桜井正明 | 青木悠三 | ||
第17話 | 1月30日 | でた! 南海の大魔神 | 藤川桂介 | 山吉康夫 | ||
第18話 | 2月6日 | 巨大戦艦をたたけ! | 高屋敷英夫 | 貞光紳也 | 今沢哲男 | |
第19話 | 2月13日 | 地獄のサファリ・パニック! | 桜井正明 | 青木悠三 | ||
第20話 | 2月20日 | 大破壊! スフィンクスロボ | 荒木芳久 | 出崎哲 | ||
第21話 | 2月27日 | 恐るべきワナを打ちやぶれ! | 金子裕 | 山吉康夫 | ||
第22話 | 3月6日 | ピンチ! たたかえない鉄人 | 城山昇 | 岡崎稔 | ||
第23話 | 3月13日 | 激突! 鉄人対ふくしゅう鬼 | 高屋敷英夫 | 青木悠三 | ||
第24話 | 3月20日 | 正太郎、宇宙からの大逆転! | 藤川桂介 | 山吉康夫 | ||
第25話 | 3月27日 | 宇宙魔王現る! | 今沢哲男 | |||
第26話 | 4月3日 | ブランチの最期 | 山崎和男 | 藤原良二 | ||
第27話 | 4月10日 | キングコング対鉄人 | 桜井正明 | 青木悠三 | ||
第28話 | 4月17日 | 強敵! カンフーロボ | 高屋敷英夫 | 貞光紳也 | 今沢哲男 | |
第29話 | 4月24日 | ギネスブックへの挑戦 | 城山昇 | 関田修 | ||
第30話 | 5月1日 | 決死のニトロ輸送!! | 荒木芳久 | 今沢哲男 | ||
第31話 | 5月8日 | 要塞彗星の襲撃! | 藤川桂介 | 山吉康夫 | ||
第32話 | 5月15日 | 死闘! 白夜の対決 | 高屋敷英夫 | 広川和之 | ||
第33話 | 5月22日 | 破壊された鉄人! | 城山昇 | 藤原良二 | ||
第34話 | 5月29日 | 最大の敵! ブラックオックス | 桜井正明 | 今沢哲男 | ||
第35話 | 6月5日 | 鉄人をとりもどせ! | 藤川桂介 | 青木悠三 | 谷田部勝義 | |
第36話 | 6月12日 | 宿命の対決! 鉄人対オックス | 桜井正明 | 貞光紳也 | 今沢哲男 | |
第37話 | 6月19日 | 伝説の巨人・鉄人28号 | 金子裕 | 山吉康夫 | ||
第38話 | 6月26日 | ㊙(まるひ)指令! コンボイ作戦 | 城山昇 | 今沢哲男 | ||
第39話 | 7月3日 | 魔獣王子めざめる! | 藤川桂介 | 藤原良二 | ||
第40話 | 7月10日 | 見た! 魔王の正体 | 広川和之 | |||
第41話 | 7月17日 | 鉄人が消えた!? | 高屋敷英夫 | 青木悠三 | ||
第42話 | 7月24日 | スリラーシリーズI 怪奇! ドラキュラのたたり | 荒木芳久 | 広川和之 | 谷田部勝義 | |
第43話 | 7月31日 | スリラーシリーズII 死神ゾンビに呪われた鉄人 | 山吉康夫 | |||
第44話 | 8月7日 | スリラーシリーズIII 幽霊の正体をあばけ! | 城山昇 | 貞光紳也 | 今沢哲男 | |
第45話 | 8月14日 | 暴走! 地獄の天使 | 桜井正明 | 今沢哲男 | ||
第46話 | 8月21日 | 鉄人の不思議な旅 | 金子裕 | 青木悠三 | 藤原良二 | |
第47話 | 8月28日 | 鉄人売ります! | 高屋敷英夫 | 滝沢敏文 | 谷田部勝義 | |
第48話 | 9月4日 | 地球最大のピンチ! | 藤川桂介 | 広川和之 | ||
第49話 | 9月11日 | さらば! ブラックオックス | 滝沢敏文 | 今沢哲男 | ||
第50話 | 9月18日 | グーラ王子死す! | 山吉康夫 | |||
第51話 | 9月25日 | 銀河の王者! 鉄人28号 | 今沢哲男 |
放送局
[編集]※放送日時は個別に出典が掲示されてあるものを除き1981年9月終了時点(新潟総合テレビについては1981年3月時点[5])、放送系列は放送当時のものとする[6]。
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ | 金曜 18:00 - 18:30 | 日本テレビ系列 | 制作局 |
新潟県 | 新潟総合テレビ | 火曜 17:20 - 17:50 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
1981年3月まで放映。 1981年4月にテレビ新潟の開局に伴い、NNNを脱退。 |
テレビ新潟 | 金曜 18:00 - 18:30 | 日本テレビ系列 | 第26話から放映。 | |
長野県 | テレビ信州 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
静岡県 | 静岡第一テレビ | 日本テレビ系列 | ||
近畿広域圏 | 読売テレビ | |||
北海道 | 札幌テレビ | 日曜 8:30 - 9:00[7] | 放送期間は1980年10月12日から1981年10月4日まで。 | |
青森県 | 青森放送 | 木曜 17:30 - 18:00 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
岩手県 | テレビ岩手 | 水曜 17:30 - 18:00 | 日本テレビ系列 | |
秋田県 | 秋田放送 | 水曜 17:30 - 18:00 | ||
宮城県 | ミヤギテレビ | 金曜 17:00 - 17:30 | ||
山形県 | 山形放送 | 金曜 17:30 - 18:00 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
福島県 | 福島中央テレビ | 木曜 18:00 - 18:30 | ||
山梨県 | 山梨放送 | 土曜 17:00 - 17:30 | 日本テレビ系列 | |
石川県 | 北陸放送 | 月曜 17:30 - 18:00 | TBS系列 | |
福井県 | 福井放送 | 月曜 17:20 - 17:50 | 日本テレビ系列 | |
中京広域圏 | 中京テレビ | 日曜 12:45 - 13:15 | ||
広島県 | 広島テレビ | 土曜 8:00 - 8:30 | ||
山口県 | 山口放送 | 金曜 17:15 - 17:45 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
香川県 | 西日本放送 | 土曜 17:30 - 18:00 | 日本テレビ系列 | 当時の放送エリアは香川県のみ。 |
愛媛県 | 南海放送 | 土曜 7:00 - 7:30 | ||
高知県 | 高知放送 | 金曜 17:30 - 18:00 | ||
福岡県 | 福岡放送 | 土曜 17:30 - 18:00 | ||
長崎県 | テレビ長崎 | 火曜 17:30 - 18:00 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 |
|
熊本県 | テレビ熊本 | 水曜 17:30 - 18:00 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
1981年11月18日まで放送[8] |
大分県 | テレビ大分 | 金曜 17:30 - 18:00 | ||
宮崎県 | テレビ宮崎 | 月曜 16:55 - 17:25 | ||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 水曜 17:15 - 17:45 | ||
沖縄県 | 琉球放送 | 水曜 17:30 - 18:00 | TBS系列 |
ネット配信
[編集]- 2019年6月12日より、YouTubeの「TMSアニメ55周年公式チャンネル」から3話までが配信された(2024年7月現在は「TMSアニメ公式チャンネル」にて第1話のみの無料配信)。なお制作クレジットはOP・EDとも「製作・著作 トムス・エンタテインメント」に差し替えられている。
漫画化
[編集]ゲーム
[編集]バンダイナムコエンターテインメントのシミュレーションRPG「スーパーロボット大戦シリーズ」に数作登場(シリーズでは「参戦」と呼称する)している(『第2次Z』と『第3次Z時獄篇』をリリースした当時は「バンダイナムコゲームス」の社名)。
- 『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』 - 2012年4月5日発売。同シリーズで初めて登場した『鉄人28号』系作品となった。ブランチ役の小林修がこの時点で故人のため、沢木郁也が声を担当した。
- 『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』 - 2014年4月10日発売。宇宙魔王役の内海賢二がこの時点で故人のため屋良有作が声を担当し、グーラ・キング・Jr.は戸田恵子ではなく斎賀みつきが声を担当した。
- 『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』 - 2015年4月2日発売。『時獄篇』の続編にして『第2次Z』を含めた通称「Zシリーズ」完結編。
関連項目
[編集]- 中村良二 - 元プロ野球選手。背番号が28番であったことから応援歌に「太陽の使者・鉄人28号」を使用。
脚注
[編集]- ^ (日本語) 【公式】鉄人28号 第1話「太陽の使者! 鉄人28号」"SHIN TETSUJIN28" EP01(1980) 2020年1月30日閲覧。
- ^ アニメージュ1980年9月号. 徳間書店. (1980年8月10日)[要ページ番号]
- ^ 『超合金クロニクル 村上克司セレクション』(2004、バンダイビジュアル)の本人インタビューより[要ページ番号]
- ^ ギミック[鉄人28号オリジナル・サウンド・トラック ~コンプリート・エディション~:TECD-25481]、Chronicle(クロニクル) - 2020年11月25日閲覧。
- ^ 『アニメージュ 1981年4月号』 1981年、徳間書店、全国放映リスト p.114
- ^ 『アニメージュ 1981年10月号』 1981年、徳間書店、全国放映リスト pp.100 - 101
- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1980年(昭和55年)10月 - 1981年(昭和56年)10月、テレビ欄。
- ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1981年12月号、徳間書店、113頁。
外部リンク
[編集]日本テレビ系列 金曜18:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
鉄人28号
(1980年10月3日 - 1981年9月25日) |
六神合体ゴッドマーズ
(第1話 - 第26話) |