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大函丸 (2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大函丸
Daikan-maru
大間港停泊中の大函丸
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
大間町
運用者 津軽海峡フェリー
建造所 内海造船瀬戸田工場(758番船)
母港 大間港
建造費 約26億円
信号符字 JD3422
IMO番号 9659141
MMSI番号 431004277
経歴
起工 2012年8月
進水 2012年12月13日
竣工 2013年3月
就航 2013年4月18日
要目
総トン数 1,912トン
長さ 90.76m
垂線間長 78.00m
型幅 15.65m
機関方式 ディーゼル
最大出力 6,620kw
最大速力 20ノット
航海速力 18ノット
旅客定員 478名
乗組員 22名
車両搭載数 8tトラック21台及び乗用車3台または乗用車60台
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大函丸(だいかんまる)は、大間町が保有、津軽海峡フェリーが運航するフェリー。

概要

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ばあゆの代船として内海造船瀬戸田工場で建造され、2013年4月18日に就航した。

航路維持のため大間町が所有し、津軽海峡フェリーが運航する公設民営方式となっている。建造費約26億円のうち、青森県が5億円を負担、残り21億円は鉄道建設・運輸施設整備支援機構から5億円の融資を受けた大間町が負担した[1]

本船の就航に合わせて大間港に新フェリーターミナルが整備され、ボーディングブリッジによる乗船となった。バリアフリーに対応したトイレ及び客室を有する。

船名は1964年に日本初の外洋カーフェリーとして津軽海峡フェリーの前々身である道南海運の函館 - 大間航路に就航した「大函丸」(たいかんまる)から名付けられた。

船内

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船室
  • ファーストシート - フットレスト付リクライニングシート席
  • カジュアルシート - リクライニングシート席
  • スタンダード - カーペット席、女性専用区画あり
  • バリアフリールーム - ベンチシート[2]
公室
  • 案内所
  • 売店
  • フリースペース - 大間町の特産であるマグロをモチーフとした黒いテーブルや、漁業に関連した浮きや大漁旗をモチーフとした装飾を施した[2]

脚注

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  1. ^ 大間・函館航路存続に関する合意事項について』(PDF)(プレスリリース)津軽海峡フェリー、2011年1月6日。オリジナルの2014年3月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140326024548/http://www.tsugarukaikyo.co.jp/profile/press_release/pdf/pressrelease20110106.pdf2015年11月23日閲覧 
  2. ^ a b 短距離フェリー大函丸 - プニップクルーズ/中村辰美「船体解剖図NEO」(イカロス出版 2023年)

外部リンク

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