べが (初代)
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べが (初代) | |
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ピレウス港に接岸中の「ミティリーニ」 | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | 日本 |
所有者 |
新東日本フェリー(1973-1977) 東日本フェリー ネル・ラインズ |
運用者 |
新東日本フェリー(1973-1984) 東日本フェリー ネル・ラインズ |
建造所 | 内海造船瀬戸田工場[1] |
姉妹船 | びるご (初代) |
IMO番号 | 7332672 |
改名 |
べが(1973-1990) MYTILENE(1990-) |
経歴 | |
起工 | 1973年4月17日[2] |
進水 | 1973年8月31日[2] |
竣工 | 1973年12月1日[1] |
就航 | 1973年12月16日[1] |
運航終了 | 1986年 |
現況 | ギリシャで運航中 |
要目 | |
総トン数 | 6,702 トン[1] |
載貨重量 | 2,323 DWT[1] |
全長 | 136.6 m[1] |
垂線間長 | 127.0 m[1] |
幅 | 22.4 m[1] |
型深さ | 7.4 m[2] |
満載喫水 | 5.6 m[1] |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 日本鋼管 16PC2-5V 2基[1] |
推進器 | 2軸[1] |
最大出力 | 18,900馬力(連続)[1] |
定格出力 | 16,040馬力[2] |
最大速力 | 23.8ノット[1] |
航海速力 | 21.0ノット[1] |
航続距離 | 2,000海里[2] |
旅客定員 | 712名[1] |
乗組員 | 40名[2] |
車両搭載数 | 8トントラック75台、乗用車60台[1] |
べが (VEGA) は、新東日本フェリー及び東日本フェリーが運航していたフェリー。本項目では1973年に就航した初代を取り扱う。
概要
[編集]東日本フェリーの長距離航路部門として設立された新東日本フェリーの苫小牧 - 仙台航路開設にあたって内海造船瀬戸田工場で建造され、1973年12月16日に就航した[1]。
新東日本フェリーの航路には、スターラインの愛称が付けられ、船体側面はオレンジとレッドのVラインに星をあしらった塗装とされた。1977年に東日本フェリーの所有となり、新東日本フェリーも1984年に東日本フェリーへ合併された。
船名はギリシア神話でアポローンが楽人オルフェスに贈った竪琴に由来しており、本船以降に就航した東日本フェリーの船舶には新東日本フェリーの社是「VICTORY」に因み[3]、また視覚的にスピード感や力強さを感じさせるものとして[4]、「V」から始まる神話にまつわる船名を名付ける形としていた[3]。新規船名としては1991年の「びるたす」、最終的には1995年の2代目「びなす」まで続けられた。
引退後は、1990年にギリシャのネルラインズ(NEL LINES)へ売却され、ミティリーニ(MYTILENE)となり、2015年現在も運航中である。
就航航路
[編集]新東日本フェリー
- 仙台港 - 苫小牧港
- 就航当初は隔日運航。
設備
[編集]- 船室[2]
- 特等室(4名)
- 一等和室・洋室(144名)
- 二等室(512名)
- ドライバー室(52名)
- 公室[5]
- ロビー
- ミーティングルーム
- スナック
- バー
- ダイニングサロン
- カードルーム
- ゲームルーム
- エントランスホール
- 案内所
- 売店
- うどんコーナー
- 大浴場
-
ファンネル
-
ピレウス港(2011年)