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えさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
えさん
函館港フェリーターミナルに接岸する「えさん」(右)
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 道南自動車フェリー
津軽海峡フェリー
運用者 道南自動車フェリー
津軽海峡フェリー
建造所 内海造船瀬戸田工場
信号符字 JD2560
IMO番号 8805157
経歴
起工 1988年
進水 1988年
竣工 1988年10月
就航 1988年
運航終了 2010年7月11日
現況 フィリピンの旗 フィリピンで就航中
要目
総トン数 1,998 トン
全長 104.6 m
型幅 16.2 m
型深さ 11.4 m
機関方式 ディーゼル
主機関 2機
推進器 2軸
出力 8,000 PS
旅客定員 78名
車両搭載数 トラック42台
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えさんは、道南自動車フェリーが運航していたフェリー

概要

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第三恵山丸の代船として内海造船瀬戸田工場で建造され、1988年に就航した。 就航当初は貨物フェリーだったが、、2000年10月の海上運送法の改正により、道南自動車フェリーが一般旅客定期航路の許可を得て旅客航路事業を開始したため、本船も改造を受け旅客フェリーとなった。 ブルードルフィンの就航により、2010年7月11日に引退した。

その後、フィリピンセブ・フェリー英語版 へ売却され、CEBU FERRY 3として就航した。 2013年以降は、2GO英語版での運航となり、ST.IGNATIUS LOYOLAとして、バタンガスを発着する航路に就航している。

航路

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青函航路

就航時は本船と第五恵山丸2000年以降は本船とえさん2000の2隻で運航されていた。

設計

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貨物フェリーとして建造されたため、旅客設備は最小限で、定員も78名と少ない。 道南自動車フェリー時代は、薄緑色に斜めのラインが入った船体塗装で、津軽海峡フェリーへの移行後は、白塗装にロゴマークのみの暫定塗装となっていた。

海外売船後、船橋直後から船体後部まで3層にわたって船室が大幅に増設されている。

船内

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船室

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  • 2等

設備

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  • 風呂・シャワー室(男性用のみ)

脚注

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外部リンク

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