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びいな

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
びいな
基本情報
船種 フェリー[1][2]
船籍 日本の旗 日本
ギリシャの旗 ギリシャ
インドネシアの旗 インドネシア
所有者 東日本フェリー
運用者 東日本フェリー
建造所 内海造船瀬戸田工場[要出典]
姉妹船 びすば[要出典]
IMO番号 8613580
改名 びいな
ODYSSEAS ELYTIS
ELYSIA
経歴
竣工 1987年[要出典]
就航 1987年
運航終了 2007年11月1日
要目
総トン数 2,290トン[1][2]
全長 98.63m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 2基
推進器 2軸
航海速力 18.65ノット[1]または18.6ノット[2]
旅客定員 456名[1][2]
車両搭載数 トラック35台[1][2]または乗用車100台[1]
テンプレートを表示

びいな (VENA[2]) は、かつて東日本フェリーが運航していたフェリーである[1][3]。船名は、ヴェーダ神話に登場する王、ヴェーナ (Vena) の名前に由来する[1]

概要

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1987年に就航し[要出典]、以後、2007年10月の引退まで一度も他航路へ転配することなく[要出典]青函航路で活躍した。2007年9月1日就航した高速フェリー「ナッチャンRera」就航後も青函航路を運航していた[4]が、「ナッチャンRera」就航で係船されていた「ばにあ」と入れ替わる形で、2007年11月1日に引退した[5]

引退後は室蘭港に係留されていたが、ギリシャの船会社への売却が決定。船名は「ODYSSEAS ELYTIS」に改められ、同年12月に日本を離れている[6]。2015年9月現在はインドネシア船籍の「ELYSIA」として運航中である。

船内

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Aデッキ
  • 展望室
  • ラウンジ
  • 喫煙室
Cデッキ
  • 案内所・売店
  • サロン
  • 男性シャワー室
  • 自販機コーナー
  • 2等和室
  • ドライバー室

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i 東日本フェリー「びいな」の紹介”. 東日本フェリー. 2008年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 池田良穂、中林恵美子「4.2 双胴型高速カーフェリーの需要予測と経済性」(PDF)『最終報告書』、社団法人日本船舶海洋工学会 マルチハル船のフィジビリティ検討委員会、2009年3月25日、131-139頁(参照:136頁)、2015年9月17日閲覧 
  3. ^ 渥美洋一、平野誠治「北海道における内貿ユニットロードの貨物流動実態と2次流動推計手法」(PDF)『寒地土木研究所月報』№643、寒地土木研究所、2006年12月、2015年9月17日閲覧 
  4. ^ 東日本フェリー株式会社 (2007年6月22日). “東日本フェリー、函館-青森航路新高速フェリーの運航ダイヤ・運賃決定”. 国内リリース. 共同通信PRワイヤー. 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月17日閲覧。
  5. ^ “東日本フェリー 「ばにあ」が就航へ 1日から函館-青森航路”. 北海道新聞 朝刊 (北海道新聞社): p. 30 地方 蘭A. (2007年10月31日). "東日本フェリー(函館)のフェリー「ばにあ」...が、十一月一日から函館-青森航路に就航することになった。..代わりに、同航路で使用中の「びいな」(二、二九〇トン)が十一月二日に室蘭港に入り、以後係留される..." 
  6. ^ “旧「びいな」ギリシャへ 東日本フェリー”. 北海道新聞 朝刊: p. 23 地方 蘭B. (2007年12月30日). "東日本フェリー(函館)の「びいな」(二、二九〇トン)が、ギリシャの船会社に売却され三十日午前、同国に向け出港する。船名は「ODYSSEAS ELYTIS」..." 

外部リンク

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