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びるたす

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
びるたす
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 東日本フェリー
運用者 東日本フェリー
建造所 三菱重工業下関造船所(第953番船)
母港 函館
姉妹船 べにりあ
びるご
べが
信号符字 JD2664
IMO番号 9031521
改名 Hanil Carferry No.1
AMADEA
経歴
竣工 1991年7月26日
就航 1991年8月1日
運航終了 2006年4月
現況 インドネシアの旗 インドネシアで就航中
要目
総トン数 6,327 トン[1]
全長 134.6 m
21.0 m
喫水 5.7 m
機関方式 ディーゼル
主機関 NKK-SEMT 14PC2-6V 2基
推進器 固定ピッチプロペラ 2軸[1]
航海速力 20ノット
旅客定員 800名
車両搭載数 トラック96台、乗用車20台
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びるたす(Virtus)は、東日本フェリーが運航していたフェリー

概要

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三菱重工業下関造船所で建造され、1991年に就航した。 室蘭 - 八戸、室蘭 - 青森苫小牧 - 八戸航路などに就航、2006年4月に引退した。

その後、海外売船され、韓国韓一高速(Han Il Express)でHanil Carferry No.1として、莞島 - 済州島航路に就航していた。

現在はインドネシアに売却され、AMADEAとして就航中。

設計

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船尾と船首右舷にランプウェイを装備する。

船内

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船室

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  • 特等洋室(2名×3室)
  • 1等洋室(4名×20室)
  • 2等寝台(30名)
  • 2等和室(604名)
  • ドライバーズルーム(80名)

設備

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パブリックスペース

  • 案内所
  • エントランス

供食・物販設備

  • レストラン
  • 売店
  • 自動販売機

入浴設備

  • 浴室

事故・インシデント

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2000年1月11日、13時5分ごろ、八戸港から室蘭港へ向かっていた本船は、室蘭港へ入港する際、南外防波堤灯台の西0.3海里の地点に敷設されていた室蘭港口灯浮標に衝突した。衝突により、本船は右舷前部に擦過傷および右舷プロペラに曲損に曲損を生じ、灯浮標は損壊した。事故発生当時、天候は雪で風力6の西北西の風が吹いており、降雪により視程が約200メートルに悪化していた。事故原因は、強風下の室蘭港に入航する際、針路の選定が不適切で、灯浮標に向け圧流されたこととされた[1]

脚注

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  1. ^ a b c 函館地方海難審判庁 (21 June 2001). 平成13年函審第12号 旅客船びるたす灯浮標衝突事件 (Report). 海難審判・船舶事故調査協会. 2018年9月22日閲覧

外部リンク

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