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四国大学短期大学部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
四国女子短期大学から転送)
四国大学短期大学部
四国大学・四国大学短期大学部
大学設置 1961年
創立 1925年
学校種別 私立
設置者 学校法人四国大学
本部所在地 徳島県徳島市応神町古川字戎子野123-1
北緯34度6分8.06秒 東経134度33分12.49秒 / 北緯34.1022389度 東経134.5534694度 / 34.1022389; 134.5534694座標: 北緯34度6分8.06秒 東経134度33分12.49秒 / 北緯34.1022389度 東経134.5534694度 / 34.1022389; 134.5534694
学部 生活科学科
ビジネスコミュニケーション学科
幼児教育保育学科
音楽科
ウェブサイト https://www.shikoku-u.ac.jp/academics/junior/
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四国大学短期大学部(しこくだいがくたんきだいがくぶ、英語: Shikoku University Junior College[1])は、徳島県徳島市応神町古川字戎子野123-1に本部を置く日本私立大学1925年創立、1961年大学設置。大学の略称は四短。

概観

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大学全体

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建学の精神(校訓・理念・学是)

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  • 四国大学短期大学部における建学の精神は「全人的自立」となっている。

教育および研究

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  • 四国大学短期大学部における教育
    • ビジネス・コミュニケーション科:「医療事務」・「経理事務」・「ITビジネス」・「英語ビジネス」の各コースがある。
    • 人間健康科
      • 食物栄養専攻:栄養士を養成する。
      • 生活福祉専攻:介護職を養成する。
    • 幼児教育保育科:保育者を養成する。
    • 音楽科:クラシック音楽・ポピュラー音楽・音楽療法の各コースがある。

学風および特色

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  • 四国大学短期大学部は短大部でありながら4学科を擁し、四国でも有数の総合短大となっている。
  • 設置されている学科が、大学と同類または類似のものが多いのが特徴で、短大卒業後にその相応学科に編入学する学生が少なからずいる。

沿革

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  • 1925年
    • 佐藤カツによる徳島洋服学校が創設される。
  • 1961年
    • 3月10日 左記を以て文部省[注 1]より短期大学の設置が認可される。[3]。同時に学校法人徳服学園の設置が認められる[4]
    • 4月1日 徳島家政短期大学(とくしまかせいたんきだいがく)として以下の学科体制にて開学[5]
      • 家政科 入学定員40名
    • 5月1日 学生数[6]/定員
  • 1962年
  • 1963年
  • 1964年
  • 1965年
  • 1967年
    • 4月1日 家政科の入学定員を100→200に増員し、かつ以下の通り専攻分離する[注釈 3]
      • 家政専攻 入学定員100名
      • 食物栄養専攻 入学定員100名
    • 上記ほか、学科の入学定員増あり[注釈 3]
      • 文科
        • 国語専攻 30→50
        • 英語専攻 40→50
      • 幼児教育科 30→120
    • 5月1日 学生数[19]/定員
  • 1968年
  • 1969年
  • 1971年
  • 1972年
    • 児童教育科の入学定員を120→150に増員し、かつ以下の課程に分離される[注 7]
      • 初等教育専攻 入学定員50名
      • 幼児教育専攻 入学定員100名
    • 5月1日 学生数[35]/定員
  • 1977年
  • 1978年 四国女子大学短期大学部(しこくじょしだいがくたんきだいがくぶ)に改称[40]
  • 1979年
    • 4月1日 文科の専攻名を以下の通り改称[41]
      • 国語専攻→国文専攻
      • 英語専攻→英文専攻
  • 1987年
  • 1988年
    • 4月1日 学科及び専攻名を変更[46]
      • 家政科→生活科学科
        • 家政専攻→生活科学専攻
        • 家政経済専攻→生活経済専攻
        • 服飾デザイン専攻→生活デザイン専攻
    • 5月1日 学生数[47]/定員
  • 1989年
    • 4月1日 生活科学科に以下の専攻課程を新設[48]
      • 生活福祉専攻 入学定員50名
    • 上記に伴い生活科学科の専攻課程の一部について、入学定員を以下の通り変更する[注 10]
      • 生活科学専攻 70→50
      • 食物栄養専攻 80→50
    • 5月1日 学生数[51]/定員
  • 1992年
  • 1995年
  • 1996年
  • 1997年
    • 4月1日 学科の一部について入学定員を以下の通り変更する[58]
      • 生活科学科
        • 生活科学専攻 50→40
        • 食物栄養専攻 50→40
        • 生活経済専攻 70→60
        • 生活デザイン専攻 15→25
      • 児童教育科
        • 幼児教育専攻 100→80
      • 音楽科 50→30
      • 文科
        • 国文専攻 50→40
        • 英文専攻 50→30
    • 5月1日 学生数[60]/定員
  • 1998年
  • 1999年
  • 2000年
    • 4月1日 以下の学科については、この年度で学生募集を最終とする[注 33]
      • 文科
        • 国文専攻
        • 英文専攻
      • 生活科学科
        • 生活科学専攻
        • 生活経済専攻
  • 2001年
    • 4月1日 この年度の入学生より、文科を以下の学科に改組する[65]
      • ビジネス・コミュニケーション学科 入学定員65名
  • 2002年
    • 4月10日 以下の学科・専攻については左記をもって正式に廃止とする[66]
      • 生活科学科生活科学専攻
    • 7月30日 以下の学科・専攻については左記をもって正式に廃止とする[67]
      • 文科
        • 国文専攻
        • 英文専攻
  • 2003年
    • 3月31日 以下の学科・専攻については左記をもって正式に廃止とする[67]
      • 生活科学科生活経済専攻
  • 2004年
    • 1月 平成16年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[68][69]
  • 2005年
    • 4月1日 幼児教育科を幼児教育保育科に改称し、入学定員を80→110に増員[70]
    • 学科の一部について入学定員を以下の通り変更する[70]
      • ビジネス・コミュニケーション学科 65→70
      • 生活科学科
        • 生活福祉専攻 80→50
        • 音楽科 30→25
  • 2008年
    • 4月1日 以下の学科・専攻については、この年度で学生募集を最終とする[注 34]
      • 生活科学科生活デザイン専攻
  • 2009年
    • 4月1日 生活科学科生活福祉専攻を介護福祉専攻に名称変更する[71]
  • 2010年
    • 3月31日 以下の学科・専攻については左記をもって正式に廃止とする[72]
      • 生活科学科生活デザイン専攻
    • 4月1日 生活科学科を人間健康科に改組される[72]
    • 学科の一部について入学定員を以下の通り変更する[72]
      • 幼児教育保育科 110→80
      • 音楽科 30→25
  • 2014年
    • 1月 平成26年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[73]
  • 2015年
    • 1月 平成27年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[74]
  • 2016年
    • 1月 平成28年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[75]。 
  • 2017年
    • 4月1日 学科の一部について入学定員を以下の通り変更する[76]
      • ビジネス・コミュニケーション学科 70→50
  • 2018年
    • 4月1日 学科の一部について入学定員を以下の通り変更する[77]
      • ビジネス・コミュニケーション学科 50→60
      • 人間健康科
        • 介護福祉専攻 50→40
  • 2021年
    • 4月1日 学科の入学定員を以下の通り変更する[78]
      • 人間健康科
        • 食物栄養専攻 40→35
        • 介護福祉専攻 40→35
      • 幼児教育保育科 80→70
      • ビジネス・コミュニケーション学科 60→80

基礎データ

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所在地

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交通アクセス

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象徴

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  • 四国大学短期大学部のシンボルマークは、四国大学の"S"を中心に知性・可能性・自由・調和を表す 4枚の翼が、未来に向かって飛翔するイメージをシンボル化したものとなっている。
  • シンボルマークのカラーは、フランスの伝統色とされているペルヴァンシュ(pervenche:やや赤みがかった ブルー)となっている。
  • 右記資料も参照のこと[注 35]

教育および研究

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組織

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学科

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  • ビジネス・コミュニケーション科 入学定員80名[1]
  • 人間健康科
    • 食物栄養専攻 入学定員35名[1]
    • 生活福祉専攻 入学定員35名[1]
  • 幼児教育保育科 入学定員70名[1]
  • 音楽科 入学定員20名[1]
学科の変遷
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  • 文科→ビジネス・コミュニケーション科
  • 生活科学科→人間健康科
    • 生活科学専攻 入学定員40名[注釈 8]
      • 生活科学コース
      • 養護保健コース
    • 生活経済専攻 入学定員60名[注釈 8]
    • 生活デザイン専攻 入学定員25名[注 36]
    • 食物栄養専攻
    • 生活福祉専攻→介護福祉専攻
  • 児童教育科
    • 初等教育専攻 入学定員50名[注 37]
    • 幼児教育専攻→幼児教育保育科
  • 音楽科

専攻科

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  • なし

別科

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  • なし
取得資格について
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研究

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  • 『四国女子大学・四国女子大学短期大学部研究紀要』[86]
  • 『人権教育と道徳科の接合点:人権課題を題材にした道徳授業の展開』[87]ほか。

学生生活

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部活動・クラブ活動・サークル活動

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学園祭

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大学関係者と組織

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大学関係者一覧

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大学関係者

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施設

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キャンパス

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  • 短期大学部独自のキャンパスはなく全て大学と共同使用となっている。

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  • 四国大学短期大学部には大学と同様、女子学生を対象とした学生寮がある。

対外関係

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系列校

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卒業後の進路について

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編入学・進学実績

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  • 各学科・専攻とも四国大学への編入学が多い傾向にある。

注釈

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注釈グループ

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar のみ
  2. ^ a b c 右記資料も参照のこと[12]
  3. ^ a b 出典[15][16]昨年度の資料[17]及び本年度のそれ[18]も其々参照のこと。
  4. ^ 出典[23]。なお、家政専攻の入学定員を100[18]→50[22]に減員。
  5. ^ a b うち男5
  6. ^ a b うち男6
  7. ^ a b うち男4
  8. ^ a b c d 最終募集となった2000年における体制[81][82]

補足

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  1. ^ 現在の文部科学省
  2. ^ 右記資料がその初見となっている[10]
  3. ^ 記載なし。
  4. ^ 出典[20][21]
  5. ^ 家政経済専攻の入学定員を50→35に減員。
  6. ^ 出典[27][28]昨年度の資料[29]及び本年度のそれ[30]も其々参照のこと。
  7. ^ 出典[32][33]昨年度の資料[30]及び本年度のそれ[34]も其々参照のこと。
  8. ^ 出典[36]昨年度の資料[37]及び本年度のそれ[38]も其々参照のこと。
  9. ^ 出典[42]昨年度の資料[43]及び本年度のそれ[44]も其々参照のこと。
  10. ^ 出典[48]昨年度の資料[49]及び本年度のそれ[50]も其々参照のこと
  11. ^ 出典[52]男女共学となる。
  12. ^ 出典[53]。うち1回生 男30 女582[54]
  13. ^ うち男15
  14. ^ うち男2
  15. ^ うち男3
  16. ^ うち男44
  17. ^ うち男22
  18. ^ うち男26
  19. ^ 平成9年度より学生募集停止[58]
  20. ^ うち男64
  21. ^ うち男27
  22. ^ うち男32
  23. ^ うち男69
  24. ^ うち男20
  25. ^ うち男25
  26. ^ うち男71
  27. ^ うち男19
  28. ^ うち男7
  29. ^ 記載なし
  30. ^ うち男70
  31. ^ うち男18
  32. ^ 右記資料には「女1」と表記あり[64]
  33. ^ 平成 13年度より学生募集停止[65]
  34. ^ 平成21年度より学生募集停止[71]
  35. ^ 出典[79][80]
  36. ^ 最終募集となった2008年における体制[83]
  37. ^ 最終募集となった1996年における体制[84]
  38. ^ 2005年度入学生より[85]
  39. ^ 旧・児童教育学科幼児教育専攻および初等教育専攻含む★。

出典

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  1. ^ a b c d e f g 文部科学省高等教育局大学振興課'2023.
  2. ^ 徳島県史 第6巻より。
  3. ^ 日本大学大鑑 1977年版より。
  4. ^ 学校法人一覧 昭和36年度より。
  5. ^ 短期大学一覧 昭和36年度 (短期大学資料 ; 第27号)より。
  6. ^ 文部省'61, p. 29.
  7. ^ 短期大学一覧 昭和37年度 (短期大学資料 ; 第30号)より。
  8. ^ 文部省'62, p. 32.
  9. ^ 短期大学一覧 昭和38年度 (短期大学資料)より。
  10. ^ a b c 短期大学一覧 昭和39年度 (短期大学資料)より。
  11. ^ 文部省'63, p. 34.
  12. ^ 短期大学教育 (18)より。
  13. ^ 文部省'64, p. 34.
  14. ^ 文部省'65, p. 38.
  15. ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
  16. ^ 大学資料 (22)より。
  17. ^ 短期大学教育 (20)より。
  18. ^ a b 短期大学教育 (22)より。
  19. ^ 文部省'67, p. 42.
  20. ^ a b 文部省学術局'1968.
  21. ^ 大学資料 (27)より。
  22. ^ a b 短期大学教育 (24)より。
  23. ^ 短期大学教育 (24)より。
  24. ^ 文部省'68, p. 45.
  25. ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
  26. ^ 文部省'70, p. 46.
  27. ^ 短期大学一覧 昭和46年度 (短期大学資料)より。
  28. ^ 大学資料 (39)より。
  29. ^ 短期大学教育 (28)より。
  30. ^ a b 短期大学教育 (29)より。
  31. ^ 文部省'71, p. 46.
  32. ^ 短期大学一覧 昭和47年度 (短期大学資料)より。
  33. ^ 大学資料 (43/44)より。
  34. ^ 短期大学教育 (30)より。
  35. ^ 文部省'72, p. 48.
  36. ^ 文部省大学局技術教育課'1977.
  37. ^ 短期大学教育 (34)より。
  38. ^ 短期大学教育 (35)より。
  39. ^ 文部省'77, p. 53.
  40. ^ 文部省大学局技術教育課'1978.
  41. ^ 文部省大学局技術教育課'1979.
  42. ^ 文教協会'1987, p. 144.
  43. ^ 短期大学教育 (43)より。
  44. ^ 短期大学教育 (44)より。
  45. ^ 文部省'87, p. 72.
  46. ^ 文教協会'1988.
  47. ^ 文部省'88, p. 75.
  48. ^ a b 文教協会'1989.
  49. ^ 短期大学教育 (45)より。
  50. ^ 短期大学教育 (46)より。
  51. ^ 文部省'89, p. 77.
  52. ^ 文教協会'1992.
  53. ^ 文部省'92, p. 83.
  54. ^ 旺文社'1992.9, p. 419.
  55. ^ 文教協会'1995.
  56. ^ 短期大学教育 (51)より。
  57. ^ 文部省'95, p. 88.
  58. ^ a b 文教協会'1997.
  59. ^ 文部省'96, p. 89.
  60. ^ 文部省'97, p. 91.
  61. ^ 文教協会'1998.
  62. ^ 文部省'98, p. 79.
  63. ^ 文教協会'1999.
  64. ^ a b 文部省'99, p. 83.
  65. ^ a b 文教協会'2001.
  66. ^ 文教協会'2002.
  67. ^ a b 文教協会'2003.
  68. ^ 晶文社'04, p. 13.
  69. ^ 晶文社'04, p. 411.
  70. ^ a b 文教協会'2005.
  71. ^ a b 文教協会'2009.
  72. ^ a b c 文教協会'2010.
  73. ^ 大学入試センター'2013, p. 27.
  74. ^ 大学入試センター'2014, p. 29.
  75. ^ 大学入試センター'2015, p. 29.
  76. ^ 地域科学研究会'2017.
  77. ^ 地域科学研究会'2018.
  78. ^ 文部科学省高等教育局大学振興課'2021.
  79. ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 355.
  80. ^ 日本私立短期大学協会'2010.10.
  81. ^ 文教協会'2000.
  82. ^ a b c d e 旺文社'2000.05, p. 388.
  83. ^ 文教協会'2008.
  84. ^ 文教協会'1996.
  85. ^ 晶文社'05, p. 00.
  86. ^ 四国女子大学・四国女子大学短期大学部研究紀要より。
  87. ^ 人権教育と道徳科の接合点:人権課題を題材にした道徳授業の展開より。

参考文献

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全国学校総覧

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全国短期大学高等専門学校一覧

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全国短期大学一覧

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日本の私立短期大学

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短期大学受験案内(晶文社)

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蛍雪時代

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大学入試センター

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関連項目

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外部リンク

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