名古屋経営短期大学
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名古屋経営短期大学 | |
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大学設置 | 1965年 |
創立 | 1948年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人菊武学園 |
本部所在地 |
愛知県尾張旭市新居町山の田3255-5[1] 北緯35度13分10.87秒 東経137度1分53.09秒 / 北緯35.2196861度 東経137.0314139度座標: 北緯35度13分10.87秒 東経137度1分53.09秒 / 北緯35.2196861度 東経137.0314139度 |
学部 |
未来キャリア学科 子ども学科 健康福祉学科 |
ウェブサイト | https://www.jc.nagoya-su.ac.jp/ |
名古屋経営短期大学(なごやけいえいたんきだいがく、英語: Nagoya Management Junior College、公用語表記: 名古屋経営短期大学)は、愛知県尾張旭市新居町山の田3255-5[1]に本部を置く日本の私立大学。1948年創立、1965年大学設置。元々は、女子短大だったが、共学化後に学名変更された。名古屋産業大学と併設しており、校舎や教室などを共用している。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 名古屋経営短期大学は、愛知県尾張旭市内にある日本の私立短期大学。学校法人菊武学園により1965年に名古屋女子商科短期大学として設置された。元々は、ビジネス系の学科のみ設置されていたが現在は、保育系・介護系を含め3学科を擁している。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 名古屋経営短期大学における建学の精神は「職業教育を通して社会で活躍できる人材育成」となっている。
教育および研究
[編集]- 名古屋経営短期大学における教育
- 未来キャリア学科:学生が社会経験を身につけるべく体験型学修に力をいれている。以下の5フィールド制を採用。自分の属するフィールド以外の科目を履修することも可能。
- 医療事務フィールド
- ビジネス情報フィールド
- 観光フィールド
- 美容・癒しフィールド
- スポーツフィールド
- 未来キャリア学科:学生が社会経験を身につけるべく体験型学修に力をいれている。以下の5フィールド制を採用。自分の属するフィールド以外の科目を履修することも可能。
- 子ども学科:愛知県で唯一の3年制で学ぶ、小学校教諭、幼稚園教諭、保育士を養成する学科。子どもを深く理解するために菜園活動・陶芸活動をはじめ手話入門などの体験型授業を重視している。キャンパス内にある菊武幼稚園での実習もある。さらに、アジア圏の保育を学ぶ海外研修の機会を設けており、教養科目として中国語やポルトガル語がある。
学風および特色
[編集]- 名古屋経営短期大学は、1948年設置のタイピスト学校が発端となっていることから、ビジネス系教育には力をいれている様子がうかがえる。
- 人間教育を重視している。
- 2006年度、財団法人短期大学基準協会による第三者評価の結果、「適格」認定を受けている。
- 環境マネジメントの国際規格であるISO4001認証を取得している。
沿革
[編集]- 1948年 菊武タイピスト専門学校が設置される。
- 1965年 春日井市柏原町儀田1014に名古屋女子商科短期大学(なごやじょししょうかたんきだいがく)を設置。商科のみ。
- 1966年 別科を設置。
- 1976年 キャンパスを名古屋市守山区小幡字小林48に移転。旧校地は春日井市に各施設と共に譲渡され、現在同市立中央公民館となっている。
- 1983年 キャンパスを尾張旭市新居町山の田3255-5に移転。
- 1988年 経営情報科を新設。
- 2000年 名古屋経営短期大学に改称。男女共学となる。
- 2002年 商科をビジネスコミュニケーション科に変更。
- 2004年 ビジネスコミュニケーション科から「ビジネス実務学科」に、経営情報科から「人間情報学科」に学科名を改称。
- 2007年 ビジネス実務学科と人間情報学科を統合し「総合ビジネス学科」に再編。併せて、子ども学科(昼間3年制)を新設。
- 2008年 健康福祉学科を設置。
- 2014年 総合ビジネス学科から「未来キャリア学科」に学科名を改称。
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 愛知県尾張旭市新居町山の田3255-5
交通アクセス
[編集]象徴
[編集]- 名古屋経営短期大学のカレッジマークは学校法人の名称から菊の花をイメージしている。
教育および研究
[編集]学科
[編集]- 未来キャリア学科
- 子ども学科
- 健康福祉学科
学科の変遷
[編集]- 商科→ビジネスコミュニケーション科→ビジネス実務学科(募集は2006年度まで)→総合ビジネス学科
- 経営情報科→人間情報学科(募集は2006年度まで)→総合ビジネス学科→未来キャリア学科
- 子ども学科
- 健康福祉学科
別科
[編集]- 商業専修
取得資格について
[編集]附属機関
[編集]- タイプライター資料館
- 子育て環境支援研究センター
- 名古屋経営短期大学図書館
研究
[編集]- 『とも育ち保育入門』が当短大から発行されている。
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]学園祭
[編集]大学関係者と組織
[編集]大学関係者組織
[編集]- 名古屋経営短期大学後援会なる組織がある。
大学関係者
[編集]- 服部喜作:初代学長
- 高木清秀:2代目学長
- 高木弘恵:現学長
施設
[編集]- 文化センター
- 図書館:所蔵資料数はおよそ58,000冊。
- ホール
- カラオケルーム
- 1号館
- 学生課
- 教務課
- 2号館
- 学生食堂
- 体育館
- ゴルフ練習場・テニスコート
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]オーストラリア
[編集]系列校・園
[編集]社会との関わり
[編集]- 公開講座が行われている。
卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]- ビジネス実務学科(商科&ビジネスコミュニケーション科含む):一般企業への就職者が多い。実績の例として三菱倉庫・福邦銀行・三菱UFJ銀行・ジェイアール名古屋タカシマヤ・トヨタ自動車・東海ラジオ放送・中部日本放送・デンソー・トヨタ自動車・三十三銀行・十六銀行などがある。
- 人間情報学科(経営情報学科含む):上記同様、一般企業への就職者が多い。実績の例として名古屋銀行・中京銀行・ソニー・水谷建設・アイシン・リンナイ・中部電力・三岐鉄道・三越・都ホテルズ&リゾーツなどがある。
編入学・進学実績
[編集]- ビジネス実務学科(商科&ビジネスコミュニケーション科含む):名古屋産業大学のほか愛知学院大学・岐阜聖徳学園大学ほか
- 人間情報学科(経営情報学科含む):名古屋産業大学のほか信州大学・岐阜経済大学・愛知大学・愛知学泉大学・中部大学・東海学園大学・名古屋学院大学・名古屋経済大学・日本福祉大学・鈴鹿国際大学ほか
不祥事
[編集]教職員組合に参加した教員に対する雇止めが相次いであり、最近雇止めされた教授の一人が学園を提訴したことが、毎日新聞、中日新聞、共同通信社等に報道された[2][3][4]。
脚注
[編集]- ^ 学校案内・ホームページなどに住所を載せる場合はなぜか「山の田」の部分が表示されない。
- ^ “名古屋経営短大の雇い止め 教職員組合の書記長が学園を提訴(毎日新聞)”. 毎日新聞. 2022年6月6日閲覧。
- ^ “元教授雇い止め「不当労働行為」 愛知、運営法人を提訴:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2022年6月6日閲覧。
- ^ “「雇い止め無効」と提訴”. 岐阜新聞. (2022年6月5日)
参考文献
[編集]- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『名古屋女子商科短期大学』:入学案内小冊子
- 『名古屋経営短期大学』:入学案内小冊子