滋賀県立大学
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滋賀県立大学 | |
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A5棟(2019年6月) | |
大学設置 | 1995年 |
創立 | 1950年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 公立大学法人滋賀県立大学 |
本部所在地 |
滋賀県彦根市八坂町2500 北緯35度15分35.6秒 東経136度13分9.3秒 / 北緯35.259889度 東経136.219250度座標: 北緯35度15分35.6秒 東経136度13分9.3秒 / 北緯35.259889度 東経136.219250度 |
学部 |
環境科学部 工学部 人間文化学部 人間看護学部 |
研究科 |
環境科学研究科 工学研究科 人間文化学研究科 人間看護学研究科 |
ウェブサイト | https://www.usp.ac.jp/ |
滋賀県立大学(しがけんりつだいがく、英語: The University of Shiga Prefecture)は、滋賀県彦根市にある公立大学。公立大学法人滋賀県立大学によって運営されている。
概観
[編集]初代学長は動物行動学者の日高敏隆(京都大学名誉教授)である[1]。前身の滋賀県立短期大学(農業部、工業部、家政部)を4年制大学に改組して発足した。
沿革
[編集]年表
[編集]- 1991年(平成3年)11月27日 - 開設準備委員会を設置し、初会合を開催[2]。
- 1993年(平成5年)9月16日 - 学舎整備事業の起工式を開催[3]。
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)
- 1998年(平成10年)- 学舎が公共建築百選に選定される[12]。
- 1999年(平成11年)3月24日 - 初の卒業式と同窓会の設立総会を開催[13]。
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)4月 - 人間看護学部を設置[17]。
- 2005年(平成14年)3月24日 - 看護大学短期部を廃止[18]。
- 2006年(平成18年)4月 - 公立大学法人滋賀県立大学の設置により、運営する大学となる[19]。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)11月9日 - アウクスブルク大学と交流協定を締結[22]。
- 電子システム工学科棟が完成。
- 2012年(平成24年)- 人間文化学部に国際コミュニケーション学科を設置。
- 2028年(令和10年)- 公立大学法人滋賀県立大学のもとで、滋賀県立高等専門学校を野洲市に開講予定[23]。滋賀県立大学内に開設準備室を設置。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学部
[編集]- 環境科学部
- 工学部
- 材料科学科
- 機械システム工学科
- 電子システム工学科
- 人間文化学部
- 地域文化学科
- 生活デザイン学科
- 生活栄養学科
- 人間関係学科
- 国際コミュニケーション学科
- 人間看護学部
- 人間看護学科
研究科
[編集]附属機関
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
学生生活
[編集]クラブ活動
[編集]学園祭
[編集]湖風祭
[編集]- 例年11月第2週の金土日の3日間に渡って学園祭「湖風祭」(こふうさい)が開催されている[24]。
- 特徴 大学が環境科学部を擁するため、学園祭も環境に配慮した取組を積極的に行っている[25]。ゴミらというキャラクターゴミ箱によるゴミ分別や、Myはし企画、使い捨て皿ではなく何度でも使えるプラスチック皿を採用したDRP(Dish Return Project)など省資源対策に取り組んでいる。キャラクターゴミ箱のゴミらから生まれた「環境戦隊ゴミらレンジャーショー」、人間文化学部生活文化学科生活デザイン専攻の3回生を中心として行われる「Fashion Show」など学生の手作り感を全面に出した学園祭となっている。
湖風夏祭
[編集]- 学園祭に先立ち6月下旬の土曜日に夏祭「湖風夏祭」(うみかぜなつまつり)が開催されている[26]。
イベント
[編集]- 滋賀県立大学オーケストラの定期演奏会が秋にひこね市文化プラザにて開催される。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
[編集]施設
[編集]キャンパス
[編集]キャンパスは琵琶湖岸近くに立地する。1998年(平成10年)の公共建築百選に選定されている[12]。
対外関係
[編集]地方自治体との協定
[編集]- 産官学民連携による新しいまちづくり活動に向けた四者連携協定(2011年締結)[28]
- 包括的な連携・協力協定(2011年締結)[29]
- 東近江市と滋賀県立大学との連携・協力に関する協定(2012年締結)
- 米原市と滋賀県立大学との連携・協力に関する協定(2012年締結)
- 守山市と滋賀県立大学との連携・協力に関する協定(2013年締結)
- 愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町と滋賀県立大学との連携・協力に関する協定(2014年締結)[30]
- 草津市と滋賀県立大学との連携・協力に関する協定(2016年締結)[31]
- 大津市と公立大学法人滋賀県立大学との包括連携に関する協定(2019年締結)[32]
- 竜王町と滋賀県立大学との包括連携に関する協定(2019年締結)[33]
- 高島市と公立大学法人滋賀県立大学との包括連携に関する協定(2020年締結)[34]
- 公立大学法人滋賀県立大学と野洲市との包括連携に関する協定(2022年締結)[35]
- 包括連携に関する協定(2022年締結)[36]
他大学との協定
[編集]国外の大学間協定
[編集]産学連携
[編集]産学連携センターを設置している[37]。
関連項目
[編集]- 滋賀県立短期大学(2005年閉学・併合)
- 滋賀県立農業短期大学(1958年閉学、滋賀県立短期大学に併合)
- 滋賀県立総合病院
- 滋賀県立小児保健医療センター
- 滋賀県立精神医療センター
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 取り扱う専門分野は動植物保全生態学、地震地下水学、水圏生態学、水圏化学,分析化学、陸水生物学,寄生虫学、分類学、水圏生態学、陸水学(湖沼学)、理論生態学、環境変遷学、環境変遷学、分子微生物,環境微生物、森林生態学、環境科学,影響評価科学、森林水文学、大気環境学
- ^ 取り扱う専門分野は地理学、環境法・環境政策、環境経営、森林政策・計画、資源・環境経済等の環境経済学、環境経営論、地域経済・政策論、開発経済学、環境社会学(環境ガバナンス, 湖沼流域ガバナンス-水資源管理、住民参加、意思決定手法、流域政策・計画、水工学)応用生態工学、行動経済学、環境計画、地域システム、持続可能な地域づくり(市民参加・協働、NPO活動)環境工学・環境システム学(ライフサイクルアセスメントやエネルギーシステム・社会-生態システム)など
- ^ 取り扱う専門分野は作物学、栽培学、植物生理学、植物・分子生物学/細胞工学、花卉園芸学、植物遺伝育種学、蔬菜園芸学/植物工場
- ^ 取り扱う専門分野は水産増養殖魚類栄養学、個体群生態学、進化生態学、家畜飼養学、飼料開発学
- ^ 取り扱う専門分野は環境化学、土壌化学
- ^ 取り扱う専門分野は環境経済学、農業経済学、林政学
- ^ 取り扱う専門分野は応用微生物学、菌類分子遺伝学、植物病理学、農薬科学、植物病理学
- ^ 取り扱う専門分野は農業工学系(水環境工学、水質科学、生態工学、水文学、土壌物理学、灌漑排水学、水田生態工学)
出典
[編集]- ^ 「日高敏隆氏が死去 動物行動学草分け、初代県立大学長」『京都新聞』京都新聞社、2009年11月24日、朝刊、1面。
- ^ 「年度内に基本構想 平成7年向け初会合 滋賀県立大開設準備委」『京都新聞』京都新聞社、1991年11月28日、朝刊、3面。
- ^ 「県立大 本格工事スタート 彦根で起工式 2年後に開学へ 談合指摘の管理棟入札のめど立たず」『京都新聞』京都新聞社、1993年9月17日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「県立大設置認可を申請 来春開学へ学部構成提出」『読売新聞』読売新聞社、1994年4月30日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「環境科学部備えた 滋賀県立大 来春開校へ」『産経新聞』産業経済新聞社、1994年12月21日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「学問の追求誓う 滋賀県立大 初の入学式」『京都新聞』京都新聞社、1995年4月10日、夕刊、10面。
- ^ 「滋賀県立大 開学 「環境立県」の砦 船出 研究成果世界に発信」『京都新聞』京都新聞社、1995年3月26日、朝刊、16-17面。
- ^ 「県立大の開学祝い式典 日高学長ら 期待込めあいさつ」『京都新聞』京都新聞社、1995年6月7日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「神戸の中国資料館から県立大に蔵書2万冊 4月から一般公開 きょう感謝状」『京都新聞』京都新聞社、1996年2月22日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「楠田枝里子さん 地上絵巡り対談 県立大学長と」『読売新聞』読売新聞社、1996年9月8日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「きょうオープン 記念の講演や対談 県立大学の交流センター」『朝日新聞』朝日新聞社、1996年9月7日、朝刊 滋賀版。
- ^ a b 「公共建築100選に県立大学と八日市市庁舎」『中日新聞』中日新聞社、1998年10月31日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「きょう同窓会設立総会開く 初の卒業式の県立大」『朝日新聞』朝日新聞社、1999年3月24日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「単位互換協定に調印 滋賀大と滋賀県立大」『京都新聞』京都新聞社、2002年3月14日、朝刊 滋賀版、25面。
- ^ 「「人間看護学部」文科省に設置申請 県立大」『京都新聞』京都新聞社、2002年4月27日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「3大学新設を承認 長浜バイオ びわこ成蹊スポーツ 聖泉 文科省 県立大1学部増も」『京都新聞』京都新聞社、2002年12月20日、朝刊、3面。
- ^ 「「精神の牙を磨け」西川学長が呼びかけ」『毎日新聞』毎日新聞社、2003年4月10日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「「夢持ち生き続けて」県立大で卒業式 看護短大部は最後に」『京都新聞』京都新聞社、2005年3月25日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「公募の理事ら決定 法人化で県立大(彦根市)」『京都新聞』京都新聞社、2006年3月8日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「環境共生研究センター 県立大が開設」『中日新聞』中日新聞社、2008年7月2日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「温暖化研究拠点を設立 企業や自治体と連携 1日開所式 県立大」『京都新聞』京都新聞社、2008年6月29日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「県立大と交流協定 独のアウクスブルク大」『中日新聞』中日新聞社、2009年11月10日、朝刊、20面。
- ^ “滋賀県立高等専門学校|2028年4月開校予定”. 公立大学法人滋賀県立大学. 2024年11月17日閲覧。
- ^ 「バス試食や音楽祭など 県立大「湖風祭」 あすから」『京都新聞』京都新聞社、2002年11月7日、朝刊 滋賀版。
- ^ 「環境へ配慮 県立大「湖風祭」」『朝日新聞』朝日新聞社、1998年11月8日、朝刊 滋賀版。
- ^ a b 「「和」テーマに湖風夏祭 県立大学で24日に開催 浴衣着用でうちわ (彦根市・県立大)」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年6月21日、朝刊 滋賀版。
- ^ 『滋賀県立大学と彦根市の連携・協力に関する協定書』(PDF)2011年 。
- ^ 田口真太郎「琵琶湖内湖「西湖」における産官学民連携による景観保全とまちづくり」『ランドスケープ研究』85巻、2号、日本造園学会、124-125頁、2021年。ISSN 1348-4559 。
- ^ “『県立大と包括連携協定 長浜市が産業、文化振興などで』”. 近江毎夕新聞. 2023年5月22日閲覧。
- ^ 『広報とよさと』(PDF)滋賀県犬上郡豊郷町・総務企画課、2014年 。
- ^ “滋賀県立大学と連携・協力に関する協定を締結”. www.city.kusatsu.shiga.jp. 2023年5月22日閲覧。
- ^ “大学との協力協定|大津市”. www.city.otsu.lg.jp. 2023年5月22日閲覧。
- ^ 「竜王町と滋賀県立大「包括連携に関する協定」締結」『滋賀報知新聞』2019年9月9日。2023年5月23日閲覧。
- ^ “滋賀県立大学との包括連携協定|高島市”. www.city.takashima.lg.jp. 2023年5月22日閲覧。
- ^ “公立大学法人滋賀県立大学と包括連携に関する協定を締結しました/野洲市ホームページ”. www.city.yasu.lg.jp. 2023年5月22日閲覧。
- ^ 『広報ひの』(PDF) 8月号、日野町役場企画振興課、2022年 。
- ^ 滋賀県立大学産学連携センターの紹介(2019年9月1日閲覧)。
- ^ ガラス工学で産学連携推進『日本経済新聞』朝刊2019年8月28日(大学面)2019年9月1日閲覧。