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利用者:尾張の人/sandbox4

第54回 NHK杯テレビ将棋トーナメント
開催期間 2004年4月4日~2005年3月27日
前NHK杯 久保利明
第54回NHK杯 山崎隆之(NHK杯選手権者)
NHK杯テレビ将棋トーナメント
< 第53回NHK杯第55回NHK杯 >
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NHK杯テレビ将棋トーナメント
ジャンル 趣味番組 / 教養番組 / 字幕放送
出演者 (聞き手) 千葉涼子
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2004年4月4日~2005年3月27日
放送時間日曜 10:20 - 12:00
放送分100分
公式サイト(NHK)
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第54回NHK杯テレビ将棋トーナメント(だい54かいえぬえいちけいはいテレビしょうぎトーナメント)は日本放送協会(NHK)が主催する将棋棋戦であるNHK杯テレビ将棋トーナメントの54回目の大会であり、NHK Eテレで放送されたテレビ番組である。本項では第54回の出場者と対局結果・各対局の放送日のみについて記述する。

本戦出場棋士

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グループ分けは2003年12月末時点の状況に基づく。タイトル称号と段位は2004年4月の本戦開始時点のもの。
◎ 次期55回の出場シード権がある棋士

シード(予選免除)棋士

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本戦2回戦からのシード (14名)
II-(1) 前年度ベスト4
(4名)
(優 勝)久保利明 NHK杯
(準優勝)羽生善治 名人
(ベスト4)谷川浩司 二冠
(ベスト4)丸山忠久 九段
II-(2) タイトル保持者
(3名)
竜王 : ◎森内俊之 竜王(王将)[1]
名人 : (羽生善治 名人(王座))
王位 : (谷川浩司 二冠(王位・棋王))[2]
王座 : (羽生善治 名人(王座))
棋王 : (丸山忠久 九段)(2003年12月末時点)[3]
王将 : (羽生善治 名人(王座))(2003年12月末時点)[4]
棋聖 : ◎佐藤康光 棋聖
朝日 : ◎深浦康市 八段[5]
II-(3) 順位戦A級の棋士
(5名)[6]
  1. (森内俊之 竜王)
  2. (佐藤康光 棋聖)
  3. 藤井猛 九段
  4. (谷川浩司 二冠)
  5. (丸山忠久 九段)
  6. 青野照市 九段(63期:B級1組)
  7. 三浦弘行 八段
  8. 島朗 八段(63期:B級1組)
  9. (久保利明 八段)
  10. 鈴木大介 八段

数字は順位戦における順位(前年12月時点)

II-(4) 永世称号呼称者
(1名)
  1. 中原誠 永世十段
II-(5) 順位戦B級1組の棋士
(1名)
  1. 郷田真隆 九段
本戦1回戦からのシード (17名)
I-(1) 順位戦B級1組の棋士
(11名)[7]
  1. (郷田真隆 九段)
  2. 森下卓 九段
  3. 井上慶太 八段
  4. (深浦康市 八段)(63期:A級)
  5. 先崎学 八段
  6. 田中寅彦 九段
  7. 中村修 八段
  8.  神谷広志 七段(63期:B級2組)
  9. 阿部隆 七段
  10.  加藤一二三 九段(63期:B級2組)
  11. 高橋道雄 九段(63期:A級)
  12. 中川大輔 七段
  13. 北浜健介 七段(76期:B級2組)

数字は順位戦における順位(前年12月時点)

I-(2) 公式棋戦優勝者
(1名)[8]
日本シリーズ:(羽生善治 名人)(第24回 優勝)
新人王戦田村康介 五段(第34期 優勝)
銀河戦:(佐藤康光 棋聖)(第11期 優勝)
I-(3) 総合成績優秀者(B級2組以下)
(5名)[9]

予選通過棋士

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1~18組の予選通過者(18名)は、本戦1回戦で1回戦シード(17名)又は女流棋士と対戦する。

本戦1回戦からの参戦 (予選 各組勝者 18名 及び「女流棋士」枠 1名)
本戦1回戦からの参戦 (予選 各組勝者 18名 及び「女流棋士」枠 1名)
*1組 杉本昌隆 六段 *2組 南芳一 九段 *3組 脇謙二 八段
*4組 小林裕士 五段 *5組 福崎文吾 八段 *6組 畠山鎮 六段
7組 千葉幸生 四段 8組 佐藤秀司 六段 9組 富岡英作 八段
10組 上野裕和 四段 11組 橋本崇載 四段 12組 松尾歩 五段
13組 宮田敦史 四段 14組 豊川孝弘 六段 15組 北島忠雄 六段
16組 野月浩貴 五段 17組 飯島栄治 四段 18組 真田圭一 六段
女流棋士 中井広恵 女流二冠
*関西=1組、2組、3組、4組、5組、6組。
予選組合せ
1組~18組 - 第54回NHK杯戦【予選】(日本将棋連盟)
女流棋士 - NHK杯出場女流棋士決定戦

本戦トーナメント

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本戦トーナメント表

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第54回NHK杯テレビ将棋トーナメント 組合せ(日本将棋連盟)

第54回NHK杯テレビ将棋トーナメント トーナメント表(NHK将棋)

決勝戦
  決勝進出者   第54回NHK杯テレビ将棋トーナメント 
優勝者
Aブロック 決勝進出者
 山崎隆之 六段 
   NHK杯選手権者
   山崎隆之 六段  (初優勝) 
Bブロック 決勝進出者
 羽生善治 四冠 

本戦対局結果と放送日一覧

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※各棋士及び解説者の段位は、原則放送当時。

司会・聞き手 0 千葉涼子 女流三段

3回戦 第1局~第8局

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3回戦(先手番 6勝 - 後手番 2勝)
局数 / ブロック / 放送日 先手 後手 解説者
第1局
2004年

12月05日
郷田真隆
九段
081手 北浜健介
七段
行方尚史
七段
第2局 12月12日 丸山忠久
九段
102手 山崎隆之
六段[10]
阿部隆
七段
第3局 12月19日 深浦康市
八段
158手 三浦弘行
八段
丸山忠久
九段
第4局 12月26日 森内俊之
竜王名人[11]
097手 鈴木大介
八段
森下卓
九段
第5局
2005年

01月09日
谷川浩司
棋王
109手 中原誠
永世十段
加藤一二三
九段
第6局 01月16日 久保利明
NHK杯
121手 先崎学
八段
佐藤康光
棋聖
第7局 01月23日 羽生善治
二冠[12]
159手 橋本崇載
四段
藤井猛
九段
第8局 01月30日 佐藤康光
棋聖
093手 田村康介
五段
島朗
八段

準々決勝・準決勝・決勝

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準々決勝・準決勝・決勝(先手番 4勝 - 後手番 3勝)
局数 / ブロック / 放送日 先手 後手 解説者
準々決勝 第1局
2005年

02月06日
佐藤康光
棋聖
136手 羽生善治
二冠[12]
青野照市
九段
第2局 02月13日 郷田真隆
九段
179手 久保利明
NHK杯
木村一基
七段
第3局 02月20日 森内俊之
名人[11]
083手 谷川浩司
棋王
郷田真隆
九段
第4局 02月27日 山崎隆之
六段[10]
117手 三浦弘行
八段
福崎文吾
八段
準決勝 第1局
2005年

03月06日
郷田真隆
九段
180手 山崎隆之
六段
有吉道夫
九段
第2局 03月13日 羽生善治
四冠[12]
113手 森内俊之
名人[11]
先崎学
八段
決勝[13]
2005年

03月27日
羽生善治
四冠[12]
128手 山崎隆之
六段[10]
中原誠
永世十段
【決勝まで】(千日手局、時間不明の対局を除く)
今期最少手数:3回戦 第1局(81手) / 今期最多手数:準決勝 第1局(180手)
先手番 28勝 - 後手番 21勝(全49対局)

脚注

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出典

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  1. ^ 森内俊之竜王は2004年3月16日、王将獲得。
  2. ^ 谷川浩司王位は2004年3月20日、棋王獲得。
  3. ^ 丸山忠久九段は2004年3月20日、棋王失冠。
  4. ^ 羽生善治名人は2004年3月16日、王将失冠。
  5. ^ 当時、朝日オープン選手権者はタイトルホルダーと同等の扱いとされていた。
  6. ^ 第62期順位戦A級在籍棋士順位10名のうち、前年度ベスト4(久保、谷川、丸山)とタイトルホルダー(森内、佐藤康)を除いた5名
  7. ^ 第62期順位戦B級1組在籍棋士13名のうち、2回戦シード者(郷田、深浦)を除いた11名。
  8. ^ 該当者のうち2回戦シード者(羽生、佐藤康)を除いた1名
  9. ^ 前年1月~12月の対局数、勝数、勝率の3部門の各順位を合計した総合ランキングによる
  10. ^ a b c 山崎隆之五段は2004年11月18日、六段昇段。
  11. ^ a b c 森内俊之竜王は2004年6月11日、名人獲得。同年12月28日、竜王失冠。
  12. ^ a b c d 羽生善治名人(王座)は2004年6月11日、名人失冠。2004年9月8日に王位、2005年2月10日に王将、2005年2月25日に棋王を獲得。
  13. ^ 2005年3月20日放送予定だったが、福岡県西方沖地震に関するニュースのため途中で放送が中断された。そのため、同月27日に放送された。

参考文献

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  • 内藤國雄、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、森内俊之、佐藤康光、渡辺明 (監修) (2013), NHK出版, ed., NHK杯伝説の名勝負 次の一手, NHK将棋シリーズ, NHK出版 

関連項目

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外部リンク

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