利用者:リトルスター/サブページ
登場人物
[編集]アメリカ合衆国政府関係者
[編集]- レオン・S・ケネディ (Leon Scott Kennedy)
- 声:ポール・メルシエ
- 本作の主人公で、アメリカ大統領直属のエージェント。27歳。
- ラクーンシティ壊滅事件で生き残ったことを合衆国政府に見込まれ、エージェントにスカウトされ、アシュリーの救出に向かう。
- アシュリー・グラハム (Ashley Graham)
- 声:キャロリン・ローレンス
- アメリカ合衆国大統領の娘。マサチューセッツ州の大学から下校する途中、ロス・イルミナドス教団に誘拐される[1]。
- イングリッド・ハニガン (Ingrid Hannigan)
- 声:サッリ・サフィオティ
- アメリカ政府機関の一員で、無線通信でレオンの作戦行動をサポートする。本作以降、レオンとは任務上幾度も関わっていくことになる。
ロス・イルミナドス教団
[編集]- オズムンド・サドラー (Osmund Saddler)
- 声:マイケル・ガフ モーションキャプチャー:秦健二
- 古からの宗教団体、ロス・イルミナドス教団の教祖。
- 周辺地域の領主であるラモン・サラザールを篭絡してプラーガの封印を解き、村人たちに予防接種と称してプラーガの種を植え付けた。その後はプラーガの力を利用して支配領域を拡大していく。そして、大統領の娘・アシュリーを誘拐し、プラーガを注射した彼女を送り返すことでアメリカ合衆国を混乱させ、最終的には全世界を支配しようと目論む。
- 教祖の証にして寄生体を操るための杖を常に所持している。また、寄生されても自我を残すことができる支配種プラーガ、それも他の支配種プラーガよりも強力な個体をその身に宿している。
- ビトレス・メンデス(Bitores Mendes)[注 1]
- 声:ジェシー・コルティ
- 教団の神父であるスペイン人で、レオンが訪れた村の村長でもある。彼自身もプラーガを宿している。
- ラモン・サラザール (Ramon Salazar)
- 声:Rene Mujica モーションキャプチャー:つるぎだん
- 村の近隣に大きな城を構え、古くから周辺を統治してきたサラザール家の8代目当主。もともと彼の一族はプラーガを城の地下に封じる形で教団から守ってきたが、家族がおらず孤独感に由来する心の隙をサドラーに突かれて教団に入信し、城の地下に封印されていたプラーガを解き放った。
- 20歳という年齢に反し、子供のような体躯に老人のような顔つきと声に白髪というアンバランスな容姿をしている[注 2]。
- なお、シリーズの中では珍しく、レオンをミドルネームの「スコット」で呼んでいる。
- ヴェルデューゴ
- サラザールの側近で、プラーガと昆虫の遺伝子を応用した実験の完成形でもある。名前はスペイン語で「執行者」を意味する。
- 赤いローブを着た者と黒いローブを着た者の二体が存在する。赤い方はサラザール曰く「右腕」であり、高い信頼を寄せており、サラザールと常に行動を共にする。
- 元々はサラザールの執事であり、自らプラーガを受け入れたことが示唆されている。
- ルイス・セラ (Luis Sera)
- 声:リノ・ロマノ モーションキャプチャー:和田圭一
- 教団でプラーガの研究をしていた科学者。プラーガを利用した教団の真の目的を知ったことで、良心の呵責から教団を裏切り、村から脱出するためにプラーガのサンプルを持ち出していた。
- 軽薄に見えるが義理堅い一面もある。また、家族や過去についてあまり話したがらない。
- 武器商人
- 声:ポール・メルシエ
- 本編にて、お金と引き換えにアイテムや武器の売買・改造をプレイヤーに提供してくれる謎の人物。
- オレンジ色に輝く瞳に黒いフードを被り、口元を紫の布で覆い隠した不気味な姿をしている。また、独特の発音の英語をダミ声で話す。
- 正体は村人と同じガナードだが、中立的な立場であるため襲っては来ず、金さえあれば、本来敵であるレオンやエイダにも武器を売ってくれる。
第3の組織
[編集]- アルバート・ウェスカー (Albert Wesker)
- 声:リチャード・ワウ
- 元S.T.A.R.S.の隊長にして元アンブレラの研究員。
- 本作では、巨大製薬会社「S」と接触している今作では、プラーガのサンプルを得るために村へ送り込んだエイダやクラウザーを、影から指揮する役で登場している[注 3]。
- 『THE MERCENARIES』においてプレイヤーキャラクターとして使用可能である。
- エイダ・ウォン (Ada Wong)
- 声:サリー・ケーヒル
- ウェスカーの協力者で、プラーガのサンプルを入手するため、教団の支配する村に侵入する。
- 『ADA THE SPY』や『the another order』において主人公として登場。『THE MERCENARIES』でもプレイヤーキャラクターとして使用可能である。
- ジャック・クラウザー (Jack Krauser)
- 声:ジム・ワード
- 元アメリカ特殊作戦軍所属の兵士で、レオンの元相棒[注 4]。ウェスカーの指令でプラーガのサンプルを入手するため、レオンやエイダが村を訪れる以前から、教団にスパイとして潜り込んでいる。
- 『THE MERCENARIES』においてプレイヤーキャラクターとして使用可能である。
その他
[編集]登場するクリーチャー
[編集]今作では、シリーズ恒例のゾンビをはじめとするt-ウィルス由来のクリーチャーおよびB.O.W.に代わり、サラザール家の領地に生息する寄生生物・プラーガおよびそれに由来するクリーチャーやB.O.W.が多数登場する。
「プラーガ」という名称は、スペイン語で「害虫」を意味する「Las Plagas」から来ている。 プラーガの成虫は母体から生み出される仕組みとなっている。 プラーガそのものは短時間で衰弱死してしまう上、肉体も非常に脆弱である。また、光に弱い[2]。 宿主の体内に植え付けられた卵から孵化する、もしくは胞子状になり休眠状態になった幼体が宿主の体内に侵入し活動を再開すると、宿主の中枢神経に触手を伸ばして同化し、精神を支配すると同時に、宿主に超人的な力を与える。宿主が大きなダメージを受けた場合は、プラーガが露出して直接肉体の制御を行う[2]。
プラーガには、宿主の自我を保ったまま他のプラーガを支配できる「支配種」と、支配種の配下に置かれる「従属種」がおり[3]、ガナードをはじめとする本作に登場するクリーチャーの大部分は従属種に寄生された存在である。
プラーガに肉体を乗っ取られた人間は、ガナード[注 6]と呼ばれるが、単に「ガナード」と呼称した場合は主に村人、邪教徒、戦闘員の3種を指す。
プラーガに寄生された人間は、もともと持っていたの知識や技術をもとに感染前の生活を模倣する形で活動している。ただし、プラーガとの同化の度合いによっては破壊衝動が上回り、「アシュリーを生け捕りにせよ」という教団からの指示を無視する者もいる[注釈 1]。
プラーガはヒト以外の生物にも寄生しているほか、動く鎧ことアルマデューラ(Armadura)[4]のようにプラーガが人工物の内部に入って操縦しているケースもある。
カルト教団ロス・イルミナドスは悲願である世界征服の実現に向け、プラーガの利点を生かして有機生命体兵器(B.O.W.=Bio Organic Weapon)を生み出している ほか、幹部四名(サドラー、サラザール、村長、クラウザー)は支配種を自らに寄生させている。
ただし、これらのB.O.Wは欠点や弱点が存在しており、たとえばプラーガを用いた肉体強化実験で生まれたガラドール (Garrador)の場合、目に付いた者に敵味方の区別なく襲い掛かるほど凶暴化したため、瞼を縫合して視界を奪われて幽閉された経緯を持つ[5]。封じられた視覚に代わって聴覚が発達したことで、わずかな足音でも正確に獲物の位置を捕えられる反面、鐘などの大きな音に注意を引き付けられることもある[6][5]。また、物語の終盤で登場するU-3の場合、プラーガを用いた応用実験によって複数の生物の遺伝子(人間、昆虫、爬虫類)を内包しているものの、各生物の特徴の調整が不完全なため、それぞれの生物を混ぜたような異質な見た目をしている[6]。
支配種プラーガを宿した者および、B.O.W.の一種であるヴェルデューゴについては#登場人物を参照。
特定のキャラクターに対する反響
[編集]アシュリーはルックスの良さ[注 7]に加え、初期衣装は袖なしのニットにミニスカートと露出度が高いため、この状態のアシュリーを高所に配置し、カメラアングルを調整して鑑賞するプレイヤーも少なくなかった[1]。
また、村人の話すスペイン語が別のセリフに聞こえる(空耳)ことから、インターネット・ミームへと発展した[7][注 8]。
敵キャラクターの中にはファンから人気を集めた者もおり、たとえばU-3はファンから「ゆうぞう」と呼ばれている[6]。また、チェーンソー男やチェーンソー姉妹のようにコスプレ[注 9]の題材となったり、サラザール[注 10]のようにグッズ化された例もある。
シリーズ他作品への影響
[編集]2022年に発売された『バイオハザード ヴィレッジ』は本作を参考に開発されており、本作の武器商人に相当するキャラクターとして「デューク」が存在するなど、類似点もある[注 11]。
注釈
[編集]- ^ 他の人達から一貫して「村長」と呼ばれ、名前で呼ばれることはない。
- ^ この容姿はプラーガによるものではない。
- ^ 本編にはレオン、エイダ、クラウザーのセリフで登場するだけに留まるが、エイダが主人公を務める『the another order』では、エイダの通信越しに姿を見せる
- ^ レオンの相棒時代のエピソードは『ダークサイド・クロニクルズ』で描かれる。
- ^ 開発当初は本編に登場する予定であった。
- ^ スペイン語で「家畜」を意味する[3]。
- ^ ゲーム内においてもレオンが彼女の尻の大きさについて言及する場面があるほか、ルイスからは胸をミサイルに例える場面がある[1]。
- ^ たとえば、"Os voy a romper a pedazos"(八つ裂きにしてやる)というセリフの場合、日本語では「おっぱいのぺらぺらソース!」と呼ばれている[7]。
- ^ 品川経済新聞によると、2017年5月21日に大井競馬場で行われたファンランイベント「バイオハザード ゾンビラッシュ」では、公認コスプレイヤーの中にチェーンソー男とチェーンソー姉妹がいたとされている[8]。
- ^ OculusがVR版『バイオハザード4』の発売を記念してTwitter上で行った「#バイオ4VRノーミスクリアチャレンジ」(応募期間:2021年11月1日10:00~11月30日23:59)では、応募者の中から抽選で「等身大サラザール 抱きまくら」が配布された[9]。
- ^ 『バイオハザード ヴィレッジ』のディレクターである佐藤盛正はIGNとのインタビューの中で、同作は『バイオハザード7』と『バイオハザード4』の間の子どものようなものだと説明してる[10]
出典
[編集]- ^ a b c “『バイオRE:4』で期待されるアシュリーのサービスショット…紳士の嗜みは蘇るのか?”. インサイド (2022年6月19日). 2022年11月11日閲覧。
- ^ a b “【4Gamer.net】[週刊連載]バイオハザード4攻略連載 振り返ればヤツがいる 第2回”. www.4gamer.net (2007年7月19日). 2023年1月4日閲覧。
- ^ a b “『バイオハザード アンブレラコア』5月12日に発売決定!『バイオ4』の村が再び戦場に”. Game*Spark (2016年1月26日). 2023年1月6日閲覧。
- ^ “【4Gamer.net】[週刊連載]バイオハザード4攻略連載 振り返ればヤツがいる 第4回”. www.4gamer.net (2007年8月2日). 2023年1月4日閲覧。
- ^ a b “【4Gamer.net】[週刊連載]バイオハザード4攻略連載 振り返ればヤツがいる 第3回”. www.4gamer.net (2007年7月26日). 2023年1月4日閲覧。
- ^ a b c キャプテンアサガヤ (2022年10月21日). “『バイオハザード RE:4』で再戦が楽しみな最恐モンスター6選!”. IGN Japan. 2022年10月22日閲覧。
- ^ a b “「もちっとした餃子」はリメイクでどうなる?『バイオ4』で大流行した“空耳ミーム”たち”. インサイド (2022年6月16日). 2022年10月22日閲覧。
- ^ “大井競馬場で「バイオハザード ゾンビラッシュ」 真夏日に負けずゾンビ健闘”. 品川経済新聞 (2017年5月22日). 2023年1月6日閲覧。
- ^ “VR版『バイオハザード4』でノーミスクリアチャレンジキャンペーンを開催!「等身大サラザール抱きまくら」などの豪華グッズをプレゼント”. www.oculus.com (2021年11月1日). 2023年1月6日閲覧。
- ^ {{Cite web |title=『バイオハザード7』の直接の続編でありながら、『4』のDNAを引き継ぐ――『バイオハザード ヴィレッジ』開発者インタビュー! |url=https://jp.ign.com/resident-evil-village/51602/interview/74dna |website=IGN Japan |date=2021-04-30 |access-date=2022-11-12 |language=ja |first=byクラベ・エスラ
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