中谷宇吉郎雪の科学館
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中谷宇吉郎雪の科学館 Nakaya Ukichiro Museum of Snow and Ice | |
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施設情報 | |
正式名称 | 加賀市中谷宇吉郎雪の科学館 [1] |
専門分野 | 自然科学(雪氷学) |
来館者数 | 15,209人(2021年度)[2][注釈 1] |
館長 |
古川義純 (2022年11月時点)[4] |
事業主体 | 加賀市 |
管理運営 |
指定管理者[注釈 2]: 雪の科学館指定管理者グループ[注釈 3] (指定期間:2020年4月1日 - 2025年3月31日)[3] |
年運営費 | 3747万6728円(2019年度支出額)[3] |
建物設計 | 磯崎新 |
延床面積 | 759.69m2 [5] |
開館 | 1994年11月1日[6] |
所在地 |
〒922-0411 石川県加賀市潮津町イ106番地 |
位置 | 北緯36度21分8.8秒 東経136度21分45秒 / 北緯36.352444度 東経136.36250度 |
アクセス | 加賀温泉駅からバス(CANBUS)約1時間「中谷宇吉郎雪の科学館」下車 |
外部リンク | 公式ホームページ |
プロジェクト:GLAM |
中谷宇吉郎雪の科学館(なかやうきちろうゆきのかがくかん、英語: Nakaya Ukichiro Museum of Snow and Ice)は、石川県加賀市に位置する中谷宇吉郎の雪にまつわる博物館である。
概要
[編集]石川県江沼郡片山津町(現・加賀市)出身で、世界で初めて人工的に雪の結晶を作りだすことに成功し、低温科学の分野で世界的な研究を成し遂げた、物理学者・中谷宇吉郎を顕彰する目的で、1994年11月1日に開館した。近くには柴山潟や片山津温泉がある。館の設計を世界的建築家の磯崎新が手がけ[7]、1994年11月に竣工した[8]。
館内は、雪と氷にまつわる様々な展示がある。資料やスライドショーのみならず、「雪と氷の実験室」で雪や氷を作る事が出来る体験型の施設がある。中谷宇吉郎に関する展示も多く、自身の名言「雪は天から送られた手紙である」が記された掛軸がある。また、子供雪博士教室や講演会、コンサート、写真展などの雪にまつわるイベントも多く開催されている。
施設データ
[編集]- 〒922-0411 石川県加賀市潮津町イ106番地
- 現在の指定管理者は、雪の科学館指定管理者グループ[9][3][注釈 3](代表:加賀市総合サービス株式会社、指定期間:2020年4月1日 - 2025年3月31日)。
利用案内
[編集]- 開館時間:9:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:毎週水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(要問合せ)
- 入館料:一般 560円、75歳以上 280円
沿革
[編集]交通アクセス
[編集]- JR西日本北陸新幹線・IRいしかわ鉄道線加賀温泉駅より車で10分。
- 北陸新幹線・IRいしかわ鉄道線小松駅より車で15分。
- 北陸自動車道片山津ICより車で5分
- JR加賀温泉駅より加賀温泉バス「石川病院」行きに乗車、「雪の科学館前」で下車。約20分。
- JR加賀温泉駅より市内循環バス「CANBUS(キャン・バス)」「海まわり線」乗車、「中谷宇吉郎雪の科学館」で下車。約76分。逆に館から加賀温泉駅までは約23分。あるいは「小松空港線」乗車、往復とも約15分。
- ※駐車場あり(乗用車30台、大型バス3台)。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 新型コロナウイルス感染症拡大防止のために5月18日から6月13日まで休館。なお、コロナ前の2019年度の来館者数は25,520人であった[3]。
- ^ 2010年度から指定管理施設に移行。
- ^ a b 第3期の指定管理者である「雪の科学館指定管理者グループ」は、従前からの構成者である加賀市総合サービス株式会社とNPO法人I Love加賀ネットの2者のほかに、一般財団法人中谷宇吉郎記念財団が加わったもの[10]。なお、加賀市総合サービス株式会社がグループの代表を務める。
- ^ 加賀市地域振興事業団への管理委託期間を含む[11]。
- ^ 第1期の指定管理者は、加賀市総合サービス株式会社とNPO法人I Love加賀ネットの共同企業体[12]。
- ^ 第2期の指定管理者は、第1期と同じ構成者から成るグループ。当初、2014年12月の時点では加賀市総合サービス株式会社の1者を指定管理者とする予定であったが[16]、開始直前の2015年3月に、同社にI Love加賀ネットを加えた2者から成るグループに変更された[17]。
出典
[編集]- ^ “加賀市中谷宇吉郎雪の科学館条例”. 2016年10月16日閲覧。
- ^ “令和4年度版 加賀市統計書 第11章 教育・文化”. 加賀市. 2023年5月28日閲覧。
- ^ a b c d 公の施設の指定管理者監査結果の公表について(加賀市監査委員 2021年1月18日)
- ^ 古川義純「中谷宇吉郎雪の科学館 開館30周年に向けて」『六花 ROKKA』第58号、中谷宇吉郎雪の科学館友の会、2022年11月、2頁。
- ^ “加賀市中谷宇吉郎雪の科学館指定管理者の仕様書”. 加賀市. 2013年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月5日閲覧。
- ^ a b 「『中谷宇吉郎 雪の科学館』が平成6年11月1日オープン!」『中谷宇吉郎 雪の科学館 通信』第2号、中谷宇吉郎 雪の科学館、1995年3月31日、1-5頁。“次の10年へ” (PDF), 中谷宇吉郎 雪の科学館 通信 (中谷宇吉郎 雪の科学館) 12: p. 1, (2005-03-31), オリジナルの2018-12-23時点におけるアーカイブ。 2016年10月16日閲覧。
- ^ “【追悼】磯崎 新 氏”. 中谷宇吉郎雪の科学館 (2023年1月3日). 2023年5月28日閲覧。
- ^ a b “中谷宇吉郎 雪の科学館”. 三陽アートギャラリー (2020年10月1日). 2023年5月28日閲覧。
- ^ 令和元年12月加賀市議会定例会 議案一覧(2022年11月6日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project、"議案第175号 加賀市中谷宇吉郎雪の科学館の指定管理者の指定について"を参照。
- ^ 「加賀市教育委員会」『令和元年第14回定例会』議事録、2019年11月29日。"議案第95号 加賀市中谷宇吉郎雪の科学館の指定管理者の指定について"に係る質疑応答を参照。
- ^ 指定管理者制度による民間企業運営館のヒアリング調査報告(金山喜昭)、89, 94頁を参照。
- ^ a b c 「指定管理元年」『中谷宇吉郎 雪の科学館 通信』第17号、中谷宇吉郎雪の科学館、2010年3月31日、1頁。
- ^ 平成21年第10回 加賀市議会定例会 議案概要(2015年8月6日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project、"議案第154号 加賀市中谷宇吉郎雪の科学館の指定管理者の指定について"を参照。
- ^ 「条例等議案」『平成27年当初予算説明会資料』加賀市、2015年2月、75頁。オリジナルの2023年2月5日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 平成27年第1回 加賀市議会定例会 議案一覧(2015年8月6日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project、"議案第54号 加賀市中谷宇吉郎雪の科学館の指定管理者の指定について"を参照。
- ^ 「加賀市教育委員会」『平成26年第18回定例会』議事録、2014年12月22日。"議案第55号 「中谷宇吉郎雪の科学館」指定管理者の指定に係る協議について"に係る質疑応答を参照。
- ^ 「加賀市教育委員会」『平成27年第3回定例会』議事録、2015年3月24日。"議案第17号 加賀市中谷宇吉郎雪の科学館指定管理者の指定について"に係る質疑応答を参照。
- ^ “来館のご案内”. 中谷宇吉郎 雪の科学館. 2023年5月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中谷宇吉郎 雪の科学館 - 公式ホームページ
- 中谷宇吉郎雪の科学館 - 加賀市ホームページ内 - ウェイバックマシン(2013年11月5日アーカイブ分)
- 中谷宇吉郎 雪の科学館 - 金沢の総合情報「きまっし金沢」
- 中谷宇吉郎 雪の科学館 - JRおでかけネット
- 中谷宇吉郎 雪の科学館- KAGA旅・まちネット
- 一般財団法人 中谷宇吉郎記念財団