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三笘薫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三笘 薫
ブライトンでの三笘(2022年)
名前
愛称 ミトマ、カオル、カリュー、三球王、ミトマール
カタカナ ミトマ カオル
ラテン文字 Mitoma Kaoru
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-05-20) 1997年5月20日(27歳)
出身地 神奈川県川崎市宮前区
身長 178cm[1][2]
体重 74kg[1][2]
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC
ポジション MF[2][3]
背番号 22
利き足 右足
ユース
日本の旗 さぎぬまSC
2006-2009 日本の旗 川崎フロンターレU-12
2010-2012 日本の旗 川崎フロンターレU-15
2013-2015 日本の旗 川崎フロンターレU-18
2016-2019 日本の旗 筑波大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2020-2021 日本の旗 川崎フロンターレ 50 (21)
2021- イングランドの旗 ブライトン 52 (10)
2021-2022 ベルギーの旗 ユニオンSG (loan) 27 (7)
通算 129 (38)
代表歴2
2021  日本U-24 3 (1)
2021-  日本 24 (8)
獲得メダル
サッカー
ユニバーシアード
2017 台北 男子
2019 ナポリ 男子
アジア競技大会
2018 ジャカルタ サッカー
1. 国内リーグ戦に限る。2024年6月21日現在。
2. 2024年10月17日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

三笘 薫(みとま かおる、1997年5月20日 - )は、神奈川県川崎市宮前区出身のプロサッカー選手プレミアリーグブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属。ポジションはミッドフィールダー[2][4]日本代表

「三」と誤って表記されることがあるが、正しくは竹冠の「三」が正しい。兄は俳優ファッションモデル結木滉星[5]

幼少期

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兄の影響でサッカーを始める[6]。所属する小学校のグラウンドで活動するクラブさぎぬまSCでプレーしたのち川崎フロンターレU-10に加入した。高校卒業まで川崎の下部組織に所属[7]。トップチームへの昇格も打診されていたが、まだプロで活躍できる確信が持てないという理由から高校卒業時点でのトップ昇格は断り、スポーツ推薦で筑波大学体育専門学群へ進学[8]

筑波大学

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大学2年時の2017年6月21日、天皇杯2回戦・ベガルタ仙台戦で2得点を挙げ勝利に貢献した[9]。同年8月にはユニバーシアード日本代表に選出され、台北で行われた2017年夏季ユニバーシアードで金メダルを獲得。同年9月、川崎フロンターレの特別指定選手に承認され、選手登録された[10]。2018年7月、2020年シーズンから川崎への加入内定が発表された[11]。2018年、2019年も特別指定選手として川崎に選手登録され、2019年9月8日、ルヴァンカップ・準々決勝第2戦の名古屋グランパス戦でトップチームデビュー[12]

クラブ経歴

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川崎フロンターレ

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川崎フロンターレへの加入内定が発表されたのは筑波大3年時の2018年7月13日のことで加入は2020年シーズンから[13]。川崎の選手としての公式戦デビューは筑波大4年時に特別指定[14]されて臨んだ2019年9月8日のルヴァンカップ準々決勝第2戦の名古屋戦で後半86分からの出場だった[15]。なお、2018年8月10日にも背番号34番として特別指定されている[16]。2020年に川崎フロンターレに入団。2月22日、開幕戦のサガン鳥栖戦で途中交代しプロとしてデビューした[17]。プロでの初ゴールは2020年7月26日、第7節・湘南ベルマーレ戦でのこと[18]。同試合から8月20日の第11節・セレッソ大阪戦までの期間で公式戦5試合連続ゴールを記録した[19]。10月14日、サンフレッチェ広島戦では新人史上5人目となる2桁得点を記録[20]。最終的には13得点12アシストを記録し[21]、ベストイレブン、投票数では最優秀選手を上回る活躍[22]で川崎のJ1リーグと天皇杯優勝の2冠達成に貢献した。2021年2月20日に行われたゼロックススーパーカップの試合では2得点を決めた[23]

ブライトン

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2020年東京オリンピック終了後の2021年8月10日にイングランドプレミアリーグブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに完全移籍[24][25]。移籍金は、Jリーグから海外に渡ったケースでは史上最高額となる推定300万ユーロ(約3億9000万円)。しかしA代表経験がないことからイギリスの労働許可証が発給されないため、ベルギー・ファースト・ディビジョンA所属のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍[26]

ユニオンSG(期限付き)

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2021年9月12日、第7節のヘンク戦で移籍後初出場を果たした[27]。9月21日、ベルギー・カップの5回戦で初先発し、移籍後公式戦初得点をマーク。10月16日の対RFCスラン戦では、2点ビハインドに加えて1人少ない状況で後半から出場し、ハットトリックを達成しチームを逆転勝利へと導いた[28][29]

ブライトン復帰

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2022年夏から、所属元のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンに復帰することが発表された[30]。7月16日、プレシーズンマッチのエストリル戦で後半開始から出場。後半20分にブライトンデビュー戦でのゴールを決めた[31]。8月13日、第2節のニューカッスル・ユナイテッド戦の後半74分にプレミアデビューを果たす[32]。10月29日、プレミアリーグ第14節チェルシー戦でプレミア初先発すると、開始5分にドリブルでペナルティエリア内に侵入し、相手の間を抜く絶妙なラストパスで、加入後初アシストを決めた[33]。11月5日、プレミアリーグ第15節ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦で前半44分にプレミア初ゴールを決める[34]。12月31日に行われた、アーセナル戦で通算2得点目となるゴールを決め、このゴールがクラブ月間最優秀ゴール賞に選出された[35]

2023年1月14日、プレミアリーグ第20節のリヴァプール戦では、3-0の勝利に貢献。この活躍によってプレミアリーグ第20節におけるベストイレブンに選出された[36]。1月21日、プレミアリーグ第21節のレスター・シティ戦では、前半27分に味方から受けたボールを自らのドリブルでペナルティアークの手前に入り込み、ゴール右上隅に鮮やかなミドルシュートを決めた。この試合でプレミアリーグにおいては自身初のMOMに選出され、2週連続の週間ベストイレブンに輝いた[37][38][39]。1月29日、FAカップ4回戦でリヴァプールと対戦。三笘は左サイドハーフで公式戦7試合連続先発出場を果たすと、1−1で迎えたアディショナルタイムの92分に決勝ゴールを決めた。決勝ゴールは、山なりのクロスを右足のアウトサイドでトラップし、ボレーシュートを打つと見せかけフェイントでDFを外し、再度ボールを浮かせて、そのまま右足アウトサイドキックで決めたもので、英メディアでも魔法のようだと絶賛された[40][41]。2月4日、プレミアリーグ第22節ボーンマス戦では、終了間際の87分にヘディングで決勝ゴールを挙げた。3月4日、プレミアリーグ第26節ウェストハム戦、1アシスト1ゴールを挙げる[42]。3月4日に行われた第23節のウェストハム戦にて味方のクロスにファーで待っていた三笘は絶妙な動き出しを見せ右足アウトシュートでゴールに流し込んだ。三笘はこの得点で今季のプレミアリーグ得点数を6とした。これでマンチェスター・ユナイテッド時代の香川真司レスター時代の岡崎慎司が持つ日本人選手のプレミアリーグ1シーズン最多得点記録に並んだ[43]

3月19日、FAカップで今季公式戦9ゴール目を決め、チームの4強進出に貢献。 FAカップの公式ツイッターから、4強入りを果たしたチームの“顔”として選出された[44]。4月1日に行われた第29節のブレントフォード戦ではループシュートを決めて今季のプレミアリーグ得点数を7とし、日本人選手のプレミアリーグ1シーズン最多得点記録を更新した[45]

2023-24シーズンもレギュラーとして出場。8月15日に行われたリーグ第2節のウルヴァーハンプトン戦でシーズン初ゴールを決めると、その得点が9月15日に8月のプレミアリーグ月間最優秀ゴール賞に選出された[46]。しかし、12月21日のリーグ第18節のクリスタル・パレスFCを最後に腰の怪我で欠場が続き、2024年2月に監督のロベルト・デ・ゼルビが会見で三笘が腰の怪我で残りのシーズンの試合出場が無理な事を明かした[47]

代表経歴

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2021年7月、2021年に行われる東京オリンピックU-24サッカー日本代表に選出された[48]。8月6日の3位決定戦のU-24メキシコ戦では後半33分に1点を返すゴールを決めるも、チームは1-3で敗れ4位に終わった[49][50]

2021年11月、2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選に向けた日本代表に初選出された[51]。11月17日、同予選のオマーン戦で後半から途中出場し、決勝点となる伊東純也のゴールをアシストした[52]

2022年3月25日、アウェーのオーストラリア戦では途中出場から決勝ゴールを含む2得点を決める活躍でワールドカップ出場に貢献した[53]

2022年11月1日、2022カタールW杯に臨む日本代表に選出された[54]グループリーグ全3試合に出場。第3戦目のスペイン戦では、後半6分に堂安律が右サイドからグラウンダーのクロスを上げ、そのボールが逆サイドに流れてボールがラインを割る寸前で三笘が折り返し、そのボールを田中碧が押し込んだ。ボールがラインを割った可能性について2分間VARのチェックが入り、その結果得点が認められ田中の逆転ゴールをアシスト、チームは勝利し1位通過でグループステージを突破した。この得点は「三笘の1ミリ」として、日本国内だけでなく世界的にも話題を集め、最終的にはFIFAが公式サイトで説明を行った[55]決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦。延長戦の後のPK戦でキッカーを務めたが、南野拓実吉田麻也と同じく失敗、敗戦しベスト16で大会を終えた[56]。この大会では全4試合に出場。スタメン出場は無かったが、全試合で途中出場から流れを変える活躍をしてベスト16進出に貢献した。冨安健洋田中碧前田大然と共にイギリスBBCによるGLベストイレブンにも選ばれた[57]

2024年1月1日、アジアカップ2023に臨む日本代表メンバーとして選出された[58]。なお、12月21日に行われたプレミアリーグ第21節のクリスタル・パレスFC戦にて左足首を負傷し全治4~6週間と診断された後の招集であり[59]、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督はこの招集に驚きを示した[60]。大会期間中もリハビリを継続していたが、初戦のベトナム戦後に全体練習に初参加した[61]。決勝トーナメント1回戦のバーレーン戦で後半22分から途中出場しアジアカップデビューを果たした[62]。準々決勝のイラン戦でも後半22分から途中出場したが、後半アディショナルタイムに逆転を許して敗退した[63]。前述の怪我の影響もあり、大会を通して2試合の途中出場に留まった。

2024年9月5日、2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選の中国戦でアジアカップ2023以来となる出場を果たした。前半終了直前に433日ぶりのゴールを決め、チームを大勝に導いた。[64]

プレースタイル

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左サイドハーフを主戦場とするが[65][66]左ウイング(左攻撃的ミッドフィールダー)[3]3トップの左フォワード左ウイングバックも務められ、更には左サイドバックでのプレー経験まである[67][68]。左サイドなら前線からディフェンスまで務められるユーティリティプレイヤー。

ドリブルの突破力に特徴があり、形勢不利な状況でも果敢にドリブルを試みる[69]。爆発的なスピードや派手なテクニックがなくとも、細かいタッチや緩急の変化で抜いていく様は「ヌルヌルドリブル」と表される[70][71]

川崎の鬼木達監督は「一気に0から100を出せる選手は一定数いるが、100から0に止まれる選手はなかなかいない」「彼のドリブルはぐっといこうとした瞬間に、相手が先に動いてしまうので、何もしない間に花道が開いている」と評価した[72]

元日本代表MF松井大輔は、三笘のドリブルについて「彼がずっとイメージしていた、相手をしっかりと置き去りにできるボールの持ち方、抜けるタイミングというのを本人がもう熟知している」と指摘。そのうえで、松井自身も得意とする“ドリブル”と「何が違うのか」について、「(自分と違って)三笘さんは足が速い。初速が違う。こういう風にしたら抜けるというのをずっと考えている。自分で作り上げた理論を持ってドリブルをする。理詰めのドリブルは彼にしかできない」と見解を述べている[73]

ドリブラーの永井雄一郎は三笘について「ファーストタッチからの入りが速い」「ボールの置き場所がいい」「フェイントを入れずスピードが落ちない」「姿勢が良く周りが見えている」と解説する[71]

同じくドリブラーの前園真聖は「右足のインステップ(甲)に近いアウトサイド(外側)でボールをこすりながら動かすことで、自然な足の動きのままボールに触ることができる」「ブラジルのネイマールなども同じようなドリブルをしているが、このボールタッチは技術的には非常に難しい」とみている[74]

2022年3月の時点で乾貴士から「三笘君は別格。ドリブルはレベルが違う。それだけじゃなくて、シュートもうまいし、パスもうまい。ベルギーからプレミアリーグみたいな高いレベルのリーグに早くステップアップしてほしいし、代表でもレギュラーに定着してもらいたいと思います。やっぱり先々を考えても三笘君がいると全然違うと思うんで、ホントに楽しみですね」[75] と評され、乾は本田圭佑のNowVoiceでの実況配信に登場した際に本田に「(三笘は)どこが凄いの?」と質問され「ボールタッチのセンスもめちゃめちゃある。センスだらけ。あの子はレベル違いますよ。曜一朗くらい」と絶賛し、柿谷曜一朗の名前を出されて、本田も「それはよほどやな」と述べた[76]。また、2023年に乾はJリーグ歴代ベストイレブンに三笘を選出している[77]

大学時代まではチャンスメーカーだったが、川崎では左サイドからゴール前へ切り込んでシュートを狙う形を磨き、ゴールスコアラーとしての能力が開花[78]。J1新人タイ記録の13得点、新人初の2桁得点・2桁アシストを記録した[79]。また、守備面での成長とチームへの貢献度も評価されている[80][81]

ヘディングは苦手とメディアの前でたびたび話しているが、プレミアリーグ初ゴールのウルヴァーハンプトン戦でのゴールやボーンマス戦でのゴール、更には3月に行われたキリンチャレンジカップでもヘディングによるゴールを決めている[82]

森保一監督率いる東京五輪代表や日本代表では、試合後半から投入する攻撃の切り札として起用されている[83]。森保は「彼自体が戦術」「個人で打開できる能力がある選手だからこそ、そこを託している」と期待している[84][85]

ワールドカップ2022後の新生森保ジャパンでは、英ブライトンでの活躍もあり、左サイドハーフ左ウイングで先発起用されている[86]

エピソード

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  • 小学生時代の憧れの選手は川崎フロンターレの中村憲剛。小学校の卒業文集に憧れのサッカー選手として中村の名をあげ、三笘がアカデミー所属時にトップチームの中村と手を繋ぎ公式戦に入場したり、プロとして川崎に加入後に中村の現役最後の得点をアシストした。
  • 1学年下の田中碧とは同じ小学校、中学校の出身。川崎市鷺沼で活動するサッカークラブさぎぬまSCと川崎フロンターレアカデミーで共にプレーした。三笘はフロンターレU18から大学に進学、田中碧はトップチームへ昇格したが、三笘が大学卒業後に川崎フロンターレに加入し再びチームメイトとなった[87]。2022年のカタールW杯では共に初めてW杯メンバーに選出された。スペイン戦で田中の得点を三笘がアシストし、幼馴染でW杯で共にプレーしゴールを演出するエピソードが話題を集めた[88]。このW杯の影響によりさぎぬまSCへの入団希望などの問い合わせが通常の10倍になった(他にも権田修一板倉滉がさぎぬまSC出身でカタールW杯に選出されている)[89]
  • 小学校時代は左サイドハーフの他、サイドバックトップ下ボランチなども務めていた。高校1年ではボランチやトップ下だったが、高校2年からサイドハーフとして定着した[67]
  • 少年時代には俳優松重豊が同じマンションで隣に住んでおり、松重宅のリビングのソファーでゲームをしながら母親の帰宅を待たせてもらっていた。2016年以降に双方とも引っ越したものの家族ぐるみの付き合いが続き、2022年のW杯カタール大会に三笘が代表選出された際には、松重が当時を懐かしみつつ大会での活躍を期待するエールを送った[90]
  • 川崎フロンターレU-10時代は飛び抜けた存在で、U-18でも攻撃の中心だったが、「1学年上の三好康児板倉滉の姿を見て、トップでやれる自信が決定的に足りなかった[91]」「長期的なビジョンでも自分やサッカーを見つめたかった」と高卒プロ入りを回避[92]関東大学リーグ2部(当時)の筑波大のプレースタイルや個々のレベルの高さに興味を持ち、練習に参加してみて大学進学を決めた[92]。川崎スカウトの向島建は「大学に行って、彼のスケールは間違いなく大きくなった。体つき、スピード感もそうだし、そのスピードの中での質が格段に上がりました」と評価している[93]。授業では運動生理学栄養学を学び、コンディション回復など、より論理的に身体に気を配るようになった[94]。卒業論文は「サッカーの1対1場面における攻撃側の情報処理に関する研究」と題し[95]、頭にGoProカメラを付けて抜けるドリブルの視線を分析した[96]。2022年ワールドカップ開幕前には、大卒プロ選手という欧州サッカー界では珍しい経歴が海外メディアで取り上げられた[97]
  • 2022年7月、大学時代から交際していた女性と結婚したことを公表[98]。夫人は後に陸上三段跳選手の剱持クリアであると報道された[99][100]
  • テレビ朝日で放送されたスーパー戦隊シリーズ快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーなどに主演した俳優の結木滉星は実の兄である[101]
  • ノースカロライナ・カレッジ(アメリカ)に所属する三浦成美とは実家が近く幼稚園も一緒の幼馴染であり[102]、三浦は「三笘家とカラオケに行くときのメインは君が代」だったことをTwitterで明かした[103]
  • transfermarktによる2023年12月22日の市場価格更新により、久保建英に次ぐ日本人選手で2番目の市場価値を記録した[104]
  • 2024年3月、文部科学省は2025年度から教育機関で使用される予定の教科書検定結果を公表。この中で中学用道徳などの教科書において、登場することが明らかになった[105]
  • 2024年6月、ゼロハリバートン ブランドアンバサダーに就任した[106]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2016 筑波大 20 - - - 1 0 1 0
2017 9 - - 4 2 4 2
2019 川崎 32 J1 0 0 1 0 - 1 0
2020 18 30 13 5 3 2 2 37 18
2021 20 8 - 0 0 20 8
ベルギー リーグ戦 リーグ杯ベルギー杯 期間通算
2021-22 サン=ジロワーズ 18 ジュピラー 27 7 - 2 1 29 8
イングランド リーグ戦 FLカップFAカップ 期間通算
2022-23 ブライトン 22 プレミア 33 7 3 1 5 2 41 10
2023-24 19 3 1 0 0 0 20 3
2024-25
通算 日本 J1 50 21 6 3 2 2 58 26
日本 - - 5 2 5 2
ベルギー ジュピラー 27 7 - 2 1 29 8
イングランド プレミア 52 10 5 1 5 2 62 13
総通算 129 38 11 4 14 7 154 49
  • 2017年 - 2019年は特別指定選手(2017年 - 2018年は公式戦出場無し)
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
UEFAUEFA EL
2023-24 ブライトン 22 6 0
通算 UEFA 6 0

タイトル

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クラブ

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筑波大学
川崎フロンターレ

代表

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ユニバーシアード日本代表
全日本大学選抜

個人

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代表歴

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出場大会

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試合数

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  • 国際Aマッチ 22試合 8得点(2021年 - )


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2021 1 0
2022 12 5
2023 5 2
2024 6 1
通算 24 8

出場

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No. 開催年月日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会
1. 2021年11月16日 オマーンの旗 マスカット スルタン・カーブース・スポーツコンプレックス オマーンの旗 オマーン ○1-0 森保一 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選
2. 2021年3月24日 オーストラリアの旗 シドニー スタジアム・オーストラリア オーストラリアの旗 オーストラリア ○2-0
3. 2022年3月29日 日本の旗 さいたま 埼玉スタジアム2002 ベトナムの旗 ベトナム △1-1
4. 2022年6月2日 日本の旗 札幌 札幌ドーム パラグアイの旗 パラグアイ ○4-1 国際親善試合
5. 2022年6月6日 日本の旗 新宿 国立競技場 ブラジルの旗 ブラジル ●0-1 キリンチャレンジカップ2022
6. 2022年6月10日 日本の旗 神戸 ノエビアスタジアム神戸 ガーナの旗 ガーナ ○4-1 キリンカップサッカー2022
7. 2022年6月14日 日本の旗 吹田 パナソニックスタジアム吹田 チュニジアの旗 チュニジア ●0-3
8. 2022年9月23日 ドイツの旗 デュッセルドルフ デュッセルドルフ・アレーナ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ○2-0 キリンチャレンジカップ2022
9. 2022年9月27日 エクアドルの旗 エクアドル △0-0
10. 2022年11月23日 カタールの旗 ドーハ ハリーファ国際スタジアム ドイツの旗 ドイツ ○2-1 2022 FIFAワールドカップ
11. 2022年11月27日 カタールの旗 ライヤーン アフメド・ビン=アリー・スタジアム コスタリカの旗 コスタリカ ●0-1
12. 2022年12月1日 カタールの旗 ドーハ ハリーファ国際スタジアム スペインの旗 スペイン ○2-1
13. 2022年12月5日 カタールの旗 アル=ワクラ アル・ジャヌーブ・スタジアム クロアチアの旗 クロアチア △1-1 (PK1-3)
14. 2023年3月24日 日本の旗 新宿 国立競技場 ウルグアイの旗 ウルグアイ △1-1 キリンチャレンジカップ2023
15. 2023年3月28日 日本の旗 大阪 ヨドコウ桜スタジアム コロンビアの旗 コロンビア ●1-2
16. 2023年6月15日 日本の旗 豊田 豊田スタジアム エルサルバドルの旗 エルサルバドル ○6-0
17. 2023年6月20日 日本の旗 吹田 パナソニックスタジアム吹田 ペルーの旗 ペルー ○4-1
18. 2023年9月9日 ドイツの旗 ヴォルフスブルク フォルクスワーゲン・アレーナ ドイツの旗 ドイツ ○4-1 国際親善試合
19. 2024年1月31日 カタールの旗 ドーハ アル・トゥマーマ・スタジアム バーレーンの旗 バーレーン ○3-1 AFCアジアカップ2023
20. 2024年2月3日 カタールの旗 ライヤーン エデュケーション・シティ・スタジアム イランの旗 イラン ●1-2
21. 2024年9月5日 日本の旗 さいたま 埼玉スタジアム2002 中華人民共和国の旗 中国 ◯7-0 2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選

代表での得点

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 大会
1. 2022年3月24日 オーストラリアの旗 シドニー スタジアム・オーストラリア オーストラリアの旗 オーストラリア ○2-0 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選
2.
3. 2022年6月2日 日本の旗 札幌 札幌ドーム パラグアイの旗 パラグアイ ○4-1 キリンチャレンジカップ2022
4. 2022年6月10日 日本の旗 神戸 ノエビアスタジアム神戸 ガーナの旗 ガーナ ○4-1 キリンカップサッカー2022
5. 2022年9月23日 ドイツの旗 デュッセルドルフ デュッセルドルフ・アレーナ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ○2-0 キリンチャレンジカップ2022
6. 2023年3月28日 日本の旗 大阪 ヨドコウ桜スタジアム コロンビアの旗 コロンビア ●1-2 キリンチャレンジカップ2023
7. 2023年6月20日 日本の旗 吹田 パナソニックスタジアム吹田 ペルーの旗 ペルー ○4-1
8. 2024年9月5日 日本の旗 さいたま 埼玉スタジアム2002 中華人民共和国の旗 中国 ◯7-0 2026 FIFAワールドカップ・アジア3次予選

出演CM

[編集]

脚注

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  1. ^ a b MF/FW 三笘 薫”. 日本サッカー協会. 2023年1月2日閲覧。
  2. ^ a b c d “三笘薫”. ゲキサカ. https://web.gekisaka.jp/player/?37426-37426-eup&code=mitoma 2023年11月21日閲覧。 
  3. ^ a b “KAORU MITOMA - PLAYER POSITION”. FOOTBALLCRITIC. https://www.footballcritic.com/kaoru-mitoma/player-positions/216078 2023年11月21日閲覧。 
  4. ^ “MF 三笘薫”. 超ワールドサッカー. https://web.ultra-soccer.jp/news/list?tag%5B%5D=720 2023年11月21日閲覧。 
  5. ^ SNSがざわつくカミングアウト「歴史的瞬間観れた!!」俳優結木滉星さんがTV番組で“三笘兄”であることを公表”. ゲキサカ. KODANSHA (2023年4月10日). 2023年4月10日閲覧。
  6. ^ 三笘薫さん(サッカー)インタビュー”. PLAYERS JAPAN (2018年12月25日). 2020年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月3日閲覧。
  7. ^ MF35/三笘薫選手”. 川崎フロンターレ (2020年). 2017年11月5日閲覧。
  8. ^ フロンターレ昇格を蹴って進学。筑波大・三笘薫、人生の選択について。”. Number Web. 文藝春秋 (2018年5月28日). 2018年8月14日閲覧。
  9. ^ “筑波大MF三笘薫、自陣から圧巻の独走ドリブル弾!! 2得点での勝利に「J1に勝てたのは非常に大きい」”. ゲキサカ. (2017年6月21日). https://web.gekisaka.jp/news/detail/?219377-219377-fl 2017年11月17日閲覧。 
  10. ^ 三笘薫選手JFA・Jリーグ特別指定選手承認のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2017年9月14日http://www.frontale.co.jp/info/2017/0914_2.html2017年11月17日閲覧 
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関連項目

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外部リンク

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