ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC | ||||
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原語表記 | Brighton & Hove Albion Football Club | |||
愛称 |
The Seagulls(シーガルズ) The Albion(アルビオン) | |||
クラブカラー |
青 白 | |||
創設年 | 1901年 | |||
所属リーグ | プレミアリーグ | |||
所属ディビジョン | 1部(2024-25) | |||
昨季リーグ順位 | 11位(2023-24) | |||
ホームタウン | ブライトン・アンド・ホヴ | |||
ホームスタジアム |
アメックス・スタジアム | |||
収容人数 | 30,750[1] | |||
代表者 | トニー・ブルーム | |||
監督 | ファビアン・ヒュルツェラー | |||
公式サイト | 公式サイト | |||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion Football Club ([ˈbraɪtən ... ˈhoʊv]) )は、イングランド・イースト・サセックスにあるブライトン・アンド・ホヴをホームタウンとする、イングランドプロサッカーリーグ(プレミアリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。愛称はシーガルズ(The Seagulls)。
ブライトンにヨーロッパ本部オフィスを置く[2]アメリカン・エキスプレスが、2013-14シーズンからユニフォームの胸スポンサーを務めている。
歴史
[編集]1901年に設立され[3]、当初はサザンフットボールリーグに所属した。クラブ創設時より青と白の縦縞のユニフォームを用いている。1910年、当時のフットボールリーグチャンピオンであったアストン・ヴィラを破り、チャリティーシールド(現FAコミュニティ・シールド)を獲得。これはクラブの唯一の国内タイトルである。1920年、フットボールリーグに新設されたサードディビジョンに参加した。
フットボールリーグ時代のトップディビジョンへの在籍経験は1979-80から1982-83シーズンまでの4期のみ。1983年のFAカップでは決勝に進出したが、マンチェスター・ユナイテッドに引き分け再試合の末に敗れ、準優勝となった。
2012-13シーズンにはフットボールリーグ・チャンピオンシップにて4位となり、昇格プレーオフ出場権を得たが準決勝で敗退した。しかし、2016-17シーズンに3試合を残してプレミアリーグ自動昇格の条件である2位以内を決めたことで、35年ぶり、プレミアリーグが創設されてから初めて1部昇格を決めた[4]。2017-18シーズンからプレミアリーグに所属している。
2022-23シーズン、最終節を前に6位以内が確定し、クラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグの出場権を手にした[5]。
2023-24シーズンは、MFアレクシス・マック・アリスター(リヴァプール)やMFモイセス・カイセド(チェルシー)をビッグクラブに引き抜かれ、MFソリー・マーチ、FWエヴァン・ファーガソン、DFペルビス・エストゥピニャン、MFジャック・ヒンシェルウッド、MF三笘薫など、昨季の躍進を支えた主力が長期離脱[6]。最終的に11位に終わり、シーズン限りでのロベルト・デ・ゼルビ監督の退任を発表した[7]。
2024年6月15日、ザンクト・パウリで指揮していたファビアン・ヒュルツェラーが監督に就任[8]。なお、ヒュルツェラーはプレミアリーグの監督として史上最年少(31歳、2024年6月現在)で就任した。
ダービーマッチ
[編集]最大のライバルはクリスタル・パレスFCである。両者の対戦は、ブライトンと南ロンドンを結ぶ道路から「M23ダービー」「A23ダービー」と呼ばれる[9]。
タイトル
[編集]国内タイトル
[編集]国際タイトル
[編集]- なし
過去の成績
[編集]シーズン | リーグ戦 | カップ戦 | リーグ杯 | 欧州カップ / その他 | 最多得点者 | ||||||||||
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ディビジョン | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | 選手 | 得点数 | |||||
2004-05 | チャンピオンシップ | 46 | 13 | 12 | 21 | 40 | 65 | 51 | 20位 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | アダム・ヴァーゴ | 8 | ||
2005-06 | チャンピオンシップ | 46 | 7 | 17 | 22 | 39 | 71 | 38 | 24位 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | コリン・カジム=リチャーズ | 6 | ||
2006-07 | フットボールリーグ1 | 46 | 14 | 11 | 21 | 49 | 58 | 53 | 18位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | フットボールリーグトロフィー | 準決勝敗退 (S) | ジェイク・ロビンソン | 12 |
2007-08 | フットボールリーグ1 | 46 | 19 | 12 | 15 | 58 | 50 | 69 | 7位 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | 準決勝敗退 (S) | ニッキー・フォースター | 19 | |
2008-09 | フットボールリーグ1 | 46 | 13 | 13 | 20 | 55 | 70 | 52 | 16位 | 1回戦敗退 | 3回戦敗退 | 準決勝敗退 (S) | 16 | ||
2009-10 | フットボールリーグ1 | 46 | 15 | 14 | 17 | 56 | 60 | 59 | 13位 | 4回戦敗退 | 1回戦敗退 | 2回戦敗退 (S) | 16 | ||
2010-11 | フットボールリーグ1 | 46 | 28 | 11 | 7 | 85 | 40 | 95 | 1位 | 5回戦敗退 | 1回戦敗退 | 1回戦敗退 (S) | グレン・マレー | 22 | |
2011-12 | チャンピオンシップ | 46 | 17 | 15 | 14 | 52 | 52 | 66 | 10位 | 5回戦敗退 | 3回戦敗退 | アシュリー・バーンズ | 14 | ||
2012-13 | チャンピオンシップ | 46 | 19 | 18 | 9 | 69 | 43 | 75 | 4位 | 4回戦敗退 | 1回戦敗退 | クレイグ・マッケイル=スミス | 11 | ||
2013-14 | チャンピオンシップ | 46 | 19 | 15 | 12 | 55 | 40 | 72 | 6位 | 5回戦敗退 | 1回戦敗退 | レオナルド・ウジョア | 16 | ||
2014-15 | チャンピオンシップ | 46 | 10 | 17 | 19 | 44 | 54 | 47 | 20位 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | ルイス・ダンク | 7 | ||
2015-16 | チャンピオンシップ | 46 | 24 | 17 | 5 | 72 | 42 | 89 | 3位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | トメル・ヘメド | 17 | ||
2016-17 | チャンピオンシップ | 46 | 28 | 9 | 9 | 74 | 40 | 93 | 2位 | 4回戦敗退 | 3回戦敗退 | グレン・マレー | 23 | ||
2017-18 | プレミアリーグ | 38 | 9 | 13 | 16 | 34 | 54 | 40 | 15位 | 6回戦敗退 | 3回戦敗退 | 14 | |||
2018-19 | プレミアリーグ | 38 | 9 | 9 | 20 | 35 | 60 | 36 | 17位 | 準決勝敗退 | 2回戦敗退 | 15 | |||
2019-20 | プレミアリーグ | 38 | 9 | 14 | 15 | 39 | 54 | 41 | 15位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | ニール・モペイ | 10 | ||
2020-21 | プレミアリーグ | 38 | 9 | 14 | 15 | 40 | 46 | 41 | 16位 | 5回戦敗退 | 4回戦敗退 | 8 | |||
2021-22 | プレミアリーグ | 38 | 12 | 15 | 11 | 42 | 44 | 51 | 9位 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | 9 | |||
2022-23 | プレミアリーグ | 38 | 18 | 8 | 12 | 72 | 53 | 62 | 6位 | 準決勝敗退 | 4回戦敗退 | アレクシス・マック・アリスター | 12 | ||
2023-24 | プレミアリーグ | 38 | 12 | 12 | 14 | 55 | 62 | 48 | 11位 | 5回戦敗退 | 3回戦敗退 | ヨーロッパリーグ | ベスト16 | ジョアン・ペドロ | 20 |
現所属メンバー
[編集]- プレミアリーグ2024-25 基本フォーメーション(4-2-3-1)
- 2024年4月22日現在
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、★はホーム・グロウン選手、☆は21歳以下の選手を示す。
リザーブチーム
[編集]注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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ローン移籍選手
[編集]- in
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
[編集]20世紀
- ジャック・ジョンストン 1901-1905
- フランク・スコット=ワトフォード 1905-1908
- ジャック・ロビンソン 1908-1914
- チャールズ・ウェブ 1919-1947
- トミー・クック 1947
- ドン・ウェルシュ 1947-1951
- ビリー・レーン 1951-1961
- ジョージ・カーティス 1961-1963
- アーチー・マコーレー 1963-1968
- フレッド・ゴールドウィン 1968-1970
- パット・サワード 1970-1973
- ブライアン・クラフ 1973-1974
- ピーター・トーマス・テイラー 1974-1976
- アラン・マレリー 1976-1981
- マイク・ベイリー 1981-1982
- ジミー・メーリア 1982-1983
- クリス・キャットリン 1983-1986
- アラン・マレリー 1986-1987
- ビリー・ルロイド 1987-1993
- リアム・ブレイディ 1993-1995
- ジミー・ケース 1995-1996
- スティーブ・グリット 1996-1998
- ブライアン・ホートン 1998-1999
- ジェフ・ウッド 1999
- マイキー・アダムズ 1999-2001
21世紀
- ピーター・ジョン・テイラー 2001-2002
- マーティン・ヒンシェルウッド 2002
- スティーヴ・コッペル 2002-2003
- マーク・マクギー 2003-2006
- ディーン・ウィルキンス 2006-2008
- マイキー・アダムズ 2008-2009
- ラッセル・スレイド 2009
- グスタボ・ポジェ 2009-2013
- オスカル・ガルシア 2013-2014
- サミ・ヒーピア 2014
- クリス・ヒュートン 2014-2019
- グレアム・ポッター 2019-2022
- アンドリュー・クロフツ 2022(暫定)
- ロベルト・デ・ゼルビ 2022-2024
- ファビアン・ヒュルツェラー 2024-
歴代所属選手
[編集]20世紀
- ジョン・ルイス 1906-1907
- ジャック・ホール 1906-1908
- ボビー・スミス 1964-1965
- ピーター・ワード 1975-1980, 1982
- ジョー・キニアー 1975-1976
- フィル・ビール 1975-1977
- マーティン・チバース 1979-1980
- ガリー・スティーブンス 1979-1983
- ジョー・コリガン 1983-1984
- ディーン・ソーンダース 1985-1987
- ジェリー・アームストロング 1986-1989
- アラン・カービシュリー 1987-1990
- トニー・メオラ 1990
- クレイヴ・ウォーカー 1990-1993
- アデ・アキンバーイ 1994
- ボビー・ザモラ 2000-2003
- アダム・ヴァーゴ 2000-2005
21世紀
- スティーブ・シドウェル 2002-2003
- ジョン・ピアーシー 2002-2004
- イヴァ・インギマルソン 2003
- レオン・ナイト 2003, 2003-2006
- クリス・イェルモ 2004
- ウェイン・ヘンダーソン 2005, 2006-2007
- コリン・カジム=リチャーズ 2005-2006
- ポール・マクシェーン 2005-2006
- ギャレス・バリー (ユース時代)
- マウリシオ・タリッコ 2010-2012
- ビセンテ・ロドリゲス 2011-2013
- ヴィターリス・マクシメンコ 2013-2015
- アレクシス・マック・アリスター 2019-2023
- アダム・ララーナ 2020-2024
- 三笘薫 2021-
- ジェイムズ・ミルナー 2023-
脚注
[編集]- ^ “Brighton ground at capacity – Barber”. BBC (21 March 2014). 5 February 2019閲覧。
- ^ First views of new Brighton HQ for American Express The Argus
- ^ “日本代表・三笘薫 ブライトン復帰 念願のプレミアでのプレーに喜び「夢のようだ」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2022年7月8日) 2022年12月24日閲覧。
- ^ 英2部ブライトンがプレミアリーグ昇格へ…リーグ最少失点誇る - サッカーキング、2017年4月18日
- ^ “クラブ史上初のEL出場ブライトン、快進撃をオーナー称賛 三笘らの引き抜きは「失ったとしてもあらゆるレベルで競争できる」|au Webポータル”. au Webポータル|最新のニュースをお届け! (2023年5月26日). 2023年5月26日閲覧。
- ^ “ブライトンがプレミア中位低迷の訳 攻撃力低下の要因を英指摘「最大の損失は三笘」(FOOTBALL ZONE)”. Yahoo!ニュース. 2024年5月30日閲覧。
- ^ “「三笘薫のケガがブライトン低迷のカギに」英メディアが指摘、残すリーグ屈指のスタッツとは? | Goal.com 日本”. www.goal.com (2024年5月19日). 2024年5月30日閲覧。
- ^ Inc, SEESAW GAME (2024年6月16日). “プレミア史上最年少指揮官が誕生! ブライトンが“31歳”ヒュルツェラー氏の監督就任を発表”. サッカーキング. 2024年6月15日閲覧。
- ^ “強烈なライバル関係にあるパレスとブライトン。“M23ダービー”で鎌田と三笘の日本人対決が実現か。英国人記者が見た「いかに嫌いなのかが伝わってきた」光景とは?【現地発】 | サッカーダイジェストWeb”. www.soccerdigestweb.com. 2024年12月6日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式
- 公式ウェブサイト
- ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC (officialbhafc) - Facebook
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