コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

バーンリーFC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バーンリーFC
原語表記 Burnley Football Club
愛称 The Claretsクラレッツ(濃い赤紫色)
Longsiders
The Pride Of Lancashire
クラブカラー     赤紫
    空色
創設年 1882年
所属リーグ EFLチャンピオンシップ
所属ディビジョン 2部(2024-25
昨季リーグ順位 19位(2023-24
ホームタウン バーンリー
ホームスタジアム
ターフ・ムーア
収容人数 21,944[1]
代表者 イングランドの旗 アラン・ペース
監督 イングランドの旗 スコット・パーカー
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

バーンリー・フットボール・クラブ(Burnley Football Club、イギリス英語発音: [ˈbɜːrnli])は、イングランド北西部・ランカシャーバーンリーをホームタウンとするサッカークラブ。2024-25シーズンからはEFLチャンピオンシップに加盟している。

チャールズ3世がバーンリーのファンであることを公言している[2]

歴史

[編集]

1部リーグ優勝2回、FAカップ優勝1回を成し遂げた古豪である。2008-09シーズンのカーリングカップではアーセナルに勝利している。このシーズンはフットボールリーグ・チャンピオンシップで5位となり、2009年5月、シェフィールド・ユナイテッドとの昇格プレーオフに勝利し、34年ぶりのトップリーグ復帰を果たした。2009-10シーズンの第2節には王者マンチェスター・ユナイテッドから大金星を奪うなど、序盤はホームゲームで圧倒的な強さを誇ったが、徐々に失速。シーズン途中には指揮官であるオーウェン・コイルをボルトン・ワンダラーズに奪われ、ホームでも大敗することが増え、1シーズンでの降格が決まった。

2012年9月にショーン・ダイチが監督に就任した。就任2年目の2013-14シーズン、チャンピオンシップで2位となり、5シーズンぶりとなるプレミアリーグ昇格を果たす。しかし、翌2014-15シーズンは19位で再び降格となった。しかし2015-16シーズンはEFLチャンピオンシップ(2部相当)で1試合を残して、わずか1年でプレミアリーグ復帰を決めた[3]

2017-18シーズンにはショーン・ダイチ監督の元でプレミアリーグ7位と躍進した。

2018-19シーズン、クラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ予選に参加したが、プレーオフでオリンピアコスに敗れ本選出場は叶わなかった。

2020-21シーズン、リーグ18節リヴァプール戦に1-0で勝利し、68試合続いたリヴァプールのリーグ戦ホーム無敗記録を終わらせた。

2022年4月にショーン・ダイチが解任[4]。しかし、その効果はなく2021-22シーズンは18位に終わり2部降格に終わった。

2022年6月14日にRSCアンデルレヒトを率いていたヴァンサン・コンパニが監督に就任した。

2022-23シーズンは開幕から好調を維持し、第14節から首位を独走、4月7日のミドルズブラ戦で勝利し、7試合を残して1年でのプレミアリーグ復帰を決めた。さらに4月25日のブラックバーン戦の勝利で、2試合を残しEFLチャンピオンシップ優勝を決めた[5]

エピソード

[編集]

同じくフットボールリーグ初期からの参加で、ホームスタジアムが約25kmの距離にあるブラックバーン・ローヴァーズFCとの対戦はイーストランカシャー・ダービー(East Lancashire Derby)、コットンミルズダービー(Cotton Mills Derby)、あるいはエル・クラシコに倣ってランクラシコ(EL Lanclasico)と呼ばれ、サッカーファンの注目を集める一戦となっている。

クラブ各種記録

[編集]

最多得点勝利試合(リーグ)

最多失点敗戦試合(リーグ)

最多得点勝利試合(カップ)

最多失点敗戦試合(カップ)

タイトル

[編集]

国内タイトル

[編集]
  • フットボールリーグ(1部相当):2回
    • 1921-22, 1959-60
  • ディビジョン2/チャンピオンシップ(2部相当) : 4回
  • ディビジョン3(3部相当) : 1回
    • 1981-82
  • ディビジョン4(4部相当) : 1回
    • 1991-92

国際タイトル

[編集]
  • なし

過去の成績

[編集]
シーズン リーグ戦 カップ戦 リーグ杯 スーパー杯 欧州カップ / その他 最多得点者
ディビジョン 順位
1995-96 ディビジョン2 46 14 13 19 56 68 55 17位 1回戦敗退 2回戦敗退 フットボールリーグトロフィー 準々決勝敗退 カート・ノガン 26
1996-97 46 19 11 16 71 55 68 9位 3回戦敗退 2回戦敗退 2回戦敗退 ポール・バーンズ 25
1997-98 46 13 13 20 55 65 52 20位 1回戦敗退 2回戦敗退 準決勝敗退 アンディ・クック 20
1998-99 46 13 16 17 54 73 55 15位 1回戦敗退 1回戦敗退 1回戦敗退 アンディ・ペイトン 23
1999-00 46 25 13 8 69 47 88 2位 4回戦敗退 1回戦敗退 1回戦敗退 アンディ・ペイトン 27
2000-01 ディビジョン1 46 21 9 16 50 54 72 7位 3回戦敗退 2回戦敗退 アンディ・ペイトン 15
2001-02 46 21 12 13 70 62 75 7位 4回戦敗退 1回戦敗退 ギャレス・テイラー 16
2002-03 46 15 10 21 65 89 55 16位 準々決勝敗退 4回戦敗退 ギャレス・テイラー 17
2003-04 46 13 14 19 60 77 53 19位 5回戦敗退 3回戦敗退 ロビー・ブレイク 22
2004-05 チャンピオンシップ 46 15 15 16 38 39 60 13位 5回戦敗退 4回戦敗退 ロビー・ブレイク 13
2005-06 46 14 12 20 46 54 54 17位 3回戦敗退 3回戦敗退 アデ・アキンバイ 14
2006-07 46 15 12 19 52 49 57 15位 3回戦敗退 1回戦敗退 アンディ・グレイ 14
2007-08 46 16 14 16 60 67 62 13位 3回戦敗退 3回戦敗退 アンディ・グレイ 13
2008-09 46 21 13 12 72 60 76 5位 5回戦敗退 準決勝敗退 マーティン・ピーターソン 19
2009-10 プレミアリーグ 38 8 6 24 42 82 30 18位 4回戦敗退 3回戦敗退 スティーヴン・フレッチャー 12
2010-11 チャンピオンシップ 46 18 14 14 65 61 68 8位 5回戦敗退 4回戦敗退 クリス・イーグルス
ジェイ・ロドリゲス
15
2011-12 46 17 11 18 62 61 58 13位 3回戦敗退 4回戦敗退 ジェイ・ロドリゲス 21
2012-13 46 16 13 17 62 60 61 11位 3回戦敗退 3回戦敗退 チャーリー・オースティン 28
2013-14 46 26 15 5 72 37 93 2位 3回戦敗退 4回戦敗退 ダニー・イングス 26
2014-15 プレミアリーグ 38 7 12 19 28 53 33 19位 3回戦敗退 2回戦敗退 ダニー・イングス 11
2015-16 チャンピオンシップ 46 26 15 5 72 35 93 1位 4回戦敗退 1回戦敗退 アンドレ・グレイ 23
2016-17 プレミアリーグ 38 11 7 20 39 55 40 16位 5回戦敗退 2回戦敗退 サム・ヴォークス 12
2017-18 38 14 12 12 36 39 54 7位 3回戦敗退 3回戦敗退 クリス・ウッド 10
2018-19 38 11 7 20 45 68 40 15位 4回戦敗退 3回戦敗退 UEFAヨーロッパリーグ プレーオフ敗退 アシュリー・バーンズ
クリス・ウッド
13
2019-20 38 15 9 14 43 50 54 10位 4回戦敗退 2回戦敗退 クリス・ウッド 14
2020-21 38 10 9 19 33 55 39 17位 5回戦敗退 4回戦敗退 クリス・ウッド 12
2021-22 38 7 14 17 34 53 35 18位 3回戦敗退 4回戦敗退 マクスウェル・コルネ 9
2022-23 チャンピオンシップ 46 29 14 3 87 35 101 1位 準々決勝敗退 4回戦敗退 ネイサン・テラ 17
2023-24 プレミアリーグ 38 5 9 24 41 78 24 19位 3回戦敗退 4回戦敗退 ヤコブ・ブルーン・ラーセン 7
2024-25 チャンピオンシップ 46

欧州の成績

[編集]

現所属メンバー

[編集]

プレミアリーグ 2023-24シーズン 基本フォーメーション(4-3-3

2024年7月25日[6]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK イングランド ジェームズ・トラッフォード
2 DF アイルランド ダラ・オシェイ
5 DF ドイツ ヨルダン・バイヤー英語版 キャプテン
6 DF イングランド コンラッド・ジョナサン・イーガン=ライリー ()
7 MF アイスランド ヨーハン・グズムンドソン
8 MF イングランド ジョシュ・ブラウンヒル (副主将)
9 FW イングランド ジェイ・ロドリゲス ()
10 FW ベルギー マヌエル・ベンソン ()
11 MF イングランド スコット・トワイン英語版
13 FW オランダ ボウト・ベグホルスト
14 DF ウェールズ コナー・ロバーツ
15 FW イングランド ネイサン・レドモンド ()
16 MF ノルウェー サンデル・ベルゲ
17 FW 南アフリカ共和国 ライル・フォスター
18 DF スウェーデン ヒャルマル・エクダル
19 FW モロッコ アナス・ザルリ ()
21 MF イングランド アーロン・ラムジー
21 DF アイルランド ルーク・マクナリー英語版
No. Pos. 選手名
22 DF ブラジル ヴィチーニョ
24 MF アイルランド ジョシュ・カレン ()
25 FW スイス ゼキ・アムドゥニ ()()
26 MF コートジボワール サミュエル・バスティアン ()
27 FW 北マケドニア ダルコ・チュルリノフ
28 DF ベルギー アミーン・アル=ダヒル ()
30 FW イタリア ルカ・コレオショ ()
31 MF ベルギー マイク・トレゾール・エンダイシミイェ ()
33 DF フランス マクシム・エステーヴ
42 MF フランス アン=ノア・マセンゴ
44 DF ベルギー ハンネス・デルクロワ ()
45 FW アイルランド マイケル・オバフェミ ()
47 FW フランス ウィルソン・オドベール
-- GK チェコ ヴァーツラフ・フラドキ英語版
-- DF オランダ シュランディ・サンボ ()
-- FW アイルランド ダラ・コステロー英語版
-- FW ベナン アンドレアス・ハウトンジ英語版 ()
-- DF ブラジル ルーカス・ピレス・シウヴァ

※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍選手

[編集]
in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名


歴代監督

[編集]

歴代所属選手

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Stadium Access Information”. Burnley F.C.. 24 September 2020閲覧。
  2. ^ チャールズ王太子、英2部バーンリーのファンと公言(ロイター)
  3. ^ バーンリーがプレミア復帰 来季放映権料は310億円超 残り2枠 - 2016年5月3日 スポーツニッポン
  4. ^ バーンリーがダイシ監督の解任を発表…残り8試合で降格圏の18位”. サッカーキング (2022年4月15日). 2022年4月15日閲覧。
  5. ^ co.,Ltd, FromOne. “バーンリー、2節を残して英2部優勝が決定!…コンパニ監督「何世代にも渡って語り継がれる」”. サッカーキング. 2023年4月27日閲覧。
  6. ^ Squad and Player Profiles | Burnley FC” (英語). www.burnleyfootballclub.comteams. 2024年7月25日閲覧。

外部リンク

[編集]